JP6314328B2 - 配線用遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、配線用遮断器に関するものである。
主幹バーに接続するプラグ端子を備える配線用遮断器において、例えば漏電検出装置などの内部機器を備えるものでは集積率が高くなり、機構部の配置に関する自由度が低下する。
機構部の配置に関する自由度の向上を図る技術として、3枚の主幹バーを積層するタイプの分電盤において、3枚の主幹バーのうち、中央のバーを一部切欠き形状とし、そこに嵌め込んで使用されるプラグイン式の配線用遮断器のうち、前記切欠き形状に対応する箇所を無溝部として筐体内スペースを拡張し、その拡張したスペースを内部機器の収納部として利用する技術が開示されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1の技術では、主幹バーの切欠きが必要となり、既存の分電盤への技術適用が困難であるという問題があった。
特開2002−75162号公報
本発明の目的は前記問題を解決し、主幹バーに接続するプラグ端子を備える配線用遮断器で、漏電基板などの内部機器を備えるものにおいて、主幹バーの切欠きを行うことなく、機構部の配置に関する自由度の向上を図る技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の配線用遮断器は、主幹バーに接続されるプラグ端子を、筺体内の電源側に備える配線用遮断器であって、その筺体内で、前記主幹バーが入る溝部間に形成される複数の溝部間スペース、前記筐体内で最上段の溝部よりも上方に形成される上方スペース、前記筐体内で最下段の溝部よりも下方に形成される下方スペースのうち、少なくとも二つ以上のスペースを設け、これらのスペースに、漏電検出装置の素子、及びZCTの一部を収納したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の配線用遮断器において、前記溝部間スペース若しくは前記上方スペース若しくは前記下方スペースを、該筺体の幅方向に拡張して形成された拡張スペースに内部機器を配置したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の配線用遮断器において、前記内部機器の少なくとも一つが、基板の構成素子であることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の配線用遮断器において、前記内部機器の少なくとも一つが、基板本体であることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の配線用遮断器において、前記筺体内で、最上部の溝部よりも上方に形成される上方スペースおよび最下部の溝部よりも下方に形成される下方スペースの少なくとも何れかにも内部機器を配置したことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の配線用遮断器において、前記筺体内で、最下部の溝部よりも下方に形成される下方スペースに内部機器を配置したことを特徴とするものである。
本発明に係る配線用遮断器では、筺体内の電源側に備える配線用遮断器において、その筺体内で、前記主幹バーが入る溝部間に形成される複数の溝部間スペース、前記筐体内で最上段の溝部よりも上方に形成される上方スペース、前記筐体内で最下段の溝部よりも下方に形成される下方スペースのうち、少なくとも二つ以上のスペースを設け、これらのスペースに複数の内部機器を配置する構成として、通常使用しないスペースを内部機器の収納空間として利用しているため、従来技術のように、主幹バーの切欠きを行うことなく、機構部の配置に関する自由度の向上を図ることができる。また、漏電検出装置の素子は、熱に弱いという特性を有するが、「プラグ端子間スペース」や「拡張スペース」は、筺体内でバイメタル等が収容されたメインスペースと隔壁で仕切られているため、「プラグ端子間スペース」や「拡張スペース」に、これらの素子を配置するのみで十分な遮熱効果を得ることができる。
請求項2記載の発明のように、前記溝部間スペース若しくは前記上方スペース若しくは前記下方スペースを、該筺体の幅方向に拡張して形成された拡張スペースに内部機器を配置することにより、プラグ端子に影響されることなく、内部機器の収納空間を大きく取ることができる。
請求項3または4記載の発明のように、「プラグ端子間スペース」や「拡張スペース」に、基板の構成素子または基板本体を配置させた場合に、特に、有効な熱対策となる。
請求項5または6記載の発明のように、筺体内で、最上部の溝部よりも上方に形成される上方スペースおよび最下部の溝部よりも下方に形成される下方スペースの少なくとも何れにも内部機器を配置することにより、内部機器の収納空間を、更に大きく確保することができる。
本実施形態の配線用遮断器の全体斜視図である。 本実施形態の配線用遮断器の側面断面図である。 本実施形態の配線用遮断器の前面図である 本実施形態の配線用遮断器の要部拡大図である・。 他の実施形態の配線用遮断器の側面断面図である。 他の実施形態の配線用遮断器の側面断面図である。 他の実施形態の配線用遮断器の側面断面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
