JP6316761B2 - ダイバーシティ合成光伝送システム - Google Patents

ダイバーシティ合成光伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP6316761B2
JP6316761B2 JP2015014529A JP2015014529A JP6316761B2 JP 6316761 B2 JP6316761 B2 JP 6316761B2 JP 2015014529 A JP2015014529 A JP 2015014529A JP 2015014529 A JP2015014529 A JP 2015014529A JP 6316761 B2 JP6316761 B2 JP 6316761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
polarization
digital signal
diversity
optical transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015014529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016139977A (ja
Inventor
航平 齋藤
航平 齋藤
昌宏 横田
昌宏 横田
山本 秀人
秀人 山本
明 那賀
明 那賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2015014529A priority Critical patent/JP6316761B2/ja
Publication of JP2016139977A publication Critical patent/JP2016139977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6316761B2 publication Critical patent/JP6316761B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、共通のデータで変調された複数の光信号を複数の光受信器でコヒーレント検波し、デジタル信号処理によりダイバーシティ合成して復調するダイバーシティ合成光伝送システムに関する。
1波当たりの伝送速度が 100Gbit/s 以上の超高速伝送システムにおいて、コヒーレント光通信技術とデジタル信号処理技術を組み合わせたデジタルコヒーレント技術が広く用いられるようになってきた。例えば、 100Gbit/s 級長距離光伝送システムにおける変復調方式として標準となっているDP−QPSK(Dual Polarization Quadrature Phase Shift Keying) 方式では、4値の位相変調を用いることで32Gbit/s の信号を2多重してコヒーレント光信号を生成し、さらに2つの偏波を用いることで2多重し、 128Gbit/s のコヒーレント光信号を生成する。受信側では、信号光と同じ波長の局発光を用いてコヒーレント検波した信号を、アナログ/デジタル(A/D)変換器を用いてデジタル化した後にデジタル信号処理によって、伝送路の波長分散補償、偏波分散補償、偏波信号の分離、周波数オフセット補償等を行うことで、優れた伝送特性が実現されている。
また、単一または複数の波長の光キャリアを共通のデータで変調した光信号を複数の光伝送路を介して伝送し、各光信号を複数の光受信器でコヒーレント検波し、デジタル信号処理によりダイバーシティ合成して復調する方路ダイバーシティ光伝送システムが提案されている(非特許文献1)。
また、位相同期マルチキャリア光源(非特許文献3)から出力される複数の波長の光キャリアを共通のデータで変調した複数の波長の光信号を光伝送路を介して波長多重伝送し、波長多重光信号を複数の光受信器でそれぞれ対応する波長の局発光を用いてコヒーレント検波し、デジタル信号処理によりダイバーシティ合成して復調する波長ダイバーシティ光伝送システムが提案されている(非特許文献2)。
伝送容量拡大のため、偏波多重16QAM(Quadrature Amplitude Modulation )等、変調信号の多値化が検討されている。しかし、変調信号の多値化により受信感度が低下するため、伝送距離に制限が生じてしまう。
非特許文献1,2の光伝送システムは、方路ダイバーシティ合成または波長ダイバーシティ合成により受信感度の向上は期待できるが、複数の方路または波長の光信号のダイバーシティ合成方法の詳細については明らかにされておらず、必ずしも信号品質を最大化する構成とはなっていない。
本発明は、共通のデータで変調された複数の光信号を光受信器でコヒーレント検波し、最大比合成して復調することにより伝送品質を改善することができるダイバーシティ合成光伝送システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、互いに異なる波長の複数の光キャリアを共通の2つのデータでそれぞれ偏波多重変調した複数の光信号を波長多重して単一の光伝送路に送出する光送信器と、光伝送路を介して波長多重伝送された複数の波長の光信号をそれぞれコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成して前記データを復調する光受信器とを備え、デジタル信号処理部は、コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、データを復調する構成である。
