JP6323516B2 - 大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置 - Google Patents

大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置 Download PDF

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Description

本発明は、大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置に関し、より詳細には、水槽に湛水された洗浄水を排水させて用便を洗浄するように、上向き回転した重力式サイフォン蓋の開放時間を大小便に応じて水錘で選択的に調節して、大小便に対応する洗浄水をそれぞれ排出させることができるようにするだけでなく、大小便を問わず、上向き回転したサイフォン蓋の位置を同一にして、水槽の高さが低いロータンクにも適用できるのは勿論のこと、オーバーフロー管の排水孔への洗浄水の排水が速い洋式便器でも正常作動するようにする、大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置に関する。
一般に、洋式便器は、一定量の洗浄水を水槽に湛水した状態で、用便者の用便後、水槽に湛水された洗浄水を排出させて、洋式便器内部に位置した用便者の用便を洗浄し、排出された洗浄水量だけ水道栓から洗浄水の供給を受けて湛水して次の動作を待つが、これは小便の洗浄時にも大便の洗浄時と同一の洗浄水を排出させるので、洗浄水の浪費によって経済性が低下する問題点があった。
前記問題点を解決するために、本件出願人は、韓国登録韓国特許公報第10−1072565として登録された、大小便に対応する洗浄水量調節が可能な洋式便器の洗浄水排出装置を発明したことがある。
先登録された韓国特許は、調節レバーの正逆方向によって引き紐の引かれる距離を調節しながらサイフォン蓋の開放される回転角度を変えて、大小便に対応する洗浄水を排出する構成である。
しかし、先登録された韓国特許は、調節レバーとサイフォン蓋とを連結した引き紐の長さが正確に設置されない状態で調節レバーの回転により引き紐を引く時、サイフォン蓋に設置された弾性部材が回転制御突起を通過しながら小便の洗浄時にも大便の洗浄時と同一の洗浄水が排出されるので、使用者に対して製品に対する信頼性を失わせる問題点があった。
前記問題点を解決するために、本件出願人は、韓国登録韓国特許公報第10−1097973号として登録された、調節レバーの作動によって大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置を発明したことがある。
先登録された韓国特許は、用便者の小便を洗浄する場合には、調節レバーの左側上向き回転によって浮具ガイドがリンクを押圧しない状態でサイフォン蓋を持ち上げるとき、サイフォン蓋の上向き回転を蓋フックが制御しながら小便を洗浄し、用便者の大便を洗浄する場合には、調節レバーの右側上向き回転によって浮具ガイドがリンクを押圧した状態でサイフォン蓋を持ち上げるとき、リンクが蓋フックを持ち上げてオーバーフロー管に密着するように回転させて大便を洗浄した。
しかし、先登録された韓国特許は、調節レバーの押圧で持ち上げられるサイフォン蓋の開放位置によってオーバーフロー管の排水孔へ排水される洗浄水量を調節して大小便に対応する洗浄水を排出したが、これは浮具を設置しなければならないので、水槽の高さが高いハイタンクのみに適用することができ、水槽の高さが低いロータンクには適用し難いという問題点があり、オーバーフロー管の排水孔へ排水される洗浄水の速度によってサイフォン蓋がオーバーフロー管の排水孔を速く閉鎖させるので、小便の洗浄が円滑でないという問題点があった。
また、部品数が多く構成が複雑であって組立が難しいだけでなく、作業能率が低下するのはもちろんのこと、作業時間が増加して生産性が節減して経済性が低下するという問題点があった。
韓国登録韓国特許公報第10−1072565公報 韓国登録韓国特許公報第10−1097973号公報
そこで、本発明は、上述した従来の諸般の問題点を勘案してなされたもので、その目的は、水槽に湛水された洗浄水を排水させて用便を洗浄するように、上向き回転した重力式サイフォン蓋の開放時間を大小便に応じて水錘で選択的に調節して、大小便に対応する洗浄水をそれぞれ排出させて用便を洗浄するようにする、大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、大小便を問わず、上向き回転したサイフォン蓋の位置を同一にして、水槽の高さが低いロータンクにも適用できるのは勿論のこと、オーバーフロー管の排水孔への洗浄水の排水が速い洋式便器でも正常作動するようにして製品の互換性を高めることができる、大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置を提供することにある。
