JP6320746B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置に関する。
従来、磁気共鳴イメージング装置は、被検体から放射された磁気共鳴信号を受信する受信コイルと、受信コイルから出力された磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する受信ユニットとを備える。近年、このような構成において、磁気共鳴信号へのノイズの混入を抑えるため、受信コイルによって受信された磁気共鳴信号をできるだけ早い段階でデジタル信号に変換することが検討されている。
特開2012−81013号公報
本発明が解決しようとする課題は、簡易な装置構成で磁気共鳴信号へのノイズの混入を抑えることができる磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
実施形態の磁気共鳴イメージング装置は、受信コイルと、寝台と、変換ユニットと、選択ユニットと、再構成ユニットとを備える。受信コイルは、被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。寝台は、前記被検体が載置されるとともに、前記受信コイルに接続されるコイルポートが設けられる。変換ユニットは、前記コイルポートに設けられ、前記受信コイルから出力されるすべての磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する。選択ユニットは、前記磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択する。再構成ユニットは、前記選択ユニットによって選択された磁気共鳴信号データを用いて画像データを再構成する。
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係るコイルポートの配置例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るA/D変換ユニットの構成例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るMRI装置による処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施形態に係る撮像条件選択画面を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係るコイルエレメント情報が記憶するデータ構造の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係るMRI装置によるプレスキャン処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係るMRI装置によるイメージングスキャン処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係るデータ操作ユニットによる磁気共鳴信号データの並び替えを説明するための図である。 図10は、従来のADCを用いた受信回路の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係るダイレクトサンプリング用のADCを用いた受信回路の構成を示す図である。 図12は、第1の実施形態の変形例に係る再構成用コイルエレメント選択画面を説明するための図である。 図13は、第2の実施形態に係る生データ送信ユニット及び生データ受信ユニットを説明するための図である。 図14は、第3の実施形態に係るMRI装置の構成例を示すブロック図である。 図15は、第3の実施形態に係るデータ操作ユニットを説明するための図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(以下、適宜「MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置」)を説明する。なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、各実施形態において説明する内容は、原則として、他の実施形態においても同様に適用することができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置100の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、MRI装置100は、静磁場磁石1と、傾斜磁場コイル2と、傾斜磁場電源3と、寝台4と、送信コイル5と、受信コイル6と、送信ユニット7と、生データ受信ユニット19と、画像再構成ユニット30と、ホストコンピュータ40と、リアルタイムシーケンサ50と、データ操作ユニット60と、収集ユニット70とを備える。なお、MRI装置100に、被検体P(例えば、人体)は含まれない。また、図1に示す構成は一例に過ぎない。
静磁場磁石1は、中空の円筒形状に形成され、内部の空間に一様な静磁場を発生する。静磁場磁石1は、例えば、永久磁石、超伝導磁石などである。傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形状に形成され、内部の空間に傾斜磁場を発生する。具体的には、傾斜磁場コイル2は、静磁場磁石1の内側に配置され、傾斜磁場電源3から電流の供給を受けて傾斜磁場を発生する。傾斜磁場電源3は、リアルタイムシーケンサ50から送られるパルスシーケンス実行データに従って、傾斜磁場コイル2に電流を供給する。なお、静磁場磁石1及び傾斜磁場コイル2は、架台部12によって支持される。
寝台4は、被検体Pが置かれる天板4aを備え、天板4aを、被検体Pが置かれた状態で傾斜磁場コイル2の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、寝台4は、長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように設置される。また、寝台4は、受信コイル6と接続されるコイルポート13を有する。図2は、第1の実施形態に係るコイルポート13の配置例を示す図である。なお、図2は、天板4aにおけるコイルポート13の配置を模式的に示したものであり、実際には、コイルポート13は、天板4a上で被検体Pが載置される領域を阻害しないように配置される。
図2に示すように、例えば、コイルポート13は、寝台4が備える天板4aの長手方向の端部付近に配設される。なお、図2では、天板4aの一方の端部付近に2つのコイルポート13が設けられ、他方の端部付近に3つのコイルポート13が設けられた場合を示しているが、コイルポート13の位置や数はこれに限られない。なお、天板4aには、各コイルポート13に接続される生データ送信ユニット14が配置される。なお、生データ送信ユニット14については後に詳述する。
