JP6317217B2 - 無線通信システム、無線lanアクセスポイント、サーバ装置、無線通信方法及び無線通信プログラム - Google Patents

無線通信システム、無線lanアクセスポイント、サーバ装置、無線通信方法及び無線通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線LANアクセスポイント間を無線接続するネットワークで用いる無線通信システム、無線LANアクセスポイント、サーバ装置、無線通信方法及び無線通信プログラムに関する。
従来から、広域センサーネットワークを制御網として活用して無線LANアクセスポイントを遠隔制御することで無線アクセスネットワークを迅速に構築するシステムがある(例えば、非特許文献1参照)。このような無線LANアクセスポイント遠隔制御技術では、各家庭のアクセスポイントを伝送速度が低速な広域ユビキタスネットワークを介して遠隔制御するため、複数機種のアクセスポイントに対して種々の制御を高効率に行う必要がある。これを実現するため、機種によって異なるアクセスポイントの制御コマンドを共通化した共通コマンドおよびこのコマンドに対する応答を簡易化して制御網での伝送を行っている。
無線LANアクセスポイントの制御を行うソフトウェアは、制御サーバおよび各家庭に設置されたサービスGW(ゲートウェイ)へ実装される。そして、制御サーバで動作する種々のアルゴリズムから共通コマンドを利用し、アクセスポイントの死活確認、SSID(Service Set Identifier)設定、アクセスポイント間中継リンクの設定、無線チャネルの割当等の複雑なアクセスポイント制御を実現し、これらを順次実施することで無線アクセスネットワークを構築する。
このソフトウェアでは、制御サーバ上のアルゴリズムから共通コマンド処理を介して共通コマンドを送信し、サービスGWにおいて共通コマンドを接続アクセスポイントに対応したデータベースを参照し、サービスGWに接続されたアクセスポイントに適したアクセスポイント制御コマンドへ変換する。また、サービスGWでは、アクセスポイントからの取得データに対して、共通コマンドで規定された応答データのみを抽出し、送信する。
清水、後藤、水野、熊谷、吉野、「広域センサーネットワークを用いた無線LANアクセスポイント遠隔制御技術の検討」、2013年電子情報通信学会総合大会、B−5−150、2013年3月19日
前述の無線アクセスネットワークを構築するために、アクセスポイント間接続(WDS(Wireless Distribution System)接続)を行い、この接続にW53、W56(IEEE802.11a向けのチャネルのうち、5.3GHz、5.6GHz帯のチャネルのこと)を用いることも可能である。
しかしながら、当該チャネルを用いてアクセスポイント間接続(WDS接続)を行った場合、気象観測レーダ等のレーダ波を検出すると、DFS(Dynamic Frequency Selection)機能により自律的にレーダ波を検出したチャネルの電波送信を停止してしまうため、WDS接続断が発生し、アクセスポイント間接続を継続利用できないという問題を有している。従来技術では、アクセスポイント間接続状況を制御サーバから制御網を利用して監視する(例えば、WDS接続を構成するアクセスポイントに対して、制御サーバから定期的にWDSチャネル利用状況を取得し、チャネル利用が停止した場合に、WDS接続断として検出する)ことにより、WDS接続断を検出後、WDS接続を構成するアクセスポイントに対してWDS接続用チャネルを新たに割り当てる構成であったため、DFS機能下では継続的にWDS接続を利用することができないという問題がある。また、高頻度でWDS接続断の監視を行うと、制御網に伝送するデータ量が多くなり、制御網での制御遅延の原因となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、アクセスポイント間を無線接続するネットワークにおいて通信断が発生してもWDS接続による通信を継続することができる無線通信システム、無線LANアクセスポイント、サーバ装置、無線通信方法及び無線通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、無線LANアクセスポイントと、無線LANシステムとは異なる無線通信システムと、前記無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムにおいて、前記サーバ装置に対して、WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出、通知し、前記サーバ装置は、前記接続断の通知を受けた際に、接続断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前の接続断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでに接続断となった回数が最小のチャネルを選択し、接続断となったアクセスポイント間接続を構成する全ての前記無線LANアクセスポイントに対して選択したチャネルを割り当てることにより、アクセスポイント間接続を再構築する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明は、前記無線LANアクセスポイントは、前記WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出する接続断検出手段と、前記接続断が検出された際に、前記サーバ装置に対して、接続断が検出されたことを通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、前記無線LANアクセスポイントの前記WