JP6311471B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機に関する。
従来、空気調和機などの冷凍サイクルでは、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機が用いられている。圧縮機に使用される冷媒は、近年の環境問題に対応するため、地球温暖化係数の低い冷媒(例えばR32など)が検討されている。しかし、例えばR32の冷媒を用いた場合は、その特性上圧縮後の冷媒温度が上がり易く、圧縮機の容器内温度が高くなる傾向がある。一方、圧縮機に用いる電動機には、回転子に磁石が用いられるが、高温保持力の小さい磁石では高い温度で減磁し易い。
そこで、特許文献1では、回転子に貫通孔を設け、冷媒による回転子(磁石)の冷却を可能にしている。
特開2001−25209号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されるように、回転子に貫通孔を設けたとしても、例えば集中巻のように巻線部と巻線部との間に間隔が空いていて、回転子以外に冷媒が通過可能な通路があると、回転子の貫通孔に十分な流量の冷媒が通過しなくなるおそれがあり、回転子の磁石に対する冷却が十分に行われず、磁石の減磁が起こるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、集中巻のモータを圧縮機に用いる場合に、回転子に設けられた貫通孔やエアギャップを通過する冷媒量を確保し、回転子の磁石を十分に冷却することで、磁石の減磁を防止することのできる圧縮機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、円柱状に形成された回転子鉄心と前記回転子鉄心の内部に周方向に所定間隔を空けて配置された永久磁石と前記回転子鉄心の軸方向に貫通する貫通孔を備えた回転子と、環状のヨーク部と前記ヨーク部から前記ヨーク部の中心に向かって内方に伸びる複数のティース部を有する固定子鉄心と前記ティース部に導線を巻回して形成した巻線部を備えた固定子を有し、前記ティース部のティース先端面と前記回転子の外周面とをエアギャップを隔てて対向させて前記回転子を前記固定子の内部に回転可能に配置したモータを備えた圧縮機であって、前記モータには前記固定子の軸方向の両端部にインシュレータが設けられ、前記インシュレータは、当該インシュレータの内周側及び外周側から前記固定子の軸方向に延ばされた内周壁及び外周壁を有し、前記インシュレータの少なくとも一方には、前記内周壁と前記外周壁との間に支持されて隣り合う前記巻線部の間の間隙を覆う複数の覆い部材が、前記インシュレータの周方向に間隔を空けて設けられたことを特徴とする。
本発明の圧縮機によれば、円柱状に形成された回転子鉄心の内部に周方向に所定間隔を空けて配置された永久磁石と回転子鉄心の軸方向に貫通する貫通孔を備えた回転子と、環状のヨーク部から中心に向かって内方に伸びる複数のティース部を有する固定子鉄心とティース部に導線を巻回して形成した巻線部を備えた固定子を有し、ティース部のティース先端面と回転子の外周面とをエアギャップを隔てて対向させて回転子を固定子の内部に回転可能に配置したモータを備え、そのモータにはヨーク部の軸方向の両端部の少なくとも一方に隣り合う巻線部の間の間隙を覆う覆い部材が設けられている。従って、圧縮機は、モータのヨーク部の軸方向の両端部の少なくとも一方に、巻線部の間の間隙を覆う覆い部材を設けることで、回転子に設けられた貫通孔やエアギャップを通過する冷媒量を確保し、回転子の磁石を十分に冷却することによって、磁石の減磁を防止することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例にかかる圧縮機の構成を示す縦断面図である。 図2は、図1の圧縮機のモータの固定子の構成を示す分解斜視図である。 図3は、図2のモータの固定子鉄心にインシュレータを嵌込んだ斜視図である。 図4は、図3の固定子鉄心の内部に回転子を配置した斜視図である。 図5は、図4のインシュレータの巻胴部と固定子鉄心のティースに導線を集中巻した状態を軸方向から見た平面図である。 図6は、図4で集中巻された固定子の巻線部間の間隙を扇形状の覆い部材で個々に覆ったモータの斜視図である。 図7は、図6のモータを軸方向から見た平面図である。 図8は、図4で集中巻された固定子の巻線部間の間隙をドーナツ形状の覆い部材で全体的に覆ったモータの斜視図である。 図9は、図8のモータを軸方向から見た平面図である。 図10は、図4で集中巻された固定子の巻線部間の間隙を梯子形状の覆い部材で所定間隔毎に覆ったモータの斜視図である。 図11は、図10のモータを軸方向から見た平面図である。
