JP6324038B2 - マルチパス接続を確立するための方法およびマルチホーム機器 - Google Patents

マルチパス接続を確立するための方法およびマルチホーム機器 Download PDF

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Description

本発明は、1つまたは複数の通信ネットワークを介した、第1のマルチホーム機器と第2のマルチホーム機器との間のデータ・パケットの送信に関する。
具体的には、本発明は、第1のマルチホーム機器と第2のリモートのマルチホーム機器との間の、IP(Internet Protocol)より上層のマルチパス伝送制御プロトコル(MPTCP:MultiPath Transmission Control Protocol、以下MPTCP)に従って動作するマルチパス接続の確立に関するが、これに限るものではない。MPTCPプトロコルは、2012年5月25日インターネット技術標準化委員会発行の「非特許文献1」に定義されている。
本発明の枠組みにおいては、以下のように理解されたい。
−「マルチホーム機器」とは、マルチパス・モードでリモートの通信機器(異なるタイプの場合もある)とデータ・パケットをやりとりできるように、各々が独自の通信アドレス(例えば、IPアドレス)を有する少なくとも2つの通信用インタフェース(有線および/または無線)を備える機器である。従って、マルチホーム機器は、固定電話もしくは携帯電話(「スマートフォン」タイプの場合もある)、固定型コンピュータもしくは携帯型コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、コンテンツ受信装置(例えば、デコーダ、住居用ゲートウェイ、またはSTB(Set−Top Box))、または、コンテンツサーバのようなある種のネットワーク機器を含むことができる。
−「通信経路」とは、2つの通信用インタフェース(機器ごとに1つ)によって2つの通信機器(マルチホーム機器の場合もある)を接続する経路であって、そのため通信経路は、2つの対応する通信用インタフェースの通信アドレスの対によって識別される。
−「サブフロー」とは、単一の経路上で動作するTCPパケットのフローであり、より規模の大きなMPTCP接続の一部を形成するものである。かかるサブフローは、正規TCP接続と同様に開始および終了する。
さらに、MPTCPプロトコルは、マルチパスTCPサービスを提供し、特にマルチホーム機器の複数のIPアドレスの同時使用をサポートする、正規のTCPプロトコルの拡張である。MPTCPプロトコルにより、元々は単一経路のTCP接続をサポートすべく設計された方法でありながらマルチホーム機器に対応する方法で、トランスポート接続が複数の経路を介して同時に動作することが可能となる。
第1のマルチホーム機器と第2のマルチホーム機器との間のMPTCP接続は、通常、主通信経路に関連付けられた主正規TCP接続、および1つまたは複数の補助TCP接続で構成される。
−この補助TCP接続は、主正規TCP接続にリンクされており、補助通信経路に関連付けられている。かかるMPTCP接続は、両端にあるアプリケーションへの単一のTCP接続のように見え続ける。さらに、既知のように、MPTCPプロトコルの実装をサポートできる(MPTCP対応とも言う)マルチホーム機器は、通常、主インタフェースとして割り当てられた1つの固定の通信用インタフェースを有し、それを使用してMPTCP接続を開始する。効率を良くするために、この主インタフェースは、第2のリモートのマルチホーム機器につながる利用可能な経路のうち、最速または最も信頼できる通信経路に接続されるべきである。
しかしながら、第1の機器と第2の機器との間の主経路が、一時的に切断される、またはMPTCP接続が開始されると異常に遅くなるというようなことが起こった場合、MPTCP接続の確立を遅らせる、または最悪の場合、MPTCP接続の確立の失敗につながる障害を伴い、かかるMPTCP接続の確立の遅延は長引くことになる。加えて、それにより、補助接続の確立も遅れる可能性がある。なぜなら、MPTCPプロトコルの要件が、主TCP接続が補助接続を開始する前に確立状態にあることを、指定しているからである。
原稿「複数のアドレスを有するマルチパス動作のためのTCP拡張」(A.Ford 他)
本発明は、上述の不利な点の少なくとも一部を克服する解決法を提案する。
この目的を達成するために、本発明は、少なくとも1つの通信ネットワーク内で、双方の機器がマルチパス・プロトコルをサポートできる第1の機器と第2の機器(例えば、マルチホーム機器)との間の複数の通信経路を介してマルチパス接続を確立するための方法に関する。
本発明によると、前記方法は、以下の連続するステップを含む点で注目に値する。
