JP6313253B2 - 熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6313253B2
JP6313253B2 JP2015055046A JP2015055046A JP6313253B2 JP 6313253 B2 JP6313253 B2 JP 6313253B2 JP 2015055046 A JP2015055046 A JP 2015055046A JP 2015055046 A JP2015055046 A JP 2015055046A JP 6313253 B2 JP6313253 B2 JP 6313253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heat treatment
substrate
wafer
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015055046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016178116A (ja
Inventor
生将 福留
生将 福留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2015055046A priority Critical patent/JP6313253B2/ja
Publication of JP2016178116A publication Critical patent/JP2016178116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6313253B2 publication Critical patent/JP6313253B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、基板を熱処理する熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、例えば基板としての半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)表面の被処理膜上に塗布液を供給して反射防止膜やレジスト膜を形成する塗布処理、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理、ウェハを加熱する熱処理、などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。そして、レジストパターンをマスクとしてエッチング処理を行うことで、被処理膜に所定のパターンが転写される。
ところで、ウェハ上に反射防止膜を形成した後は、当該反射防止膜上にレジスト膜が形成される前に、2段階に分けて熱処理が行われる。具体的には、反射防止膜から溶剤を蒸発させるために熱処理が行われ、次いで、より高い温度で熱処理することで反射防止膜の硬化処理が行われる(特許文献1)。
特許文献1における熱処理では、処理容器内の上下に熱板が設けられた熱処理装置が用いられる。そして、例えばウェハの下方に位置する熱板にウェハを近接させて溶剤を蒸発除去し、次いで、ウェハの上方に位置するより高温の熱板にウェハを近接させて、高温でウェハを加熱する。
特開2000−91218号公報
ところで、近年の半導体デバイスのさらなる高集積化に伴うレジストパターンの微細化により、熱処理においては高い精度での温度管理が必要とされるようになってきた。しかしながら、特許文献1に開示される方法では、所望の精度でウェハの温度調整を行うことが困難であった。これは、ウェハの温度が、熱板の温度や熱板との距離だけ決まるものでなく、例えば処理容器内の温度や処理容器内の気流といった、ウェハの周囲環境の影響を受けて変動することが原因である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、熱処理における基板の温度調整を、高い精度で行うことを目的としている。
前記の目的を達成するため、本発明は、処理容器内で基板の熱処理を行う熱処理装置であって、前記処理容器内に配置された熱板と、前記基板を支持した状態で、当該基板を前記熱板に対して昇降させる支持ピンと、前記処理容器内を排気する排気機構と、前記排気機構による排気流量を計測する流量計測機構と、前記処理容器内の雰囲気温度を計測する温度計測機構と、前記基板の温度が目標温度となるように、予め求められた前記基板の前記熱板からの距離と当該基板の温度との相関関係に基づいて、前記支持ピンを昇降させる制御部と、を有し、さらに前記制御部は、前記流量計測機構の計測値、及び前記温度計測機構の計測値に基づいて、前記支持ピンの高さ方向の位置を補正するように構成され、前記支持ピンの高さ方向の位置の補正は、予め求められた前記排気流量の変化と前記基板の温度変化との相関関係及び予め求められた前記雰囲気温度の変化と前記基板の温度変化との相関関係の双方に基づいて、前記目標温度を補正することにより行われることを特徴としている。
本発明によれば、予め求められた支持ピンの高さ方向の位置と基板の温度との相関関係に基づいて制御部により支持ピンの高さ方向の位置を調整すると共に、流量計測機構の計測値及び温度計測機構の計測値の双方に基づいて、支持ピンの高さ方向の位置を補正するので、所望の精度でウェハの熱処理を行うことができる。
前記処理容器内のガス濃度を計測するガス濃度計測機構をさらに有し、前記制御部は、前記ガス濃度計測機構の計測値が所定の値を下回ったときに、前記基板を前記熱板に対して近づけるように、前記支持ピンを移動させてもよい。