本発明の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置は、
水槽のレバー設置孔に装着され、大小便に対応する洗浄水を排出するように左右に回転しながら重力式サイフォン蓋を持ち上げる調節レバーと、
前記調節レバーとオーバーフロー管の回転軸に回転可能に装着された重力式サイフォン蓋とを連結する引き紐と、
前記引き紐の端部に装着され、小便に対応する洗浄水を排出する場合には重力式サイフォン蓋の設置溝に装着されたリンクを押圧せず、大便に対応する洗浄水を排出する場合には調節レバーの回転方向によって重力式サイフォン蓋の設置溝に装着されたリンクを押圧するガイドと、
前記ガイドの押圧によって重力式サイフォン蓋の設置溝を中心に外側から内側に回転しながら重力式サイフォン蓋の昇降時に水錘を押圧するリンクと、
前記リンクの押圧でオーバーフロー管の回転軸を中心に回転しながら、オーバーフロー管の回転軸を中心に回転する重力式サイフォン蓋を、水槽に湛水された洗浄水が排出されるまで支持する水錘とを含んでなることを特徴とする。
本発明によれば、水槽に湛水された洗浄水を排水させて用便を洗浄するように、上向き回転した重力式サイフォン蓋の開放時間を大小便に応じて水錘で選択的に調節して、大小便に対応する洗浄水をそれぞれ排出させて用便を洗浄することで、洗浄水の浪費を減らして経済性を向上させる利点を有することができる。
また、本発明によれば、大小便を問わず、上向き回転したサイフォン蓋の位置を同一にして、水槽の高さが低いロータンクにも適用できるのは勿論のこと、オーバーフロー管の排水孔への洗浄水の排水が速い洋式便器でも正常作動するようにして製品の互換性を高めることができるため、使用者に製品に対する信頼性を向上させる利点を有することができる。
本発明の斜視図である。 本発明の分離斜視図である。 本発明の排出量調節部の分離斜視図である。 本発明の設置状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。 本発明の作動状態図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の斜視図であり、図2は本発明の分離斜視図であり、図3は本発明の排出量調節部の分離斜視図である。
本発明の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置100は、水槽10のレバー設置孔11に装着され、大小便に対応する洗浄水を排出するように左右に回転しながら重力式サイフォン蓋130を持ち上げる調節レバー110と、前記調節レバー110とオーバーフロー管20の回転軸21に回転可能に装着された重力式サイフォン蓋130とを連結する引き紐120と、前記引き紐120端部に装着され、小便に対応する洗浄水を排出する場合には重力式サイフォン蓋130の設置溝131に装着されたリンク150を押圧せず、大便に対応する洗浄水を排出する場合には調節レバー110の回転方向によって重力式サイフォン蓋130の設置溝131に装着されたリンク150を押圧するガイド140と、前記ガイド140の押圧によって重力式サイフォン蓋130の設置溝131を中心に外側から内側に回転しながら重力式サイフォン蓋130の昇降時に水錘160を押圧するリンク150と、前記リンク150の押圧でオーバーフロー管20の回転軸21を中心に回転しながら、オーバーフロー管20の回転軸21を中心に回転する重力式サイフォン蓋130を水槽10に湛水された洗浄水が排出されるまで支持する水錘160とを含んで構成されるものであり、これをさらに具体的に説明すると、次のとおりである。
前記リンク150は、前記重力式サイフォン蓋130の設置溝131に回転するように装着されるロッド体151と、前記ロッド体151外周面に突設され、設置溝131からロッド体151が離脱しないようにする離脱防止片152と、前記ロッド体151の一端部から折曲されてガイド140が選択的に押圧するようにするロッド端部153と、前記ロッド体151の他端部から折曲されて水錘160を押圧する押圧具154とを含んでなる。
