JP6321993B2 - 暖房便座 - Google Patents

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Description

本発明は、加温された流体によって着座面を昇温させる暖房便座に関するものである。
従来より、この種の暖房便座としては、例えば、樹脂製の便座本体の内部に流体通路を形成し、この流体通路に加温された流体を流すことによって便座本体の着座面を昇温させるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の暖房便座の流体通路は、便座本体の上下方向に長い断面形状を持っている。また、特許文献1には、流体通路を便座本体の内部において上下に並ぶように形成することも開示されている。
特開2013−85922号公報
ところで、便座本体の着座面の幅は部位によって異なる場合がある。例えば、使用者が着座した状態で臀部が接触することになる便座本体の後側の着座面の幅は、前側に比べて広くなっている。この着座面が広い部分には臀部が広く接触することになるので、広い範囲を昇温させたい。
しかしながら、特許文献1では、流体通路の断面形状が上下方向に長いので着座面の幅方向全体を短時間に昇温させるのは難しい。しかも、流体通路の断面形状が上下方向に長いと、流体通路に流す流体の量が多くなるので、短時間の昇温がより一層難しくなる。また、特許文献1に開示されている上下に並ぶように流体通路を形成する場合も同様な問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着座面の幅の広い部分を少ない加温流体によって効率よく短時間に昇温させることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、幅の広い着座面部に対応する流体通路の断面が幅の狭い着座面部に対応する流体通路の断面に比べて扁平になるようにした。
第1の発明は、
使用者が着座する着座面が表面に形成された便座本体に、温水が流通する流体通路を、着座状態にある使用者を基準として上記便座本体の左側、前側、右側に順に延びるように形成した暖房便座において、
上記暖房便座は、温水供給装置を備え、
上記便座本体の幅方向外側寄りに配置される外側流体通路と、該外側流体通路から上記便座本体の幅方向内側に離れて配置されるとともに該外側流体通路とは非連通となるように形成された内側流体通路とを有し、
上記着座面は、第1着座面部と、該第1着座面部よりも幅の広い第2着座面部とを有し、
上記外側流体通路及び内側流体通路は、それぞれ、上記着座面の裏側において少なくとも上記第1着座面部に対応する部位から第2着座面部に対応する部位まで連続して延びるとともに、着座状態にある使用者を基準として上記便座本体の後端部まで延び、
上記第2着座面部に対応する部位の上記外側流体通路及び内側流体通路の断面は、上記第1着座面部に対応する部位の上記外側流体通路及び内側流体通路の断面よりも扁平であり、
上記便座本体の後端部には、上記外側流体通路の一端部に連通する外側流出管部と、上記外側流体通路の他端部に連通する外側給水管部と、上記内側流体通路の一端部に連通する内側給水管部と、上記内側流体通路の他端部に連通する内側流出管部とが設けられ、着座状態にある使用者を基準として上記便座本体の左右方向一側から他側に向かって、上記外側流出管部、上記内側給水管部、上記内側流出管部及び上記外側給水管部が順に配置され、
上記温水供給装置は、上記外側給水管部に温水を送る第1給水管と、上記内側給水管部に温水を送る第2給水管と、温水を上記内側流出管部から排水して回収する第1回収管と、温水を上記外側流出管部から排水して回収する第2回収管とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、流体通路内を流れる加温流体の熱が便座本体に伝わって着座面が昇温する。このとき、幅の広い第2着座面部に対応する部位の流体通路の断面が扁平であるため、第2着座面部の広い範囲に加温流体の熱が伝わりやすくなる。また、流体通路の断面が扁平であることから、従来のように上下に長い断面や上下に並べて流路を配置する場合に比べて加温流体の流量を少なくしながら、第2着座面部の広い範囲の昇温が可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、
