JP6324829B2 - 映像提供システムおよびプロラム - Google Patents

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Description

本発明は、多数の視聴者が視聴する映像を提供する技術に関し、より詳細には、視聴者の参加により、提供する映像を選択する映像提供システムおよびプログラムに関する。
情報処理技術およびコンピュータ・ハードウェア技術の進歩に伴い、映画館やシネコンなどで上映される映画についても、デジタル・コンテンツとして提供され、プロジェクタなどを通して上映される場合も増えてきている。また、映画館やシネコンなどの他にも、最近では、パーソナル・コンピュータに対し、コンテンツをストリーミングすることによってパーソナル・コンピュータの利用者に対して映画等のコンテンツを提供するサービスも可能となっている。
このような映像処理環境にあって、従来の映画は、定められたストーリーに沿って監督が出演者を演技させ、その演技を撮影し、ストーリーの最後まで連続した1つのコンテンツとして提供されている。ところで、近年、映画などがデジタル・コンテンツとして提供されるようになると、アナログ式の映像提供に比してより動的な映像提供が可能となる。このような映像提供として、例えば特開2011−124972号(特許文献1)には、ネットワークを介してデジタル・コンテンツを提供する際に、ユーザの端末から、ユーザの嗜好を示すデータを受信し、ユーザ毎に異なるコンテンツ・ストリームを提供するシステムが記載されている。
また、特開2010−088111号公報(特許文献2)には、視聴者毎に異なる映像を提供するストリーム提供方法が記載されている。
パーソナル・コンピュータなどにおいて1人のユーザが視聴する場合であれば、特定のユーザの嗜好に適合させてコンテンツを選択することも可能である。しかしながら、多数の視聴者が視聴する映画などのコンテンツの場合、多数の視聴が波コンテンツを共有しているので、個々のユーザの嗜好に適合してコンテンツ・ストリームを切替えるわけには行かない。このため、特許文献1に記載された技術は、映画など多数の視聴者が共有するコンテンツを視聴者参加型でストリーム制御を行うために直ちに使用する訳には行かない。
また、シネコンなどで個々人の嗜好や選択に応じて異なる映像を提供するストリーム提供技術は、テーマパークやゲームなどの個人の嗜好性の強いコンテンツ提供には向いていると言うことができるが、シアター・シネコンなどで上映される映画などの多数の視聴者を巻き込んだ形での視聴者参加型のストリーム提供には向かない。また、映画の他、各種イベントなどで視聴者参加型のコンテンツ展開を行うことでより視聴者の共感を得ながら全員を巻き込んでゆくと言うような目的に向いてはいない。
特開2011−124972号公報 特開2010−088111号公報
本発明は、映画館、シネコン、各種イベントでスクリーンに投映される画像を視聴する多数の視聴者を巻き込んだ形でコンテンツの進行を選択する映像提供システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、多数の視聴者デジタルコンテンツをインタラクティブに表示させる映像提供システムであって、
視聴者に対しデジタルコンテンツを表示させるため、端末装置を動作させる誘導トリガ情報をネットワークまたは公衆電話網を使用して、多数の登録された情報に基づいて決定された前記視聴者の端末装置に送付する手段と、
前記誘導トリガ情報以後に前記視聴者の端末装置から送付される、前記デジタルコンテンツを修正するための応答として視聴者トリガを含む視聴者参加情報を受領して当該視聴者トリガよりも時間的に遅れて表示するべきデジタルコンテンツの内容を選択する手段と、
選択されたデジタルコンテンツによる映像を表示するための出力手段と
を備える映像提供システムが提供できる。
前記出力手段は、プロジェクタであり、前記選択は、提供する映像のシーンの選択により行われることができる。前記出力手段は、スピーカを含み、前記選択は、音声情報の選択とすることができる。
前記デジタルコンテンツは、前記視聴者が送付した音声情報を重畳して提供するようにして選択することができる。前記デジタルコンテンツは、現在提供されている映像に時間および映像が同期し、さらに他の映像を重畳する、プロジェクション・マッピングとして選択することができる。
本発明の第2の態様では、多数の視聴者デジタルコンテンツをインタラクティブに表示させるため情報処理装置が実行可能なプログラムであって、情報処理装置が、