別な観点による本発明は、処理容器内に配置された熱板と、基板を支持した状態で、当該基板を前記熱板に対して昇降させる支持ピンと、前記処理容器内を排気する排気機構を備えた熱処理装置を用いた熱処理方法であって、前記基板の温度が所定の目標温度になるように、予め求められた前記基板の前記熱板からの距離と当該基板の温度との相関関係に基づいて、前記支持ピンを昇降させると共に、排気機構による排気流量及び処理容器内の雰囲気温度に基づいて、前記支持ピンの高さ方向の位置を補正し、前記支持ピンの高さ方向の位置の補正は、予め求められた前記排気流量の変化と前記基板の温度変化との相関関係及び予め求められた前記雰囲気温度の変化と前記基板の温度変化との相関関係の双方に基づいて、前記目標温度を補正することにより行われることを特徴としている。
前記処理容器内のガス濃度を計測し、当該ガス濃度が所定の値を下回ったときに、前記基板を前記熱板に対して近づけるように、前記支持ピンの高さ方向の位置を調整してもよい。
別な観点による本発明によれば、前記熱処理方法を熱処理装置によって実行させるように、当該熱処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、熱処理における基板の温度調整を、高い精度で行うことができる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す正面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す背面図である。 熱処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 熱処理装置の構成の概略を示す横断面図である。 支持ピンの高さ方向の位置とウェハの温度との相関関係を示すグラフである。 排気流量の変化とウェハの温度との相関関係を示すグラフである。 雰囲気温度の変化とウェハの温度との相関関係を示すグラフである。 熱処理装置でウェハの熱処理を行う様子を示す縦断面の説明図である。 熱処理装置でウェハの熱処理において支持ピンの位置を補正した状態を示す縦断面の説明図である。 熱処理におけるウェハの熱履歴を示すグラフである。 熱処理における支持ピンの動作パターンを示すグラフである
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる熱処理装置を備えた基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、各々基板処理システム1の内部構成の概略を模式的に示す、正面図と背面図である。なお、本実施の形態では、基板処理システム1がウェハWに対してフォトリソグラフィー処理を行う塗布現像処理システムである場合を例にして説明する。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置32、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つ並べて配置されている。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33では、例えばウェハW上に所定の塗布液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に塗布液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、塗布液をウェハWの表面に拡散させる。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱や冷却といった熱処理を行う熱処理装置40や、レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのアドヒージョン装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。これら熱処理装置40、アドヒージョン装置41、周辺露光装置42の数や配置についても、任意に選択できる。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置100が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置110と受け渡し装置111が設けられている。ウェハ搬送装置110は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置110は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置111及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、上述した熱処理装置40の構成について説明する。図4は、熱処理装置40の構成の概略を示す横断面図であり、図5は、熱処理装置40の構成の概略を示す縦断面図である。
例えば熱処理装置40は、筐体150と、ウェハWを載置して温度調節する温度調節板151と、ウェハWを載置して加熱する熱板152が設けられている。温度調節板151と熱板152は、筐体150の内側に、例えば図4のY方向に沿って並んで設けられている。筐体150は、温度調節板151側の天井部が全面にわたって開口しており、熱板152側のみが天井を有する容器状に形成されている。換言すれば、熱板152は、処理容器としての筐体150内に配置されている。筐体150の温度調節板151と熱板152との間には温度調節板151が通過する搬送口150aが形成されている。搬送口150aには図示しないシャッタが設けられており、シャッタを閉止することで、熱板152の周囲に閉鎖された処理空間Aを形成できる。