以下に、本発明にかかる圧縮機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかる圧縮機の構成を示す縦断面図であり、図2は、図1の圧縮機のモータの固定子の構成を示す分解斜視図であり、図3は、図2のモータの固定子鉄心にインシュレータを嵌込んだ斜視図であり、図4は、図3の固定子鉄心の内部に回転子を配置した斜視図であり、図5は、図4のインシュレータの巻胴部と固定子鉄心のティースに導線を集中巻した状態を軸方向から見た平面図であり、図6は、図4で集中巻された固定子の巻線部間の間隙を扇形状の覆い部材で個々に覆ったモータの斜視図であり、図7は、図6のモータを軸方向から見た平面図であり、図8は、図4で集中巻された固定子の巻線部間の間隙をドーナツ形状の覆い部材で全体的に覆ったモータの斜視図であり、図9は、図8のモータを軸方向から見た平面図であり、図10は、図4で集中巻された固定子の巻線部間の間隙を梯子形状の覆い部材で所定間隔毎に覆ったモータの斜視図であり、図11は、図10のモータを軸方向から見た平面図である。
図1、図2、図5および図7に示すように、本実施例にかかる圧縮機10は、ここではブラシレスDCモータからなるモータ20の固定子を構成する固定子鉄心22および回転子24と、このモータ20によって駆動される冷媒ガス圧縮部40とが筐体70内に組込まれて構成されている。また、この圧縮機10に用いられるモータ20の回転子24は、円板状の鋼板を積層して円柱状に形成された磁性体からなる回転子鉄心241内に板状の永久磁石242が環状に周方向に等間隔で複数個配置され、軸方向に貫通する貫通孔としてのガス孔25が複数形成されている。
固定子鉄心22の上下の軸方向端面2241には、インシュレータ27がそれぞれ配置され、後述するようにインシュレータ27の巻胴部272と固定子鉄心22のティース部222とを束ねて集中巻により導線が巻回され巻線部31を構成している(図5参照)。集中巻を採用したモータ20は、冷媒ガス圧縮部40で圧縮された高圧冷媒ガスがモータ20を通過して上方へ抜ける際に、巻線部31と巻線部31の間の間隙23から冷媒が抜けると、回転子24のガス孔25や固定子鉄心22と回転子24との間のエアギャップ26を通過する冷媒ガスの流量が減少し、回転子24内に配置された永久磁石が十分に冷却されなくなるおそれがある。そこで、本実施例の圧縮機10の構成は、モータ20のヨーク部221の軸方向の両端部の少なくとも一方に、隣り合う巻線部31の間の間隙23を覆う覆い部材28、29を設けた点に特徴がある。
圧縮機10の動作は、図示しないアキュムレータ(気液分離器)から吸入管50を介して低圧冷媒ガスを吸入し、モータ20により冷媒ガス圧縮部40を駆動することで冷媒ガスが圧縮され、その圧縮された高圧冷媒ガスを吐出管60から吐出する。高圧冷媒ガスの流れは、図1に示すように、冷媒ガス圧縮部40で圧縮された高圧冷媒ガスが吐出口34からマフラー35を通ってマフラー開口36から矢印A、B、Cのように吐出されると、矢印Aの冷媒ガスは回転子24のガス孔25を通り、矢印Bの冷媒ガスはエアギャップ26を通って油分離板33の油分離板開口33aや油分離板33とインシュレータ27の間を通って矢印D方向へ抜ける。しかし、矢印Cの冷媒ガスは、間隙23が覆い部材28、29で覆われているため、エアギャップ26あるいはガス孔25に戻って矢印D方向へ抜ける。このように、本実施例の圧縮機10は、モータ20の巻線間の間隙23を覆い部材28、29で覆うことにより、回転子24のガス孔25や固定子鉄心22と回転子24との間のエアギャップ26を通過する冷媒ガスの流量が増加し、回転子24を冷却するために十分な流量の冷媒がガス孔25およびエアギャップ26を通過するため、回転子24を十分に冷却することが可能となり、永久磁石242の減磁によるモータの効率低下を防止することができる。
本実施例にかかる圧縮機10に用いるモータ20の固定子30は、図2に示すように、固定子鉄心22と、固定子鉄心22のスロット223内に挿入されてティース部222とティース部222に巻回する導線(図示せず)とを絶縁する絶縁フィルム225と、固定子鉄心22の上下両方の軸方向端面2241、2241に装着されて軸方向端部224と導線とを絶縁する上下2つのインシュレータ27、27とを備えている。
