JP6320543B2 - 通信接続確立方法及び仲介デバイス - Google Patents

通信接続確立方法及び仲介デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP6320543B2
JP6320543B2 JP2016549032A JP2016549032A JP6320543B2 JP 6320543 B2 JP6320543 B2 JP 6320543B2 JP 2016549032 A JP2016549032 A JP 2016549032A JP 2016549032 A JP2016549032 A JP 2016549032A JP 6320543 B2 JP6320543 B2 JP 6320543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
configuration information
connection configuration
connection
communication connection
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016549032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017511026A (ja
Inventor
▲曉▼娜 ▲趙▼
▲曉▼娜 ▲趙▼
新苗 常
新苗 常
Original Assignee
華為終端(東莞)有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 華為終端(東莞)有限公司 filed Critical 華為終端(東莞)有限公司
Publication of JP2017511026A publication Critical patent/JP2017511026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6320543B2 publication Critical patent/JP6320543B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B5/00Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
    • H04B5/40Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by components specially adapted for near-field transmission
    • H04B5/48Transceivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0027Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection for a plurality of data sessions of end-to-end connections, e.g. multi-call or multi-bearer end-to-end data connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B5/00Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
    • H04B5/20Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B5/00Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
    • H04B5/70Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems specially adapted for specific purposes
    • H04B5/72Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems specially adapted for specific purposes for local intradevice communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • H04W84/20Master-slave selection or change arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、通信接続確立方法及び装置に関する。
近距離無線通信(英語:Near Field Communication,略してNFC)は、無線周波数識別(英語:Radio Frequency IDentification,略してRFID)技術に基づく近距離通信接続技術である。ユーザは、単に、ある端末デバイスを使用して別の端末デバイスをタップする(英語:Tap)か又は別の端末デバイスにアプローチすることによって、2つの端末デバイス間で、視覚的で安全確実で非接触の情報交換及び取引支払などの近距離通信を実施することができる。現在、NFCは、13.56MHzの周波数で主として働き、4つの伝送速度、すなわち、106kbit/s、212kbit/s、424kbit/s、及び848kbit/sをサポートすることができ、有効通信距離は、約0cmから20cmであり、ここで、典型的な値は4cmである。
低いデータ伝送速度のために、NFCは少量のデータの交換に適する。言い換えれば、NFCが大きいファイルの伝送で使用される場合、ユーザ体験が低い伝送速度によって影響されるという問題が現れる。それゆえに、NFCフォーラム(英語:NFC Forum)は、NFCに基づく接続ハンドオーバ技術を提案している。
いわゆるNFCに基づいた接続ハンドオーバ技術は、NFC及び別の通信接続の両方をサポートする2つの端末が、NFCを使用することによって、ピアツーピア(英語:peer−to−peer,略してP2P)モードで別の通信接続方法の接続構成情報を交換することができ、その結果、別の通信接続が2つの端末間に確立され得ることを指す。別の通信接続方法は、ブルートゥース(英語:Bluetooth,略してBT)、ワイヤレスフィデリティ(英語:Wireless Fidelity,略してWi−Fi)などを含む。
しかしながら、デバイスが比較的大きいサイズ及び比較的固定された位置を有する場合には、NFC及び別の通信接続の両方をサポートする2つの端末が、互いに直接タップするか又はアプローチすることが簡便でないことがある。それゆえに、接続ハンドオーバ技術仕様書バージョン1.3(英語:Connection Handover Technical Specification Version 1.3,略してCH1.3仕様書)において、NFCフォーラムは、NFCをサポートするモバイル端末(例えば、モバイルフォン)が、別の通信接続を確立するために2つの端末を支援するハンドオーバ仲介器(英語:Handover Mediator)として使用され得ることを提案している。
具体的には、ハンドオーバ仲介器が、CH1.3仕様書に従って第1の端末と第2の端末との間にブルートゥース接続を確立するのを支援するものであると仮定すると、ハンドオーバ仲介器は、最初に、第1の端末及び第2の端末を別々にタップするか又は第1の端末及び第2の端末に別々にアプローチし、第1の端末及び第2の端末のブルートゥース接続構成情報を別々に取得し、次に、第1の端末のブルートゥース接続構成情報を第2の端末に送り、その結果、第2の端末が受け取ったブルートゥース接続構成情報に基づいて第1の端末へのブルートゥース接続開始要求を開始できることを必要とする。
先行技術によれば、ハンドオーバ仲介器Mが、N(N≧2)個のデバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいてデバイスAを支援するために使用される場合、ハンドオーバ仲介器Mは、デバイスAとN個のデバイスBとの間を少なくともN回行き来する必要があり、具体的には、ハンドオーバ仲介器MはデバイスAを一回タップするか又はデバイスAに一回アプローチし、ハンドオーバ仲介器Mは第1のデバイスBを一回タップするか又は第1のデバイスBに一回アプローチし、ハンドオーバ仲介器MはデバイスAを一回タップするか又はデバイスAに一回アプローチし、ハンドオーバ仲介器Mは第2のデバイスBを一回タップするか又は第2のデバイスBに一回アプローチし、・・・ハンドオーバ仲介器MはデバイスAを一回タップするか又はデバイスAに一回アプローチし、ハンドオーバ仲介器MはN番目のデバイスBを一回タップするか又はN番目のデバイスBに一回アプローチする。これらの操作は、特に、主デバイスAと目標デバイスBとが互いに遠く離れている場合、明らかに多くの時間と労力とを必要とする。
そればかりでなく、CH1.3仕様書によれば、任意の端末は、ハンドオーバ仲介応答を送った後、メッセージキャリアリストにおけるすべてのキャリアがある期間(例えば、2分)の間接続可能状態にとどまることを保証することができ、それにより、2分以内にハンドオーバ仲介器Mによって連続的にタップされる複数のデバイス間の誤接続を引き起こす可能性が非常に高い。例えば、2分の接続可能な状態において、ハンドオーバ仲介器Mは、デバイスAを一回タップするか又はデバイスAに一回アプローチし、第1のデバイスBを一回タップするか又は第1のデバイスBにアプローチし、第2のデバイスBを一回タップするか又は第2のデバイスBに一回アプローチし、デバイスAを一回タップするか又はデバイスAに一回アプローチする。この場合、第1のデバイスBと第2のデバイスBとの間の誤接続が引き起こされることがある。
これに鑑みて、本発明によって解決されるべき技術的問題は、複数の目標デバイスとの第2の通信接続を確立するために、より少ない時間及び労力で、並びに第1の通信接続に基づいて主デバイスを支援するとともに、デバイス間の誤接続を効果的に避けるためのハンドオーバ仲介器の使用方法である。
第1の態様によれば、通信接続確立方法が提供され、当該方法は、仲介デバイスによって、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得し、取得した接続構成情報を保存するステップと、仲介デバイスが少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行する前又は実行した後又は実行するとき、仲介デバイスによって、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定するステップと、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するステップとを含む。
実行可能な実施方法において、仲介デバイスによって、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するステップが、具体的には、仲介デバイスによって、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが主デバイスであると判定するステップを含み、仲介デバイスによって、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得し、取得した接続構成情報を保存するステップが、具体的には、最初に、仲介デバイスによって、主デバイスへの第1の通信接続を実行し、次に、目標デバイスの各々への第1の通信接続を実行して、主デバイス及び目標デバイスの接続構成情報を別々に取得し、取得した接続構成情報を保存するステップを含み、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するステップが、具体的には、目標デバイスのうちの1つへの第1の通信接続を実行した後、及び目標デバイスのうちの次の1つへの第1の通信接続を実行する前に、毎回、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、仲介デバイスによって、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここでハンドオーバ開始要求が整合接続構成情報を含み、その結果、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスが主デバイスへの第2の通信接続を開始するステップを含む。
実行可能な実施方法において、仲介デバイスによって、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するステップが、具体的には、仲介デバイスによって、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが主デバイスであると判定するステップを含み、仲介デバイスによって、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得し、取得した接続構成情報を保存するステップが、具体的には、最初に、仲介デバイスによって、目標デバイスへの第1の通信接続を別々に実行し、最後に、主デバイスへの第1の通信接続を実行して、目標デバイス及び主デバイスの接続構成情報を別々に取得し、取得した接続構成情報を保存するステップを含む。
実行可能な実施方法において、仲介デバイスによって、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するステップが、具体的には、仲介デバイスによって、デバイス選択コマンドに従って、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するステップ、又は仲介デバイスによって、仲介デバイスが少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行した後、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初のデバイスが主デバイスであると判定するステップを含む。
実行可能な実施方法において、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するステップが、具体的には、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得するステップと、仲介デバイスによって、1つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに送るステップであって、ここでハンドオーバ開始要求がすべての整合接続構成情報を含む、ステップと、仲介デバイスによって、主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取るステップであって、ここでハンドオーバ開始応答が目標デバイスの各々に対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始する、ステップとを含む。
実行可能な実施方法において、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するステップが、具体的には、仲介デバイスによって、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに送るステップであって、ここでハンドオーバ開始要求の各々が整合接続構成情報の少なくとも一部分を含む、ステップと、仲介デバイスによって、主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取るステップであって、ここでハンドオーバ開始応答の各々が目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始する、ステップとを含む。
実行可能な実施方法において、第1の通信接続が近距離無線通信NFCを含み、第2の通信接続がブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む。
第2の態様によれば、仲介デバイスが提供され、当該デバイスは、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得し、取得した接続構成情報を保存するように構成された取得モジュールと、取得モジュールに接続されるとともに、第1の通信接続が少なくとも3つの候補デバイスと実行される前又は実行された後又は実行されるとき、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定するように構成された判定モジュールと、判定モジュールに接続されるとともに、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するように構成された確立モジュールとを含む。
