JP6322709B2 - 交換可能ドライブシャフトおよび噛合歯車を有する回転アテレクトミーデバイス - Google Patents

交換可能ドライブシャフトおよび噛合歯車を有する回転アテレクトミーデバイス Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2014年3月10日付で提出された米国仮特許出願第61/950,402号、および、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2013年7月25日付で提出された米国仮特許出願第61/858,345号明細書の利益を主張する。
連邦政府支援を受けた研究開発に関する記載
該当なし
発明の背景
発明の分野
本開示は、回転アテレクトミーデバイスを利用して、動脈からのアテローム性プラークの除去のように、身体流路から組織を除去するためのデバイスおよび方法に関する。特に、本開示は、交換可能ドライブシャフトを有する回転アテレクトミーデバイスの改善に関する。
関連技術の説明
動脈および同様の身体流路内の組織の除去または修復に使用するために、様々な技法および機器が開発されている。そのような技法および機器の常習的な目的は、患者の動脈内のアテローム性プラークの除去である。アテローム性動脈硬化は、患者の血管の内膜層内に(すなわち、内皮下に)脂肪性沈着物(粉瘤)が蓄積されることを特徴とする。非常に多くの場合、初期に堆積されるものは相対的に軟質のコレステロールを多く含むアテローム様物質であるが、時間が経つとこれが硬化して石灰化アテローム性プラークになる。そのような粉瘤は血液の流れを制限し、それゆえ、狭窄性病変または狭窄症と称されることが多く、阻害物質は狭窄物と称される。治療されないままにされた場合、そのような狭窄症は、狭心症、高血圧、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす可能性がある。
そのような狭窄物の一部または全部を除去する試行のために、数種類のアテレクトミーデバイスが開発されている。米国特許第4,990,134号明細書(Auth)に示されるような装置の1つのタイプにおいて、ダイヤモンド砥粒(ダイヤモンド粒子または粉末)のような研削切断材料を被覆された回転掘削器具が、可撓性回転可能ドライブシャフトの遠位端に担持されている。
米国特許第5,314,438号明細書(Shturman)は、ドライブシャフトの一区画の直径が拡大されており、この直径が拡大された区画の少なくとも一部分に、ドライブシャフトの研削部分を画定するための研削材料が被覆されている、回転可能ドライブシャフトを有する別のアテレクトミーデバイスを示している。高速で回転されると、研削部分は、動脈から狭窄組織を除去することが可能である。
米国特許第5,314,407号明細書(Auth)は、Authの’134号特許明細書およびShturmanの’438号特許明細書に示すタイプの回転アテレクトミーデバイスとともに使用することができるタイプのハンドルの詳細を示している。Authの’407号特許明細書に示すタイプのハンドルは、Rotablator(登録商標)の商標名で販売されている回転アテレクトミーデバイスにおいて、現在はBoston Scientific Corporation(マサチューセッツ州ナティック)によって所有されている、Heart Technology, Inc.(ワシントン州レッドモンド)によって市販されている。Rotablator(登録商標)デバイスのハンドルは、圧縮ガス駆動タービン、ドライブシャフトを通じて延伸するガイドワイヤをクランプ締めするための機構、光ファイバタコメータの部分、および、ドライブシャフトを通じて生理食塩水を圧送するためのポンプを含む、様々な構成要素を含む。
Rotablator(登録商標)デバイスにおけるドライブシャフト(その関連付けられる掘削器具を有する)とタービンとの間の接続は持続的であるが、アテレクトミー手技の間に2つ以上の掘削器具を使用することが必要であることも多い。すなわち、より小さいサイズの掘削器具が最初に狭窄を一定の直径まで広げるために使用されることが多く、その後、1つまたは複数のより大きいサイズの掘削器具が、狭窄をさらに広げるために使用される。そのように続いてより大きい直径の複数の掘削器具を使用することは、「ステップアップ技法」と称されることがあり、Rotablator(登録商標)デバイスの製造者によって推奨されている。そのマルチ掘削器具技法においては、そのような連続したサイズの掘削器具ごとに新たなRotablator(登録商標)デバイスを使用することが必要である。したがって、医師が、手技全体を通じて1つのみのハンドルを使用して、そのようなハンドルに適切なドライブシャフトおよび組織除去器具(たとえば、掘削器具)を取り付けて手技を開始し、その後、ドライブシャフトおよび組織除去器具を、サイズが異なるかまたはさらには設計が異なる組織除去器具を有するドライブシャフトと交換することを可能にするアテレクトミーシステムが必要とされている。
Rotablator(登録商標)の後続のバージョンには、掘削器具とともにドライブシャフトの可撓性遠位部分を、異なるサイズの掘削器具を有するドライブシャフトの別の遠位部分と交換する機能が導入されている。そのようなシステムの技術的詳細は、1998年6月16日付でWulfmanに発行された「Connectable driveshaft system」と題する米国特許第5,766,190号明細書に含まれている。このシステムは、医師が、掘削器具とともに可撓性ドライブシャフトの交換可能遠位部分を、ハンドルのタービンに接続されているドライブシャフトの可撓性近位部分から接続解除することを可能にする接続/接続解除機構を有する可撓性ドライブシャフトを利用し、したがって、アテレクトミーユニット全体を廃棄することなく掘削器具のサイズが変更されることが可能になる。各交換可能ドライブシャフト部分は、それ自体の交換可能カテーテルおよびカテーテルハウジング内に配置される。このシステム内のドライブシャフトの可撓性近位部分は、タービンに持続的に取り付けられ、交換されない。このシステムは、Rotalink System(登録商標)の商標名でBoston Scientificによって市販されている。Rotalink System(登録商標)は掘削器具サイズを変更することを可能にするが、実際にドライブシャフトの交換可能部分を接続解除し、これをドライブシャフトの別の交換可能部分と置き換えるのに必要とされるステップは、非常に込み入っており、非常に小さい構成要素の相対的に複雑な操作を必要とする。
最初に、カテーテルハウジングが、ハンドルから接続解除され、接続解除可能結合を含む可撓性ドライブシャフトの近位区画および遠位区画の両方の部分を露出させるために、ハンドルから遠位方向外方に動かされなければならない。この結合は、ロックチューブを遠位方向にスライドさせ、可撓性ドライブシャフトの近位部分および遠位部分の相補ロック歯が互いから係合解除されることを可能にすることによって接続解除される。その後、異なる掘削器具を有する同様の可撓性遠位ドライブシャフト部分を、ドライブシャフトの可撓性近位部分に接続することができる。そのような組み立てを達成するために、ドライブシャフトの遠位置換部分の近位端にあるロック歯が、最初に、ドライブシャフトの近位部分の遠位端にある相補ロック歯と、長手方向および回転方向の両方において位置整合されなければならない。可撓性ドライブシャフトは一般的に直径が1mm未満であるため、ロック歯も同様に非常にサイズが小さく、ロック歯を適切に位置整合し噛み合わせるために、わずかならぬ手先の器用さおよび視力が要求される。ロック歯が互いに適切に噛み合わされると、ロックチューブ(同じく直径が非常に小さい)が結合を保証するために近位方向にスライドされる。その後、カテーテルハウジングが、ハンドルハウジングに接続されなければならない。
このシステムは、1つのサイズの掘削器具(ドライブシャフトの一部分とともに)を別のサイズの掘削器具と交換することを可能にするが、交換手順は容易なものではなく、相当の注意を払って実施されなければならない。交換手順を行う人間は、当該人間を患者の血液から保護し、システムの要素の無菌状態を維持するために、手術用手袋を装着した状態でこれを行わなければならない。手術用手袋は、交換手順を実施する人間の触感を弱め、それゆえ、そのような交換手順をさらにより困難なものにする。
近年、ドライブシャフトおよびその組織除去器具の取り付けおよび/または交換がより容易なアテレクトミーデバイスを開発する試みが行われている。
たとえば、すべて参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第6,024,749号明細書(Shturman他)、米国特許第6,077,282号明細書(Shturman他)、米国特許第6,129,734号明細書(Shturman他)および米国特許第6,852,118号明細書(Shturman他)は、デバイスのハンドルハウジングに取り外し可能に取り付け可能であるハウジングを備える交換可能ドライブシャフトカートリッジを有するアテレクトミーデバイスを開示している。交換可能カートリッジは、原動機キャリッジに取り外し可能に取り付けられる長手方向可動チューブと、原動機に取り外し可能に取り付け可能である回転可能ドライブシャフトとを含む。長手方向延伸可能チューブとドライブシャフトの近位部分との相対位置を割り出ししながら長手方向延伸可能チューブを原動機に接続する結合が提供される。参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2011/0087254号明細書(Welty)は、原動機が原動機結合器を有し、ドライブシャフトが、原動機結合器と係合可能であるドライブシャフト結合器を有するアテレクトミーデバイスを開示している。ドライブシャフト結合器および原動機結合器は、互いに対して相補的かつ幾何学的に適合される係合可能側断面を有する。それらが互いに係合されると、相補的断面は、ドライブシャフト結合器と原動機結合器との間の回転結合器を阻害しながら、ドライブシャフト結合器と原動機結合器との間の軸方向並進を可能にする。
米国特許出願公開第2011/0077673号明細書(Grubac他)のような他のアテレクトミーデバイスは、ドライブシャフトと原動機との間に磁気クラッチ接続を利用する。ドライブシャフトおよび原動機は、モータプレートとドライブシャフトプレートとの間の磁気吸引力によってともに長手方向に保持される。モータとドライブシャフトとの間のトルクはモータプレートとドライブシャフトプレートとの間で完全に伝達され、閾トルクを下回るとき、モータプレートとドライブシャフトプレートは、静止摩擦によってともに回り止め保持される。モータとドライブシャフトとの間のトルクが閾トルクよりも大きいとき、モータプレートとドライブシャフトプレートは互いを越えて回転方向に滑り、残差トルクがモータとドライブシャフトとの間で伝達されるようになる。
上記デバイスはドライブシャフトを原動機と取り外し可能に係合するために摩擦または磁気結合を利用するが、いくつかのアテレクトミーデバイスは、1つの歯車がドライブシャフトに接続されており、1つの歯車が噛合歯車に接続されている、一対の噛合歯車によって駆動されるドライブシャフトを有する。この歯車装置構成に起因して、アテレクトミーデバイスは、概して、アセンブリあたり1つのシャフトサイズに制約される。一般的に、ドライブシャフトに接続されている歯車は置き換えられず、そのため、任意の交換可能ドライブシャフトが、ドライブシャフトと適切に係合するようなサイズにされなければならない。したがって、所望のドライブシャフト径ごとに複数のアテレクトミーデバイスが必要とされる。
したがって、ドライブシャフトが同じサイズまたは別のサイズのいずれかの別のドライブシャフトに交換可能である、噛合歯車アセンブリを有するアテレクトミーデバイスが必要とされている。
発明の簡潔な概要
回転アテレクトミーデバイスの一実施形態は、ハンドルであって、近位区画と、ハンドルの遠位端内の開口から近位方向に延伸するチャネルを有する遠位区画と、近位区画と遠位区画との間の細長い中空中間区画とを有する、ハンドルを含む。中間区画は、その内部と遠位区画内のチャネルとの間の開口と、スロットとを含む。デバイスは、原動機を有する原動機キャリッジと、原動機のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車とをさらに含む。原動機キャリッジは、中間区画の内部に配置されている。デバイスは、制御ノブであって、その少なくとも一部分が中間区画内のスロットを通じて延伸しており、制御ノブが長手方向に変位することによって原動機キャリッジの長手方向変位が引き起こされるように、原動機キャリッジに動作可能に結合されている、制御ノブをさらに含む。制御ノブは、制御ノブの長手方向変位を可能にするためのロック解除状態、および、制御ノブの長手方向変位を阻止するためのロック状態になるように動作可能である。デバイスのいくつかの実施形態は、近位区画および遠位区画と、近位端および遠位端を有するドライブシャフトとを有する交換可能ドライブシャフトカートリッジを含む。ドライブシャフトは、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画内の開口を通じて延伸する。ドライブシャフトカートリッジは、ドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車を有する歯車係合アセンブリを含む。デバイスのいくつかの実施形態は、ハンドルの遠位区画およびドライブシャフトカートリッジの遠位区画を互いに対して取り外し可能に接続するための1つまたは複数のコネクタを含む。1つまたは複数のコネクタの特定の実施形態は、相補的な第1の区画および第2の区画を含み、各コネクタの第1の区画は、ハンドルの遠位区画と一体的に形成されており、各コネクタの相補的な第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画と一体的に形成されている。デバイスは、歯車係合アセンブリ、原動機キャリッジおよびハンドルの中間区画の内部のうちの少なくとも1つの上の少なくとも1つの位置整合要素を含む。少なくとも1つの位置整合要素は、歯車係合アセンブリが中間区画の内部へと延伸され、原動機に近接して位置付けられるときに、少なくとも原動機歯車およびドライブシャフト歯車を互いに位置整合させるように構成されている。デバイスは、原動機およびドライブシャフトの一方の回転運動が他方の回転運動を引き起こすように、原動機歯車およびドライブシャフト歯車が互いに位置整合されるときに、原動機歯車およびドライブシャフト歯車を取り外し可能に噛み合わせるように構成されている少なくとも1つの付勢要素をさらに含む。