第2の発明は、同一の波長の複数の光キャリアを共通の2つのデータでそれぞれ偏波多重変調した複数の光信号を複数の光伝送路にそれぞれ送出する光送信器と、複数の光伝送路を介して伝送された光信号をそれぞれコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成してデータを復調する光受信器とを備え、デジタル信号処理部は、コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、データを復調する構成である。
第3の発明は、1つの信号光源から出力される光キャリアを2つのデータで偏波多重変調した光信号を分岐して複数の光伝送路にそれぞれ送出する光送信器と、1つの局発光源から出力された局発光を分岐し、それぞれの局発光を用いて複数の光伝送路を介して伝送された光信号をコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成してデータを復調する光受信器とを備え、デジタル信号処理部は、コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、データを復調する構成である。
第4の発明は、互いに異なる波長の複数の光キャリアを共通の2つのデータでそれぞれ偏波多重変調した複数の光信号を複数の光伝送路にそれぞれ送出する光送信器と、複数の光伝送路を介して伝送された光信号をそれぞれコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成してデータを復調する光受信器とを備え、デジタル信号処理部は、コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、データを復調する構成である。
第1または第4の発明のダイバーシティ合成光伝送システムにおいて、光送信器および光受信器は、互いに異なる波長の複数の光キャリアの周波数間隔と、コヒーレント検波に用いる互いに異なる波長の複数の局発光の周波数間隔が一致するように制御する手段を備える。
第2の発明のダイバーシティ合成光伝送システムにおいて、光送信器は、同一波長の複数の光キャリアの周波数同期制御を行い、光受信器は、コヒーレント検波に用いる同一波長の複数の局発光の周波数同期制御を行う手段を備える。
本発明は、共通のデータで変調された複数の波長の光信号を単一の光伝送路で伝送するか、あるいは共通のデータで変調された光信号を複数の光伝送路で伝送するか、あるいは共通のデータで変調された複数の波長の光信号を複数の光伝送路で伝送し、光受信器でそれぞれコヒーレント検波し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償した後に最大比合成処理を行ってデータを復調することにより、伝送品質を改善することができる。
本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例1の構成を示す図である。 本発明の実施例1におけるデジタル信号処理部34Aの構成例を示す図である。 本発明の実施例1における復調信号例を示す図である。 本発明の実施例1におけるデジタル信号処理部34Bの構成例を示す図である。 本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例2の構成を示す図である。 本発明の実施例2におけるデジタル信号処理部34Cの構成例を示す図である。 本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例3の構成を示す図である。 本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例4の構成を示す図である。 本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例5の構成を示す図である。 本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例6の構成を示す図である。 本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例7の構成を示す図である。
図1は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例1の構成を示す。ここでは、2波長の光キャリアを共通のデータで変調した光信号を単一の光伝送路を介して波長多重伝送する波長ダイバーシティ構成を示すが、3波長以上を用いる構成であっても同様である。
図1において、光送信器10は、信号光源11−1,11−2、偏波多重ベクトル変調器12−1,12−2、光カプラ13により構成される。信号光源11−1,11−2は、互いに異なる波長(光周波数f1 ,f2 )の光キャリアを出力する。偏波多重ベクトル変調器12−1,12−2は、それぞれ光周波数f1 ,f2 の光キャリアを共通の2つのデータDx ,Dy で偏波多重変調した光信号を出力する。光カプラ13は、各波長の光信号を合波した波長多重光信号を光ファイバ伝送路21に出力する。