熱板152は、厚みのある略円盤形状を有している。熱板152は、水平な上面を有し、当該上面には、例えばウェハWを吸引する図示しない吸引口が設けられている。この吸引口からの吸引により、ウェハWを熱板152上に吸着保持できる。
熱板152の内部には、図5に示すように、熱板152を加熱する加熱機構153が設けられている。加熱機構153としては、例えば電気ヒータなどが用いられ、後述する制御部300により加熱機構153への電力の供給量を制御することにより、熱板152を所定の設定温度に制御することができる。
熱板152には、上下方向に貫通する複数の貫通孔154が形成されている。貫通孔154には、支持ピン155が設けられている。支持ピン155は、昇降駆動機構156によって支持されており、昇降自在となっている。支持ピン155は、貫通孔154内を挿通して熱板152の上面に突出し、ウェハWを支持した状態で、ウェハWを熱板152に対して相対的に昇降できる。昇降駆動機構156としては、例えばステッピングモータなどが用いられ、制御部300からの制御信号に基づいて、支持ピン155の高さ方向の位置を任意に設定できる。
熱板152には、当該熱板152の外周部を保持する環状の保持部材157が設けられている。保持部材157には、当該保持部材157の外周を囲み、支持ピン155を収容する筒状のサポートリング158が設けられている。
温度調節板151は、図4に示すように略方形の平板形状を有し、熱板152側の端面が円弧状に湾曲している。温度調節板151には、Y方向に沿った2本のスリット160が形成されており、温度調節板151が、支持ピン155及び温度調節板151の下方に設けられた支持ピン161と干渉するのを防止できる。支持ピン161は、シリンダなどの昇降駆動機構162によって上下動できる。また、温度調節板151には、例えばペルチェ素子などの温度調節部材(図示せず)が内蔵されている。
温度調節板151は、図4に示すように支持アーム170に支持されている。支持アーム170には、駆動部171が取り付けられている。駆動部171は、Y方向に延伸するレール172に取り付けられている。レール172は、温度調節板151の下方から搬送口150aの下方近傍まで延伸している。この駆動部171により、温度調節板151は、レール172に沿って熱板152の上方まで移動可能になっている。このような構成により、温度調節板151は、熱板152との間でウェハWの受け渡しを行う搬送機構としても機能する。
筐体150における熱板152の上方には、処理空間A内の雰囲気を排気する排気機構180に接続された排気管181が連通して設けられている。排気管181には、排気機構180による排気流量を計測する流量計測機構182と、排気温度を計測する温度計測機構183と、排気機構180による排気流量を調整する流量調整弁184が設けられている。また、排気管181には、当該排気管181内を流れる排気に含まれる所定のガスの濃度を計測するガス濃度計185が設けられている。なお、本実施の形態における所定のガスとは、例えば反射防止膜に含有された溶剤の蒸気である。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部300が設けられている。制御部300は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1におけるウェハWの熱処理や塗布処理といった各種処理を制御するプログラムが格納されている。
次に、熱処理を実現させるためのプログラムについて説明する。制御部300には、図6、図7、図8に示すような、予め求められた所定の相関関係f(T)、f(Q)、f(T)が、プログラムとして格納されている。図6に示す相関関係f(T)は、ウェハWと熱板152との距離、即ち支持ピン155の高さ方向の位置Lと、位置LにおけるウェハWの温度Tとの相関関係である。図6の横軸はウェハWの温度Tであり、縦軸は、支持ピン155の高さ方向の位置Lである。
この相関関係f(T)は、例えば内部に熱電対を備えた測定用ウェハを熱処理装置40の支持ピン155上に載置して加熱する予備試験により、予め求められる。具体的には、ウェハWを目標温度Tで熱処理する場合と同様に熱板152の温度を設定した状態で、支持ピン155の位置Lを変更し、各位置LでウェハWの熱処理を行う場合と同じ時間経過したときにウェハWが到達する温度Tを求める。そして、各位置Lに対して到達した温度Tをプロットすることで、図6のような相関関係f(T)が求められる。
図7に示す相関関係f(Q)は、排気管181の排気流量Qの変化ΔQと、当該排気流量Qの変化ΔQに伴い変化するウェハWの温度Tc1との相関関係である。図7の横軸は排気流量Qの変化ΔQ、縦軸は温度Tc1である。なお、排気流量Qの変化ΔQとは、例えば相関関係f(T)を求めるための上記予備試験の際の排気流量Qと、流量計測機構182で計測される実際の排気流量Qとの差分である。つまり、上述の相関関係f(T)を求める際には、排気流量QがQと一致するように条件設定されている。
そして、相関関係f(Q)を求めるにあたっては、ウェハWを目標温度Tに到達させるべく所定の温度に加熱された熱板152上にウェハWを載置した状態で、排気流量QをΔQずつ変化させ、各変化ΔQごとにウェハWの到達温度Tを求める。そして、各変化ΔQごとに目標温度TとウェハWの到達温度Tとの差分である温度Tc1を算出し、この温度Tc1と変化ΔQをそれぞれプロットすることで、図7のような相関関係f(Q)が求められる。
