JP6316116B2 - 太陽光発電システムモニター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光発電システムモニター装置に関する。
近年、地球温暖化の原因となるCO2の排出量削減問題や、いずれ枯渇が予想される化石燃料に対する代替エネルギーへの関心が高まり、中でも、クリーンでかつ無尽蔵のエネルギー源である太陽光による太陽光発電システムが注目を集めている。このような太陽光発電システムに接続して、その発電状況を示すデータである発電電力情報などを表示するモニター装置なども市販されている。
モニター装置が表示する主な情報としては、太陽光モジュールによって発電されパワーコンディショナによって直流から交流に変換されて得られる発電電力情報、電力会社との売買電力情報、及び家庭内で使われる消費電力情報がある。これら発電電力情報、売買電力情報、消費電力情報は計測装置にて計測された後、モニター装置へ送られて表示されるのが一般的な形態となっている。
例えば、特許文献1においては、計測装置に接続して各種電力データを取得する従来の方法ではなく、パワーコンディショナに直接接続して発電電力を取得する方法が開示されている。
特開2002−135981公報
しかしながら、上記特許文献1においては、計測装置に接続して各種電力データを取得する方法、及びパワーコンディショナに直接接続して発電電力を取得する方法が示されているが、1つのハードウェア構成のモニター装置でそれら2つのタイプの方法を実現しているわけではない。従って、購入時にどちらか一方のタイプを選択する必要があり、製品としての柔軟性に欠けていた。また開発メーカーとしても2つのタイプを別々に設計して製造する必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1つのハードウェア構成で、計測装置に接続して発電電力情報、売買電力情報、消費電力情報を取得するケースと、パワーコンディショナに直接接続して発電電力情報のみを取得するケースとのどちらにも対応することが可能な太陽光発電システムモニター装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、太陽電池アレイに接続されたパワーコンディショナと、電源及び前記パワーコンディショナに接続され、前記太陽電池アレイによる発電電力、前記電源への売電電力、前記電源からの買電電力及び負荷での消費電力を求める計測装置と、に接続可能な太陽光発電システムモニター装置であって、電力情報を表示する表示手段と、前記パワーコンディショナ又は前記計測装置のいずれか一方を接続先に選択する接続方式選択手段と、を備え、前記計測装置が前記接続先に選択された場合は、前記計測装置が求めた前記発電電力、前記売電電力、前記買電電力、及び前記消費電力を前記表示手段に表示し、前記パワーコンディショナが前記接続先に選択された場合は、前記パワーコンディショナから得た前記発電電力を前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、1つのモニター装置による最小限の構成によって、発電電力情報、売買電力情報、及び消費電力情報のすべてを表示するシステムと、発電電力情報のみ表示するシステムとに対応できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置と、太陽光発電システム及び住宅内分電盤との接続構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置の処理フローを示す図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置において接続方式の設定を行うために入出力部の画面に表示される[接続方式の設定]画面の様子を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態2にかかる太陽光発電システムモニター装置と、太陽光発電システム及び住宅内の分電盤との接続構成を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2にかかる太陽光発電システムモニター装置の処理フローを示す図である。 図6は、本発明の実施の形態2にかかる太陽光発電システムモニター装置の詳細な処理フローを示す図である。 図7は、本発明の実施の形態3にかかる太陽光発電システムモニター装置と、太陽光発電システム及び住宅内の分電盤との接続構成を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態3にかかる計測装置の動作フローを示す図である。
以下に、本発明にかかる太陽光発電システムモニター装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置7と、太陽光発電システム及び住宅内の分電盤3との接続構成を示す図である。
太陽光発電システムは、太陽電池アレイ1及びパワーコンディショナ2を備える。太陽電池アレイ1は、複数枚の太陽電池モジュールを住宅の屋上などに設置し、それらを直列又は並列に接続して構成したものである。太陽電池アレイ1には、それぞれパワーコンディショナ2が接続されている。図1の例では、太陽光発電システムとして複数の太陽電池アレイ1、及びそれぞれに接続される複数のパワーコンディショナ2が示されている。