光受信器30は、光カプラ31、コヒーレント受信器32−1,32−2、局発光源33−1,33−2、デジタル信号処理部34Aにより構成される。光カプラ31は、光ファイバ伝送路21を介して伝送された波長多重光信号を分岐し、それぞれコヒーレント受信器32−1,32−2に入力する。局発光源33−1は、光送信器10の信号光源11−1の光周波数f1 に対応した光周波数fLO1 の局発光を出力し、局発光源33−2は、光送信器10の信号光源11−2の光周波数f2 に対応した光周波数fLO2 の局発光を出力する。コヒーレント受信器32−1は、波長多重光信号に対して光周波数fLO1 の局発光を用いてコヒーレント検波し、光周波数f1 の光信号に対応するベースバンドの受信信号を生成してデジタル信号処理部34Aに入力する。コヒーレント受信器32−2は、波長多重光信号に対して光周波数fLO2 の局発光を用いてコヒーレント検波し、光周波数f2 の光信号に対応するベースバンドの受信信号を生成してデジタル信号処理部34Aに入力する。
図2は、本発明の実施例1におけるデジタル信号処理部34Aの構成例を示す。ここでは、コヒーレント受信器32−1,32−2から出力されるチャネル1,2の受信信号のX偏波成分を合成してデータDx を復調する構成を示すが、チャネル1,2の受信信号のY偏波成分を合成してデータDy を復調する構成についても同様である。
図2において、デジタル信号処理部34Aは、A/D変換器1−1x,1−1y、1−2x,1−2y、偏波分離回路2−1,2−2、位相推定回路3−1,3−2、最大比合成回路4Aおよび識別回路5により構成される。コヒーレント受信器32−1,32−2から出力されるチャネル1,2の受信信号は、それぞれ直交するX偏波成分およびY偏波成分に相当する複素信号である。各偏波成分の複素信号は、A/D変換器1−1x,1−1y、1−2x,1−2yによってサンプリング周波数fs でデジタル信号に変換される。ここで、サンプリング周波数fs はサンプリング定理を満たすものとする。
A/D変換器1−1x,1−1yでデジタル信号に変換されたチャネル1の複素信号E1x,E1yは偏波分離回路2−1に入力され、A/D変換器1−2x,1−2yでデジタル信号に変換されたチャネル2の複素信号E2x,E2yは偏波分離回路2−2に入力される。偏波分離回路2−1,2−2は、例えば、バタフライ構成の適応等化フィルタおよびCMA等のタップ更新アルゴリズムを用いることで、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、チャネル1のX偏波成分E'1x およびチャネル2のX偏波成分E'2x を出力する。ここで、残留分散とは、波長分散補償した後の「残留波長分散成分」、もしくは伝送路の光路長差に起因する群速度遅延分を補償した後の「到着時間差成分」、もしくは「残留波長分散」および「到着時間差成分」を組み合わせたものをいう。各チャネルのX偏波成分E'1x 、E'2x は、それぞれ位相推定回路3−1,3−2に入力され、信号光源と局発光源の周波数差に起因する周波数オフセットと、光源の中心周波数ぶれに起因する搬送波位相変化等の位相回転成分を推定して補償する。
周波数オフセットおよび位相回転が補償されたチャネル1のX偏波成分E'1x およびチャネル2のX偏波成分E'2x は、最大比合成回路4Aに入力して波形合成される。ここで、各チャネルのX偏波成分E'1x 、E'2x を合成する場合、次の2つの事項が要求される。第1の事項は位相回転速度が揃っていること、第1の事項はビットタイミングが揃っていることである。第1の事項について実施例1では、偏波分離回路2−1,2−2の後の位相推定回路3−1,3−2において、各チャネルの位相回転速度が等しくかつ0になる操作によって実現する。第2の事項のビットタイミングのズレは、おもに波長ごとに波長分散量が異なることによる異波長信号間の遅延差に起因する。異波長信号間の遅延差Δt は光ファイバ伝送路21の波長分散量D[ps/nm ]と信号間の波長差Δf [nm]を用いて、Δt =D・Δf で概算できる。そして、概算した信号間遅延差Δt だけ、光送信器10もしくは光受信器30のメモリでデータを保持することで、ビットタイミングのズレを適宜補正することができる。このように、各チャネルのX偏波成分の位相回転速度およびビットタイミングを揃えることで波形合成が可能となる。
最大比合成回路4Aでは、従来、入力された信号に対して固定の重みを付けて足し合わせる等倍合成が用いられていた。しかし、等倍合成では、必ずしも合成後の信号の信号品質を最大化するとは限らない問題がある。加えて、光ファイバ伝送路21の特性が大きく変化した際に、適応的に最適な重みを決定する機能が求められる。以上の背景から、実施例1の構成では、偏波分離回路2−1,2−2でも用いる適応等化フィルタおよびCMA等のタップ更新アルゴリズムを波形合成部に適用することで、合成信号のS/N比(信号品質) の最大化と、光ファイバ伝送路21の状態に応じた適応的に重み更新を実現する。
図3は、本発明の実施例1における復調信号例を示す。
ここでは、チャネル数を2としており、各チャネルは共通のデータの128 Gbps 偏波多重QPSK信号を用い、送受信器対向の構成としている。偏波分離回路2−1,2−2と位相推定回路3−1,3−2で処理された後の各チャネルのX偏波成分のQ値は、チャネル1およびチャネル2でそれぞれ12.0dB、11.2dBであり、最大比合成回路4Aで合成後のX偏波成分は14.5dBとなり、信号の最大比合成による信号品質の向上が確認できた。