−第1の機器から、前記第1の機器と前記第2の機器との間の少なくとも2つの通信経路を介して、主接続確立要求を送信するステップ、
−第2の機器から、前記通信経路の1つを介して少なくとも1つの確認応答メッセージを受信するステップ、および
−第1の機器において、第2の機器からの前記少なくとも1つの確認応答メッセージの内の第1のメッセージを第1の機器が受信した通信経路を、主通信経路と決定し、前記主通信経路を介して前記マルチパス接続の主接続を確立できるようにするステップ。
従って、本発明により、第1のマルチホーム機器は、マルチパス接続確立時点で、最速の利用可能な経路を好適には自動的に発見し、その経路をマルチパス接続のための主経路と見なすことができる。その結果、マルチパス接続を確立するために要する時間を削減できる。
好適な一実施形態において、本方法はさらに以下のステップを含む。
−第1の機器から、前記決定した主通信経路を介して、第1のデータメッセージを伴う確認応答メッセージを送信するステップ、および
−第2の機器から、第1の機器と第2の機器との間に前記マルチパス接続の主接続を確立するための確立確認応答メッセージを受信するステップ。
第1の態様において、前記方法はさらに、第1の機器から、決定した主通信経路とは異なる補助通信経路の各々を介して、それらの補助通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求を送信するステップを含むことができる。
第2の態様において、前記方法はさらに以下のステップを含むことができる。
−第1の機器から、補助通信経路の少なくとも1つを介して補助接続確立要求を送信するステップ、
−第2の機器から、前記補助通信経路を介して少なくとも1つの確認応答メッセージを受信するステップ、および
−第1の機器から、前記補助通信経路を介して確認応答メッセージを送信するステップであって、それにより前記マルチパス接続の補助接続が前記補助通信経路を介して第1の機器と第2の機器との間に確立されるようにするステップ。
第3の態様において、前記方法はさらに以下のステップを含むことができる。
−第1の機器から、前記主通信経路を介して、第1の機器の可能な補助通信経路を表す情報メッセージを送信するステップ、
−第2の機器から、前記補助通信経路の少なくとも1つを介して補助接続確立要求を受信するステップ、
−第1の機器から、前記補助通信経路を介して少なくとも1つの確認応答メッセージを受信するステップ、および
−第2の機器から、前記補助通信経路を介して確認応答メッセージを送信するステップであって、それにより前記マルチパス接続の補助接続が、前記補助通信経路を介して第1の機器と第2の機器との間に確立されるようにするステップ。
有利なことには、前記主接続確立要求を、第1の機器から本質的に同時に送信することができる。
好適には、マルチパス・プロトコルは、インターネットプロトコルより上層のマルチパス伝送制御プロトコルである。
別の態様では、前記方法は、少なくとも1つの性能基準に従って、第1の機器と第2の機器との間の通信経路をリストアップするステップを含むことができる。
本発明はまた、少なくとも1つの通信ネットワーク内で、双方の機器がマルチパス・プロトコルをサポートできる前記第1のマルチホーム機器と前記第2のマルチホーム機器との間の複数の通信経路を介してマルチパス接続を確立するよう適合した第1の機器(例えば、マルチホーム機器)を対象とする。
本発明によると、前記機器は以下を備える。
−前記機器間の少なくとも2つの通信経路を介して、主接続確立要求を第2の機器に送信するよう構成された送信機、
−前記既知の通信経路の1つを介して、少なくとも1つの確認応答メッセージを第2の機器から受信するよう構成された受信機、
−第2の機器からの前記少なくとも1つの確認応答メッセージの内の第1のメッセージを前記第1の機器が受信した通信経路を、主通信経路と決定し、前記主通信経路を介して前記マルチパス接続の主接続を確立できるよう構成された推定器。
加えて、送信機は、決定した主通信経路とは異なる補助通信経路の各々を介して、それらの通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求を第2の機器に送信するようさらに構成されることが可能である。
開示する諸実施形態と同等範囲の特定の態様を、以下に説明する。当然のことながら、これらの態様は、単に読者に本発明が取ることが可能な特定の形態の簡単な要約を与えるために提示するものであって、これらの態様により本発明の範囲を限定しようとするものではない。実際、本発明は、以下に説明していない様々な態様を網羅することができる。
以下の実施形態および実行例によって、全く制限的ではないが、以下の添付図面を参照して、本発明をよりよく理解し例示することができよう。