回転アテレクトミーデバイスの別の実施形態は、ハンドルであって、近位区画と、ハンドルの遠位端内の開口から近位方向に延伸するチャネルを有する遠位区画と、近位区画と遠位区画との間に延伸する溝を有する細長い中間区画とを有する、ハンドルを含む。デバイスは、原動機を有する原動機キャリッジと、原動機のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車とをさらに含む。原動機キャリッジは、中間区画の溝の中に配置されている。デバイスのいくつかの実施形態は、近位区画および遠位区画と、近位区画と遠位区画との間に延伸する中間区画内のスロットと、近位端および遠位端を有するドライブシャフトとを有する交換可能ドライブシャフトカートリッジを含む。ドライブシャフトは、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画内の開口を通じて延伸する。ドライブシャフトカートリッジは、ドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車を有する歯車係合アセンブリと、制御ノブであって、その少なくとも一部分がスロットを通じて延伸しており、制御ノブが長手方向に変位することによってドライブシャフトカートリッジの長手方向変位が引き起こされるように、ドライブシャフトカートリッジに動作可能に結合されている、制御ノブとを含む。制御ノブは、制御ノブの長手方向変位を可能にするためのロック解除状態、および、制御ノブの長手方向変位を阻止するためのロック状態になるように操作することができる。デバイスの特定の実施形態は、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを互いに取り外し可能に接続するための1つまたは複数のコネクタを含む。1つまたは複数のコネクタのいくつかの実施形態は、相補的な第1の区画および第2の区画を含み、第1の区画は、ハンドルと一体的に形成されており、相補的な第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジと一体的に形成されている。ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジは、原動機キャリッジおよび歯車係合アセンブリを並置することによって原動機歯車およびドライブシャフト歯車を取り外し可能に噛み合わせ、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを反対方向に同時に変位させることによって、取り外し可能に接続される。
回転アテレクトミーデバイスのまた別の実施形態は、ハンドルであって、近位区画と、溝を有する遠位区画と、近位区画と遠位区画との間の細長い中空中間区画とを有する、ハンドルを含む。中間区画は、その内部と溝との間の開口と、スロットとを含む。デバイスは、原動機を有する原動機キャリッジと、原動機のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車とをさらに含む。いくつかの実施形態において、原動機キャリッジは、中間区画の内部に配置されている。デバイスのいくつかの実施形態は、制御ノブであって、その少なくとも一部分がスロットを通じて延伸しており、制御ノブが長手方向に変位することによって原動機キャリッジの長手方向変位が引き起こされるように、原動機キャリッジに動作可能に結合されている、制御ノブを含む。制御ノブは、制御ノブの長手方向変位を可能にするためのロック解除状態、および、制御ノブの長手方向変位を阻止するためのロック状態になるように操作することができる。デバイスは、近位区画および遠位区画と、近位端および遠位端を有するドライブシャフトとを有する交換可能ドライブシャフトカートリッジをさらに含む。ドライブシャフトは、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画内の開口を通じて延伸する。ドライブシャフトカートリッジは、ドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車を有する歯車係合アセンブリと、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを互いに取り外し可能に接続するための1つまたは複数のコネクタとを含み、1つまたは複数のコネクタの各々は、相補的な第1の区画および第2の区画を含み、第1の区画は、ハンドルと一体的に形成されており、相補的な第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジと一体的に形成されている。ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジは、ハンドルの中間区画内の開口を通じて少なくとも歯車係合アセンブリを挿入し、原動機キャリッジおよび歯車係合アセンブリを並置することによって原動機歯車およびドライブシャフト歯車を取り外し可能に噛み合わせ、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを反対方向に変位させることによって、取り外し可能に接続される。
回転アテレクトミーデバイスの別の実施形態は、ハンドルであって、近位区画と、遠位区画と、近位区画と遠位区画との間の細長い中空中間区画とを有する、ハンドルを含む。中間区画は、その内部にアクセスするためのドアと、内部と遠位区画との間の開口と、スロットとを含む。デバイスは、原動機を有する原動機キャリッジと、原動機のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車とをさらに含む。特定の実施形態において、原動機キャリッジは、中間区画の内部に配置されている。デバイスのいくつかの実施形態は、制御ノブであって、その少なくとも一部分がスロットを通じて延伸しており、制御ノブが長手方向に変位することによって原動機キャリッジの長手方向変位が引き起こされるように、原動機キャリッジに動作可能に結合されている、制御ノブを含む。制御ノブの特定の実施形態は、制御ノブの長手方向変位を可能にするためのロック解除状態、および、制御ノブの長手方向変位を阻止するためのロック状態になるように操作することができる。デバイスは、交換可能ドライブシャフトカートリッジであって、近位端と遠位端との間で、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画内の開口を通じて延伸するドライブシャフトを有する、交換可能ドライブシャフトカートリッジをさらに含む。ドライブシャフトカートリッジは、ドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車を有する歯車係合アセンブリを含む。デバイスの特定の実施形態は、原動機キャリッジおよび歯車係合アセンブリを互いに取り外し可能かつ旋回可能に接続し、少なくとも原動機歯車およびドライブシャフト歯車を互いに位置整合させるための第1のコネクタを含む。第1のコネクタのいくつかの実施形態は、相補的な第1の区画および第2の区画を含み、第1の区画は、原動機キャリッジと一体的に形成されており、第2の区画は、歯車係合アセンブリと一体的に形成されている。デバイスは、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを互いに取り外し可能に接続するための第2のコネクタをさらに含み、第2のコネクタを使用してハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを取り外し可能に接続することによって、原動機およびドライブシャフトの一方の回転運動が他方の回転運動を引き起こすように、原動機歯車およびドライブシャフト歯車が取り外し可能に噛み合わされる。
回転アテレクトミーデバイスのまた別の実施形態は、ハンドルであって、近位区画と、ハンドルの遠位端内の開口から近位方向に延伸するチャネルを有する遠位区画と、近位区画と遠位区画との間の細長い中空中間区画とを有する、ハンドルを含む。中間区画は、その内部と遠位区画内のチャネルとの間の開口と、スロットとを含む。デバイスの実施形態は、原動機を有する原動機キャリッジと、原動機のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車とを含む。特定の実施形態において、原動機キャリッジは、中間区画の内部に配置されている。デバイスのいくつかの実施形態は、制御ノブであって、その少なくとも一部分がスロットを通じて延伸しており、制御ノブが長手方向に変位することによって原動機キャリッジの長手方向変位が引き起こされるように、原動機キャリッジに動作可能に結合されている、制御ノブを含む。特定の実施形態において、制御ノブは、制御ノブの長手方向変位を可能にするためのロック解除状態、および、制御ノブの長手方向変位を阻止するためのロック状態になるように操作することができる。デバイスの実施形態は、近位区画および遠位区画と、近位端と遠位端との間に延伸するドライブシャフトとを有する交換可能ドライブシャフトカートリッジをさらに含む。ドライブシャフトは、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画内の開口を通じて延伸する。ドライブシャフトカートリッジは、ドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車を有する歯車係合アセンブリを含む。デバイスのいくつかの実施形態は、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを互いに取り外し可能かつ旋回可能に接続するための第1のコネクタと、ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを互いに取り外し可能に接続するための第2のコネクタとを含む。
デバイスのいくつかの実施形態において、第1のコネクタは、相補的な第1の区画および第2の区画を有する旋回コネクタであり、第1の区画は、ハンドルの遠位区画と一体的に形成されており、相補的な第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジと一体的に形成されている。特定の実施形態において、第2のコネクタは、相補的な第1の区画および第2の区画を含み、第1の区画は、ハンドルと一体的に形成されており、第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジの近位区画と一体的に形成されている。第2のコネクタを使用してハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを取り外し可能に接続することによって、原動機およびドライブシャフトの一方の回転運動が他方の回転運動を引き起こすように、原動機歯車およびドライブシャフト歯車が取り外し可能に噛み合わされる。
デバイスの特定の実施形態において、第1のコネクタは、相補的な第1の区画および第2の区画を有する旋回コネクタであり、第1の区画は、ハンドルと一体的に形成されており、第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジの近位区画と一体的に形成されている。いくつかの実施形態において、第2のコネクタは、相補的な第1の区画および第2の区画を含み、第1の区画は、ハンドルの遠位区画と一体的に形成されており、第2の区画は、ドライブシャフトカートリッジと一体的に形成されている。ハンドルおよびドライブシャフトカートリッジが第1のコネクタを使用して取り外し可能かつ旋回可能に接続されると、少なくとも原動機歯車およびドライブシャフト歯車は互いに位置整合される。第2のコネクタを使用してハンドルおよびドライブシャフトカートリッジを取り外し可能に接続することによって、原動機およびドライブシャフトの一方の回転運動が他方の回転運動を引き起こすように、原動機歯車およびドライブシャフト歯車が取り外し可能に噛み合わされる。
図面のいくつかのビューの簡単な説明
図1Aは、回転アテレクトミーデバイスの一実施形態の斜視図である。 図1Bは、装填解除状態にある図1Aのデバイスを示す。 図1Cは、図1Aのデバイスの長手方向断面図である。 図1Dは、図1Aのデバイスの交換可能ドライブシャフトカートリッジの一実施形態の斜視図である。 図1Eは、収縮された状態にあるドライブシャフトを示す、図1Dのドライブシャフトカートリッジの斜視図である。 図1Fは、図1Dのドライブシャフトカートリッジの遠位区画の少なくとも一部分の長手方向断面図である。 図2Aは、図1Bの装填されていないデバイス内の原動機キャリッジの一実施形態の詳細な長手方向断面図である。 図2Bは、図1Dの交換可能ドライブシャフトカートリッジが取り付けられている、図2Aの原動機キャリッジの詳細な長手方向断面図である。 図2Cは、図1Dの交換可能ドライブシャフトカートリッジの近位区画の詳細な斜視図である。 図3Aは、噛み合わされていない状態にある原動機キャリッジおよび歯車係合アセンブリの実施形態を示す長手方向断面図である。 図3Bは、噛み合わされていない状態にある図3Aの原動機キャリッジおよび歯車係合アセンブリを示す長手方向断面図である。 図4Aは、回転アテレクトミーデバイスの別の実施形態の交換可能ドライブシャフトカートリッジの一実施形態における遠位区画の斜視図である。 図4Bは、図4Aの遠位区画の一部分の断面図である。 図4Cは、図4Aの遠位区画と取り外し可能に接続するように構成されているハンドルの斜視図である。 図4Dは、図4Cのハンドルの遠位区画の上面図である。 図5は、分解された状態にある回転アテレクトミーデバイスの別の実施形態の斜視図である。 図6は、分解された状態にある回転アテレクトミーデバイスのまた別の実施形態の斜視図である。 図7Aは、回転アテレクトミーデバイスの一実施形態の斜視図である。 図7Bは、図7Aのデバイス内の原動機キャリッジおよび交換可能ドライブシャフトカートリッジの旋回コネクタの一実施形態を示す側面図である。 図8は、回転アテレクトミーデバイスの別の実施形態の側面図である。 図9は、回転アテレクトミーデバイスのまた別の実施形態の側面図である。 図10は、アテレクトミーを実施するために使用される複数のデバイスお よび構成要素の動作を識別、監視、および制御するように構成されているシステム1000の一実施形態を示す。
発明の詳細な説明