ところで、図2に示すデジタル信号処理部34Aの構成では、各チャネルの受信信号の偏波状態によっては波形合成できない可能性がある。光信号の偏光状態は光ファイバ伝送路21中を回転しながら伝送し、加えて光ファイバ伝送路21の非線形性に起因しX偏波信号とY偏波信号が干渉する。このため、受信端における光信号の偏波状態によって、コヒーレント光受信器32−1,32−2の出力ポートと偏波成分の対応関係が確定せず、偏波分離回路2−1,2−2からどの偏波成分が分離されるか不確定である。
そこで、受信信号の偏波状態に依存せず、どんな偏波状態でも波形合成による信号品質向上の効果が得られるデジタル信号処理部34Bの構成について説明する。
図4は、本発明の実施例1におけるデジタル信号処理部34Bの構成例を示す。ここでは、コヒーレント受信器32−1,32−2から出力されるチャネル1,2の受信信号のX偏波成分を合成してデータDx を復調する構成を示すが、チャネル1,2の受信信号のY偏波成分を合成してデータDy を復調する構成についても同様である。
図4において、デジタル信号処理部34Bは、A/D変換器1−1x,1−1y、1−2x,1−2y、偏波分離回路2−1,2−2,2−3、位相推定回路3−1,3−2,3−3、最大比合成回路4Bおよび識別回路5により構成される。コヒーレント受信器32−1,32−2から出力される信号は、それぞれ直交するX偏波成分およびY偏波成分に相当する複素信号であり、A/D変換器1−1x,1−1y、1−2x,1−2yによってサンプリング周波数fs でデジタル信号に変換される。
A/D変換器1−1x,1−1yでデジタル信号に変換されたチャネル1の複素信号E1x,E1yは偏波分離回路2−1に入力され、A/D変換器1−2x,1−2yでデジタル信号に変換されたチャネル2の複素信号E2x,E2yは偏波分離回路2−2に入力され、さらにチャネル2の複素信号E2x,E2yは偏波分離回路2−3に入力される。偏波分離回路2−1,2−2は、デジタル信号処理部34Aと同様に、それぞれ光周波数f1 ,f2 の光信号で伝送されたチャネル1のX偏波成分E'1x およびチャネル2のX偏波成分E'2x を出力する。さらに、偏波分離回路2−3は、光周波数f2 の光信号で伝送されたチャネル2のY偏波成分E'2y を出力する。チャネル1,2のX偏波成分E'1x 、E'2x およびチャネル2のY偏波成分E'2y は、それぞれ位相推定回路3−1,3−2,3−3に入力され、信号光源と局発光源の周波数差に起因する周波数オフセットと、光源の中心周波数ぶれに起因する搬送波位相変化等の位相回転成分を推定して補償し、最大比合成回路4Bに入力される。
最大比合成回路4Bでは、適応等化フィルタおよびCMA等のタップ更新アルゴリズムを波形合成部に適用することで、合成信号のS/N比(信号品質) の最大化と、光ファイバ伝送路21の状態に応じた適応的に重み更新を実現する。ただし、最大比合成回路4Bに入力するチャネル1のX偏波成分E'1x を基準として合成信号を得たい場合、チャネル2のX偏波成分E'2x およびY偏波成分E'2y のどちらに、基準となるチャネル1のX偏波成分E'1x と同じパターンが出力されるかは不明であるため、チャネル2側の両偏波成分を用いることで偏波無依存化を実現する。
図5は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例2の構成を示す。
実施例2は、実施例1における光送信器10の信号光源11−1,11−2の光周波数f1 ,f2 の間隔Δfと、光受信器30の局発光源33−1,33−2の光周波数fLO1 ,fLO2 の間隔ΔfLOが一致するように制御することを特徴とする。
図5において、光送信器10は、周波数同期装置14を用いて信号光源11−1,11−2の光周波数f1 ,f2 の間隔Δfを所定値に制御し、光受信器30は、周波数同期装置35を用いて局発光源33−1,33−2の光周波数fLO1 ,fLO2 の間隔ΔfLOを光送信器10と同じ所定値に制御する。なお、例えば非特許文献3の位相同期マルチキャリア光源を用いて、周波数間隔が一定制御された複数の光周波数の光キャリアを出力するようにしてもよい。その他の構成は実施例1と同様であり、デジタル信号処理部についても、図2に示すデジタル信号処理部34Aまたは図4に示すデジタル信号処理部34Bにより対応できる。さらに、信号光源11−1,11−2の周波数間隔と局発光源33−1,33−2の周波数間隔が一致する制御を行うことにより、実施例1のデジタル信号処理部34Aを簡略化したデジタル信号処理部34Cを用いることができる。なお、実施例1のデジタル信号処理部34Bを簡略化する場合も同様である。
図6は、本発明の実施例2におけるデジタル信号処理部34Cの構成例を示す。ここでは、コヒーレント受信器32−1,32−2から出力されるチャネル1,2の受信信号のX偏波成分を合成してデータDx を復調する構成を示すが、チャネル1,2の受信信号のY偏波成分を合成してデータDy を復調する構成についても同様である。