本発明を実装可能な通信ネットワークの例の概略図である。 図1の通信ネットワーク内でクライアント機器とサーバとの間に正規TCP接続を確立するために実装される通常のステップを概略的に表す図である。 暗黙的な方法に従って、通信ネットワーク内でクライアント機器とサーバとの間のMPTCP接続を開始するために実装される通常のステップを示すフローチャートである。 明示的な方法に従って、通信ネットワーク内でクライアント機器とサーバとの間のMPTCP接続を開始するために実装される通常のステップを示すフローチャートである。 本発明による、マルチパス接続を確立するための方法の好適な一実施形態のステップを示す図である。 前記好適な実施形態による方法のフローチャートである。 図4に説明した方法を実装できる、本発明に適合する装置のブロック図である。
可能な限り、同一の参照番号が同図面全体を通じて同一または類似の部分を指すよう用いている。
好適な一実施形態によると、本発明をインターネットプロトコルの上層のマルチパス・プロトコルMPTCPに関して示している。当然、本発明はかかる特定の一実施形態に制限されるものではなく、もちろん他のマルチパス・プロトコルを考慮に入れ、実装することができる。
当該好適な実施形態において、通信ネットワークN(図1に表す)を介して互いに通信する2つのマルチホームおよびマルチアドレスの機器、各々クライアントCおよびサーバS、について考察する。
各機器CまたはSは、MPTCP対応であり、IPアドレスによって識別されるいくつかの接続用インタフェースを備える。図1〜図4の特定の例において、クライアントCおよびサーバSは、それぞれA1、A2およびB1、B2として参照される2つのインタフェースを有し、従って、クライアントCとサーバSとの間に最高4つまで異なる経路が存在し、それらは即ち、A1−B1、A1−B2、A2−B1、A2−B2である。言うまでもなく、変形例では、インタフェースの数が異なっていてもよい。
図1の例において、クライアントCはリモートのサーバSに、セルラーアクセスネットワークやASDLアクセスネットワークを介してインターネットを通じて到達することができる。セルラーアクセスネットワーク(例えば、3Gおよび/または4G)には、クライアントCが直接アクセスすることが可能だが、ADSLアクセスネットワークには、クライアントCはゲートウェイを介してアクセスすることが可能である。クライアントCは、かかるゲートウェイと、無線および/または有線のインタフェース(例えば、WiFi、イーサネット(登録商標)等)を介して通信することができる。
図2に示すように、クライアントCとサーバSとの間の単一経路のTCP接続の確立は、通常、3ステート接続プロトコルによって定義される(しばしば3ウェイハンドシェイクと呼ばれる)。
−第1のステートにおいて、クライアントCは、クライアントCが接続したいサーバSのポート番号およびクライアントの初期シーケンス番号(ISN)を特定する同期パケット(SYN)(接続確立要求に相当する)を、サーバSに送信する(図2の矢印1)。そして、クライアントCは、初期状態(SYN_SENT)となり、サーバSからの応答を待つ。2つの通信用インタフェースA1、A2およびB1、B2は、各機器S、Cに対して表したものである。
−第2のステートにおいて、サーバSは、サーバの初期シーケンス番号(ISN)およびクライアントのSYNパケットに対する確認応答パケット(ACK)(クライアントのISN+1を含み、SYNパケットは1つのシーケンス番号を消費している)を含む第1のタイプの確認応答パケット(SYN/ACK)を用いて応答する(矢印2)。この第2のステートにおいて、サーバSもまた初期状態(SYN_RCVD)となる。
−第3のステートにおいて、クライアントCは、サーバのISN+1を用いた第2のタイプの確認応答パケット(ACK)を、サーバSからのSYNパケットの受信に確認応答するために送信しなければならない(矢印3)。この第3のステートにおいて、クライアントCは接続確立状態に入り、クライアントCからACKパケットを受信すると、サーバSもまた、接続確立状態に入る。そして、TCP接続(図2のA2−B1)が完全にオープンとなる。
図3Aおよび図3Bは、マルチホームおよびMPTCP対応のクライアントCとマルチホームおよびMPTCP対応のサーバSとの間のMPTCP接続の確立を例示している。既知のように、かかる確立は以下の三段階から構成される。
−第1の段階(図3Aおよび図3Bの矢印1〜3によって表す)において、クライアントCは正規TCP接続を開始するが、送信されるSYN、SYN/ACK、およびACK+DATAのパケットはさらに、マルチパス対応オプション(MP_CAPABLE)を伴う。このオプションにより、補助TCP接続(またはサブフロー)の確立を認証するため、およびリモートのサーバSがMPTCPプロトコルをサポートしているかどうかをチェックするために使用される何らかの情報を、クライアントCおよびサーバSがやりとりすることが可能となる。
