JP6312152B2 - 変速機及びクラッチの制御装置をプログラミングするためのプロトコル変換方法 - Google Patents

変速機及びクラッチの制御装置をプログラミングするためのプロトコル変換方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6312152B2
JP6312152B2 JP2015518962A JP2015518962A JP6312152B2 JP 6312152 B2 JP6312152 B2 JP 6312152B2 JP 2015518962 A JP2015518962 A JP 2015518962A JP 2015518962 A JP2015518962 A JP 2015518962A JP 6312152 B2 JP6312152 B2 JP 6312152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
lcu
tcu
communication protocol
tester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015518962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015529993A (ja
Inventor
シュミット ヴェアナー
シュミット ヴェアナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schaeffler Technologies AG and Co KG
Original Assignee
Schaeffler Technologies AG and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schaeffler Technologies AG and Co KG filed Critical Schaeffler Technologies AG and Co KG
Publication of JP2015529993A publication Critical patent/JP2015529993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6312152B2 publication Critical patent/JP6312152B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0003Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0426Programming the control sequence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H2061/0062Modifying an existing transmission control from a manufacturer for improvement or adaptation, e.g. by replacing a valve or an electric part

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載されている特徴を備えている方法に関する。
本発明の適用分野及び用途はクラッチ・変速機システム、特にデュアルクラッチ変速機システムである。
本明細書において、TCUという略称は、自動車変速機を制御するためのあらゆる任意の変速機制御装置、一つ又は複数の自動車シフトクラッチを制御するためのあらゆる任意のクラッチ制御装置、また特に、変速機及び一つ又は複数のシフトクラッチを制御するための変速機を制御するためのあらゆる制御装置、とりわけ、デュアルクラッチ変速機を制御するためのあらゆる制御装置であると解される。デュアルクラッチ変速機は以前より公知のものであり、例えばDE 10 2008 023 360 A1に開示されている。TCU及びTCU制御装置という表記は同義で用いられている。
本明細書においてHCAという略称は、例えば液圧動作式のクラッチアクチュエータ、特に流体静力学的に(ハイドロスタティックに)動作するクラッチアクチュエータ(Hydrostatic Clutch Actuator)のような自動化摩擦クラッチを操作するためのあらゆる任意のアクチュエータであると解される。そのようなクラッチアクチュエータは例えばDE 10 2010 047 801 DE又はDE 10 2010 047 800 DEに開示されている。しかしながら各HCAには、少なくとも一つの不揮発性メモリ及びローカル制御ユニットLCU(Local Control Unit)を一対一の関係で明確に対応付ける必要がある。この不揮発性メモリは、例えばHCAのローカル制御ユニットLCUに設けられている。
デュアルクラッチ変速機システムは例えばTCU−HCAシステムを有している。
本明細書において、SWという略称はソフトウェアを表している。
本明細書において、診断ルーチン、診断機能、診断サービス並びに診断命令という語句は同義で用いられている。
本明細書において、ソフトウェア、ルーチン、関数、プロセスという語句もやはり実質的に同義で用いられている。
例えばデュアルクラッチ変速機において使用されるコンポーネントは、アプリケーションSW用のフラッシュメモリを含む制御ユニットを構成に応じて一つ又は複数有している。モデルイヤーの更新又はエラー除去(バグ修正)に基づき、SWの更新(SWアップデート)が必要になると考えられる。デュアルクラッチシステムにおいては、通常の場合、二つのアクチュエータ(各クラッチに対してそれぞれ一つのアクチュエータ)、例えばHCAが使用され、アクチュエータの各制御ユニット(LCU)には同様に一つのフラッシュメモリが設けられている。二つのLCUに対して、単純化の観点から同一のアプリケーションSWが使用されるが、各LCUは独立しているので、SWアップデートが行われる場合には、いずれのLCUも更新しなければならない。通常の場合、フラッシュプロセス、即ちデータの書き込みプロセスはテスト装置によって起動及び実行され、また正確に実施されたかについて監視される。書き込みプロセスはCANバスを介して行われるが、その際、LCUの前段に接続されている制御装置(TCU)が、ゲートウェイ機能を用いてLCUとテスタとの間の接続を実現する。
LCU内のプログラムメモリは非常に制限されており、従って付加的なSW機能を実装する際には、その背景においてメモリリソースが制限されていることを熟考しなければならない。特に、HCAの制御装置コード(LCUアプリケーションSW)の更新を実現する機能が必要とされる頻度は極めて低いものでしかないが、しかしながら顧客固有の診断プロトコルによってその機能が実施される限りは、そのような低い頻度にもかかわらず、大きいメモリスペースが必要になる。一方、開発中にその開発に利用される別のプロトコル(例えばCCP又はXCP)に必要とされるメモリスペースは遙かに小さい。
図1に示されているように、LCU150,160のフラッシュ、即ち、LCU150,160へのデータの書き込みは常に診断テスタ140を介して行われるが、その際に通常の場合は、LCU150,160とテスタ140との間に直接的なコネクションは存在しないので、上書きは、TCU110におけるゲートウェイ機能を用いることによって、変速機制御装置TCU110を介することでしか行われない。TCU110は、テスタからの命令をLCUに転送し(矢印120を参照されたい)、またそれとは反対方向においてはLCUの応答をテスタへと送信する(矢印130を参照されたい)。これらは全て、顧客固有の診断プロトコル、例えばUDSプロトコルによって行われるので、そのため、このプロトコルはTCU110及びLCUのいずれにも格納されなければならない。ゲートウェイ機能によって、メッセージを変更なく双方向に伝送することができる。その種の方法は、例えばDE 101 53 085 A1,DE 43 15 494 C1,DE 102 37 715 A1並びにDE 196 16 166 A1に開示されている。
本発明が基礎とする課題は、LCU内のメモリスペースに課される要求を減らしながら上書き機能を保証することである。
