JP6313590B2 - 回転体回転検出装置および流量信号検出装置 - Google Patents
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Description
前記信号処理部は超音波発信部を所定時間間隔で発振させる発振指令信号を出力する発振回路と、この発振回路の発振指令信号を受けてから一定時間経過するまで超音波受信部の検出信号を遮断する受信タイミング回路とを備える回転体回転検出装置であって、
前記信号受信部は超音波受信部の検出信号のピーク値を記憶するピークホールド回路を備え、
前記受信タイミング回路は後続の発振指令信号を超音波受信部の検出信号のピーク値をリセットするためのリセット信号とする構成であることを特徴としている。この構成によれば、超音波発信部から発信される超音波が回転体を透過または回転体に反射することにより減衰するので、これを超音波受信部で検出することにより回転体の回転の有無を判別し、この判別から回転体の回転を検出することができる。そのため、回転体の回転を検出するに際して回転体に磁石を埋め込む必要がなく、その分の回転体の肉厚を薄くしてその軽量化を図ることができる。また、この回転体の軽量化により、その接触部分での摩擦抵抗が小さくなるばかりか、回転体が磁化されてハウジングの壁面等との接触部分に接着力が生じるようなことがないので、回転体の回転ロスが小さくなり、精度の高い回転検出が可能となる。さらに、前述の構成によれば、超音波発信部の発振と同時に生じる励磁共振波等のノイズが電磁波の形でまたはハウジングを伝達することによって超音波受信部で検出される影響を避けて回転体の回転を正確に検出して回転検出信号を生成することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る回転体回転検出装置を図面に基づき説明する。この回転体回転検出装置1は、図1に示すように機器のハウジング2に形成される室内の液体中で回転する回転体3と、ハウジング2の上部に取り付けられる上蓋20とを有している。前記回転体3は、上端から下端に向かって約45°ねじれた複数枚の回転翼30を有し、この回転翼30はハウジングの室内の液体を攪拌でき、または室内の液体が流れている時には回転できるように構成されている。また、前記回転体回転検出装置1は上蓋20の外面に配置される超音波発信部4とハウジング2の外面に配置される超音波受信部5とを有し、これら超音波発信部4および超音波受信部5は前記回転体3の回転翼30の回転を検出する位置(回転体3の回転に伴って当該回転体3の回転翼30に対する超音波の減衰率が変化する位置)に取り付けられている。前記超音波発信部4および超音波受信部5は後記する信号処理部6に接続されており、超音波発信部4から超音波を発信させるとともに、超音波受信部5の検出信号から回転検出信号kを生成するように構成されている。
本発明の第2の実施形態に係る流量信号検出装置を図面に基づき説明する。この流量信号検出装置は、第1の実施形態の回転体回転検出装置1を適用するもので、具体的には図3および図4に示すように回転体回転検出装置1のハウジング2をスライドベーン式流量計の流量計本体2aとし、液体中で回転する回転体3を流量計測部の一例のベーン30aを付設するロータ3aとしたものある。そのため、この流量信号検出装置1aでは流量計本体2aおよびロータ3a並びに超音波発信部40aおよび超音波受信部50aの取り付け位置を除いては、前述の回転体回転検出装置1の構成と同一であるので、この同一部分の説明を省略し、流量計本体2aおよびロータ3a並びに超音波発信部40aおよび超音波受信部50aの取り付け位置について説明する。前記流量計本体2aは、大円弧面2aa、小円弧面2ab並びにこれらを滑らかに繋ぐ流入口側カム曲面2acおよび流出口側カム曲面2adから形成される計量室Saと、この計量室Saの両側に位置する流入口2aeと流出口2afとを有している。また、前記流量計本体2aには計量室Saの上方を覆うように上蓋20aが取り付けられており、ロータ3aの保守作業が可能なように構成されている。前記計量室Saには円柱様のロータ3aが計量室Saの小円弧面2abのほぼ全面にわたって接触または近接して回転するように配置されており、大円弧面2aaと両カム曲面2ac,2adとの間にベーン30aが突出できるスペースが形成されている。前記ロータ3aには、その軸線に沿って4分割する位置でその全長にわたって延びる4個のベーン収納溝3aaが設けられており、ベーン30aを完全に収納するための十分な深さを有している。
