JP6315473B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ歌唱に際して表示する背景映像等を複数の表示部で表示するカラオケシステムに関する。
近年、カラオケルームにおいて映像を駆使したサービスが普及している。予め楽曲に合わせて用意された背景映像を再生するだけでなく、利用者が歌唱する様子を撮影し、背景映像としてディスプレイに表示したり、録画し、動画として公開したりするサービスもある。また、広いカラオケルームやカラオケパブには複数の映像モニタが設置される場合が多く、カラオケ装置などの映像出力機器から出力される映像信号を分配して各モニタに入力する必要があるが、映像信号の分配を有線で行うことの配線取り廻しの煩雑さ等を回避するために、ワイヤレスで映像信号を分配することも考えられる。一方で、表示される映像の高精細度が求められており、高精細度の映像信号をワイヤレスで送受信する際の周波数設定の容易性が望まれる。
従来、高精細度の映像信号を伝送する技術として、HDMI(登録商標)と称されて規格化されているインタフェースが普及しており、高精細度の映像データをHDMI(High−Definition Multimedia Interface)を用いて分配伝送する2ポート、4ポート、8ポート用の分配器も種々知られている。例えば、特許文献1に開示されているHDMI分配器もその一つである。
ところで、1台のカラオケ装置に4台のモニタを接続しようとすると、HDMI分配器から4本のHDMIケーブルをカラオケルーム内で引き廻すことになり、工事手間も必要で見た目もよくないことから、カラオケ装置を1台のワイヤレスHDMI送信機とHDMIケーブルで接続し、当該送信機と4台のワイヤレスHDMI受信機を同一周波数の電波を介してワイヤレス接続し、各受信機に対応するモニタとHDMIケーブルでそれぞれ接続することが考えられる。
例えば、特許文献2には、HDMI無線通信の送信機及び受信機の技術として、アダプタ装置(HDMI送信機)が、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)信号を第1の無線チャンネルを用いてアダプタ装置(HDMI受信機)に無線送信し、DDC(Display Data Channel)下り信号及びCEC(Consumer Electronics Control)下り信号を、第2の無線チャンネルを用いてアダプタ装置(HDMI受信機)に無線送信し、DDC上り信号及びCEC上り信号を含む無線信号を第2の無線チャンネルを用いてアダプタ装置(HDMI受信機)から受信する技術が開示されている。
一方、HDMI無線通信においては、起動直後の送信機と各受信機との通信には、複数のNon DFS(Dynamic Frequency Selection) Channel(固定的なチャンネル)のうちの予め設定された1チャンネルが使用される。起動後の所定時間(1分ほど)が経過すると、通信チャンネルを複数のDFS Channel(動的な周波数選択が行われるチャンネル)のうちの空いている1チャンネルに変更して通信を行う。
また、使用中のDFSチャンネルにおいて、4台の受信機のうちのいずれかが気象レーダ等の干渉波を検出すると、当該受信機は他の使用可能なDFSチャンネルを探し出し、送信機と他の受信機と共に使用可能なチャンネルに移動させる技術も知られており、例えば、特許文献3には、レーダ等で使用される可能性の小さいチャンネルを過去の履歴から推測して動的周波数選択(DFS)を行う通信装置が開示されている。
ところで、DFSチャンネルの中に、同じカラオケルーム内で使用する他の無線機器、例えば目次本機能付きリモコンなどの通信用に確保しておきたいチャンネルや、将来的な拡張に備えてリザーブしておきたいチャンネルがある場合など、特定のチャンネルのみを空きチャンネルを探す対象(DFSチャンネル)から外しておきたいというニーズがある。
特表2014−504085号公報 再表WO2007/037379号公報 特開2012−253807号公報