実行可能な実施方法において、判定モジュールは、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが主デバイスであると判定するように構成され、取得モジュールは、最初に、主デバイスへの第1の通信接続を実行し、次に、目標デバイスの各々への第1の通信接続を実行して、主デバイス及び目標デバイスの接続構成情報を別々に取得し、取得した接続構成情報を保存するように構成され、確立モジュールは、第1の通信接続が目標デバイスのうちの1つと実行された後、及び第1の通信接続が目標デバイスのうちの次の1つと実行される前に、毎回、主デバイスの接続構成情報を、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここでハンドオーバ開始要求が整合接続構成情報を含み、その結果、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスが主デバイスへの第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、判定モジュールは、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが主デバイスであると判定するように構成され、取得モジュールは、仲介デバイスが、最初に、目標デバイスへの第1の通信接続を別々に実行し、最後に、主デバイスへの第1の通信接続を実行して、目標デバイス及び主デバイスの接続構成情報を別々に取得し、取得した接続構成情報を保存するように構成される。
実行可能な実施方法において、判定モジュールは、デバイス選択コマンドに従って、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するか、又は第1の通信接続が少なくとも3つの候補デバイスと実行された後、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初のデバイスが主デバイスであると判定するように構成される。
実行可能な実施方法において、確立モジュールは、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、1つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに送り、ここでハンドオーバ開始要求がすべての整合接続構成情報を含み、主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答が目標デバイスの各々に対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、確立モジュールは、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに送り、ここでハンドオーバ開始要求の各々が整合接続構成情報の少なくとも一部分を含み、主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答の各々が目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、第1の通信接続が近距離無線通信NFCを含み、第2の通信接続がブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む。
第3の態様によれば、仲介デバイスが提供され、当該デバイスは、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得するように構成された通信インタフェースと、通信インタフェースを使用することによって取得された接続構成情報を保存するように構成されたメモリと、通信インタフェース及びメモリに接続されるとともに、通信インタフェースが少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行する前又は実行した後又は実行するとき、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定し、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するように構成されたプロセッサとを含む。
実行可能な実施方法において、プロセッサは、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが主デバイスであると判定し、通信インタフェースが目標デバイスのうちの1つへの第1の通信接続を実行した後、及び通信インタフェースが目標デバイスのうちの次の1つへの第1の通信接続を実行する前に、毎回、プロセッサによって、主デバイスの接続構成情報を、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、通信インタフェースを介して、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここでハンドオーバ開始要求が整合接続構成情報を含み、その結果、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスが主デバイスへの第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサは、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが主デバイスであると判定するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサは、デバイス選択コマンドに従って、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するか、又は通信インタフェースが少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行した後、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初のデバイスが主デバイスであると判定するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサは、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、1つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに通信インタフェースを介して送り、ここでハンドオーバ開始要求がすべての整合接続構成情報を含み、通信インタフェースを介して、主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答が目標デバイスの各々に対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサは、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに通信インタフェースを介して送り、ここでハンドオーバ開始要求の各々が整合接続構成情報の少なくとも一部分を含み、通信インタフェースを介して、主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答の各々が目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、第1の通信接続が近距離無線通信NFCを含み、第2の通信接続がブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む。
有益な効果は下記の通りである。
仲介デバイスは、候補デバイスの接続構成情報を取得するとともに保存し、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定し、主デバイスの接続構成情報を各目標デバイスの接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスは各目標デバイスへの第2の通信接続を確立する。本発明の実施形態で提供される通信接続確立方法及び仲介デバイスによれば、仲介デバイスは、複数の目標デバイスへの第2の通信接続を別々に確立するために、より少ない時間及び労力で、並びに第1の通信接続に基づいて主デバイスを支援するために使用されることができ、目標デバイス間の誤接続が効果的に避けられることができる。
下記は、添付図面を参照しながら例示的な実施形態を詳細に記述しており、本発明の他の特徴及び態様が明らかにされる。
本明細書に含まれ、本明細書の一部を構築する添付図面は、共同して、本発明の例示的な実施形態、特性、及び態様を示し、本発明の原理を説明するように意図される。
本発明の実施形態1による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態2による通信接続確立方法のフローチャートである。 CH1.3仕様書により定義されたハンドオーバ開始メッセージの概略構造図である。 CH1.3仕様書により定義されたハンドオーバ開始メッセージのHiレコードの概略構造図である。 本発明の一実施形態による拡張Hiレコードの概略構造図である。 本発明の実施形態3による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態4による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態5による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態5による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態6による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態6による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態7による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態7による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態8による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態9による通信接続確立方法のフローチャートである。 本発明の実施形態10による仲介デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態11による仲介デバイスの概略構造図である。
下記は、添付図面を参照しながら本発明の様々な例示的な実施形態、特徴、及び態様を詳細に記述している。添付図面の同様の添付記号は、同様の又は類似の機能を有する要素を表す。実施形態の様々な態様が添付図面に示されているが、添付図面は、特に指示がない限り必ずしも比例して描かれていない。
本明細書における「例示的な」という特定の用語は、「実例、実施形態、又は例証となるものとして使用されている」ことを意味する。「例示的な」として記述されるいかなる実施形態も、他の実施形態よりも優れているか又は良好であるとして必ずしも説明されていない。
加えて、本発明をより良く例証するために、様々な特定の細部が、下記の特定の実施方法で与えられる。本発明は、特定の細部なしに実施され得ることも当業者は理解すべきである。いくつかの他の実施形態では、当業者によってよく知られている方法、手段、構成要素、及び回路は、本発明の主要な目的を強調するために、詳細には記述されない。
実施形態1
図1は、本発明の実施形態1による通信接続確立方法のフローチャートである。図1に示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS1:仲介デバイスは、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得し、取得した接続構成情報を保存する。
ステップS2:仲介デバイスが少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行する前又は実行した後又は実行するとき、仲介デバイスは、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定する。判定方法は下記のものを含むことができる。
方法1:仲介デバイスは、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが主デバイスであると判定する。
方法2:仲介デバイスは、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが主デバイスであると判定する。
方法3:仲介デバイスは、デバイス選択コマンドに従って、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定する。
方法4:仲介デバイスは、仲介デバイスが少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行した後、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初のデバイスが主デバイスであると判定する。
ステップS3:仲介デバイスは、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスは目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立する。第1の通信接続は近距離無線通信NFCを含み、第2の通信接続はブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む。
仲介デバイスは、候補デバイスの接続構成情報を取得するとともに保存し、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定し、主デバイスの接続構成情報を各目標デバイスの接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスは各目標デバイスへの第2の通信接続を確立する。本発明のこの実施形態で提供される通信接続確立方法によれば、仲介デバイスは、複数の目標デバイスへの第2の通信接続を別々に確立するために、より少ない時間及び労力で、並びに第1の通信接続に基づいて主デバイスを支援するために使用されることができ、目標デバイス間の誤接続が効果的に避けられることができる。
実施形態2
図2は、本発明の実施形態2による通信接続確立方法のフローチャートである。図2に示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。
ステップS102:仲介デバイスMは、仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にし、それは接続構成情報リストCARRIER_CONFIG_LISTを初期化することと等価である。ステップS101とS102との間のシーケンスは限定されない。すなわち、S102はS101の前に実行されてもよく、又は2つのステップは、実行されるとき、1つのステップに組み合わされてもよい。
ステップS103:仲介デバイスMは、候補デバイスDをタップして、ハンドオーバ要求(英語:Handover Request)を候補デバイスDに送り、ここでハンドオーバ要求はハンドオーバ仲介レコード(英語:Handover Mediation Record,略して「Hm」)を含むことができ、ここで「Hm」は端末Mを仲介デバイスとして識別するために使用される特別なキャリア(英語:carrier)タイプを表す。次に、仲介デバイスMは、候補デバイスDの接続構成情報を取得するために、候補デバイスDによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答(英語:Handover Mediation Response)を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は候補デバイスDの接続構成情報を含むことができる。
ステップS104:仲介デバイスMは、取得した接続構成情報を接続構成情報リストに保存する。
ステップS105:仲介デバイスMは、取得完了コマンドが受け取られているかどうかを判定し、取得完了コマンドが受け取られていない場合、ステップS103に戻り、又は取得完了コマンドが受け取られている場合、候補接続構成情報の収集が完了していると判定し、ステップS106を引き続き実行する。そればかりでなく、実行可能な実施方法において、取得完了コマンドを受け取った後、すなわち、取得完了コマンドが受け取られていることがステップS105において判定された場合、仲介デバイスMは、すべての候補デバイスの接続構成情報の収集が完了していることをユーザにさらに指示して、主デバイスAを選択すること、すなわち、ステップS106を実行することをユーザに気づかせることができる。
ステップS106:仲介デバイスMは、デバイス選択コマンドを受け取り、その結果、仲介デバイスMはデバイス選択コマンドで選択されたデバイスが主デバイスAであると判定する。
