JP6311248B2 - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の端末装置間で共有される情報の処理に用いて好適な情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置に関する。
通信機能を有する複数の情報処理装置間で画像および画像に対する操作を共有することが可能な情報共有システムが実用化されている(特許文献1参照)。この情報共有システムを、会議など、複数の参加者が情報を共有する必要がある状況に適用することで、印刷物による大量の資料を用意する必要が無く、また、参加者間における情報の共有も容易となり、会議などを効率的に進めることができる。
このような情報共有システムでは、例えば、会議などにおいて、発表者および参加者は、共通の資料データを各自の情報処理装置に格納する。発表者が、情報処理装置に対して例えば資料データのページ切り替えなどのアクションを行うと、そのアクションを示す情報が発表者の情報処理装置から送信され、各参加者の情報処理装置に受信される。各参加者の情報処理装置は、受信したアクションを示す情報に応じて、資料データに対してページ切り替えなどの処理を行う。これにより、発表者と各参加者との間で情報が共有され、会議のスムースな進行が可能となる。
ところで、上述のような従来の情報共有システムでは、発表者が資料データにおけるどのページが注目され、どのページが注目されていないかを知ることは、会議などの最中および会議の終了後などにおける会議内容の分析などを行うために有用であると考えられる。しかしながら、従来では、各参加者による資料データの表示状況を把握することが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の情報処理装置間で共有する資料の表示状況を容易に把握可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の端末装置と、第2の端末装置と、サーバ装置とを含む情報処理システムであって、第1の端末装置は、第1の表示部と、第1の表示部の表示を制御する第1の制御部と、第1の表示部に表示される、複数ページを含む第1のコンテンツに対する操作を入力する第1の入力部と、第1の入力部に入力される、少なくともページ切り替えを含む操作を示す操作情報を送信する第1の送信部とを備え、第2の端末装置は、第2の表示部と、第2の表示部に表示される、第1のコンテンツと同一の第2のコンテンツに対する操作を受け付ける第2の入力部と、外部の機器から送信された操作情報を受信する受信部と、第2の表示部に表示される第2のコンテンツの制御を行うモードとして、第2の入力部に入力される操作に応じて制御を行う第1のモードと、受信部に受信される操作情報に応じて制御を行う第2のモードとを含む第2の制御部と、第2の入力部に入力される操作を示す操作情報を送信する第2の送信部とを備え、サーバ装置は、第1の送信部から送信された第1の操作情報と、第2の送信部から送信された第2の操作情報とを、それぞれ取得した時刻を示す時刻情報と関連付けてログ情報として順次蓄積する蓄積部を備え、第1の制御部は、蓄積部に蓄積されたログ情報を用いて、第2の制御部により第1のモードで第2のコンテンツの表示が行われた第1の時間と、第2の制御部により第2のモードで第2のコンテンツの表示が行われた第2の時間とを求め、第1の時間および第2の時間に基づき、第2のコンテンツの、第1のモードおよび第2のモードによる各表示率を算出し、算出した表示率を第1の表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の情報処理装置間で共有する資料の表示状況が容易に把握可能になるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るサーバの機能を説明するための一例の機能ブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る端末の機能を説明するための一例の機能ブロック図である。 図4は、実施形態に係る端末の一例の構成を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態に係る、会議に関する情報を登録するための登録画面の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る、機器IDとユーザ識別情報とを関連付けるテーブルの例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る、会議一覧画面の例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る、スレーブ端末における動作の例を説明するためのフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る、スレーブ端末における動作の例を説明するためのフローチャートである。 図10は、第1の実施形態に係るログ情報の例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係る、マスタ端末の一例の動作について説明するためのフローチャートである。 図12は、第1の実施形態に係る、横持ちモードにおける表示例を示す図である。 図13は、第1の実施形態に係る、縦持ちモードにおける表示例を示す図である。 