固定子鉄心22は、環状に打抜き形成された電磁鋼板を積層して略円筒状に形成され、環状のヨーク部221と、ヨーク部221から中心に向かって内方に伸びるティース部222と、ティース部222の先端に形成されたティース先端面226と、ティース部222の先端から周方向に突出する先端エッジ227とを有している。スロット223は、ヨーク部221、ティース部222および先端エッジ227に囲まれるように、扇形の空隙を形成し、対向する先端エッジ227間には、間隙であるスロット開口228が形成されている。
図2に示す絶縁フィルム225は、スロット223の内壁に密着するように断面が扇形の筒状に折り曲げ形成される。絶縁フィルム225は、軸方向の長さが、固定子鉄心22の軸方向長さよりも長く形成されているので、スロット223に挿入されると、フィルムの軸方向の両端部が固定子鉄心22の軸方向端面2241、2241から突出した状態になる。また、絶縁フィルム225の材質は、これまではPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)が良く使われてきたが、R32のように筐体70内の温度が高くなり易い冷媒を使用し、絶縁性が劣化しやすくなる。そこで、本実施例では、PET樹脂よりも耐熱性のあるPPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド)やPEN樹脂(ポリエチレンナフタレート)などを用いることが好ましい。
インシュレータ27は、図2に示すように、樹脂モールド成型により、短い円筒状に形成され、固定子鉄心22のヨーク部221上に設置される環状の外周壁部271と、外周壁部271の固定子鉄心22側に外周壁部271から中心に向かって内方に伸び、固定子鉄心22のティース部222を覆う巻胴部272と、巻胴部272とティース部222に導線が巻回されて形成される巻線部31を内径側から支持するように巻胴部272のそれぞれの先端から半円形状に突出するインシュレータエッジ273とを有している。外周壁部271の固定子鉄心22側の外側には、周方向に互いに離間して配置され、固定子鉄心22の外周面にそれぞれ外嵌される3つの係止爪274a、274b、274cが設けられ、インシュレータ27、27によって固定子鉄心22の軸方向端面2241、2241を絶縁被覆している。係止爪は、ここでは3つとしたが、4つ以上設けてもよい。
また、インシュレータ27には、外周壁271の固定子鉄心22側、巻胴部272およびインシュレータエッジ273で囲まれるように、固定子鉄心22のスロット223と同一形状のインシュレータスロット276が形成され、周方向に隣接するインシュレータエッジ273の間には間隙であるインシュレータ開口275が形成されている。
このように構成された固定子鉄心22の軸方向端面2241、2241にインシュレータ27を外嵌させた状態を示したのが図3である。固定子鉄心22のティース部222にインシュレータ27の巻胴部272の位置を合わせ、インシュレータ27を係止爪274a、274b、274cにより固定子鉄心22に外嵌させ、各スロット223に絶縁フィルム225を挿入した後、ティース部222と巻胴部272に対して巻線機を使って集中巻により導線を巻回して巻線部31を形成する(図5参照)。
図3に示す固定子30の中心部に回転子24を回転可能な状態で挿入したのが図4である。固定子鉄心22のティース部222のティース先端面226と回転子24の外周面とは、微小な間隙(エアギャップ26)を隔てて回転自在に対向配置されている。圧縮された冷媒ガスは、このエアギャップ26を通過する際に、高温になった回転子24内部に配置された永久磁石を外側から冷却することができる。また、回転子24の中心付近には、軸方向に貫通するガス孔25が複数個(ここでは6個)形成されている。このガス孔25は、圧縮された冷媒ガスを通過させるための孔で、ここを冷媒ガスが通過する際に、高温になった回転子24内部の永久磁石を内側から冷却する。なお、図4に示す回転子24の端板32の上には、図1の油分離板33が固定されているが、ここでは内部構造を説明するため油分離板33の図示を省略している。