ステップS107:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップして、ハンドオーバ要求を主デバイスAに送り、次に、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、主デバイスAの接続構成情報を取得する。実行可能な実施方法において、このステップは次のものをさらに含むことができる。主デバイスAの接続構成情報が接続構成情報リストに既に記録されている場合、すなわち、主デバイスAが、受け取ったデバイス選択コマンドに応答して仲介デバイスMによって候補デバイスDとして以前にタップされている場合、仲介デバイスMは、接続構成情報リスト中の主デバイスAの接続構成情報を無視すること、例えば、主デバイスAの接続構成情報を削除するか、又は使用不能として主デバイスAの接続構成情報にマークを付けることができる。
ステップS108:仲介デバイスMは、接続構成情報リストに保存されている接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、整合接続構成情報を獲得する。
ステップS109:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求(英語:Handover Initiate Request)を主デバイスAに送り、ここでハンドオーバ開始要求は主デバイスAの接続構成情報と整合するすべての目標デバイスBの接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答(英語:Handover Initiate Response)を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報を含む。
ステップS110:主デバイスAは、目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報に基づいて、限定はしないがブルートゥース接続及びWi−Fi接続が含まれる、主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続を開始する。
仲介デバイスは、候補デバイスの接続構成情報を取得するとともに保存し、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定し、主デバイスの接続構成情報を各目標デバイスの接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスは各目標デバイスへの第2の通信接続を確立する。この実施形態による通信接続確立方法は、仲介デバイスMが、通信接続確立プロセス全体において主デバイスと目標デバイスとの間を行き来する必要がある時間の量を明らかに減少させ、すなわち、操作の容易さを改善する。
例えば、N個の目標デバイスBがあると仮定すると、仲介デバイスMは、N+2個のタップを実行する必要があり得る。N+2個のタップは、主デバイスAとN個の目標デバイスBとを含むすべての候補デバイスDの接続構成情報の収集を完了するための、取得完了コマンドが受け取られる前のN+1個のタップと、主デバイスAの接続構成情報を取得し、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を実施するための、デバイス選択コマンドが受け取られた後の1つのタップとを含む。取得完了コマンドが受け取られる前に主デバイスAがタップされない場合、必要とされるタップの量は、さらにN+1個まで減少され得る。
そればかりでなく、先行技術の解決策によれば、目標デバイスの接続構成情報を取得した後、仲介デバイスは、その接続構成情報を、仲介デバイスに保存されている主デバイスの接続構成情報と自動的に整合させ、目標デバイスと主デバイスとの間の通信接続を確立する。しかしながら、この時、別の目標デバイスの接続構成情報が仲介デバイスに保存されている場合、2つの目標デバイスの間の誤接続が引き起こされることがある。本発明のこの実施形態によれば、候補デバイスの接続構成情報を取得した後、仲介デバイスは、整合処理を直ちには実行せず、代わりに、接続構成情報を接続構成情報リストに保存し、候補デバイスの身元が判定された後、主デバイスは、各目標デバイスへの通信接続の開始を開始する。本発明のこの実施形態は、目標デバイス間の誤接続を効果的に避ける。
実行可能な実施方法では、ステップS104において、仲介デバイスMは、特別なタイプの取得した接続構成情報、例えば、ブルートゥース接続構成情報のみを接続構成情報リストに保存することができる。加えて、この実施方法では、ステップS108において、仲介デバイスMは、保存されているブルートゥース接続構成情報を主デバイスAのブルートゥース接続構成情報と整合させるだけで足りる。実行可能な特定の実施方法では、候補デバイスDによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答が、特別なタイプの接続構成情報を含んでいない場合、例えば、ブルートゥース接続構成情報を含んでいない場合、仲介デバイスMは、警報メッセージを出力して、候補デバイスDが特別なタイプの接続をサポートしていないことをユーザに指示することができる。
別の実行可能な実施方法では、ステップS104において、仲介デバイスMは、すべてのタイプの取得した接続構成情報、例えば、ブルートゥース接続構成情報及びWi−Fi接続構成情報を接続構成情報リストに保存することができる。加えて、この実施方法では、ステップS108において、仲介デバイスMは、接続タイプに従って整合処理を実行し、例えば、接続構成情報リストに保存されているブルートゥース接続構成情報を主デバイスAのブルートゥース接続構成情報と整合させ、接続構成情報リストに保存されているWi−Fi接続構成情報を主デバイスAのWi−Fi接続構成情報と整合させる。仲介デバイスMは、特別なタイプの接続に対して優先的な整合処理を実行すること、例えば、接続構成情報リストに保存されているブルートゥース接続構成情報を主デバイスAのブルートゥース接続構成情報と優先的に整合させることができることは確かである。
そればかりでなく、ステップS109におけるハンドオーバ開始要求及びハンドオーバ開始応答の両方は、ハンドオーバ開始メッセージ(英語:Handover Initiate Message)に属する。図3aに示されたハンドオーバ開始メッセージの構造によれば、ハンドオーバ開始メッセージは、ハンドオーバ開始レコード(英語:Handover Initiate Record,略してHiレコード)と、0以上のキャリア構成レコード(英語:Carrier Configuration record)、すなわち、NFCデータ交換フォーマット(英語:NFC Data Exchange Format,略してNDEF)レコードにおける接続構成情報とを含む。ハンドオーバ開始要求は、接続構成情報を搬送するために少なくとも1つのNDEFレコードを含むべきであり、一方、ハンドオーバ開始応答は、Hiレコードのみを含み、NDEFレコード(図示せず)を含まなくてもよく、それは、主として、応答デバイスがハンドオーバ開始要求を受け入れるかどうかによって決まる。Hiレコードの構造が図3bに示されている。Hiレコードにおける代替のキャリアレコード(英語:Alternative Carrier Record,略してac)は、前述のNDEFレコードを指し示すキャリアデータ参照(英語:CARRIER_DATA_REFERENCE)と、存在することがある補助データ参照(英語:AUXILIARY_DATA_REFERENCE)とを有する。既存のHiレコードは、1つのデバイスのみのacを含むことができ、各acは、1つのタイプのキャリア(例えば、ブルートゥース又はWi−Fi)、すなわち、各ハンドオーバ開始要求に対応し、各ハンドオーバ開始応答は、1つのデバイスのみの接続構成情報を指し示すことができる。実行可能な実施方法において、ハンドオーバ開始メッセージにおけるCH1.3仕様書において定義されたHiレコードは、本発明のこの実施形態では拡張される。拡張Hiレコードの構造は、図3cに示されており、複数のデバイスの代替キャリアレコードを含むことができる。異なるデバイスは、デバイス識別子(DEVICE ID)でマークを付けられ、各デバイスは、対応する代替キャリアレコードを有する。デバイス識別子に基づく代替キャリアレコードを使用して、デバイスのNDEFレコードにおける接続構成情報を指し示すことができる。ハンドオーバ開始要求及びハンドオーバ開始応答のHiレコードの構造は、別々に拡張され、その結果、1つのハンドオーバ開始要求及び1つのハンドオーバ開始応答は各々すべての整合接続構成情報を含み、それによって、通信接続確立ステップを簡単化する技術的効果をさらに達成する。
さらに、ステップS109は他の場合を含むこともでき、実例は下記の通りである。
場合1:仲介デバイスは、最終的に、一回だけ主デバイスをタップし(すなわち、(N+2)番目のタップ)、引き続いて、整合処理の後、N対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答を送るとともに受け取り、ここで、各対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答は1つの目標デバイスのみの接続構成情報を含む。この場合、ハンドオーバ開始メッセージにおけるHiレコードは、拡張される必要がない。
場合2:仲介デバイスは、最終的に、一回だけ主デバイスをタップし、引き続いて、整合処理の後、x(1<x<N)対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答を送るとともに受け取り、ここで、各対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答はy(1<y<N)個の目標デバイスの接続構成情報を含み、x×y=Nである。この場合、ハンドオーバ開始メッセージにおけるHiレコードは、拡張される必要がある。
場合3:仲介デバイスは、最終的に、主デバイスをn回(1<n<N)タップし、各タップの間に1対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答を送るとともに受け取り、ここで、各対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答はm(1<m<N)個の目標デバイスの接続構成情報を含み、m×n=Nである。この場合、ハンドオーバ開始メッセージにおけるHiレコードは、拡張される必要がある。
場合4:仲介デバイスは、最終的に、主デバイスをn回(1<n<N)タップし、各タップの間にm(1<m<N)対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答を送るとともに受け取り、ここで、各対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答は1つの目標デバイスの接続構成情報を含み、m×n=Nである。この場合、ハンドオーバ開始メッセージにおけるHiレコードは、拡張される必要がない。
場合5:仲介デバイスは、最終的に、主デバイスをn回タップし、各タップの間にm’(0<m’<m)対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答を送るとともに受け取り、ここで、各対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答はp(1<p<N)個の目標の接続構成情報を含み、n×m’×p=Nである。この場合、ハンドオーバ開始メッセージにおけるHiレコードは、拡張される必要がある。
場合6:仲介デバイスは、最終的に、主デバイスをN回タップし、各タップの間に1対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答を送るとともに受け取り、ここで、各対のハンドオーバ開始要求/ハンドオーバ開始応答は1つの目標デバイスの接続構成情報を含む。この場合、ハンドオーバ開始メッセージにおけるHiレコードは、拡張される必要がない。
実施形態3
図4は、本発明の実施形態3による通信接続確立方法のフローチャートである。図4に示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。
ステップS102:仲介デバイスMは、仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にする。
ステップS103:仲介デバイスMは、候補デバイスDをタップして、ハンドオーバ要求を候補デバイスDに送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、候補デバイスDの接続構成情報を取得するために、候補デバイスDによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は候補デバイスDの接続構成情報を含む。
ステップS104:仲介デバイスMは、取得した接続構成情報を接続構成情報リストに保存する。
ステップS105:仲介デバイスMは、取得完了コマンドが受け取られているかどうかを判定し、取得完了コマンドが受け取られていない場合、ステップS103に戻り、又は取得完了コマンドが受け取られている場合、候補接続構成情報の収集が完了していると判定し、ステップS107を引き続き実行する。
ステップS107:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップして、ハンドオーバ要求を主デバイスAに送り、次に、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、主デバイスAの接続構成情報を取得する。実行可能な実施方法において、このステップは次のものをさらに含むことができる。主デバイスAの接続構成情報が接続構成情報リストに既に記録されている場合、すなわち、主デバイスAが、受け取ったデバイス選択コマンドに応答して仲介デバイスMによって候補デバイスDとして以前にタップされている場合、仲介デバイスMは、接続構成情報リスト中の主デバイスAの接続構成情報を無視すること、例えば、主デバイスAの接続構成情報を削除するか、又は使用不能として主デバイスAの接続構成情報にマークを付けることができる。
ステップS108:仲介デバイスMは、接続構成情報リストに保存された接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、整合接続構成情報を獲得する。
実行可能な実施方法において、このステップは次のものをさらに含むことができる。前述の整合処理プロセスにおける整合の間に、候補デバイスの接続構成情報のメディアアクセス制御(英語:Media Access Control,略してMAC)アドレスが、タップの間に取得された主デバイスAの接続構成情報のMACアドレスと同じであることを見いだした場合、仲介デバイスMは、接続構成情報リスト中の主デバイスAの接続構成情報を無視すること、例えば、主デバイスAの接続構成情報を削除するか、又は使用不能として主デバイスAの接続構成情報にマークを付けることができる。
ステップS109:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を主デバイスAに送り、ここでハンドオーバ開始要求は主デバイスAの接続構成情報と整合するすべての目標デバイスBの接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報を含む。実施形態2と同様に、ステップS109は、他の場合を含むこともできるとともに、詳細は本明細書に記述されない。
ステップS110:主デバイスAは、目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報に基づいて主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続を開始する。
前述の記述を参照しながら図4を図2と比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態2との間の主な差は次の点にある。ステップS106は実行されず、すなわち、デバイス選択コマンドは使用されず、取得完了コマンドが受け取られた後タップされる最初のデバイスが主デバイスAであると直接判定され、その結果、主デバイスAがタップされるとき、主デバイスとしてのAの身元が判定され、接続構成情報の取得及び整合処理が実行される。
それゆえに、実施形態2に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分、例えば、接続構成情報リストに保存されている接続構成情報のタイプに関する、接続構成情報に対する整合処理に関する、及びハンドオーバ開始メッセージの拡張に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分は、この実施形態にも適用可能であり、詳細は本明細書に記述されない。