視聴者に対しデジタルコンテンツを表示させるため、端末装置を動作させる誘導トリガ情報をネットワークまたは公衆電話網を使用して、多数の登録された情報に基づいて決定された前記視聴者の端末装置に送付するステップと
前記誘導トリガ情報以後に前記視聴者の端末装置から送付される、前記デジタルコンテンツを修正するための応答として視聴者トリガを含む視聴者参加情報を受領して当該視聴者トリガよりも時間的に遅れて表示するべきデジタルコンテンツの内容を選択するステップと、
選択されたデジタルコンテンツによる映像を表示させるステップと
を実行するプログラムが提供される。
本発明では、前記デジタルコンテンツを、シーンの選択、視聴者から送付される音声情報の選択、またはプロジェクション・マッピングするべき映像の選択、またはこれらの組み合わせとして選択するステップを含むことができる。
本発明によれば、映画館、シネコン、各種イベントで大型のスクリーンに投映される画像を視聴する多数の視聴者を巻き込んだ形で提供するコンテンツの進行を選択する映像提供システム及びプログラムが提供できる。
本実施形態の映像提供システム100の実施形態を示す図。 本実施形態のコラボレーション・サーバ106の機能ブロックを示した図。 本実施形態のコンテンツ・サーバ105の機能ブロックを示す図。 図2で説明した視聴者管理部203が作成するユーザ・データベースの実施形態を示す図。 本実施形態のメインストリーム・コンテンツ500におけるトリガ登録形態およびデコードするべきシーンとして使用する情報の実施形態を示す図。 本実施形態の映像提供システム100が実行する処理のフローチャート。 本実施形態で使用するシーンのデータ構成を示した図。 本実施形態の映像提供システム100が提供する映像コンテンツ800の実施形態を示す図。
100 :映像提供システム
101 :スクリーン
102、103 :プロジェクタ
104 :スピーカ
105 :コンテンツ・サーバ
106 :コラボレーション・サーバ
107 :ネットワーク(公衆電話網)
108 :携帯端末
201 :インタフェース部
202 :ウェブ・サーバ部
203 :視聴者管理部
204 :音声処理サーバ部
205 :参加情報解析部
206 :トリガ抽出部
207 :レスポンスログ・データベース
301 :インタフェース部
302 :デコーダ
303 :シーケンサ
304 :バッファ
305 :バッファ
306 :デコーダ
308、309 :データベース
以下、本発明を、実施形態を以て説明するが本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の映像提供システム100の実施形態を示す。図1に示した映像提供システム100は、例えばシアター、シネコン、イベント会場と言った多数の視聴者が視聴する空間に設置することができる。映像提供システム100は、スクリーン101に対してプロジェクタ102、103からスクリーン101に対して映像を投映して、スクリーン101上に映像を投映して多数の視聴者の視聴を可能としている。
スクリーン101の近傍には、スピーカ104が設置されており、プロジェクタ102、103から投映される映像に同期した音響を空間内に送付する用にされている。なお、図1に示したスピーカ104は、2台に限られるものではなく、必要に応じて左右に4台、6台、8台というように空間の大きさや提供するべき音源の相違に対応して適宜設置することができる。例えば、2台を、プロジェクタ102、103から投影されるコンテンツに同期してエンコードされた音響を発生させるために使用し、他の2台を、後述する視聴者参加を可能とするためにIVRが受信した音声データをリアルタイムで再生するために使用することができる。
また、図1に示した実施形態は、説明の目的でプロジェクタ102、103として2台使用するものとして説明するが、プロジェクタが独立した映像をデュアル投映できる構成のものであれば、プロジェクタを2台使用する必要は無いし、さらに多くのプロジェクタを使用することができる。プロジェクタ102、103は、例えばプロジェクタ102からの映像に対して、プロジェクション・マッピングを行うことにより、視聴者により送付された情報に応じて映像を変化させるために使用される。
映像提供システム100は、さらにコンテンツ・サーバ105と、コラボレーション・サーバ106とを含んで構成される。コンテンツ・サーバ105は、プロジェクタ102、103により投映するためのコンテンツおよびコンテンツのデコードシーケンスを制御する機能を備える。またコラボレーション・サーバ106は、ウェブ・サーバおよび音声処理(IVR)サーバの機能を備えていている。コラボレーション・サーバ106は、ネットワークまたは公衆電話網107を介して空間内で映像を共有している視聴者からの携帯電話、スマートホン、タブレット端末などの携帯端末108から視聴者が送付するユーザ情報、視聴者参加情報、音声情報などを処理する。なお、以下ネットワーク107は、有線・無線のTCP/IPプロトコルを使用した通信の他、公衆電話網を使用した音声通話またはデータ通信のいずれかまたは両方を含むものとして説明する。