前記ロッド体151の外周面に突設され、自重によってロッド体151が回転しながら前記押圧具154が水錘160と垂直線上から離脱するようにするバラスト155をさらに含んでなる。
前記水錘160は、前記オーバーフロー管20の回転軸21に回転可能に装着されながら、水を貯水する空間162が形成された錘本体161と、前記錘本体161の下端部に突設され、重力式サイフォン蓋130を支持する蓋支持突起163と、前記錘本体161の上端部に突設され、リンク150の押圧具154が押圧するようにする段差部164とを含んでなる。
前記空間162の底面に貫通し、貯水された水を排出する排出孔162’をさらに含んでなる。
前記排出孔162’の開放面積を調節して、排出孔162’に排出される水の量を調節する排出量調節部165をさらに含んでなる。
前記排出量調節部165は、前記錘本体161底面に貫通した装着孔165aと、前記装着孔165aに弾性突起165cが回転可能に装着され、排出孔162’の開放面積を調節する調節部材165bと、回転した調節部材165bを支持する支持部166を含んでなる。
前記弾性突起165c他側の調節部材165bの一側に突設され、排出孔162’を通して空間162に位置して排出孔162’に排出される水の水圧によって調節部材165bの変形を防止するフック165b’をさらに含んでなる。
前記支持部166は、前記調節部材165b外周面に突設された支持突起166aと、前記支持突起166aが結合されるように錘本体161底面に一定の間隔で隔設された支持溝166bとを含んでなる。
前記重力式サイフォン蓋130がオーバーフロー管20の排水孔22を閉鎖する時、水錘160がオーバーフロー管20に密着するように固定する密着固定部170をさらに含んで構成され、前記密着固定部170は、前記オーバーフロー管20に内蔵される密着固定部材171と、前記密着固定部材171に対応して引力が発生するように水錘160に内蔵される密着固定部材172とを含んで構成される。
次に、前述のように構成された本発明の結合及び設置過程を説明する。
まず、リンク150のロッド体151を重力式サイフォン蓋130の設置溝131に装着するが、前記設置溝131外側のロッド体151には離脱防止片152が位置してロッド体151の設置溝131からの離脱を防止するのは勿論のこと、前記ロッド体151外周面に突設されたバラスト155の自重によってロッド体151が回転しながら離脱防止片152が重力式サイフォン蓋130上面に固着されながらロッド体151の回転を停止するようになる。
また、排出量調節部165の調節部材165bを錘本体161の底面に貫通した排出量調節部165の装着孔165aに装着するとき、前記装着孔165aに調節部材165bの弾性突起165cを結合して突出させると同時に、前記調節部材165bの一側に突設されたフック165b’は排出孔162’を通して空間162に位置しながら空間162底面にフック165b’端部が係止されるようにする。
前記排出量調節部165の装着孔165aに弾性突起165cが装着された調節部材165bを所定の角度で回転させると、弾性突起165cを中心に調節部材165bが回転すると同時に、調節部材165b外周面に突設された支持部166の支持突起166aが錘本体161の底面に一定の間隔で隔設された多数の支持溝166bのうちいずれか一つの支持溝に結合される。
前記過程により、排出量調節部165が装着された錘本体161をオーバーフロー管20上部に位置させた後、下向きに移動させながら、錘本体161に形成された回転溝161’に装着すると、前記オーバーフロー管20と錘本体161はオーバーフロー管20と錘本体161にそれぞれ内蔵された密着固定部170の密着固定部材171、172の引力が発生すると同時に、密着固定部材171、172の引力によって水錘160の錘本体161がオーバーフロー管20に密着固定されるようにするが、前記密着固定部材171、172は磁石が好ましい。
前記水錘160がオーバーフロー管20の回転軸21に装着されると、前記リンク150が設置溝131に装着された重力式サイフォン蓋130の回転溝132がオーバーフロー管20の回転軸21に装着されるのは勿論のこと、重力式サイフォン蓋130の底面が水錘160の蓋支持突起163に固着されながら重力式サイフォン蓋130が排水孔22を閉鎖するようにする。
そして、前記重力式サイフォン蓋130のリング130’にガイド140が装着された引き紐120の下端部を装着した状態で前記オーバーフロー管20を水槽10の設置孔12に設置した後、引き紐120の上端部を水槽10のレバー設置孔11に装着された調節レバー110に設置しながら、図4に示されたように、本発明の洗浄水排出装置100の設置が完了する。