しかしながら、HDMI対応の送信機及び各受信機においてDFSチャンネル毎の選択可不可フラグを設定する場合、当該送信機や各受信機には小型化が望まれるために最小限の操作子(ボタン)しか設けることができず、また表示器を備えることも難しく、したがって、複数のDFSチャンネル毎に選択可不可フラグを設定するのは、非常に煩雑な操作となると共に、当該送信機と全受信機について同じ設定を施さねばならないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、映像データ伝送対象の複数の受信機に対する無線通信チャンネルのうちの移行可能なチャンネルの選択可不可を容易に設定可能とするカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、映像信号を出力するカラオケ装置と、当該カラオケ装置と有線で高精細度映像インタフェース接続された単一の送信機と、複数のチャンネルのうちの一つである第1のチャンネルで当該送信機と無線で高精細度映像インタフェース接続された複数の受信機と、当該複数の受信機のそれぞれと有線で高精細度映像インタフェース接続されたそれぞれの表示装置とを有するカラオケシステムであって、前記総ての受信機は、前記複数のチャンネルについて選択可不可が設定されたテーブルと、前記第1のチャンネルにおいて干渉波を検出する検出手段と、前記検出手段が干渉波を検出した場合に、前記複数のチャンネルの中から前記テーブルに基づいて第1のチャンネルとは異なる選択可能となっている第2のチャンネルを選択する選択手段と、前記送信機より受信した前記テーブルの情報に基づき、自己の備えるテーブルを更新する更新手段と、を備え、前記複数の受信機のうち、少なくとも一の受信機が、前記テーブルを編集するための設定用映像を生成して対応する前記表示装置に表示させる設定用映像生成手段と、前記表示装置に表示された設定用映像に操作が反映されるものであり、前記テーブルにおける前記複数のチャンネルの選択可不可を設定編集するための操作子と、前記操作子により編集されたテーブルの情報を前記送信機に送信する送信手段と、を備え、前記送信機は、前記一の受信機より受信した前記テーブルの情報を、当該テーブル編集した当該受信機以外の受信機の総てに送信する送信手段と、を備える構成とする。
請求項2の発明では、映像信号を出力するカラオケ装置と、当該カラオケ装置と有線で高精細度映像インタフェース接続された単一の送信機と、複数のチャンネルのうちの一つである第1のチャンネルで当該送信機と無線で高精細度映像インタフェース接続された複数の受信機と、当該複数の受信機のそれぞれと有線で高精細度映像インタフェース接続されたそれぞれの表示装置とを有するカラオケシステムであって、前記送信機及び受信機は、前記複数のチャンネルについて選択可不可が設定されたテーブルを備え、前記送信機は、前記テーブルを編集するための設定用映像を生成して少なくとも一の受信機に対応する前記表示装置に表示させる設定用映像生成手段と、前記表示装置に表示された設定用映像に操作が反映されるものであり、前記テーブルにおける前記複数のチャンネルの選択可不可を設定編集するための操作子と、前記操作子により編集されたテーブルの情報を、前記受信機の総てに送信する送信手段と、を備え、前記受信機は、前記送信機より受信した前記テーブルの情報に基づき、自己の備えるテーブルを更新する更新手段と、前記第1のチャンネルにおいて干渉波を検出する検出手段と、前記検出手段が干渉波を検出した場合に、前記複数のチャンネルの中から前記テーブルに基づいて第1のチャンネルとは異なる選択可能となっている第2のチャンネルを選択する選択手段と、を備える構成とする。
請求項3の発明では、前記受信機において、前記テーブルを少なくとも第1のチャンネルを選択可能から選択不可に編集した場合には、総ての受信機を前記テーブルの更新後に再起動させる構成とする。
請求項1,2の発明によれば、カラオケ装置からの映像信号を高精細度映像インタフェース接続された単一の送信機から、第1のチャンネルで当該送信機と無線で高精細度映像インタフェース接続された複数の受信機に送信して対応する表示装置に表示させるもので、総ての受信機が複数のチャンネルについて選択可不可が設定されたテーブルを備え、又は送信機をも上記テーブルを備え、送信機又は少なくとも一の受信機において、テーブルを編集するための設定用映像を生成して表示装置に表示させ、表示された設定用映像で操作子がテーブルにおける複数のチャンネルの選択可不可を設定編集し、編集されたテーブルの情報を送信機が他の受信機又は総ての受信機に送信する構成とすることにより、送信機と複数の受信機を用いて、カラオケ装置と複数の表示装置を無線により高精細度映像インタフェースで接続する際に、容易に複数のチャンネルの選択可不可を設定することができると共に、一度の設定で他の全機器の設定を完了させることができるものである。
