JP6316069B2 - 三次元形状変化検出方法、及び三次元形状加工装置 - Google Patents
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Description
(1) 被加工物(表面に薄膜が形成された基板)上に所望の膜厚が形成されたときの反射光の強度を予め実験等で測定し、少なくとも2つの波長における各反射光の強度の設定値を決定しておく工程、
(2) 加工開始からの経過時間に従って、被加工物表面へ光を照射し、被加工物表面で反射した光を分光して、設定値を決定しておいた波長それぞれの反射光の強度の測定値を得る工程、
(3) 各波長の測定値と設定値とをそれぞれ比較し、波長毎の比較結果がいずれも所定範囲内で整合した時点を検出し、被加工物の加工を終了させる工程、
を有する基板処理方法が記載されている。
(1) 白色光源からの光を被加工物の所望箇所に照射する工程、
(2) エッチングの進行に伴って被エッチング部である微細孔が深くなっていくときの、微細孔の底面からの反射光とその開口部周囲の面からの反射光とを干渉させることにより得られる干渉スペクトルを測定する工程、
(3) 測定した干渉スペクトルについてフーリエ変換による周波数解析を行うことにより、エッチング孔深さ又は段差を算出する工程、
を有するエッチングモニタリング装置が記載されている。
(1) シュミレートされた回折スペクトルの特性領域に亘って単一波長のレーザ光を被加工物に照射して、被加工物の回折スペクトルの回折強度を測定する工程、
(2) 測定した被加工物の回折スペクトルの回折強度と複数のシュミレートされた回折スペクトルの回折強度とを比較し、マッチングするスペクトルを基礎として被加工物の三次元形状を計測する工程、
を有する光波散乱測定方法が記載されている。
図1は、本実施例のドライエッチング装置に設けられた分光エリプソメータ光学系の概略構成図である。
第1の実施例のドライエッチング装置50では、光学的特徴量として分光エリプソメトリックデータ(Ψ,Δ)を用いた場合について示したが、光学的特徴量として、被加工物10に照射される照射光L1の光量に対し、被加工物10で反射した反射光L2の光量比を波長毎に算出した分光反射率を用いた場合でも、同様の効果を得ることができる。なお、本実施例の説明では、光学的特徴量として分光エリプソメトリックデータ(Ψ,Δ)を用いた第1の実施例のドライエッチング装置50と同一若しくは同様な構成又は手順については同一符号を付して、重複する詳細な説明は省略する。
第1及び第2の実施例では、分光エリプソメータ光学系60又は分光反射率検出光学系90のコンピュータ70は、図1又は図4に示すように、光学的特徴量算出部71、光学的特徴量探索部72、三次元形状特徴量比較部73として機能する構成としたが、本実施例では、分光エリプソメータ光学系60又は分光反射率検出光学系90のコンピュータ70は、光学的特徴量算出部71として機能する点は同じであるが、光学的特徴量探索部72、三次元形状特徴量比較部73として機能するのに代えて、光学的特徴量比較部75として機能するようになっている。
22 基板、 21 平坦膜、 23 有底孔、 23b 底面、
23s 内周面、 30 回折格子、 31 格子溝、 32 ブレーズ形状、
32a,32b 底辺角部分、 32c 頂部部分、
32ac,32bc 斜面(斜辺)部分、 33 溝孔、 40 サンプル、
41 フォトレジスト、 41t 頂部側フォトレジスト部分、
41b 底部側フォトレジスト部分、 42 シリコンウェハ、
50 ドライエッチング装置、 51 反応室、 52 ステージ、
60 分光エリプソメータ光学系、 61 照射系、 62 反射系、
63 光源、 64 偏光素子、 65 偏光素子、 66 回転駆動装置、
67 分光検出器、 68 光信号増幅器、 69 A/D変換器、
70 コンピュータ、 71 光学的特徴量算出部、 72 光学的特徴量探索部、
73 三次元形状特徴量比較部、 74 ライブラリ、
75 光学的特徴量比較部、 80 加工部、90 分光反射率検出光学系、
94 ハーフミラー、 95 偏光素子、 96 対物レンズ
Claims (15)
- 所定のブレーズ形状が加工される、又は所定のブレーズ形状が付加される被加工物の表面に、連続的又は離散的に所定の波長帯域を有する測定光を照射する測定光照射工程と、
前記被加工物の表面で反射した反射光の強度を分光して検出し、反射光の分光データを取得する分光データ取得工程と、
当該取得した分光データから所望の波長毎の光学的特徴量を求める光学的特徴量算出工程と、
前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎に、ブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量と前記所望の波長毎の光学的特徴量とが予め対応付けされて保存されているライブラリの中から、当該算出した光学的特徴量に最も近い光学的特徴量を探索する光学的特徴量探索工程と、
当該探索された光学的特徴量に対応するブレーズ形状の三次元形状特徴量と、前記所定のブレーズ形状の理想の最終形状に対応するブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量とを比較する三次元形状特徴量比較工程と
を含み、
前記各工程の繰り返しにより、前記被加工物に対する前記所定のブレーズ形状の加工終了を前記三次元形状特徴量比較工程の比較結果に基づいて検出する
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項1記載の三次元形状検出方法であって、
前記ライブラリに保存されている、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々な光学的特徴量は、前記被加工物を構成する材質の情報と、前記所定のブレーズ形状の理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎のブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量とを基に、電磁波解析を用いて計算されたものである
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項1記載の三次元形状検出方法であって、
前記ライブラリに保存されている、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々な光学的特徴量は、前記所定のブレーズ形状についての所望の理想的な加工進捗状態毎の、良好にブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みの加工が行われたブレーズ形状の光学的特徴量を実測したものである