コラボレーション・サーバ106は、視聴者からの応答に対応してコンテンツ・サーバ105の映像デコード順を修正したり、追加の音声情報をスピーカ104から生成させたりする機能を備えている。なお、コンテンツ・サーバ105と、コラボレーション・サーバ106とを分離した構成として図1に示すが、本実施形態では、機能的な構成を明確にする目的で分離したサーバとして説明するものであって、情報処理装置の能力が十分である限り、分離した構成とすることなく、単一のサーバ装置上に複数の機能を搭載することができる。
図2は、本実施形態のコラボレーション・サーバ106の機能ブロックを示した図である。コラボレーション・サーバ106は、図2に示すようにインタフェース部201と、ウェブ・サーバ部202と、音声処理サーバ部204とを含んで構成されている。ウェブ・サーバ部202は、HTTPプロトコルを介してネットワーク107を介して視聴者が送付するユーザ情報や、スマートホンなどで機能する専用アプリケーション(以下、単にスマホアプリとして参照する。)を介して送付される視聴者参加情報を受領して、ユーザ情報、使用端末形態、参加態様その他の情報を視聴者管理部203に登録する機能を有している。
視聴者参加情報には、視聴者がコンテンツを修正するためのキーワードやコマンドなどとして構成することができる視聴者トリガを含み、音声コールの場合には、視聴者の音声通話情報を含む。
音声処理サーバ部204は、いわゆるIVR機能を備えており、視聴者参加情報が音声情報の場合、音声情報を参加情報として参加情報解析部205に送付する。また特定の実施形態では、受信した音声コールの音声情報を、そのままコンテンツ・サーバ105に送付してスピーカ104から発生させ、デコードしたデジタル・コンテンツの音声情報と重畳して、あたかも音声コールを送付した参加者がコンテンツに初めから居たように、当該空間に臨場している視聴者にその音声コールをフィードバックさせている。
視聴者管理部203は、予めネットワーク107を介して送付された視聴者のユーザID、必要に応じてパスワード、端末形態、参加態様などの情報を収集し、ユーザ・データベース(図示せず)に登録する機能を備えている。また、ウェブ・サーバ部202、音声処理サーバ部204が、参加情報を受信した時に、視聴者の参加態様に対応した処理を参加情報解析部205に実行させる機能を備えている。
さらに、コラボレーション・サーバ106は、視聴者から送付された視聴者参加情報を解析する、参加情報解析部205と、トリガ抽出部206とを含んで構成されている。参加情報解析部205は、視聴者から送付された参加情報が、音声情報であるか、またはスマホアプリからのコマンドであるかを判断し、視聴者の参加形態に応じて視聴者参加情報をデコードし、視聴者参加の態様に応じたトリガ抽出部206に視聴者参加情報に予め設定した視聴者トリガが含まれているか否かを判断する。
視聴者トリガが含まれていなければ、コンテンツ・サーバ105に対して特段の指令を行うことをしない。また、視聴者参加情報に予め設定した視聴者トリガが含まれていると判断した場合、コンテンツ・サーバ105に対して指令を送付し、コンテンツ・サーバ105がデコードするデジタル・コンテンツのデコード順を切替えたり、デジタル・コンテンツの映像部分と音声部分とを分離し、映像部分のみをデコードし、当該部分を他の音声情報に置き換える、プロジェクション・マッピングを行う、または他の音声情報と重畳したりすることで、映像上および音声上の視聴者参加を可能としている。
さらにコラボレーション・サーバ106は、レスポンスログ・データベース207を管理している。レスポンスログ・データベースは、その回の上映ばかりではなく、過去に行った同一の動画またはイベントにおける視聴者参加の履歴を、ユーザ情報、ユーザ属性、上映時間、上映地域などと対応づけて視聴者参加の状態を登録する。視聴者参加の状態としては、例えばシーンの選択、音声情報の種類、スマホアプリからの指令の種類などを挙げることができ、コラボレーション・サーバ106は、これらをレスポンスログとして蓄積する。
本発明の態様においては、コラボレーション・サーバ106は、レスポンスログを解析し、当該上映またはイベントにおいて参加者の多くが共感するシーンや映像を選択し、コンテンツ内容を学習してコンテンツ・サーバ105に表示させることができる。さらにレスポンスログ・データベース207に集積されたレスポンス情報は、以後のコンテンツ作成のためのビッグデータとして使用することができる。