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続の使用チャネル状況を監視し、使用停止となった場合に接続断になったことを検出する接続断検出手段と、前記接続断が検出された際に、前記サーバ装置に対して、接続断が検出されたことを通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、無線LANアクセスポイントと、無線LANシステムとは異なる無線通信システムと、前記無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムにおける無線LANアクセスポイントにおいて、WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出する接続断検出手段と、前記接続断が検出された際に、前記サーバ装置に対して、接続断が検出されたことを通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、無線LANアクセスポイントと、無線LANシステムとは異なる無線通信システムと、前記無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムにおける前記サーバ装置であって、前記接続断の通知を受けた際に、接続断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前の接続断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでに接続断となった回数が最小のチャネルを選択し、接続断となったアクセスポイント間接続を構成する全ての前記無線LANアクセスポイントに対して選択したチャネルを割り当てることにより、アクセスポイント間接続を再構築する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明は、無線LANアクセスポイントと、無線LANシステムとは異なる無線通信システムと、前記無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムが行う無線通信方法であって、前記サーバ装置に対して、WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出、通知するステップと、前記接続断の通知を受けた際に、接続断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前の接続断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでに接続断となった回数が最小のチャネルを選択し、接続断となったアクセスポイント間接続を構成する全ての前記無線LANアクセスポイントに対して選択したチャネルを割り当てることにより、アクセスポイント間接続を再構築する制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、コンピュータを、前記無線LANアクセスポイントとして機能させるための無線通信プログラムである。
本発明は、コンピュータを、前記サーバ装置として機能させるための無線通信プログラムである。
本発明によれば、アクセスポイント間を無線接続するネットワークにおいて通信断が発生してもWDS接続による通信を継続することができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態の構成を示す図である。 図1に示す制御サーバ1の構成を示すブロック図である。 AP間NW情報データベース14に記憶される情報に基づいて構成されたネットワーク例を示す図である。 図1に示す制御サーバ1の処理動作を示すフローチャートである。 図1に示す制御サーバ1の処理動作を示すフローチャートである。 制御網にM2M無線アクセスを利用した実施例の構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による無線通信システムを説明する。図1は同実施形態の構成を示す図である。この図において、符号1は、アクセスポイント(AP)間の接続を制御する制御サーバであり、コンピュータ装置によって構成する。制御サーバ1は、周辺のアクセスポイントの情報を保持し、この情報に基づいて、WDSリンクの設定および当該リンクの利用チャネルの割り当て処理を行うことにより、アクセスポイント間を接続するWDSリンクを確立する。
符号2は、制御サーバ1に接続され、アクセスポイントとの間で無線通信を行う制御用無線基地局である。符号31は、制御サーバ1によって、アクセスポイント間の接続が制御される無線LAN AP(以下、アクセスポイントと称する)である。
アクセスポイント31は、他のアクセスポイントとの間にWDSリンクを確立するWDS接続機能を有している。WDS接続機能は、アクセスポイント同士が無線で通信する機能である。WDS接続機能によれば、WDSに対応した機器同士は無線で相互に通信することができるようになり、複数のアクセスポイントをつなげて広い範囲をカバーしたり、電波の届きにくい箇所を減らしたりすることができる。
さらに、アクセスポイント31は、無線LANの通信が気象レーダ等に影響を与えないように、アクセスポイント側が使用周波数帯を変更するDFS機能を有している。5GHz帯の無線LANが使用する周波数帯域の一部(IEEE802.11a W53/56)は、既存の各種レーダが使用する周波数帯域と重複している。そのため、DFS機能では、この帯域に対応するアクセスポイントが、レーダ等の干渉波を常にモニタし、検出し次第に無線LAN通信を別のチャネルに切り替える。
