JP6316426B2 - リンクユニット及び毛切断機器 - Google Patents

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Description

本開示は、毛切断機器、具体的には電動毛切断機器、より具体的には、切断ユニット及び該切断ユニットと毛切断機器のハウジングを結合するためのリンクユニットに関する。切断ユニットは、ブレードセットを有し得るとともに、毛を切るために移動方向に毛を通って動かされるように構成され得る。ブレードセットは、静止ブレード及び可動ブレードを有することができ、可動ブレードは、それらの間に捉えられた毛を切るために静止ブレードに対して動かされ得る。
特許文献1は、中心軸の方向に延びるとともに前側と後側と側面も備えるハンドピース、及び保持装置によりハンドピースに留められる動作ヘッドを有する、電気毛除去機器を開示し、動作ヘッドは、動作ユニットがユーザの皮膚表面に沿って滑走するとき、毛が動作ユニットによって取り除かれるように、機器の中に形成された電気駆動モータによって動作要素を介して動かされる少なくとも1つの動作要素を有する動作ユニットを有し、動作ヘッドに力が案内方向に作用するとき、ハンドピースに対する動作ヘッドの少なくとも横方向の変位が生じ得るような方法で、保持装置は案内手段を介してハンドピースに接続される。
特許文献2は、ハンドル、前記ハンドルの端部に取り付けられた第1、第2及び第3のブレードユニットであって、各前記ブレードユニットはガード、切断エッジを有する少なくとも1つのブレード、及びキャップを含む、第1、第2及び第3のブレードユニット、並びに各前記ブレードユニットを前記ハンドルに接続する取付構造を有する、シェービングカミソリを開示し、前記取付構造は、切断エッジに対して横方向である枢動軸周りの前記取付構造に対する前記ブレードユニットの枢動可能な接続を提供するとともに、ガード及びキャップを通る平面に対して横方向である変位方向に沿って前記ブレードユニットの上下運動を提供し、それによって、各前記ブレードユニットが、シェービングされる表面の輪郭に従うことを可能にする。
特許文献3は、毛切断機器及び毛切断機器の対応するブレードセットを開示する。ブレードセットは、静止ブレード及び可動ブレードを有し、可動ブレードは、毛を切るために静止ブレードに対して往復駆動されることができる。ブレードセットは、特に、トリミング及びシェービング動作の両方を可能にするのに適する。
身体の毛を切断する目的のため、基本的に2つの習慣的に区別されるタイプの電動機器:カミソリ(razor)、及び毛トリマ(trimmer)又はクリッパ(clipper)がある。一般的に、カミソリは、シェービング、すなわち、剃り跡のない滑らかな皮膚を得るために皮膚のレベルで身体の毛を薄く切ること、のために用いられる。毛トリマは、典型的には、皮膚から選択された距離で毛を切るために、即ち所望の長さに毛を切るために用いられる。用途の違いは、それぞれの機器に実装されたカッタブレード構成の異なる機構及び構造の違いに反映される。
電気カミソリは典型的には、フォイル(foil)、すなわち、極薄の穴の開いたスクリーンと、フォイル内に沿って及びフォイルに対して移動可能なカッタブレードと、を含む。使用の間、フォイルを通るいずれの毛も、フォイル内側に対して動くカッタブレードにより切断され、カミソリの内部の中空毛収集部に落ちるように、フォイルの外側は皮膚に接して置かれるとともに皮膚に押し付けられる。
一方、電気毛トリマは典型的には、歯付きエッジを有する2つのカッタブレードを一般的に含み、それぞれの歯付きエッジが重なるように一方が他方の上に配置される。動作時には、カッタブレードは互いに対して往復運動し、はさみ動作でこれらの歯の間に捉えられた如何なる毛も切断する。毛が切断される皮膚上の正確なレベルは通常、(スペーサ)ガード又はコーム(comb)と呼ばれる追加アタッチメント部品により決定される。
さらに、シェービングとトリミング目的の両方に基本的に適合される組み合わされた装置が知られている。しかし、これらの装置は単に、2つの分離し且つ別個のセクション、すなわち、上述の電動カミソリの概念に一致する構成を有するシェービングセクションと、他方で、毛トリマの概念に一致する構成を有するトリミングセクションを含むにすぎない。
残念ながら、一般の電気カミソリは、皮膚の上の所望の可変の長さに毛を切断するのに、すなわち、正確なトリミング動作に適していない。これは、少なくとも一部には、電動カミソリが皮膚からフォイル及びしたがってカッタブレードを離隔させるための機構を含んでいないという事実による。それらが、例えば、スペーサコームのようなアタッチメントスペーサ部品を加えることによって、斯かる機構を含んでいたとしても、フォイルの構造は、一般に多くの小さな周りが閉じた穴を含むものであり、最も短い及び最も硬い毛の殆どの効率的な捕捉を妨げ得る。
同様に、一般の毛トリマは、主に、個々のカッタブレードが、変形なくはさみ動作を実行するために、特定の剛性(rigidity)、したがって厚さを必要とするため、特にシェービングには適していない。それは、大抵皮膚の近くで毛が切断されることを防ぐための皮膚に面するブレードの最小必要ブレード厚さである。従って、身体の毛のシェービング及びトリミング両方を行いたいユーザは、2つの別個の機器を購入し且つ用いる必要があり得る。
さらに、組み合わされたシェービング及びトリミング装置は、それらが基本的に2つの切断ブレードセット及びそれぞれの駆動機構を必要とするので、幾つかの欠点を示す。したがって、これらの装置は、標準的なタイプの専用毛切断機器より重く且つより摩耗しやすく、またコストのかかる製造及び組立プロセスを必要とする。同様に、これらの組み合わされた装置を操作することは、しばしば、かなり不快且つ複雑であることを経験する。2つの別個の切断セクションを有する従来の組み合わされたシェービング及びトリミング装置が利用される場合でさえ、装置を操作すること及び異なる動作モードの間を切り替えることは、時間がかかるとともに全くユーザフレンドリでないと見なされ得る。切断セクションは、典型的には、装置の異なる場所に設けられるので、ユーザが操作の簡易2つの別個の保持位置に慣れる必要がため、案内精度(したがって、また切断精度)が減少し得る。
上述の特許文献3は、使用しているとき、静止ブレードの第1の部分が皮膚を向く可動ブレードの側に配置されるように、且つ使用しているとき、静止ブレードの第2の部分が皮膚から離れる方を向く可動ブレードの側に配置されるように可動ブレードを収容する静止ブレードを有するブレードセットを提供することによってこの問題に対処している。さらに、歯付き切断エッジにおいて、静止ブレードの第1の部分及び第2の部分は、接続され、それによって、可動ブレードのそれぞれの歯を覆う複数の静止歯を形成する。したがって、可動ブレードは、静止ブレードによって保護されている。
この配置は、静止ブレードも皮膚から離れる方を向く可動ブレードの側に存在するので、静止ブレードが、増加した強度及び剛性を持つブレードセットを提供し得る限りにおいて、有利である。これは、概して、可動ブレードの皮膚を向く側における静止ブレードの第1の部分の厚さの削減を可能にする。したがって、この方法では、可動ブレードは、動作中に皮膚に近づくので、上述のブレードセットは、毛シェービング動作によく適している。それの他に、スロットと交互になっているそれぞれの歯を含む、切断エッジの構成もまた、より長い毛が、スロットに入ることを可能にし、したがって、可動ブレードと静止ブレードとの間の相対切断運動によって切られることを可能にするので、ブレードセットはまた特に、トリミング動作にも適する。
WO 2010/000352 A2 WO 00/38893 A2 WO 2013/150412 A1
特許文献3から知られる切断機器は、特にトリミング及びシェービング動作の両方に適しているが、シェービング性能の特殊性及びシェービング動作に対する実用面に取り組んでいない。例えば、顔の毛をシェービングするとき、皮膚表面の基本的に均一でない輪郭が考慮されるべきである。シェービング性能を最適化するために、ブレードセットは、現在の皮膚部分に対して所定の角度で案内されるべきである。これは、このような毛切断機器の取り扱いを複雑にし得る。
本開示の目的は、向上したシェービング適合性を示す、毛切断機器、特にその切断ユニットのためのリンクユニットを提供することである。特に、皮膚のレベルで毛を剃るときの輪郭追従を簡単にし得るリンクユニットが提示され得る。より好ましくは、使用の間に毛切断機器を扱うことが改善されることになる。有利には、リンクユニットは、皮膚切り傷及び/又は同様の傷のリスクの削減に貢献し得る。より好ましくは、小さい努力で製造されることができるリンクユニットを提供することは有利である。更により好ましくは、毛切断機器はまた、正確なスタイリング動作にも適する。