添付の図面に示されている様々な実施形態の以下の詳細な説明において、同様の構成要素および要素は同様の参照符号を使用して識別される。
図1Aおよび図1Bはそれぞれ、「装填」状態および「装填解除」状態にある回転アテレクトミーデバイス100の一実施形態の斜視図であり、図1Cは、「装填」状態にある長手方向断面図デバイス100である。デバイス100は、互いに取り外し可能に接続することができるハンドル102および交換可能ドライブシャフトカートリッジ104を含む。デバイス100は、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104が互いに接続されているときに「装填」状態にあると考えられ、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104が互いから分離されているときに「装填解除」状態にあると考えられる。デバイス100は、操作者が同じハンドル102を用いて異なるドライブシャフトカートリッジを使用することを可能にするように構成されているため、ドライブシャフトカートリッジ104は「交換可能」であるとして参照される。
いくつかの実施形態において、ハンドル102は、近位区画106と、遠位区画108と、近位区画106と遠位区画108との間に延伸する細長い中空中間区画110とを含む。いくつかの実施形態において、遠位区画108は、ハンドル102の遠位端116内の開口114から近位方向に延伸するチャネル112を含む。チャネル112および開口114は、ドライブシャフトカートリッジ104の少なくとも一部分を通過させるように構成されている。中間区画110は、中間区画110の長手方向に延伸する内部120と、遠位区画108内のチャネル112との間の開口118を含む。開口118も、ドライブシャフトカートリッジ104の少なくとも一部分を通過させるように構成されている。中間区画110は、内部120へと延伸する、長手方向に延伸するスロット122をさらに含む。
内部120は、原動機キャリッジ124を収容し、原動機キャリッジをその中で長手方向に変位させるように構成されている。図2Aおよび図2Bを参照して他の箇所でさらに説明するように、原動機キャリッジ124は、原動機126のシャフト130に固定して取り付けられている原動機歯車128を有する原動機126を含む。いくつかの実施形態において、原動機126は、液体および圧縮ガスのような流体を含む様々な手段を使用して操作することができるタービンである。他の実施形態において、原動機126は、交流電流(AC)源および直流電流(DC)を含む様々な電源を使用して操作することができる電気モータである。
デバイス100は、スロット122を通じて延伸し、かつ原動機キャリッジ124に動作可能に結合されている部分134を有する少なくとも1つの制御ノブ132をさらに含む。したがって、矢印136によって示すような制御ノブ132の長手方向変位が、原動機キャリッジ124およびそれに含まれている原動機126の長手方向変位を引き起こす。いくつかの実施形態において、中間区画110内での原動機キャリッジ124の位置は、必要に応じて、制御ノブ132を使用して固定またはロックすることができる。たとえば、制御ノブ132は、制御ノブ132およびそれに結合されている原動機キャリッジ124の長手方向変位を阻止するためのロック状態になるように操作することができる。制御ノブ132およびそれに結合されている原動機キャリッジ124の長手方向変位は、制御ノブ132をロック解除状態になるように操作することによって有効化または可能にすることができる。いくつかの実施形態において、ロック状態およびロック解除状態は、制御ノブ132を回転させることによって達成される。代替の実施形態において、制御ノブ132は、所望の機能を提供するために別様に操作することができる。他の実施形態において、原動機キャリッジ124の位置を固定またはロックするための代替的な構成が含まれてもよく、制御ノブ132または何らかの他の手段が、原動機キャリッジ124の長手方向変位に使用される。当業者には明らかになり得るようなすべての代替形態が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
図1Dは、交換可能ドライブシャフトカートリッジ104の一実施形態の斜視図である。図示されているように、交換可能ドライブシャフトカートリッジ104は、近位区画138と、遠位区画140と、ドライブシャフト142と、歯車係合アセンブリ144とを含む。ドライブシャフト142は、近位端および遠位端を含み、遠位区画140内の開口146を通じて延伸する。いくつかの実施形態において、開口146は、ドライブシャフトカートリッジ104の遠位端を通る。しかしながら、これは強制ではなく、必須でもないたとえば、代替の実施形態において、ドライブシャフト142は、遠位区画140の側面内の開口を通じて延伸してもよい。歯車係合アセンブリ144は、ドライブシャフト歯車148が回転することによってドライブシャフト142が回転するように、ドライブシャフト142の近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車148を含む。
いくつかの実施形態において、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車154は、取り外し可能に噛み合わせる(または係合する)ことができる。そのため、歯車が噛み合わされると、原動機126を操作することによって、原動機歯車128、ドライブシャフト歯車148およびドライブシャフト142の回転運動が引き起こされる。ドライブシャフト142の回転運動は、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148の噛み合わせを外す(もしくは係合解除する)ことによって、および/または、原動機126を停止することによって停止することができる。当業者には明らかになるように、ドライブシャフト142の回転速度は、少なくとも部分的には、ドライブシャフト歯車148と原動機歯車128との歯車比によって、および、原動機126の回転速度によって決定される。特定の実施形態において、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148は、それらが同じ直径であり、同じ数の歯を有するという点において実質的に同様である。そのような実施形態において、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148は、実質的に同様の回転速度を有する。他の実施形態において、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148は、これらの2つの噛み合った歯車の一方が他方よりも速くまたは遅く回転するように、異なる回転速度を有してもよい。当業者には明らかになるように、これは、2つの歯車の一方の他方に対する直径を低減すること、および、歯の数を増大させることによって達成することができる。実施形態は1つのみの原動機歯車128および1つのみのドライブシャフト歯車142を説明および例示しているが、そのような歯車の構成および量は限定として考えられるべきではない。たとえば、図示されていないが、デバイス100のいくつかの実施形態は、1つの原動機歯車128および1つのドライブシャフト歯車148と噛み合った1つまたは複数の追加の歯車を有するギアボックスを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、原動機126およびドライブシャフト142は、原動機126およびドライブシャフト142の互いに対する係合および係合解除の両方が可能である機構と回転可能に結合される。限定しない例示的な実施形態において、この機構は、磁気クラッチを含むクラッチ機構である。
デバイス100を使用するために、デバイスは、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が噛み合わされるように、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104を互いに接続することによって「装填」されなければならない。いくつかの実施形態において、これは、少なくとも歯車係合アセンブリ144をハンドル102内に挿入し、これを原動機キャリッジ124と並置することによって達成される。
チャネル112ならびに開口114および118は、少なくとも歯車係合アセンブリ144を通過させるように構成されている。歯車係合アセンブリ144は、開口114内に挿入され、チャネル112および開口118を通じて、中間区画110の内部120へと前進させられる。その後、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144は、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が互いに位置整合されるまで、組み合わせてまたは互いに個々にのいずれかで、互いに前進させられる。いくつかの実施形態において、歯車係合アセンブリ144が開口118を通じて前進させられる前に、原動機キャリッジ124が、制御ノブ132をそのロック状態へと操作することによって開口118に向けて変位させられ、その場に保持される。その後、歯車係合アセンブリ144は、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が互いに位置整合されるまで、開口118を通じて前進させられる。
原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148の位置整合を保証するために、デバイス100のいくつかの実施形態は、少なくとも歯車係合アセンブリ144を案内するための少なくとも1つの位置整合要素を含む。デバイス100のいくつかの実施形態において、位置整合要素の少なくとも一部分は、チャネル112、開口114および118、内部120、原動機キャリッジ124、ならびに歯車係合アセンブリ144のうちの1つまたは複数の中に設けられる。デバイス100の特定の実施形態において、位置整合要素は、少なくとも相補的な第1の区画および第2の区画を含むことができ、第1の区画は歯車係合アセンブリ144上に配置され、第2の区画は、チャネル112、開口114および118、内部120、ならびに原動機キャリッジ124のうちのいずれか1つまたは複数の上に配置される。たとえば、位置整合要素は、実矧ぎ構成を含んでもよく、第1の区画、すなわちタングが歯車係合アセンブリ144上に配置され、第2の区画、すなわち溝が、チャネル112、開口114および118、内部120、ならびに原動機キャリッジ124のうちのいずれか1つまたは複数の上に連続的にまたは部分的に(たとえば、区分的に)配置される。無論、タングおよび溝が配置されるデバイス100の構成要素または要素は逆になってもよい。位置整合要素が第1および第2の区画の両方を含むことは必ずしも必要ではなく、要件でもないことが諒解されるべきである。いくつかの実施形態において、デバイス100の構成要素および/または要素は、位置整合要素の少なくとも1区画のみが必要とされるように構成することができる。位置整合要素のいくつかの非限定例は、1つまたは複数の傾斜台、リブ、レール、およびチャネルを含む。当業者には明らかになり得るような、位置整合要素のすべての代替的な構成が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
相補的な第1の区画および第2の区画を有する位置整合要素の限定しない例示的な実施形態が、図2A〜図2Cに示されている。図2Aは、歯車係合アセンブリ144が取り付けられていない原動機キャリッジ124の状態を示す詳細な断面図であり、図2Bは、歯車係合アセンブリ144が取り付けられている原動機キャリッジ124の状態を示す詳細な断面図であり、図2Cは、ドライブシャフトカートリッジ104の近位区画138の拡大斜視図である。図示されている実施形態において、位置整合要素は、第1の区画および第2の区画を含む。原動機キャリッジ124上に配置されている第1の区画は、少なくとも部分的には挿入チャネル150によって画定される。いくつかの実施形態において、挿入チャネル150は少なくとも部分的には、第1のガイド152および第2のガイド154によって画定される。いくつかの実施形態において、第2のガイド154は、少なくとも部分的には、第2のガイド154の遠位端から近位端へと増大する厚さを有する傾斜平面によって画定される。図2Cに示す位置整合要素の第2の区画は、少なくともドライブシャフトカートリッジ104の近位区画138上に配置されている。図示されている実施形態において、第2の区画は、少なくとも部分的には、第1のガイド152および第2のガイド154の一方または両方とスライド可能に係合するように構成されている1つまたは複数の陥凹部156、158によって画定される。
いくつかの実施形態において、デバイス100は、位置整合された原動機歯車128およびドライブシャフト歯車154を、それらの歯車が噛み合わされると、原動機126およびドライブシャフト142の一方の回転運動が他方における回転運動を引き起こすように噛み合わせるための少なくとも1つの付勢要素を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの付勢要素は、歯車126および142が位置整合されたときにドライブシャフト歯車142が位置付けられることになる場所まで少なくとも原動機歯車126を変位させる。他の実施形態において、少なくとも1つの付勢要素は、歯車126および142が位置整合されたときに原動機歯車126が位置付けられることになる場所まで少なくともドライブシャフト歯車142を変位させる。代替の実施形態において、デバイス100は、歯車126および142が位置整合されたときに原動機歯車126およびドライブシャフト歯車142の両方を互いに向けて変位させるように構成されている1つまたは複数の付勢要素を含んでもよい。付勢要素の非限定例は、圧縮ばね、コイルばね、板ばね、ならびに他の適切な構成要素および/または材料を含む。