この課題は請求項1の特徴部分に記載されている構成を備えている方法によって解決される。
本発明によれば、車両変速機を操作するための変速機アクチュエータと、車両クラッチを操作するためのクラッチアクチュエータを有している車両クラッチと、一対一の関係で対応付けられているメモリ領域を有している第1の制御装置と、一対一の関係で対応付けられているメモリ領域を有している第2の制御装置とを備えている自動車変速機を制御するための方法が提供される。本発明によれば第3の制御装置が設けられており、第3の制御装置と第1の制御装置との間の情報交換が第2の制御装置を介して行われ、このために、第3の制御装置と第2の制御装置との間の情報交換と、第1の制御装置と第2の制御装置との間の情報交換が行われ、その際、第1の制御装置と第2の制御装置との間の情報交換は第1の通信プロトコルに基づき行われ、第2の制御装置と第3の制御装置との間の情報交換は第2の通信プロトコルに基づき行われる。
本発明の有利な実施の形態においては、第1の制御装置及び第2の制御装置においては第1の通信プロトコルが使用され、第2の制御装置及び第3の制御装置においては第2の通信プロトコルが使用される。
本発明の特に有利な実施の形態においては、第1の通信プロトコルのための所要メモリは、第2の通信プロトコルのための所要メモリよりも少ない。
情報交換として、データ交換、コンピュータプログラムの交換、命令の交換等が考えられる。
例えば、この情報交換は、テスタ(第3の制御装置)に存在する、LCU(第1の制御装置)のためのコンピュータプログラム(LCU−SW)、例えば新たなアップデートバージョンの、LCU(第1の制御装置)のメモリ領域への伝送であると考えられる。
しかしながら情報交換は、テスタ(第3の制御装置)に存在する算出済みの始動パラメータの始動データの、LCU(第1の制御装置)のメモリ領域への伝送であってもよい。
更には、情報交換はLCUのメモリ領域からTCUのメモリ領域への始動データの伝送であってもよい。
本発明の特に有利な実施の形態においては、第1の通信プロトコルがCCPプロトコル又はXCPプロトコルであり、また第2の通信プロトコルが顧客固有の診断プロトコル、例えばUDSプロトコルである。
本発明による方法は、顧客固有の診断プロトコルUDSのためのメモリスペースをLCUに設ける必要がないという利点を有している。その代わりに、LCUにおいては、メモリスペースが僅かなもので済むプロトコル、例えばCCPプロトコル又はXCPプロトコルのためのメモリスペースのみが必要とされる。
本発明の有利な実施の形態においては、第3の制御装置と第1の制御装置との間で情報交換が行われる際には、第2の制御装置において、情報交換の方向に応じた通信プロトコルの切り替えがその都度実行される。この切り替えは、二つの通信プロトコル間の翻訳乃至変換によって行われる。
本発明の有利な実施の形態においては、第3の制御装置から第1の制御装置の方向への情報交換が行われる際に、第2の制御装置においては、第2の通信プロトコルから第1の通信プロトコルへの通信プロトコルの切り替えが実行される。
本発明の有利な実施の形態においては、第1の制御装置から第3の制御装置の方向への情報交換が行われる際に、第2の制御装置においては、第1の通信プロトコルから第2の通信プロトコルへの通信プロトコルの切り替えが実行される。
即ち、第1の制御装置と第3の制御装置は共通の通信プロトコルを有していないので、TCUにおいては情報交換を継続するために、通信プロトコルの切り替え、つまり、一方の通信プロトコルから他方の通信プロトコルへの翻訳が実行される。
以下では、第1の有利な実施の形態のヴァリエーションを説明する:
本発明の第1の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第3の制御装置が第2の通信プロトコルの診断命令を用いて、コンピュータプログラムを第2の制御装置のメモリ領域に伝送することを指示する。
本発明の第1の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、コンピュータプログラムが、第1の制御装置のためのコンピュータプログラム及び/又は書き込みルーチン、例えば第1の制御装置のためのアプリケーションSWプログラム(LCUアプリケーションSWプログラム)である。
第1の制御装置のためのコンピュータプログラム(LCU−SW)の代わりに、テスタ(第3の制御装置)に存在する算出済みの始動パラメータの始動データが第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に伝送されてもよい。
もっとも書き込みルーチンを事前に第2の制御装置(TCU)のメモリスペースに設け、第2の制御装置(TCU)において使用することも可能である。書き込みルーチンを別のやり方で、第2の制御装置(TCU)のメモリ領域に供給することもできる。
本発明の第1の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、書き込みルーチンを用いて、第1の制御装置のためのアプリケーションSWプログラムを第1の通信プロトコルでもって第1の制御装置のメモリ領域に伝送することが第2の制御装置に指示され、その際に、第1の制御装置のためのアプリケーションSWプログラム及び書き込みルーチンが第2の制御装置のメモリ領域に供給され、また書き込みルーチンには、第3の制御装置を起点とした第2の通信プロトコルの診断命令を用いて、アプリケーションSWプログラムの伝送が指示される。
以下では、第1の実施の形態に代わる、第2の特に有利な実施の形態のヴァリエーションを説明する:
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第2の制御装置には、通信プロトコルの切り替えを実行するプロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)が設けられている。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第2の制御装置(TCU)に、情報又はデータ又はコンピュータプログラムを変更なく第2の制御装置(TCU)を介して伝送するためのゲートウェイ機能が提供されている。
このヴァリエーションでは例えば、テスタに存在する算出済みの始動パラメータの始動データをLCUのメモリ領域に伝送することができる。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第3の制御装置(テスタ)が、第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域にコンピュータプログラム又は始動データを伝送することを指示する。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第3の制御装置(テスタ)が、第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域にコンピュータプログラム又は始動データを伝送することを指示し、その際に、第2の通信プロトコル(460)の診断命令が、第2の制御装置(TCU)において、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)を用いて第1の通信プロトコル(450)の診断命令に翻訳される、及び/又は、第1の制御装置(LCU)のためのコンピュータプログラム又は始動データが、ゲートウェイ機能を用いて、変更なく第2の制御装置(TCU)を介して伝送される。