太陽電池アレイ1は、太陽光を受けて発電し、直流電力を発生させる。パワーコンディショナ2は、太陽電池アレイ1で発生した直流電力を、交流電力へ変換する。パワーコンディショナ2の出力線5は、分電盤3に接続されている。太陽光発電システムからの交流電流は、分電盤3内の分岐ブレーカー30,32,33を経由して、住宅内の電気機器4で消費される。
曇天時や雨天時など、太陽光発電システムの発電電力が少ない場合、又は夜間など発電できない場合には、商用電源11などの系統電源から分電盤3を経由して電力が各電気機器4に供給される。即ち、買電が行われる。逆に、太陽光発電システムの発電電力が、そのときに住宅内の電気機器4で消費されている全消費電力より多い場合は、その余剰分は分電盤3を経由して商用電源11に逆潮流される。即ち、売電が行われる。
計測装置6は、太陽光発電システムモニター装置7と接続している。計測装置6は、通信線8を介してパワーコンディショナ2と接続し、分電盤3内に装着された売買電力検出用電流センサ9とも接続している。また、計測装置6は電力線10を介して分電盤3から給電されている。
太陽光発電システムモニター装置7は、接続方式選択手段である接続方式設定手段71、計測装置接続手段73、発電電力取得手段731、発電電力表示手段732、売買電力取得手段733、売買電力表示手段734、消費電力取得手段735、消費電力表示手段736、パワーコンディショナ直接接続手段74、発電電力直接取得手段741、及び発電電力直接表示手段742を備えている。
さらに、太陽光発電システムモニター装置7は、キーボード及びマウスなどが接続されたモニター、液晶ディスプレイ(LCD)、又はタッチパネルなどの、表示手段である画面を有した入出力部75を備えている。
ユーザは、接続方式設定手段71により、太陽光発電システムモニター装置7が計測装置6から電力データを取得するのか、又は、パワーコンディショナ2から電力データを直接取得するのかについて、太陽光発電システムモニター装置7と計測装置6又はパワーコンディショナ2との接続を切り替えることにより設定することが出来る。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置7の接続方式に従って各種電力情報を取得及び表示する処理フローを示す図である。このフローは数秒〜数時間程度の一定間隔、即ち、太陽光発電システムモニター装置7での表示更新の間隔で実行される。図3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置7において接続方式の設定を行うために入出力部75の画面に表示される[接続方式の設定]画面の様子を示す図である。以下、この処理フローに従い太陽光発電システムモニター装置7の動作を説明する。
具体的には、ユーザは、キーボード、マウス又はタッチパネル等を介して入出力部75の画面に表示されるメニューから図3の[接続方式の設定]画面を表示させて、「計測装置」又は「パワーコンディショナ」のいずれかを選択することにより接続方式を選択することができる。まず、ユーザが「計測装置」又は「パワーコンディショナ」のいずれかを選択することにより、接続方式設定手段71が接続方式を設定する(ステップS101)。図2のステップS101においては、「計測装置」が選択された場合を例えば「Yes」とし、「パワーコンディショナ」が選択された場合を例えば「No」とする。
ユーザが入出力部75を介して、接続方式設定手段71により計測装置6を選択した場合は、図2のステップS101においてYesと判定され、太陽光発電システムモニター装置7は、接続先を計測装置6と認識し、計測装置6と通信を行う。具体的には、計測装置接続手段73は接続方式設定手段71の指示により計測装置6と接続して通信する。計測装置6及び計測装置接続手段73は、互いのデータを有線通信又は無線通信によってやり取りする。
計測装置6は、パワーコンディショナ2及び計測装置6の間に配線された通信線8を介して、太陽光発電システムで発電された発電電力の値などの電力情報をパワーコンディショナ2から受信する。
また、分電盤3内に装着された売買電力検出用電流センサ9は、商用電源11と分電盤3との間に流れる電流の値及び向きを計測する。従って、分電盤3から商用電源11に向けて電流が流れている場合は、売電が行われており、商用電源11から分電盤3に向けて電流が流れている場合は、買電が行われていることが分かる。計測装置6は、売買電力検出用電流センサ9での計測結果から、売電電力及び買電電力の値を収集する。
電力線10は、計測装置6と分電盤3とを接続する。計測装置6は、電力線10を介して、分電盤3内の例えば1つの分岐ブレーカー34から配線されたコンセントに接続、又は例えば1つの分岐ブレーカー34の二次側に直接接続されるなどにより、計測装置6自身の電源を確保している。計測装置6は、電力線10を介して得ているこの電源の電圧値を計測し、売買電力検出用電流センサ9によって得られた電流値との演算を行って、売電電力のデータ又は買電電力のデータを得ている。
計測装置6は、パワーコンディショナ2から得られた発電電力と上記のようにして求めた売買電力から消費電力を以下の計算により得ている。