符号32は、サービスGW33に接続され、制御用無線基地局2との間で制御用のリンクを確立する制御用端末局である。サービスGW33は、アクセスポイント31に接続され、制御網を介して受信した共通コマンドをアクセスポイント31に適した制御コマンドへの変換を行い、アクセスポイント31から取得したデータから共通コマンドの応答を生成するコマンド処理装置である。また、サービスGW33は、WDS断検出(例えば、WDSチャネル利用状況を定期的に取得し、チャネル利用が停止した場合に、WDS接続断を検出する)し、制御サーバ1へWDS断通知を送信する。
符号41は、制御サーバ1によって、アクセスポイント間の接続が制御されるアクセスポイントである。アクセスポイント41は、アクセスポイント31と同様に、WDS機能、DFS機能を有している。符号42は、サービスGW43に接続され、制御用無線基地局2との間で制御用のリンクを確立する制御用端末局である。サービスGW43は、アクセスポイント41に接続され、制御網を介して受信した共通コマンドをアクセスポイント41に適した制御コマンドへの変換を行い、アクセスポイント41から取得したデータから共通コマンドの応答を生成するコマンド処理装置である。また、サービスGW43は、WDS断検出し、制御サーバ1へWDS断通知を送信する。
符号51は、制御サーバ1によって、アクセスポイント間の接続が制御されるアクセスポイントである。アクセスポイント51は、アクセスポイント31と同様に、WDS機能、DFS機能を有している。符号52は、サービスGW53に接続され、制御用無線基地局2との間で制御用のリンクを確立する制御用端末局である。サービスGW53は、アクセスポイント51に接続され、制御網を介して受信した共通コマンドをアクセスポイント51に適した制御コマンドへの変換を行い、アクセスポイント51から取得したデータから共通コマンドの応答を生成するコマンド処理装置である。また、サービスGW53は、WDS断検出し、制御サーバ1へWDS断通知を送信する。
3台のアクセスポイント31、41、51は、WDSリンクによって相互に無線通信可能に構成されている。図1に示す例では、3台のアクセスポイント31、41、51を示したが、4台以上のアクセスポイントであってもよい。また、アクセスポイント31で、WDSが断になったことを検出するWDS断検出、WDS断通知機能(例えば、サービスGW33へ通知)を有してもよい。
次に、図2を参照して、図1に示す制御サーバ1の構成を説明する。図2は、図1に示す制御サーバ1の構成を示すブロック図である。図2において、符号11は、制御サーバ1の処理動作を統括してアクセスポイント31、41、51を制御する制御部である。
符号12は、制御用無線基地局2、制御用端末32、42、52及びサービスGW33、43、53を介して、アクセスポイント31、41、51との間で通信を行う送受信部である。符号13は、3台のアクセスポイント31、41、51間においてWDSリンクを確立するためのWDSチャネルを決定するWDSチャネル決定部である。
符号14は、アクセスポイント間のネットワーク情報を記憶するAP間NW情報データベース(DB)である。符号15は、WDSリンクを確立するためのWDS使用可能チャネル(CH)の情報を記憶するWDS使用可能CHデータベース(DB)である。符号16は、ディスプレイ装置等で構成する表示装置である。符号17は、周辺アクセスポイントおよび周辺アクセスポイントの利用チャネルとこのチャネルのRSSI値を記憶する周辺AP情報データベース(DB)である。
次に、図3を参照して、図1に示すAP間NW情報データベース14に記憶される情報について説明する。図3は、AP間NW情報データベース14に記憶される情報に基づいて構成されたネットワーク例を示す図である。
図1に示すAP間NW情報データベース14に記憶されるデータの具体例を説明する。AP間NW情報は、「情報識別子」,「情報1」,「情報2」によって構成する。
情報識別子が0のときは情報1がGW_AP(ゲートウェイアクセスポイント)のIDとなり、情報2はWDS利用チャネルとなる。また、情報識別子が1のときは情報1が上流のアクセスポイントのID、情報2が下流のアクセスポイントのIDとなる。
具体例を示す。
AP間NW情報が、0,3,2のとき、ゲートウェイアクセスポイント(GW_AP)のIDは3、WDS使用チャネルは2を利用することを示している。
また、1,3,1のとき、ゲートウェイアクセスポイント(GW_AP)にID1のアクセスポイントを接続することを示している。
また、1,1,2のとき、ID1のアクセスポイントにID2のアクセスポイントを接続することを示している。
また、1,1,4のとき、ID1のアクセスポイントにID4のアクセスポイントを接続することを示している。
さらに、1,4,5にとき、ID4のアクセスポイントにID5のアクセスポイントを接続することを示している。
上記AP間NW情報の場合に、図3に示すWDSリンク構成となる。すなわち、ID3のアクセスポイントが最上位のゲートウェイアクセスポイントであり、このゲートウェイアクセスポイントにID1のアクセスポイントが接続されている。そして、このアクセスピントにID2とID4のアクセスポイントが接続される。さらに、ID4のアクセスポイントにID5のアクセスポイントが接続される状態を表している。そして、本WDS使用チャネルは2である。
制御サーバ1は、このようにAP間NW情報を保持することで、WDSリンクの状態を管理することが可能である。
次に、図4、図5を参照して、図1に示す制御サーバ1の処理動作を説明する。図4、図5は、図1に示す制御サーバ1の処理動作を示すフローチャートである。まず、サービスGW33、43、53は、アクセスポイント31、41、51のWDSチャネル利用状況を定期的に監視し、WDS断を検出すると、制御用端末局32、42、52を介して、制御サーバ1に対してWDS断の通知を行う。または、アクセスポイント31、41、51は、WDSリンクを確立した後のWDS接続中に、WDS断検出機能により、WDS断を検出すると、サービスGW33,43、53及び制御用端末局32、42、52を介して、制御サーバ1に対してWDS断の通知を行う。