図4に示すインシュレータ27の巻胴部272と固定子鉄心22のティース部222に導線を集中巻して巻線部31を形成し、回転子24の端面に端板29を設けたモータ20を軸方向から見た図が図5である。図5の回転子24は、例えば、鋼板を軸方向に積層して構成した回転子鉄心241内の軸方向に沿って6個の永久磁石(マグネット)242が均等に配置され、軸方向の両側から端板32で覆われ、回転子鉄心用リベット243でカシメて固定されている。また、回転子24の各永久磁石242の中央付近に設けられたガス孔25は、各永久磁石242にそれぞれ対応した位置に設けられており、圧縮された冷媒ガスがここを通過する際に、高温になった回転子24内部の各永久磁石242を、回転子鉄心241を介して内側から冷却する。
回転子24は、固定子30のティース先端面226との間に微小なエアギャップ26を介して対向配置されている。このエアギャップ26は、圧縮された冷媒ガスのガス流体がここを通過する際に、高温になった回転子24内部の永久磁石242を、回転子鉄心241を介して外側から冷却する。
図5に示す3相のブラシレスDCモータは、固定子30の各ティース部に導線を集中巻で巻回したことにより、9個の巻線部31が所定間隔(間隙23)毎に環状に配置されている。集中巻により形成される巻線部31の特徴は、隣接する巻線部31間に巻線機のノズルを通しながら導線を巻回するため、ノズルが通る分だけ間隙23が空いている。この間隙23は、上記したガス孔25やエアギャップ26と同様に、圧縮された冷媒ガスのガス流体が通過する。しかし、間隙23の開口面積は、図5に示すように、ガス孔25やエアギャップ26の開口面積と比べると大きく、間隙23を流れる冷媒ガスの流量が多いと、ガス孔25やエアギャップ26を流れる冷媒ガスの流量が少なくなり、永久磁石242が冷却されにくくなる。
そこで、本実施例では、図6に示すように、集中巻された固定子30の隣り合う巻線部31間の間隙23を扇形状の覆い部材28aで個々に覆うように構成されている。この覆い部材28aは、インシュレータ27の外周壁部271とインシュレータエッジ273との間に扇形状をした覆い部材28aを渡し、係止することで固定している。この図6を軸方向から見ると図7のようになり、巻線部31間の間隙23が扇形状の覆い部材28aで全て覆われている。覆い部材28aの係止方法は、種々考えられるが、ここでは外周壁部271とインシュレータエッジ273にそれぞれ係止溝あるいは係止孔273aを形成し、覆い部材28aの該当箇所に係止溝あるいは係止孔273aに係合可能な形状の突起部28a−1を設けて、係止溝あるいは係止孔273aに突起部28a−1を係合させることで固定している。このように、覆い部材28aは、インシュレータ27に対して着脱可能に構成されているため、通常のモータと同じ組み立て手順でモータを組み立てた後に、覆い部材28aの取り付けや取り外しが可能なことから、組み立て手順を変える必要がなく、覆い部材の形状、あるいは、取り付け位置などを必要に応じて自由に変更することができる。
また、図6に示す覆い部材28aは、外周壁部271に取り付ける位置よりもインシュレータエッジ273に取り付ける位置を下げて固定することで、勾配が付けてある。ここで言う勾配とは、図1に示す固定子30の固定子鉄心22の軸方向端面2241と平行な面を基準面(不図示)とし、この基準面に対し傾きが付けてあることを意味する。この勾配は、圧縮動作中に覆い部材28aに冷凍機油が付着しても、勾配に沿って流れ、外周壁部271に設けられた導線の引き出し部や隣接するインシュレータエッジ273の間隙であるインシュレータ開口275から下に流れ落ちるだけの勾配がつけられているため、冷凍機油が覆い部材28aに溜まり冷媒ガス圧縮部40で冷凍機油が不足することを防ぐ効果が得られる。もちろん、冷凍機油が覆い部材28aに溜まっても冷媒ガス圧縮部40の冷凍機油が不足しない場合は勾配をつけずに覆い部材28aを水平に固定しても良い。なお、図6に示す回転子24の端板32の上には、図1の油分離板33が固定されているが、ここでは内部構造を説明するため油分離板33の図示を省略している。
このように、図6および図7に示す実施例によれば、集中巻巻線のモータの場合、巻線部31間に間隙23が生じるため、扇形状をした覆い部材28aで間隙23を覆うことで、間隙23を流れる冷媒ガスの流量が少なくなり、反対にガス孔25やエアギャップ26の冷媒ガスの流量が多くなることで、回転子24の永久磁石242を十分に冷却することができる。これにより、固定子巻線の絶縁劣化や回転子24の永久磁石242の減磁が防げるようになり、モータの効率低下を防止することができる。