図1に戻る。送信コイル5は、高周波磁場を発生する。具体的には、送信コイル5は、傾斜磁場コイル2の内側に配置され、送信ユニット7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。送信ユニット7は、リアルタイムシーケンサ50から送られるパルスシーケンス実行データに従って、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信コイル5に送信する。
受信コイル6は、被検体Pから放射される磁気共鳴信号を受信する。具体的には、受信コイル6は、高周波磁場の影響によって被検体Pから放射される磁気共鳴信号を受信する。なお、例えば、受信コイル6は、頭部用の受信コイル、脊椎用の受信コイル、腹部用の受信コイルなどである。また、第1の実施形態では、受信コイル6は、複数のコイルエレメントを含んだアレイコイルであり、各コイルエレメントで受信した磁気共鳴信号を複数のチャネルで出力することとする。なお、「チャネル」とは、受信コイル6からそれぞれ出力される複数のアナログの磁気共鳴信号が分配合成されて出力される単位であり、例えば、「チャネル」の数は、受信コイル6内のコイルエレメントと同数である。
ところで従来、最低必要なチャネル数分のADC(Analog-to-digital converter)を後段の受信ユニットで備え、磁気共鳴信号データを収集するMRI装置があった。しかし、このようなMRI装置では、一般的に受信ユニットは高価であるため、同時に接続できる受信コイルの数、及び、受信コイルのチャネル数よりも少ない数のチャネル数しか装備することができなかった。このため、受信ユニットの前段に、例えば、128チャネルから32チャネルを選択するような選択回路が設けられるのが一般的であった。この選択回路は、磁場の強さに応じて定数の異なるものを用意したり、チャネル間の信号のアイソレーションに配慮したりする必要があり、設計上の制限が大きかった。また、選択回路に対する設定も複雑になっており、操作者が、受信可能なポートを容易に選択することができなかった。
このような課題に対し、従来、受信コイル内にADCを設ける方式があった。しかし、この方式では、ハードウェア的な制限からコンパクトにADCを実装することが難しく、受信コイルそのものが大きくなったり、設計上、受信コイルの接続状態のバラエティに応じて受信コイル間の干渉を考慮する必要があったりして、受信コイル自身が高価になる場合があった。
これに対し、第1の実施形態に係るMRI装置100では、各コイルポート13において、A/D変換ユニット20が設けられる。このA/D変換ユニット20は、受信コイル6から出力される磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する。この場合、受信コイル6は、受信した磁気共鳴信号を内部のプリアンプによって増幅し、増幅後の磁気共鳴信号をA/D変換ユニット20に出力する。図3は、第1の実施形態に係るA/D変換ユニット20の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、A/D変換ユニット20は、コイルポート13に設けられ、受信コイル6から出力される磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する。ここで、A/D変換ユニット20は、受信コイル6のチャネルごとに磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する。そして、A/D変換ユニット20は、生成した磁気共鳴信号データを生データ送信ユニット14へ送る。
具体的には、A/D変換ユニット20は、ダイレクトサンプリング方式で磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する機能を有する。なお、ダイレクトサンプリング方式とは、周波数変換を行わずに、アナログ信号を直接A/D(analog to digital)変換して検波する信号処理方式である。磁気共鳴信号に対してダイレクトサンプリングを実行する場合、ダイレクトデジタルシンセサイザ(DDS: direct digital synthesizer)により生成された磁気共鳴信号の検波用キャリアを用いて、デジタル信号の検波が実行される。なお、上記ダイレクトデジタルシンセサイザは、任意の波形や周波数をデジタル的に生成する回路又はシステムである。
例えば、図3に示すように、A/D変換ユニット20は、複数のADC21を有する。このADC21は、受信コイル6から出力されるアナログの磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する。具体的には、ADC21は、ダイレクトサンプリング方式用のADCであり、受信コイル6から出力されるアナログの磁気共鳴信号を直接サンプリングして、デジタル信号に変換する。
一般的に、ダイレクトサンプリング方式用のADCは構成が簡素化されているため、容易に集積度を高めることができ、コイルポート13内に多数のADCを内蔵させることが可能である。このようなことから、第1の実施形態に係るADC21は、受信コイル6が有するコイルエレメントの数と同じ数だけ設けられる。なお、以下の説明では、受信コイル6が有するコイルエレメントの数が128個である場合について説明する。この場合、各コイルポート13に備わるA/D変換ユニット20を足し合わせた場合には、128個のADC21が設けられる。これにより、各ADC21には、受信コイル6の128個のコイルエレメントのいずれかと1対1で対応しており、コイルエレメントごとに磁気共鳴信号データが送られることになる。なお、以下では、コイルエレメントの数に相当するADC21を有する場合について説明するが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、ADC21は、サンプリング速度が許容する場合、1個のADC21で複数のコイルエレメントからの信号を処理するようにしてもよい。
そして、ADC21は、磁気共鳴信号をデジタル化し、磁気共鳴信号データとして生データ送信ユニット14に送る。ここで、A/D変換ユニット20が有するすべてのADC21は、磁気共鳴信号データを生データ送信ユニット14に送る。例えば、A/D変換ユニット20は、コイルエレメント数が128である場合、128コイルエレメント分の磁気共鳴信号データを生データ送信ユニット14に送る。すなわち、A/D変換ユニット20は、磁気共鳴信号データを選択することなく、すべての磁気共鳴信号データを生データ送信ユニット14に送る。これにより、第1の実施形態に係るMRI装置100は、効率よく磁気共鳴信号を収集できるようになる。