−第2の段階に(矢印4)において、MPTCP対応のサーバSは、クライアントCからの第2のタイプのACK+DATAパケットに、確立ACKパケットを用いて応答しなければならないが、その確立ACKパケットは、それがすぐに送信すべきデータを有しない場合には、データを含んでも含まなくてもよい。クライアントCは、再送信タイムアウト(RTO)内にかかる確立ACKパケットを受信しない場合、MP_CAPABLEオプションを含む確立ACKパケットを再送することになる。クライアント側のMPTCP接続は、この確立ACKパケットを待つ間、確立前の状態(PRE_ESTABLISHED)にある。好適には、サーバSから確立ACKパケットを受信すると、クライアントCは確立状態(ESTABLISHED)に変化する。
−第3の段階(図3Aの矢印5A、6A、7A、および図3Bの矢印5B、6B、7B、8によって表す)において、1つの新しいTCP接続またはいくつかの新しいTCP接続が作成され、第1の段階の終端に確立された主TCP接続にリンクされる。これらの補助TCP接続を確立するには、基本的に2つの主なプロシージャがある。
・1つは暗黙的プロシージャ(図3A)であって、これにおいては、クライアントCが、第2のIPアドレスA2からサーバの既知のIPアドレスB1への新しい補助TCP接続を開始する(矢印5A、6A、および7A)。
・1つは明示的プロシージャ(図3B)であって、これにおいては、クライアントCがサーバSに、MPTCP接続に利用可能なIPアドレス(この例では、A2)を提供し、それにより、サーバSがこれらの利用可能なIPアドレスの1つを用いて新しい補助TCP接続を開始する(矢印5B、6B、および7B)。
どちらの場合にも(暗黙的および明示的)、SYN、SYN/ACK、およびACKのパケット(図3Aの矢印5A、6A、および7A、ならびに図3Bの矢印5B、6B、および7Bによって表す)はさらに、参加オプション(MP_JOIN)を伴う。
さらに、図4Bに示したフローチャートにより、本発明の好適な実施形態による、クライアントCとサーバSとの間にMPTCP接続を確立するための方法の様々なステップを説明する。
具体的には、予備ステップE0において、クライアントCは、クライアントCとサーバSとの間に存在する様々な通信経路を取得することができる。あるいは、クライアントCはすでにそれらの通信経路を知っているかもしれないと推測することもできる。
第1のステップE1において、クライアントCは、MP_CAPABLEオプションを伴う同期パケットSYN1(接続確立要求に相当する)を、クライアントCとサーバSとの間の既知の通信経路全てを介して、サーバSに本質的には同時に送信する。換言すると、MP_CAPABLEオプションを埋め込んでいる1つのSYNパケットが、クライアントCからサーバSに、各既知の通信経路(例では、A1−B1、A1−B2、A2−B1、およびA2−B2)を介して送信される。明確にするために、SYN(MP_CAPABLE)パケット1を1つだけ図4Aに例示している。
言うまでもなく、変形例として、SYNパケットを、既知の通信経路の内のいくつかだけを介して送信することもできる。
さらにステップE2において、待ち状態にあるクライアントCは、MP_CAPABLEオプションを伴う少なくとも1つの第1のタイプの確認応答パケットSYN/ACK2を、前記既知の通信パスの1つを介してサーバSから受信する。
かかるSYN/ACKパケット2を受信すると、クライアントCは、さらにステップE3において、SYN/ACKパケット2をクライアントCが最初に受信した経路を、確立すべきマルチパス接続の主通信経路と決定する。
さらにステップE4において、クライアントCは、MP_CAPABLEオプションを伴う第2のタイプの確認応答パケットACK+DATA3を、前記決定した主通信経路を介してサーバSに送信する。そして、クライアントは確立前の状態(PRE−ESTABLISHED)となる。
さらに任意のステップE5において、クライアントCは、マルチパスMPTCP通信の主通信経路として決定されなかった補助通信経路の各々を介して、それらの補助経路による接続を中止するよう求めるリセット要求RSTをサーバSに送信する。
さらにステップE6において、クライアントCは、サーバSが第2のタイプのACK(MP_CAPABLE)パケットを受信すると送信する確立確認応答パケットACK4を受信し、前記マルチパスMPTCP接続の主接続を確立する。そして、クライアントCは確立状態(ESTABLISHED)となる。
追加のステップ(図4Aにのみ表す)において、確立されたマルチパスMPTCP接続にリンクされる補助TCP接続を、図3A(矢印5A、6A、および7A)および図3B(矢印5B、6B、7B、および8)を参照して先に論じた2つのプロシージャ(暗黙的または明示的)の内の1つに従って設定してもよい。暗黙的プロシージャのみを図4Aに表している。