なお、図6では、固定子鉄心22の軸方向端面2241、2241に配置される片側のインシュレータ27の覆い部材28aの状態を図示したが、図1に示すように固定子鉄心22の上下両方の軸方向端面2241、2241のインシュレータ27にそれぞれ覆い部材28、29を配置したり、あるいは、いずれか一方に覆い部材28あるいは29を配置したりしても良い。
また、別の実施例では、図8に示すように、集中巻された固定子30の巻線間の間隙23をドーナツ形状の覆い部材28bで全体的に覆うように構成されている。このドーナツ形状をした覆い部材28bは、インシュレータ27の外周壁部271とインシュレータエッジ273との間に配置され、これを係止することで固定されている。この図8を軸方向から見ると図9のようになり、間隙23だけでなく巻線部31も含めて、全て覆い部材28bで覆われている。覆い部材28bの係止方法は、ここでは図6の場合と同様に、外周壁部271とインシュレータエッジ273にそれぞれ係止溝あるいは係止孔273aを形成し、覆い部材28bの該当箇所に係止溝あるいは係止孔273aに係合可能な形状の突起部28b−1を設け、係止溝あるいは係止孔273aに突起部28b−1を係合させることにより固定している。図8の覆い部材28bの場合は、図6と同様に外周壁部271の位置よりもインシュレータエッジ273の位置の方を下げて勾配を付け、冷凍機油が覆い部材28bに溜まるのを防いでいるが、勾配をつけずに覆い部材28aを水平に固定しても良い。なお、図8に示す回転子24の端板32の上には、図1の油分離板33が固定されているが、ここでは内部構造を説明するため油分離板33の図示を省略している。
このように、図8および図9に示す実施例によれば、巻線部31とその間隙23全体を覆い部材28bで覆うため、間隙23および巻線部31に流れる冷媒ガスの流量が少なくなり、反対にガス孔25やエアギャップ26のガスの流量を多くすることで、回転子24の永久磁石242を十分に冷却することが可能となる。これにより、回転子24の永久磁石242の減磁が防げるようになり、モータの効率低下を防止することができる。なお、覆い部材を複数のパターンで作成した理由は、図8のパターンの場合、覆い部材28bの部品を一つにしたことで、組み立て工数を減らすためである。また、後述する図10のパターンの場合は、間隙23にまったく冷媒が流れなくなるのを防ぐと共に、覆い部材28cに溜まった冷凍機油を速やかに下に落とすためである。
なお、図8では、固定子鉄心22の軸方向端面2241、2241のうち片側に配置されるインシュレータ27の覆い部材28bの状態を図示したが、図1に示すように固定子鉄心22の上下両方の軸方向端面2241、2241のそれぞれのインシュレータ27に覆い部材28b、29b(不図示)を配置したり、あるいは、いずれか一方に配置したりしても良い。
さらに、別の実施例では、図10に示すように、集中巻された固定子30の巻線部31間の間隙23を梯子形状の覆い部材28cで部分的に覆うように構成されている。この覆い部材28cは、インシュレータ27の外周壁部271とインシュレータエッジ273との間に梯子形状をした覆い部材28cを配し、これを係止することで固定している。この図10を軸方向から見ると図11のようになり、間隙23部分は梯子形状の覆い部材28cで覆われているが、巻線部31の部分には開口が設けられている。覆い部材28cの係止方法については、上記した図6および図8と同様であるため説明を省略する。また、図10の覆い部材28cの固定位置についても、図6および図8の場合と同様に勾配を付けて固定することで、冷凍機油が覆い部材28cに溜まるのを防ぐことができる。なお、覆い部材28cは、勾配をつけずに水平に固定しても良い。さらに、図10に示す回転子24の端板32の上には、図1の油分離板33が固定されているが、ここでは内部構造を説明するため油分離板33の図示を省略している。
このように、図10および図11に示す実施例によれば、間隙23は覆い部材28cで覆われているため、間隙23を流れる冷媒ガスの流量が少なくなり、反対にガス孔25やエアギャップ26の冷媒ガスの流量が多くなることで、回転子24の永久磁石242を十分に冷却することが可能となる。これにより、圧縮機10におけるモータ20の回転子24の永久磁石242の減磁を防いで、モータの効率が低下するのを防止することができる。また、覆い部材28cは、所定間隔毎に開口が設けられているので、覆い部材28cに溜まった冷凍機油を速やかに下に落とすことができ、圧縮部で冷凍機油が不足するのを防止することができる。さらに、覆い部材28cは、開口が設けられているが1つの部品で構成されているため、組み立て工数を減らすことができる。