図3は、本実施形態のコンテンツ・サーバ105の機能ブロックを示す。コンテンツ・サーバ105には、コラボレーション・サーバ106から、視聴者トリガおよび存在する場合には、IVRが受信した音声信号が送付される。コンテンツ・サーバ105は、これらの信号を処理するためのインタフェース部301と、デコーダ302と、コンテンツ・シーケンサ303と、トリガ・バッファ305とを備えている。
以下、視聴者からの参加情報を受領した上流側の処理部からその機能を説明する。トリガ・バッファ305は、参加情報に含まれていた視聴者トリガをバッファリングする機能を備えている。なお、シーンとは、複数のシーン、複数のGOP(Group of Picture)などから構成される、メインストリーム・コンテンツ内で一定の意味または属性を提供する時系列的な映像を意味する。
コンテンツ・サーバ105は、視聴者参加情報中の視聴者トリガに対応して次のシーンとしてデコードするべき視聴者参加を可能とする映像を提供するためのコンテンツを、オプション・データベース309から予め読み出させる機能を備えている。コンテンツ・サーバ105は、映像を提供するためのメインストリーム・コンテンツを、コンテンツ・データベース308から読み出して、コンテンツ・バッファ304に格納する。コンテンツ・バッファ304に格納されたメインストリーム・コンテンツは、コンテンツ・シーケンサ303の指令に応じてデコーダ302へと送付され、プロジェクタ102からの投映を可能とされている。
また、コンテンツ・サーバ105は、トリガ・バッファ305内の視聴者トリガを判断して、視聴者に対してオプションを提供するため、後続する映像を提供するためのコンテンツをコンテンツ・バッファ304に読み込ませ、コンテンツ・シーケンサ303が読み出しを行うためのシーン順を登録した再生順テーブルを視聴者トリガに従って修正する。さらに必要に応じてコンテンツ・バッファ304は、読み出したシーンの映像部分情報と音声情報部分とを分離して、映像部分だけ、または音声部分だけを再生するようにシーンのコンテンツを修正する処理を行う。
この機能を提供するため、コンテンツ・サーバ105は、視聴者トリガの内容および対応する誘導トリガの内容で指定されるオプション・コンテンツを指定する識別値を、例えばルックアップ・テーブルなどを使用して決定する。その後、決定した識別値を使用して識別値で指定されるオプション・コンテンツをコンテンツ・バッファに読み込ませている。
コンテンツ・シーケンサ303は、再生順テーブルを参照し、再生順の若い順にシーンまたはコンテンツをデコーダ302に供給してデコードを開始させる。デコーダ302は、H264、MPEG4、その他ハイビジョン対応、4K対応、8K対応、3D対応の適切なデコード方式を使用して、送付されたシーン列を復号し、VGA、SVGA、XGAなどの適切な映像ドライバを介してプロジェクタ102にビデオ映像を供給している。
また、コンテンツ・サーバ105は、は、視聴者トリガに対応し、視聴者トリガが、例えばプロジェクション・マッピングを指令する場合には、プロジェクション・マッピングを行うためのシーンの再生順テーブルの該当するシーンの再生に同期してプロジェクション・マッピングのためのコンテンツを読み込ませ、当該プロジェクション・マッピング用のコンテンツをデコーダ306に送付してプロジェクタ103からの同期したプロジェクション・マッピングを可能とさせている。
図4は、図2で説明した視聴者管理部203が作成するユーザ・データベースの実施形態を示す。ユーザ・データベースには、ユーザを固有に識別するユーザ情報、ユーザのネットワーク情報、電話番号、アクセス種類などが登録されており、必要に応じて、ユーザがコンテンツの提供する誘導トリガに対してどのような反応を示したかを登録するリアクション情報を対応づけて登録することができる。
コラボレーション・サーバ106は、視聴者から最初にユーザ情報などの登録を受け、図4に示すユーザ・データベースに登録する。その後、メインストリーム・コンテンツに予め埋設したトリガタイミングが到来すると、参加させるべき視聴者をランダムまたはトリガに対して予め設定した属性情報を使用して参加させるべき視聴者を決定する。そして、コラボレーション・サーバ106は、決定した視聴者に対してトリガとして設定した情報を送付する。
視聴者は、当該トリガ情報に誘導されてスマホアプリのボタン、スクロールバーなどのGUIから参加情報をコラボレーション・サーバ106に送付する。他の実施形態では、視聴者はコラボレーション・サーバ106のIVR機能により着呼を受け、コラボレーション・サーバ106に対して音声コールを送付することで、視聴者からの参加情報を送付することができる。