実施形態2と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、操作の容易さを明らかに改善することができる。例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、N+2個のタップを実行する必要があり得る。N+2個のタップは、主デバイスAとN個の目標デバイスBとを含むすべての候補デバイスDの接続構成情報の収集を完了するための、取得完了コマンドが受け取られる前のN+1個のタップと、主デバイスAの接続構成情報を取得し、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を実施するための、取得完了コマンドが受け取られた後の1つのタップとを含む。取得完了コマンドが受け取られる前に主デバイスAがタップされない場合、必要とされるタップの量は、さらにN+1個まで減少され得る。すなわち、この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態2におけるタップの量と同様である。
実施形態2と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、目標デバイス間の誤接続を避けることができ、詳細は本明細書に記述されない。
実行可能な実施方法において、実施形態2と同様に、取得完了コマンドを受け取った後、すなわち、ステップS105の判定結果が「はい」である場合、仲介デバイスMは、すべての候補デバイスの接続構成情報の収集が完了していることをユーザにさらに指示して、仲介デバイスMを使用して主デバイスAをタップすること、すなわち、ステップS107を実行することをユーザに気づかせることができる。
実施形態4
図5は、本発明の実施形態4による通信接続確立方法のフローチャートである。図5に示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。加えて、ステップS101は実行されないことがあり、後続の目的は、最初に、ステップS102及びS301を実行することによっても達成され得る。
ステップS102:仲介デバイスMは、仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にする。
ステップS301:仲介デバイスMは、多対1モードを選択して、最初に、目標デバイスをタップし、次に、主デバイスをタップすると判定する。
ステップS103:仲介デバイスMは、目標デバイスBをタップして、ハンドオーバ要求を目標デバイスBに送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報を取得するために、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は目標デバイスBの接続構成情報を含む。
ステップS104:仲介デバイスMは、取得した接続構成情報を接続構成情報リストに保存する。
ステップS105:仲介デバイスMは、取得完了コマンドが受け取られているかどうかを判定し、取得完了コマンドが受け取られていない場合、ステップS103に戻り、又は取得完了コマンドが受け取られている場合、候補接続構成情報の収集が完了していると判定し、ステップS107を引き続き実行する。
ステップS107:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップして、ハンドオーバ要求を主デバイスAに送り、次に、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、主デバイスAの接続構成情報を取得する。
ステップS108:仲介デバイスMは、接続構成情報リストに保存された接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、整合接続構成情報を獲得する。
ステップS109:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を主デバイスAに送り、ここでハンドオーバ開始要求は主デバイスAの接続構成情報と整合するすべての目標デバイスBの接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報を含む。実施形態2と同様に、ステップS109は、他の場合を含むこともできるとともに、詳細は本明細書に記述されない。
ステップS110:主デバイスAは、目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報に基づいて主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続を開始する。
前述の記述を参照しながら図5を図2と比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態2との間の主な差は次の点にある。ステップS106はステップS301と取り替えられ、すなわち、デバイス選択コマンドは使用されず、主デバイス及び目標デバイスの身元は、選択された多対1(すなわち、タップシーケンスは、最初に、目標デバイスをタップし、次に、主デバイスをタップする)モードに従って判定される。
それゆえに、実施形態2に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分、例えば、接続構成情報リストに保存されている接続構成情報のタイプに関する、接続構成情報に対する整合処理に関する、及びハンドオーバ開始メッセージの拡張に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分は、この実施形態にも適用可能であり、詳細は本明細書に記述されない。加えて、実施形態2及び実施形態3と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、操作の容易さを明らかに改善することができる。
例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、単にN+1個のタップを実行する必要があり得る。N+1個のタップは、N個の目標デバイスBの接続構成情報の収集を完了するための、取得完了コマンドが受け取られる前のN個のタップと、主デバイスAの接続構成情報を取得し、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を実施するための、取得完了コマンドが受け取られた後の1つのタップとを含む。すなわち、この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態2及び実施形態3のタップの量よりも1つ少ない。
実施形態2と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、目標デバイス間の誤接続を避けることができ、詳細は本明細書に記述されない。
実行可能な実施方法において、実施形態2及び実施形態3と同様に、取得完了コマンドを受け取った後、すなわち、ステップS105の判定結果が「はい」である場合、仲介デバイスMは、すべての目標デバイスBの接続構成情報の収集が完了していることをユーザにさらに指示して、仲介デバイスMを使用して主デバイスAをタップすること、すなわち、ステップS107を実行することをユーザに気づかせることができる。
図5は、ステップS301がステップS102の後に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されないことを当業者は理解できることに留意されたい。実際、目標デバイスと主デバイスとの間のタップシーケンスがステップS107の前に判定され得る限り、ステップS301はステップS102の前に実行されてもよく、又はステップS102と同時に実行されてもよい。
実施形態5
図6A及び図6Bは、本発明の実施形態5による通信接続確立方法のフローチャートである。図6A及び図6Bに示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。加えて、ステップS101は実行されないことがあり、後続の目的は、最初に、ステップS102及びS301を実行することによっても達成され得る。
ステップS102:仲介デバイスMは、仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にする。
ステップS301:仲介デバイスMは、多対1モードを選択して、最初に、目標デバイスをタップし、次に、主デバイスをタップすると判定する。
ステップS401:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値を0に設定し、それはカウンタを初期化することと等価である。ステップS401は、S301の前に実行されてもよい。
ステップS103:仲介デバイスMは、目標デバイスBをタップして、ハンドオーバ要求を目標デバイスBに送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報を取得するために、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は目標デバイスBの接続構成情報を含む。
ステップS402:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値に1を加える。S402は、S104の後及びS105の前の時点に実行されてもよい。
ステップS104:仲介デバイスMは、取得した接続構成情報を接続構成情報リストに保存する。
ステップS105:仲介デバイスMは、取得完了コマンドが受け取られているかどうかを判定し、取得完了コマンドが受け取られていない場合、ステップS103に戻り、又は取得完了コマンドが受け取られている場合、候補接続構成情報の収集が完了していると判定し、ステップS107を引き続き実行する。
ステップS107:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップして、ハンドオーバ要求を主デバイスAに送り、次に、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、主デバイスAの接続構成情報を取得する。
ステップS403:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値から1を減じる。
ステップS404:仲介デバイスMは、接続構成情報リストに保存されている目標デバイスBの接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、目標デバイスBのものであり、主デバイスAの接続構成情報と整合する接続構成情報を判定する。
ステップS405:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を主デバイスAに送り、ここでハンドオーバ開始要求は主デバイスAの接続構成情報と整合する目標デバイスBの判定された接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスBに対して主デバイスAによって選択された接続構成情報を含む。
ステップS406:主デバイスAは、目標デバイスBに対して主デバイスAによって選択された接続構成情報に基づいて主デバイスAと目標デバイスBとの間の通信接続を開始する。
ステップS407:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値が0より大きいかどうかを判定し、「はい」の場合、ステップS107に戻り、さもなければ、この手順を終了する。
前述の記述を参照しながら図6A及び図6Bを図5と比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態4との間の主な差は次の点にある。目標デバイスBの量を計数するために、ステップS401がステップS301とステップS103との間に加えられ、ステップS402がステップ103とステップS104との間に加えられ、ステップS108からS110は、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を、主デバイスAを連続的にタップすることによって順次に実施するために、ステップS403からS407と取り替えられ、その結果、CH1.3仕様書におけるHiレコードは複数の目標デバイスBの接続構成情報を含むように拡張される必要がない。
それゆえに、実施形態2から実施形態4に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分、例えば、接続構成情報リストに保存されている接続構成情報のタイプに関する、及び接続構成情報に対する整合処理に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分は、この実施形態にも適用可能であり、詳細は本明細書に記述されない。加えて、実施形態2から実施形態4と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、操作の容易さを明らかに改善することができる。
例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、最大2N個のタップを実行する必要があり得る。2N個のタップは、N個の目標デバイスBの接続構成情報の収集を完了するための、取得完了コマンドが受け取られる前のN個のタップと、主デバイスAの接続構成情報を取得し、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を実施するための、取得完了コマンドが受け取られた後のN個のタップとを含む。この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態4のタップの量と比較してN+1から2Nに増加する。しかしながら、既存のCH1.3仕様書におけるハンドオーバ開始メッセージは拡張される必要がなく、後半のN個のタップは、主デバイスAと関係なく連続的に実行され、すなわち、ユーザは、仲介デバイスMを主デバイスAと各目標デバイスBとの間で行き来させる必要がないので、この実施形態による通信接続確立方法は、依然として、ユーザ操作の容易さを効果的に改善することができる。
実施形態2と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、目標デバイス間の誤接続を避けることができ、詳細は本明細書に記述されない。
実行可能な実施方法において、実施形態2から実施形態4と同様に、取得完了コマンドを受け取った後、すなわち、ステップS105の判定結果が「はい」である場合、仲介デバイスMは、すべての目標デバイスBの接続構成情報の収集が完了していることをユーザにさらに指示して、仲介デバイスMを使用して主デバイスAをタップすること、すなわち、ステップS107を実行することをユーザに気づかせることができる。
実施形態4と同様に、図6A及び図6Bは、ステップS301がステップS102の後に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されないことに留意すべきである。実際、主デバイスと目標デバイスとの間のタップシーケンスがステップS107の前に判定され得る限り、ステップS301はステップS102の前に実行されてもよく、又はステップS102と同時に実行されてもよい。
そればかりでなく、図6A及び図6Bは、ステップS403がステップS404の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、ステップS403は、カウンタのカウント値の更新がステップS107の後に及びステップS407の前に完了され得る限り、ステップS404、S405、及びS406のうちの任意の1つの後に実行されてもよい。
実施形態6
図7A及び図7Bは、本発明の実施形態6による通信接続確立方法のフローチャートである。図7A及び図7Bに示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。加えて、ステップS101は実行されないことがあり、後続の目的は、最初に、ステップS102及びS301を実行することによっても達成され得る。
ステップS102:仲介デバイスMは、仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にする。
ステップS301:仲介デバイスMは、多対1モードを選択して、最初に、目標デバイスをタップし、次に、主デバイスをタップすると判定する。
ステップS501:仲介デバイスMは、量表示コマンドを受け取って、目標デバイスの量Nを判定する。
ステップS401:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値を0に設定する。
ステップS103:仲介デバイスMは、目標デバイスBをタップして、ハンドオーバ要求を目標デバイスBに送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報を取得するために、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は目標デバイスBの接続構成情報を含む。