請求項3の発明によれば、何れかの受信機において、テーブルを少なくとも第1のチャンネルを選択可能から選択不可に編集した場合に、総ての受信機をテーブルの更新後に再起動させることにより、テーブルの設定編集以外の設定に対する誤動作を回避させることができるものである。
本発明に係るカラオケシステムの全体構成ブロック図である。 図1おける送信機及び受信機の第1実施形態のブロック構成図である。 図1の無線通信帯の通信チャンネルの説明図である。 無線通信帯における選択可不可チャンネル設定のフローチャートである。 送信機及び受信機の起動及び干渉波に関するフローチャートである。 図1おける送信機及び受信機の第2実施形態のブロック構成図である。 図6に対応する無線通信帯の選択可不可チャンネル設定のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るカラオケシステムの全体構成ブロック図を示す。本発明に係るカラオケシステム11は、カラオケ装置12、単一の送信機13、複数(本実施形態では4台とする)の受信機14(14A〜14D)及び受信機14に対応するそれぞれの表示装置15(15A〜15D)を有して構成される。これらは、カラオケルームなどのカラオケ歌唱空間に設置される。
カラオケ装置12は、カラオケ歌唱の基本的な構成を含み、少なくともカラオケ歌唱に際して背景映像や歌唱歌詞を表示するための歌唱映像を高精細度映像インタフェース(HDMI)接続する出力端子を備える。当該出力端子と上記送信機13とはHDMIケーブル16で有線接続される。
上記送信機13は、詳細構成は図2(A)で説明するが、4台の受信機14A〜14Dに対してワイヤレスHDMI接続するHDMI分配器としての役割をなす。当該送信機13と各受信機14A〜14Dとは無線通信空間17でデータ伝送される。当該データ伝送の形態は、HDMI対応の映像データ(パケットデータ)がTMDSチャンネル(データで3チャンネル、クロックで1チャンネル)で伝送される。なお、無線通信空間17での通信チャンネルについては図3で説明する。また、図1においてTDMSチャンネルとDDCチャンネルは、HDMIのソース機器であるカラオケ装置12とシンク機器である表示装置15A〜15Dとの通信に使用される。一方、無線通信自体に関する送信機13と受信機14A〜14Dの間の情報交換は、HDMIのチャンネルとは別の層を使用するものであり、以後、これを無線層と呼ぶ。
上記各受信機14A〜14Dは、同一構成のもので詳細構成は図2(B)で説明するが、基本的には送信機13から送信されてきた映像データを受信し、それぞれ対応する表示装置15A〜15Dで表示させることを基本機能とする。当該各受信機14A〜14Dとそれぞれ対応する表示装置15A〜15DとはそれぞれHDMIケーブル18A〜18Dで有線接続されるものである。
上記各表示装置15A〜15Dは、上記楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の背景映像(後述の設定用映像を含む)等を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。
ここで、図2に、図1おける送信機及び受信機の第1実施形態のブロック構成図を示す。図1に示す送信機13は、図2(A)に示すように、制御部21、送信手段である無線層送受信部22、バッファ23、映像データ送信部24及びDDC送受信部25を有して構成される。なお、データを一時的に記憶し、各プログラムを展開して実行させるメモリについては図示を省略してある。
上記制御部21は、送信機全体を統括的に処理制御する物理的なCPUであり、格納しているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記無線層送受信部22は、無線通信自体に関し、HDMIのチャンネルとは別の層を使用して送信機13と受信機14A〜14Dの間の情報交換を行うプログラム乃至電子回路である。
上記バッファ23はカラオケ装置12よりHDMIケーブルで送信されてくる歌唱の際に表示する映像データ(背景映像、歌詞データ)を一時的に蓄積しておく記憶回路である。上記映像データ送信部24は、バッファ23に蓄積された映像データを所定容量ごとに分割してワイヤレスHDMI接続に対応したデータ形態(TMDS)で無線通信空間17に出力するプログラム乃至電子回路である。