本開示の第1の態様では、毛切断機器のための切断ユニット及びリンクユニットの組合せが提示され、切断ユニットは、リンクユニットによって毛切断機器のハウジングに結合されるように構成され、切断ユニットは、静止ブレード、可動ブレード及び少なくとも1つの基本的に長手方向に延びる切断エッジを有するブレードセットを有し、静止ブレードは、静止ブレードに対する長手方向運動のために可動ブレードを収容するとともに案内するように構成され、静止ブレードは、横方向Yに対して直角な平面視で、特に少なくとも1つの切断エッジにおいて、基本的にU形状である断面を有し、U形状の形態は、第1の脚部及び第2の脚部を有し、可動ブレードのための案内スロットが第1の脚部と第2の脚部との間に設けられ、静止ブレードは、毛を切るとき皮膚を向くその側部で、及び、少なくとも部分的に、毛を切るとき皮膚から離れる方を向くその側部で、可動ブレードを基本的に囲み、リンクユニットは、4バー(four-bar)リンク機構を有し、4バーリンク機構は、第1のアーム及び第1のアームの反対側の第2のアームを有し、第1のアームは、ベースに結合される第1のベースピボットを有し、第2のアームは、ベースに結合される第2のベースピボットを有し、第1のベースピボット及び第2のベースピボットは、定められた距離を置いてベースに配置され、第1のアームはさらに、接続バーに結合される第1の上部ピボットを有し、第2のアームはさらに、接続バーに結合される第2の上部ピボットを有し、接続バーは、動作中、切断ユニットがリンク機構によって枢動可能(pivotably)に支持されるように切断ユニットに結合されるよう構成される。
この態様は、毛切断機器のシェービング性能が、枢動する方法で(又は旋回する(swiveling)方法で)ブレードユニットに取り付けられることによって著しく改良されることができるという洞察に基づいている。切断ユニットは、毛を剃るとき皮膚を向くとともに基本的に平面の又は実質的に平らな拡張部を有し得る皮膚側を有するブレードセットを有し得る。切断ユニットがその後毛切断機器のハウジングにおいて枢動される又は同ハウジングに枢動可能に接続されるとき、切断ユニットは、皮膚の表面で多少自動位置合わせ(self-aligning)し得る一方、同時に、毛切断機器のハウジングに対する補償相対(旋回)運動を実行し得るので、毛切断機器の輪郭追従能力は強化され得る。したがって、ユーザは、皮膚表面の実際の向きに毛切断機器の向きを直ちに適合させる必要なしに、毛切断機器をそのハウジングで、しっかりした又はぐらつかない方法でつかみ得る又は握り得る。これは、切断性能を著しく向上させ得る一方、皮膚刺激又はさらに皮膚切り傷のリスクも軽減する。
毛切断機器の及び特にその切断ユニットのサイズ及び質量を減少させることが一般的に望まれているので、切断ユニットのピボットを配置するための現実的な設計制限が存在する。切断ユニットのために、単軸リンクユニット、又は円ジョイント、膝ジョイント等を実装するための設置スペースは制限される可能性があるので、旋回軸が配置されることができる領域の可能な範囲も制限される可能性がある。したがって、このような従来の切断ユニットの取り付けは、大幅に貧弱な旋回挙動が生じ得るので、切断ユニットの輪郭追従能力に悪影響を及ぼすと見なされ得る。
リンクユニットは、4バーリンク機構の望ましくない運動を妨げるための少なくとも1つの端部停止要素を有する。少なくとも1つの端部停止要素は、リビングヒンジにおける過度な運動が妨げられ得るように配置され得る。概して、少なくとも1つの端部停止要素は、別個の部品として又は4バーリンク機構に一体にされる部品として形成され得る。特に、少なくとも1つの端部停止要素は、切断ユニットの旋回角を制限し得る。幾つかの実施形態では、切断ユニットのブレードセットの総旋回角は、約45°(度)の範囲にあり得る。言い換えると、これは、中央位置(又は中立位置)に対する約−22.5°と+22.5°の旋回角を含み得る。総旋回角は、異なる方法で、さらにまた非対称な方法で、定義され得る。総旋回角は、約30°から約60°の範囲にあることが一般的に好ましくなり得る。幾つかの実施形態では、総旋回角は、約40°から50°の範囲にあり得る。幾つかの実施形態では、総旋回角は、約42°から48°の範囲にあり得る。
リンクユニットの少なくとも1つの端部停止要素は、第1のアーム、第2のアーム及び接続バーの少なくとも1つに少なくとも1つの突出接触タブ、並びにそれらの他の1つに少なくとも1つの対応する接触面を有し、少なくとも1つの突出接触タブ及び少なくとも1つの対応する接触面が、第1及び第2のアームと接続バーとの間の最大相対回転を定めるようになる。この構成は、リンク機構をブロック又は硬くし得るとともに、ヒンジのための荷重リミッタとして働き得る。したがって、少なくとも1つの停止要素は、相対停止要素として見なされることができ、4バーリンク機構のベースに固定して配置されることができる少なくとも1つの停止要素は、絶対端部停止要素と見なされ得る。幾つかの実施形態では、相対端部停止要素及び絶対端部停止要素が組み合わされ得ることは言うまでもない。
したがって、取り付け及び支持機能を行うための4バーリンク機構を実装することが特に好ましい。4バーリンク機構は、適切な方法で設計されることができ、それによって、可動(又は浮動)仮想ピボットとも見なされ得る仮想ピボットを定める。例として、4バーリンク機構は、仮想ピボットが、設置に利用可能なスペースを考慮すると、従来の単一ピボット結合機構で達成されることができない切断ユニットからの定められた距離を置いて(仮想的に)配置されるように、設計され得る。結果として得られる仮想ピボットは、その更なる構成部品によって基本的に妨害される毛切断機器の一部に配置され得る。代替的には、仮想ピボットは、シェービングするとき、ブレードセットの「上に」、すなわち、皮膚表面の下に、配置され得る。したがって、皮膚の毛を剃るために皮膚で案内されるときの切断ユニットの枢動応答は、それに応じて調整されることができる。この点について、仮想ピボットは、幾つかの実施形態では、固定仮想ピボットと見なされなくてもよいことが理解されるべきである。むしろ、仮想ピボットは、瞬間の、実際の又は現在の仮想ピボットと見なされ得る。
上述の実施形態による切断ユニットは、シェービング及びトリミング動作両方に適切に適合され得る。シェービング性能は、皮膚側部分と称され得る第1の壁部分及び皮膚から離れる方を向く部分と称され得る第2の壁部分を含む静止ブレードの層状構造によって改良され得る。これは、ブレードセットが、特に、その皮膚側部分において、著しく薄くなり得ると同時に、皮膚から離れる方を向く側における壁部分の存在のために、相当に硬くなり得るという重要な利点を有し得る。第2の壁部分は、十分な剛性を持つ静止ブレードを提供するので、第1の壁の厚さは、著しく減少されることができ、これは、シェービングするとき、より短い毛でさえ切ることを可能にする。ブレードセットの向上した剛性は、切断ユニットもまた(コームによって定められることができる所望の毛の長さに)毛をトリミングするために適切に配置されるように、アタッチメントコームがそこに取付けられ得る/結合され得るという更なる利点を有し得る。上記部分(皮膚側及び皮膚から離れる方を向く側)の指定は、ブレードセットがシェービングのために使用され且つユーザの皮膚に沿って案内されるとき、定められ得る。
上記実施形態は、ブレードセットの減少した全体の厚さが、4バーリンク機構によって定められ得る仮想ピボットの位置及び/又は位置範囲の定義のための設計自由度をさらに高めるという更なる利点を有し得る。したがって、切断ユニットの輪郭追従能力は、さらにもっと向上し得る。概して、切断ユニット及びリンクユニットは、毛切断機器のハウジングに取り付け可能であるセットを形成し得る。セットでは、切断ユニット及びリンクユニットは、互いに接続可能である別個の構成要素として存在し得る。代替では、セットは、接合された又は接続された状態で存在する切断ユニット及びリンクユニットを有し得る。
好適な実施形態では、4バーリンク機構は、切断ユニットのための仮想ピボットを定め、仮想ピボットは、切断ユニットの切断エッジに実質的に平行である仮想ピボット軸pを有する。好ましくは、ピボット軸は、取り付けられるとき、毛切断機器のハウジングから離れる方を向く切断ユニットの上面の近くに配置されることができ、ピボット軸pは、4バーリンク機構の中立位置において、上面から、約−2.0mmから約+5.0mmの範囲の、好ましくは、約−1.0mmから約+2.0mmの範囲の、より好ましくは、約+0.25mmから約+0.75mmの範囲の、ピボットオフセット寸法lだけオフセットされる。したがって、切断ユニットは、毛を切るとき、毛切断機器の想定される移動方向に実質的に直角である軸周りに旋回し得る。仮想ピボットが、使用するとき、好ましくは皮膚に向かって、切断ユニットの切断エッジによって定められる、上面とも称される、皮膚を向く平面からオフセットされることがさらに好ましい。しかし、幾つかの代替実施形態では、仮想ピボットは、皮膚レベルの上に配置され得る、すなわち、切断ユニットの切断エッジによって定められる皮膚を向く平面から後方に位置をずらされ得る。