ステップS402:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値に1を加える。
ステップS104:仲介デバイスMは、取得した接続構成情報を接続構成情報リストに保存する。
ステップS502:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値がNより小さいかどうかを判定し、「はい」の場合、ステップS103に戻り、又はそうでない場合、候補接続構成情報の収集が完了していると判定し、ステップS107を引き続き実行する。
ステップS107:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップして、ハンドオーバ要求を主デバイスAに送り、次に、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、主デバイスAの接続構成情報を取得する。
ステップS108:仲介デバイスMは、接続構成情報リストに保存された接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、整合接続構成情報を獲得する。
ステップS109:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を主デバイスAに送り、ここでハンドオーバ開始要求は主デバイスAの接続構成情報と整合するすべての目標デバイスBの接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報を含む。実施形態2と同様に、ステップS109は、他の場合を含むこともできるとともに、詳細は本明細書に記述されない。
ステップS110:主デバイスAは、目標デバイスBごとに主デバイスAによって選択された接続構成情報に基づいて主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続を開始する。
前述の記述を参照しながら図7A及び図7Bを図6A及び図6Bと比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態5との間の主な差は次の点にある。ステップS501がステップS401の前に加えられ、ステップ105がステップ502と取り替えられて、候補接続構成情報の収集が完了しており、取得完了コマンドが使用される必要がないかどうかを目標デバイスの設定量Nに基づいて判定し、ステップS403からS407が、ステップS108からS110と取り替えられて、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を、主デバイスAを一回のみタップすることによって実施し、主デバイスAは、連続的に複数回タップされる必要がない。
それゆえに、実施形態2から実施形態5に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分、例えば、接続構成情報リストに保存されている接続構成情報のタイプに関する、接続構成情報に対する整合処理に関する、及びハンドオーバ開始メッセージの拡張に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分は、この実施形態にも適用可能であり、詳細は本明細書に記述されない。加えて、実施形態2から実施形態5と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、操作の容易さを明らかに改善することができる。
例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、N+1個のタップを実行する必要があり得る。N+1個のタップは、N個の目標デバイスBの接続構成情報の収集を完了するための最初のN個のタップと、主デバイスAの接続構成情報を取得し、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を実施するためのもっと後の1つのタップとを含む。すなわち、この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態4におけるタップの量と同じである。
実施形態2と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、目標デバイス間の誤接続を避けることができ、詳細は本明細書に記述されない。
実行可能な実施方法において、実施形態2から実施形態5と同様に、N個の目標デバイスBをタップした後、すなわち、ステップS502における判定結果が「はい」である場合、仲介デバイスMは、すべての目標デバイスBの接続構成情報の収集が完了していることをユーザにさらに指示して、仲介デバイスMを使用して主デバイスAをタップすること、すなわち、ステップS107を実行することをユーザに気づかせることができる。
実施形態4及び実施形態5と同様に、図7A及び図7Bは、ステップS301がステップS102の後に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されないことに留意すべきである。実際、主デバイスと目標デバイスとの間のタップシーケンスがステップS107の前に判定され得る限り、ステップS301はステップS102の前に実行されてもよく、又はステップS102と同時に実行されてもよい。
そればかりでなく、図7A及び図7Bは、ステップS501がステップS401の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、目標デバイスの量がステップS103の前に判定され得る限り、ステップS501は、ステップS401と組み合わされてもよく、又はステップS102、S301、及びS401のうちの任意の1つの前に実行されてもよい。
それに加えて、図7A及び図7Bは、ステップS402がステップS404の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、ステップS402は、カウンタのカウント値の更新がステップS103の後に及びステップS502の前に完了され得る限り、ステップS104の後に実行されてもよい。
実施形態7
図8A及び図8Bは、本発明の実施形態7による通信接続確立方法のフローチャートである。図8A及び図8Bに示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。加えて、ステップS101は実行されないことがあり、後続の目的は、最初に、ステップS102及びS301を実行することによっても達成され得る。
ステップS102:仲介デバイスMは、仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にする。
ステップS301:仲介デバイスMは、多対1モードを選択して、最初に、目標デバイスをタップし、次に、主デバイスをタップすると判定する。
ステップS501:仲介デバイスMは、量表示コマンドを受け取って、目標デバイスの量Nを判定する。
ステップS401:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値を0に設定する。
ステップS103:仲介デバイスMは、目標デバイスBをタップして、ハンドオーバ要求を目標デバイスBに送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報を取得するために、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は目標デバイスBの接続構成情報を含む。
ステップS104:仲介デバイスMは、取得した接続構成情報を接続構成情報リストに保存する。
ステップS402:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値に1を加える。
ステップS502:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値がNより小さいかどうかを判定し、「はい」の場合、ステップS103に戻り、又はそうでない場合、候補接続構成情報の収集が完了していると判定し、ステップS107を引き続き実行する。
ステップS107:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップして、ハンドオーバ要求を主デバイスAに送り、次に、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、主デバイスAの接続構成情報を取得する。
ステップS403:仲介デバイスは、カウンタのカウント値から1を減じる。
ステップS404:仲介デバイスMは、接続構成情報リストに保存されている目標デバイスBの接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、目標デバイスBのものであり、主デバイスAの接続構成情報と整合する接続構成情報を判定する。
ステップS405:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を主デバイスAに送り、ここでハンドオーバ開始要求は主デバイスAの接続構成情報と整合する目標デバイスBの判定された接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、主デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスBに対して主デバイスAによって選択された接続構成情報を含む。
ステップS406:主デバイスAは、目標デバイスBに対して主デバイスAによって選択された接続構成情報に基づいて主デバイスAと目標デバイスBとの間の通信接続を開始する。
ステップS407:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値が0より大きいかどうかを判定し、「はい」の場合、ステップS107に戻り、さもなければ、この手順を終了する。
前述の記述を参照しながら図8A及び図8Bを図7A及び図7Bと比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態6との間の主な差は次の点にある。ステップS108からS110は、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を、主デバイスAを連続的にタップすることによって順次に実施するために、ステップS403からS407と取り替えられ、その結果、CH1.3仕様書におけるHiレコードは複数の目標デバイスBの接続構成情報を含むように拡張される必要がない。
それゆえに、実施形態2から実施形態6に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分、例えば、接続構成情報リストに保存されている接続構成情報のタイプに関する、及び接続構成情報に対する整合処理に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分は、この実施形態にも適用可能であり、詳細は本明細書に記述されない。加えて、実施形態2から実施形態6と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、操作の容易さを明らかに改善することができる。
例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、最大2N個のタップを実行する必要があり得る。2N個のタップは、N個の目標デバイスBの接続構成情報の収集を完了するための最初のN個のタップと、主デバイスAの接続構成情報を取得し、主デバイスAによる主デバイスAと各目標デバイスBとの間の通信接続のハンドオーバ開始を実施するための後半のN個のタップとを含む。この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態6のタップの量と比較して、N+1から2Nに増加する。しかしながら、実施形態5と同じく、既存のCH1.3仕様書におけるハンドオーバ開始メッセージは拡張される必要がなく、後半のN個のタップは、主デバイスAと関係なく連続的に実行され、すなわち、ユーザは、仲介デバイスMを主デバイスAと各目標デバイスBとの間で行き来させる必要がないので、この実施形態による通信接続確立方法は、依然として、ユーザ操作の容易さを効果的に改善することができる。
実施形態2と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、目標デバイス間の誤接続を避けることができ、詳細は本明細書に記述されない。
実行可能な実施方法において、実施形態2から実施形態6と同様に、N個の目標デバイスBをタップした後、すなわち、ステップS502における判定結果が「はい」である場合、仲介デバイスMは、すべての目標デバイスBの接続構成情報の収集が完了していることをユーザにさらに指示して、仲介デバイスMを使用して主デバイスAをタップすること、すなわち、ステップS107を実行することをユーザに気づかせることができる。
実施形態4から実施形態6と同様に、図8A及び図8Bは、ステップS301がステップS102の後に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されないことに留意すべきである。実際、主デバイスと目標デバイスとの間のタップシーケンスがステップS107の前に判定され得る限り、ステップS301はステップS102の前に実行されてもよく、又はステップS102と同時に実行されてもよい。
そればかりでなく、実施形態6と同様に、図8A及び図8Bは、ステップS501がステップS401の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、目標デバイスの量がステップS103の前に判定され得る限り、ステップS501は、ステップS102、S301、及びS401のうちの任意の1つの前に実行されてもよい。
それに加えて、図8A及び図8Bは、ステップS403がステップS404の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、ステップS403は、カウンタのカウント値の更新がステップS107の後に及びステップS407の前に完了され得る限り、ステップS404、S405、及びS406のうちの任意の1つの後に実行されてもよい。
実施形態8
図9は、本発明の実施形態8による通信接続確立方法のフローチャートである。図9に示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。この実施形態では、このステップは省略されることがあり、ステップS701が直接実行される。
ステップS701:仲介デバイスMは、1対多モードを選択して、最初に、主デバイスをタップし、次に、目標デバイスをタップするように判定する。
ステップS702:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップし、主デバイスAにハンドオーバ要求を送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、主要デバイスAの接続構成情報を取得するために、主要デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は主要デバイスAの接続構成情報を含む。
ステップS703:仲介デバイスMは、目標デバイスBをタップし、ハンドオーバ要求を目標デバイスBに送り、次に、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、目標デバイスBの接続構成情報を取得する。
ステップS704:仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、主デバイスAのものであり、目標デバイスBの接続構成情報と整合する接続構成情報を判定する。
ステップS705:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を目標デバイスBに送り、ここでハンドオーバ開始要求は目標デバイスBの接続構成情報と整合する主デバイスAの接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は主デバイスAに対して目標デバイスBによって選択された接続構成情報を含む。
ステップS706:目標デバイスBは、主デバイスAに対して目標デバイスBによって選択された接続構成情報に基づいて目標デバイスBと主デバイスAとの間の通信接続を開始する。
ステップS707:仲介デバイスMは、主デバイスAの接続構成情報を保存し、目標デバイスBの接続構成情報を放出し、例えば、目標デバイスBの接続構成情報を削除するか、又は使用不能として目標デバイスBの接続構成情報にマークを付ける。