図6において、デジタル信号処理部34Cは、A/D変換器1−1x,1−1y、1−2x,1−2y、偏波分離/最大比合成回路6、位相推定回路3、および識別回路5により構成される。
A/D変換器1−1x,1−1yでデジタル信号に変換されたチャネル1の複素信号E1x,E1yと、A/D変換器1−2x,1−2yでデジタル信号に変換されたチャネル2の複素信号E2x,E2yは、一括して偏波分離/最大比合成回路6に入力される。偏波分離/最大比合成回路6は、バタフライ構成の適応等化フィルタおよびCMA等のタップ更新アルゴリズムを用いることで、残留分散補償、偏波分散補償、偏波分離を行いつつ、最大比合成を実行する。周波数オフセットおよび搬送波位相変化に起因する合成信号の位相回転成分は、後段の位相推定回路3により補償する。
実施例2の構成では、信号光源11−1,11−2の周波数間隔と局発光源33−1,33−2の周波数間隔が一致する制御を行う構成により、チャネル1とチャネル2の信号成分の位相同期が実現しているために、実施例1のように最大比合成回路4の前段で位相推定回路3−1,3−2によるチャネルごとの周波数オフセットの補償が不要となり、後段の位相推定回路3により一括対応できる。
コヒーレント検波後のチャネル1の受信信号E1(t)、チャネル2の受信信号E2(t)は、 E1(t)=exp(j2πfoffsett)T1(t)E1,in(t)
2(t)=exp(j2πfoffsett)T2(t)E2,in(t)
となる。ここで、T1(t)およびT2(t)は光ファイバ伝送路21の伝達関数、E1,in(t) はチャネル1の送信信号、E2,in(t) はチャネル2の送信信号を示す。位相同期により、光キャリアの光周波数f1 ,f2 の間隔Δfと、局発光の光周波数fLO1 ,fLO2 の間隔ΔfLOが一致しているため、各チャネルの受信信号の周波数オフセットが共通の foffsetとなる。よって、偏波分離/最大比合成回路6において、波長の異なる同一信号同士のダイバーシティ合成が可能となる。
図7は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例3の構成を示す。ここでは、同一の波長の2つの光キャリアを共通のデータで変調した2つの光信号を2つの光伝送路を介して伝送する方路ダイバーシティ構成を示すが、3以上の光伝送路を介して伝送する構成であっても同様である。
図7において、光送信器10は、信号光源11−1,11−2、偏波多重ベクトル変調器12−1,12−2により構成される。信号光源11−1,11−2は、同一の波長(光周波数f1 )の光キャリアを出力する。偏波多重ベクトル変調器12−1,12−2は、それぞれ光周波数f1 の光キャリアを共通の2つのデータDx ,Dy で偏波多重変調した光信号を生成し、光ファイバ伝送路21−1,21−2にそれぞれ出力する。
光受信器30は、コヒーレント受信器32−1,32−2、局発光源33−1,33−2、デジタル信号処理部34A/Bにより構成される。光ファイバ伝送路21−1,21−2を介して伝送された光信号は、それぞれのコヒーレント受信器32−1,32−2に入力する。局発光源33−1,33−2は、光送信器10の信号光源11−1,11−2の光周波数f1 に対応した光周波数fLO1 の局発光を出力する。コヒーレント受信器32−1,32−2は、入力する光信号に対して光周波数fLO1 の局発光を用いてそれぞれコヒーレント検波し、ベースバンドの受信信号を生成してデジタル信号処理部34A/Bに入力する。
実施例3のデジタル信号処理部34A/Bは、図2/図4に示す実施例1の構成である。ただし、実施例1では、波長が異なるチャネル1とチャネル2の受信信号を合成するためビットタイミングを揃える必要があったが、実施例3の場合、同一波長の伝送のため光ファイバ伝送路21−1,21−2の波長分散特性が大きく変わらない限り、波長分散に起因する到達時間差への影響は小さい。一方、光ファイバ伝送路21−1,21−2の光路長差ΔL[m]に起因した信号間遅延差Δt の影響が大きくなり、光速をc[m/s ]とすると信号間遅延差Δt =ΔL/cで概算できる。そして、概算した信号間遅延差Δt だけ、送信側もしくは受信側のメモリでデータを保持することで、ビットタイミングのズレを適宜補正する必要がある。
図8は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例4の構成を示す。
実施例4は、実施例3における光送信器10の信号光源11−1,11−2の光周波数f1 の周波数同期制御と、光受信器30の局発光源33−1,33−2の光周波数fLO1 の周波数同期制御を行うことを特徴とする。
図8において、光送信器10は、周波数同期装置14を用いて信号光源11−1,11−2の光周波数f1 の周波数同期制御を行い、光受信器30において、周波数同期装置35を用いて局発光源33−1,33−2の光周波数fLO1 の周波数同期制御を行う。その他の構成は実施例3と同様である。本実施例のデジタル信号処理部は、図2に示すデジタル信号処理部34A、図4に示すデジタル信号処理部34B、図6に示すデジタル信号処理部34Cのいずれかにより対応できる。
図9は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例5の構成を示す。