中立位置は、ブレードユニットが基本的に中心に置かれるリンク機構の位置と見なされ得る。言い換えると、ブレードセットは、中立位置にあり得る、実質的にベースに平行であり得る、又はより明示的には、第1のベースピボット及び第2のベースピボットによって定められる平面に実質的に平行であり得る。言い換えるなら、リンク機構の中立位置は、旋回範囲の中心又は中央部分のリンク機構によって占められる位置と見なされ得る。
第1及び第2のベースピボット並びに第1及び第2の上部ピボットの、少なくとも1つが、好ましくはそれぞれが、リビングヒンジ(living hinge)として構成されることが特に好ましい。リビングヒンジはまた、リビングヒンジによって枢動する方法で接続される部品と同じ材料から作られるたわみ軸受(flexure bearing)とも見なされ得る。これに関して、4バーリンク機構の全てのピボットがリビングヒンジとして、特にフィルムヒンジ(film hinges)として構成されることがさらに好ましい。フィルムヒンジ又は薄フィルムヒンジは、例えば、射出成形プロセスにより製造され得る。したがって、ピボットの少なくとも1つ及びピボットによって接続されるそれぞれの隣接する部品は、一体に基本的に同じ材料から製造されることができる。この構成はさらに、実質的な(機械的な)遊びがピボットに存在しないことを確実にし得る。別個の構成部品から構成される機械的ジョイントは、典型的には、滑らかな枢動運動を可能にするように、定められた遊びを含むすきまばめの方法で設計される。さらに、フィルムヒンジは、ジョイントの如何なる(内部)汚染も防がれることができるという利点をさらに有し得る。他の有利な実施形態によれば、少なくとも、4バーリンク機構の第1のアーム、第2のアーム及び接続バー並びにそれらのそれぞれのベースピボット及び上部ピボットは、単一ピースとして一体に形成される。
これは、4バーリンク機構が基本的に単一製造ステップで製造されることができる限りにおいて有益であり得る。特に、時間がかかる組立ステップが、回避されることができる。これに関して、4バーリンク機構のベースも、単一ピース形状に少なくとも部分的に組み込まれることがさらに好ましい。
幾つかの実施形態では、第1のアームと第2のアームを接続するベースは、2つの別々のベース部分から構成され得る。代替的には、同じことが、第1のアームと第2のアームをそれらの上部ピボットで接続する接続バーに適用され得る。また、接続バーは、2つの別々の接続バーセクションから構成され得る。しかし、代替では、接続バー及びベースの少なくとも一方又はそれぞれは、単一の連続的に延びる構成要素から構成され得る。
幾つかの実施形態では、4バーリンク機構は、リンクユニットのそれぞれの横方向端部に2つのセクションを有することが特に好ましい。より好ましくは、2つのセクションは、互いに横方向に離間されるとともに共通ベースに接続される。この方法では、切断ユニットを駆動するための、特にブレードセットの可動ブレードを駆動するための、駆動機構のような、機器の更なる構成要素を収容するために使用されることができる2つのセクションの間のクリアランスが設けられ得るので、この実施形態は有益である。長手方向Xに平行である中心軸に対して基本的に鏡面対象であり得る2つのセクションの4バーリンク機構を構成することは、切断ユニットの柔軟性及び輪郭追従能力をさらに高め得る。一般的に、リンク機構が、フィルムヒンジによって定められるピボットに平行である軸周りに旋回するように構成され得ることが望まれている。フィルムヒンジは、一方では、薄くされた材料セクションによって定められる軸周りに枢動又は旋回するように基本的に設計される。しかし、フィルムヒンジはそれ自体典型的にはかなり弾力のある材料から作られるので、フィルムヒンジもまた、それぞれの外部荷重に応じて、他の方法で動かされ得る、曲げられ得る又はそらされ得る。したがって、切断ユニットは、毛切断機器の切断ユニットのための従来のピボット機構と比べて、はるかに多くの柔軟性を伴って皮膚において案内されることができる。さらに他の実施形態では、4バーリンク機構は、一体成形された射出成形プラスチック部品である。好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピレン及び十分な耐疲労性を有する同様の材料のような、プラスチック樹脂が、一体4バーリンク機構を製造するために使用されるとともに処理され得る。
これに関して、4バーリンク機構は、3次元のニアネットシェイプにされた(near-net shaped)モールド部品であることがさらに好ましく、そのピボットを形成するヒンジは、リンク機構が中立(又は中心に置かれた)位置にあるとき、基本的に付勢されていない。本明細書で使用されるとき、ニアネットシェイプは、さらなる費用のかかる製造プロセスの必要無しに最終形状と同等、又は少なくとも同最終形状に近づくモールド部品の形状と見なされ得る。さらに、中立位置は、荷重がそこに作用していないときにヒンジに想定される位置と見なされ得る。本明細書で使用されるとき、ピボットの付勢されていない状態は、内部張力及び歪が無い又は比較的小さい内部張力及び歪のみが存在する状態と見なされ得る。これは、リンク機構の寿命を、すなわち、動作中にリンク機構が堪え得る負荷サイクルの数を増加させ得る。本明細書で使用されるとき、中立位置は、中央位置とも称され得る。したがって、スタート位置及び/又はエンド位置とも称される、リンク機構のそれぞれの極端な旋回位置では、それぞれの張力が中立位置において相当低い歪レベルに単に加えられるだけであるので、ほんの限られた内部歪及び張力が発生し得る。さらに、全体の張力レベルが概して低くなり得るので、より広範囲の材料が、リンク機構を製造するときに使用され得る。また、(高コスト材料と対照的に)減少した強度及び弾性特性を有し得る低コスト材料、例えば、低コストプラスチックの使用も、この方法では可能にされ得る。
ニアネットシェイプにされた成形リンク機構は、閉じたチェーン(closed chain)とも称され得る閉鎖構造(closed structure)に形成され得る。リンク機構の閉鎖構造は、4バーリンク機構の如何なる隣接するピボットも、4バーリンク機構により互いに直接接続される実施形態を含み得る。対照的に、幾つかの実施形態では、ニアネットシェイプにモールドされたリンク機構は、開放チェーン(open chain)とも称され得る開放構造(open structure)に形成され得る。開放構造は、本明細書で使用されるとき、4バーリンクの4つのピボットの少なくとも2つの隣接するピボットが4バーリンク機構により互いに直接接続されない、すなわち、第1のアーム、第2のアーム、接続バー及びベースの少なくとも1つが、2つのそれぞれ分離した部分から構成される、4バーリンク機構の実施形態と見なされ得る。
代替実施形態では、4バーリンク機構は、射出成形された平らな中間構成から得られる屈曲部として構成されることができ、そのピボットを形成するヒンジは、リンク機構が中立位置にあるとき、基本的に付勢される。したがって、4バーリンク機構を射出成形することは、他の区別される製造ステップ、すなわち、基本的に平らな中間構成を3次元形状に変形させるための曲げ又は変形プロセスを費やして、さらに単純化されることができる。
第1のベースピボットと第2のベースピボットとの間の距離によって定められるベースの長さは、第1の上部ピボットと第2の上部ピボットとの間の距離によって定められる、接続バーの長さより大きいことがさらに好ましくなり得る。仮想ピボット軸pは、このような方法で上方に、好ましくは、上面のレベルの上に又は、言い換えると、皮膚の中に、移動され得る。第1のアーム及び第2のアームは好ましくは、それらのそれぞれのピボットの間の距離によって定められる、実質的に同じ長さを有し得ることは言うまでもない。
少なくとも幾つかの実施形態では、第1のアームと第2のアームの長さの合計は、接続バーとベースの長さの合計より大きいことがさらに有益であり得る。言い換えると、4バーリンク機構は、ダブルロッカー機構として構成され得る。本明細書で使用されるように、それぞれの長さは、典型的には、それぞれのヒンジによって定められる2つの隣接するピボットの間の距離に関連する。4バーリンク機構をダブルロッカー機構として構成することは、特に顔の毛を切るとき、切断ユニットの滑らかな皮膚輪郭追従運動を可能にし得る。