図2Aおよび図2Bは、少なくとも原動機歯車128をドライブシャフト歯車148に向けて付勢するように構成されているばね160付勢要素を有するデバイス100の限定しない例示的な実施形態を示す。デバイス100が装填されておらず、かつ/または、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144が並置されていないとき、ばね160は、デバイス100が装填されるとき、歯車128および148が位置整合されるときにドライブシャフト歯車148が位置付けられることになる場所に向けて、少なくとも原動機歯車128を押す。位置整合要素は、デバイス100を装填しているときに歯車係合アセンブリ144および原動機キャリッジ124が互いに向けて前進させられるときに、それらのロール、ピッチおよびヨーを阻止または最小限に抑えるように構成されている。歯車係合アセンブリ144の前端が挿入チャネル150に入り、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が互いに向けて前進すると、第2のガイド154の傾斜平面によって、原動機キャリッジ124の近位区画および少なくとも原動機歯車128が、前進するドライブシャフト歯車148から外方の方向に動かされる。原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144がほぼ並置されているとき、ばね160からの付勢力のために、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148は位置整合されることになり、歯車128および148噛み合うことになる。1つのみのばね160が図2Aおよび図2Bに示されており、それらの図面を参照して説明されているが、必要とされる機能を提供するために2つ以上のばねが使用され得ることは容易に諒解されるべきである。したがって、すべてのそのような代替形態が本開示の境界および範囲内にあるものとして考えられる。
いくつかの実施形態において、原動機キャリッジ124は、1つまたは複数の位置整合ピン162を含み、歯車係合アセンブリ144は、1つまたは複数の位置整合ピン162を受け入れるように構成されている、1つまたは複数の対応して位置整合される開口を含む。1つまたは複数の位置整合ピン162および1つまたは複数の開口は、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144が適切に並置されるときに、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が必要に応じて位置整合され、かつ1つまたは複数の位置整合ピン162および対応する開口が係合するように構成および配置される。したがって、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144のさらなる相対変位が阻止されることになり、歯車128および148の位置整合が維持されることになる。1つまたは複数の付勢要素からのばね力が、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148を噛み合わせる。
いくつかの実施形態において、ドライブシャフトカートリッジ104は、ハンドル102および原動機キャリッジ124の少なくとも一方の上の解放可能ロック機構と係合する解放可能ロック機構を含む。いくつかの実施形態において、原動機キャリッジ124の近位端またはその付近に、自動解放ロック機構204が設けられる。図示されている実施形態では、自動解放ロック機構204は、原動機歯車128の近位に位置付けられている。いくつかの実施形態において、ドライブシャフトカートリッジ104の近位区画138の少なくとも一部分は、自動解放ロック機構204と係合される。いくつかの実施形態において、ハンドル102も、チャネル208内に自動解放ロック機構206を有する。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の自動解放ロック機構204および206は、原動機キャリッジ124がドライブシャフトカートリッジ104と接続されていない間に、原動機キャリッジの変位または運動を阻止するように構成されている。デバイス100が「装填」されており、原動機歯車138およびドライブシャフト歯車148が噛み合わされているとき、1つまたは複数の自動解放ロック機構204および206は係合解除されている。
図1Bは、同じく位置整合要素として使用することができる細長い付勢要素164の代替の実施形態を示す。付勢要素164は、歯車係合アセンブリ144から遠位の箇所においてドライブシャフトカートリッジ104に固定してもしくは取り外し可能に取り付けられるか、または、ドライブシャフトカートリッジと一体的に形成される遠位端を含む。特定の実施形態において、付勢要素164は、近位方向に延伸し、いかなる外力もないときに、その近位端166が歯車係合アセンブリ144から外方に延伸するように構成されている。付勢要素164の少なくとも一部分に適切な力が加わると、近位端166は、矢印168によって示されている方向において歯車係合アセンブリ144に向けて変位され、ばね力が付勢要素164に蓄積される。その後、加えられている力が除去されると、蓄積されたばね力が近位端166を、矢印168によって示されているものと反対方向において、歯車係合アセンブリ144から外方に付勢する。
加えて、いくつかの実施形態において、付勢要素164は、位置整合要素の第1の区画として構成することができ、位置整合要素の第2の区画は、ハンドル102の少なくとも一部分上に配置することができる。第2の区画は、付勢要素164とスライド可能に係合するように構成されている溝または同様の構造とすることができる。いくつかの実施形態において、第2の要素は、原動機キャリッジ124上に配置され、たとえば、原動機キャリッジと一体的に形成される。加えて、または代替形態において、原動機キャリッジ124から遠位にあるハンドル102の少なくとも一部分は、位置整合要素の第2の区画を含むことができる。たとえば、第2の区画は、ハンドル102の遠位端116内の開口114、開口114から近位方向に延伸するチャネル112の部分または全体、中間区画110内の開口118、および、開口118の近位にある内部120の少なくとも一部分のうちの少なくとも1つまたは複数の上に配置することができる。
いくつかの実施形態において、位置整合要素の第2の区画は、付勢要素164の近位端166を取り外し可能に受け入れ、かつハンドル102内での近位方向におけるドライブシャフトカートリッジ104のさらなる変位を阻止するように構成されている陥凹部170を含むことができる。特に、ハンドル102内での近位方向における歯車係合アセンブリ144の変位が阻止される。したがって、近位端166が陥凹部170内に取り外し可能に受け入れられるときに原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が位置整合されるように、近位端166および陥凹部170は相補的な構成を有しなければならないことは容易に諒解されるべきである。デバイス100を装填するために、近位端166および歯車係合アセンブリ144は互いに向けて変位され、その後、それらの両方が開口114を通じてハンドル102内に挿入される。歯車係合アセンブリ144および原動機キャリッジ124は、付勢要素164の近位端166が陥凹部170内に取り外し可能に受け入れられるまで、互いに向けて変位される。原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148は互いに位置整合され、付勢要素164内に蓄積されたばね力によって、歯車128および148は噛み合わさられる。
デバイス100のいくつかの実施形態は、交換可能ドライブシャフトカートリッジ104をハンドル102から取り外すことができるように、噛み合わされた歯車126および142を分離、たとえば、噛み合わせを外すための1つまたは複数の解放機構を含むことができる。デバイス100の他の実施形態において、ハンドル102、ドライブシャフトカートリッジ104および位置整合要素のうちの1つまたは複数は、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104の互いから外方への変位が、並置されている原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144を分離し、また、噛み合わされている歯車126および142も分離、たとえば、噛み合わせを外すように、構成することができる。
図3Aおよび図3Bは、デバイス100の一実施形態における、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148の互いとの噛み合わせの一実施形態の部分側面図である。他の箇所で説明されているように、本明細書において開示されているデバイス、たとえば、デバイス100の実施形態は、細長い中空中間区画によって少なくとも部分的に画定されているハンドルを含む。図3Aは、ハンドル、たとえば、ハンドル102の細長い中空中間区画の一実施形態内の内部302の一部分を示す。内部120と同様、内部302は、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306を収容し、これらを直線的に変位させるように構成されている。いくつかの態様において、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306の実施形態はそれぞれ、デバイス100を参照して他の箇所で説明されている歯車係合アセンブリ144および原動機キャリッジ124と実質的に同様である。そのため、歯車係合アセンブリ304は、アセンブリから遠位方向に延伸しているドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車308を含む。また、原動機キャリッジ306は、そのシャフト314に固定して取り付けられている原動機歯車312を有する原動機310を含む。
図示されているように、内部302は、その少なくとも一部分を通じて延伸しているガイドレール316を含む。いくつかの実施形態において、ガイドレール316は、内部302を、少なくとも第1の区画318と第2の区画320とに分割する。図示されているように、第1の区画318は、ドライブシャフト歯車308および原動機歯車312が互いに位置整合されているが噛み合ってはいない間に、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306を収容するように構成されている。第2の区画320は、ドライブシャフト歯車308および原動機歯車312が噛み合った後に、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306を収容するように構成されている。ガイドレール316は、第1の区画318と第2の区画320との間に延伸する遷移区画322をさらに含む。いくつかの実施形態において、遷移区画322は、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306が、単独でまたは組み合わせてのいずれかで、第1の区画318から第2の区画320に変位されている間に、少なくとも位置整合されたドライブシャフト歯車308および原動機歯車312を互いに向けて前進させるように構成されている。明らかになるように、それゆえ、遷移区画322は、位置整合されたドライブシャフト歯車308および原動機歯車312が第1の区画318から第2の区画320に変位されるときに、それらを噛み合わせるように構成されている。図示されている実施形態において、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306がともに第1の区画318から第2の区画320に変位されている間に、遷移区画322によって、原動機キャリッジ306は、少なくとも原動機歯車312がドライブシャフト歯車308に向けて変位され、かつドライブシャフト歯車と噛み合わされるように、旋回点324を中心として旋回させられる。いくつかの実施形態において、歯車係合アセンブリ304および原動機キャリッジ306の変位を第2の区画320から第1の区画318へと逆にすることによって、ドライブシャフト歯車308および原動機歯車312は互いから噛み合わせが外れる。歯車係合アセンブリ304がその構成要素であるドライブシャフトカートリッジは、ハンドルから取り外し、歯車係合アセンブリ304と実質的に同様の歯車係合アセンブリを有する、異なるまたは別の同様のドライブシャフトカートリッジに置き換えることができる。
図3Aに示す実施形態の第1の区画318において、原動機キャリッジ306は、ドライブシャフト歯車308および原動機歯車312が互いから分離し、噛み合わないように、旋回点324を中心として傾いて示されている。いくつかの実施形態において、図示されている原動機キャリッジ306の傾きは、重力に起因し得る。図示されていないが、他の実施形態は、原動機キャリッジ306を図示されているように傾けるように構成されている1つまたは複数の付勢要素を含んでもよい。限定しない例示的な付勢要素は、コイルばね、板ばね、および、それらの「通常」状態から変位するときにばね力を蓄積するように構成されている同様の構成要素を含む。たとえば、各々がその「通常」状態として圧縮された状態を有する1つまたは複数のコイルばねが設けられてもよく、それによって、第1の区画318において、原動機キャリッジ306は図3Aに示すように傾けられる。図3Bに示すように、歯車係合アセンブリ304によって原動機キャリッジ306が第2の区画320に変位すると、1つまたは複数のばねが「伸長」し、その中にばね力を蓄積することになる。その後、歯車係合アセンブリ304によって原動機キャリッジ306が第2の区画320から第1の区画318に変位すると、ばね力が「解放」されることになり、それによって、原動機キャリッジ306が図3Aに示すように傾くことになり、ドライブシャフト歯車308および原動機歯車312の噛み合いが外れる、すなわち、互いから分離することになる。