このように、第1の実施形態に係るMRI装置100では、コイルポート13にADC21を配置することで、後段の受信ユニットにADCを設けなくてもよいので、構成を簡素化することができる。また、第1の実施形態に係るMRI装置100では、コイルポート13にADC21を配置することで、磁気共鳴信号へのノイズの混入を抑えることができる。
生データ送信ユニット14は、P/S(Parallel/Serial)変換部15と、通信部16とを備え、生データ受信ユニット19に磁気共鳴信号データを送信する。
P/S変換部15は、磁気共鳴信号データをパラレル信号からシリアル信号に変換する。具体的には、P/S変換部15は、ADC21から送られた磁気共鳴信号データをチャネルごとにパラレル信号からシリアル信号に変換し、変換後の磁気共鳴信号データを通信部16に送る。
通信部16は、シリアル信号に変換された磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19に送信する。ここで、通信部16は、生データ受信ユニット19と無線通信を行う。
図1に戻る。リアルタイムシーケンサ50は、傾斜磁場電源3、送信ユニット7及びデータ操作ユニット60に接続され、接続された各ユニットとホストコンピュータ40との間で送受信されるデータの入出力を制御する。具体的には、リアルタイムシーケンサ50は、操作者によって指示された撮像条件に応じて決定されるシーケンス情報に基づいて、パルスシーケンス実行データを生成する。すなわち、リアルタイムシーケンサ50は、ホストコンピュータ40から送信された撮像条件を解析し、パルスシーケンス実行データを生成する。そして、リアルタイムシーケンサ50は、パルスシーケンス実行データに基づいて、撮像条件に応じて定義されたパルスシーケンスを実行するように、傾斜磁場電源3及び送信ユニット7を制御する。
また、リアルタイムシーケンサ50は、ホストコンピュータ40から選択情報を受け取り、データ操作ユニット60に選択情報を送る。なお、選択情報とは、再構成に用いるコイルエレメントを特定した情報である。
生データ受信ユニット19は、生データ送信ユニット14によって送信された磁気共鳴信号データを受信する。生データ受信ユニット19は、受信した磁気共鳴信号データをデータ操作ユニット60に受け渡す。
データ操作ユニット60は、コイルポート13に設けられたA/D変換ユニット20によって生成された磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19から取得する。このデータ操作ユニット60は、バッファを有し、磁気共鳴信号データを蓄積可能である。そして、データ操作ユニット60は、リアルタイムシーケンサ50から送られた選択情報を参照して、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択し、選択した磁気共鳴信号データを収集ユニット70に送る。言い換えると、データ操作ユニット60は、スキャン前のホストコンピュータ40の指示によって、再構成に用いない磁気共鳴信号データを収集ユニット70には送らない。
また、データ操作ユニット60は、バッファ内に蓄積された磁気共鳴信号データをスライス順となるように並び替える。なお、データ操作ユニット60の詳細は後述する。なお、データ操作ユニット60のことを、「選択ユニット」とも言う。
収集ユニット70は、磁気共鳴信号データをデータ操作ユニット60から取得すると、取得した磁気共鳴信号データに対してアベレージング処理、位相補正処理などの補正処理を行い、補正後の磁気共鳴信号データを画像再構成ユニット30に送信する。
画像再構成ユニット30は、収集ユニット70から送信された磁気共鳴信号データに対して、フィルタ処理や再構成処理等の画像処理を行って画像データを生成する。具体的には、画像再構成ユニット30は、k空間変換フィルタ処理、2次元FFT(Fast Fourier Transform)又は3次元FFT、画像フィルタ等の画像処理を行って2次元又は3次元の画像データを再構成し、再構成した画像データをホストコンピュータ40に送信する。ここで、画像再構成ユニット30は、画像データとして、プレスキャンを実行して得られた磁気共鳴信号データから位置決め画像を再構成したり、イメージングスキャンを実行して得られた磁気共鳴信号データから診断用の画像データを再構成したりする。
ホストコンピュータ40は、記憶部41と、制御部42と、入力部43と、表示部44とを備える。記憶部41は、画像再構成ユニット30によって生成された画像データ等を記憶する。例えば、記憶部41は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等である。
入力部43は、操作者からの各種指示や情報入力を受け付ける。入力部43は、例えば、マウスやトラックボール等のポインティングデバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスである。表示部44は、制御部42による制御の下、画像データ等の各種の情報を表示する。表示部44は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
制御部42は、CPU(Central Processing Unit)などを含み、上記各ユニットを制御することによってMRI装置100を総括的に制御する。例えば、制御部42は、表示部44による表示を制御する。また、制御部42は、撮像条件設定部42aを有する。
撮像条件設定部42aは、入力部43を介して操作者から入力される撮像条件に基づいてシーケンス情報を生成し、生成したシーケンス情報をリアルタイムシーケンサ50へ送る。
また、撮像条件設定部42aは、入力部43を介して操作者から入力される撮像条件に基づいて、再構成に用いるコイルエレメントを特定し、特定したコイルエレメントを選択情報としてリアルタイムシーケンサ50に送る。なお、撮像条件設定部42aのことを、「特定部」とも言う。
次に、図4を用いて、MRI装置100による処理の詳細について説明する。図4は、第1の実施形態に係るMRI装置100による処理の手順を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態では、1つの検査で、複数の撮像部位を対象とするマルチステーション撮像を想定し、例えば、「胸部」、「腹部」及び「下肢部」の断面像を撮像する場合を説明する。