さらなる実施形態によれば、リンクユニットはさらに、4バーリンク機構をスタート位置に付勢する少なくとも1つの付勢要素を有する。これに関して、4バーリンク機構が、遊び無しにスタート位置に付勢されることが特に好ましい。少なくとも1つの付勢要素は、切断ユニットをスタート位置に基本的に永久に付勢する定められた復元力が存在するように定められ得るとともに選択され得る。復元力は好ましくは、切断ユニットが皮膚輪郭において、例えば、その基本的に湾曲した首部分又は顎部分において、案内されるとき、毛切断機器の動作中に容易に克服されるほど十分小さい。したがって、リンクユニットは基本的に、皮膚に対して基本的に自動位置合わせすることができ、さらに、外部荷重又は力が解放された直後に、自己復元し得る。
これに関して、リンクユニットは、第1の付勢要素及び第1の付勢要素の反対側に配置される第2の付勢要素を有することがさらに好ましく、第1の付勢要素は、第1のアームに結合され、第2の付勢要素は第2のアームに結合され、第1の付勢要素及び第2の付勢要素は、第1のアーム及び第2のアームを反対方向に付勢する。第2の付勢要素は、第1の付勢要素によって発生する力が第2の付勢要素によって発生する力より概して大きいように、選択され得る。したがって、4バーリンク機構は、スタート位置に、圧力ばめされる方法で、保持され得る。2つの付勢要素は、それらがスタート位置に僅かに付勢されるように、定められ得るとともに選択され得る。ブレードセットが対応するエンド位置に動かされるとき、少なくとも第1の付勢要素の付勢力、及びしたがって、復元力は、それに従って増加し得る。
少なくとも付勢要素は、ベースに配置されたトーションバースプリングであることがより一層好ましく、トーションバースプリングは、ベースに枢動可能に受けられるトーションバーを有し、トーションバーは、第1の脚部と第2の脚部の間に配置され、第1の脚部はベースに結合され、第2の脚部は、第1のアーム及び第2のアームの一方に結合される。トーションバースプリングの第1の脚部は、回転に抗してベースに固定され得る。この目的を達成するために、それぞれの当接部分がベースに存在し得る。トーションバースプリング、特にそのトーションバーが、第1のアーム及び第2のアームの一方とベースとの間の移行部の近傍に配置されることが特に好ましい。言い換えると、ベース及び接続バーの中心部分は好ましくは、少なくとも1つの付勢要素によって覆い隠されない(not obscured)。したがって、十分な設計スペースが、切断ユニットのブレードセットの可動ブレードをその静止ブレードに対して駆動するように適合される毛切断機器の駆動機構を収容し得る中心部分に設けられる。
この点について、少なくとも1つの端部停止要素は、少なくとも1つの付勢要素と協働することがさらに好ましくなることができ、結果として得られる付勢力は、4バーリンク機構を、少なくとも1つの端部停止要素の少なくとも1つに対して付勢する。この方法では、切断ユニットのための定められたスタート位置が採用され(adopted)得る。この点について、ブレードセットが少なくとも1つの付勢要素によってスタート位置に僅かに付勢された状態で、ブレードセットが、定められたスタート位置と、動作中に少なくとも1つの端部停止要素の他の物によって定められたエンド位置との間で旋回し得ることがさらに好ましくなり得る。少なくとも1つの付勢要素は、外部荷重が除去されるとき、ブレードセットが定められたスタート位置に基本的に自己復帰するように、ブレードセットを絶えず付勢し得る。
少なくとも1つの端部停止要素は、ベースに接続されるとともに、切断ユニットの案内された運動を制限するように配置されることがさらに好ましくなり得る。少なくとも1つの端部停止要素は、特に、第1のアーム及び第2のアーム及び接続バーの少なくとも一つの運動を制限するように配置され得る。少なくとも1つの端部停止要素は、直接又は間接のいずれかで、接続バーの運動を制限するように適切に設計され得る。例えば、少なくとも1つの端部停止要素は、第1のアーム及び第2のアームの少なくとも一方の、好ましくは、それぞれの旋回角を制限するように構成され得る。代替的には、少なくとも1つの端部停止要素は、接続バー、又はそれに取り付けられた切断ユニットに、仮想ピボット軸周りのそれぞれの旋回又は枢動運動を制限するように、直接接触するように構成され得る。
上述の実施形態は、少なくとも1つの端部停止要素が、少なくとも1つの端部停止ビーム(beam)を有する端部停止サポートに配置されることがさらに詳述され、少なくとも1つの端部停止ビームは、少なくとも1つの端面を有し、少なくとも1つの端面は好ましくは、切断ユニットの運動を制限するように切断ユニットの底部側に当接する。好ましくは、2つのそれぞれの端部停止部ブラケットが、切断ユニットの枢動運動を制限するように構成されるリンク機構の反対側の横方向端部に設けられ、それによって、スタート(旋回)位置及びエンド(旋回)位置を定める。基本的に、少なくとも1つの端部停止ビームは、4バーリンク機構から横方向に変位又は離間され得る。少なくとも1つの端部停止ビームは、実質的に上方に延びる端部停止ビームと見なされ得る。
端部停止サポートは、複数の端部停止ビームを有し得る。例えば、第1及び第2の端部停止ビームは、切断ユニットの旋回運動を制限するように配置され得る。これは、切断ユニットに直接当接又は接触することによって、又は、オプションで、4バーリンク機構の接続バーに当接又は接触することによって、実行されることができる。さらに、端部停止サポートは、4バーリンク機構の2つのセクションのそれぞれの第1及び第2のアームと協働するように配置され得る第3及び第4の端部停止ビームをさらに有し得る。第3及び第4の端部停止ビームは、4バーリンク機構のベースに対するそれぞれの第1及び第2のアームの旋回運動を制限するように構成されるそれぞれの接触又は当接面を備え得る。
本開示の他の態様は、モータ、切断ユニット、及び切断ユニットをハウジングに結合するための本開示の原理に従うリンクユニットを収容するハウジングを有する毛切断機器に向けられる。好ましくは、リンクユニット及びそれらのそれぞれの4バーリンク機構は、本明細書で論じられる態様及び実施形態の少なくとも幾つかに従って形成される。
本開示のこれらの及び他の特徴並びに利点は、説明することを意図し且つ開示を限定することを意図しない添付の図面とともに、本開示の特定の実施形態の以下の記載からより完全に理解されるであろう。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下に記載される実施形態から明らかになるとともに同実施形態を参照して説明されるであろう。
毛切断機器に枢動可能に支持され得る切断ユニットの例示的な実施形態が付けられている例示的な電気毛切断機器の概略斜視図を示す。 図1による毛切断機器の切断ユニットのブレードセットの部分斜視底面図である。 図1aの図に対応するさらなる部分斜視底面図であり、ブレードセットの壁部分は主に例示を目的として省略されている。 切断ユニットを枢動可能に支持するための4バーリンク機構の第1の実施形態の斜視図であり、機構は中立位置で示されている。 第1の枢動位置、例えばエンド位置における図2に示されたものと同様の4バーリンク機構の簡略化された部分側面図である。 図3の図に対応するさらなる部分側面図であり、4バーリンク機構は他の位置、例えば、スタート位置で示されている。 ニアネットシェイプ状態で示された4バーリンク機構の他の実施形態の簡略化された側面図を示す。 そこから4バーリンク機構が形成され得る射出成形された中間構成の簡略化された側面図を示す。 図6aに示されるような、基本的に平らな中間構成から形成されている4バーリンク機構のさらなる簡略化された概略側面図である。 毛切断機器の切断ユニットを枢動可能に支持するためのリンクユニットの他の実施形態の簡略化された斜視図であり、リンクユニットはスタート位置で示されている。 図7に示された実施形態の簡略化された側面図である。 毛切断機器の切断ユニットを枢動可能に支持するためのリンクユニットのさらに他の実施形態の簡略化された側面図であり、リンクユニットは中立位置で示されている。 図9に示された実施形態の簡略化された概略部分斜視図であり、基本的に隠されている付勢要素が、主に説明目的のために、示されている。 毛切断機器の切断ユニットを枢動可能に支持するためのリンクユニットのさらに他の実施形態の簡略化された側面図であり、リンクユニットは中立位置で示されている。