ここで、前記水槽10には、水道栓、および水道栓から洗浄水の供給及び供給を中断する通常のフィルバルブが設置されなければならない。
前記過程で本発明が設置された後、水道栓から洗浄水が水槽10に供給されて貯水された状態で、用便者が便器本体(図示せず)に座って小便をした後、図5に示されたように、小便を洗浄するために調節レバー110を右側に回転させる。
この時、図6ないし図7に示されたように、前記調節レバー110の右側回転により引き紐120下端部に装着されたガイド140が右側に傾斜してガイド140がリンク150を押圧しない状態で引き紐120が右側上向きに引かれると同時に、引き紐120がリング130’に連結された重力式サイフォン蓋130はオーバーフロー管20の回転軸21を中心に上向き回転して持ち上げられることによってオーバーフロー管20の排水孔22を開放するようになる。
前記排水孔22は前記重力式サイフォン蓋130が上向きに引かれる引き紐120の移動距離だけ回転軸21を中心に上向き回転しながら開放され、開放された排水孔22に水槽10に貯水された洗浄水が便器本体(図示せず)に排水されながら小便を洗浄することができ、小便の洗浄が完了すると、図13に示されたように、調節レバー110に加えられた押圧力が解除された重力式サイフォン蓋130はオーバーフロー管20の回転軸21を中心に自重で下向き回転しながらオーバーフロー管20の排水孔22を閉鎖させた後、排水孔22に排水された小便の洗浄水量だけ水道栓から洗浄水の供給を受けて水槽に貯水し、便器本体に所定の洗浄水を貯水しながら次の動作を待つようになる。
ここで、前記ガイド140がリンク150のロッド体151の一端部から折曲されたロッド端部153を押圧しないことによって、ロッド体151の他端部から折曲された押圧具154が水錘160の段差部164と垂直線上をなすことができず、重力式サイフォン蓋130の上向き回転により水錘160を押圧することができないのは勿論のこと、前記水錘160は密着固定部170によってオーバーフロー管20に密着固定された状態を維持するようになる。
また、用便者が便器本体(図示せず)に座って大便をした後、図8ないし図9に示されたように、大便を洗浄するために調節レバー110を左側に回転させる。
この時、前記調節レバー110の左側回転により引き紐120下端部に装着されたガイド140が左側に傾斜してガイド140底面がリンク150のロッド体151の一端部から折曲されたロッド端部153を押圧すると同時に、前記ロッド体151は設置溝131を中心に内側に回転してロッド体151の離脱防止片152の端部が重力式サイフォン蓋130の上面から離脱しながらロッド体151の他端部から折曲された押圧具154が水錘160の段差部164と垂直線上に位置するようにする。
ここで、前記ロッド体151のロッド端部153を押圧するガイド140の押圧力がバラスト155の重さより重いため、前記ロッド体151は設置溝131を中心に内側に回転するようになる。
前記調節レバー110の左側回転によりガイド140がリンク150を押圧した状態において、図10に示されたように、引き紐120が左側上向きに引かれると同時に、引き紐120がリング130’に連結された重力式サイフォン蓋130はオーバーフロー管20の回転軸21を中心に上向き回転して持ち上げられることによってオーバーフロー管20の排水孔22を開放するようになる。
前記オーバーフロー管20の回転軸21を中心に上向きに重力式サイフォン蓋130が回転しながら重力式サイフォン蓋130の設置溝131に装着されたリンク150の押圧具154が水錘160の段差部164を押圧すると同時に、前記押圧具154の押圧力で前記水錘160はオーバーフロー管20の回転軸21を中心に下向き回転するようになる。
ここで、前記水錘160をオーバーフロー管20に密着固定させる密着固定部170の密着固定部材171、172の引力よりも重力式サイフォン蓋130の上向き回転によるリンク150の押圧具154が大きいため、密着固定部材171、172が分離しながらオーバーフロー管20の回転軸21を中心に水錘160が下向き回転するようになる。
前記排水孔22は前記重力式サイフォン蓋130が上向きに引かれる引き紐120の移動距離だけ回転軸21を中心に上向き回転しながら開放され、開放された排水孔22に水槽10に貯水された洗浄水が便器本体(図示せず)に排水されながら大便を洗浄することができる。