本実施形態では、図1に示すような、主幹バーに接続される3つのプラグ端子1、2、3を、筺体内の電源側に備える配線用遮断器において、図2に示すように、その筺体内で、前記主幹バーが入る溝部に形成される複数の溝部間スペース4および、最上部の溝部1よりも上方に形成される上方スペース5および最下部の溝部3よりも下方に形成される下方スペース6、更には、図3に示すように、該溝部間スペース4、上方スペース5、下方スペース6を、該筺体の幅方向に拡張して形成された拡張スペース7に複数の内部機器(例えば、漏電検出装置、CT、ZCTなど)を配置している。
これらのスペースは、従来、空きスペースとなっていた箇所であり、本発明では、これらのスペースを内部機器の収納空間として利用している。なお、更に、拡張スペース7のよりも上方に形成される拡張された上方スペース15や拡張スペース7のよりも下方に形成される拡張された下方スペース16を内部機器の収納空間として利用することもできる。これらのスペースは少なくとも二つ以上設けられ、この実施形態では全て設けられている例を示す。
本実施形態では、図2に示すように、上方スペース5には配線や素子などの部品8を収納し、下方スペース6にはZCT9の一部を収納し、溝部間スペース4には漏電検出装置の素子10を収納している。
下方スペース6は、他のスペースに比べて、大きく確保しやすいため、ここに、CTやZCTを収納することが好ましい。本実施形態では、図2に示すように、ZCT9が下方スペース6内に、斜めに配置されている。このような配置とすることにより、電線を、プラグ端子1、2、3から下方に向けてZCTに配線し、ZCTを介して筐体内部に向けて配線する際、電線に不必要な負荷をかけることなく、配線作業を行うことができる。
図4に示すように、溝部間スペース4と筺体内でバイメタル等が収容されたメインスペース11との間には、隔壁12が形成されている。漏電検出装置の素子10は、熱に弱いという特性を有するため、従来は、筺体内で高い熱量を発するバイメタルに対する熱対策が必要となっていたが、本実施形態では、このように、隔壁12で仕切られた溝部間スペース4に、漏電検出装置の素子10を配置しているため、従来のように特別の熱対策は行わずとも、十分な遮熱効果を得ることができる。
上方スペース5や下方スペース6の上下長さは、大きく確保しやすいため、図5に示すように、上方スペース5を大きくとり、ここに漏電検出装置のトリップ装置13を配置したり、図6に示すように、下方スペース6を大きくとり、ここに、基板本体14全体を、その盤面を電源側(配線用遮断器を主幹バーに接続した際に主幹バーが位置する方向)に向けて、配置することもできる。その他、図7に示すように、その盤面を筐体の側面に向けて基板本体14の一部を配置することもできる。基板本体14に、CTやZCTを取り付けることもできる。
通常、トリップ装置13の近傍には漏電基板や漏電テストボタンなどが配置され、漏電テストボタンは筐体上面に設けられるので、図5に示すように、上方スペース5にトリップ装置13を収納することにより、これらの各部品を全て効率よく配置することができる。
上記実施形態ではハンドル側を配線用遮断器の上側、取付面を下側と説明したが、使用状態ではハンドル側が手前側、取付面が奥側となる。また、その他のタイプとして配線用遮断器の底側に主幹バーを挿入する電源端子を設けたものでは、筐体の長手方向の一端側と他端側が、本実施形態の上側と下側に相当する。
1、2、3 プラグ端子
4 溝部間スペース
5 上方スペース
6 下方スペース
7 拡張スペース
8 ソレノイド
9 ZCT
10 漏電検出装置の素子
11 メインスペース
12 隔壁
13 トリップ装置
14 基板本体
15 拡張された上方スペース
16 拡張された下方スペース

Claims (6)

  1. 主幹バーに接続されるプラグ端子を、筺体内の電源側に備える配線用遮断器であって、
    その筺体内で、前記主幹バーが入る溝部間に形成される複数の溝部間スペース、
    前記筐体内で最上段の溝部よりも上方に形成される上方スペース、
    前記筐体内で最下段の溝部よりも下方に形成される下方スペースのうち
    少なくとも二つ以上のスペースを設け、
    これらのスペースに、漏電検出装置の素子、及びZCTの一部を収納したことを特徴とする配線用遮断器。
  2. 前記溝部間スペース若しくは前記上方スペース若しくは前記下方スペースを、該筺体の幅方向に拡張して形成された拡張スペースに内部機器を配置したことを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
  3. 前記内部機器の少なくとも一つが、基板の構成素子であることを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
  4. 前記内部機器の少なくとも一つが、基板本体であることを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
  5. 前記筺体内で、最上部の溝部よりも上方に形成される上方スペースおよび最下部の溝部よりも下方に形成される下方スペースの少なくとも何れかにも内部機器を配置したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の配線用遮断器。
  6. 前記筺体内で、最下部の溝部よりも下方に形成される下方スペースに内部機器を配置したことを特徴とする請求項5記載の配線用遮断器。
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