上記DDC送受信部25は、無線通信空間17において、各受信機14A〜14Dとの間でDDCチャンネルを使用して機器構成や状態などの情報を、DDC信号を用いて認証等を行うプログラム乃至電子回路である。
また、受信機14(14A〜14D)は、図2(B)に示すように、制御部41、記憶部42、映像データ受信部43、DDC送受信部44、送信手段である無線層送受信部44A、設定用映像生成手段45、操作子46、干渉波検出手段47、DFSチャンネル選択手段48、映像データ出力部49及びテーブル更新手段50を有して構成される。また、記憶部42にはDFSチャンネルテーブル51が記憶される。なお、データを一時的に記憶し、各プログラムを展開して実行させるメモリについては図示を省略してある。なお、テーブル編集用として一の受信機を特定している場合には、他の受信機では設定用映像生成手段45、操作子46が不要となる。
上記制御部41は、受信機全体を統括的に処理制御する物理的なCPUであり、格納しているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記記憶部42は、少なくともチャンネル設定用のDFSチャンネルテーブル51を記憶する領域を有する半導体メモリである。
当該DFSチャンネルテーブル51は、複数のDFSチャンネル(図3で説明する)について選択可不可が設定されたテーブルであり、無線通信空間17で使用されるチャンネルを選択可能な一のDFSチャンネルを選択させる情報である。
上記映像データ受信部43は、送信機13より送信されてきたHDMI映像データを受信する電子回路であり、当該映像データを一時的に蓄えておくバッファ的な役割をもなす。上記DDC送受信部44は、無線通信空間17において、送信機13との間でDDCチャンネルを使用してコマンドを受信し、機器構成や状態などの情報を送信するプログラム乃至電子回路である。
上記無線層送受信部44Aは、無線通信自体に関し、HDMIのチャンネルとは別の層を使用して送信機13と受信機14A〜14Dの間の情報交換を行うプログラム乃至電子回路である。上記設定用映像生成手段45は、DFSチャンネルテーブル51を編集するためのものであって後述の操作子46の操作が反映される設定用映像を生成するプログラムである。
上記操作子46は、対応の表示装置15に表示された設定用映像に操作が反映されるものであり、DFSチャンネルテーブル51における複数のDFSチャンネルの選択可不可を設定編集するためのカーソル移動用や決定用の簡易的な操作ボタンである。
上記干渉波検出手段47は、現在使用しているDFSチャンネル(第1のチャンネル)に対して気象レーダ等のレーダ波を検出する電子回路である。上記チャンネル選択手段48は、干渉波検出手段47が干渉波を検出した場合に、複数のチャンネル(DFSチャンネル)の中からDFSチャンネルテーブル51に基づいて第1のチャンネルとは異なる選択可能となっている第2のチャンネル(DFSチャンネル)を選択するプログラムである。当該選択に関しては図5(B)で説明する。
上記映像データ出力部49は、送信機13より送信され、上記映像データ受信部43で受信したカラオケ用背景映像データを、HDMIケーブルを介して対応の表示装置15(15A〜15D)に出力するプログラム乃至電子回路である。また、設定用映像生成手段45でDFSチャンネルテーブル51を編集するために用いられる設定用映像データが生成される場合には、当該設定用映像データをカラオケ用背景映像データに重畳して出力する。
上記テーブル更新手段50は、DFSチャンネルテーブル51におけるチャンネル選択可不可の設定が変更されたときに当該DFSチャンネルテーブル51の情報を更新するプログラムである。
また、図3に、図1の無線通信帯の通信チャンネルの説明図を示す。図3は、ワイヤレス通信に用いられる5GHz帯の周波数割り当てを示したもので、一般的なものであり、簡単に説明する。