本発明の第2の実施の形態によるゲートウェイ機能並びにプロトコル翻訳プログラムを用いることによって、書き込みルーチンも第1の制御装置のためのアプリケーションSWプログラム(LCUアプリケーションSWプログラム)もその全体を差し当たり第2の制御装置のメモリ領域に格納する必要はなく、その代わりに、第3の制御装置(テスタ)に存在する、第1の制御装置のためのアプリケーションSWプログラム(LCUアプリケーションSWプログラム)は、書き込みルーチンを用いて(但し、ここでは書き込みルーチンは第3の制御装置(テスタ)にのみ存在していればよい)、又は、いずれの書き込みルーチンも用いずに直接的に命令(診断命令)を用いて、TCUのゲートウェイを介して、その全体が第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に供給されるか、又は「データパケット毎に」第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に供給される。このために必要とされる命令は、書き込みルーチンに基づき、又は直接的に第3の制御装置(テスタ)の命令(診断命令)によって第2の制御装置(TCU)に伝送され、また、命令が第1の制御装置(LCU)に宛てられたものである場合には、第2の制御装置(TCU)において直接的に翻訳されて、第1の制御装置(LCU)に転送される。第1の制御装置(LCU)の応答は、同様に、第2の制御装置(TCU)に到達すると即座に逆翻訳乃至逆変換され、また直接的に第3の制御装置(テスタ)に転送されるので、従って、特に第3の制御装置(テスタ)と第1の制御装置(LCU)との間でメッセージが交換される場合には、第2の制御装置(TCU)においてはいわゆる「同時翻訳」を行うことができる。これによって、二つの異なる通信プロトコルが使用されている第3の制御装置と第1の制御装置との間においては、いずれも同一の通信プロトコルを使用している第3の制御装置と第2の制御装置との間で行われる通信とほぼ同じ速度で通信を行うことができ、第2の制御装置においてその都度直接的な通信プロトコル翻訳が行われる点のみが相違するが、この相異によっても実際のところは、著しい遅延は生じない。つまり、第3の制御装置と第1の制御装置との間での通信は効率的であると考えられ、また、各データ伝送を第3の制御装置と第2の制御装置との間のデータ伝送と同様に双方向で行うことができる。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、上記のような変更なしの伝送時に、第1の制御装置(LCU)のためのコンピュータプログラム又は始動データが第1の制御装置(LCU)に転送される前に、それらのコンピュータプログラム又は始動データが第2の制御装置(TCU)のメモリ領域にバッファされる。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、上記のような変更なしの伝送時に、第1の制御装置(LCU)のためのコンピュータプログラム又は始動データが第2の制御装置(TCU)のメモリ領域にデータパケット毎にバッファされ、第1の制御装置(LCU)に転送される。
本明細書において「データパケット毎に」という語句は、一つのデータパケットがコンピュータプログラム全体又は始動データ全体のデータ量よりも少ないデータを含んでいることと解される。データパケットの大きさを設定することができ、例えば第2の制御装置(TCU)のメモリ領域の大きさに合わせることができる。このパケットはバッファ後に第1の制御装置(LCU)に転送される。続いて、後続のデータパケットが第2の制御装置(TCU)にバッファされ、その後、同様に転送され、これはコンピュータプログラム全体又は始動データ全体の伝送が完了するまで継続される。本明細書において、本明細書において、コンピュータプログラム又は始動データは、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に伝送された後も、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域への伝送の起点となる第3の制御装置(テスタ)のメモリ領域に伝送される前に存在していたものと同じコンピュータプログラム又は始動データとして存在するように、「変更なく」伝送される。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第1の制御装置(LCU)のためのコンピュータプログラム又は始動データの、第2の制御装置(TCU)から第1の制御装置(LCU)への転送が、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)によって第1の通信プロトコル(450)に翻訳された診断命令を用いて行われる。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、コンピュータプログラムが、第1の制御装置のためのアプリケーションSWプログラム(LCU−SW)である。
本発明の第2の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、コンピュータプログラムの代わりに、第3の制御装置(テスタ)に存在し、且つ第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に格納されるべき始動パラメータの始動データが使用される。
以下では、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に代わる、第3の特に有利な実施の形態のヴァリエーションを説明する:
本発明の第3の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第2の実施の形態と同様に、第2の制御装置には、通信プロトコルの切り替えを実行するプロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)が設けられている。
本発明の第3の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第3の制御装置(テスタ)が、第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域から第2の制御装置(TCU)のメモリ領域に始動データを伝送することを指示する。
これは例えば、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に格納された始動パラメータの始動データの、第2の制御装置(TCU)のメモリ領域への伝送であると考えられる。始動データは例えば変速機工場において求められ、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に伝送されて、そこに記憶され、後に車両工場において第1の制御装置(LCU)のメモリ領域から再び第2の制御装置(TCU)のメモリ領域に伝送される。何故ならば、車両のために設けられている第2の制御装置(TCU)は、車両工場において初めて自動車変速機と、特に自動車変速機の第1の制御装置(LCU)と接続されることになるからである。従って、変速機工場において求められた始動データは、変速機工場において第2の制御装置(TCU)には格納されない。何故ならば、第2の制御装置(TCU)は、第1の制御装置(LCU)を含む自動車変速機と共に、自動車工場に運ばれることはないからである。従って、自動車変速機に関する始動データを第1の制御装置(LCU)に格納する必要がある。
本発明の第3の実施の形態の有利なヴァリエーションにおいては、第3の制御装置(テスタ)が、第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域から第2の制御装置(TCU)のメモリ領域に始動データを伝送することを指示し、その際に、第2の通信プロトコル(460)の診断命令が、第2の制御装置(TCU)において、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)を用いて第1の通信プロトコル(450)の診断命令に翻訳されて、第1の制御装置(LCU)に転送されることによって、第1の制御装置(LCU)のメモリ領域から第2の制御装置(TCU)のメモリ領域へと始動データが伝送される。
以下では、第1の実施の形態のヴァリエーション、また第2及び第3の有利な実施の形態のヴァリエーションの有利な実施の形態について説明する:
本発明の有利な実施の形態においては、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)が一方の通信プロトコルの診断命令を、他方の通信プロトコルの診断命令に直接的に翻訳する。
「直接的に」という語句は、TCUが翻訳の優先順位の高いタスクを選択しない限りは、診断命令の翻訳を即座に実行することを意味している。