デバイス100を使用するために、使用中、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148がハンドル102内で互いに噛み合ったままであるように、ハンドル102の遠位区画108およびドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140が、互いに結合される必要がある。その目的のために、デバイス100の実施形態は、それぞれ、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104を係合させ、互いから分離または係合解除するように構成されている、1つまたは複数のコネクタおよび関連する解放機構を含むことができる。前述のように、手技の間にドライブシャフトカートリッジ104を置き換えることが望ましいかまたは必要である場合があるため、そのような結合は解放可能である必要がある。したがって、1つまたは複数のコネクタのいくつかの実施形態は、それぞれ、ハンドル102の遠位区画108およびドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140と一体的に形成することができる相補的な第1の区画および第2の区画を含む。第1の区画および第2の区画は、互いに取り外し可能に結合されるように構成される。第1の区画および第2の区画が形成される構成要素は、必要とされる機能に影響を及ぼすことなく逆にすることができることが、当業者には容易に明らかになる。言い換えれば、第1の区画がドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140と一体的に形成され、第2の区画がハンドル102の遠位区画108と一体的に形成される場合に、コネクタの機能は変化しない。
図1Aおよび図1Bは、デバイス100が使用されている間にハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104を互いに接続されたままにするように構成されているコネクタの一実施形態を示す。コネクタは、ドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140と一体的に形成されているタブ付きコネクタ172と、ハンドル102の遠位区画108と一体的に形成されている1つまたは複数の相補的な孔176とを含む。タブ付きコネクタ172は、各々が遠位区画108内の相補的な孔176と取り外し可能に係合する1つまたは複数のタブ174を含む。デバイス100が「装填」される、すなわち、遠位区画108および140が互いに当接すると、タブ付きコネクタ172は、デバイス100が手技中に使用されている間に、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104が分離することを防止する。デバイス100を「装填解除」する、すなわち、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104を互いから分離するために、矢印178によって示されている方向においてタブ174に圧力を加え、遠位区画108および140を互いから外方に変位させることによって、遠位区画108および140を互いから係合解除することができる。
いくつかの実施形態において、交換可能ドライブシャフトカートリッジ104が装填され、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が互いに適切に噛み合わされて係合されるとき、ドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140とハンドル102の遠位端116との間には間隙が存在する場合がある。いくつかの実施形態において、ハンドル102の遠位端116およびドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140を互いに取り外し可能に接続するための1つまたは複数のコネクタは、それらの間に密閉結合を生成するための密閉機構を含むことができる。
1つまたは複数のコネクタおよび関連する解放機構の代替の例示的な実施形態は、スナップ嵌めコネクタ、実矧ぎコネクタ、レール、回転可能コネクタ、バヨネットマウントおよびリブを含む。たとえば、限定しない例示的な実施形態において、密閉機構(すなわち、1つまたは複数のコネクタ)は、反対方向におけるハンドル102および/またはドライブシャフトカートリッジ104の回転変位が、並置された後に、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104を互いに接続または接続解除するバヨネットマウントであってもよい。
いくつかの実施形態において、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104を互いに取り外し可能に接続するための1つまたは複数のコネクタは、シールとして機能するようにも構成される。たとえば、1つまたは複数のコネクタは、そこを通る任意の流体流を阻止する流体シールを形成することもできる。
当業者には明らかになり得るような、1つまたは複数の解放機構の他の実施形態が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
図1A〜図1Cに示すように、デバイス100は、ハンドル102の近位区画106内にガイドワイヤクランプまたはブレーキ180を含む。ガイドワイヤクランプまたはブレーキ180を係合させることによって、デバイス100のユーザが、デバイス100を通じて延伸するガイドワイヤ182の挿入または引き戻しを停止することが可能である。ガイドワイヤクランプまたはブレーキ180がその係合解除状態になるように操作されると、その後、ガイドワイヤ182を挿入または引き戻しすることができる。
いくつかの実施形態において、ハンドル102の近位区画106は、それを通じてユーザがデバイス100の動作を監視および/または制御することができる少なくとも1つの制御パネル184を含む。少なくとも1つの制御パネル184のいくつかの実施形態は、デバイス100のユーザが、ドライブシャフト142の回転速度に影響を及ぼす原動機126の回転速度を開始、停止、変更および監視することを可能にする。少なくとも1つの制御パネル184の特定の実施形態は、デバイス100のユーザが、生理食塩水の流れを監視および/または制御することを可能にする。デバイス100のいくつかの実施形態は、患者の血管系内へと延伸する1つまたは複数の光ファイバケーブルを含むことができる。デバイス100のそのような実施形態において、少なくとも1つの制御パネル184は、血管系の内部の視覚、たとえば、画像を表示するように構成することができる。デバイス100の特定の実施形態は、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104がデバイス100を操作するのに必要とされるように適切に結合されているか否かのような状態を感知するための1つまたは複数のセンサを含むことができる。1つまたは複数のセンサはまた、血管系内の環境条件(たとえば、温度、圧力など)および/または血管系の物理条件(たとえば、厚さ、柔軟性など)のようなパラメータを感知するための手段を含むことができる。したがって、少なくとも1つの制御パネル184のいくつかの実施形態は、感知された状態を表示するように構成することができる。少なくとも1つの制御パネル184の特定の実施形態は、少なくともマイクロプロセッサ、メモリ、表示インターフェース、入出力ポートまたはインターフェースなどを含んでもよい。当業者には明らかになり得るような、少なくとも1つの制御パネル184のすべての機能が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
他の箇所で説明されているように、デバイス100の特定の実施形態は、ハンドル102およびドライブシャフトカートリッジ104が適切に接続されているか否かを検出するための1つまたは複数のセンサを含む。より詳細には、1つまたは複数のセンサは、ハンドル102の遠位端116および遠位区画140の近位端が適切に接続されているか否かを検出するように構成されている。デバイス100を操作するのに必要とされるような適切な接続が検出されない場合、ドライブシャフト142が前進および/または回転するのを阻止することができる。これはまた、ドライブシャフト142が図1Eに示すような収縮するドライブシャフトとして構成されている実施形態にも適用可能である。
デバイス100のいくつかの実施形態において、ドライブシャフトカートリッジ104の遠位区画140は、ノーズコーン186を含む。ドライブシャフト142が収縮するデバイス100の実施形態において、ノーズコーン186およびドライブシャフトカートリッジ104は、互いに取り外し可能に取り付けられるように構成される。図1Fは、ノーズコーン186が近位方向に延伸する構造188を含み、ドライブシャフトカートリッジ104が出力歯車ハイポチューブ190を含む実施形態を示す。図示されているように、構造188の近位区画192およびハイポチューブ190の遠位区画194はそれぞれ、構造188およびハイポチューブ190を互いに取り外し可能に接続するように構成されている相補要素196および198を含む。いくつかの実施形態において、相補要素196および198はそれぞれ、互いにスライド可能に係合するように構成されているばね付勢タブおよび陥凹部を含む。特定の実施形態において、ばね付勢タブは板ばねとして構成される。他の実施形態において、相補要素196および198はそれぞれ、互いにスライド可能に係合するように構成されているばね付勢ボールおよび窪みを含む。無論、相補要素196および198の構成は逆にすることができる。さらに、説明および図示されている実施形態は例示であり、そのため、限定であるとして解釈されるべきではない。ノーズコーン186およびハイポチューブ190を取り外し可能に接続するための修正形態または代替の実施形態が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
使用中、ドライブシャフト142が引き戻された状態にあり、収縮していないとき、構造188およびハイポチューブ190は、それらのそれぞれの近位区画192および遠位区画194において互いに接続または結合される。いくつかの実施形態において、デバイス100は、ドライブシャフト142を収縮させるために「装填」されなければならない。デバイス100が「装填されていない」場合、1つまたは複数のロック機構(図示せず)がドライブシャフト142が収縮されるのを阻止する。デバイス100が「装填されている」とき、1つまたは複数のロック機構(複数可)は係合解除され、ドライブシャフト142は、ノーズコーン186およびハンドル102を反対方向において互いから外方に変位させることによって収縮することができる。
特定の実施形態において、構造188およびハイポチューブ190は、近位区画192の遠位区画194への挿入を補助するための相補的な位置整合要素を含む。図示されている実施形態において、ハイポチューブ190は、外向きに広がっている遠位端200を含み、構造188は、内向きに先細りになっている近位端202を含む。説明されている実施形態は、限定であるとして解釈されるべきではない。代替の実施形態において、ハイポチューブ190の遠位区画194は、構造188の近位区画192への挿入および近位区画192からの引き戻しのために構成することができる。
デバイス100の特定の実施形態は、生理食塩水リザーバと流体連通している生理食塩水注入ポートを含む。デバイスは、注入ポートからカテーテルの内部ルーメンへと生理食塩水を輸送するように構成されている内部生理食塩水チューブをさらに含むことができる。そのため、リザーバからの生理食塩水を、回転ドライブシャフト142と、ドライブシャフト142の中および/または周囲に配置されている任意の非回転構成要素との間の摩擦を低減するために使用することができる。リザーバからの生理食塩水は、熱伝導流体としても使用することができる。
図4Aは、回転アテレクトミーデバイスの別の実施形態の交換可能ドライブシャフトカートリッジの一実施形態における遠位区画402の斜視図である。遠位区画402は、そこから近位方向に延伸する溝406を有する管状区画404と、そこから遠位方向に延伸する管状ノーズコーン408とを含む。管状区画404のチューブは、その第1の開口端において溝406と連続しており、第1の開口端の反対にあるその第2の開口端において、ノーズコーン408のチューブの第1の開口端と連続している。ノーズコーン408のチューブの、第1の開口端の反対にある第2の開口端が、遠位区画402の遠位端410内の開口146を画定する。そのため、遠位区画402は、その近位端においてドライブシャフト歯車148に固定して取り付けられており、かつ患者の血管系内へと挿入されるように構成されている遠位端を有するドライブシャフト142を通過させるように構成されている。遠位区画402は全体を通じて概して円形の断面を有するものとして示されているが、この幾何形状は要件および/または限定として考えられるべきではない。遠位区画402全体を通じて延伸するおよび/またはその部分上の代替の形状は、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
図4Bは、図4Aに示す断面線B−Bを通じて延伸する面に沿った溝406の断面図である。図示されている実施形態において、溝406は、少なくとも部分的に対向する壁414および416によって画定されるチャネル412を有する、概してU字状の形状を有する。しかしながら、溝406のこの特定の幾何形状は、要件および/または限定として考えられるべきではない。当業者には明らかになり得るような代替の構成が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
その少なくとも一部分上に、長手方向に延伸するフィン418を有する遠位区画402が示されている。図4Aにおいて、フィン418は、管状区画404および溝406の全長に沿って延伸するものとして示されている。しかしながら、微粒子418の長手方向範囲および/または遠位区画402の外面上でのその位置は要件および/または限定として考えられるべきではない。いくつかの実施形態において、フィン418は、管状区画404および/または溝406の部分のみに沿って延伸する。特定の実施形態において、フィン418および/またはその部分は、遠位区画402の外面上の1つまたは複数の箇所に位置付けられる。当業者には明らかになり得るような、フィン418のすべての代替的な形状、サイズ、位置などが、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
図4Aおよび図1Bを参照すると、ドライブシャフトカートリッジのそれぞれの遠位区画402および140は互いに大幅に異なることが諒解されるべきである。したがって、それを通じて遠位区画402および140を有するドライブシャフトカートリッジがハンドルと取り外し可能に結合されるために挿入されるハンドルの遠位区画も、互いと異なっている必要がある。図4Cは、図1Bに示すハンドル102の遠位区画108とは異なる遠位区画422を有するハンドル420の一実施形態の斜視図である。いくつかの他の態様において、ハンドル420および102は、実質的に互いに同様である。ハンドル420の遠位端424の近位にある遠位区画422の少なくとも一部分の上面図が、図4Dに示されている。