図8に示す相関関係f(T)は、処理空間Aの雰囲気の温度Tの変化ΔTと、当該温度Tの変化ΔTに伴い変化するウェハWの温度Tc2との相関関係である。図8の横軸は温度Tの変化ΔT、縦軸は温度Tc2である。なお、処理空間Aの雰囲気の温度Tの変化ΔTとは、例えば相関関係f(T)を求めるための上記予備試験の際の雰囲気の温度TEcと、温度計測機構183で計測される実際の温度Tとの差分である。つまり、上述の相関関係f(T)を求める際には、温度TがTEcと一致するように条件設定されている。なお、本実施の形態では、排気を温度計測機構183により計測することで処理空間Aの雰囲気の温度Tを求めているが、温度計測機構183の配置は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、例えば処理空間A内、即ち筐体150の内部に設置されていてもよい。
相関関係f(T)を求めるにあたっては、ウェハWを目標温度Tに到達させるべく所定の温度に加熱された熱板152上にウェハWを載置した状態で、処理空間Aの雰囲気の温度TをΔTずつ変化させ、各変化ΔTごとにウェハWの到達温度Tを求める。雰囲気の温度Tは、温度計測機構183での計測値である。そして、各変化ΔTごとに目標温度TとウェハWの到達温度Tとの差分である温度Tc2を算出し、この温度Tc2と変化ΔTをそれぞれプロットすることで、相関関係f(T)が求められる。なお、処理空間Aの雰囲気の温度Tは、例えば搬送口150aに設けられたシャッタ(図示せず)の開度を調整するなどして変化させることができる。
なお、上記のプログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部300にインストールされたものであってもよい。
次に、以上のように構成された基板処理システム1で行われるウェハ処理について説明する。先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次処理ステーション11の受け渡し装置53に搬送される。
次にウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送されて熱処理される。
熱処理装置40に搬送されたウェハWは、温度調節板151により熱板152上の支持ピン155に受け渡される。次いで、図示しないシャッタにより搬送口150aを閉じることで、ウェハWの周囲に処理空間Aが形成される。次いで、制御部300では、ウェハWを目標温度Tで熱処理するべく、相関関係f(T)に基づいてウェハWと熱板152との距離、即ち支持ピン155の高さ方向の位置Lを調整する。なお、本実施の形態では、例えば先ず90℃で加熱するいわゆる中間熱処理を行った後に、270℃で加熱するように、目標温度Tが設定されている。この際、熱板152の設定温度は、相関関係f(T)を求めたときと同じ温度で一定に保たれる。
したがって、先ず制御部300では、相関関係f(T)に基づいて、ウェハWの温度が90℃となる支持ピン155の位置L及び270℃となる位置Lが算出される。次いで、制御部300からの信号に基づいて、図9に示すように支持ピン155の位置がLとなるように、昇降駆動機構156が制御される。そしてウェハWは、位置Lにおいて、90℃で所定の時間熱処理される。
また、位置Lでの熱処理と並行して、制御部300では流量計測機構182と温度計測機構183の計測値を監視し、排気流量Qの変化ΔQと、処理空間Aの雰囲気の温度Tの変化ΔTを求める。そして、制御部300では、排気流量Qの変化ΔQと相関関係f(Q)に基づき、ΔQに起因して変化するウェハWの温度Tc1を、処理空間Aの雰囲気の温度Tの変化ΔTと相関関係f(T)に基づき、ΔTに起因して変化するウェハWの温度Tc2を、それぞれ算出する。
次いで、制御部300では、温度Tc1と温度Tc2に基づいて、到達温度Tが目標温度Tと一致するように、目標温度Tを補正する。具体的には、補正後の新たな目標温度Tを、下記の式(1)より求める。
=T−Tc1−Tc2 ・・・(1)
より具体的には、例えば目標温度Tが90℃であり、温度Tc1が−0.5℃、即ち、排気流量Qの変化ΔQによりウェハWの到達温度Tが目標温度Tよりも0.5℃低くなり、温度Tc2が−0.3℃である場合、支持ピン155の位置をLに維持した状態では到達温度Tは、目標温度TよりもTc1とTc1の分低い、89.2℃(=90℃−0.5℃−0.3℃)となる。そこで、Tc1とTc2の温度低下分を考慮して、新たな目標温度Tを、式(1)より90.8℃(=90℃−(−0.5℃)−(−0.3℃))と算出する。そして、制御部300では、新たな目標温度Tに基づき、相関関係f(T)から、補正後の支持ピン155の位置Lを求め、図10に示すように、支持ピンの位置をLからL1aに変化させる。これにより、Tc1とTc2の影響が低減され、ウェハWの到達温度Tは90℃となる。そして、この中間熱処理を所定の時間行うことにより、ウェハW上の反射防止膜中に含有された溶剤が蒸発する。
中間熱処理の後は、270℃で熱処理を行うべく、制御部300により、支持ピン155の位置がLに調整される。それと共に、位置Lでの熱処理においても、排気流量Qの変化ΔQと、温度Tの変化ΔTとに基づいて、温度Tc1と温度Tc2がそれぞれ算出される。
次いで、制御部300では、温度Tc1と温度Tc2に基づいて、目標温度Tの補正が行われる。そして、新たな目標温度Tに基づき、支持ピン155の位置がLからL2a調整にされ、熱処理が所定の時間行われる。これにより、反射防止膜の硬化処理が完了する。