このようにして「同時翻訳」が実行されているので、例えば第3の制御装置(テスタ)と第1の制御装置(LCU)との間でのより高速な命令交換が実現される、若しくは、命令及び確認又は応答等のより高速な交換が実現される。
本発明の有利な実施の形態においては、第3の制御装置と第1の制御装置との間の情報交換は専ら第2の制御装置を介して実施される。
本発明の有利な実施の形態においては、第1の制御装置が、クラッチアクチュエータ及び/又は変速機アクチュエータを制御するためのローカルアクチュエータ制御装置LCUであり、第2の制御装置が、クラッチを制御するため、及び/又は、変速機を制御するための変速機制御装置TCUであり、第3の制御装置がテスタ又はテストベンチコンピュータである。
本発明の有利な実施の形態においては、自動車変速機がデュアルクラッチ変速機システムである。
本発明の有利な実施の形態においては、第1の通信プロトコルがCCPプロトコル又はXCPプロトコルであり、第2の通信プロトコルが顧客固有の診断プロトコル、特にUDSプロトコルである。
本発明の更なる利点及び有利な実施の形態は、添付の図面並びに以下の説明より明らかになる。
従来技術による構成を示す。 本発明による方法の第1の有利な実施の形態の第1のステップの概略図を示す。 本発明による方法の第1の有利な実施の形態の第2のステップの概略図を示す。 本発明による方法の第2及び第3の有利な実施の形態の概略図を示す。
書き込みプロセスは複数のステップに分割される:
ステップ1:LCU−SWをTCU制御装置210に書き込む(図2を参照されたい)
ステップ2:TCU310においてLCU書き込みルーチンをアクティブ化する(図3を参照されたい)
ステップ1の説明(図2を参照されたい):
TCU制御装置210はLCUよりも遙かに多くのフリーなメモリスペースを有しているので、その限りにおいて、LCUのためのプログラムコードをTCU210に書き込むことができ、しかもTCU210において必要とされていないメモリ領域に書き込むことができる。この書き込みプロセスを、顧客固有の診断プロトコルを用いて行うことができる。顧客固有の診断プロトコルとして、例えばUDSプロトコルが考えられる。
ステップ2の説明(図3を参照されたい):
LCUアプリケーションソフトウェアLCU−SW300のTCU310への書き込みが行われた後に、テスタによって、LCUへの書き込みを行うための診断サービスが呼び出され(矢印320を参照されたい)、これはやはり顧客固有の診断プロトコル360を用いて行われる。このサービスによって、TCU310においては、LCUアプリケーションSWプログラムコードLCU−SW300をTCU310からLCU380に書き込む(矢印330を参照されたい)LCU書き込みルーチン(以下では書き込みルーチンA又は関数Aと記す)が開始されるが、しかしながらここでは、開発中に既に使用された較正プロトコルが使用される。その種の較正プロトコルは例えばXCPプロトコル又はCCPプロトコルである。
このことは例えば、LCU380においてはUDSプロトコルのような顧客固有の診断プロトコル360のためのメモリスペースは必要とされず、XCPプロトコル又はCCPプロトコルのようなメモリスペースが少なくて済むプロトコル350のためのメモリスペースのみが必要とされるという利点を有している。付加的に、LCU380においては、LCU380に書き込まれるLCUアプリケーションSWプログラムコード300のためのメモリスペースが必要になる。TCU310においては、LCU380に書き込まれるLCUアプリケーションSWプログラムコード300、TCUからLCUへのLCUアプリケーションSWプログラムコードの書き込み330を実施する書き込みルーチンA、並びに、二つのプロトコル350,360が必要とされる。
シーケンス:
以下のステップが顧客固有の診断プロトコル360で実行される:
ステップ1(図2を参照されたい):テスタ240は、顧客固有の診断プロトコルを用いて、LCU−SW230をTCU制御装置210に書き込み(矢印220を参照されたい)、TCU210は診断命令を実行し、相応に終了する。
ステップ2(図3を参照されたい):書き込みプロセス220の実行後、テスタ370によって、顧客固有の診断プロトコル360を用いて、TCU310における関数Aが呼び出され(矢印320を参照されたい)、この関数AによってLCU380への書き込みが実行される。このルーチンの状態がテスタに相応に通知される(矢印340を参照されたい)。
以下のステップがCCP/XCPプロトコル350で実行される:
TCU関数Aによって、較正プロトコル(例えばCCP/XCP)を用いたLCU380への書き込みが行われる(矢印330を参照されたい)。この関数Aの状態がTCUに通知される。
以下のステップが顧客固有の診断プロトコル360で実行される:
関数Aの状態が、顧客固有の診断プロトコル360を用いてテスタへと通知される(矢印340を参照されたい)。
つまり、LCUにおけるメモリ容量の問題を解決するために、SW−機能のTCU/LCU−SWへの統合が行われる。
システムは二つのLCU380,390から構成されているので、いずれのLCUに対しても書き込みを行う必要がある。従って、以下のオプションが好適であることが分かった:
1. LCU−SW300は両LCU380,390に対して同一である:
1.1 関数Aによって先ず第1のLCU380への書き込みが行われ(矢印330を参照されたい)、続いて第2のLCU390への書き込みが行われる(又はこれとは逆の順序での書き込みが行われる)。
1.2 関数Aにはテスタ370から、どのLCUへの書き込みが行われるべきかについての情報が供給され、そのLCUに対してのみ相応に書き込みが行われる。二つの関数Aはその他の点において相異はない。
2.LCU−SW300は二つのLCU380,390に対して異なる:
2.1 テスタは先ず、第1のLCU380のためのSW300をTCU310に書き込む(矢印220を参照されたい)。続いて、テスタは関数Aを呼び出し(矢印320を参照されたい)、この関数Aによって、第1のLCU380への書き込みが行われる(矢印330を参照されたい)。その後に、第2のLCU390のためのSWがTCUに書き込まれ(矢印220を参照されたい)、続いて関数Bが呼び出され(矢印320を参照されたい)、この関数Bによって第2のLCU390への書き込みが行われる。
2.2 テスタ370は先ず、第1のLCU380のためのSW300をTCU310に書き込む(矢印220を参照されたい)。続いて、テスタ370は、第1のLCUを指定する関数Aを読み出し(矢印320を参照されたい)、その関数Aによって第1のLCUへの書き込みが行われる(矢印330を参照されたい)。その後、第2のLCU390のためのSW300がTCU310に書き込まれ、続いて、第2のLCUを指定する関数Aが呼び出され(矢印320を参照されたい)、その関数Aによって第2のLCUへの書き込みが行われる。
2.3 テスタは、第1のLCU380のためのSW及び第2のLCU390のためのSWをTCU310に書き込む。続けて、テスタ370は関数Aを呼び出し(矢印320を参照されたい)、その関数Aによって、先ず第1のLCUへの書き込みが行われ、その後第2のLCUへの書き込みが行われる(又はこれとは逆の順序での書き込みが行われる)。
以下では、図4に基づき、第1の解決手段に代わる第2の解決手段について説明する:
この解決手段においては、TCU410に、通信プロトコルの切り替えを行うプロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)400も、情報又はデータ又はコンピュータプログラムを変更なくTCU410を介して伝送するためのゲートウェイ機能500も提供されている。
これは例えば、テスタ470に存在する算出済みの始動パラメータの始動データの、LCU480のメモリ領域への伝送であると考えられる。
このために、テスタ470は、第2の通信プロトコルUDS460の診断命令を用いて、LCU480のメモリ領域にコンピュータプログラム又は始動データを伝送することを指示する。
この場合、テスタ470は、第2の通信プロトコル460の診断命令を用いて、LCU480のメモリ領域にコンピュータプログラム又は始動データを伝送することを指示するが、その際に、第2の通信プロトコル460の診断命令が、TCU410において、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)400を用いて第1の通信プロトコル450の診断命令に翻訳される、及び/又は、LCU480のためのコンピュータプログラム又は始動データが、ゲートウェイ機能500を用いて、変更なくTCU410を介して伝送される。