図1は、毛切断機器10の例示的な実施形態を、特に電気毛切断機器10を、簡略化された斜視図で概略的に示す。切断機器10は、ハウジング12、ハウジング12に破線ブロック14で示されたモータ、及びハウジング12に破線ブロック16で示された駆動機構を含み得る。モータ14に電力を送るために、少なくとも切断機器10の幾つかの実施形態では、ハウジング12に破線ブロック17で示された、電気バッテリが、例えば、充電式バッテリ、交換可能バッテリ等が設けられ得る。しかし、幾つかの実施形態では、切断機器10は、電源に接続するための電力ケーブルを備え得る。電源コネクタが、(内部)電気バッテリ17に加えて又は同電気バッテリ17の代わりに設けられ得る。
毛切断機器10はさらに、切断ヘッド又は切断ユニット18を有し得る。切断ユニット18において、ブレードセット20が、毛切断機器10に取り付けられ得る。切断ユニット18のブレードセット20は、切断運動を可能にするように、駆動機構16を介してモータ14によって駆動され得る。
切断運動は概して、ブレードセット20の静止ブレード22と可動ブレード24との間の相対運動と見なされることができ、図1a及び1bも参照されたい。一般的に、ユーザは、毛切断機器10を、握り、保持し、毛を切るために移動方向28に毛を通って案内し得る。毛切断機器10は、概して、手で導かれる及び手で操作される電動装置と見なされ得る。さらに、ブレードセット20は、参照数字26によって示される湾曲両矢印で示す、枢動する方法で切断ユニット18に配置されることができる。幾つかの実施形態では、毛切断機器10、又は、より具体的には、ブレードセット20を含む切断ユニット18は、皮膚において成長する毛を切るために皮膚に沿って通過することができる。皮膚の近くで毛を切るとき、基本的に、シェービング動作が、皮膚のレベルでの切断(又はチョッピング(chopping))を目指して実行されることができる。しかし、刈り込み(clipping)(又はトリミング)動作もまた想定されることができ、ブレードセット20を有する切断ユニット18は、皮膚に対する所望の距離で経路に沿って通過する。
毛を通って案内又は導かれるとき、ブレードセット20を含む毛切断機器10は典型的には、図1の参照数字28によって示される共通移動方向に沿って動かされる。これに関して、毛切断機器10が典型的には手動で案内され且つ動かされるとすれば、移動方向28はしたがって、必ずしも、正確な幾何学的な基準として解釈されなくてもよく、毛切断機器10及びブレードセット20を備えるその切断ユニット18の向きに対して固定された定義及び関係を有さなくてもよいことは、言及する価値がある。すなわち、皮膚において切られることになる毛に対する毛切断機器10の全体的な向きは、多少非定常として解釈され得る。しかし、説明目的のために、(想像上の)移動方向28が、毛切断機器10の構造的な特徴を記載するための手段として以下で役立ち得る座標系の主な中心面に平行(又は概して平行)であることが、適正に想定されることができる。
参照の便宜上、座標系が、図1乃至10の幾つかに示されている。例として、デカルト座標系X−Y−Zが図1に示されている。それぞれの座標系のX軸は、本開示のために、概して長さに関連付けられる概して長手方向に延びる。座標系のY軸は、本開示のために、幅に関連付けられる横(又は横断)方向に延びる。座標系のY軸は、説明のために、少なくとも幾つかの実施形態において、概して垂直方向と称される、高さ(又は垂直)方向に延びる。座標系の毛切断機器10の特性及び/又は実施形態との関連性は、主に説明目的で提供されており、限定する方法で解釈されるものではないことは言うまでもない。当業者は、異なる向きを含む代替実施形態、それぞれの図面及び説明に直面するとき、本明細書に提供された座標系を容易に変換及び/又は移動し得ることが理解されるべきである。
図1a及び1bは、図1に例示的に示されている切断ユニット18のブレードセット20の部分詳細図を示す。ブレードセット20は、静止ブレード22及び可動ブレード24を有する。例として、ブレードセット20は、少なくとも1つの基本的に長手方向に延びる先導(leading)エッジ又は切断エッジ29を有し得る。ブレードセット20は、互いに方向に離間される2つの切断エッジ29a、29bを有することが好ましい。切断エッジ29a、29bは、方向と基本的に平行である移動方向28に互いに離間され得る。静止ブレード22及び可動ブレード24は、基本的に平らな形状を有し得る。静止ブレード22が可動ブレード24を収容するとともに案内するように構成されることが特に好ましい。言い換えると、静止ブレード22は、可動ブレード24のためのシェル又はケージと見なされ得る。静止ブレード22は、横方向Yに直角な平面の中で見るとき、特に、少なくとも1つの切断エッジにおいて、基本的にU形状である、断面を有し得る。U形状形態は、第1の脚部及び第2の脚部を有し得る。第1の脚部と第2の脚部との間に、可動ブレード24のための案内スロットが画定され得る。可動ブレード24は、静止ブレード22に対する長手方向運動のために、静止ブレード22の中に収容されるとともに案内されることができる。可動ブレード24及び静止ブレード22は、ハサミ様動作で毛を切ることを可能にするそれらの切断エッジにおいてそれぞれの歯を有し得る。静止ブレード22は基本的に、毛を切るとき皮膚を向くそれらの側部において、及び少なくとも部分的に、毛を切るとき皮膚から離れ方を向くそれらの側部において、可動ブレード24を囲む。
ブレードセット20をシェービング動作に適切に適合させるために、ブレードセット20の全体的な高さ(又は厚さ)、が、少なくとも、少なくとも1つの切断エッジにおいて、比較的小さいことが好ましい。特に、静止ブレード22の皮膚側部分が比較的小さい厚さを有することが好ましい。一層好ましくは、皮膚を向く静止ブレード部分の厚さは、少なくとも切断エッジにおいて、皮膚から離れる方を向く静止ブレード部分の厚さより著しく小さい。毛切断機器10のための例示的なブレードセット20は、約0.3mmから約0.75mmの範囲の全高又は厚さを有し得る。静止ブレード22の皮膚を向く部分の高さ又は厚さは、少なくとも、少なくとも1つの切断エッジにおいて、約0.04mmから約0.25mmの範囲にあり得る。皮膚から離れる方を向く静止ブレード部分の高さ又は厚さは、約0.08mmから約0.4mmの範囲にあり得る。可動ブレード24の高さ又は厚さは、少なくとも、少なくとも1つの切断エッジにおいて、約0.05mmから約0.5mmの範囲にあり得る。可動ブレード24の高さは基本的に、可動ブレード24のために静止ブレード22によって画定される案内スロットの高さに対応し得る。
ブレードセット20を含む切断ユニット18は、毛切断機器10のハウジングで枢動する又は枢動可能に支持されることが特に好ましい。この目的のために、本開示の原理に従うリンクユニット30が用いられ得る。これに関して、図2、3及び4が参照される。図2は、切断ユニット18を支持するように構成されるリンクユニット30の第1の実施形態の斜視図を示す。リンクユニット30は、図1を参照して、毛切断機器10のブレードセット20とハウジング12との間に配置される4バーリンク機構32を有し得る。さらに図2を参照すると、リンクユニット30はさらに、さらに詳述され、第1のリンクセクション34及び第2のリンクセクション36を有して例示的に示されている。第1のリンクセクション34及び第2のリンクセクション36は、横方向Yに互いに離間され得る。しかし、幾つかの実施形態では、4バーリンク機構32は基本的に単一のリンクセクションを有することが想定され得る。4バーリンク機構32は、Y軸に基本的に平行である、したがって、少なくとも1つの切断エッジ29a、29bに基本的に平行である、(仮想)軸p周りの切断ユニット18の旋回又は枢動運動を可能にするように構成されることができ、これに関して図9も参照されたい。動作の間の、例えば、実際の皮膚輪郭に追従するときの、結果として得られる旋回運動が、図3及び4にそれぞれ両矢印26によって示される。図4は、第1の位置、特にエンド位置を示し得る。図3は、第2の位置、特にスタート位置を示し得る。
4バーリンク機構32、又は、幾つかの実施形態では、それらの各リンクセクション34、36は、ベース38を有し得る。図2、3及び4に示された例示的な実施形態によれば、ベース38は、第1のベース部分40a及び第2のベース部分40bを有し得る。ベース部分40a及び40bは、方向に互いに離間され得る。概して、ベース38は、基本的にベース38とハウジング12との間の相対運動が許容されないように、動作中の無視できない遊びなしに毛切断機器10のハウジング12に結合又は接続され得る。4バーリンク機構32又はそれらの各リンクセクション34、36はさらに、第1のアーム42及びそれぞれの第2のアーム44を有し得る。第1のアーム42及び第2のアーム44は、方向に互いに離間され得る。さらに、接続バー46が設けられることができ、そこに、切断ユニット18のブレードセット20が接続又は結合される。4バーリンク機構32のそれぞれの部材は、それぞれのピボット48、50、52、54によって移動可能又は枢動可能に接続され得る。第1のベースピボット48は、第1のアーム42及びそれらのそれぞれのベース部分40aに関するベース38を接続するように配置され得る。第2のベースピボット50は、第2のアーム44及びベース38又はそのそれぞれのベース部分40bに接続するように配置され得る。第1の上部ピボット54は、第1のアーム42及び接続バー46を接続するように構成され得る。同様に、第2の上部ピボット54は、第2のアーム44及び接続バー46を接続するように構成され得る。したがって、上部ピボット52、54は、ベースピボット50、52から垂直方向Zに離間され得る。