前記排水孔22に水槽10の洗浄水が排水される時、図11に示されたように、調節レバー110に加えられた押圧力が解除された重力式サイフォン蓋130は水錘160がオーバーフロー管20の回転軸21を中心に下向き回転しながら水錘160の蓋支持突起163が重力式サイフォン蓋130の底面を受けて支持しており、水錘160の錘本体161に形成された空間162に貯水された水が重力式サイフォン蓋130の重さもより重いため、重力式サイフォン蓋130の上向き回転した状態を維持するようになる。
前記排水孔22に洗浄水が排水されながら水槽10の洗浄水の水位が錘本体161よりも下部に位置すると、前記錘本体161の空間162に貯水された水は空間162の底面に貫通した排出孔162’に排出され、前記排出孔162’に排出される水の量を排出量調節部165で調節することができるが、前記排出量調節部165は、図12に示されたように、錘本体161の装着孔165aに弾性突起165cが結合された調節部材165bを弾性突起165cを中心に回転させながら、排出孔162’の開放面積を調節して排出孔162’に排出される水の量を調節することができる。
ここで、前記調節部材165bの弾性突起165cが装着孔165aに結合されて突出しながら弾性突起165c端部が空間162底面に密着した状態であり、前記調節部材165b他側のフック165b’が排出孔162’に結合されて突出しながら空間162底面に密着した状態であるため、調節部材165bの離脱を防止することができる。
前記排出孔162’の開放面積を調節した調節部材165bは弾性突起165cを中心に回転する時、調節部材165bの外周面に突設された支持部166の支持突起166aが錘本体161の底面に一定の間隔で隔設された支持溝166bのうちいずれか一つの支持溝に結合されるので、調節部材165bが回転して排出孔162’の開放面積を調節した状態を維持することができ、前記排出孔162’は錘本体161の空間162に一つまたは二つ形成して使用することができる。
前記調節部材165bの回転で開放面積が調節された排出孔162’に排出される水の速度を調節して、重力式サイフォン蓋130と排水孔22との間に位置する洗浄水まで排水孔22に排水させて大便を洗浄することができるようにすることで、水槽10内部の洗浄水を最大限活用することができる。
前記過程で大便の洗浄が完了しながら、前記排出孔162’に空間162に貯水された水に排出されて水錘160の重さが重力式サイフォン蓋130の重さよりも低下する場合、図13に示されたように、重力式サイフォン蓋130は自重によってオーバーフロー管20の回転軸21を中心に下向き回転しながらオーバーフロー管20の排水孔22を閉鎖させる。
この時、前記重力式サイフォン蓋130の下向き回転によって重力式サイフォン蓋130の底面を蓋支持突起163が受けて支持する水錘160の錘本体161はオーバーフロー管20の回転軸21を中心に上向き回転しながらオーバーフロー管20の外周面に密着すると同時に、オーバーフロー管20と水錘160はオーバーフロー管20と錘本体161に内蔵された密着固定部170の密着固定部材171、172の引力で密着固定される。
また、前記重力式サイフォン蓋130の設置溝131に装着されたリンク150はバラスト155の重さによって設置溝131を中心にロッド体151が外向き回転すると同時に、前記ロッド体151に突設された離脱防止片152が重力式サイフォン蓋130上面に密着しながらリンク150の回転を停止するようになり、排水孔22に排水された大便の洗浄水量だけ水道栓から洗浄水の供給を受けて水槽に貯水し、便器本体に所定の洗浄水を貯水しながら次の動作を待つようになる。
以上のように、本発明は、限定された実施例と図面によって説明したが、本明細書及び請求の範囲に使用された用語や単語は通常辞書的な意味に限定されて解釈されてはならず、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。したがって、本明細書に記載された実施例と図面に示された構成は本発明の一実施例に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本発明の請求の範囲を超えない限度内で多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
100 洗浄水排出装置
110 調節レバー
120 引き紐
130 重力式サイフォン蓋
140 ガイド
150 リンク
160 水錘
170 密着固定部

Claims (10)

  1. 水槽のレバー設置孔に装着され、大小便に対応する洗浄水を排出するように左右に回転しながら重力式サイフォン蓋を持ち上げる調節レバーと、
    前記調節レバーとオーバーフロー管の回転軸に回転可能に装着された前記重力式サイフォン蓋とを連結する引き紐と、