図14は、第1の実施形態によるページ表示状況の第1の表示例を示す図である。 図15は、第1の実施形態に係るページ表示状況の第2の表示例を示す図である。 図16は、第1の実施形態に係るページ表示状況の第3の表示例を示す図である。 図17は、第1の実施形態に係るページ表示状況の第3の表示例の変形例を示す図である。 図18は、第2の実施形態に係る、ページ表示状況の表示画面を生成する一例の処理を示すフローチャートである。 図19は、第2の実施形態に係るページ表示状況確認画面の例を示す図である。 図20は、第2の実施形態に係るページ表示状況確認画面の別の例を示す図である。 図21は、第2の実施形態の変形例によるページ表示状況の表示例を示す図である。 図22は、第3の実施形態によるページ表示状況の表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置の第1の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成を示す。図1において、情報処理システム1は、サーバ10と、複数の端末20A、20B、20C、…を含む。各端末20A、20Bおよび20Cは、サーバ10と例えば無線LAN(Local Area Network)により接続される。情報処理システム1は、資料データなどの複数のページを含むコンテンツデータを複数の端末20A、20B、…で共有し、ページ切替などのページ操作をこれら複数の端末20A、20B、…間で同期させる会議システムとして用いることができる。
情報処理システム1は、プロジェクタ装置(PJ)30をさらに含んでもよい。プロジェクタ装置30は、無線LANやBluetooth(登録商標)などにより例えば端末20Aと直接的に通信を行い、端末20Aで表示されるコンテンツデータによる画面を図示されないスクリーンに投射する。
図2は、第1の実施形態に係るサーバ10の機能を説明するための一例の機能ブロック図である。図2において、サーバ10は、データ加工部100と、認証部101と、通信部102と、ログ情報記憶部103と、機器ID記憶部104と、コンテンツ記憶部105と、会議情報記憶部106とを含む。
通信部102は、各端末20A、20Bおよび20Cとの間で、例えば無線通信により通信を行う。これに限らず、各端末20A、20Bおよび20Cが例えばWiFi(Wireless Fidelity)による無線LANに対応しているものとし、通信部102は、別途設けられたWiFiのアクセスポイントとの間で有線で通信を行ってもよい。認証部101は、通信部102による通信に際して、各端末20A、20Bおよび20Cに対する認証処理を行う。
ログ情報記憶部103は、各端末20A、20Bおよび20Cから送信されたページ操作情報と、当該ページ操作情報に関連する情報とを、ログ情報として蓄積的に記憶する。ログ情報記憶部103に記憶されるこれらの情報の詳細は、後述する。データ加工部100は、ログ情報記憶部103に記憶されたログ情報を外部の機器などから要求された際に、当該ログ情報を扱いが容易なように加工する。データ加工部100は、例えば、ログ情報の重複部分の削除や、ログ情報のデータフォーマットの変換処理などを行う。
機器ID記憶部104は、各端末20A、20Bおよび20Cを識別する機器IDと、各端末20A、20Bおよび20Cを使用するユーザを識別するユーザ識別情報とを関連付けて記憶する。コンテンツ記憶部105は、情報処理システム1において複数の端末20A、20B、…で共有するためのコンテンツデータを記憶する。コンテンツデータは、例えば複数のページを含むPDF(Portable Document Format)データなどの画像データを用いることができる。コンテンツデータは、PDFデータに限られず、他の形式の画像データを用いてもよい。会議情報記憶部106は、例えば会議システムによる会議の情報が記憶される。
なお、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブなどのストレージ装置および通信I/F(インターフェイス)を含み、一般的なコンピュータと同等の構成で実現可能であるので、ここでの詳細な説明を省略する。
図3は、第1の実施形態に係る各端末20A、20Bおよび20Cの機能を説明するための一例の機能ブロック図である。各端末20A、20Bおよび20Cは、略同等の機能を有するため、ここでは、各端末20A、20Bおよび20Cを端末20Aで代表させて説明する。
図3において、端末20Aは、表示部200と、入力部201と、表示制御部202と、通信部203と、ページ制御部204と、記憶部205とを含む。表示部200は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)が用いられ、情報を表示する。入力部201は、例えば表示部200と一体的に構成される所謂タッチパネルであって、ユーザ操作を受け付ける。
表示制御部202は、表示部200に対する表示を制御する。通信部203は、無線LANによる無線通信を制御する。ページ制御部204は、複数のページを含むコンテンツデータを表示部200に表示させた際に、入力部201に対する入力に応じて、表示部200へのページの表示を制御する。ページ表示の制御は、ページ切替制御、ページ内の指定領域の拡大、縮小制御などを含む。記憶部205は、当該コンテンツデータを記憶する。なお、表示制御部202およびページ制御部204は、プロジェクタ装置30にページの画像を送信する場合、プロジェクタ装置30に対する表示の制御も行うことができる。