記第2着座面部に対応する部位の上記外側流体通路及び上記内側流体通路の断面は、上記第1着座面部に対応する部位の上記流体通路の断面よりも扁平であることを特徴とする。
この構成によれば、外側流体通路及び内側流体通路によって第2着座面部の広い範囲に加温流体の熱を効率よく伝えることが可能になる。
第3の発明は、第2の発明において、
上記流体通路は、上記第2着座面部に対応する部位において屈曲していることを特徴とする。
この構成によれば、第2着座面部に対応する部位で流体通路を屈曲させることで第2着座面部の広い範囲に加温流体の熱を効率よく伝えることが可能になる。
第4の発明は、第2または3の発明において、
着座した使用者から見て上記便座本体の後となる側に第2着座面部が設けられ、
上記外側流体通路及び上記内側流体通路は、それぞれ上記便座本体の後側から前側へ向けて連続して延びており、
上記外側流体通路及び上記内側流体通路の後側は前側よりも扁平であることを特徴とする。
この構成によれば、外側流体通路及び内側流体通路の後側によって便座本体の後側の広い範囲に加温流体の熱を効率よく伝えることが可能になる。
第1の発明によれば、幅の広い第2着座面部に対応する部位の流体通路の断面が、幅の狭い第1着座面部に対応する部位の流体通路の断面よりも扁平となるようにしたので、着座面の幅の広い部分を少ない加温流体によって効率よく短時間に昇温できる。
第2の発明によれば、第2着座面部に対応する部位の外側流体通路及び内側流体通路の断面を扁平にしたので、第2着座面部の広い範囲に加温流体の熱を効率よく伝えてより一層短時間に昇温できる。
第3の発明によれば、第2着座面部に対応する部位において流体通路を屈曲させるようにしたので、第2着座面部の広い範囲に加温流体の熱を効率よく伝えてより一層短時間に昇温できる。
第4の発明によれば、便座本体の後となる側に第2着座面部を設け、便座本体の後側から前側へ向けて連続して延びる外側流体通路及び内側流体通路の後側を前側よりも扁平にしたので、便座本体の後側の広い範囲に加温流体の熱を効率よく伝えてより一層短時間に昇温できる。
本発明の実施形態に係る暖房便座の斜視図である。 暖房便座の底面図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 図2におけるV−V線断面図である。 図2におけるVI−VI線断面図である。 図2におけるVII−VII線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る暖房便座1の斜視図である。暖房便座1は、洋式便器の上面に載置して使用される便座本体10と、便座本体10に温水(加温された流体)を供給するための温水供給装置100とを備えている。図示しないが、便座本体10が不要な場合には便座本体1を跳ね上げておくこともできるようになっている。
尚、この実施形態の説明では、使用者が便座本体10に着座した状態で使用者から見て前となる側を「前」といい、使用者から見て後となる側を「後」といい、使用者から見て左となる側を「左」といい、使用者から見て右となる側を「右」というものとする。
便座本体10は、便器の上面に沿うように環状に形成された樹脂製の部材であり、後述するようにガスインジェクション成形法によって一体成形されたものである。便座本体10は、環状の上板部11と、上板部11の外周縁部から下方へ延びる外周壁部12と、上板部11の内周縁部から下方へ延びる内周壁部13とを備えている。
図2に底面図として示すように、上板部11は、後側へ行くほど幅が広くなるように形成されており、前端部の幅は最も狭くなっている。また、図3に示すように、上板部11の後側部分は後端に近づくほど上に位置するように湾曲している。これに伴って外周壁部12及び内周壁部13も後端に近づくほど上に位置している。
上板部11における上面は、使用者が着座する着座面14である。上板部11の着座面14のうち、前後方向中央部よりも前側の領域が前側着座面部(第1着座面部)14aであり、後側の領域が後側着座面部(第2着座面部)14bである。全体として、後側着座面部14bの幅の方が前側着座面部14aの幅よりも広くなっている。これは、主に後側着座面部14bに使用者の臀部が載り、前側着座面部14aの前端部側には使用者が殆ど接触することがないことによるものである。