図4に示すように、撮像条件設定部42aは、撮像条件選択画面を表示し、撮像条件の選択を受付ける(ステップS101)。ここで、撮像条件とは、撮像に当たって設定される条件のことであり、例えば、撮像部位や撮像断面の種類、各種撮像パラメータを含む。また、撮像断面には、体軸断面(アキシャル(axial)断面)、矢状断面(サジタル(sagittal)断面)、冠状断面(コロナル(coronal)断面)が含まれる。また、撮像パラメータには、例えば、TR(Repetition Time)、TE(Echo Time)、FA(Flip Angle)、スライス数(NS(Number Of Slice))、FOV(Field Of View)、スライス厚(ST(Slice Thickness))等の設定情報が含まれる。
図5は、第1の実施形態に係る撮像条件選択画面を説明するための図である。図5では、「腹部」の撮像条件及び「下肢部」の撮像条件を設定後に、更に「胸部」の撮像条件を設定する場合を示す。例えば、図5に示すように、撮像条件選択画面には、左から順に、人体模型図上で撮像部位の選択を受け付ける領域1と、領域1で選択された撮像部位のグループに含まれる様々な種類の撮像の名称(以下、適宜「プロトコルタイトル」)を表示する領域2と、領域2で選択された種類の撮像で実行され得るスキャン群(プロトコル群)の一覧を表示する領域3とが含まれる。
撮像条件設定部42aは、領域1上で撮像部位の選択を受け付けると、選択された撮像部位のグループに含まれるプロトコルタイトルの一覧を領域2に表示する。例えば、操作者が、領域1上で「胸部」に対応する矩形を選択すると、「胸部」のグループに含まれる様々な種類のプロトコルタイトルの一覧が、領域2に表示される。
続いて、撮像条件設定部42aは、領域2上でプロトコルタイトルの選択を受け付けると、領域3に、選択されたプロトコルタイトルに含まれるスキャン群(プロトコル群)の一覧を表示する。例えば、操作者が、領域2上で「Breast」を選択すると、このプロトコルタイトルの撮像で実行され得るスキャン群(プロトコル群)の一覧が、領域3に表示される。この一覧には、イメージスキャンの実行前に行なわれるプレスキャンに関するプロトコル群と、診断用の画像データを収集するためのイメージスキャンに関するプロトコル群とが含まれる。例えば、プレスキャンに関するプロトコル群として、位置決め画像を収集するためのプロトコルや、感度マップデータを収集するためのプロトコル、シミングのためのプロトコルが含まれる。また、各種イメージスキャンのためのプロトコルが、それぞれ、1つ又は複数含まれる。
次に、撮像条件設定部42aは、領域3上で、1つ又は複数のプロトコルの選択を受け付ける。なお、図5に示すように、各プロトコルには、そのプロトコルの名称に相当する「Scan ID(identifier)」や、プロトコルの撮像時間である「Time」、その他、TR、TE、FA、NS、FOV、STなどが含まれる。
そして、撮像条件設定部42aは、選択された撮像条件をシーケンス情報としてリアルタイムシーケンサ50に送る。
図4に戻る。続いて、撮像条件設定部42aは、再構成に用いるコイルエレメントを選択する(ステップS102)。例えば、撮像条件設定部42aは、撮像部位とコイルエレメントとを対応付けたコイルエレメント情報に基づいて、再構成に用いるコイルエレメントを選択する。なお、コイルエレメント情報は、記憶部41に記憶される。
図6は、第1の実施形態に係るコイルエレメント情報が記憶するデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、コイルエレメント情報は、「部位」と「コイルエレメント」とを対応付けた情報を記憶する。ここで、「部位」は、図5に示すプロトコルタイトルで特定される撮像部位を示し、「コイルエレメント」は、磁気共鳴信号を受信するコイルエレメントのうち、撮像部位における画像データの再構成に用いるコイルエレメントを示す。そして、撮像条件設定部42aは、コイルエレメント情報から、撮像部位ごとに再構成に用いるコイルエレメントを特定する。図6に示す例では、撮像条件設定部42aは、例えば、撮像部位が「胸部(Breast)」である場合、胸部1ch〜胸部4chを再構成に用いると特定する。また、撮像条件設定部42aは、例えば、撮像部位が「腹部(liver)」である場合、腹部1ch〜腹部8chを再構成に用いると特定する。撮像条件設定部42aは、特定したコイルエレメントを選択情報としてリアルタイムシーケンサ50に送る。これにより、リアルタイムシーケンサ50が、データ操作ユニット60に選択情報を送ることで、データ操作ユニット60は、再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定することが可能となる。
そして、リアルタイムシーケンサ50は、撮像条件設定部42aから送られたシーケンス情報に基づいて、撮像条件で設定された部位のうちプレスキャンを実行していない、いずれか一つの部位を特定し、特定した部位についてパルスシーケンス実行データを生成して、プレスキャンを実行する(ステップS103)。例えば、第1の実施形態に係るリアルタイムシーケンサ50は、プレスキャンの1つとして、位置決め画像を収集したり、コイルエレメントの感度分布を示す感度マップデータを収集したりする。図7は、第1の実施形態に係るMRI装置100によるプレスキャン処理の手順を示すフローチャートである。図7では、プレスキャンとして位置決め画像を生成する場合を説明する。
図7に示すように、データ操作ユニット60は、A/D変換ユニット20によって生成された磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19から取得する(ステップS201)。ここで、データ操作ユニット60は、128個のコイルエレメントで受信された磁気共鳴信号がデジタル化された磁気共鳴信号データを取得する。そして、データ操作ユニット60は、リアルタイムシーケンサ50から送られた選択情報を参照して、再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定する(ステップS202)。ここで、データ操作ユニット60は、ステップS103で特定された撮像部位について、再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定する。データ操作ユニット60は、特定したデータを収集ユニット70に送る。このように、データ操作ユニット60は、受信コイル6が有する128個のコイルエレメントによって受信された磁気共鳴信号データを取得することが可能であり、取得した磁気共鳴信号データのうち再構成に用いる磁気共鳴信号データのみを収集ユニットに送る。このため、プレスキャンにおいて、再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択されなかった磁気共鳴信号データは、新たに磁気共鳴信号データを取得することで上書きされる。すなわち、プレスキャンにおいて、再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択されなかった磁気共鳴信号データは、破棄される状態と同等に扱われる。