    前記引き紐の端部に装着され、小便に対応する洗浄水を排出する場合には前記重力式サイフォン蓋の設置溝に装着されたリンクを押圧せず、大便に対応する洗浄水を排出する場合には前記調節レバーの回転方向によって前記重力式サイフォン蓋の設置溝に装着された前記リンクを押圧するガイドと、
    前記ガイドの押圧によって前記重力式サイフォン蓋の設置溝を中心に外側から内側に回転しながら前記重力式サイフォン蓋の昇降時に水錘を押圧する前記リンクと、
    前記リンクの押圧でオーバーフロー管の回転軸を中心に回転しながら、オーバーフロー管の回転軸を中心に回転する前記重力式サイフォン蓋を、水槽に湛水された洗浄水が排出されるまで支持する前記水錘と、
    前記重力式サイフォン蓋がオーバーフロー管の排水孔を閉鎖する時、前記水錘がオーバーフロー管に密着するよう着脱可能に固定する密着固定部とを含んでなることを特徴とする、大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  2. 前記リンクは、
    前記重力式サイフォン蓋の設置溝に回転するように装着されるロッド体と、
    前記ロッド体の外周面に突設され、設置溝から前記ロッド体が離脱しないようにする離脱防止片と、
    前記ロッド体の一端部から折曲されて前記ガイドが選択的に押圧するようにするロッド端部と、
    前記ロッド体の他端部から折曲されて前記水錘を押圧する押圧具を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  3. 前記ロッド体の外周面に突設され、自重によって前記ロッド体が回転しながら前記押圧具が前記水錘と垂直線上から離脱するようにするバラストをさらに含んでなることを特徴とする、請求項2に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  4. 前記水錘は、
    前記オーバーフロー管の回転軸に回転可能に装着されながら水を貯水する空間が形成された錘本体と、
    前記錘本体の下端部に突設され、前記重力式サイフォン蓋を支持する蓋支持突起と、
    前記錘本体の上端部に突設され、前記リンクの押圧具が押圧するようにする段差部とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  5. 前記空間の底面に貫通し、貯水された水を排出する排出孔をさらに含んでなることを特徴とする、請求項4に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  6. 前記排出孔の開放面積を調節して、排出孔から排出される水の量を調節する排出量調節部をさらに含んでなることを特徴とする、請求項5に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  7. 前記排出量調節部は、
    前記錘本体の底面に貫通した装着孔と、
    前記装着孔に弾性突起が回転可能に装着され、排出孔の開放面積を調節する調節部材と、
    回転した前記調節部材を支持する支持部とを含んでなることを特徴とする、請求項6に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  8. 前記弾性突起他側の前記調節部材の一側に突設され、排出孔を通して空間に位置して排出孔から排出される水の水圧によって前記調節部材の変形を防止するフックをさらに含んで備えられることを特徴とする、請求項7に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  9. 前記支持部は、
    前記調節部材の外周面に突設された支持突起と、
    前記支持突起が結合されるように前記錘本体の底面に一定の間隔で隔設された支持溝とを含んでなることを特徴とする、請求項7に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
  10. 前記密着固定部は、
    前記オーバーフロー管に内蔵される密着固定部材と、
    前記密着固定部材に対応して引力が発生するように前記水錘に内蔵される密着固定部材を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の大小便に対応する洗浄水を排出する洗浄水排出装置。
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