図4〜図7にも示すように、上板部14の下面における外周側には、下方へ向かって膨出して上板部11の周方向に延びる外周側膨出部20が形成されている。また、上板部14の下面における内周側には、下方へ向かって膨出して上板部11の周方向に延びる内側膨出部30が形成されている。外周側膨出部20の内部は中空であり、この中空部分が外周側温水通路(流体通路)21である。同様に、内周側膨出部30の内部も中空であり、この中空部分が内周側温水通路(流体通路)31である。
図2に示すように、外周側膨出部20の一端部20aは、上板部11の後縁部において左寄りに位置している。また、外周側膨出部20の他端部20bは、上板部11の後縁部において右寄りに位置している。外周側膨出部20は、一端部20aから前側へ延びた後、上板部11の左縁部に近づく方向に屈曲した第1屈曲部22を有している。さらに、外周側膨出部20は、第1屈曲部22から前側へ延びながら全体として緩やかに左へ向けて湾曲した第1湾曲部23を有している。外周側膨出部20は、第1湾曲部23から上板部11の左縁部に沿うように前側へ延びた後、上板部11の右側へ向けて延びて上板部11の右縁部に沿って後側へ延びている。
そして、外周側膨出部20は、上板部11の右縁部近傍から左側へ緩やかに湾曲した第2湾曲部24を有している。さらに、外周側膨出部20は、第2湾曲部24から後側へ屈曲した第2屈曲部25を有している。第2屈曲部25は、外周側膨出部20の他端部20bに連なっている。
外周側温水通路21は、外周側膨出部20の内部において該外周側膨出部20の一端部20aから他端部20bに亘って連続して延びている。外周側温水通路21は、全体が扁平な断面を有している。外周側温水通路21における後側着座面部14bに対応する部位は、外周側膨出部20の第1屈曲部22、第1湾曲部23、第2湾曲部24及び第2屈曲部25内に形成されている部位である。外周側膨出部20の第1湾曲部23及び第2湾曲部24の断面は、外周側膨出部20の前側部分の断面、及び外周側膨出部20の第1屈曲部22及び第2屈曲部25の断面に比べて扁平となっている。従って、外周側温水通路21の後側着座面部14bに対応する部位の断面は、前側着座面部14aに対応する部位の外周側温水通路21の断面よりも扁平になる。
内周側膨出部30は外周側膨出部20と相似に近い形状である。すなわち、内周側膨出部20の一端部30aは、上板部11の後縁部において外周側膨出部20の一端部20aよりも右側に位置している。また、内周側膨出部30の他端部30bは、上板部11の後縁部において外周側膨出部20の他端部20bよりも左側に位置している。
内周側膨出部30は、その一端部30aから前側へ延びた後、上板部11の左縁部に近づく方向に屈曲した第1屈曲部32を有している。さらに、内周側膨出部30は、第1屈曲部32から左側へ延びながら全体として緩やかに前へ向けて湾曲した第1湾曲部33を有している。内周側膨出部30は、第1湾曲部33から前側へ延びた後、後側へ延びている。そして、内周側膨出部30は、左側へ緩やかに湾曲した第2湾曲部34を有している。内周側膨出部30は、第2湾曲部34から後側へ屈曲した第2屈曲部35を有している。第2屈曲部35は、内周側膨出部30の他端部30bに連なっている。
内周側温水通路31は、内周側膨出部30の内部において該内周側膨出部30の一端部30aから他端部30bに亘って連続して延びている。内周側温水通路31は、全体が扁平な断面を有している。内周側温水通路31における後側着座面部14bに対応する部位は、内周側膨出部30の第1屈曲部32、第1湾曲部33、第2湾曲部34及び第2屈曲部35内に形成されている部位である。内周側膨出部30の第1湾曲部33及び第2湾曲部34の断面は、内周側膨出部30の前側部分の断面、及び内周側膨出部30の第1屈曲部32及び第2屈曲部35の断面に比べて扁平となっている。従って、内周側温水通路31の後側着座面部14bに対応する部位の断面は、前側着座面部14aに対応する部位の内周側温水通路31の断面よりも扁平になる。
外周側膨出部20の一端部20aには、外側排出管部40が上板部11の後縁部から後方へ突出するように一体成形されている。この外側排出管部40は、外周側温水通路21に連通している。
また、外周側膨出部20の他端部20bには、外側給水管部41が上板部11の後縁部から後方へ突出するように一体成形されている。この外側給水管部41は、外周側温水通路21に連通している。