コラボレーション・サーバ106は、視聴者からの参加情報を受領して、上述した処理を行うことで、音声・映像、音声映像両方、映像、プロジェクション・マッピングなどの形態で視聴者参加を可能としている。
図5は、本実施形態のメインストリーム・コンテンツ500におけるトリガ登録形態およびデコードするべきシーンとして使用する情報の実施形態を示す。メインストリーム・コンテンツは、複数のシーン列により構成されていて、各シーンには、ヘッダ情報またはメタ情報が付されていて、シーン順やそのトリガ属性、時間、対応オプション・コンテンツ識別値などが登録されている。シーンの特定の時間位置には、トリガポイントとなることが設定されており、設定したトリガポイントの位置に応じて異なるオプション・コンテンツが呼び出し可能とされている。
また、シーンには、単一のトリガポイントを設定することもできるし、複数のトリガポイントを設定することもでき、視聴者の応答の有無の時間位置により、呼び出すオプション・コンテンツを変更するように設定することができる。さらに、本実施形態では、デコードを行う際に、映像・音声の両部分をデコードするか、映像部分だけをデコードするか、または音声部分だけをデコードするかを設定することができる。この実施形態の場合、視聴者の参加情報に応じて、全く異なる映像を与えたり、同一の映像でも全く異なる音声情報を提供したりするなど、さらに視聴者参加の態様を多様化させることができる。
図6は、本実施形態の映像提供システム100が実行する処理のフローチャートである。図6の処理は、ステップS600から開始し、ステップS601で、メインストリーム・コンテンツ中のトリガポイントに達した時に、視聴者を決定し、適切な形式での誘導トリガを視聴者に送付する。ステップS602では、トリガ・バッファに視聴者から送付された参加情報に含まれた視聴者トリガが存在するか否かを判断する。
視聴者トリガが無い場合(no)、ステップS605でタイムアウトか否かを判断し、タイムアウトでない場合(no)、処理をステップS602に分岐させてさらに視聴者トリガの有無を確認する。一方、ステップS605でタイムアウトが満了した場合(yes)、このトリガは視聴者が寝ているとか、トイレに立っているとか、全く気がつかないなどの理由で、不発に終わったと判断し、処理をステップS606に分岐させて、メインストリーム・コンテンツのシーケンスのまま映像の提供をメインストリーム・コンテンツの終了まで継続する。
一方、ステップS602で、視聴者トリガが存在する場合(yes)、ステップS603で視聴者トリガのメディア属性および内容に対応するオプション・コンテンツを、オプション・データベース309から検索し、コンテンツ・バッファ304に読み込ませ、ステップS604で、コンテンツ・サーバ105は、再生順テーブルの再生順を修正することで、再生シーケンスを設定する。その後、ステップS606で、コンテンツ・シーケンサ303が次に再生するべきシーンを読み込んで、デコーダ302に送付し、指定された順でデコードを行い、ステップS607でプロジェクタへとビデオ信号を送付して映像再生を可能とする。なおこのとき、視聴者参加情報に応じて、音声情報や映像情報として投映した映像に重畳して視聴者に提供することで、単一の視聴者の参加を空間に存在する全部の視聴者に共有させることができる。
ステップS608では、視聴者参加情報中にさらに他のキーワードやコマンドと言った視聴者トリガを検索し、ステップS609で、視聴者トリガとして、シーン変更を要求する情報があるか否かを判断し、当該情報があれば(yes)、処理をステップS604に分岐させてシーケンスの変更を行い、視聴者参加を可能とする。一方、ステップS609で当該情報が無ければ(no)処理をステップS606に分岐させてシーン変更を行わず、映像のデコードを継続する。
以上の処理を使用することにより、視聴者を映像の進行に誘導し、かつそれを空間に存在する視聴者にあたかも当該視聴者が予め映画などの中に出演していたかのように演出することができ、さらにその感覚を視聴者全員に共有させることが可能となる。
図7は、本実施形態で使用するシーンのデータ構成を示した図である。シーンには、ヘッダ情報701と、複数のフレーム列として定義されるシーン内容702とを含んで構成することができる。ヘッダ情報701内には、メタ情報としてトリガポイントのタイマ時刻、トリガ種類、シーン番号などを設定することができる。シーン内容702で規定されるシーンの時間長が視聴者参加区間を定義する。当該時間長の間に音声・映像などの態様でオプション・コンテンツを同期重畳することにより、シーンの変更や音声変更、プロジェクション・マッピングによる映像変調などを行うことが可能となる。