ゲートウェイ機能500並びにプロトコル翻訳プログラム400を用いることによって、書き込みルーチンもLCUのためのアプリケーションSWプログラム(LCUアプリケーションSWプログラム)もその全体を差し当たりTCU410のメモリ領域に格納する必要はなく、その代わりに、テスタ470に存在する、LCUのためのアプリケーションSWプログラム(LCUアプリケーションSWプログラム)は、書き込みルーチンを用いて(但し、ここでは書き込みルーチンはテスタ470にのみ存在していればよい)、又は、いずれの書き込みルーチンも用いずに直接的に命令(診断命令)を用いて、TCU410のゲートウェイ500を介して、その全体がLCU480のメモリ領域に供給されるか、又は「データパケット毎に」LCU480のメモリ領域に供給される。このために必要とされる命令は、書き込みルーチンに基づき、又は直接的にテスタ470の命令(診断命令)によってTCU410に伝送され、また、命令がLCU480に宛てられたものである場合には、TCUにおいて直接的に翻訳されて、LCU480に転送される。LCU480の応答は、同様に、TCU410に到達すると即座に逆翻訳され、また直接的にテスタ470に転送されるので、従って、特にテスタ470とLCU480との間でメッセージが交換される場合には、TCUにおいていわゆる「同時翻訳」を行うことができる。これによって、二つの異なる通信プロトコル450,460が使用されているテスタ470とLCU480との間においては、いずれも同一の通信プロトコルを使用しているテスタ470とTCU410との間で行われる通信とほぼ同じ速度で通信を行うことができ、TCU410においてその都度直接的な通信プロトコル翻訳が行われる点のみが相違するが、この相異によっても実際のところは、著しい遅延は生じない。つまり、テスタ470とLCU480との間での通信は効率的であると考えられ、また、各データ伝送をテスタ470とTCU410との間のデータ伝送と同様に双方向で行うことができる。
オプションとして、上記のような変更なしの伝送時に、LCUのためのコンピュータプログラム又は始動データがLCU480に転送される前に、それらのコンピュータプログラム又は始動データをTCU410のメモリ領域にバッファすることができる。
択一的に、上記のような変更なしの伝送時に、LCU480のためのコンピュータプログラム又は始動データがTCU410のメモリ領域にデータパケット毎にバッファされ、LCU480に転送される。
本明細書において「データパケット毎に」という語句は、一つのデータパケットがコンピュータプログラム全体又は始動データ全体のデータ量よりも少ないデータを含んでいることと解される。データパケットの大きさを設定することができ、例えばTCU410のメモリ領域の大きさに合わせることができる。このパケットはバッファ後にLCU480に転送される。続いて、後続のデータパケットがTCU410にバッファされ、その後、同様に転送され、これはコンピュータプログラム全体又は始動データ全体の伝送が完了するまで継続される。本明細書において、コンピュータプログラム又は始動データは、LCU480のメモリ領域に伝送された後も、LCU480のメモリ領域への伝送の起点となるテスタ470のメモリ領域に伝送される前に存在していたものと同じコンピュータプログラム又は始動データとして存在するように、「変更なく」伝送される。
LCU480のためのコンピュータプログラム又は始動データの、TCU410からLCU480への転送は、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)によって第1の通信プロトコル450に翻訳された診断命令を用いて行われる。
コンピュータプログラムとして例えば、LCU480のアプリケーションSWプログラム(LCU−SW)が考えられる。
コンピュータプログラムの代わりに、テスタ470に存在し、且つLCU480のメモリ領域に格納されるべき始動パラメータの始動データを伝送することもできる。
図4に基づき、本発明の第3の実施の形態について説明する:
第2の実施の形態の場合と同様に、TCU410にはプロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)400が提供されており、このプロトコル翻訳プログラム400によって、通信プロトコルの切り替えが実施される。
テスタ470は、第2の通信プロトコル460の診断命令を用いて、LCU480のメモリ領域からTCU410のメモリ領域に始動データを伝送することを指示する。
これは例えば、LCU480のメモリ領域に格納された始動パラメータの始動データの、TCU410のメモリ領域への伝送であると考えられる。始動データは例えば変速機工場において算出され、LCU480のメモリ領域に伝送及び記憶され、後に車両工場において再びLCU480のメモリ領域から読み出されてTCU410のメモリ領域に伝送される。何故ならば、車両のために設けられるTCU410は、車両工場において初めて自動車変速機と、特に自動車変速機のLCU480と接続されることになるからである。従って、変速機工場において算出された始動データは、変速機工場では、そこで使用され、且つ大抵はテストベンチコンピュータに統合されているTCUには格納されない。何故ならば、そのようなTCUは、LCU480を含む自動車変速機と共に、自動車工場に運ばれることはないからである。この理由から、自動車変速機に関する始動データをLCU480に格納する必要が生じる。
テスタ470は、第2の通信プロトコル460の診断命令を用いて、LCU480のメモリ領域からTCU410のメモリ領域への始動データの伝送を指示するが、その際に、第2の通信プロトコル460の診断命令は、TCU410において、プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)400を用いて、第1の通信プロトコル450の診断命令に翻訳され、且つLCU480に転送され、その結果、始動データはLCU480のメモリ領域からTCU410のメモリ領域に伝送される。
プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)400が一方の通信プロトコルの診断命令を、他方の通信プロトコルの診断命令に直接的に翻訳する。
「直接的に」という語句は、TCUが翻訳の優先順位の高いタスクを選択しない限りは、診断命令の翻訳を即座に実行することを意味している。
このようにして「同時翻訳」が実行されているので、例えばテスタ470とLCU480との間でのより高速な命令交換が実現される、若しくは、命令及び確認又は応答等のより高速な交換が実現され、その結果、テスタ470とLCU480との間での双方向通信も行うことができる。
110 ゲートウェイ機能を備えているTCU制御装置
120 TCUによるテスタからLCUへの命令の転送
130 TCUによる、テスタに対するLCUの応答の送信
140 テスタ
150 第1のLCUクラッチ
160 第2のLCUクラッチ
210 ゲートウェイ機能を備えているTCU制御装置
220 LCUソフトウェアのTCUへの書き込み
230 LCUソフトウェア(LCU−SW)
240 テスタ
250 第1のLCUクラッチ
260 第2のLCUクラッチ
300 LCUソフトウェア(LCU−SW)
310 ゲートウェイ機能を備えているTCU制御装置
320 顧客固有の診断機能を用いる、テスタによるTCUにおける関数Aの呼び出し
330 CCP/XCP較正プロトコルを用いる、TCU書き込み関数AによるLCU−SWのLCUへの書き込み
340 顧客固有の診断プロトコルを用いるテスタへの状態通知
350 CCPプロトコル又はXCPプロトコル
360 顧客固有の診断プロトコル(UDS)
370 テスタ
380 第1のLCUクラッチ
390 第2のLCUクラッチ
400 プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)
410 ゲートウェイ機能及びプロトコル翻訳プログラム(トランスレータ)を備えているTCU制御装置