ピボット48、50、52、54の、少なくとも1つ、より好ましくは、それぞれは、リビングヒンジとして構成され得る。特に、ピボット48、50、52、54は、フィルムヒンジとして構成され得る。言い換えると、それらの間に置かれたピボット48、50、52、54を含む、ベース部分40a、40bを含むベース38、第1のアーム42、第2のアーム44及び接続バー46は、単一ピースとして一体に製造されることができ、図3及び4も参照されたい。例えば、4バーリンク機構32は、単一の射出成形された部品として形成され得る。図2に最も良く見ることができるように、第1のリンクセクション34及び第2のリンクセクション36もまた一体に形成され得る。しかし、代替では、第1のリンクセクション34及び第2のリンクセクション36のそれぞれは、別個の一体成形された部品として形成され得る。
図2からさらに見ることができるように、接続バー46はさらに、少なくとも1つの側部アーム56を、特にブレードセット20に結合され得る第1の側部アーム56a及び第2の側部アーム56bを有し得る。側部アーム56a、56bのそれぞれは、接続バー46から外向きに延び得る。少なくとも1つの側部アーム56a、56bは、接続バー46に及びブレードセット20に対して傾斜し得る。これに関して、本明細書で論じられ且つ記載されるように、構造的な特徴及び関係が、別段の指示がない限り、例えば、図2、5及び9に示されるように、リンクユニット30の中立位置(又は中心にされた位置)を典型的に示し得ることは言うまでもない。
図2はさらに、相対リミット停止装置と見なされ得るオプションのリミット停止装置を示す。リミット停止装置は、少なくとも1つの接触タブ58、60を有する。図2から見ることができるように、2つの対応する接触タブ58、60が設けられ得る。第1の接触タブ58は、第1のアーム42に設けられ、そこから突出する。第2の接触タブ60は、接続バー46に、又はより具体的には、方向に突出する方法でその第1の側部アーム56aに設けられ得る。接触タブ58、60のそれぞれは、対向する構成要素のそれぞれの接触面と協働し得る。接触タブ58、60は、第1の上部ピボット52を定めるヒンジによって定められるピボット軸周りの接続バー46と第1のアーム42との間の相対ピボット運動を制限するように、協働し得る。第1の接触タブ58及び第2の接触タブ60が互いに接触又は当接するとき、接触タブ58及び接触タブ60によって定められる限度を超える4バーリンク機構32の一般的な運動も基本的に妨げられる。この方法では、ピボット48、50、52、54における過度な歪が回避されることができるので、4バーリンク機構32の過度な運動を妨げることは有益である。さらに、切断ユニット18は、動作中の皮膚刺激のリスク又は皮膚を切るリスクさえ増加させるかもしれない、望ましくない向き、例えば、過大な旋回角度を取ることを防ぐことができる。好ましくは、接触タブ58、60の少なくとも2つのペアが、リンク機構32に設けられる(図2に明示的に示されていない)。
特に図5を参照すると、4バーリンク機構32aの代替実施形態が、示されるとともにさらに詳述される。図2に示される4バーリンク機構32と同様に、図5に示される4バーリンク機構32aは、それぞれの第1及び第2のベースピボット48、50並びに第1及び第2の上部ピボット52、54によって結合される、ベース38、第1のアーム42、第2のアーム44及び接続バー46を有する。図2に示された実施形態と対照的に、ベース38は、第1のベースピボット48及び第2のベースピボット50を連続的に(又は直接)接続する一体構成要素として形成される。図5に例示された4バーリンク機構32aは、閉鎖構成又は閉鎖チェーンとして構成される。対照的に、図2に例示された4バーリンク機構32は、開放構成又は開放チェーンとして形成される。さらに図5を参照して、4バーリンク機構32aがさらに詳述される。端部停止装置が設けられ、機構32aの第1のアーム側に接触タブ58a、60aの第1のペアを追加する。端部停止装置はさらに、機構32aの第2のアーム側に配置された接触タブ58b、60bの第2のペアをさらに有する。したがって、4バーリンク機構32aの枢動運動は、スタート位置とエンド位置との間で前に動くとき及び後ろに動くときの両方で、制限されることができる。
1つの実施形態では、図5に示される4バーリンク機構32aは、特に、3次元ニアネットシェイプにされたモールド部品として、射出成形されることが特に好ましい。したがって、4バーリンク機構32a及びそれぞれのリンクユニットは、成形プロセスの後に容易に設置され得る。高価な仕上げ加工ステップ、アライメントステップ及び努力を要する組立ステップがこの方法で止められることができる。
しかし、幾つかの代替実施形態では、他の製造アプローチが追及され得る。図6aに最も良く示されるように、4バーリンク機構32の前駆体又は中間部品が、概して平らな中間構成62として、形成、特に射出成形され得る。中間構成62は、少なくとも1つの薄くされた凹所64を有し得る。少なくとも1つの薄くされた凹所64は、後に、4バーリンク機構32のそれぞれのピボット48、50、52、54を画定し得る。図6aの最初に基本的に平らな中間構成62は、図6bに進んだ製造段階で示されている。中間構成62を変形させる、特に曲げることによって、4バーリンク機構32の基本的に3次元形状が達成され得る。図6bはさらに、4バーリンク機構32の例示の開放チェーン構成を示す。
図7及び図8は、リンクユニット30aの他の代替実施形態を示す。リンクユニット30aは、図1乃至6bに示された実施形態の原理の少なくとも幾つかに従って基本的に形成された4バーリンク機構32bを有し得る。しかし、4バーリンク機構32bは、接続バー46が、又は言い換えると、その上部結合部分が、切断ユニット18自体によって形成され得るという点でそれらと異なり得る。言い換えると、4バーリンク機構32bは、第1の上部ピボット52を介して第1のアーム42に結合された第1の接続アーム66a及び第2の上部ピボット54を介して第2のアーム44に結合された第2の接続アーム66bを有し得る。第1の接続アーム66a及び第2の接続アーム66bは、切断ユニット18を介して互いに(仲介して)固定して接続される。より具体的には、第1の接続アーム66a及び第2の接続アーム66bは、基本的に相対運動を妨げられる。この実施形態はさらに、4バーリンク機構32bを2つの方向に離間した部品に分割することを可能にし得る。
リンクユニット30aはさらに、絶対端部停止装置を有する。端部停止装置は、端部停止サポート68を有し得る。端部停止サポート68は、少なくとも1つの端部停止ビーム70、72を有し得る。好ましくは、外側端部停止ビーム70の第1のペアが、設けられる。それに応じて、内側端部停止ビーム72の第2のペアが、設けられる。端部停止ビーム70は、それぞれの旋回又は枢動運動を制限するように、接続バー46と直接又は間接的に協働するように配置され得る。端部停止ビーム72は、それぞれの旋回又は枢動運動を制限するように、第1のアーム42及び第2のアーム44の少なくとも一方と協働するように構成され得る。少なくとも1つの端面74a、74bが、端部ビーム70に設けられ得る。少なくとも1つの端面76a、76bが、端部ビーム72に設けられ得る。
端部ビーム70の少なくとも1つの端面74a、74bは、接続バー46に付随するそれぞれの接触面と接触又は当接するように配置され得る。端部ビーム72の少なくとも1つの端面76a、76bは、第1のアーム42及び第2のアーム44の少なくとも一方で対応する接触面と接触又は当接するように配置され得る。図7及び8に示された絶対端部停止装置は、過度な運動が、4バーリンク機構32bの可動構成要素から分離している外部構成要素によって制限されることができる限りにおいて、有益であり得る。図7及び図8の両方は、スタート位置における4バーリンク機構32bを示している。