続いて、画像再構成ユニット30は、収集ユニット70から磁気共鳴信号データを取得して、位置決め画像データを生成して、表示部44に表示する(ステップS203)。続いて、撮像条件設定部42aは、操作者がこの位置決め画像を参照することより、イメージングスキャン用の撮影領域の設定や撮像パラメータの設定を操作者から受付ける。
図4に戻る。リアルタイムシーケンサ50は、一つの部位についてプレスキャンを実行後、プレスキャンを実行していない撮像部位があるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、リアルタイムシーケンサ50は、プレスキャンを実行していない撮像部位があると判定した場合(ステップS104、Yes)、ステップS103に移行し、撮像条件で設定された部位のうちプレスキャンを実行していないいずれか一つの部位を特定し、特定した部位についてプレスキャンを実行する。
一方、リアルタイムシーケンサ50は、プレスキャンを実行していない撮像部位がないと判定した場合(ステップS104、No)、撮像条件で設定された部位のうちイメージングスキャンを実行していないいずれか一つの部位を特定し、診断用の画像データを収集するイメージングスキャンを実行する(ステップS105)。ここで、リアルタイムシーケンサ50は、撮像条件設定部42aから送られたシーケンス情報に基づいて、撮像条件で設定された部位のうちイメージングスキャンを実行していないいずれか一つの部位を特定する。そして、リアルタイムシーケンサ50は、特定した部位についてパルスシーケンス実行データを生成し、イメージングスキャンを実行する。図8は、第1の実施形態に係るMRI装置100によるイメージングスキャン処理の手順を示すフローチャートである。
データ操作ユニット60は、A/D変換ユニット20によって生成された磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19から取得する(ステップS301)。ここで、データ操作ユニット60は、128個のコイルエレメントで受信された磁気共鳴信号がデジタル化された磁気共鳴信号データを取得する。そして、データ操作ユニット60は、リアルタイムシーケンサ50から送られた選択情報を参照して、再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定する(ステップS302)。ここで、データ操作ユニット60は、ステップS105で特定された撮像部位について、再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定する。なお、イメージングスキャンにおいて、再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択されなかった磁気共鳴信号データは、新たに磁気共鳴信号データを取得することで上書きされる。すなわち、イメージングスキャンにおいて、再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択されなかった磁気共鳴信号データは、破棄される状態と同等に扱われる。
また、データ操作ユニット60は、磁気共鳴信号データを並び替える(ステップS303)。図9は、第1の実施形態に係るデータ操作ユニット60による磁気共鳴信号データの並び替えを説明するための図である。図9では、撮影対象が5つのスライスからなる場合を説明する。図9に示す例では、スライス位置が「1」である磁気共鳴信号データが1番目に励起され、スライス位置が「3」である磁気共鳴信号データが2番目に励起され、スライス位置が「5」である磁気共鳴信号データが3番目に励起され、スライス位置が「2」である磁気共鳴信号データが4番目に励起され、スライス位置が「4」である磁気共鳴信号データが5番目に励起されている。
図9に示す励起順で磁気共鳴信号データを再構成する場合、励起された順番で画像データが生成される。このため、画像再構成ユニット30は、画像データの再構成する際に、画像データを並び替えることになる。この画像データを並び替える処理はディスクのアクセスを伴うことから、再構成処理の速度が低下することになる。このようなことからデータ操作ユニット60は、スライス位置の順番で画像データが生成されるように、磁気共鳴信号データをバッファ内で並び替える。図9に示す例では、データ操作ユニット60は、スライス位置が「1」である磁気共鳴信号データ、スライス位置が「2」である磁気共鳴信号データ、スライス位置が「3」である磁気共鳴信号データ、スライス位置が「4」である磁気共鳴信号データ、スライス位置が「5」である磁気共鳴信号データの順となるように磁気共鳴信号データ各々をバッファ内で並び替える。そして、データ操作ユニット60は、並び替えた磁気共鳴信号データを収集ユニット70に送る。
図4に戻る。画像再構成ユニット30は、データを再構成する(ステップS106)。ここで、画像再構成ユニット30は、データがスライス順に並び替えられているので、再構成処理を高速化することが可能となる。画像再構成ユニット30が再構成したデータには、例えば、独自形式のIDやDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)形式のIDが付与され、ホストコンピュータ40の記憶部41に格納される。続いて、制御部42は、記憶部41に格納された画像データを読み出し、表示部44に表示させる(ステップS107)。そして、リアルタイムシーケンサ50は、一つの部位についてイメージングスキャンを実行後、イメージングスキャンを実行していない撮像部位があるか否かを判定する(ステップS108)。ここで、リアルタイムシーケンサ50は、イメージングスキャンを実行していない撮像部位があると判定した場合(ステップS108、Yes)、ステップS105に移行し、撮像条件で設定された部位のうちイメージングスキャンを実行していないいずれか一つの部位について、イメージングスキャンを実行する。
一方、リアルタイムシーケンサ50は、イメージングスキャンを実行していない撮像部位がないと判定した場合(ステップS108、No)、処理を終了する。
上述したように、第1の実施形態によれば、受信コイル6から出力される磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成するA/D変換ユニット20が、寝台4のコイルポート13に設けられる。このように、寝台4のコイルポート13にA/D変換ユニット20を設けることで、受信コイル6から出力された磁気共鳴信号がコイルポート13に入力された時点でA/D変換が行われるので、受信コイル6から収集ユニット70までの経路の早い段階で磁気共鳴信号がデジタル化されることになる。これにより、磁気共鳴信号へのノイズの混入を抑えることができる。