実施例5は、実施例4における光送信器10の信号光源11−1,11−2の光周波数f1 の周波数同期制御と、光受信器30の局発光源33−1,33−2の光周波数fLO1 の周波数同期制御を行う代わりに、光周波数f1 の1つの信号光源11と、光周波数fLO1 の1つの局発光源33を用いることを特徴とする。
図9において、光送信器10は、信号光源11、偏波多重ベクトル変調器12、光カプラ15により構成される。信号光源11は、光周波数f1 の光キャリアを出力する。偏波多重ベクトル変調器12は、光周波数f1 の光キャリアを2つのデータDx ,Dy で偏波多重変調した光信号を生成し、光カプラ15で2分岐して光ファイバ伝送路21−1,21−2に出力する。
光受信器30は、コヒーレント受信器32−1,32−2、局発光源33、光カプラ36、デジタル信号処理部34A/B/Cにより構成される。光ファイバ伝送路21−1,21−2を介して伝送された光信号は、それぞれのコヒーレント受信器32−1,32−2に入力する。局発光源33は、光送信器10の信号光源11の光周波数f1 に対応した光周波数fLO1 の局発光を出力し、光カプラ36で2分岐してコヒーレント受信器32−1,32−2に入力する。コヒーレント受信器32−1,32−2は、入力する光信号に対して光周波数fLO1 の局発光を用いてそれぞれコヒーレント検波し、ベースバンドの受信信号を生成する。本実施例のデジタル信号処理部は、図2に示すデジタル信号処理部34A、図4に示すデジタル信号処理部34B、図6に示すデジタル信号処理部34Cのいずれかにより対応できる。
図10は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例6の構成を示す。
実施例6は、図1に示す実施例1の波長ダイバーシティ構成と、各波長の光信号を個別の光ファイバ伝送路21−1,21−2を介して伝送する方路ダイバーシティ構成を組み合わせた構成である。ここでは、2波長の光キャリアを共通のデータで変調した光信号を2つの光伝送路を介して伝送する波長ダイバーシティ構成および方路ダイバーシティ構成を示すが、3波長以上を用いる構成および3以上の光伝送路を介して伝送する構成であっても同様である。
図10において、図1における光送信器10の光カプラ13、光ファイバ伝送路21、光受信器30の光カプラ31に代えて、偏波多重ベクトル変調器12−1,12−2で生成される各波長の光信号を光ファイバ伝送路21−1,21−2を介してコヒーレント受信器32−1,32−2にそれぞれ伝送する構成とし、その他は実施例1と同様である。本実施例におけるデジタル信号処理部は、図2に示すデジタル信号処理部34Aまたは図4に示すデジタル信号処理部34Bにより対応できる。
図11は、本発明のダイバーシティ合成光伝送システムの実施例7の構成を示す。
実施例7は、図5に示す実施例2の波長ダイバーシティ構成と、各波長の光信号を個別の光ファイバ伝送路21−1,21−2を介して伝送する方路ダイバーシティ構成を組み合わせた構成である。
図11において、図5における光送信器10の光カプラ13、光ファイバ伝送路21、光受信器30の光カプラ31に代えて、偏波多重ベクトル変調器12−1,12−2で生成される各波長の光信号を光ファイバ伝送路21−1,21−2を介してコヒーレント受信器32−1,32−2にそれぞれ伝送する構成とし、その他は実施例2と同様である。本実施例におけるデジタル信号処理部は、図2に示すデジタル信号処理部34A、図4に示すデジタル信号処理部34B、図6に示すデジタル信号処理部34Cのいずれかにより対応できる。
1 A/D変換器
2 偏波分離回路
3 位相推定回路
4 最大比合成回路
5 識別回路
6 偏波分離/最大比合成回路
10 光送信器
11 信号光源
12 偏波多重ベクトル変調器
13,15 光カプラ
14 周波数同期装置
21 光ファイバ伝送路
30 光受信器
31,36 光カプラ
32 コヒーレント受信器
33 局発光源
34A,34B,34C デジタル信号処理部
35 周波数同期装置

Claims (6)

  1. 互いに異なる波長の複数の光キャリアを共通の2つのデータでそれぞれ偏波多重変調した複数の光信号を波長多重して単一の光伝送路に送出する光送信器と、
    前記光伝送路を介して波長多重伝送された前記複数の波長の光信号をそれぞれコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成して前記データを復調する光受信器と
    を備え、
    前記デジタル信号処理部は、前記コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、前記データを復調する構成である
    ことを特徴とするダイバーシティ合成光伝送システム。
  2. 同一の波長の複数の光キャリアを共通の2つのデータでそれぞれ偏波多重変調した複数の光信号を複数の光伝送路にそれぞれ送出する光送信器と、
    前記複数の光伝送路を介して伝送された前記光信号をそれぞれコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成して前記データを復調する光受信器と
    を備え、
    前記デジタル信号処理部は、前記コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、前記データを復調する構成である