図8は、本実施形態の映像提供システム100が提供する映像コンテンツ800の実施形態を示す。映像コンテンツ801は、メインストリーム・コンテンツ500のシーン・シーケンスを変えること無く、オプション情報として音声を変えたり、プロジェクション・マッピングを行ったりすることで、視聴者参加を可能とする実施形態であり、例えば、特定のイベントやコンサート会場などの映像・音楽などのコンテンツ提供のために使用することができる。
また映像コンテンツ802は、視聴者参加により、メインストリーム・コンテンツ500のシーケンスが置き換えられる実施形態である。シーンAで視聴者参加情報を受領すると、コンテンツ・サーバ105は、次のシーンを変更し、メインストリーム・コンテンツを変更する。そしてシーンBで、さらに他の視聴者参加情報を受領すると、その次のシーンを変えて映像を提供する。さらにシーンCで、さらに他の視聴者参加情報を受領してシーンのシーケンスを修正し、さらにシーンDでも視聴者参加情報に対応してシーンのシーケンスを修正して、映像の最後までこれを継続する。
なお、シーンA〜Dまでの間に視聴者参加情報を送付できる視聴者は同じでも良いし、異なっていても良い。またオプション情報は、音声情報としても良いし、プロジェクション・マッピングなどの映像情報としても良い。
以上の用に、本発明によれば、映画館、シネコン、各種イベントで大型のスクリーンに投映される画像を視聴する多数の視聴者を巻き込んだ形でコンテンツの進行を制御する映像提供システムおよびプログラムが提供できる。
これまで本発明につき、実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。

Claims (7)

  1. 多数の視聴者デジタルコンテンツをインタラクティブに表示させる映像提供システムであって、
    視聴者に対しデジタルコンテンツを表示させるため、端末装置を動作させる誘導トリガ情報をネットワークまたは公衆電話網を使用して、多数の登録された情報に基づいて決定された前記視聴者の端末装置に送付する手段と、
    前記誘導トリガ情報以後に前記視聴者の端末装置から送付される、前記デジタルコンテンツを修正するための応答として視聴者トリガを含む視聴者参加情報を受領して当該視聴者トリガよりも時間的に遅れて表示するべきデジタルコンテンツの内容を選択する手段と、
    選択されたデジタルコンテンツによる映像を表示するための出力手段と
    を備える映像提供システム。
  2. 前記出力手段は、プロジェクタであり、前記選択は、提供する映像のシーンの選択により行われる、請求項1に記載の映像提供システム。
  3. 前記出力手段は、スピーカを含み、前記選択は、音声情報の選択である、請求項1または2に記載の映像提供システム。
  4. 前記デジタルコンテンツは、前記視聴者が送付した音声情報を重畳して提供するようにして選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像提供システム。
  5. 前記デジタルコンテンツは、現在提供されている映像に時間および映像が同期し、さらに他の映像を重畳する、プロジェクション・マッピングとして選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像提供システム。
  6. 多数の視聴者デジタルコンテンツをインタラクティブに表示させるため情報処理装置が実行可能なプログラムであって、情報処理装置が、
    視聴者に対しデジタルコンテンツを表示させるため、端末装置を動作させる誘導トリガ情報をネットワークまたは公衆電話網を使用して、多数の登録された情報に基づいて決定された前記視聴者の端末装置に送付するステップと
    前記誘導トリガ情報以後に前記視聴者の端末装置から送付される、前記デジタルコンテンツを修正するための応答として視聴者トリガを含む視聴者参加情報を受領して当該視聴者トリガよりも時間的に遅れて表示するべきデジタルコンテンツの内容を選択するステップと、
    選択されたデジタルコンテンツによる映像を表示させるステップと
    を実行するプログラム。
  7. 前記デジタルコンテンツを、シーンの選択、視聴者から送付される音声情報の選択、またはプロジェクション・マッピングするべき映像の選択、またはこれらの組み合わせとして選択するステップを含む、請求項6に記載のプログラム。
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