420 TCUにおける、テスタのLCUへのメッセージ(例えば命令)の、プロトコル翻訳プログラム400による翻訳とLCUへの送信
430 TCUにおける、LCUのテスタへのメッセージ(例えば応答)の、プロトコル翻訳プログラム400による翻訳とテスタへの送信
440 テスタとTCUとの間の双方向通信
450 CCPプロトコル又はXCPプロトコル
460 顧客固有の診断プロトコル(UDS)
470 テスタ
480 第1のLCUクラッチ
490 第2のLCUクラッチ
500 ゲートウェイ

Claims (23)

  1. 車両変速機を操作するための変速機アクチュエータと、車両クラッチを操作するためのクラッチアクチュエータを有している車両クラッチと、一対一の関係で対応付けられているメモリ領域を有している第1の制御装置(LCU,250,380,480)と、一対一の関係で対応付けられているメモリ領域を有している第2の制御装置(TCU,210,310,410)とを備えている自動車変速機を制御するための方法において、
    第3の制御装置(テスタ、240,370,470)が設けられており、
    前記第3の制御装置(テスタ)と前記第1の制御装置(LCU)との間の情報交換を第2の制御装置(TCU)を介して行い、前記情報交換のために、前記第3の制御装置(テスタ)と前記第2の制御装置(TCU)との間の情報交換と、前記第1の制御装置(LCU)と前記第2の制御装置(TCU)との間の情報交換とを行い、
    前記第1の制御装置(LCU)と前記第2の制御装置(TCU)との間の情報交換を第1の通信プロトコル(350,450)に基づき行い、前記第2の制御装置(TCU)と前記第3の制御装置(テスタ)との間の情報交換を第2の通信プロトコル(360,460)に基づき行い、
    前記第2の制御装置(TCU,410)には、通信プロトコルの切り替えを実行するプロトコル翻訳プログラム(トランスレータ、400)が設けられており、
    前記第3の制御装置(テスタ、240,370,470)は、前記第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、始動データを前記第1の制御装置(LCU,480,380,250)のメモリ領域から前記第2の制御装置(TCU,410,310,210)のメモリ領域に伝送することを指示する、
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記第1の制御装置(LCU)及び前記第2の制御装置(TCU)において前記第1の通信プロトコル(350,450)を使用し、前記第2の制御装置(TCU)及び前記第3の制御装置(テスタ)において前記第2の通信プロトコル(360,460)を使用する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の通信プロトコル(350,450)のための所要メモリは、前記第2の通信プロトコル(360,460)のための所要メモリよりも少ない、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第3の制御装置(テスタ)と前記第1の制御装置(LCU)との間で情報交換を行う際に、前記第2の制御装置(TCU)において、情報交換の方向に応じた通信プロトコルの切り替えをその都度実行する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第3の制御装置(テスタ)から前記第1の制御装置(LCU)の方向への情報交換を行う際に、前記第2の制御装置(TCU)において、前記第2の通信プロトコル(360,460)から前記第1の通信プロトコル(350,450)への通信プロトコルの切り替えを実行する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の制御装置(LCU)から前記第3の制御装置(テスタ)の方向への情報交換を行う際に、前記第2の制御装置(TCU)において、前記第1の通信プロトコル(350,450)から前記第2の通信プロトコル(360,460)への通信プロトコルの切り替えを実行する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第3の制御装置(テスタ、240,370)は、前記第2の通信プロトコル(360)の診断命令(220)を用いて、コンピュータプログラム(230,300)を前記第2の制御装置(TCU、210,310)のメモリ領域に伝送することを指示する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記コンピュータプログラム(230,300)は、前記第1の制御装置のためのコンピュータプログラム(LCU−SW,230,300)又は書き込みルーチン(A)又は前記第1の制御装置のためのアプリケーションソフトウェアプログラム(LCUアプリケーションSWプログラム)である、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記書き込みルーチン(A)を用いて、前記第1の制御装置(LCU,380)のための前記アプリケーションソフトウェアプログラム(LCU−SW,300)を前記第1の通信プロトコル(350)でもって前記第1の制御装置(LCU、380)のメモリ領域に伝送することを前記第2の制御装置(TCU,310)に指示する、但し、前記第1の制御装置(LCU,380)のための前記アプリケーションソフトウェアプログラム(LCU−SW,300)及び前記書き込みルーチン(A)が前記第2の制御装置(TCU,310)のメモリ領域に設けられており、前記書き込みルーチン(A)には、前記第3の制御装置(テスタ、370)を起点とした前記第2の通信プロトコル(360)の診断命令(320)を用いて、前記アプリケーションソフトウェアプログラム(LCU−SW)の伝送(330)が指示される、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2の制御装置(TCU,410)には、情報又はデータ又はコンピュータプログラムを変更なく前記第2の制御装置(TCU)を介して伝送するためのゲートウェイ機能(500)が設けられている、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記第3の制御装置(テスタ、470)は、前記第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、コンピュータプログラム又は始動データを前記第1の制御装置(LCU,480)のメモリ領域に伝送すること(420)を指示する、
    請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記第3の制御装置(テスタ、470)が、前記第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、前記第1の制御装置(LCU,480)のメモリ領域にコンピュータプログラム又は始動データを伝送することを指示し、
    前記第2の通信プロトコル(460)の診断命令を、前記第2の制御装置(TCU,410)において、前記プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ,400)を用いて前記第1の通信プロトコル(450)の診断命令に翻訳する、及び/又は、前記第1の制御装置(LCU,480)のための前記コンピュータプログラム又は前記始動データを、前記ゲートウェイ機能(500)を用いて、変更なく前記第2の制御装置(TCU,410)を介して伝送する、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記変更なしの伝送時に、前記第1の制御装置(LCU,480)のための前記コンピュータプログラム又は前記始動データを前記第1の制御装置(LCU,480)に転送する前に、該コンピュータプログラム又は該始動データを前記第2の制御装置(TCU,410)のメモリ領域にバッファする、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記変更なしの伝送時に、前記第1の制御装置(LCU,480)のための前記コンピュータプログラム又は前記始動データを前記第2の制御装置(TCU,410)のメモリ領域にデータパケット毎にバッファし、前記第1の制御装置(LCU,480)に転送する、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記第1の制御装置(LCU,480)のための前記コンピュータプログラム又は前記始動データの、前記第2の制御装置(TCU,410)から前記第1の制御装置(LCU,480)への転送を、前記プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ,400)によって前記第1の通信プロトコル(450)に翻訳された診断命令を用いて行う、