また、内周側膨出部30の一端部30aには、内側給水管部42が上板部11の後縁部から後方へ突出するように一体成形されている。この内側給水管部42は、内周側温水通路31に連通している。
さらに、内周側膨出部30の他端部30bには、内側排出管部43が上板部11の後縁部から後方へ突出するように一体成形されている。この内側排出管部43は、内周側温水通路31に連通している。
上記のように構成された便座本体10は、ガスインジェクション成形法によって成形される。すなわち、型内に溶融樹脂を射出した後、完全に固化する前に、例えば外側排出管部40の形成部位に高圧ガスを導入して外側給水管部41の形成部位から溶融樹脂とともに高圧ガスを排出することで外周側温水通路21を形成する。同様に、内周側温水通路31も高圧ガスを利用して成形する。
温水供給装置100は、水を加熱する加温器101と、ポンプ102と、温水を外側給水管部41に送る第1給水管103と、温水を内側給水管部42に送る第2給水管104と、温水を内側排出管部43から排水して回収する第1回収管105と、温水を外側排出管部40から排水して回収する第2回収管106とを備えている。尚、加温器101やポンプ102は従来周知のものであるため、詳細な説明は省略する。
次に、上記のように構成された暖房便座1の作用について説明する。温水供給装置100が作動すると、加温器101によって適温となるまで加温された温水がポンプ102によって第1給水管103及び第2給水管104に送られる。温水の温度調整は任意に設定することができるようになっている。
第1給水管103の温水は、外側給水管部41から外周側温水通路21の一端部に流入する。外周側温水通路21の一端部に流入した温水は、便座本体10の右側部分を前側へ向けて流れた後、左側部分を後側へ向けて流れて外周側温水通路21の他端部から外側排出管部40を経て第2回収管106から回収される。
外周側温水通路21内を流れる温水の熱が便座本体10に伝わって着座面14が昇温する。このとき、幅の広い後側着座面部14bに対応する部位の外周側温水通路21の断面が、幅の狭い前側着座面部14aの断面に比べて扁平であるため、温水の量を少なくしながら、後側着座面部14bの広い範囲に温水の熱が伝わりやすくなる。また、外周側温水通路21の断面が扁平であることから、従来のように上下に長い断面や上下に並べて流路を配置する場合に比べて温水の流量が少なくて済む。
同様に、第2給水管104の温水は、内側給水管部42から内周側温水通路31の一端部に流入する。内周側温水通路31の一端部に流入した温水は、便座本体10の左側部分を前側へ向けて流れた後、右側部分を後側へ向けて流れて内周側温水通路31の他端部から内側排出管部43を経て第1回収管105から回収される。
内周側温水通路31内を流れる温水の熱も便座本体10に伝わって着座面14が昇温する。このとき、幅の広い後側着座面部14bに対応する部位の内周側温水通路31の断面が、幅の狭い前側着座面部14aの断面に比べて扁平であるため、温水の量を少なくしながら、後側着座面部14bの広い範囲に温水の熱が伝わりやすくなる。
以上説明したように、この実施形態に係る暖房便座1によれば、幅の広い後側着座面部14bに対応する部位の外周側温水通路21及び内周側温水通路31の断面が、幅の狭い前側着座面部14aに対応する部位の断面よりも扁平となるようにしたので、後側着座面14bを少ない温水によって効率よく短時間に昇温できる。
また、外周側温水通路21及び内周側温水通路31の後側着座面部14bに対応する部位を屈曲させたり、湾曲させて温水通路21、31を長くしたので、後側着座面部14bの広い範囲に温水の熱を効率よく伝えてより一層短時間に昇温できる。
尚、上記実施形態では、外周側温水通路21及び内周側温水通路31の2つの通路を設けているが、これに限らず、流体通路を1つだけ設けてもよい。この場合、断面をより扁平にすればよい。また、流体通路は3つ以上設けてもよい。
また、外周側温水通路21や内周側温水通路31の屈曲部や湾曲部を多数設けて、外周側温水通路21や内周側温水通路31が蛇行するように形成してもよい。
また、流体通路の形状としては、例えば、便座本体10の左側部分を後側から前側へ向けて連続して延びた後、前側部分においてUターンして再び後側へ向けて戻るように形成してもよい。便座本体10の右側部分にも同様にUターンして延びる流体通路を形成してもよい。