本発明の第3の実施形態に係る流量信号検出装置を図面に基づき説明する。この流量信号検出装置1bは、図5および図6に示すように第2の実施形態の流量信号検出装置1aをロータリピストン型流量計に適用するものである。そのため、この流量信号検出装置1bでは流量計本体2bの構造および流量計測部のロータ3bの構造並びに発信側圧電素子40bおよび受信側圧電素子50bの取り付け位置を除いて、第2の実施形態に係る流量信号検出装置1aの構成と同一であるので、この同一部分の説明を省略し、流量計本体2bの構造および流量計測部のロータ3bの構造並びに発信側圧電素子40bおよび受信側圧電素子50bの取り付け位置について説明する。前記流量計本体2bは、円周壁面2baとその中心側に設けられた隔壁2bbの隔壁外周壁面2bcとこれらを繋ぐ底面2bdとにより形成される環状凹溝様の計量室Sbを有している。前記計量室Sbの底面2bdには、被測液体の流入口2beおよび流出口2bfが設けられており、これら流入口2beおよび流出口2bfにそれぞれ流量計本体2bに接続される流入側接続管(図示せず)、流出側接続管(図示せず)が連通している。また、前記流量計本体2bには計量室Sbの上方を遮蔽するように遮蔽板(図示せず)および上蓋20bが取り付けられており、被測液体が計量室Sbの上方から漏洩しない構成となっている。
本発明の第4の実施形態に係る流量信号検出装置を図面に基づき説明する。この流量信号検出装置1cは、第2および第3の実施形態の流量信号検出装置1a,1bをルーツ式容積流量計に適用するものある。そのため、この流量信号検出装置1cは、図7に示すように流量計本体2cの構造および流量計測部の回転子3c並びに発信側圧電素子40cおよび受信側圧電素子50cの取り付け位置を除いて、第2および第3の実施形態に係る流量信号検出装置1a,1bの構成と同一であるので、この同一部分の説明を省略し、流量計本体2cの構造および回転子3c並びに発信側圧電素子40cおよび受信側圧電素子50cの取り付け位置について説明する。前記流量計本体2cは、両側に被測液体の流入口2ceと流出口2cfとを持つ断面が長円形状に形成された計量室Scを有している。この計量室Scには、断面形状が滑らかな曲線で形成されるまゆ形状をした2個の回転子3c,3cが配置されており、この2個の回転子3c,3cはパイロットギヤ(図示せず)に規制されてお互い接触しないように回転する構成となっている。
1a…流量信号検出装置
2…ハウジング
3…回転体
40…発信側圧電素子
50…受信側圧電素子
6…信号処理部
7…発振回路
14…受信タイミング回路
17…ピークホールド回路
18…信号判別回路
Claims (2)
- ハウジングに形成された室内の液体中で回転する回転体に適用されるものであって、室外の位置でかつ回転体の回転を検出する位置に配置される超音波発信部および超音波受信部と、超音波受信部の検出信号から回転検出信号を生成する信号処理部とを備え、
前記信号処理部は超音波発信部を所定時間間隔で発振させる発振指令信号を出力する発振回路と、この発振回路の発振指令信号を受けてから一定時間経過するまで超音波受信部の検出信号を遮断する受信タイミング回路とを備える回転体回転検出装置であって、
前記信号受信部は超音波受信部の検出信号のピーク値を記憶するピークホールド回路を備え、
前記受信タイミング回路は後続の発振指令信号を超音波受信部の検出信号のピーク値をリセットするためのリセット信号とする構成であることを特徴とする回転体回転検出装置。 - 請求項1に記載の回転体回転検出装置を流量計測部に適用すべく、前記回転体回転検出装置により被測液体の圧力を受けて回転または往復移動する流量計測部の回転または往復移動を検出して、被測液体の流量に応じた流量検出信号を生成するように構成することを特徴とする流量信号検出装置。
Priority Applications (1)
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JP2013264327A JP6313590B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 回転体回転検出装置および流量信号検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013264327A JP6313590B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 回転体回転検出装置および流量信号検出装置 |
Publications (2)
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JP6313590B2 true JP6313590B2 (ja) | 2018-04-18 |
Family
ID=53533174
Family Applications (1)
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JP2013264327A Active JP6313590B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 回転体回転検出装置および流量信号検出装置 |
Country Status (1)
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-
2013
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