特に図9及び図10を参照すると、リンクユニット30bのさらに他の例示的な実施形態が、例示されている。リンクユニット30bは、図2に示された4バーリンク機構32の実施形態に基本的に対応し得る4バーリンク機構32を有し得る。それを別として、リンクユニット30bはさらに、少なくとも1つの付勢要素80a、80bを有する。特に、第1のアーム42に関連付けられる第1の付勢要素80aが設けられ得る。第1の付勢要素80aは、第1のアーム42を第1の付勢方向82aに付勢するように構成され得る。幾つかの実施形態では、第2のアーム44に関連付けられる第2の(サポート)付勢要素80bが設けられ得る。第2の付勢要素80bは、第2のアーム44を第2の付勢方向82bに付勢するように構成され得る。第1の付勢方向82a及び第2の付勢方向82b、付勢要素80a、80bは、第1のアーム42及び第2のアーム44を反対方向82a、82bに基本的に付勢し得る。付勢要素80aは、4バーリンク機構32が、動作しているとき、枢動した後図8に示されるスタート位置に戻ることを確実にし得る。付勢要素80aは、リンク機構32の基本的に遊び無しの支持を確実にし得る。
図10から概略的に見ることができるように、少なくとも1つの付勢要素80a、80bは、例えば、トーションバースプリング80として構成され得る。トーションバースプリング80は、トーションバー84並びに、トーションバー84のそれぞれの端部に設けられた第1の脚部86及び第2の脚部88を有し得る。第1の付勢要素80a及び第2の付勢要素80bの同様の配置の側面図が、図9に示されている。
特に、トーションバースプリング80のトーションバー84は、ベース38に取り付けられることができる。さらに、第1の脚部86は、トーションバー84による過度な発見に関する望ましくない回転に抗してベース38に固定され得る。トーションバースプリング80は、トーションバー84をベース38に取り付け、第1の脚部86をベース38に固定すると、第2の脚部88が第1のアーム42に対して付勢することができるように、設計され且つ形成され得る。
図9から最も良く見ることができるように、少なくとも1つの付勢要素80a、80bは、4バーリンク機構32のそれぞれの第1のアーム42及び第2のアーム44の近傍に又は近接して配置され得る。したがって、リンク機構32の中心部分は、十分な設計空間が、切断ユニット18のブレードセット20の可動ブレードを駆動するために設けられるように、空いている且つ妨害が無い状態に保たれることができる。リンクセクション34、36(図2を参照)のそれぞれが、リンク機構をスタート位置に付勢するように構成されるそれぞれの第1の付勢要素80aに関連付けられることがさらに想定され得る。
図9からさらに見ることができるように、4バーリンク機構32は、少なくとも幾つかの好適な実施形態において、定められる結果的に得られる仮想ピボット軸pが少なくとも1つの歯付き切断エッジ29a、29bと基本的に平行であるように設計されることができ、図1a及び1bも参照されたい。さらに、4バーリンク機構32は、少なくとも図9に示された中立位置において、皮膚に向かう垂直方向Zにブレードセット20の皮膚を向く側からオフセットされるピボット軸pを含むように構成され得る。皮膚を向く側は、本開示の目的のために、上面90とも称され得る。対応するオフセット寸法lが、図9に示されている。言い換えると、4バーリンク機構32の(仮想)ピボット軸pは、幾つかの実施形態において、皮膚「の中に」移され得る。これはシェービング性能をさらに向上させ得る。このような構成は、従来の実際の構造的ピボット装置で達成することができない。しかし、幾つかの代替実施形態では、仮想ピボットpは、皮膚レベルの上に、すなわち、上面90のレベルの下に、配置され得る。ピボットオフセット寸法lは、少なくとも中立位置において、約−2.0mmから約+5.0mmの範囲に、好ましくは、約−1.0mmから約+2.0mmの範囲に、より好ましくは、約+0.25mmから約+0.75mmの範囲にあることが好ましい。本明細書で使用されるとき、+(プラス)は、ピボット軸pが上面90のレベルの上に位置する、すなわち、皮膚「の中に」移される、配置を示す。対照的に、−(マイナス)は、ピボット軸pが上面90のレベルの下に、すなわち皮膚の上に、位置する、配置を示す。
特に図11を参照すると、毛切断機器10の毛切断ユニット及びハウジング12(図1も参照)を枢動可能に接続するためのリンクユニット30cの他の代替実施形態が、示されるとともに、さらに詳述される。リンクユニット30cは、少なくとも1つのピボットジョイントを備える4バーリンク機構32aを有し、この少なくとも1つのピボットジョイントは、例えば少なくとも1つのそれぞれの別個のピボットシートを介して、2つの結合されることになる要素と協働するピボットピンを有し得る。ピボットピンは、少なくとも1つのピボットシートで受けられることができる。ピボットピン及びピボットシートは、ピボットベアリングを定めるように、協働し得る。
4バーリンク機構32aは、ベース38a、第1のアーム42a、第2のアーム44a、及び接続バー46aを有する。ベース38aは、そのベース端部において、第1のアーム42aと第2のアーム44aとの間に置かれる。接続バー46aは、その上部端部において、第1のアーム42aと第2のアーム44aとの間に置かれる。ベース38aと第1のアーム42aとの間に、第1のベースピボット又はベースピボットジョイント48aが設けられ得る。ベース38aと第2のアーム44aとの間に、第2のベースピボット又はベースピボットジョイント50aが設けられ得る。接続バー46aと第1のアーム42aとの間に、第1の上部ピボット又は上部ピボットジョイント52aが設けられ得る。接続バー46aと第2のアーム44aとの間に、第2の上部ピボット又は上部ピボットジョイント54aが設けられ得る。ピボット48a、50a、52a、54aの少なくとも1つがリビングヒンジとして設けられ得ることは言うまでもない。しかし、図11に示された実施形態に関連して、ピボット48a、50a、52a、54aのそれぞれが、両方のそれぞれの結合されることになる要素と一体に形成されていない少なくとも1つの別個の部品を有する組立てられたピボットジョイントであることが好ましくなり得る。
図11の4バーリンク機構32aはまた、図11に示された中立位置(又は中央位置)において、上で論じられたような、ピボットオフセット寸法loだけブレードセット20の上面90からオフセットされる仮想ピボット軸pを定め得る。
本発明の例示的な実施形態が、部分的に添付の図面を参照して、上に記載されているが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことが理解されるべきである。開示された実施形態に対する変形形態は、当業者によって、図面、明細書、及び添付の請求項の検討から、理解されるとともに、請求項に記載された発明を実施する際に実施されるであろう。本明細書全体を通して「1つの実施形態」又は「一実施形態」との言及は、実施形態に関連して記載されている特定の特徴、構造又は特性が、本開示による、静止ブレード、ブレードセット等の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体に亘って様々な場所において出現する「1つの実施形態では」又は「一実施形態では」との表現は、必ずしも全て同じ実施形態を指しているわけではない。さらに、1又は複数の実施形態の特定の特徴、構造、又は特性は、新しい、明示的に記載されていない実施形態を形成するために、任意の適切な態様で組み合わされ得ることが留意される。
請求項において、用語“有する”は他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞“a”又は“an”は複数を除外しない。単一の要素又は他のユニットは、請求項に記載の幾つかの項目の機能を満たし得る。特定の手段が相互に異なる従属項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。
請求項における如何なる参照符号もその範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (17)

  1. 毛切断機器のための切断ユニット及びリンクユニットであって、前記切断ユニットは、前記リンクユニットによって前記毛切断機器のハウジングに結合されるように構成され
    前記切断ユニットは、静止ブレード、可動ブレード及び少なくとも1つの基本的に長手方向に延びる切断エッジを有するブレードセットを有し、前記静止ブレードは、前記静止ブレードに対する長手方向運動のために前記可動ブレードを収容するとともに案内するように構成され、
    前記静止ブレードは、横方向に対して直角な平面視で、前記少なくとも1つの切断エッジにおいて、U形状である断面を有し、前記U形状の形態は、第1の脚部及び第2の脚部を有し、前記可動ブレードのための案内スロットが、前記第1の脚部と前記第2の脚部との間に設けられ、前記静止ブレードは、前記可動ブレードを、毛を切るとき皮膚を向くその側部で、及び、少なくとも部分的に、毛を切るとき前記皮膚から離れる方を向くその側部で、基本的に囲み、