制御用無線基地局2を介して、この通知を受けた送信受信部12は、WDS断の通知を受信したことを制御部11に対して通知する。このWDS断通知の受信報告を受けた制御部11は、AP間NW情報データベース14を参照してWDS断のアクセスポイントが属するAP間NW情報として、ゲートウェイアクセスポイント(GW−AP),構成アクセスポイント,WDS利用チャネルを特定し、WDSチャネル決定部13へ受け渡す(ステップS1)。
次に、WDSチャネル決定部13は、チャネル毎に利用可/不可、CH断カウント、停止時間から構成されるWDS利用可能CHデータベース15に対してWDS断のCH(チャネル)を利用不可とする。そして、当該チャネルのCH断カウントをインクリメントし、WDS断受信時刻を停止時間として記憶する(ステップS2)。
次に、WDSチャネル決定部13は、使用停止時間から閾値時間以上経過のCHを利用可としWDS利用可能CHデータベース15を更新する(ステップS3)。
次に、制御部11は、WDS利用可能CHデータベース15にWDS利用可能チャネルが有るか否かを判定する(ステップS4)。
この判定の結果、WDS利用可能チャネルがなければ、制御部11は、表示装置16にWDS用チャネルなしと表示する。そして、制御部11は、当該アクセスポイント間ネットワークのWDSリンクを削除するコマンドを生成し、当該アクセスポイントへ送信する。さらに、当該アクセスポイント間ネットワークの無線設定(2.4GHz,5GHz)をOFFにするコマンドを生成し、当該アクセスポイントへ送信し(ステップS5)、処理を終了する。
一方、WDS利用可能チャネルが有れば、WDSチャネル決定部13は、アクセスポイント間ネットワークのゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)周辺でのWDS利用可能CHの利用状況を制御部11経由で周辺AP情報データベース17(周辺APおよび周辺アクセスポイントの利用チャネルとこのチャネルのRSSI値を記憶するデータベース)から取得する(ステップS6)。
そして、WDSチャネル決定部13は、未使用チャネルが有るか否かを判定する(ステップS7)。
この判定の結果、未使用チャネルが有れば、WDSチャネル決定部13は、チャネル断カウンタが最小のチャネルをWDS利用チャネルに決定し、制御部11へ通知する(ステップS8)。
これを受けて、制御部11は、当該アクセスポイント間ネットワークの全アクセスポイントに対して、決定チャネルを割り当てるコマンドを生成し、送信するともに、データベースにもその結果を反映させ(ステップS9)、処理を終了する。
一方、未使用チャネルがなければ、WDSチャネル決定部13は、ゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)でのRSSIの平均値が一番小さいチャネルをWDS利用チャネルに決定し、制御部11へ通知して(ステップS10)、処理を終了する。
このように、アクセスポイント間接続断(WDS断)の通知を受信することにより起動するWDS接続を継続するための処理を、ネットワーク側の制御サーバ1に実装するようにした。これにより、WDSの接続断したアクセスポイントおよび当該アクセスポイント間接続ネットワークを特定し、WDS利用可能チャネルおよびその利用状況をもとにWDS利用チャネルを決定することができる。このようにすることによって、アクセスポイント間を無線接続するネットワークにおいて通信断が発生してもWDS接続による通信を継続することができる。また、本発明の手法では、制御網を介して定期的にWDS断を監視する従来手法に比べ、WDS断通知を受信することでWDS断を検出するため、WDS断検出に伴うトラヒック量を低減することが可能である。
次に、図6を参照して、前述した無線通信システムの実施例を説明する。図6は、制御網にM2M無線アクセスを利用した実施例の構成を示す図である。図6において、符号1は、前述した制御サーバ1と同等の制御サーバである。符号2は、制御用基地局に相当するM2M基地局である。符号31、41、51、61は、前述したアクセスポイントであり、サービスGW、制御用端末局に相当するM2M端末を備えている。符号7は、制御サーバ1を搭載するとともに、アクセスポイント31、41、51、61を接続するWDS接続のゲートウェイアクセスポイント61と25GHz帯FWA71を接続し外部ネットワーク(NW)に接続する移動式ICTユニットである。符号9は、気象観測レーダである。
屋外で5.6GHz帯(W56)を用いてWDS接続を行う場合、DFS機能により気象観測レーダ9のレーダ波を検出すると自律的にレーダ波を検出したチャネルの電波送信を停止してWDSリンク断となるため、WDSリンク復旧機能が必要である。WDSリンク復旧機能は、以下の手順(1)〜(3)によって行う。
(1)DFS機能による電波送信停止をアクセスポイント31〜61、あるいはサービスGWが検出する。
(2)M2M無線ネットワークを介して制御サーバ1へWDS断を通知する。
(3)制御サーバ1が適切なチャネルを選択し、M2M無線ネットワークを介して選択されたチャネルでのWDS接続をアクセスポイント31〜61に対して指示する。
この手順によって、アクセスポイント間を無線接続するネットワークにおいて通信断が発生してもWDS接続による通信を継続することができる。