加えて、さらにステップE7において、クライアントCとサーバSとの間の既知の通信経路の性能リストを作成してもよく、ここで、例えば各経路の信頼性および/または速度といった1つまたは複数の基準に従って、既知の通信経路をランク付けする。各通信経路(主経路および補助経路)の往復時間(RTT)およびパケット誤り率(PER)を測定することによって、性能リストを定期的に更新することができる。
かかる性能リストによって、クライアントCは、サーバSとのデータのやりとりを最適化するために、好適な通信経路上でデータを送信または要求することができる。
さらに、図5に示すブロック図は、本発明に適合しクライアントCに相当する装置を表し、この装置は、図4Aおよび図4Bを参照して上述した方法を実装することができる。
具体的には、クライアントCは以下を備える。
−各々が独自のIPアドレスを有する通信用インタフェースA1およびA2(有線または/および無線)。
−送信機とも呼ばれ、サーバSに少なくとも以下を送信するよう構成されたモジュールM1。
・既知の通信経路の内の少なくともいくつかを介する、MP_CAPABLEオプションを伴う主接続確立要求SYN1であって、有利なことにはかかる要求は同時に送信される、主接続確立要求SYN1、
・決定した主経路を介する、MP_CAPABLEオプションを伴う第2のタイプの確認応答メッセージACK+DATA3、
・補助通信経路の各々を介する、それらの補助通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求RST、
・補助通信経路を介する、MP_JOINオプションを伴う接続確立要求SYN5A、
・補助通信経路を介する、MP_JOINオプションを伴う確認応答メッセージSYN/ACK6B、
・補助通信経路を介する、MP_JOINオプションを伴う第2のタイプの確認応答メッセージACK7A、
・可能な補助通信経路を表す情報メッセージ8。
−受信機とも呼ばれ、サーバSから少なくとも以下を受信するよう構成されたモジュールM2。
・前記既知の通信経路の1つを介する、MP_CAPABLEオプションを伴う第1のタイプの確認応答メッセージSYN/ACK2、
・前記マルチパスMPTCP接続の主接続を確立するための確立確認応答パケットACK4、
・補助通信経路を介する、MP_JOINオプションを伴う接続確立要求SYN5B、
・補助通信経路を介する、MP_JOINオプションを伴う第1のタイプの確認応答メッセージSYN/ACK6A、
・補助通信経路を介する、MP_JOINオプションを伴う第2のタイプの確認応答メッセージACK7B。
−推定器とも呼ばれ、サーバSからの第1のタイプの確認応答メッセージSYN/ACKをクライアントCが最初に受信した経路を主通信経路と決定するよう構成されたモジュールM3。
−計算機とも呼ばれ、性能リストを確立するよう構成されたモジュールM4。
図5の表示ブロックM1〜M4は、全くの機能ユニットであって、必ずしも物理的に分離されたユニットに相当する必要はない。つまり、それらを、ソフトウェアの形式で展開するか、または1つまたは複数のプロセッサを備える1つまたは複数の集積回路で実装することもできる。
図1〜図5のフローチャートおよび/またはブロック図は、本発明の様々な実施形態によるシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品の可能な実装の構成、動作、および機能性を例示するものである。この点に関し、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、特定の論理機能(複数可)を実装する1つまたは複数の実行可能命令を備える、モジュール、セグメント、またはコードの一部を表してよい。いくつかの代替的実装形態においては、ブロックで記された機能が図で記した順序から外れて行われてよいことにも、留意すべきである。例えば、実際、包含される機能性に応じて、連続して示した2つのブロックを実質的に並行して実行してもよく、ブロックを、時には反対の順序で実行する、または代替の順序で実行してもよい。ブロック図および/またはフローチャート図の各ブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート図のブロックの組み合わせを、特定の機能または動作を実施する専用のハードウェアベースのシステム(例えば、1つまたは複数のプロセッサを備える)、または専用のハードウェアおよびコンピュータ命令を組み合わせたものによって実装することができることにも留意されたい。
ここでいくつかの付記を記載する。
(付記1)
少なくとも1つの通信ネットワーク(N)内で、双方の機器がマルチパス・プロトコルをサポートできる第1の機器および第2の機器(C,S)の間の複数の通信経路を介してマルチパス接続を確立するための方法であって、