なお、本実施の形態では中間熱処理を所定の時間行った後に270℃での熱処理に移行したが、例えば中間熱処理中にガス濃度計185で排気中に含まれる反射防止膜の溶剤蒸気の濃度を監視し、濃度が所定の閾値以下となった時点で中間熱処理を終了し、支持ピン155の位置をLまたはL2aに移動させるようにしてもよい。中間熱処理での熱処理の目的は反射防止膜からの溶剤の除去であり、予め設定されていた所定の時間よりも前にガス濃度計185の結果に基づいて当該中間熱処理を終了することで、熱処理装置40での熱処理におけるスループットを向上させることができる。
熱板152での熱処理が終了すると、ウェハWは温度調節板151に受け渡されて温度調節される。熱処理装置40での熱処理が終了すると、次にウェハWはアドヒージョン装置41に搬送され、アドヒージョン処理される。その後ウェハWは、第1のブロックG1のレジスト塗布装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。
次にウェハWは、第1のブロックG1の上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後、ウェハWは第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され、熱処理が行われる。その後、ウェハWは、周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される。
次にウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置110を介して露光装置12に搬送され、所定のパターンで露光処理される。
次にウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後ウェハWは、現像処理装置30に搬送され、現像処理が行われる。
現像処理の終了後、ウェハWは熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70、ウェハ搬送装置23を介して所定のカセット載置板21のカセットCに搬送され、一連のフォトリソグラフィー工程が完了する。
以上の実施の形態によれば、予め求められた支持ピン155の高さ方向の位置LとウェハWの温度との相関関係f(T)に基づいて、制御部300により支持ピン155の位置Lを調整すると共に、排気流量Qの変化ΔQと処理空間Aの雰囲気の温度Tの変化ΔTに基づいて支持ピン155の位置をさらに補正するので、ウェハWの周囲環境による影響を低減して、所望の精度でウェハWの熱処理を行うことができる。
また、排気流量Qの変化ΔQと処理空間Aの雰囲気の温度Tの変化ΔTといったウェハWの周囲環境の影響を低減することで、例えばウェハ間差や熱処理装置間差を低減し、再現性の高い熱処理を行うことができる。
加えて、支持ピン155の位置Lを調整することでウェハWの温度Tを調整するので、熱板152の設定温度を一定に維持したままであっても、複数の目標温度Tで熱処理を行うことができる。したがって、熱板152の温度設定の変更に要する時間を必要とせず、効率的に熱処理を行うことができる。
また以上の実施の形態では、ガス濃度計185により排気中のガス濃度を監視することで中間熱処理の終期を検出し、予め定められた所定の時間よりも前に中間熱処理を終えることで、熱処理装置40での熱処理におけるスループットを向上させることができる。
さらには、熱処理中に支持ピン155を昇降させることでウェハW周囲の雰囲気が撹拌されるため、例えばウェハWからの反射防止膜の溶剤の蒸発を促進し、それにより中間熱処理の時間を短縮するという効果も期待できる。
なお、以上の実施の形態では、熱処理装置40により、いわゆる中間熱処理を伴う熱処理を行った場合を例として説明したが、本実施の形態にかかる熱処理装置40の適用については、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、さまざまな熱処理において適用できる。
例えば図11に示すように、極小点Pや極大点Pを有するような熱履歴TでウェハWの熱処理を行いたい場合、相関関係f(T)に基づき、例えば図12に示すような支持ピン155の動作パターンf(Lx)を制御部300で作成し、この動作パターンf(Lx)に基づいて熱処理を行うようにしてもよい。
図11に示すように、極小点Pや極大点Pを有するような熱履歴Tを形成するには、ウェハWの目標温度としては、少なくとも極小点P、極大点P、及び定常温度Tの3点の設定値が必要となる。かかる場合、例えば特許文献1のように2つの熱板を有する熱処理装置では、低温側の熱板に近づけた場合と高温側の熱板に近づけた場合の2点のみしか目標温度の設定ができないため、3点以上の温度制御をすることが困難である。この点、本実施の形態のように、相関関係f(T)に基づき、支持ピン155の動作パターンf(Lx)を作成し、それに基づいて支持ピン155を動作させることで、3点以上の目標温度を有する様々なパターンに対応した熱処理を実現することができる。そして、相関関係f(Q)及び相関関係f(T)に基づいて支持ピン155の位置Lを補正することで、より高い精度で熱処理を行うことができる。