また、上記実施形態では、外周側温水通路21及び内周側温水通路31を便座本体10に一体成形した外周側膨出部20及び内周側膨出部30内に設けているが、これに限らず、便座本体10に上板部11とは別体のパイプ部材を取り付け、このパイプ部材内に外周側温水通路21や内周側温水通路31を設けてもよい。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る暖房便座は、例えば洋式便器に載置して使用することができる。
1 暖房便座
10 便座本体
14 着座面
14a 前側着座面部(第1着座面部)
14b 後側着座面部(第2着座面部)
21 外周側温水通路(外側流体通路)
31 内周側温水通路(内側流体通路)

Claims (4)

  1. 使用者が着座する着座面(14)が表面に形成された便座本体(10)に、温水が流通する流体通路(21、31)を、着座状態にある使用者を基準として上記便座本体(10)の左側、前側、右側に順に延びるように形成した暖房便座(1)において、
    上記暖房便座(1)は、温水供給装置(100)を備え、
    上記便座本体(10)の幅方向外側寄りに配置される外側流体通路(21)と、該外側流体通路(21)から上記便座本体(10)の幅方向内側に離れて配置されるとともに該外側流体通路(21)とは非連通となるように形成された内側流体通路(31)とを有し、
    上記着座面(14)は、第1着座面部(14a)と、該第1着座面部(14a)よりも幅の広い第2着座面部(14b)とを有し、
    上記外側流体通路(21)及び内側流体通路(31)は、それぞれ、上記着座面(14)の裏側において少なくとも上記第1着座面部(14a)に対応する部位から第2着座面部(14b)に対応する部位まで連続して延びるとともに、着座状態にある使用者を基準として上記便座本体(10)の後端部まで延び、
    上記第2着座面部(14b)に対応する部位の上記外側流体通路(21)及び内側流体通路(31)の断面は、上記第1着座面部(14a)に対応する部位の上記外側流体通路(21)及び内側流体通路(31)の断面よりも扁平であり、
    上記便座本体(10)の後端部には、上記外側流体通路(21)の一端部に連通する外側流出管部(40)と、上記外側流体通路(21)の他端部に連通する外側給水管部(41)と、上記内側流体通路(31)の一端部に連通する内側給水管部(42)と、上記内側流体通路(31)の他端部に連通する内側流出管部(43)とが設けられ、着座状態にある使用者を基準として上記便座本体(10)の左右方向一側から他側に向かって、上記外側流出管部(40)、上記内側給水管部(42)、上記内側流出管部(43)及び上記外側給水管部(41)が順に配置され、
    上記温水供給装置(100)は、上記外側給水管部(41)に温水を送る第1給水管(103)と、上記内側給水管部(42)に温水を送る第2給水管(104)と、温水を上記内側流出管部(43)から排水して回収する第1回収管(105)と、温水を上記外側流出管部(40)から排水して回収する第2回収管(106)とを有していることを特徴とする暖房便座(1)。
  2. 請求項1に記載の暖房便座(1)において、
    記第2着座面部(14b)に対応する部位の上記外側流体通路(21)及び上記内側流体通路(31)の断面は、上記第1着座面部(14a)に対応する部位の上記外側流体通路(21)及び上記内側流体通路(31)の断面よりも扁平であることを特徴とする暖房便座(1)。
  3. 請求項2に記載の暖房便座(1)において、
    上記流体通路(21、31)は、上記第2着座面部(14b)に対応する部位において屈曲していることを特徴とする暖房便座(1)。
  4. 請求項2または3に記載の暖房便座(1)において、
    着座した使用者から見て上記便座本体(10)の後となる側に第2着座面部(14b)が設けられ、
    上記外側流体通路(21)及び上記内側流体通路(31)は、それぞれ上記便座本体(10)の後側から前側へ向けて連続して延びており、
    上記外側流体通路(21)及び上記内側流体通路(31)の後側は前側よりも扁平であることを特徴とする暖房便座(1)。
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