(a)売電が行われている場合は、消費電力=発電電力−売電電力として、消費電力が求められる。
(b)買電が行われている場合は、消費電力=発電電力+買電電力として、消費電力が求められる。
そして、図2のステップS102において、計測装置6が取得した発電電力の情報は、太陽光発電システムモニター装置7の計測装置接続手段73を介して発電電力取得手段731によって取得される。取得された発電電力の情報は、発電電力表示手段732により電力又は電力量のデータ又はグラフなどにされて入出力部15の画面に表示される。
また、図2のステップS103において、計測装置6が取得した売電電力及び買電電力の情報は、太陽光発電システムモニター装置7の計測装置接続手段73を介して売買電力取得手段733によって取得される。取得された売電電力及び買電電力の情報は、売買電力表示手段734により電力又は電力量のデータ又はグラフなどにされて入出力部15の画面に表示される。
さらに、図2のステップS104において、計測装置6が取得した消費電力の情報は、太陽光発電システムモニター装置7の計測装置接続手段73を介して消費電力取得手段735によって取得される。取得された消費電力の情報は、消費電力表示手段736により電力又は電力量のデータ又はグラフなどにされて入出力部15の画面に表示され、一連のフローを終了する。
このようにして、太陽光発電システムモニター装置7は、計測装置6が収集及び計算により求めた、発電電力の値、売電電力の値、買電電力の値、及び各電気機器4にて消費されている消費電力の値を入出力部75の画面に表示する。
図2のステップS101において、ユーザが入出力部75を介して、接続方式設定手段71によりパワーコンディショナ2を選択した場合(ステップS101:No)は、太陽光発電システムモニター装置7は、接続先をパワーコンディショナ2と認識し、パワーコンディショナ2と直接通信を行う。具体的には、接続方式設定手段71の指示によりパワーコンディショナ直接接続手段74はパワーコンディショナ2と接続して通信する。パワーコンディショナ2及びパワーコンディショナ直接接続手段74は、互いのデータのやり取りを有線通信又は無線通信にて行う。
パワーコンディショナ2は発電電力についての情報のみを出力する。従って、図2のステップS105において、パワーコンディショナ2が出力した発電電力の情報は、太陽光発電システムモニター装置7のパワーコンディショナ直接接続手段74を介して発電電力直接取得手段741によって取得される。発電電力直接取得手段741によって取得された発電電力の情報は、発電電力直接表示手段742により電力又は電力量のデータ又はグラフなどにして入出力部15の画面に表示されて、フローは終了する。
以上説明したように、太陽光発電システムモニター装置7によれば、ユーザの設定に依存して、太陽光発電システムモニター装置7が計測装置6に接続する場合は、発電電力情報、売買電力情報、消費電力情報を取得・表示する。また、太陽光発電システムモニター装置7がパワーコンディショナ2に接続する場合は、発電電力情報のみを直接取得して表示することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、太陽光発電システムモニター装置7が計測装置6に接続されるか、又はパワーコンディショナ2に接続されるかを接続方式設定手段71によりユーザが予め設定するようにしていた。これに対して、実施の形態2では、太陽光発電システムモニター装置7の接続の設定を自動的に判定するようにしている。
図4は、本発明の実施の形態2にかかる太陽光発電システムモニター装置7と、太陽光発電システム及び住宅内の分電盤3との接続構成を示す図である。図4の図1との違いは、図4の太陽光発電システムモニター装置7においては、接続方式選択手段として、図1の太陽光発電システムモニター装置7の接続方式設定手段71の代りに接続方式判定手段72が設けられているところである。接続方式判定手段72は、例えば太陽光発電システムモニター装置7内でCPUなどによって実行されるソフトウェアによって実現される構成要素である。それ以外の構成要素は図4と図1とで共通であり説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態1にかかる太陽光発電システムモニター装置7の接続方式に従って各種電力情報を取得及び表示する処理フローを示す図である。このフローは数秒〜数時間程度の一定間隔、即ち、太陽光発電システムモニター装置7での表示更新の間隔で実行される。以下、この処理フローに従い太陽光発電システムモニター装置7の動作を説明する。
図5のステップ201においては、ユーザの設定動作が無くても、接続方式判定手段72が接続方式を自動的に判定する。具体的には、太陽光発電システムモニター装置7の電源が起動して動作を開始した際に、計測装置接続手段73及びパワーコンディショナ直接接続手段74は、計測装置6及びパワーコンディショナ2のそれぞれに対して通信を試みる。具体的には、計測装置接続手段73及びパワーコンディショナ直接接続手段74がそれぞれ計測装置6及びパワーコンディショナ2に送信した通信要求に対する返信が、計測装置接続手段73及びパワーコンディショナ直接接続手段74にそれぞれ来たか否かで計測装置6及びパワーコンディショナ2との通信可否を判断する。