概して、それを通じてドライブシャフトカートリッジが挿入されるハンドル420の遠位区画422の断面、および、遠位区画402の少なくとも管状区画404の断面は、相補的であり、かつ/または、実質的に同様である。図4Dに示すように、遠位区画422は、少なくとも部分的に、対向する保護レールまたは壁428および430によって画定されるチャネル426を含む。チャネル426ならびに対向する保護レール428および430は、遠位端424内の開口432から近位方向に延伸し、少なくとも、ドライブシャフトカートリッジの遠位区画402のフィン418、管状区画404および溝406とスライド可能に結合するように構成されている。いくつかの実施形態において、チャネル426ならびに対向する保護レール428および430は、遠位区画402および422を互いに位置整合させるように構成されている。
いくつかの実施形態において、遠位端424、および、その近位にある遠位区画422の少なくとも一部分は、遠位区画402のノーズコーン408の少なくとも一部分と取り外し可能に接続するように構成されている。特定の実施形態において、デバイスは、それぞれノーズコーン408および遠位区画422上に配置されており、かつノーズコーン408および遠位区画422を接続および接続解除するように構成されている相補的な第1の区画434および第2の区画436を有する少なくとも1つのコネクタを含む。
デバイスを「装填」するために、歯車係合アセンブリ144が、開口432を通じてハンドル内へと挿入され、ハンドル420の中間区画110の内部120に収容されている原動機キャリッジ124に取り外し可能に接続される。他の箇所で説明されているように、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148は、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144が互いに接続されるときに噛み合うことになる。次に、方向矢印438によって示されているように、遠位区画402の溝406および管状区画404は、開口432を通じてハンドル420の遠位区画422内へと挿入される。遠位区画402、および、ハンドル420の少なくとも遠位区画422は、コネクタの第1の区画434および第2の区画436が互いに係合するまで、反対方向において互いに向けて変位される。図示されている実施形態において、デバイスを「装填解除」するために、たとえば、ドライブシャフトカートリッジを変更または置換するために、コネクタの少なくとも第1の区画434を矢印440によって示されている方向に同時に押すかまたは圧迫しながら、遠位区画402、および、ハンドル420の少なくとも遠位区画422が反対方向において互いから外方に変位される。同時に、またはその後、歯車係合アセンブリ144および原動機キャリッジ124が接続解除され、歯車係合アセンブリ144が開口432を通じてハンドル420から取り外される。
図5は、分解された状態にある回転アテレクトミーデバイス500の別の実施形態の斜視図である。デバイスの他の実施形態におけるものと実質的に同様または同じであるデバイス500の要素および構成要素は、同じ参照符号を用いて識別される。デバイス500は、ハンドル502および交換可能ドライブシャフトカートリッジ504を含み、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504は、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504を互いに取り外し可能に接続するように構成されている1つまたは複数のコネクタを含む。
ハンドル502のいくつかの実施形態は、近位区画06と、遠位区画508と、細長い中間区画510とを含む。遠位区画508は、ハンドル502の遠位端516内の開口514から近位方向に延伸するチャネル512を含む。中間区画510の特定の実施形態は、ハンドル502の近位区画06と遠位区画508との間に延伸する溝518を含む。溝518は、内部に配置される原動機キャリッジ520を収容し、かつ原動機キャリッジを長手方向に変位させるように構成されている。原動機キャリッジ520は、原動機522と、原動機522のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車524とを含む。
ドライブシャフトカートリッジ504の特定の実施形態は、近位区画526と、遠位区画528と、近位区画526と遠位区画528との間で長手方向に延伸するスロット532を有する中間区画530とを含む。ドライブシャフトカートリッジは、少なくともその一部分がスロット532を通じて延伸しており、歯車係合アセンブリ536に動作可能に結合されている少なくとも1つの制御ノブ534をさらに含む。動作上かつ機能的に、制御ノブ534は、デバイス100の制御ノブ132と実質的に同様である。特に、制御ノブ534がスロット532に沿って長手方向に変位することによって、歯車係合アセンブリ536も同様に長手方向に変位させられる。制御ノブ132と同様に、制御ノブ534はロック状態とロック解除状態との間で操作することができる。歯車係合アセンブリ536は、そこからドライブシャフトカートリッジ504の遠位区画528内の開口を通じて延伸するドライブシャフトの近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車538を含む。
デバイス500を使用するために、ハンドル502および交換可能ドライブシャフトカートリッジ504は、以下のように互いに取り外し可能に接続することができる。制御ノブ534は、歯車係合アセンブリ536を近位方向に変位させ、歯車係合アセンブリ536をドライブシャフトカートリッジ504の近位区画526の近位におよび/またはその中に位置付けるのに使用される。図5に示すもののようないくつかの実施形態において、歯車係合アセンブリ536は、その一部分および/またはドライブシャフト歯車538が近位端544を超えて近位方向に延伸するように位置付けることができる。同じく図示されているように、原動機キャリッジ520は、溝518の遠位端546の近位に位置する。原動機歯車524およびドライブシャフト歯車538は、原動機キャリッジ520および歯車係合アセンブリ536を並置させることによって位置整合され、その後、噛み合わされる。同時に、近位区画526(すなわち、ドライブシャフトカートリッジ504)の近位端544および近位区画506の遠位端542が取り外し可能に結合されるまで、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504が互いに向けて変位される。デバイス500のいくつかの実施形態は、原動機歯車524およびドライブシャフト歯車538の位置整合を補助および/または維持するための1つまたは複数の位置整合要素の相補的な区画を含むことができる。1つまたは複数の位置整合要素の限定しない例示的な実施形態は、実矧ぎ、レール、チャネルおよびリブを含む。デバイス500の特定の実施形態は、原動機キャリッジ520および歯車係合アセンブリ536を取り外し可能に結合するための1つまたは複数のコネクタの相補的な区画を含むことができる。1つまたは複数のコネクタの限定しない例示的な実施形態は、タブ付きコネクタおよびスナップ嵌めコネクタを含む。
デバイス500の実施形態は、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504を互いに取り外し可能に結合する(または接続する)ように構成されている、相補的な第1の区画および第2の区画を有する1つまたは複数のコネクタを含む。コネクタのいくつかの実施形態は、ハンドル502の近位区画506と一体的に形成されている1つまたは複数のスライド可能タブ540と、ドライブシャフトカートリッジ504の近位区画526と一体的に形成されている相補的なタブレセプタ(図示せず)とを含む。図5は、近位区画506の遠位端542にある1つのみのスライド可能タブ540を示しているが、これは限定として考えられるべきではない。デバイス500のほとんどの実施形態は、その遠位端542において近位区画506と一体的に形成されている1つまたは複数の追加のスライド可能タブを含むことが認識されるべきである。たとえば、近位区画506は、スライド可能タブ540が例示的に配置されている側面または壁と反対の側面または壁上のスライド可能タブを含んでもよい。加えて、または代替形態において、近位区画506の遠位端542は、制御パネル184が例示的に配置されている側面または壁と同じ側面または壁上に一体的に形成されているスライド可能タブを含んでもよい。図5には示されていないが、1つまたは複数のスライド可能タブ540の各々について、ドライブシャフトカートリッジ504は、その近位端544に、近位区画526と一体的に形成されている相補的なタブレセプタを含むことが容易に諒解されるべきである。無論、1つまたは複数のコネクタが相補的なスライド可能タブ540およびタブレセプタを含むことは必要でも要件でもない。当業者には明らかになり得るような、1つまたは複数のコネクタの代替的な構成が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。たとえば、1つまたは複数のコネクタは、スナップ嵌めコネクタおよび実矧ぎコネクタを含んでもよい。
デバイス500のいくつかの実施形態は、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504を互いに取り外し可能に結合する(または接続する)ように構成されている第1の区画および第2の区画を有する1つまたは複数の代替的なおよび/または追加のコネクタを含んでもよい。ハンドル502は、デバイス500の下側区画と考えることができ、ドライブシャフトカートリッジ504はデバイス500の上側区画と考えることができる。たとえば、図5に示すデバイス500の実施形態は、ハンドル502の遠位区画508と一体的に形成されている第1の区画546と、ドライブシャフトカートリッジ504の遠位区画528と一体的に形成されている相補的な第2の区画(図示せず)とを含む。そのようなコネクタの第1の区画および第2の区画は、それぞれハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504の少なくとも遠位区画508および528を取り外し可能に結合するように構成されている。図5に示すもののようないくつかの実施形態において、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504は方向矢印548によって示されているように互いに向けて変位され、その後、遠位区画508および528を方向矢印550によって示されているように互いに向けて変位されることによって取り外し可能に結合される。いくつかの実施形態において、デバイス500の遠位区画にある(すなわち、遠位区画508および528内の)コネクタは、スナップコネクタまたはタブコネクタを用いてまたは用いずにスライド可能に結合するための実矧ぎコネクタのような位置整合要素としてさらに構成されてもよい。特定の実施形態において、デバイス500は、各々が、ハンドル502およびドライブシャフトカートリッジ504の長手方向に延伸する対向する側端と一体的に形成されている相補的な第1の区画および第2の区画を有する、追加のおよび/または代替的な位置整合要素および/またはコネクタを含んでもよい。たとえば、第1の区画は、ハンドル502の対向する側端552および554と一体的に形成されてもよく、ここで、相補的な第2の区画は、それぞれ、ドライブシャフトカートリッジ504の対向する側端556および図示されていない側端と一体的に形成される。当業者には明らかになり得るような、1つまたは複数のコネクタおよび/または1つまたは複数の位置整合要素のすべての代替的な構成が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
図6は、分解された状態にある回転アテレクトミーデバイス600のまた別の実施形態の斜視図である。デバイスの他の実施形態におけるものと実質的に同様または同じであるデバイス600の要素および構成要素は、同じ参照符号を用いて識別される。デバイス600は、ハンドル602および交換可能ドライブシャフトカートリッジ604を含み、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604は、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604を互いに取り外し可能に接続するように構成されている1つまたは複数のコネクタを含む。ハンドル602は、近位区画106と、遠位区画606と、近位区画106と遠位区画606との間に延伸する細長い中空中間区画110とを含む。中間区画110は、歯車係合アセンブリ144を受け入れるように構成されている、その内部120と遠位区画606内の溝608との間の開口118を含む。ドライブシャフトカートリッジ604は、歯車係合アセンブリ144から遠位方向に延伸するドライブシャフト142を通過させるように構成されている、その遠位端612内の開口を有する遠位区画610を含む。
ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604は、最初に、開口118を通じて中間区画110の内部120へと歯車係合アセンブリ144を挿入することによって、取り外し可能に接続される。歯車係合アセンブリ144および内部120の中の原動機キャリッジ124は、デバイス100を参照して他の箇所で説明されているように、取り外し可能に結合される。その後、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604は、遠位区画606および610を並置し、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604を互いに向けて変位させることによって、取り外し可能に接続される。