    ことを特徴とするダイバーシティ合成光伝送システム。
  3. 1つの信号光源から出力される光キャリアを2つのデータで偏波多重変調した光信号を分岐して複数の光伝送路にそれぞれ送出する光送信器と、
    1つの局発光源から出力された局発光を分岐し、それぞれの局発光を用いて前記複数の光伝送路を介して伝送された前記光信号をコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成して前記データを復調する光受信器と
    を備え、
    前記デジタル信号処理部は、前記コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、前記データを復調する構成である
    ことを特徴とするダイバーシティ合成光伝送システム。
  4. 互いに異なる波長の複数の光キャリアを共通の2つのデータでそれぞれ偏波多重変調した複数の光信号を複数の光伝送路にそれぞれ送出する光送信器と、
    前記複数の光伝送路を介して伝送された前記光信号をそれぞれコヒーレント検波してデジタル信号処理部に入力し、ダイバーシティ合成して前記データを復調する光受信器と
    を備え、
    前記デジタル信号処理部は、前記コヒーレント検波された受信信号をデジタル信号に変換し、残留分散補償、偏波分散補償および偏波分離を行い、さらに位相回転成分を補償したX偏波成分およびY偏波成分を用いて偏波無依存化による最大比合成処理を行い、前記データを復調する構成である
    ことを特徴とするダイバーシティ合成光伝送システム。
  5. 請求項1または請求項4に記載のダイバーシティ合成光伝送システムにおいて、
    前記光送信器および前記光受信器は、前記互いに異なる波長の複数の光キャリアの周波数間隔と、前記コヒーレント検波に用いる互いに異なる波長の複数の局発光の周波数間隔が一致するように制御する手段を備えた
    ことを特徴とするダイバーシティ合成光伝送システム。
  6. 請求項2に記載のダイバーシティ合成光伝送システムにおいて、
    前記光送信器は、前記同一波長の複数の光キャリアの周波数同期制御を行い、前記光受信器は、前記コヒーレント検波に用いる同一波長の複数の局発光の周波数同期制御を行う手段を備えた
    ことを特徴とするダイバーシティ合成光伝送システム。
JP2015014529A 2015-01-28 2015-01-28 ダイバーシティ合成光伝送システム Active JP6316761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014529A JP6316761B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 ダイバーシティ合成光伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014529A JP6316761B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 ダイバーシティ合成光伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016139977A JP2016139977A (ja) 2016-08-04
JP6316761B2 true JP6316761B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=56560519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015014529A Active JP6316761B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 ダイバーシティ合成光伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6316761B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6825700B2 (ja) 2017-04-25 2021-02-03 日本電気株式会社 信号合成装置及び信号合成方法
WO2019198465A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 日本電気株式会社 光空間通信システム、光受信装置、光受信方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
WO2020188766A1 (ja) 2019-03-19 2020-09-24 三菱電機株式会社 空間光送信器および空間光通信システム
WO2022029864A1 (ja) 2020-08-04 2022-02-10 三菱電機株式会社 信号処理装置、信号処理方法、受信器及び光通信システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5931759B2 (ja) * 2013-01-17 2016-06-08 日本電信電話株式会社 光伝送システムおよび光伝送方法
JP5968833B2 (ja) * 2013-06-19 2016-08-10 日本電信電話株式会社 光伝送システムおよびデジタル信号処理装置