例えば、計測装置接続手段73が計測装置6に対して、発電電力の情報、売電電力の情報、買電電力の情報、及び消費電力の情報の送信を要求し、その返信の有無で計測装置接続手段73と計測装置6との通信の可否を計測装置接続手段73が判断してもよい。
また、パワーコンディショナ直接接続手段74がパワーコンディショナ2に対して、発電電力の情報の送信を要求し、その返信の有無でパワーコンディショナ直接接続手段74とパワーコンディショナ2との通信の可否をパワーコンディショナ直接接続手段74が判断してもよい。
接続方式判定手段72は、計測装置接続手段73及びパワーコンディショナ直接接続手段74の通信の可否の状態を監視している。そして、計測装置接続手段73及び計測装置6の通信と、パワーコンディショナ直接接続手段74及びパワーコンディショナ2の通信とのいずれか一方が可能であれば、通信可能な方を太陽光発電システムモニター装置7の接続先として接続方式判定手段72が選択する。両方とも通信可能な場合は、例えば、接続方式判定手段72は、より情報が多く得られる計測装置6を接続先として優先するようにしてもよい。即ち、計測装置接続手段73と計測装置6との通信が可能な場合は、常に計測装置6から情報を得るようにしてもよい。もちろん、パワーコンディショナ直接接続手段74とパワーコンディショナ2の接続を優先させるようにしても構わない。また、接続方式判定手段72は、太陽光発電システムモニター装置7の電源が起動して動作を開始してから最初に接続が可能になった方との接続を優先させるようにしても構わない。
上述した、ステップS201のさらに詳細な動作フローの一例を、図6に示す。まず、計測装置接続手段73が計測装置6と通信が可能か否かについての第1通信可否判断を、送信した通信要求に対する計測装置6からの返信の有無に基づいて実行する(図6、ステップS301)。次に、パワーコンディショナ直接接続手段74はパワーコンディショナ2と通信が可能か否かについての第2通信可否判断を、送信した通信要求に対するパワーコンディショナ2からの返信の有無に基づいて実行する(ステップS302)。そして、接続方式判定手段72は、第1通信可否判断と第2通信可否判断とのいずれか一方で通信が可能と判断されたか否かを判定する(ステップS303)。いずれか一方と通信が可能である場合(ステップS303:Yes)、接続方式判定手段72は、計測装置6とパワーコンディショナ2とのいずれか一方の通信可能な方を接続先として選択する(ステップS305)。いずれか一方と通信が可能であるわけではない場合、即ち、両方と通信が可能の場合又は両方とも通信が不可能な場合(ステップS303:No)、接続方式判定手段72は、両方と通信が可能であるか否かを判定する(ステップS304)。両方と通信が可能である場合(ステップS304:Yes)、接続方式判定手段72は、計測装置6とパワーコンディショナ2とのうち予め定めてある方を接続先として選択する(ステップS306)。ステップS305及びS306のいずれの場合も、接続方式判定手段72が計測装置6を選択した場合は、計測装置6から各種電力データを発電電力取得手段731等が取得できるように計測装置接続手段73を接続方式判定手段72が操作する。そして、接続方式判定手段72がパワーコンディショナ2を選択した場合は、パワーコンディショナ2から電力データを発電電力直接取得手段741が取得できるようにパワーコンディショナ直接接続手段74を接続方式判定手段72が操作する。両方と通信が可能ではない場合、即ち、両方と通信が不可能な場合(ステップS304:No)は、終了である。
図5に戻って、ステップS201において、接続方式判定手段72が「計測装置」を選択した場合を例えば「Yes」とし、接続方式判定手段72が「パワーコンディショナ」を選択した場合を例えば「No」とする。その後の、ステップS201〜S205の処理は、図2のステップS101〜S105の動作と同様なので説明を省略する。
このように、本実施の形態に係る太陽光発電システムモニター装置7によれば、接続方式判定手段72により接続先が自動設定されるので、施工時に太陽光発電システムモニター装置7の接続先の設定をする必要がないという効果が得られる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3にかかる太陽光発電システムモニター装置7と、太陽光発電システム及び住宅内の分電盤3との接続構成を示す図である。図1との違いは、計測装置6へ電力を供給している電力線10をモニターして停電の有無を判定する停電判定手段76を太陽光発電システムモニター装置7が備えている点、停電判定手段76の指示に応じて電源を切り替える電源切り替え手段61を計測装置6が備えている点、及び太陽光電力線81が設けられている点である。
実施の形態1においては、計測装置6は分電盤3から電力線10を介して電源を取得している。しかし、本実施の形態にかかる太陽光発電システムモニター装置7においては、計測装置6とパワーコンディショナ2との間の太陽光電力線81を使って、パワーコンディショナ2から計測装置6に電力を供給可能な構成とする。そして、計測装置6に設けられた電源切り替え手段61は、電力線10を介した商用電源11とパワーコンディショナ2とのいずれかに計測装置6の電力供給先を切り替えることができる。