以上説明したように、複数のアクセスポイント(AP)とアクセスポイントを制御する制御サーバとからなる無線LANメッシュネットワークシステムにおいて、AP間接続が断となった場合に「WDS断」の通知を制御サーバに送信し、制御サーバが、「WDS断」の通知を受信すると、WDSが断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前のWDSが断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでにWDSが断となった回数が最小のチャネルを選択し、選択したチャネルを割り当てるコマンドを該当する全てのアクセスポイントに送信するようにした。
この構成によれば、DFS機能下においても継続的にWDS接続を利用することができるようになる。
前述した実施形態における制御サーバ1をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
アクセスポイント間を無線接続するネットワークにおいて通信断が発生してもWDS接続による通信を継続することが不可欠な用途に適用できる。
1・・・制御サーバ、11・・・制御部、12・・・送受信部、13・・・WDSチャネル決定部、14・・・AP間NW情報データベース、15・・・WDS利用可能CHデータベース、2・・・制御用無線基地局、31、41、51・・・アクセスポイント、32、42、52・・・制御用端末局

Claims (6)

  1. 無線LANアクセスポイントと、無線LANシステムとは異なる制御用無線通信システムと、前記制御用無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムにおいて、
    前記無線LANアクセスポイント又は前記制御用無線通信システムは、
    DS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出した際に前記サーバ装置に対して、接続断を検出したことを通知する手段を備え
    前記サーバ装置は、
    前記接続断の通知を受けた際に、接続断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前の接続断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでに接続断となった回数が最小のチャネルを選択し、接続断となったアクセスポイント間接続を構成する全ての前記無線LANアクセスポイントに対して選択したチャネルを割り当てることにより、アクセスポイント間接続を再構築する制御手段を備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線LANアクセスポイントは、
    前記WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出する接続断検出手段と、
    前記接続断が検出された際に、前記サーバ装置に対して、接続断が検出されたことを通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記制御用無線通信システムは、
    前記無線LANアクセスポイントの前記WDS機能によって構成されたアクセスポイント間接続の使用チャネル状況を監視し、使用停止となった場合に接続断になったことを検出する接続断検出手段と、
    前記接続断が検出された際に、前記サーバ装置に対して、接続断が検出されたことを通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 無線LANアクセスポイントと、無線LANシステムとは異なる制御用無線通信システムと、前記制御用無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムにおける前記サーバ装置であって、
    続断の通知を受けた際に、接続断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前の接続断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでに接続断となった回数が最小のチャネルを選択し、接続断となったアクセスポイント間接続を構成する全ての前記無線LANアクセスポイントに対して選択したチャネルを割り当てることにより、アクセスポイント間接続を再構築する制御手段を
    備えることを特徴とするサーバ装置。
  5. 無線LANアクセスポイントと無線LANシステムとは異なる制御用無線通信システムと前記制御用無線通信システムを用いて前記無線LANアクセスポイントを制御/監視するサーバ装置とを備える無線通信システムが行う無線通信方法であって、
    前記無線LANアクセスポイント又は前記制御用無線通信システムが、
    DS機能によって構成されたアクセスポイント間接続が接続断になったことを検出した際に前記サーバ装置に対して、接続断を検出したことを通知するステップと、
    前記サーバ装置が、
    前記接続断の通知を受けた際に、接続断となったチャネルを特定し、特定されたチャネル以外で、直前の接続断となった時刻から所定時間以上利用されていないチャネルのうち、それまでに接続断となった回数が最小のチャネルを選択し、接続断となったアクセスポイント間接続を構成する全ての前記無線LANアクセスポイントに対して選択したチャネルを割り当てることにより、アクセスポイント間接続を再構築する制御ステップと
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  6. コンピュータを、請求項に記載のサーバ装置として機能させるための無線通信プログラム。
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