    請求項12乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記コンピュータプログラムは、前記第1の制御装置(LCU,480)のためのアプリケーションソフトウェアプログラム(LCU−SW)である、
    請求項10乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記コンピュータプログラムの代わりに、前記第3の制御装置(テスタ)に存在し、且つ前記第1の制御装置(LCU)のメモリ領域に格納されるべき始動パラメータの始動データを伝送する、
    請求項7、8、10、11、12のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第3の制御装置(テスタ,470)は、前記第2の通信プロトコル(460)の診断命令を用いて、前記第1の制御装置(LCU,480)のメモリ領域から前記第2の制御装置(TCU,410)のメモリ領域への始動データの伝送を指示し、
    前記第2の通信プロトコル(460)の診断命令を、前記第2の制御装置(TCU,410)において、前記プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ,400)を用いて、前記第1の通信プロトコル(450)の診断命令に翻訳し、前記第1の制御装置(LCU,480)に転送し、それにより、前記始動データを前記第1の制御装置(LCU,480)のメモリ領域から前記第2の制御装置(TCU,410)のメモリ領域に伝送する、
    請求項1乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記プロトコル翻訳プログラム(トランスレータ,400)は一方の通信プロトコルの診断命令を、他方の通信プロトコルの診断命令に直接的に翻訳する、
    請求項1乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第3の制御装置(テスタ、240,370,470)と前記第1の制御装置(LCU,250,380,480)との間の情報交換を専ら前記第2の制御装置(TCU,210,310,410)を介して実行する、
    請求項1乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第1の制御装置(LCU,250,260,380,390,480,490)は、前記クラッチアクチュエータ及び/又は前記変速機アクチュエータを制御するローカルアクチュエータ制御装置LCUであり、
    前記第2の制御装置(TCU,210,310,410)は、クラッチを制御する、及び/又は、変速機を制御する変速機制御装置TCUであり、
    前記第3の制御装置(240,370,470)はテスタ又はテストベンチコンピュータである、
    請求項1乃至20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記車両変速機はデュアルクラッチ変速機である、
    請求項1乃至21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記第1の通信プロトコル(450)はCCPプロトコル又はXCPプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコル(460)は顧客固有の診断プロトコル又はUDSプロトコルである、
    請求項1乃至22のいずれか一項に記載の方法。
JP2015518962A 2012-06-26 2013-06-14 変速機及びクラッチの制御装置をプログラミングするためのプロトコル変換方法 Active JP6312152B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012210859.9 2012-06-26
DE102012210859 2012-06-26
DE102012212695.3 2012-07-19
DE102012212695 2012-07-19
PCT/EP2013/062316 WO2014001098A1 (de) 2012-06-26 2013-06-14 Verfahren zur protokoll-umsetzung für die programmierung von getriebe- und kupplungssteuergeräten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015529993A JP2015529993A (ja) 2015-10-08
JP6312152B2 true JP6312152B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=48669920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015518962A Active JP6312152B2 (ja) 2012-06-26 2013-06-14 変速機及びクラッチの制御装置をプログラミングするためのプロトコル変換方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9651141B2 (ja)
JP (1) JP6312152B2 (ja)
DE (2) DE102013211080A1 (ja)
WO (1) WO2014001098A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105351513B (zh) * 2015-12-18 2023-12-22 成都东华卓越科技有限公司 一种高精度低速数控计量油源调速系统
CN106774091A (zh) * 2017-01-19 2017-05-31 上海申赛机电控制技术有限公司 工程车辆状态实时无线测控系统
WO2019187613A1 (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 住友電気工業株式会社 車載通信システム、スイッチ装置、通信制御方法および通信制御プログラム
CN112180891B (zh) * 2020-08-24 2021-10-01 东风电驱动系统有限公司 一种ecu离线运行故障排查分析方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4230796A1 (de) 1992-09-15 1994-03-17 Opel Adam Ag Elektronische Einrichtung für den Datenverkehr zwischen einem externen Testgerät und fahrzeugseitigen Steuergeräten
DE4315494C1 (de) 1993-05-10 1994-09-29 Daimler Benz Ag Anordnung und Verfahren zur Programmierung wenigstens eines Kfz-Steuergeräts
DE19616166A1 (de) 1996-04-23 1997-10-30 Bosch Gmbh Robert Steuergerät, insbesondere Kraftfahrzeugsteuergerät
US5899950A (en) * 1997-07-07 1999-05-04 Case Corporation Sequential command repeater system for off-road vehicles