ステップS708:仲介デバイスMは、確立完了コマンドが受け取られているかどうかを判定し、確立完了コマンドが受け取られていない場合、ステップS703に戻り、又は確立完了コマンドが受け取られている場合、この手順を終了する。
ステップS707について、実行可能な実施方法では、仲介デバイスMは、主デバイスAの特別なタイプの接続構成情報、例えば、ブルートゥース接続構成情報のみを保存することができる。加えて、この実施方法では、ステップS704において、仲介デバイスMは、保存されているブルートゥース接続構成情報を目標デバイスBのブルートゥース接続構成情報と整合させるだけで足りる。実行可能な特定の実施方法では、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答が、特別なタイプの接続構成情報を含んでいない場合、例えば、ブルートゥース接続構成情報を含んでいない場合、仲介デバイスMは、警報メッセージを出力して、目標デバイスBが特別なタイプの接続をサポートしていないことをユーザに指示することができる。
代替として、別の実行可能な実施方法では、ステップS707において、仲介デバイスMは、主デバイスAのすべてのタイプの接続構成情報、例えば、ブルートゥース接続構成情報及びWi−Fi接続構成情報を保存することができる。加えて、この実施方法では、ステップS704において、仲介デバイスMは、接続タイプに従って整合処理を実行し、例えば、保存しているブルートゥース接続構成情報を目標デバイスBのブルートゥース接続構成情報と整合させ、保存しているWi−Fi接続構成情報を目標デバイスBのWi−Fi接続構成情報と整合させる。仲介デバイスMは、特別なタイプの接続に対して優先的な整合処理を実行すること、例えば、接続構成情報リストに保存されているブルートゥース接続構成情報を主デバイスAのブルートゥース接続構成情報と優先的に整合させることができることは確かである。
そればかりでなく、実行可能な実施方法では、実施形態2から実施形態7と同様に、仲介デバイスMは、接続構成情報リストを使用することによって主デバイスAの接続構成情報を保存することができる。この実施方法では、仲介デバイスMが仲介デバイスMにおける接続構成情報リストを空にするように、ステップS102はステップS702の前に実行される必要がある。
前述の記述を参照しながら図9を図5と比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態4との間の主な差は次の点にある。ステップS301はステップS701と取り替えられ、その結果、主デバイス及び目標デバイスの身元は、選択された1対多(すなわち、タップシーケンスは、最初に、主デバイスをタップし、次に、目標デバイスをタップする)モードに従って判定され、主デバイス及び目標デバイスの身元は、多対1(すなわち、タップシーケンスは、最初に、目標デバイスをタップし、次に、主デバイスをタップする)モードに従って判定されない。ステップS103からS105はステップS702と取り替えられ、ステップS107からS110はステップS703から708と取り替えられ、その結果、仲介デバイスMは、確立完了コマンドが受け取られるまで主デバイスAの接続構成情報を保存し、確立完了コマンドが受け取られる前に、仲介デバイスMが目標デバイスBをタップするたびに、仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報を取得し、目標デバイスBによる主デバイスAのハンドオーバ開始を実施する。
言い換えれば、主デバイス及び目標デバイスの身元が、1対多モードに基づいて判定された後、仲介デバイスMは、確立完了コマンドが受け取られるまで主デバイスAの接続構成情報を保存し、確立完了コマンドが受け取られる前に、仲介デバイスMが目標デバイスBをタップするたびに、仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報を取得し、目標デバイスBによる主デバイスAのハンドオーバ開始を実施する。この実施形態による通信接続確立方法は、通信接続確立プロセス全体において仲介デバイスMによって実行される必要があるタップの量を明らかに減少させ、すなわち、操作の容易さを改善する。
例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、単にN+1個のタップを実行する必要があり得る。N+1個のタップは、主デバイスAの接続構成情報の収集を完了するための最初の1つのタップと、N個の目標デバイスBの接続構成情報の収集を完了し、各目標デバイスBによる主デバイスAのハンドオーバ開始を実施するためのもっと後のN個のタップとを含む。すなわち、この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態4及び実施形態6におけるタップの量と同じである。そればかりでなく、この実施形態では、仲介デバイスMは、主デバイスAの接続構成情報を保存し、目標デバイスBの接続構成情報を放出し、それにより、目標デバイスB間の誤接続を効果的に避けることができる。それゆえに、実施形態2から実施形態7と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、誤接続を効果的に避け、操作の容易さを明らかに改善するという有益な効果を達成することもできる。
実行可能な実施方法において、確立完了コマンドを受け取った後、すなわち、ステップS708の判定結果が「はい」である場合、仲介デバイスMは、すべての目標デバイスBが主デバイスへの通信接続を確立したことをユーザにさらに指示し、通信接続確立プロセス全体が完了していることをユーザに気づかせることができる。
図9は、ステップS701がステップS702の前に実行されることを示しているが、本発明がそれに限定されないことを当業者は理解できるべきであることに留意されたい。実際、主デバイスと目標デバイスとの間のタップシーケンスがステップS703の前に判定され得る限り、ステップS701はステップS702の後に実行されてもよく、又はステップS702と同時に実行されてもよい。
実施形態9
図10は、本発明の実施形態9による通信接続確立方法のフローチャートである。図10に示されるように、方法は、主として、下記のものを含む。
ステップS101:仲介デバイスMは、役割指示コマンドを受け取って、仲介デバイスMが、複数の目標デバイスBへの通信接続を確立するためにNFCに基づいて主デバイスAを支援するハンドオーバ仲介器として働くことを判定する。この実施形態では、このステップは省略されることがあり、ステップS701が直接実行される。
ステップS701:仲介デバイスMは、1対多モードを選択して、最初に、主デバイスをタップし、次に、目標デバイスをタップするように判定する。
ステップS702:仲介デバイスMは、主デバイスAをタップし、主デバイスAにハンドオーバ要求を送り、ここでハンドオーバ要求はキャリアタイプを含むことができ、次に、仲介デバイスMは、主要デバイスAの接続構成情報を取得するために、主要デバイスAによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取り、ここでハンドオーバ仲介応答は主要デバイスAの接続構成情報を含む。
ステップS801:仲介デバイスMは、量表示コマンドを受け取って、目標デバイスBの量Nを判定する。
ステップS802:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値を0に設定する。
ステップS703:仲介デバイスMは、目標デバイスBをタップし、ハンドオーバ要求を目標デバイスBに送り、次に、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ仲介応答を受け取って、目標デバイスBの接続構成情報を取得する。
ステップS704:仲介デバイスMは、目標デバイスBの接続構成情報と主デバイスAの接続構成情報との間の整合処理を実行して、主デバイスAのものであり、目標デバイスBの接続構成情報と整合する接続構成情報を判定する。
ステップS705:仲介デバイスMは、ハンドオーバ開始要求を目標デバイスBに送り、ここでハンドオーバ開始要求は目標デバイスBの接続構成情報と整合する主デバイスAの接続構成情報を含み、次に、仲介デバイスMは、目標デバイスBによってフィードバックされたハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は主デバイスAに対して目標デバイスBによって選択された接続構成情報を含む。
ステップS706:目標デバイスBは、主デバイスAに対して目標デバイスBによって選択された接続構成情報に基づいて目標デバイスBと主デバイスAとの間の通信接続を開始する。
ステップS707:仲介デバイスMは、主デバイスAの接続構成情報を保存し、目標デバイスBの接続構成情報を放出し、例えば、目標デバイスBの接続構成情報を削除するか、又は使用不能として目標デバイスBの接続構成情報にマークを付ける。
ステップS803:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値に1を加える
ステップS804:仲介デバイスMは、カウンタのカウント値がNより小さいかどうかを判定し、「はい」の場合、ステップS703に戻り、又はそうでない場合、この手順を終了する。
前述の記述を参照しながら図10を図9と比較することによって分かるように、この実施形態と実施形態8との間の主な差は次の点にある。ステップS801及びS802が、ステップS703の前に加えられ、ステップ708がステップ803及び804と取り替えられて、通信接続確立プロセス全体が完了しており、確立完了コマンドが使用される必要がないかどうかが目標デバイスの設定量Nに基づいて判定される。
それゆえに、実施形態8に関する詳細な説明及び特別な記述の大部分は、この実施形態にも適用可能であり、詳細は本明細書に記述されない。加えて、実施形態2から実施形態8と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、やはり、操作の容易さを明らかに改善することができる。
例えば、この実施形態の通信接続確立プロセス全体においてN個の目標デバイスBへの通信接続を別々に確立するために仲介デバイスMが主デバイスAを支援する必要があると仮定すると、仲介デバイスMは、N+1個のタップを実行する必要があり得る。N+1個のタップは、主デバイスAの接続構成情報の収集を完了するための最初の1つのタップと、N個の目標デバイスBの接続構成情報の収集を完了し、各目標デバイスBによる主デバイスAのハンドオーバ開始を実施するためのもっと後のN個のタップとを含む。すなわち、この実施形態で必要とされるタップの量は、実施形態4、実施形態6、及び実施形態8におけるタップの量と同じである。実施形態4及び実施形態6において、既存のハンドオーバ開始メッセージは、タップの量を低減する技術的効果を達成するために拡張される必要があるが、一方、実施形態8及びこの実施形態では、タップの量を低減し、動作手順を簡単化する技術的効果が、既存のハンドオーバ開始メッセージを拡張することなしに達成され得る。
そればかりでなく、この実施形態では、仲介デバイスMは、主デバイスAの接続構成情報を保存し、目標デバイスBの接続構成情報を放出し、それにより、目標デバイスB間の誤接続を効果的に避けることができる。それゆえに、実施形態2から実施形態7と同様に、この実施形態による通信接続確立方法は、誤接続を効果的に避け、操作の容易さを明らかに改善するという有益な効果を達成することもできる。
実行可能な実施方法において、実施形態8と同様に、N個の目標デバイスをタップした後、すなわち、ステップS804における判定結果が「いいえ」である場合、仲介デバイスMは、すべての目標デバイスBが主デバイスへの通信接続を確立したことをユーザにさらに指示し、通信接続確立プロセス全体が完了していることをユーザに気づかせることができる。
実施形態8と同様に、図10は、ステップS701がステップS702の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されないことに留意すべきである。実際、主デバイスと目標デバイスとの間のタップシーケンスがステップS703の前に判定され得る限り、ステップS701はステップS702の後に実行されてもよい。
そればかりでなく、図10は、ステップS801がステップS802の前に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、目標デバイスの量がステップS703の前に判定され得る限り、ステップS801はステップS802の後に実行されてもよく、又はステップS802と同時に実行されてもよく、又はステップS702の前に実行されてもよい。
その上、図10は、ステップS803がステップS707の後に実行されることを示しているが、本発明はそれに限定されない。実際、ステップS803は、カウンタのカウント値の更新がステップS802の後に及びステップS804の前に完了され得る限り、ステップS703、S704、S705、706、及びS707のうちの任意の1つの前に実行されてもよい。
実施形態10
図11は、本発明の実施形態10による仲介デバイスを示す。図11に示すように、仲介デバイス10は、取得モジュール110と、判定モジュール120と、確立モジュール130とを含む。
取得モジュール110は、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得し、取得した接続構成情報を保存するように構成される。
取得モジュール110に接続された判定モジュール120は、第1の通信接続が少なくとも3つの候補デバイスと実行される前又は実行された後又は実行されるとき、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定するように構成される。
判定モジュール120に接続された確立モジュール130は、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するように構成される。
実行可能な実施方法において、判定モジュール120は、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが主デバイスであると判定するように構成され、取得モジュール110は、最初に、主デバイスへの第1の通信接続を実行し、次に、目標デバイスの各々への第1の通信接続を実行して、主デバイス及び目標デバイスの接続構成情報を別々に取得し、取得した接続構成情報を保存するように構成され、さらに、確立モジュール130は、第1の通信接続が目標デバイスのうちの1つと実行された後、及び第1の通信接続が目標デバイスのうちの次の1つと実行される前に、毎回、主デバイスの接続構成情報を、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここでハンドオーバ開始要求は整合接続構成情報を含み、その結果、第1の通信接続を現在実行している各目標デバイスが主デバイスへの第2の通信接続を開始するように構成される。
別の実行可能な実施方法において、判定モジュール120は、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが主デバイスであると判定するように構成され、さらに、取得モジュール110は、仲介デバイスが、最初に、目標デバイスへの第1の通信接続を別々に実行し、最後に、主デバイスへの第1の通信接続を実行して、目標デバイス及び主デバイスの接続構成情報を別々に取得し、取得した接続構成情報を保存するように構成される。
そればかりでなく、判定モジュール120は、デバイス選択コマンドに従って、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するか、又は第1の通信接続が少なくとも3つの候補デバイスと実行された後、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初のデバイスが主デバイスであると判定するようにさらに構成され得る。
さらに、確立モジュール130は、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、1つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに送り、ここでハンドオーバ開始要求はすべての整合接続構成情報を含み、主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスの各々に対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始する、ようにさらに構成され得る。
そればかりでなく、確立モジュール130は、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報に順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに送り、ここでハンドオーバ開始要求の各々は整合接続構成情報の少なくとも一部分を含み、主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答の各々は目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始する、ようにさらに構成され得る。