    前記リンクユニットは、4バーリンク機構を有し、
    前記4バーリンク機構は、第1のアーム及び前記第1のアームの反対側の第2のアームを有し、前記第1のアームは、ベースに結合される第1のベースピボットを有し、前記第2のアームは、前記ベースに結合される第2のベースピボットを有し、前記第1のベースピボット及び前記第2のベースピボットは、定められた距離を置いて前記ベースに配置され、前記第1のアームはさらに、接続バーに結合される第1の上部ピボットを有し、前記第2のアームはさらに、前記接続バーに結合される第2の上部ピボットを有し、前記接続バーは、動作中、前記切断ユニットが前記リンク機構によって枢動可能に支持されるように、前記切断ユニットに結合されるよう構成され、
    前記切断ユニット及び前記リンクユニットは、前記4バーリンク機構の望ましくない運動を妨げるための少なくとも1つの端部停止要素をさらに有し、
    前記少なくとも1つの端部停止要素は、前記第1のアーム、前記第2のアーム及び前記接続バーの少なくとも1つにおいて、少なくとも1つの突出接触タブ、並びに前記第1のアーム、前記第2のアーム及び前記接続バーの他の1つにおいて、少なくとも1つの対応する接触面を有し、前記少なくとも1つの突出接触タブ及び前記少なくとも1つの対応する接触面は、前記第1及び前記第2のアームと前記接続バーとの間の最大相対回転を定めるようになる、
    切断ユニット及びリンクユニット。
  2. 前記4バーリンク機構は、前記切断ユニットのための仮想ピボットを定め、前記仮想ピボットは、前記切断ユニットの前記切断エッジに実質的に平行である仮想ピボット軸を有する、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  3. 前記ピボット軸は、取り付けられるとき、前記毛切断機器の前記ハウジングから離れる方を向く前記切断ユニットの上面の近くに配置され、前記ピボット軸は、前記上面から、前記4バーリンク機構の中立位置において、前記上面の高さより下及び上に、−2.0mmから+5.0mmの間の範囲のピボットオフセット寸法だけオフセットされる、
    請求項2に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  4. 前記ピボット軸は、取り付けられるとき、前記毛切断機器の前記ハウジングから離れる方を向く前記切断ユニットの上面の近くに配置され、前記ピボット軸は、前記上面から、前記4バーリンク機構の中立位置において、前記上面の高さより下及び上に、−1.0mmから+2.0mmの間の範囲のピボットオフセット寸法だけオフセットされる、
    請求項2に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  5. 前記ピボット軸は、取り付けられるとき、前記毛切断機器の前記ハウジングから離れる方を向く前記切断ユニットの上面の近くに配置され、前記ピボット軸は、前記上面から、前記4バーリンク機構の中立位置において、前記上面の高さより下及び上に、+0.25mmから+0.75mmの間の範囲のピボットオフセット寸法だけオフセットされる、
    請求項2に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  6. 少なくとも前記第1のアーム、前記第2のアーム及び前記接続バー並びにそれらのそれぞれの前記ベースピボット及び前記上部ピボットは、単一ピースとして一体に形成される、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  7. 前記4バーリンク機構の全てのピボットが、リビングヒンジとして構成される、
    請求項に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  8. 前記4バーリンク機構は、一体に形成された射出成形プラスチック部品である、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  9. 前記4バーリンク機構は、3次元のニアネットシェイプにされたモールド部品であり、その前記ピボットを形成するヒンジは、前記リンク機構が中立位置にあるとき、基本的に付勢されていない、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  10. 前記第1のベースピボットと前記第2のベースピボットとの間の距離によって定められる前記ベースの長さは、前記第1の上部ピボットと前記第2の上部ピボットとの間の距離によって定められる、前記接続バーの長さより大きい、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  11. 前記4バーリンク機構を定められたスタート位置に付勢する少なくとも1つの付勢要素をさらに有する、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  12. 前記少なくとも1つの付勢要素は、前記ベースに配置されたトーションバースプリングであり、前記トーションバースプリングは、前記ベースに枢動可能に受けられるトーションバーを有し、前記トーションバーは、第1の脚部と第2の脚部の間に配置され、前記第1の脚部は前記ベースに結合され、前記第2の脚部は、前記第1のアーム及び前記第2のアームの一方に結合される、
    請求項11に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  13. 前記少なくとも1つの端部停止要素は、少なくとも1つの付勢要素と協働し、結果として得られる付勢力が、前記4バーリンク機構を、前記少なくとも1つの端部停止要素の少なくとも1つに対して付勢する、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  14. 前記少なくとも1つの端部停止要素は、前記ベースに接続されるとともに、前記切断ユニットの運動を制限するように配置される、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  15. 前記少なくとも1つの端部停止要素は、少なくとも1つの端部停止ビームを有する端部停止サポートに配置され、前記少なくとも1つの端部停止ビームは、少なくとも1つの端面を有し、前記少なくとも1つの端面は、前記切断ユニットの運動を制限するように前記切断ユニットの底部側に当接する、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  16. 前記少なくとも1つの端部停止要素は、前記ベースに結合されるとともに、前記第1のアーム、前記第2のアーム及び前記接続バーの少なくとも1つの運動を制限するように配置される、
    請求項1に記載の切断ユニット及びリンクユニット。
  17. モータを収容するハウジング、切断ユニット、並びに前記切断ユニット及び前記ハウジングを結合するためのリンクユニット、を有する、毛切断機器であって、前記リンクユニットは、4バーリンク機構を有し、
    前記4バーリンク機構は、第1のアーム及び前記第1のアームの反対側の第2のアームを有し、前記第1のアームは、ベースに結合される第1のベースピボットを有し、前記第2のアームは、前記ベースに結合される第2のベースピボットを有し、前記第1のベースピボット及び前記第2のベースピボットは、定められた距離を置いて前記ベースに配置され、前記第1のアームはさらに、接続バーに結合される第1の上部ピボットを有し、前記第2のアームはさらに、前記接続バーに結合される第2の上部ピボットを有し、前記接続バーは、動作中、前記切断ユニットが前記リンク機構によって枢動可能に支持されるように、前記切断ユニットに結合されるよう構成され、
    前記切断ユニット及び前記リンクユニットは、前記4バーリンク機構の望ましくない運動を妨げるための少なくとも1つの端部停止要素をさらに有し、
    前記少なくとも1つの端部停止要素は、前記第1のアーム、前記第2のアーム及び前記接続バーの少なくとも1つにおいて、少なくとも1つの突出接触タブ、並びに前記第1のアーム、前記第2のアーム及び前記接続バーの他の1つにおいて、少なくとも1つの対応する接触面を有し、前記少なくとも1つの突出接触タブ及び前記少なくとも1つの対応する接触面は、前記第1及び前記第2のアームと前記接続バーとの間の最大相対回転を定めるようになる、
    毛切断機器。
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