本実施の形態にかかる計測装置6の動作フローを図8に示す。このフローは常に実行される。まず、ステップS401において、停電判定手段76は、電力線10などをモニターすることにより商用電源11が停電であるか否かを判断する。停電でない通常の場合(ステップS401:No)は、電源切り替え手段61は、計測装置6の電力の供給先を電力線10に切り替えており、計測装置6は電力線10を介して商用電源11から電力を得ている(ステップS403)。しかし、停電により電力線10からの電源が途絶え、停電判定手段76が停電と判断した場合(ステップS401:Yes)は、停電判定手段76は電源切り替え手段61を制御することにより、計測装置6は太陽光電力線81を介してパワーコンディショナ2から電力を得るように電源切り替え手段61が切り替えられる(ステップS402)。また、太陽光電力線81は、通信線8と共用してもよい。その場合、通信線8は、パワーコンディショナ2からの電力と、パワーコンディショナ2の発電電力の値などの信号と、の両方を送ることができる構成とする。
本実施の形態にかかる計測装置6は、実施の形態1及び2と組み合わせることが可能である。
本実施の形態3にかかる太陽光発電システムモニター装置7によれば、停電時でも計測装置6は動作可能となり、太陽光発電システムモニター装置7は電力情報を表示できる。
さらに、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、上記実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。更に、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上のように、本発明にかかる太陽光発電システムモニター装置は、太陽光発電システムにおける電力情報の取得及び表示に有用であり、特に、パワーコンディショナを備えた太陽光発電システムに用いられる太陽光発電システムモニター装置に適している。
1 太陽電池アレイ、2 パワーコンディショナ、3 分電盤、4 電気機器、5 出力線、6 計測装置、7 太陽光発電システムモニター装置、8 通信線、9 売買電力検出用電流センサ、10 電力線、11 商用電源、30〜34 分岐ブレーカー、61 電源切り替え手段、71 接続方式設定手段、72 接続方式判定手段、73 計測装置接続手段、74 パワーコンディショナ直接接続手段、75 入出力部、76 停電判定手段、81 太陽光電力線、731 発電電力取得手段、732 発電電力表示手段、733 売買電力取得手段、734 売買電力表示手段、735 消費電力取得手段、736 消費電力表示手段、741 発電電力直接取得手段、742 発電電力直接表示手段。

Claims (4)

  1. 太陽電池アレイに接続されたパワーコンディショナと、電源及び前記パワーコンディショナに接続され、前記太陽電池アレイによる発電電力、前記電源への売電電力、前記電源からの買電電力及び負荷での消費電力を求める計測装置と、に接続可能な太陽光発電システムモニター装置であって、
    電力情報を表示する表示手段と、
    前記パワーコンディショナ又は前記計測装置のいずれか一方を接続先に選択する接続方式選択手段と、
    を備え、
    前記計測装置が前記接続先に選択された場合は、前記計測装置が求めた前記発電電力、前記売電電力、前記買電電力、及び前記消費電力を前記表示手段に表示し、
    前記パワーコンディショナが前記接続先に選択された場合は、前記パワーコンディショナから得た前記発電電力を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする太陽光発電システムモニター装置。
  2. 前記接続方式選択手段は、ユーザの設定に基づいて、前記接続先を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システムモニター装置。
  3. 前記計測装置と通信することができるか否かの第1通信可否判断を、前記計測装置への送信要求に対する前記計測装置の返信の有無に基づいて実行する計測装置接続手段と、
    前記パワーコンディショナと通信することができるか否かの第2通信可否判断を、前記パワーコンディショナへの送信要求に対する前記パワーコンディショナの返信の有無に基づいて実行するパワーコンディショナ接続手段と、
    を備え、
    前記接続方式選択手段は、前記第1通信可否判断及び前記第2通信可否判断に基づいて、前記接続先を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システムモニター装置。
  4. 前記電源の停電の有無を判定する停電判定手段をさらに備え、
    前記計測装置は、前記電源又は前記パワーコンディショナのいずれかに電力の供給先を切り替える電源切り替え手段を有し、
    前記停電判定手段は、停電と判定したときに、前記計測装置が前記パワーコンディショナから電力供給を受けるように前記電源切り替え手段を切り替える
    ことを特徴とする請求項1、2、または3に記載の太陽光発電システムモニター装置。
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