また、上述したように、第1の実施形態によれば、安価なダイレクトサンプリング方式用のADCを用いることで、装置の製造コストを削減することができる。前述したように、一般的に、ダイレクトサンプリング方式用のADCは構成が簡素化されているため、容易に集積度を高めることができ、コイルポート13内に多数のADCを内蔵させることが可能である。
図10は、従来のADCを用いた受信回路の一例を示す図である。図10に示すように、例えば、従来のADCを用いた構成では、受信コイルによって受信された磁気共鳴(MR)信号を高周波増幅器(AMP)で増幅した後に、局部発信器(Local Oscillator)及び混合器(Mixer)で周波数を落とし、その後、ADCでA/D変換を行っていた。このため、回路規模が大きく、寝台に実装することは困難であった。
図11は、第1の実施形態に係るダイレクトサンプリング用のADCを用いた受信回路の構成を示す図である。図11に示すように、例えば、第1の実施形態では、受信コイルによって受信された磁気共鳴(MR)信号を高周波増幅器(AMP)で増幅した後に、ダイレクトサンプリング方式用のADCを用いて、磁気共鳴信号を直接サンプリングしてA/D変換する。このように、ダイレクトサンプリング方式用のADCを用いた構成は、従来のADCを用いた構成と比べて回路規模が小さいため、複数のチャネル分のADCを容易に実装することができる。なお、図11に示す例では、ADCで磁気共鳴信号をデジタル化した後に、デジタル発信器(Digital Oscillator)及び混合器(Mixer)で間引き処理を行っている。デジタル化した後であれば、磁気共鳴信号に対して間引き処理やデシメーションを容易に行うことができる。
また、上述したように、第1の実施形態によれば、コイルポート13の中で磁気共鳴信号をデジタル化するので、ADCを有していない現行コイルとの互換性が保たれる。また、寝台4の中で磁気共鳴信号をデジタル化し、寝台4と生データ受信ユニット19との間を無線で通信するので、患者を寝たままで容易に移動できる着脱式のドッカブル寝台も構成しやすくなる。
また、上述したように、第1の実施形態によれば、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択するので、画像データを再構成する処理の負荷を軽減することができる。さらに、
上述したように、第1の実施形態によれば、磁気共鳴信号データをスライス順に並び替えることで、画像データの再構成処理をより最適化することができる。
なお、上述した実施形態では、撮像条件設定部42aが、撮像部位から再構成に用いるコイルエレメントを特定する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、撮像条件設定部42aは、操作者から再構成に用いるコイルエレメントの指定を受付けるようにしてもよい。言い換えると、撮像条件設定部42aは、操作者から再構成に用いる磁気共鳴信号データの指定を受付けるようにしてもよい。図12は、第1の実施形態の変形例に係る再構成用コイルエレメント選択画面を説明するための図である。図12では、MRI装置100において、再構成に用いるコイルエレメントとして選択可能なコイルエレメントの一部を示す。
撮像条件設定部42aは、図12に示す再構成用コイルエレメント選択画面において、例えば、操作者がタッチ操作で選択したコイルエレメントを再構成に用いるコイルエレメントであると特定する。なお、図12では、操作者によって選択されたコイルエレメントを太枠で囲んで示す。撮像条件設定部42aは、図12に示す例では、「胸部1ch」から「胸部8ch」を再構成に用いるコイルエレメントに特定する。そして、撮像条件設定部42aは、特定したコイルエレメントを選択情報としてリアルタイムシーケンサ50に送る。なお、撮像条件設定部42aのことを、「受付部」とも言う。
また、コイルエレメント情報は、図6に示した例に限定されるものではない。例えば、コイルエレメント情報は、更に各部位を複数の領域に分割し、分割した領域ごとに対応するコイルエレメントを記憶するようにしてもよい。これにより、再構成に用いる磁気共鳴信号データをより詳細に設定することが可能となる。同様に、再構成用コイルエレメント選択画面は、図12に示した例に限定されるものではなく、更に各部位を複数の領域に分割し、分割した領域ごとにコイルエレメントの選択を受付け可能となるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、プレスキャンやイメージングスキャンにおいて、再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択されなかった磁気共鳴信号データは、破棄される状態と同等に扱われるものとして説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、MRI装置100は、再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択しなかった磁気共鳴信号データを一時的に保持するようにしてもよい。また、かかる場合、MRI装置100は、撮像条件として設定された画像データの表示後に、撮像条件として設定されなかった画像データを再構成する要求を受付けるようにしてもよい。より具体的には、MRI装置100は、撮像条件として「胸部」、「腹部」及び「下肢部」が設定された場合、「胸部」、「腹部」及び「下肢部」のイメージングスキャンにおいて、各々のイメージングスキャンで128個分の磁気共鳴信号データを収集する。ここで、MRI装置100は、これらの収集した磁気共鳴信号データの全てを一時的に保持する。
そして、MRI装置100は、「胸部」、「腹部」及び「下肢部」における画像データを再構成して表示した後、撮像条件として設定されていない部位の画像データの再構成を受付ける。例えば、MRI装置100は、「骨盤部」の画像データを再構成する要求を受付ける。続いて、MRI装置100は、保持している磁気共鳴信号データのうち、「骨盤部」と近接する部位である例えば「腹部」或いは「下肢部」のイメージングスキャンで収集した磁気共鳴信号データから「骨盤部」に対応する磁気共鳴信号データを特定する。そして、MRI装置100は、特定した磁気共鳴信号データを用いて「骨盤部」の画像データを再構成する。