なお、以上の実施の形態では、例えば支持ピン155の位置をLとした後に、相関関係f(Q)、相関関係f(T)に基づいて支持ピン155の位置をL1aに補正したが、例えば処理空間Aの雰囲気の温度Tや排気流量Qが概ね一定の値に維持されている場合には、相関関係f(T)から位置L及びLを求めると同時に相関関係f(Q)、相関関係f(T)により位置L1a及び位置L2aを求め、ウェハWが温度調節板151から支持ピン155に受け渡された後に、直ちに支持ピンを位置L1aに移動させるようにしてもよい。即ち、位置Lの補正にあたっては、フィードバック制御、フィードフォワード制御のいずれを用いてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、基板上に塗布液を塗布する際に有用である。
1 基板処理システム
30 現像処理装置
31 下部反射防止膜形成装置
32 レジスト塗布装置
33 上部反射防止膜形成装置
40 熱処理装置
41 アドヒージョン装置
42 周辺露光装置
150 筐体
152 熱板
155 支持ピン
300 制御部
W ウェハ

Claims (5)

  1. 処理容器内で基板の熱処理を行う熱処理装置であって、
    前記処理容器内に配置された熱板と、
    前記基板を支持した状態で、当該基板を前記熱板に対して昇降させる支持ピンと、
    前記処理容器内を排気する排気機構と、
    前記排気機構による排気流量を計測する流量計測機構と、
    前記処理容器内の雰囲気温度を計測する温度計測機構と、
    前記基板の温度が目標温度となるように、予め求められた前記基板の前記熱板からの距離と当該基板の温度との相関関係に基づいて、前記支持ピンを昇降させる制御部と、を有し、
    さらに前記制御部は、前記流量計測機構の計測値及び前記温度計測機構の計測値に基づいて、前記支持ピンの高さ方向の位置を補正するように構成され、
    前記支持ピンの高さ方向の位置の補正は、予め求められた前記排気流量の変化と前記基板の温度変化との相関関係及び予め求められた前記雰囲気温度の変化と前記基板の温度変化との相関関係の双方に基づいて、前記目標温度を補正することにより行われることを特徴とする、熱処理装置。
  2. 前記処理容器内のガス濃度を計測するガス濃度計測機構をさらに有し、
    前記制御部は、前記ガス濃度計測機構の計測値が所定の値を下回ったときに、前記基板を前記熱板に対して近づけるように、前記支持ピンを移動させることを特徴とする、請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 処理容器内に配置された熱板と、基板を支持した状態で、当該基板を前記熱板に対して昇降させる支持ピンと、前記処理容器内を排気する排気機構を備えた熱処理装置を用いた熱処理方法であって、
    前記基板の温度が所定の目標温度になるように、予め求められた前記基板の前記熱板からの距離と当該基板の温度との相関関係に基づいて、前記支持ピンを昇降させると共に、排気機構による排気流量及び処理容器内の雰囲気温度に基づいて、前記支持ピンの高さ方向の位置を補正し、
    前記支持ピンの高さ方向の位置の補正は、予め求められた前記排気流量の変化と前記基板の温度変化との相関関係及び予め求められた前記雰囲気温度の変化と前記基板の温度変化との相関関係の双方に基づいて、前記目標温度を補正することにより行われることを特徴とする、熱処理方法。
  4. 前記処理容器内のガス濃度を計測し、当該ガス濃度が所定の値を下回ったときに、前記基板を前記熱板に対して近づけるように、前記支持ピンの高さ方向の位置を調整することを特徴とする、請求項3に記載の熱処理方法。
  5. 請求項3または4のいずれか一項に記載の熱処理方法を熱処理装置によって実行させるように、当該熱処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した、読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
JP2015055046A 2015-03-18 2015-03-18 熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体 Active JP6313253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015055046A JP6313253B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015055046A JP6313253B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016178116A JP2016178116A (ja) 2016-10-06
JP6313253B2 true JP6313253B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=57070135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015055046A Active JP6313253B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6313253B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7133451B2 (ja) * 2018-11-30 2022-09-08 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272342A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置および基板熱処理方法