5GHz帯では、Non DFSチャンネル(固定的周波数選択チャンネル)「W52(5.18〜5.24GHz)」とDFSチャネル(動的周波数選択チャンネル)「W53(5.26〜5.32GHz)」、「W56(5.50〜5.70GHz)」がチャンネル幅20MHzで割り当てられ、固定的周波数選択チャンネル「W52」で4チャンネル、動的周波数選択チャンネル「W53」で4チャンネル、「W56」で11チャンネルが割り当てられている。そして、「W53」と「W56」のDFSチャンネルが干渉波の検出により自動切り替えするチャンネルの対象となるものである。
そこで、図4に、無線通信帯における選択可不可チャンネル設定のフローチャートを示す。ここでのチャンネル設定を行う者は、当該システムのメンテナンス等を行う者(以下、設定者という)であり、設定に使用する受信機を受信機A(14A)として説明するが、いずれの受信機14A〜14Dを使用しても同様である。
図4(A)において、操作子46を操作して各DFSチャンネルの選択可不可の設定を開始すると、設定用映像生成手段45において当該操作子46の操作を反映させた設定用映像信号を生成し、映像データ出力部49において送信機13から受信する背景映像データに重畳して、HDMIケーブル18Aで接続された表示装置15Aに出力して表示させる(S1)。そこで、設定者は、表示装置15Aの表示に基づいて操作子46を操作し、各DFSチャンネルの選択可不可が設定されるDFSチャンネルテーブル51に対して、図3に示すような各DFSチャンネルに対する選択可不可のフラグを設定編集して決定する(S2)。
そして、設定者によるフラグ設定の決定に応じた決定コマンドにより、各DFSチャンネルの選択可不可のフラグが設定されたDFSチャンネルテーブル51の情報を、無線層により送信機13に送信する(S3)。
送信機13では、図4(B)に示すように、受信機AよりDFSチャンネルテーブル51を受信すると(S11)、制御部21の処理に基づき、受信したDFSチャンネルテーブル51の情報を受信機B〜Dに対して無線層により送信する(S12)。当該DFSチャンネルテーブル51の情報を無線層により受信した各受信機B〜D(14B〜14D)では、制御部41の処理に基づき記憶部42に記憶されているDFSチャンネルテーブル51を更新する。
そして、受信機Aは、他の受信機B〜DのDFSチャンネルテーブル51を上記決定内容に更新させるコマンドとリブート(再起動)コマンドとをセットで送信機13に無線層により送信し、送信機13はこれらのコマンドを受信機B〜Dに同じく無線層により送信する。受信機B〜Dはコマンドの受信によりDFSチャンネルテーブル51を更新してリブートし、受信機Aはコマンドの送信を契機に自身もリブートする(S13)。この時点でのリブート処理により、DFSチャンネルテーブルの設定編集以外の設定に対する誤動作を回避させることができるものである。
続いて、図5に、送信機及び受信機の起動及び干渉波に関するフローチャートを示す。図5(A)は、送信機13及び各受信機14A〜14Dの起動時若しくは再起動時の動作を示したものである。ところで、複数の受信機14A〜14Dの中のどの受信機が最初に送信機13と接続するかは決まっていないものであるが、ここでは最初に送信機13と接続し、無線層で通信を行うことができた受信機を受信機Aとして説明する。
まず、各受信機A〜Dが送信機13に対して接続要求を発信する(S21)。最初に接続が認められた受信機A(14A)が無線層により送信機13とペアリングを完了し、受信機Aに接続された表示装置A(15A)とカラオケ装置12とがHDMI接続される。これによりカラオケ装置12は表示装置Aの機器構成や状態(表示機器としての仕様)の情報を、DDCチャンネルを通じて受信し、カラオケ装置12から出力するカラオケ用背景映像データの仕様を表示装置Aに合わせて決定する。その後、他の受信機B〜Dも順次、カラオケ装置12とのペアリングを完了する。この時の無線層及びワイヤレスHDMI接続には、複数のNon DFSチャンネルのうち予め設定された一の通信チャンネルを使用する。カラオケ装置12は、カラオケ用背景映像を表示装置A〜Dに対してTDMSチャンネルで送信する(S22)。
起動から所定時間(例えば、1分程度)の経過後、受信機AがDFSチャンネルのうち、他からの干渉波が検出されずに選択可能であって、DFSチャンネルテーブル51の選択可不可フラグが「選択可」となっているDFSチャンネルを探索する(S23)。
受信機Aでは、選択可能なDFSチャンネルに移行する情報を無線層により送信機13に送信し、受信周波数を当該選択可能DFSチャンネルに設定する(S24)。なお、電源投入時の起動ではDFSチャンネルへの移行には1分程度を要するが、リブートの際は直前に使用していたDFSチャンネルを記憶しているため、DFSチャンネルへの移行には10秒程度で済むこととなる。