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項1記載の三次元形状検出方法であって、
前記所定のブレーズ形状は、一次元又は二次元方向に周期的に繰り返されるブレーズ形状である
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の三次元形状検出方法であって、
前記光学的特徴量は、分光エリプソメトリックデータである
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の三次元形状検出方法であって、
前記光学的特徴量は、分光反射率である
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 所定のブレーズ形状が加工される、又は表面上に所定のブレーズ形状が付加される被加工物の表面に、連続的又は離散的に所定の波長帯域を有する測定光を照射する測定光照射工程と、
前記被加工物の表面で反射した反射光の強度を分光して検出し、反射光の分光データを取得する分光データ取得工程と、
当該取得した分光データから所望の波長毎の光学的特徴量を求める光学的特徴量算出工程と、
当該算出された光学的特徴量と、予めライブラリに保存されている、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎の、ブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量と対応付けされた光学的特徴量とを比較する光学的特徴量比較工程と
を含み、
前記各工程の繰り返しにより、前記被加工物に対する前記所定のブレーズ形状についての、現在実際に加工中のブレーズ形状を、前記光学的特徴量比較工程の比較結果に基づいて、ブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量で取得する
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項7記載の三次元形状検出方法であって、
前記ライブラリに保存されている、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎の光学的特徴量は、前記被加工物を構成する材質の情報と、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎の、ブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量とを基に、電磁波解析を用いて計算されたものである
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項7記載の三次元形状検出方法であって、
前記ライブラリに保存されている、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎の光学的特徴量は、前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗毎の、良好にブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みの加工が行われたブレーズ形状の光学的特徴量を実測したものである
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項7記載の三次元形状検出方法であって、
前記所定のブレーズ形状は、一次元又は二次元方向に周期的に繰り返されるブレーズ形状である
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項7〜10のいずれか1項に記載の三次元形状検出方法であって、
前記光学的特徴量は、分光エリプソメトリックデータである
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 請求項7〜10のいずれか1項に記載の三次元形状検出方法であって、
前記光学的特徴量は、分光反射率である
ことを特徴とする三次元形状検出方法。 - 連続的又は離散的に所定の波長帯域を有する光源と、
所定のブレーズ形状が加工される、又は所定のブレーズ形状が付加される被加工物の表面に、前記光源から発せられる照明光を照射する照射手段と、
前記被加工物の表面で反射した反射光の強度を分光して検出し、反射光の分光データを取得する分光データ取得手段と、
前記分光データ取得手段が取得した分光データから所望の波長毎の光学的特徴量を求める光学的特徴量算出手段と、
前記所定のブレーズ形状についての理想的な加工進捗における様々なブレーズ形状毎に、ブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量と前記所望の波長毎の光学的特徴量とが予め対応付けされて保存されているライブラリの中から、前記光学的特徴量算出手段が算出した光学的特徴量に最も近い光学的特徴量を探索する光学的特徴量探索手段と、
前記光学的特徴量探索手段が探索した光学的特徴量に対応するブレーズ形状の三次元形状特徴量と、前記所定のブレーズ形状の理想の最終形状に対応するブレーズ角度、幅、高さ(溝深さ)及び頂部部分丸みからなる三次元形状特徴量とを比較する三次元形状特徴量比較手段と
を備え、
前記三次元形状特徴量比較手段が当該比較結果に基づいて前記被加工物に対する前記所定のブレーズ形状の加工終了を検出する
ことを特徴とする三次元形状加工装置。 - 請求項13に記載の三次元形状加工装置であって、
前記照射手段と前記分光データ取得手段との中の少なくとも一方は、入射光に対する出射光の偏光状態を変化させる偏光状態変化機構が設けられている
ことを特徴とする三次元形状加工装置。 - 請求項13又は14のいずれかに記載の三次元形状加工装置であって、
前記照射手段には、当該照射手段からの出射光の前記被加工物に対する入射角を、1以上の複数の角度に変化させる入射角調整機構が設けられている
ことを特徴とする三次元形状加工装置。
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JP2014077730A JP6316069B2 (ja) | 2014-04-04 | 2014-04-04 | 三次元形状変化検出方法、及び三次元形状加工装置 |
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