−前記第1の機器(C)から、前記第1の機器および前記第2の機器(C,S)の間の少なくとも2つの通信経路を介して、主接続確立要求(1)を送信するステップ(E1)と、
−前記第2の機器(S)から、前記通信経路の1つを介して少なくとも1つの確認応答メッセージ(2)を受信するステップ(E2)と、
−前記第1の機器(C)において、前記第2の機器(S)からの前記少なくとも1つの確認応答メッセージ(2)の内の第1のメッセージを前記第1の機器(C)が受信した前記通信経路を、主通信経路と決定し、前記主通信経路を介して前記マルチパス接続の主接続を確立できるようにするステップ(E3)と、
の連続するステップを含む、前記方法。
(付記2)
−前記第1の機器(C)から、前記決定した主通信経路を介して、第1のデータメッセージを有する確認応答(3)を送信するステップ(E4)と、
−前記第2の機器(S)から、前記第1の機器および前記第2の機器(C,S)の間に前記マルチパス接続の前記主接続を確立するための確立確認応答メッセージ(4)を受信するステップ(E6)と、
をさらに含む、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記第1の機器(C)から、前記決定した主通信経路とは異なる補助通信経路の各々を介して、それらの補助通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求(RST)を送信するステップ(E5)をさらに含む、付記2に記載の方法。
(付記4)
−前記第1の機器(C)から、前記補助通信経路の少なくとも1つを介して補助接続確立要求(5A)を送信するステップと、
−前記第2の機器(S)から、前記補助通信経路を介して少なくとも1つの確認応答メッセージ(6A)を受信するステップと、
−前記第1の機器(C)から、前記補助通信経路を介して確認応答メッセージ(7A)を送信するステップであって、それにより前記マルチパス接続の補助接続が前記補助通信経路を介して前記第1の機器(C)と前記第2の機器(S)との間に確立されるようにするステップと、
をさらに含む、付記3に記載の方法。
(付記5)
−前記第1の機器(C)から、前記主通信経路を介して、前記第1の機器(C)の可能な補助通信経路を表す情報メッセージ(8)を送信するステップと、
−前記第2の機器(S)から、前記補助通信経路の少なくとも1つを介して補助接続確立要求(5B)を受信するステップと、
−前記第1の機器(C)から、前記補助通信経路を介して少なくとも1つの確認応答メッセージ(6B)を受信するステップと、
−前記第2の機器(S)から、前記補助通信経路を介して確認応答メッセージ(7B)を送信するステップであって、それにより前記マルチパス接続の補助接続が、前記補助通信経路を介して前記第1の機器(C)と前記第2の機器(S)との間に確立されるようにするステップと、
をさらに含む、付記3に記載の方法。
(付記6)
前記主接続確立要求(1)は、前記第1の機器(C)から本質的に同時に送信される、付記1から5のいずれかに記載の方法。
(付記7)
前記マルチパス・プロトコルは、インターネットプロトコルの上層のマルチパス伝送制御プロトコルである、付記1から6のいずれかに記載の方法
(付記8)
少なくとも1つの性能基準に従って、前記第1の機器(C)と前記第2の機器(S)との間の通信経路をリストアップするステップ(E7)をさらに含む、付記1から7のいずれかに記載の方法。
(付記9)
少なくとも1つの通信ネットワーク(N)内で、双方の機器(C、S)がマルチパス・プロトコルをサポートできる第1のマルチホーム機器(C)と第2のマルチホーム機器(S)との間の複数の通信経路を介してマルチパス接続を確立するよう適合した第1の機器であって、
−前記機器(C、S)間の少なくとも2つの通信経路を介して、主接続確立要求(1)を前記第2の機器(S)に送信するよう構成された送信機(M1)と、
−前記既知の通信経路の1つを介して、少なくとも1つの確認応答メッセージ(2)を前記第2の機器(S)から受信するよう構成された受信機(M2)と、
−前記第2の機器(S)からの前記少なくとも1つの確認応答メッセージ(2)の内の第1のメッセージを前記第1の機器(C)が受信した通信経路を、主通信経路と決定し、前記主通信経路を介して前記マルチパス接続の主接続を確立できるよう構成された推定器(M3)と、
を備える、前記第1の機器。
(付記10)
前記送信機(M1)は、前記決定した主通信経路とは異なる補助通信経路の各々を介して、それらの通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求を前記第2の機器(S)に送信するようさらに構成される、付記9に記載のマルチホーム機器。