送信機13では、受信機Aより選択可能なDFSチャンネルに移行する情報を受信し、当該情報を受信機B〜Dに無線層により送信し、送信周波数を当該選択可能なDFSチャンネルに設定する(S25)。そして、受信機B〜Dが無線層により当該選択可能なDFSチャンネルに移行する情報を受信し、受信周波数を当該選択可能なDFSチャンネルに設定するものである(S26)。
一方、各受信機14A〜14Dが起動中の場合、図5(B)に示すように、何れかの受信機14A〜14Dのうち、例えば受信機A(14A)において干渉波検出手段47が干渉波を検出すると(S31)、チャンネル選択手段48が、DFSチャンネルのうち、DFSチャンネルテーブル51を参照して、選択可能であって、選択可不可フラグが「選択可」となっているDFSチャンネルを探索する(S32)。そして、図5(A)のS24〜S26の処理が行われるものである。
次に、図6に、図1おける送信機及び受信機の第2実施形態のブロック構成図を示す。図6(A)において、送信機13は、図2(A)に示す構成に加えて、記憶部26、設定用映像生成手段61及び操作子62を備えると共に、記憶部26にはDFSチャンネルテーブル31が記憶されるもので、これら設定用映像生成手段61及び操作子62は、図2(B)に示す設定用映像生成手段45及び操作子46と同様である。すなわち、送信機13においてDFSチャンネルの選択可不可の設定編集を行う構成としたものである。
したがって、受信機14(14A〜14D)においては、図6(B)に示すように、図2(B)に示す設定用映像生成手段45及び操作子46を設けない構成であり、他の構成は図2(B)と同様である。
そこで、図7に、図6に対応する無線通信帯の選択可不可チャンネル設定のフローチャートを示す。図7において、送信機13では、操作子62を操作して各DFSチャンネルの選択可不可の設定を開始すると、設定用映像生成手段61において当該操作子62の操作を反映させた設定用映像信号を生成し、映像データ送信部24にてカラオケ装置12から受信するカラオケ用背景映像データに設定用映像データを重畳して総ての受信機A〜D(14A〜14D)にワイヤレスHDMIにおけるTDMSチャンネルで送信することにより、各受信機A〜Dに対応する各表示装置A〜D(15A〜15D)で表示させる(S41)。なお、ここでは総ての受信機A〜Dに対応するそれぞれの表示装置A〜Dに表示させる場合としたが、最初に認識した受信機(A〜D)に対して設定用映像信号を出力してもよい。
設定者は、一の表示装置(A〜D)の表示に基づいて操作子62を操作し、各DFSチャンネルの選択可不可が設定されるDFSチャンネルテーブル31に対して、図3に示すような各DFSチャンネルの選択可不可のフラグを設定編集して決定する(S42)。
設定者によるフラグ設定の決定に応じた決定コマンドにより、各DFSチャンネルの選択可不可のフラグが設定されたDFSチャンネルテーブル31の情報を、無線層により各受信機A〜Dに送信する(S43)。当該DFSチャンネルテーブル31を無線層で受信した各受信機A〜D(14A〜14D)では、制御部41の処理に基づき記憶部42に記憶されているDFSチャンネルテーブル51を更新する。
そして、送信機13は、DFSチャンネルテーブル51の更新コマンドと共に、総ての受信機A〜Dのリブート(再起動)コマンドを無線層により送信するものである(S44)。
このように、送信機13と複数の受信機14A〜14Dを用いて、カラオケ装置12と複数の表示装置15A〜15Dを無線によりHDMIで接続する際に、容易に複数のチャンネルの選択可不可を設定することができると共に、一度の設定で他の全機器の設定を完了させることができるものである。
また、受信機14A〜14Dにおいて、DFSチャンネルテーブル51を少なくとも使用しているDFSチャンネル(第1のチャンネル)を選択可能から選択不可に編集した場合に、当該DFSチャンネルテーブル51の情報が送信機13より他の受信機に送信され、受信機が記憶しているDFSチャンネルテーブル51が更新された後に、総ての受信機14A〜14Dを再起動させることにより、選択不可であるDFSチャンネルの使用を確実に避けることができるものである。