JP2000091218A (ja) * 1998-09-07 2000-03-31 Tokyo Electron Ltd 加熱処理方法及び加熱処理装置
JP2004119630A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Komatsu Ltd ウェハ温調装置
JP4467266B2 (ja) * 2003-08-13 2010-05-26 大日本スクリーン製造株式会社 基板加熱装置および基板加熱方法
JP2007115790A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd レジスト膜の処理装置およびレジストパターン形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016178116A (ja) 2016-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8376637B2 (en) Photoresist coating and developing apparatus, substrate transfer method and interface apparatus
JP4699283B2 (ja) 熱処理板の温度制御方法、プログラム及び熱処理板の温度制御装置
KR101314001B1 (ko) 온도 제어 방법, 온도 조절기 및 열처리 장치
US11087983B2 (en) Thermal treatment apparatus, thermal treatment method, and non-transitory computer storage medium
US20070257085A1 (en) Heat processing method, computer-readable storage medium, and heat processing apparatus
US20120031892A1 (en) Heat Treatment Method, Recording Medium Having Recorded Program for Executing Heat Treatment Method, and Heat Treatment Apparatus
TWI643246B (zh) Heat treatment device, abnormality detection method in heat treatment, and readable computer memory medium
US8916804B2 (en) Heat treatment method, recording medium having recorded program for executing heat treatment method, and heat treatment apparatus
JP2008270542A (ja) 熱処理板の温度設定方法、熱処理板の温度設定装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2006085527A1 (ja) 熱処理板の温度設定方法,熱処理板の温度設定装置,プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5622701B2 (ja) 減圧乾燥装置
KR102263718B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP6313253B2 (ja) 熱処理装置、熱処理方法及びコンピュータ記憶媒体
JP2014022497A (ja) 熱処理装置、熱処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
KR20190042839A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
JP7200638B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
KR102403200B1 (ko) 기판 지지 유닛, 기판 처리 장치, 기판 처리 방법
JP4969304B2 (ja) 熱処理板の温度設定方法、熱処理板の温度設定装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR102175073B1 (ko) 기판 처리 장치 및 방법
KR102201891B1 (ko) 기판 처리 장치
US20220359243A1 (en) Substrate processing apparatus, substrate processing method and storage medium
KR20190089546A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
KR20180054948A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
JP2007258303A (ja) 基板熱処理装置
KR20080065356A (ko) 포토레지스트 패턴 베이킹 방법 및 이를 수행하기 위한포토레지스트 패턴 베이킹 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6313253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250