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの通信ネットワーク内で、双方の機器がマルチパス・プロトコルをサポートできる第1の機器および第2の機器の間の複数の通信経路を介してマルチパス接続を確立するための方法であって、前記第1の機器において、
    前記第1の機器から、前記第1の機器および前記第2の機器の間の少なくとも2つの通信経路を介して、主接続確立要求を同時に送信することと、
    前記第2の機器から、前記通信経路の1つを介して少なくとも1つの確認応答メッセージを受信することと、
    前記第2の機器からの前記少なくとも1つの確認応答メッセージの内の第1のメッセージを前記第1の機器が受信した前記通信経路を、主通信経路と決定し、前記主通信経路を介して前記マルチパス接続の主接続を確立できるようにすることと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記第1の機器から、前記決定した主通信経路を介して、第1のデータメッセージを有する確認応答を送信することと、
    前記第2の機器から、前記第1の機器および前記第2の機器の間に前記マルチパス接続の前記主接続を確立するための確立確認応答メッセージを受信することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の機器から、前記決定した主通信経路とは異なる補助通信経路の各々を介して、それらの補助通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求を送信することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の機器から、前記補助通信経路の少なくとも1つを介して補助接続確立要求を送信することと、
    前記第2の機器から、前記補助通信経路を介して少なくとも1つの確認応答メッセージを受信することと、
    前記第1の機器から、前記補助通信経路を介して確認応答メッセージを送信することであって、それにより前記マルチパス接続の補助接続が前記補助通信経路を介して前記第1の機器と前記第2の機器との間に確立されるようにすることと、
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の機器から、前記主通信経路を介して、前記第1の機器の可能な補助通信経路を表す情報メッセージを送信することと、
    前記第2の機器から、前記補助通信経路の少なくとも1つを介して補助接続確立要求を受信することと、
    前記第1の機器から、前記補助通信経路を介して少なくとも1つの確認応答メッセージを受信することと、
    前記第2の機器から、前記補助通信経路を介して確認応答メッセージを送信することであって、それにより前記マルチパス接続の補助接続が、前記補助通信経路を介して前記第1の機器と前記第2の機器との間に確立されるようにすることと、
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記マルチパス・プロトコルは、インターネットプロトコルの上層のマルチパス伝送制御プロトコルである、請求項1からのいずれかに記載の方法。
  7. 少なくとも1つの性能基準に従って、前記第1の機器と前記第2の機器との間の通信経路をリストアップすることをさらに含む、請求項1からのいずれかに記載の方法。
  8. 少なくとも1つの通信ネットワーク内で、双方の機器がマルチパス・プロトコルをサポートできる第1のマルチホーム機器と第2のマルチホーム機器との間の複数の通信経路を介してマルチパス接続を確立するよう適合した第1の機器であって、
    前記第1のマルチホーム機器および前記第2のマルチホーム機器の間の少なくとも2つの通信経路を介して、主接続確立要求を前記第2のマルチホーム機器に同時に送信するよう構成された送信機と、
    前記少なくとも2つの通信経路の1つを介して、少なくとも1つの確認応答メッセージを前記第2のマルチホーム機器から受信するよう構成された受信機と、
    前記第2のマルチホーム機器からの前記少なくとも1つの確認応答メッセージの内の第1のメッセージを前記第1の機器が受信した通信経路を、主通信経路と決定し、前記主通信経路を介して前記マルチパス接続の主接続を確立できるよう構成された推定器と、
    を備える、前記第1のマルチホーム機器。
  9. 前記送信機は、前記決定した主通信経路とは異なる補助通信経路の各々を介して、それらの通信経路による接続を中止するよう求めるリセット要求を前記第2のマルチホーム機器に送信するようさらに構成される、請求項に記載の第1のマルチホーム機器。
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