本発明のカラオケシステムは、カラオケ歌唱に際して背景映像等を表示するカラオケの基本的機能を備えるカラオケシステムの産業分野に利用可能である。
11 カラオケシステム
12 カラオケ装置
13 送信機
14 受信機
15 表示装置
16,18 映像伝送ケーブル
17 無線通信空間
21,41 制御部
22,44A 無線層送受信部
24 映像データ送信部
25,44 DDC送受信部
26,42 記憶部
31,51 DFSチャンネルテーブル
43 映像データ受信部
45,61 設定用映像生成手段
46,62 操作子
47 DFSチャンネル選択手段
50 テーブル更新手段

Claims (3)

  1. 映像信号を出力するカラオケ装置と、当該カラオケ装置と有線で高精細度映像インタフェース接続された単一の送信機と、複数のチャンネルのうちの一つである第1のチャンネルで当該送信機と無線で高精細度映像インタフェース接続された複数の受信機と、当該複数の受信機のそれぞれと有線で高精細度映像インタフェース接続されたそれぞれの表示装置とを有するカラオケシステムであって、
    前記総ての受信機は、
    前記複数のチャンネルについて選択可不可が設定されたテーブルと、
    前記第1のチャンネルにおいて干渉波を検出する検出手段と、
    前記検出手段が干渉波を検出した場合に、前記複数のチャンネルの中から前記テーブルに基づいて第1のチャンネルとは異なる選択可能となっている第2のチャンネルを選択する選択手段と、
    前記送信機より受信した前記テーブルの情報に基づき、自己の備えるテーブルを更新する更新手段と、を備え、
    前記複数の受信機のうち、少なくとも一の受信機が、
    前記テーブルを編集するための設定用映像を生成して対応する前記表示装置に表示させる設定用映像生成手段と、
    前記表示装置に表示された設定用映像に操作が反映されるものであり、前記テーブルにおける前記複数のチャンネルの選択可不可を設定編集するための操作子と、
    前記操作子により編集されたテーブルの情報を前記送信機に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信機は、
    前記一の受信機より受信した前記テーブルの情報を、当該テーブル編集した当該受信機以外の受信機の総てに送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 映像信号を出力するカラオケ装置と、当該カラオケ装置と有線で高精細度映像インタフェース接続された単一の送信機と、複数のチャンネルのうちの一つである第1のチャンネルで当該送信機と無線で高精細度映像インタフェース接続された複数の受信機と、当該複数の受信機のそれぞれと有線で高精細度映像インタフェース接続されたそれぞれの表示装置とを有するカラオケシステムであって、
    前記送信機及び受信機は、前記複数のチャンネルについて選択可不可が設定されたテーブルを備え、
    前記送信機は、
    前記テーブルを編集するための設定用映像を生成して少なくとも一の受信機に対応する前記表示装置に表示させる設定用映像生成手段と、
    前記表示装置に表示された設定用映像に操作が反映されるものであり、前記テーブルにおける前記複数のチャンネルの選択可不可を設定編集するための操作子と、
    前記操作子により編集されたテーブルの情報を、前記受信機の総てに送信する送信手段と、を備え、
    前記受信機は、
    前記送信機より受信した前記テーブルの情報に基づき、自己の備えるテーブルを更新する更新手段と、
    前記第1のチャンネルにおいて干渉波を検出する検出手段と、
    前記検出手段が干渉波を検出した場合に、前記複数のチャンネルの中から前記テーブルに基づいて第1のチャンネルとは異なる選択可能となっている第2のチャンネルを選択する選択手段と、を備える、
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項1又は2記載のカラオケシステムであって、前記受信機において、前記テーブルを少なくとも第1のチャンネルを選択可能から選択不可に編集した場合には、総ての受信機を前記テーブルの更新後に再起動させることを特徴とするカラオケシステム。
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