図6において、デバイス600は、各々が、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604を取り外し可能に接続するように構成されている相補的な第1の区画および第2の区画を有する、第1のコネクタおよび第2のコネクタを有して示されている。第1のコネクタの第1の区画は、遠位区画606のそれぞれの対向する側壁および/または側端618および620と一体的に形成されている対向するフック614および616として図示されている。第1のコネクタの相補的な第2の区画は、遠位区画610の対向する側壁および/または側端、たとえば、壁/端622と一体的に形成されている、フック614および616に対するフックレセプタ(図示せず)を含む。フックレセプタは、フック614および616を取り外し可能に受け入れるように構成されている。並置されているハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604が互いに向けて変位されると、フック614および616は、遠位区画610内のフックレセプタ内にスライド可能かつ取り外し可能に受け入れられる。
ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジを取り外し可能に接続するための第2のコネクタは、タブ付きコネクタである。タブ付きコネクタの第1の区画は、その近位端(または端もしくは壁)626において遠位区画610と一体的に形成されているタブ624として図示されている。第2のコネクタの相補的な第2の区画は、中間区画110の遠位端(または端もしくは壁)630においてハンドル602と一体的に形成されているタブレセプタ628として図示されている。タブレセプタ628は、タブ624の少なくとも一部分をスライド可能かつ取り外し可能に受け入れるように構成されている。並置されているハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604が互いに向けて変位されると、タブ624は、ハンドル602上のタブレセプタによってスライド可能かつ取り外し可能に受け入れられる。
いくつかの実施形態において、デバイス600は、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604を互いに取り外し可能に接続するための準備において、または、接続している間に、遠位区画606および610を互いに位置整合させるように構成されている、相補的な第1の区画および第2の区画を有する1つまたは複数の位置整合要素を含む。特定の実施形態において、1つまたは複数の位置整合要素は、遠位区画606および610の側端と一体的に形成されている実矧ぎ要素として構成される。
いくつかの実施形態において、第1のコネクタおよび第2のコネクタは、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604を取り外し可能に接続するために同時に動作する。特定の実施形態において、第1のコネクタおよび第2のコネクタの一方が、他方よりも前に動作する。加えて、または代替形態において、第1のコネクタおよび第2のコネクタの一方または両方は、それぞれハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604の遠位区画606および610を位置整合させるための第1の位置整合要素および第2の位置整合要素として構成されてもよい。
設置されているドライブシャフトカートリッジ604を別のものと置換または交換するために、第1のコネクタおよび第2のコネクタは、それらのそれぞれの第1の区画および第2の区画を係合解除するように操作され、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604は互いから外方に変位される。歯車係合アセンブリ144はその後、開口118を通じて中間区画110から取り外される。デバイス600のいくつかの実施形態は、歯車係合アセンブリ144を開口118の近位に保持し、開口118を通じて中間区画110の内部120へと歯車係合アセンブリ144を挿入する前に、それらを位置整合させるためのサポート632を含む。サポート632はまた、歯車係合アセンブリ144を、開口118を通じて中間区画110の内部120から取り外されるときに保持するために使用することもできる。サポート632はまた、ハンドル602およびドライブシャフトカートリッジ604が接続されていない間に、ドライブシャフト歯車148を含む、歯車係合アセンブリ144の少なくとも一部分を保護するように構成することもできる。
第1のコネクタおよび第2のコネクタならびに1つまたは複数の位置整合要素を参照して特定の構成が説明されているが、追加のおよび/または代替的な実施形態が、当業者には明らかとなろう。同じまたは実質的に同様の機能を提供するように構成されているすべてのそのような追加のおよび/または代替的な実施形態が、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。
図7Aは、分解された状態にある回転アテレクトミーデバイス700の一実施形態の斜視図である。デバイスの他の実施形態におけるものと実質的に同様または同じであるデバイス700の要素および構成要素は、同じ参照符号を用いて識別される。デバイス700は、ハンドル702および交換可能ドライブシャフトカートリッジ704を含み、ハンドル702およびドライブシャフトカートリッジ704は、ハンドル702およびドライブシャフトカートリッジ704を互いに取り外し可能に接続するように構成されている1つまたは複数のコネクタを含む。ハンドル702は、近位区画106と、遠位区画706と、近位区画106と遠位区画706との間に延伸する細長い中空中間区画708とを含む。中間区画708は、その内部120、および、内部120と遠位区画706内の溝またはチャネル112との間の開口118にアクセスするように動作可能なドア710を含む。ドライブシャフトカートリッジ704は、歯車係合アセンブリ144から遠位方向に延伸するドライブシャフト142と、それを通じてドライブシャフト142が延伸する開口をその遠位端に有する遠位区画712とを含む。図示されていないが、デバイスの他の実施形態と同様に、デバイス700は、各々が、遠位区画706および712を互いに取り外し可能に接続するように構成されている相補的な第1の区画および第2の区画を有する1つまたは複数のコネクタを含む。デバイスの他の実施形態と同様に、デバイス700は、1つまたは複数の位置整合要素を含むことができる。
図7Bは、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144を互いに取り外し可能かつ旋回可能に結合するように構成されている旋回コネクタ714を示す詳細な側面図である。旋回コネクタ714は、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148を位置整合させて噛み合わせるようにさらに構成されている。旋回コネクタ714は、旋回点または軸716と、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144と一体的に形成されている相補的な第1の区画および第2の区画とを含む。原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144は、それらのそれぞれの第1の区画および第2の区画において旋回可能かつ取り外し可能に接続される。
デバイス700を「装填」するために、中間区画708の内部120はドア710を開くことによって露出される。原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144は、原動機歯車138およびドライブシャフト歯車148が位置整合されるように、旋回コネクタ714の旋回点または軸716において旋回可能かつ取り外し可能に結合される。次に、遠位区画706および712が、ハンドル702およびドライブシャフトカートリッジ704を、旋回点または軸716を中心として回転させることによって、遠位区画706および712を互いに向けて変位させることによって並置される。遠位区画706および712が取り外し可能に接続されると、原動機歯車138およびドライブシャフト歯車148は噛み合わされる。その後、ドア710が閉じられ、デバイス700は使用する準備ができる。デバイス700を「装填解除」するためには、デバイス700を「装填」するためのプロセスが逆に実施される。
図8は、部分的に分解された状態にある回転アテレクトミーデバイス800の別の実施形態の側面図である。デバイスの他の実施形態におけるものと実質的に同様または同じであるデバイス800の要素および構成要素は、同じ参照符号を用いて識別される。デバイス800は、取り外し可能に接続されるように構成されているハンドル802および交換可能ドライブシャフトカートリッジ804を含む。いくつかの実施形態において、デバイス800は、各々が、ハンドル802およびドライブシャフトカートリッジ804を互いに取り外し可能に接続するように構成されている相補的な第1の区画および第2の区画を有する、第1のコネクタおよび第2のコネクタを含む。
図8において、第1のコネクタは、ハンドル802の遠位区画806と一体的に形成されている第1の区画と、ドライブシャフトカートリッジ804の中間区画808と一体的に形成されている第2の区画とを有する旋回コネクタとして示されている。第2のコネクタは、第1の区画がハンドル802の細長い中空中間区画812と一体的に形成されているスライド可能タブ810であり、第2の区画がドライブシャフトカートリッジ804の近位区画814と一体的に形成されているタブレセプタ(図示せず)であるタブ付きコネクタとして示されている。第1のコネクタおよび第2のコネクタの示されている位置は、主にデバイス800を説明する目的のためのものである。無論、それぞれ第1のコネクタおよび第2のコネクタの相補的な第1の区画および第2の区画は、ハンドル802およびドライブシャフトカートリッジ804が取り外し可能に接続されるときに原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が適切な噛み合いのために位置整合されることを保証することを含む、必要とされる機能の提供を受ける、ハンドル802およびドライブシャフトカートリッジ804上の他の箇所に形成することができる。
デバイス800を「装填」するために、第1のコネクタの第1の区画および第2の区画は、ハンドル802の遠位区画806およびドライブシャフトカートリッジ804の中間区画808を互いに旋回可能かつ取り外し可能に接続するために使用される。次に、ハンドル802の中間区画812およびドライブシャフトカートリッジ804の近位区画814が、ハンドル802およびドライブシャフトカートリッジ804を、旋回可能な第1のコネクタの旋回点または軸816を中心として回転させることによって、中間区画812および近位区画814を互いに向けて変位させることによって並置される。その後、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144が、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が位置整合されるように位置付けられる。その後、第2のコネクタの第1の区画および第2の区画が、中間区画812および近位区画814を互いに取り外し可能に接続するために、自動的にまたは手動で動作する。また、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が噛み合わされる。第2のコネクタはまた、ハンドル802の中間区画812およびドライブシャフトカートリッジ804の近位区画814を互いから接続解除するために操作することもできる。
デバイス800のいくつかの実施形態は、第1のコネクタおよび第2のコネクタに加えたまたはそれらに代えた箇所において、ハンドル802およびドライブシャフトカートリッジ804を互いに取り外し可能に接続するための相補的な第1の区画および第2の区画を有する第3のコネクタを含む。図8は、ハンドル802とドライブシャフトカートリッジ804との間の追加の取り外し可能接続のための第3のコネクタを示している。いくつかの実施形態において、第3のコネクタは、ハンドル802の中間区画812と一体的に形成されている第1の区画818と、ドライブシャフトカートリッジ804の中間区画808と一体的に形成されている第2の区画とを有するタブ付きコネクタとして構成される。第3のコネクタは、第2のコネクタの後にまたはそれと同時に、自動的にまたはデバイス800のユーザによって動作するように構成することができる。
デバイス800を「装填解除」するためには、デバイス800を「装填」するためのプロセスが逆に実施される。デバイスの他の実施形態と同様に、デバイス800は、1つまたは複数の位置整合要素を含むことができる。
図9は、部分的に分解された状態にある回転アテレクトミーデバイス900のまた別の実施形態の側面図である。デバイスの他の実施形態におけるものと実質的に同様または同じであるデバイス900の要素および構成要素は、同じ参照符号を用いて識別される。図8および図9を参照すると、それぞれの示されているデバイス800および900は互いに実質的に同様であることが諒解されるべきである。デバイス800と900との間の1つの差は、第1のコネクタおよび第2のコネクタの位置が交換されていることである。具体的には、旋回コネクタとして構成されている第1のコネクタが、ハンドル904の細長い中空中間区画902を、交換可能ドライブシャフトカートリッジ908の近位区画906に旋回可能かつ取り外し可能に接続する。また、タブ付きコネクタとして構成されている第2のコネクタが、ハンドル904の遠位区画910およびドライブシャフトカートリッジ908の中間区画912を互いに取り外し可能に接続する。
デバイス900を「装填」するために、第1のコネクタの第1の区画および第2の区画は、ハンドル904の中間区画902およびドライブシャフトカートリッジ908の近位区画906を互いに旋回可能かつ取り外し可能に接続するために使用される。次に、原動機キャリッジ124および歯車係合アセンブリ144が、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が位置整合されるような位置にくる。その後、ハンドル904の遠位区画910およびドライブシャフトカートリッジ908の中間区画912が、ハンドル904およびドライブシャフトカートリッジ908を、旋回可能な第1のコネクタの旋回点または軸914を中心として回転させることによって、遠位区画910および中間区画912を互いに向けて変位させることによって並置される。その後、第2のコネクタの第1の区画および第2の区画が、ハンドル904の遠位区画910およびドライブシャフトカートリッジ904の中間区画912を互いに取り外し可能に接続するために、自動的にまたは手動で動作する。また、原動機歯車128およびドライブシャフト歯車148が噛み合わされる。第2のコネクタはまた、ハンドル904の遠位区画910およびドライブシャフトカートリッジ904の中間区画912を互いから接続解除するために操作することもできる。デバイス800と同様に、デバイス900も、実質的に同様の第3のコネクタを含むことができる。