第1の通信接続は近距離無線通信NFCを含み、第2の通信接続はブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む。
実施形態11
図12は、本発明の別の実施形態による仲介デバイスの構造ブロック図である。仲介デバイス1100は、ウェアラブルポータブルコンピュータ、又はコンピューティング能力を有する端末とすることができる。コンピューティングノードの特定の実施態様は、本発明のこの特定の実施形態に限定されない。
仲介デバイス1100は、プロセッサ(processor)1110と、通信インタフェース(Communications Interface)1120と、メモリ(memory)1130と、バス1140とを含む。プロセッサ1110、通信インタフェース1120及びメモリ1130は、バス1140を使用することによって互いに通信する。
通信インタフェース1120は、ネットワークデバイスと通信するように構成され、ここで、ネットワークデバイスは例えばバーチャルマシン管理センタ又は共有メモリを含む。
プロセッサ1110は、プログラムを実行するように構成される。プロセッサ1110は、中央制御装置CPUとすることができるか、又は特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)とすることができるか、又は本発明の実施形態を実施する1つ若しくは複数の集積回路として構成されることができる。
メモリ1130は、ファイルを記憶するように構成される。メモリ1130は、高速RAMメモリを含むことができるか、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば少なくとも1つのディスクメモリを含むことができる。メモリ1130は、さらに、メモリアレイとすることもできる。メモリ1130は、さらに、ブロックに分割されてもよく、ブロックは、特別な規則に従って仮想ボリュームを形成してもよい。
通信インタフェース1120は、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して候補デバイスの接続構成情報を取得するように構成され、メモリ1130は、通信インタフェースを使用することによって取得された接続構成情報を保存するように構成され、通信インタフェース1120及びメモリ1130に接続されたプロセッサ1110は、通信インタフェース1120が少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行する前又は実行した後又は実行するとき、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定し、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサ1110は、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが主デバイスであると判定し、通信インタフェース1120が目標デバイスのうちの1つへの第1の通信接続を実行した後、及び通信インタフェース1120が目標デバイスのうちの次の1つへの第1の通信接続を実行する前に、毎回、プロセッサ1110によって、主デバイスの接続構成情報を、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、通信インタフェース1120を介して、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここでハンドオーバ開始要求が整合接続構成情報を含み、その結果、第1の通信接続を現在実行している目標デバイスが主デバイスへの第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサ1110は、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが主デバイスであると判定するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサ1110は、デバイス選択コマンドに従って、候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定するか、又は通信インタフェース1120が少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行した後、仲介デバイスへの第1の通信接続を実行する最初のデバイスが主デバイスであると判定するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサ1110は、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、1つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに通信インタフェース1120を介して送り、ここでハンドオーバ開始要求はすべての整合接続構成情報を含み、通信インタフェース1120を介して、主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答は目標デバイスの各々に対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始するように構成される。
実行可能な実施方法において、プロセッサ1110は、主デバイスの接続構成情報を目標デバイスの各々の接続構成情報に順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を主デバイスに通信インタフェース1120を介して送り、ここでハンドオーバ開始要求の各々は整合接続構成情報の少なくとも一部分を含み、通信インタフェース1120を介して、主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここでハンドオーバ開始応答の各々は目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、主デバイスが目標デバイスの各々への第2の通信接続を開始するように構成される。
第1の通信接続は近距離無線通信NFCを含み、第2の通信接続はブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む。
本明細書に記述された実施形態における例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せによって実装され得ることを当業者は認識することができる。機能がハードウェアによって実装されるか又はソフトウェアによって実装されるかは、技術的解決策の特別なアプリケーション及び設計制約条件に依存する。当業者は、特別なアプリケーションに対して記述された機能を実装するために、様々な方法を選択することができるが、実装形態は本発明の範囲を超えるものと考えるべきでない。
機能がコンピュータソフトウェアによって実装され、単独製品として販売され使用される場合、本発明の技術的解決策のすべて又は一部(先行技術に寄与する一部などの)は、コンピュータソフトウェア製品によって具現されるとある程度まで考えることができる。コンピュータソフトウェア製品は、一般に、コンピュータ可読不揮発性記憶媒体に記憶され、本発明の実施形態に記述された方法のステップのすべて又は一部を実行するようにコンピュータデバイス(それは、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスなどとすることができる)に命じるためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、着脱式ハードディスク、読取り専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
前述の記述は、本発明の特定の実施方法にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明で開示された技術的範囲内で当業者によって容易に考え出されるいかなる変形又は置換も、本発明の保護範囲に含まれるものとする。それゆえに、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (14)

  1. 仲介デバイスによって、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して、前記候補デバイスにより仲介デバイスとして識別されるための情報を前記候補デバイスに送信することにより、前記候補デバイスの接続構成情報を取得し、前記取得した接続構成情報を保存するステップと、
    前記仲介デバイスが前記少なくとも3つの候補デバイスへの前記第1の通信接続を実行する前又は実行した後又は実行するとき、前記仲介デバイスによって、前記候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定するステップと、
    前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの接続構成情報を前記目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するステップと
    を含む通信接続確立方法。
  2. 前記仲介デバイスによって、前記候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定する前記ステップが、前記仲介デバイスによって、前記仲介デバイスへの前記第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが前記主デバイスであると判定するステップを含み、
    仲介デバイスによって、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して前記候補デバイスの接続構成情報を取得し、前記取得した接続構成情報を保存する前記ステップが、最初に、前記仲介デバイスによって、前記主デバイスへの前記第1の通信接続を実行し、次に、前記目標デバイスの各々への前記第1の通信接続を実行して、前記主デバイス及び前記目標デバイスの前記接続構成情報を別々に取得し、前記取得した接続構成情報を保存するステップを含み、
    前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの接続構成情報を前記目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立する前記ステップが、
    前記目標デバイスのうちの1つへの前記第1の通信接続を実行した後、及び前記目標デバイスのうちの次の1つへの前記第1の通信接続を実行する前に、毎回、前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの前記接続構成情報を、前記第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、前記仲介デバイスによって、前記第1の通信接続を現在実行している前記目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここで前記ハンドオーバ開始要求が前記整合接続構成情報を含み、その結果、前記第1の通信接続を現在実行している前記目標デバイスが前記主デバイスへの前記第2の通信接続を開始するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記仲介デバイスによって、前記候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定する前記ステップが、前記仲介デバイスによって、前記仲介デバイスへの前記第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが前記主デバイスであると判定するステップを含み、
    仲介デバイスによって、少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して前記候補デバイスの接続構成情報を取得し、前記取得した接続構成情報を保存する前記ステップが、最初に、前記仲介デバイスによって、前記目標デバイスへの前記第1の通信接続を別々に実行し、最後に、前記主デバイスへの前記第1の通信接続を実行して、前記目標デバイス及び前記主デバイスの前記接続構成情報を別々に取得し、前記取得した接続構成情報を保存するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記仲介デバイスによって、前記候補デバイスのうちの1つが主デバイスであると判定する前記ステップが、
    前記仲介デバイスによって、デバイス選択コマンドに従って、前記候補デバイスのうちの1つが前記主デバイスであると判定するステップ、又は
    前記仲介デバイスによって、前記仲介デバイスが前記少なくとも3つの候補デバイスへの前記第1の通信接続を実行した後、前記仲介デバイスへの前記第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが前記主デバイスであると判定するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの接続構成情報を前記目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立する前記ステップが、
    前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの前記接続構成情報を前記目標デバイスの各々の前記接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得するステップと、
    前記仲介デバイスによって、1つのハンドオーバ開始要求を前記主デバイスに送るステップであって、ここで前記ハンドオーバ開始要求がすべての前記整合接続構成情報を含む、ステップと、
    前記仲介デバイスによって、前記主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取るステップであって、ここで前記ハンドオーバ開始応答が前記目標デバイスの各々に対して前記主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への前記第2の通信接続を開始する、ステップと
    を含む、請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの接続構成情報を前記目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立する前記ステップが、
    前記仲介デバイスによって、前記主デバイスの前記接続構成情報を前記目標デバイスの各々の前記接続構成情報と順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を前記主デバイスに送るステップであって、ここで前記ハンドオーバ開始要求の各々が前記整合接続構成情報の少なくとも一部分を含む、ステップと、
    前記仲介デバイスによって、前記主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取るステップであって、ここで前記ハンドオーバ開始応答の各々が前記目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して前記主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への前記第2の通信接続を開始する、ステップと
    を含む、請求項3又は4に記載の方法。
  7. 前記第1の通信接続が近距離無線通信NFCを含み、前記第2の通信接続がブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 少なくとも3つの候補デバイスへの第1の通信接続を実行して、前記候補デバイスにより仲介デバイスとして識別されるための情報を前記候補デバイスに送信することにより、前記候補デバイスの接続構成情報を取得し、前記取得した接続構成情報を保存するように構成された取得モジュールと、
    前記取得モジュールに接続されるとともに、前記第1の通信接続が前記少なくとも3つの候補デバイスと実行される前又は実行された後又は実行されるとき、前記候補デバイスのうちの1つが主デバイスであり、他の候補デバイスが目標デバイスであると判定するように構成された判定モジュールと、
    前記判定モジュールに接続されるとともに、前記主デバイスの接続構成情報を前記目標デバイスの各々の接続構成情報と整合させ、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への第2の通信接続を確立するように構成された確立モジュールと