JP6030027B2 (ja) * 2013-06-24 2016-11-24 日本電信電話株式会社 光伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016139977A (ja) 2016-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2754757C (en) Dual stage carrier phase estimation in a coherent optical signal receiver
CN101924722B (zh) Oofdm信号的产生和接收方法、装置和波分复用系统
US8218979B2 (en) System, method and apparatus for coherent optical OFDM
CN104115423B (zh) 用于正交幅度调制系统中的盲均衡和载波相位恢复的系统和方法
EP2559173B1 (en) Method and device for transmission and reception of a polarization multiplexed optical signal
US8340534B2 (en) Side band pilot tone for digital signal processing in polarization multiplexed coherent optical communication system
US8184973B2 (en) Direct detection for receiving polarization multiplexing signals
WO2009104758A1 (ja) 光ofdm受信器および光伝送システムおよびサブキャリア分離回路およびサブキャリア分離方法
US20100086303A1 (en) High speed polmux-ofdm using dual-polmux carriers and direct detection
US20160056889A1 (en) Optical spatial-division multiplexed transmission system and transmission method
JP6316761B2 (ja) ダイバーシティ合成光伝送システム
US8559829B2 (en) Flexible multi-band multi-traffic optical OFDM network
WO2014114332A1 (en) Coherent optical transmitter and coherent optical receiver
EP2071754B1 (en) Polarization multiplexed optical OFDM
Roberts Electronic dispersion compensation beyond 10 Gb/s
US10554325B2 (en) Receiver and receiving method
EP2204928B1 (en) Method and device for receiving OPFDM-DQPSK signal
Rios-Müller et al. Blind receiver skew compensation for long-haul non-dispersion managed systems
CN116996128A (zh) 光纤传输系统及装置
JP4730560B2 (ja) 光伝送システム、光伝送方法及び光送信装置
US11303381B2 (en) Processing parameter and resource sharing architecture for superchannel based transmission systems
Hamaoka et al. Super high density multi-carrier transmission system by MIMO processing
US9692543B2 (en) Optical transmission system
WO2012003856A1 (en) Method and device for data processing in an optical communication network
Yamamoto et al. Characteristics investigation of high-speed multi-carrier transmission using MIMO-based crosstalk compensation in homodyne detection scheme

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170110

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170203

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6316761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150