JP3338634B2 (ja) * 1997-07-09 2002-10-28 株式会社デンソー 分散処理型の制御装置
US7149206B2 (en) * 2001-02-08 2006-12-12 Electronic Data Systems Corporation System and method for managing wireless vehicular communications
DE10292579D2 (de) * 2001-06-13 2004-07-01 Luk Lamellen & Kupplungsbau Verfahren und System zum Steuern des Kriechverhaltens eines mit einer automatisierten Kupplung ausgerüsteten Fahrzeugs
DE10153085A1 (de) 2001-10-30 2003-05-15 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Programmierung einer Steuereinheit
DE10237715B4 (de) 2002-08-17 2017-03-09 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum Zugriff auf ein Fahrzeugssteuersystem über eine drahtlose Verbindung
DE102005059593A1 (de) 2005-05-25 2006-11-30 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Umschaltung bei einem Speicher für ein Steuergerät
WO2007048029A2 (en) * 2005-10-21 2007-04-26 Deere & Company Systems and methods for obstacle avoidance
DE102006020562A1 (de) 2006-05-03 2007-11-08 Siemens Ag Anordnung und Verfahren zur Reprogrammierung von Steuergeräten
DE102008023360A1 (de) 2007-05-31 2008-12-04 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Verfahren zum Plausibilisieren der Stellung des Kupplungsaktors einer Kupplung, Verfahren zum Bestimmen des Tastpunktes einer Kupplung sowie Vorrichtung zum Durchführen der Verfahren
DE102008061564A1 (de) * 2008-01-02 2009-07-09 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Kupplungsaktor und Verfahren zu dessen Steuerung
JP2010147995A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 車両の通信システム
JP2010176372A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kubota Corp 作業機用制御装置のプログラム更新方法
JP2010258990A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Autonetworks Technologies Ltd 制御システム及び制御プログラム更新方法
CN102575730B (zh) 2009-10-29 2015-08-26 舍弗勒技术股份两合公司 静压式离合器致动器
CN102575729B (zh) 2009-10-29 2015-11-25 舍弗勒技术股份两合公司 静压致动器
JP5522072B2 (ja) * 2010-03-04 2014-06-18 株式会社デンソー 車両用通信装置および車両用通信システム
WO2011120496A1 (de) * 2010-04-01 2011-10-06 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Verfahren zum betreiben einer doppelkupplung

Also Published As

Publication number Publication date
US9651141B2 (en) 2017-05-16
DE112013003240B4 (de) 2024-04-11
DE102013211080A1 (de) 2014-05-08
WO2014001098A1 (de) 2014-01-03
US20150226318A1 (en) 2015-08-13
DE112013003240A5 (de) 2015-04-16
JP2015529993A (ja) 2015-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6312152B2 (ja) 変速機及びクラッチの制御装置をプログラミングするためのプロトコル変換方法
CN103324156B (zh) 过程控制系统
EP1835399A2 (en) Brake control system architecture and method for updating firmware of embedded controller
JP2007038921A (ja) 車両通信システム及び電子制御装置
JP2011138424A5 (ja)
WO2020039844A1 (ja) 車載通信装置及び車載システム
JP2008181482A (ja) 一体化されたデータベース・ドライバを有するプログラマブル・ロジック・コントロール・デバイス
JP6527399B2 (ja) ネットワークを用いた通信システム
US20130272317A1 (en) Protocol conversion device and protocol conversion method
JP2008154407A (ja) モータ制御用シリアル通信装置
JP6556051B2 (ja) アクチュエータを動作させるための、自動車内のデータ交換装置および方法
JP5546500B2 (ja) Fpga搭載装置の遠隔保守システム
KR101272612B1 (ko) 공유 메모리 통신 환경에서의 통신 채널 전환 방법 및 장치
JP6633689B2 (ja) 自動車の制御装置群の作動制御装置、および制御装置を作動するための方法
JP6981114B2 (ja) 車両ネットワークシステム
JP2008029161A (ja) モータ制御用シリアル通信装置
JP2002073121A (ja) ネットワーク制御システム、その通信モジュール、及びリモート制御方法
JP2014019280A (ja) 車両用電子制御システム
WO2016006268A1 (ja) ファームウェアの更新システムおよび更新制御方法
JP2016501152A (ja) トルク伝達装置を制御するための方法
JP4823093B2 (ja) ディジタル制御システムおよびその運用方法
JP6350154B2 (ja) 制御システム
JP7135790B2 (ja) リンクアグリゲーション管理装置、中継装置、リンクアグリゲーション管理方法及びプログラム
JP2008146527A (ja) コマンド処理方式
JP2017073709A (ja) 中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6312152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250