なお、図10では、固定子鉄心22の軸方向の両端部に配置される片側のインシュレータ27の覆い部材28cの状態を図示したが、図1に示すように固定子鉄心22の上下の軸方向端面2241、2241のそれぞれのインシュレータ27に覆い部材28c、29c(不図示)を配置したり、あるいは、いずれか一方に配置したりしても良い。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、ロータリ圧縮機等に組み込むことによりモータの永久磁石の減磁を防ぐことが可能な効率の良い圧縮機として有用である。
10 圧縮機
20 モータ
22 固定子鉄心
221 ヨーク部
222 ティース部
223 スロット
224 軸方向端部
2241 軸方向端面
225 絶縁フィルム
226 ティース先端面
227 先端エッジ
228 スロット開口
23 間隙
24 回転子
241 回転子鉄心
242 永久磁石(マグネット)
243 回転子鉄心用リベット
25 ガス孔
26 エアギャップ
27 インシュレータ
271 外周壁部
272 巻胴部
273 インシュレータエッジ
273a 係止孔
274a、274b、274c 係止爪
275 インシュレータ開口
276 インシュレータスロット
28、28a、28b、28c 覆い部材
28a−1、28b−1、28c−1 突起部
29、29a、29b、29c 覆い部材
30 固定子
31 巻線部
32 端板
33 油分離板
33a 油分離板開口
34 吐出口
35 マフラー
36 マフラー開口
40 冷媒ガス圧縮部
50 吸入管
60 吐出管

Claims (4)

  1. 円柱状に形成された回転子鉄心と前記回転子鉄心の内部に周方向に所定間隔を空けて配置された永久磁石と前記回転子鉄心の軸方向に貫通する貫通孔を備えた回転子と、
    環状のヨーク部と前記ヨーク部から前記ヨーク部の中心に向かって内方に伸びる複数のティース部を有する固定子鉄心と前記ティース部に導線を巻回して形成した巻線部を備えた固定子を有し、
    前記ティース部のティース先端面と前記回転子の外周面とをエアギャップを隔てて対向させて前記回転子を前記固定子の内部に回転可能に配置したモータを備えた圧縮機であって、
    前記モータには前記固定子の軸方向の両端部にインシュレータが設けられ、
    前記インシュレータは、当該インシュレータの内周側及び外周側から前記固定子の軸方向に延ばされた内周壁及び外周壁を有し、
    前記インシュレータの少なくとも一方には、前記内周壁と前記外周壁との間に支持されて隣り合う前記巻線部の間の間隙を覆う複数の覆い部材が、前記インシュレータの周方向に間隔を空けて設けられたことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記複数の覆い部材は、隣り合う覆い部材同士が、開口を有する連結部を介して連結されたことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記複数の覆い部材は、前記固定子の軸方向端面と平行な基準面に対して傾くように支持されたことを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮機。
  4. 円柱状に形成された回転子鉄心と前記回転子鉄心の内部に周方向に所定間隔を空けて配置された永久磁石と前記回転子鉄心の軸方向に貫通する貫通孔を備えた回転子と、
    環状のヨーク部と前記ヨーク部から前記ヨーク部の中心に向かって内方に伸びる複数のティース部を有する固定子鉄心と前記ティース部に導線を巻回して形成した巻線部を備えた固定子を有し、
    前記ティース部のティース先端面と前記回転子の外周面とをエアギャップを隔てて対向させて前記回転子を前記固定子の内部に回転可能に配置したモータを備えた圧縮機であって、
    前記モータには前記固定子の軸方向の両端部にインシュレータが設けられ、
    前記インシュレータは、当該インシュレータの内周側及び外周側から前記固定子の軸方向に延ばされた内周壁及び外周壁を有し、
    前記インシュレータの少なくとも一方には、隣り合う前記巻線部の間の間隙を覆う環状の覆い部材が前記固定子の軸方向端面と平行な基準面に対して傾くように前記内周壁と前記外周壁との間に支持されたことを特徴とする圧縮機。
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