デバイス900を「装填解除」するためには、デバイス900を「装填」するためのプロセスが逆に実施される。デバイスの他の実施形態と同様に、デバイス900は、1つまたは複数の位置整合要素を含むことができる。
図10は、アテレクトミーを実施するために使用される複数のデバイスおよび構成要素の動作を識別、監視、および制御するように構成されているシステム1000の一実施形態を示す。いくつかの実施形態において、システム1000の少なくとも一部分は、アテレクトミーを実施するために使用される2つ以上のデバイスおよび構成要素の間の無線または非接触通信1002のために構成されている。特定の限定しない例示的な実施形態において、通信1002のモードは、中でも、無線周波数(RF)および赤外線(IR)のうちの1つまたは複数を含む。いくつかの実施形態において、システム1000は、回転または軌道アテレクトミーデバイスの1つまたは複数のデバイスおよび構成要素上に配置されている1つまたは複数の無線または非接触識別タグ、たとえば、NFC/RFIDタグ1004を含む。限定しない例示的な実施形態において、1つまたは複数の識別タグ1004は、回転または軌道アテレクトミーデバイス(OAD)1008に取り付けられている複数の異なるシャフト/クラウンまたはアクセサリ1006を識別するための非接触手段を提供する。この識別情報は、主制御基板1010が、アタッチメント1006を適切に制御しまたはインターフェースするために、必要に応じてその動作パラメータを変更することを可能にする。特定の実施形態において、1つまたは複数の識別タグは、OADとともに使用される1つもしくは複数のデバイスおよび/または構成要素上に配置することができる。
限定しない例示的な実施形態において、1つまたは複数の識別タグ1004は、OADの取り外し可能部分上に配置することができ、デバイスの本体に取り付けられると、NFC/RFIDリーダ1012が、アタッチメント1006を識別し、その動作パラメータを得る。その後、リーダ1012はこの情報を制御基板1010に通信する1014。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の識別タグ1004は、分析に使用することができるデータを記憶するように構成されている。特定の実施形態において、合計実行時間、様々な速度において消費された時間などのような、デバイスおよび/または構成要素使用状況統計を、アテレクトミー手技の寸評を生成するために使用することができる。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の識別タグ1004は、必要とされるアタッチメントが接続されていないときに、OADが動作することを許可しないようなセーフティ機構として使用することができる。特定の実施形態において、1つまたは複数の識別タグは、在庫管理、および、その領域内で収集され、遠隔センター、たとえば、遠隔サーバ1018に送信され得るデータ1016の追跡に使用することができる。限定しない例示的な実施形態において、WiFiおよび/またはセルラネットワークを、データがタグ1004から収集された後にスマートフォン1020を使用して送信するために使用することができる。
特定の実施形態において、1つまたは複数の識別タグは、システム1000の1つまたは複数の構成要素およびデバイスを操作するためのエネルギーまたは電力を提供するためのエネルギーを取り入れるように構成される。エネルギーの取り入れのいくつかの限定しない例示的な実施形態は、RFエネルギーを取り入れることを含む。
本明細書に記載されている実施形態およびそれらの応用形態の説明は、例示として解釈されるべきであり、本開示の範囲を限定するようには意図されていない。様々な実施形態の特徴は、本開示の境界および範囲内の他の実施形態および/またはその特徴と組み合わされてもよい。本開示が研究されれば、本明細書に開示されている実施形態の変形および修正が可能であり、実施形態の様々な要素の実際的な代替形態および均等形態が当業者によって理解され、明らかとなろう。本明細書に開示されている実施形態のそのような変形および修正は、本発明の範囲および精神から逸脱することなく行うことができる。それゆえ、当業者には明らかになり得るような、すべての代替形態、変形、修正などが、本開示の境界および範囲内にあるものと考えられる。

Claims (25)

  1. デバイスであって、
    ハンドルであり、
    近位区画と、
    前記ハンドルの遠位端内の開口から近位方向に延伸するチャネルを備える遠位区画と、
    前記近位区画と前記遠位区画との間の細長い中空中間区画であり、前記中間区画は、
    その内部と前記遠位区画内の前記チャネルとの間の開口と、
    スロットとを備える、中間区画とを備える、ハンドルと、
    原動機を備える原動機キャリッジであり、前記原動機キャリッジは、前記中間区画の前記内部に配置されている、原動機キャリッジと、
    前記原動機のシャフトに固定して取り付けられている原動機歯車と、
    制御ノブであり、その少なくとも一部分が前記スロットを通じて延伸しており、前記制御ノブが長手方向に変位することによって前記原動機キャリッジの長手方向変位が引き起こされるように、前記原動機キャリッジに動作可能に結合されており、前記制御ノブは、
    前記制御ノブの前記長手方向変位を可能にするためのロック解除状態と、
    前記制御ノブの前記長手方向変位を阻止するためのロック状態とを含む、制御ノブと、
    交換可能ドライブシャフトカートリッジであり、
    近位区画および遠位区画と、
    近位端および遠位端を備えるドライブシャフトであり、前記ドライブシャフトは、前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画内の開口を通じて延伸する、ドライブシャフトと、
    前記ドライブシャフトの前記近位端に固定して取り付けられているドライブシャフト歯車を備える歯車係合アセンブリとを備える、交換可能ドライブシャフトカートリッジと、
    前記ハンドルの前記遠位区画および前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画を互いに取り外し可能に接続するための1つまたは複数のコネクタであり、前記1つまたは複数のコネクタの各々は、相補的な第1の区画および第2の区画を備え、
    前記第1の区画は、前記ハンドルの遠位区画と一体的に形成されており、
    前記第2の区画は、前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画と一体的に形成されている、1つまたは複数のコネクタと、
    前記歯車係合アセンブリが前記中間区画の前記内部へと延伸され、前記原動機に近接して位置付けられるときに、少なくとも前記原動機歯車および前記ドライブシャフト歯車を互いに位置整合させるように構成されている少なくとも1つの位置整合要素と、
    前記原動機および前記ドライブシャフトの一方の回転運動が他方の回転運動を引き起こすように、前記原動機歯車および前記ドライブシャフト歯車が互いに位置整合されるときに、前記原動機歯車および前記ドライブシャフト歯車を取り外し可能に噛み合わせるように構成されている少なくとも1つの付勢要素とを備える、デバイス。
  2. 前記1つまたは複数のコネクタは、スナップ嵌めコネクタ、実矧ぎコネクタ、レール、回転可能コネクタ、バヨネットマウントおよびリブから成る群から選択される、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記ハンドルの前記遠位端内の前記開口は、前記歯車係合アセンブリおよび前記ドライブシャフト歯車から遠位方向に延伸する前記ドライブシャフトを通過させるように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記少なくとも1つの付勢要素は、板ばね、コイルばねおよび傾斜台から成る群から選択される、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記少なくとも1つの付勢要素は、少なくとも前記原動機歯車を前記ドライブシャフト歯車に向けて変位させる、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記少なくとも1つの付勢要素は、少なくとも前記ドライブシャフト歯車を前記原動機歯車に向けて変位させる、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記ハンドルの前記近位区画は、ガイドワイヤクランプおよびガイドワイヤブレーキ機構のうちの一方を含む、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記ハンドルの前記中間区画内の前記内部は、
    内部に配置されている前記原動機キャリッジを長手方向に変位させ、
    前記歯車係合アセンブリを長手方向に変位させ、
    前記ドライブシャフトを長手方向に変位させるように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記ハンドルの前記遠位区画および前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画が取り外し可能に接続されるとき、前記原動機キャリッジの前記長手方向変位は、前記歯車係合アセンブリから延伸する前記ドライブシャフトの長手方向変位を引き起こす、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記ドライブシャフトの少なくとも一部分は収縮する、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記ハンドルおよび前記ドライブシャフトカートリッジが互いから接続解除されているとき、前記ドライブシャフトが収縮することを阻止するためのロック機構を備える、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記ドライブシャフトカートリッジは、
    その前記遠位区画内のノーズコーンと、
    出力歯車ハイポチューブとを備え、
    前記ノーズコーンの少なくとも一部分および前記ハイポチューブの少なくとも一部分は、互いに取り外し可能に結合されるように構成されている、請求項10に記載のデバイス。
  13. 前記ハンドルおよび前記ドライブシャフトカートリッジが互いに接続されていない間に、前記ドライブシャフトが収縮することを阻止するための1つまたは複数のロック機構を備える、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記ハンドルおよび前記ドライブシャフトカートリッジが互いに接続されているとき、前記1つまたは複数のロック機構は機能停止される、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記原動機はタービンおよび電気モータから成る群から選択される、請求項1に記載のデバイス。
  16. 前記原動機シャフトおよび前記ドライブシャフトの少なくとも一方の回転速度を監視するための1つまたは複数のセンサを備える、請求項1に記載のデバイス。
  17. 前記少なくとも1つの位置整合要素は、傾斜台、リブ、レール、チャネル、および実矧ぎから成る群から選択される、請求項1に記載のデバイス。
  18. 前記デバイスは、
    前記ドライブシャフトが内部に配置されているルーメンと、
    前記ルーメンと流体連通している流体注入ポートと、
    前記流体注入ポートと流体連通している流体サーバとを備え、
    前記流体注入ポートは、前記流体サーバから前記ルーメンへと流体を送るように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
  19. 前記ドライブシャフトの前記遠位端は、血管系内へと挿入されるように構成されている、請求項1に記載のデバイス。
  20. 前記ドライブシャフトの前記遠位端に近接する研削要素を備える、請求項19に記載のデバイス。
  21. 前記原動機キャリッジは、前記ハンドルの前記中間区画内で遠位に位置付けられており、
    前記歯車係合アセンブリは、前記ハンドルの前記遠位端内の前記開口を通じて挿入され、前記原動機歯車および前記ドライブシャフト歯車が取り外し可能に噛み合わされるまで、前記原動機キャリッジに向けて前進され、
    前記ハンドルの前記遠位区画および前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画は取り外し可能に接続される、請求項1に記載のデバイス。
  22. 取り外し可能に接続されている前記ハンドルおよび前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画を接続解除するための少なくとも1つの接続解除機構を備える、請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記歯車係合アセンブリは、前記原動機歯車および前記ドライブシャフト歯車の噛み合わせを外し、前記歯車係合アセンブリを前記ハンドルの前記遠位端内の前記開口を通じて引き出すことによって、前記ハンドルから取り出され、
    異なるドライブシャフトカートリッジが前記ハンドルに取り外し可能に接続される、請求項22に記載のデバイス。
  24. 前記ドライブシャフトカートリッジの前記遠位区画は、前記ドライブシャフトがそれを通じて延伸する前記開口を有するノーズコーンを備える、請求項1に記載のデバイス。
  25. 前記歯車係合アセンブリ、前記原動機キャリッジおよび前記ハンドルの前記中間区画の前記内部のうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの位置整合要素を含む、請求項1に記載のデバイス。
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