    を備える仲介デバイス。
  9. 前記判定モジュールは、前記仲介デバイスへの前記第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが前記主デバイスであると判定するように構成され、
    前記取得モジュールは、最初に、前記主デバイスへの前記第1の通信接続を実行し、次に、前記目標デバイスの各々への前記第1の通信接続を実行して、前記主デバイス及び前記目標デバイスの前記接続構成情報を別々に取得し、前記取得した接続構成情報を保存するように構成され、
    前記確立モジュールは、
    前記第1の通信接続が前記目標デバイスのうちの1つと実行された後、及び前記第1の通信接続が前記目標デバイスのうちの次の1つと実行される前に、毎回、前記主デバイスの前記接続構成情報を、前記第1の通信接続を現在実行している目標デバイスの接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、
    前記第1の通信接続を現在実行している前記目標デバイスにハンドオーバ開始要求を送り、ここで前記ハンドオーバ開始要求が前記整合接続構成情報を含み、その結果、前記第1の通信接続を現在実行している前記目標デバイスが前記主デバイスへの前記第2の通信接続を開始する
    ように構成される、請求項8に記載の仲介デバイス。
  10. 前記判定モジュールは、前記仲介デバイスへの前記第1の通信接続を実行する最後の候補デバイスが前記主デバイスであると判定するように構成され、
    前記取得モジュールは、前記仲介デバイスが、最初に、前記目標デバイスへの前記第1の通信接続を別々に実行し、最後に、前記主デバイスへの前記第1の通信接続を実行して、前記目標デバイス及び前記主デバイスの前記接続構成情報を別々に取得し、前記取得した接続構成情報を保存するように構成される、請求項8に記載の仲介デバイス。
  11. 前記判定モジュールは、
    デバイス選択コマンドに従って、前記候補デバイスのうちの1つが前記主デバイスであると判定するか、又は
    前記第1の通信接続が前記少なくとも3つの候補デバイスと実行された後、前記仲介デバイスへの前記第1の通信接続を実行する最初の候補デバイスが前記主デバイスであると判定する
    ように構成される、請求項8に記載の仲介デバイス。
  12. 前記確立モジュールは、
    前記主デバイスの前記接続構成情報を前記目標デバイスの各々の前記接続構成情報と整合させて、整合接続構成情報を獲得し、
    1つのハンドオーバ開始要求を前記主デバイスに送り、ここで前記ハンドオーバ開始要求がすべての前記整合接続構成情報を含み、
    前記主デバイスによって送られた1つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここで前記ハンドオーバ開始応答が前記目標デバイスの各々に対して前記主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への前記第2の通信接続を開始する
    ように構成される、請求項10又は11に記載の仲介デバイス。
  13. 前記確立モジュールは、
    前記主デバイスの前記接続構成情報を前記目標デバイスの各々の前記接続構成情報と順次に整合させて、整合接続構成情報を獲得し、少なくとも2つのハンドオーバ開始要求を前記主デバイスに送り、ここで前記ハンドオーバ開始要求の各々が前記整合接続構成情報の少なくとも一部分を含み、
    前記主デバイスによって送られた少なくとも2つのハンドオーバ開始応答を受け取り、ここで前記ハンドオーバ開始応答の各々が前記目標デバイスのうちの少なくとも1つに対して前記主デバイスによって選択された接続構成情報を含み、その結果、前記主デバイスが前記目標デバイスの各々への前記第2の通信接続を開始する
    ように構成される、請求項10又は11に記載の仲介デバイス。
  14. 前記第1の通信接続が近距離無線通信NFCを含み、前記第2の通信接続がブルートゥース接続及び/又はワイヤレスフィデリティWi−Fi接続を含む、請求項8から13のいずれか一項に記載の仲介デバイス。
JP2016549032A 2014-01-29 2014-01-29 通信接続確立方法及び仲介デバイス Active JP6320543B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2014/071777 WO2015113260A1 (zh) 2014-01-29 2014-01-29 通信连接建立方法及媒介设备

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017511026A JP2017511026A (ja) 2017-04-13
JP6320543B2 true JP6320543B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=53756153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016549032A Active JP6320543B2 (ja) 2014-01-29 2014-01-29 通信接続確立方法及び仲介デバイス

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9894565B2 (ja)
EP (1) EP3091814B1 (ja)
JP (1) JP6320543B2 (ja)
KR (1) KR20160113226A (ja)
CN (1) CN106063362B (ja)
WO (1) WO2015113260A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4535163B2 (ja) * 2008-04-08 2010-09-01 ソニー株式会社 情報処理システム、通信端末、情報処理装置、およびプログラム
CN105704535B (zh) * 2016-03-22 2018-09-04 广东欧珀移动通信有限公司 一种音视频播放系统控制方法、装置和音视频播放系统
EP3562054A4 (en) 2017-01-24 2020-01-01 Huawei Technologies Co., Ltd. METHOD AND DEVICE FOR SWITCHING ANALOG RAYS
JP6866700B2 (ja) * 2017-03-10 2021-04-28 ブラザー工業株式会社 端末装置とそのためのコンピュータプログラム
EP3605314B1 (en) 2017-10-26 2024-01-10 Huawei Technologies Co., Ltd. Display method and apparatus
CN110191450B (zh) 2019-04-02 2021-02-26 华为技术有限公司 业务连接建立方法、蓝牙主设备、芯片及蓝牙系统
CN114339697A (zh) * 2020-09-30 2022-04-12 华为技术有限公司 通信连接建立方法、系统、电子设备及存储介质
CN113194417B (zh) * 2021-04-30 2022-03-15 深圳市欢太科技有限公司 设备连接方法、装置、计算机设备及存储介质

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6751200B1 (en) * 1999-12-06 2004-06-15 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Route discovery based piconet forming
JP4092692B2 (ja) 2003-06-06 2008-05-28 ソニー株式会社 通信システム、通信装置および通信方法、並びにプログラム
WO2006064480A1 (en) 2004-12-17 2006-06-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Communication system comprising a master and a slave handheld apparatuses
EP3570526B1 (en) * 2005-06-17 2021-10-27 BlackBerry Limited Method and apparatus for switching between concurrent messaging sessions
US20070107020A1 (en) 2005-11-10 2007-05-10 Hitachi, Ltd. System and method for providing reliable wireless home media distribution
JP2009071657A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 通信装置及び通信方法
US7970350B2 (en) 2007-10-31 2011-06-28 Motorola Mobility, Inc. Devices and methods for content sharing
JP4535163B2 (ja) 2008-04-08 2010-09-01 ソニー株式会社 情報処理システム、通信端末、情報処理装置、およびプログラム
US8428015B2 (en) * 2009-06-29 2013-04-23 Intel Mobile Communications GmbH Permanent dedicated random access preambles for femtocell
US8942626B2 (en) 2010-02-26 2015-01-27 Lg Electronics Inc. Electronic device and method for operating an electronic device
US8224246B2 (en) 2010-05-10 2012-07-17 Nokia Corporation Device to device connection setup using near-field communication
US20120100803A1 (en) 2010-10-20 2012-04-26 Nokia Corporation Delayed and conditional transport switch
US8462734B2 (en) 2010-10-20 2013-06-11 Nokia Corporation Wireless docking with out-of-band initiation
US8396424B2 (en) * 2011-05-26 2013-03-12 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for performing role management of short-range wireless connections
US8874038B2 (en) * 2011-06-29 2014-10-28 Broadcom Corporation Secure communications via NFC device
WO2013015571A2 (ko) * 2011-07-25 2013-01-31 엘지전자 주식회사 전자기기 및 전자기기의 동작 방법
JP5888409B2 (ja) * 2012-04-27 2016-03-22 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US9831918B2 (en) * 2012-06-08 2017-11-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Secure wireless peer-peer connection using near-field communication
EP2861037B1 (en) * 2013-03-05 2017-01-25 Huawei Device Co., Ltd. Radio frequency communication method, device and terminal device for near field communication
KR20140117060A (ko) * 2013-03-26 2014-10-07 한국전자통신연구원 식별자 없이 단말간 직접통신을 위한 매체접근제어계층 프로토콜 제어 장치 및 방법
KR20140124171A (ko) * 2013-04-16 2014-10-24 삼성전자주식회사 디바이스들 간 동기화 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN106063362A (zh) 2016-10-26
EP3091814A1 (en) 2016-11-09
EP3091814A4 (en) 2017-01-25
KR20160113226A (ko) 2016-09-28
WO2015113260A1 (zh) 2015-08-06
US20160345211A1 (en) 2016-11-24
US9894565B2 (en) 2018-02-13
JP2017511026A (ja) 2017-04-13
CN106063362B (zh) 2019-09-20
EP3091814B1 (en) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6320543B2 (ja) 通信接続確立方法及び仲介デバイス
US20150201440A1 (en) BLUETOOTH Device Connection Method and Device
WO2017185909A1 (zh) 网络切片处理方法和装置
JP5967454B2 (ja) 無線通信システム
US9420462B2 (en) Wireless communication apparatus, communication device, wireless communication method, and wireless communication control program
JP5551805B2 (ja) インターネットにアクセスする方法および装置
JP2022191444A (ja) 無線通信ハンドオーバのためのデバイス
WO2016009762A1 (en) Communication system, communication method, communication apparatus, method of controlling the same, and computer program
JP2018501699A5 (ja)
WO2014114021A1 (zh) 一种无线sd卡及其工作模式切换的实现方法
WO2014199537A1 (ja) 無線通信装置、無線通信方法、および無線通信制御プログラム
JP5279296B2 (ja) 通信装置、通信方法、プログラム、記憶媒体
US9538451B2 (en) Wireless communication device, wireless communication method, and computer-readable recording medium storing program
JP6261577B2 (ja) 無線通信装置、無線通信方法、および無線通信制御プログラム
JP5384874B2 (ja) 無線通信システム
JP6456409B2 (ja) オンラインでアタッチされるユーザの総数を制御するための方法、装置、およびシステム
EP3065445A1 (en) Method, cse, and system for transmitting m2m application request
CN104869582B (zh) 一种无线网络备份方法和系统
JP6666669B2 (ja) 通信装置及びその制御方法ならびにプログラム
JP5812065B2 (ja) 外部記憶装置、データファイル送受信システム、データファイル送受信方法・プログラム
JP2016032280A (ja) 通信装置、その制御方法、およびプログラム
JP6347289B2 (ja) 中継装置および基地局システム
JP6512798B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP6489804B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
WO2016172963A1 (zh) 一种p2p组的发现方法、相关设备及p2p组

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6320543

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250