また、上述した実施形態では、A/D変換ユニット20は、コイルポート13内に設けられるものとして説明したが実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、A/D変換ユニット20は、受信コイル6からコイルポート13までの経路上に設けられてもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、生データ送信ユニット14と生データ受信ユニット19とが磁気共鳴信号データを無線で通信する場合について説明した。ところで、磁気共鳴信号データは、デジタル化されているので、光通信で送受信されてもよい。そこで、第2の実施形態では、生データ送信ユニットと生データ受信ユニットとが光通信で磁気共鳴信号データを送受信する場合について説明する。
第2の実施形態に係るMRI装置100aの構成は、生データ送信ユニット及び生データ受信ユニットの一部の機能が異なる点を除いて、図1に示すMRI装置100の構成と同様である。このため、第2の実施形態に係るMRI装置100aの構成については詳細な説明を省略する。
図13は、第2の実施形態に係る生データ送信ユニット14a及び生データ受信ユニット19aを説明するための図である。図13に示すように、生データ送信ユニット14aと生データ受信ユニット19aとが光ケーブル80によって互いに通信可能に接続される。また、生データ送信ユニット14aは、P/S変換部15と、通信部16と、多重化部(Multiplexer:MUX)17と、電気/光(Electrical/Optical:E/O)変換部18とを有し、磁気共鳴信号データを光信号に変換して出力する。なお、P/S変換部15及び通信部16は、図3に示したP/S変換部15及び通信部16と同様の機能を有する。P/S変換部15は、シリアル信号に変換した磁気共鳴信号データをMUX17に送る。
MUX17は、シリアル信号に変換された磁気共鳴信号データを多重化する。具体的には、MUX17は、P/S変換部15から送られたチャネルごとの磁気共鳴信号データを多重化し、多重化された磁気共鳴信号データをE/O変換部18に送る。
E/O変換部18は、磁気共鳴信号データを光信号に変換する。具体的には、E/O変換部18は、MUX17から送られた磁気共鳴信号データを電気信号から光信号に変換し、光ケーブル80を介して変換後の磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19aへ送信する。なお、生データ受信ユニット19aは、図示しない光/電気(Optical/Electrical:O/E)変換部を有しており、生データ送信ユニット14aから受信した光信号である磁気共鳴信号データを電気信号に変換して、データ操作ユニット60に送る。
上述したように、第2の実施形態によれば、生データ送信ユニット14aと生データ受信ユニット19aとが光通信で磁気共鳴信号データを送受信することができる。
また、上述したように、第2の実施形態によれば、コイルポート13の中で磁気共鳴信号をデジタル化するので、現行コイルとの互換性が保たれる。また、寝台4の中で磁気共鳴信号をデジタル化することで、磁気共鳴信号データの間引き処理やシリアル信号の束ね処理が可能となる。これにより、寝台4と生データ受信ユニット19aとを接続するケーブルの本数を減らすことが可能となる。また、このようなことから、患者を寝たままで容易に移動できる着脱式のドッカブル寝台も構成しやすくなる。
(第3の実施形態)
上述した第1の実施形態及び第2の実施形態では、データ操作ユニット60が、生データ受信ユニット19(或いは、生データ受信ユニット19a)から磁気共鳴信号データを取得し、リアルタイムシーケンサ50から送られた選択情報を参照して、再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定する場合について説明した。ところで、このデータ操作ユニット60は、A/D変換ユニット20と生データ送信ユニット14との間に設けられてもよいものである。そこで、第3の実施形態では、A/D変換ユニット20と生データ送信ユニット14との間にデータ操作ユニット60を備えたMRI装置100bについて説明する。
図14は、第3の実施形態に係るMRI装置100bの構成例を示すブロック図である。図14に示すように、第3の実施形態に係るMRI装置100bは、静磁場磁石1と、傾斜磁場コイル2と、傾斜磁場電源3と、寝台4と、送信コイル5と、受信コイル6と、送信ユニット7と、生データ受信ユニット19と、画像再構成ユニット30と、ホストコンピュータ40と、リアルタイムシーケンサ50と、収集ユニット70とを備える。なお、図1に示した各部と同様の機能を有する場合には同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。図14に示すように、第3の実施形態に係るMRI装置100bは、生データ受信ユニット19と収集ユニット70との間にデータ操作ユニット60を有さない。
図15は、第3の実施形態に係るデータ操作ユニット60を説明するための図である。図15に示すように、第3の実施形態に係るデータ操作ユニット60は、各コイルポート13と、生データ送信ユニット14とに接続される。また、第3の実施形態に係るデータ操作ユニット60は、図15中には図示しないリアルタイムシーケンサ50に接続される。
第3の実施形態に係るデータ操作ユニット60は、各コイルポート13から磁気共鳴信号データを受け取り、リアルタイムシーケンサ50から送られた選択情報を参照して、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択する。そして、第3の実施形態に係るデータ操作ユニット60は、選択した磁気共鳴信号データを生データ送信ユニット14に送る。この結果、生データ送信ユニット14は、磁気共鳴信号データをパラレル信号からシリアル信号に変換し、シリアル信号に変換した磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19に送信する。なお、生データ受信ユニット19は、受信した磁気共鳴信号データを収集ユニット70に送る。これにより、画像再構成ユニット30は、収集ユニット70から送られた磁気共鳴信号データに対して、フィルタ処理や再構成処理等の画像処理を行って画像データを生成する。
上述したように、第3の実施形態によれば、生データ送信ユニット14により送信される磁気共鳴信号データを選択することで、生データ送信ユニット14と、生データ受信ユニット19との間の通信負荷を軽減することができる。
なお、第3の実施形態では、生データ送信ユニット14と生データ受信ユニット19とが無線通信で磁気共鳴信号データを送受信する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、生データ送信ユニットと生データ受信ユニットとが光通信で磁気共鳴信号データを送受信するようにしてもよい。
(その他の実施形態)
上述実施形態では、生データ送信ユニット14(或いは、生データ送信ユニット14a)が一つである場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、生データ送信ユニット14(或いは、生データ送信ユニット14a)は、コイルポート13ごとに独立に設けられてもよい。すなわち、各コイルポート13に対して、生データ送信ユニット14(或いは、生データ送信ユニット14a)が1対1で接続される。かかる場合、各生データ送信ユニット14(或いは、生データ送信ユニット14a)は、接続される各A/D変換ユニット20から送られる磁気共鳴信号データを生データ受信ユニット19(或いは、生データ受信ユニット19a)に送信する。
また、上述した実施形態では、生データ送信ユニット14は、P/S変換部15と、通信部16とを有する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、生データ送信ユニット14は、P/S変換部15及び通信部16に加えて、更に多重化部17を有するようにしてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、簡易な装置構成で磁気共鳴信号へのノイズの混入を抑えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
4 寝台
6 受信コイル
20 A/D変換ユニット
30 画像再構成ユニット
60 データ操作ユニット
100 MRI装置

Claims (8)

  1. 被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する受信コイルと、
    前記被検体が載置されるとともに、前記受信コイルに接続されるコイルポートが設けられた寝台と、
    前記コイルポートに設けられ、前記受信コイルから出力されるすべての磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する変換ユニットと、
    前記磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択する選択ユニットと、
    前記選択ユニットによって選択された磁気共鳴信号データを用いて画像データを再構成する再構成ユニットと
    を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する受信コイルと、
    前記被検体が載置されるとともに、前記受信コイルに接続されるコイルポートが設けられた寝台と、
    前記コイルポートに設けられ、前記受信コイルから出力されるすべての磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する変換ユニットと、
    前記磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択する選択ユニットと、
    前記選択ユニットによって選択された磁気共鳴信号データを用いて画像データを再構成する再構成ユニットと
    を備え、
    前記選択ユニットは、前記磁気共鳴信号データを蓄積するバッファを備え、当該バッファにおいて、前記磁気共鳴信号データをスライス順に並び替えることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記変換ユニットによって生成された磁気共鳴信号データを無線通信或いは光通信によって前記選択ユニットに送信する送信部を更に備え、
    前記選択ユニットは、前記送信部によって送信された磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いるデジタル信号を選択する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記選択ユニットは、前記磁気共鳴信号データを蓄積するバッファを備え、当該バッファにおいて、前記磁気共鳴信号データをスライス順に並び替えることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 操作者から受付けた撮像条件に基づいて、前記再構成に用いる磁気共鳴信号データを特定する特定部を更に備え、
    前記選択ユニットは、前記特定部により特定された磁気共鳴信号データを選択する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 操作者から前記再構成に用いる磁気共鳴信号データの指定を受付ける受付部を更に備え、
    前記選択ユニットは、前記受付部により受付けられた磁気共鳴信号データを再構成に用いる磁気共鳴信号データに選択する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記再構成に用いる磁気共鳴信号データを収集する収集ユニットと、
    前記変換ユニットによって生成された磁気共鳴信号データを無線通信或いは光通信によって前記収集ユニットに送信する送信部とを更に備え、
    前記選択ユニットは、前記変換ユニットによって生成された磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いるデジタル信号を選択し、選択した磁気共鳴信号データを前記送信部に受け渡す
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する受信コイルと、
    前記被検体が載置されるとともに、前記受信コイルに接続されるコイルポートが設けられた寝台と、
    前記コイルポートに設けられ、前記受信コイルから出力されるすべての磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して磁気共鳴信号データを生成する変換ユニットと、
    前記磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いる磁気共鳴信号データを選択する選択ユニットと、
    前記選択ユニットによって選択された磁気共鳴信号データを用いて画像データを再構成する再構成ユニットと、
    前記再構成に用いる磁気共鳴信号データを収集する収集ユニットと、
    前記変換ユニットによって生成された磁気共鳴信号データを無線通信或いは光通信によって前記収集ユニットに送信する送信部と
    を備え、
    前記選択ユニットは、前記変換ユニットによって生成された磁気共鳴信号データのうち、再構成に用いるデジタル信号を選択し、選択した磁気共鳴信号データを前記送信部に受け渡すことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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