図4は、実施形態に係る端末20A、20Bおよび20Cの一例の構成を示す。なお、端末20A、20Bおよび20Cは、同一の構成で実現可能であるので、ここでは、各端末20A、20Bおよび20Cを端末20Aで代表させて説明する。
図4において、端末20Aは、バス2001に対してCPU2002、ROM2003、RAM2004および表示制御部2005が接続される。また、バス2001に対して、ストレージ2007、データI/F2008、入力部2009および通信I/F2010が接続される。ストレージ2007は、データを不揮発に記憶することが可能な記憶媒体であって、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリである。これに限らず、ストレージ2007としてハードディスクドライブを用いてもよい。
CPU2002は、ROM2003およびストレージ2007に記憶されるプログラムに従い、RAM2004をワークメモリとして用いて、この端末20Aの全体を制御する。表示制御部2005は、CPU2002により生成された表示制御信号を、表示装置2006が表示可能な信号に変換して出力する。表示装置2006は、上述した表示部200に対応する。
ストレージ2007は、上述のCPU2002が実行するためのプログラムや、コンテンツデータなど各種データが格納される。データI/F2008は、外部からのデータの入力を行う。データI/F2008としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)などによるインタフェースを適用することができる。また、通信I/F2010は、無線LANによる通信を制御する。
入力部2009は、上述した入力部201に対応し、ユーザ入力を受け付けて所定の制御信号を出力する入力デバイスを含む。ユーザは、例えば表示装置2006に対する表示に応じて入力デバイスを操作することで、端末20Aに対して指示を出すことができる。
上述した表示制御部202、通信部203およびページ制御部204は、CPU2002上で動作する表示制御プログラムによって実現される。この表示制御プログラムは、端末20Aが通信可能なネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、このネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成することができる。また、この表示制御プログラムを、ネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。表示制御プログラムのうち一部または全部を、ROM2003に予め記憶させて提供することも考えられる。
これに限らず、表示制御プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。この場合、記録媒体に記録された端末用プログラムは、例えばデータI/F2008に接続された外部のドライブ装置を介して端末20Aに供給される。これに限らず、記録媒体に記録された端末用プログラムを、パーソナルコンピュータなど他の情報処理装置上に一旦記憶させ、この他の情報処理装置から通信I/F2010やデータI/F2008を介した通信により、端末20Aに供給してもよい。
表示制御プログラムは、例えば、上述した各部(表示制御部202、通信部203およびページ制御部204)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU2002が例えばストレージ2007から端末用プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置(例えばRAM2004)上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
(第1の実施形態に係る情報処理システムによる動作)
次に、情報処理システム1を会議システムとして用いてプレゼンテーションを行う場合の例について説明する。この場合、端末20Aがプレゼンテーションを行う発表者が用い、端末20Bおよび20Cをプレゼンテーションの対象である参加者が用いるものとする。
サーバ10は、当該プレゼンテーションに関する情報を予め取得して記憶しておく。図5は、第1の実施形態に係る、プレゼンテーション(会議)に関する情報を登録するための登録画面の一例を示す。図5に例示される会議登録画面300による情報の登録は、例えば会議(プレゼンテーション)の主催者などにより行われる。ここでは、会議登録画面300は、発表者が用いる端末20Aにおいて表示部200に表示させるものとする。
図5において、会議登録画面300は、それぞれ会議名、開始日時、参加パスワードおよび開催キーを入力するための入力窓310、311、312および313が設けられる。会議名および開始日時は、会議を特定するための会議の名称および会議の開始日時である。参加パスワードは、発表者を含めた各参加者が会議に参加するために必要となるパスワードである。参加パスワードは、例えば予め定められて各参加者に通知される。開催キーは、会議の開催者が会議を開催するために必要なキーである。
ラジオボタン314、315および316は、会議に関するその他の設定を行う。図5の例では、ラジオボタン314は、後述する会議一覧にて会議名の表示を許可するか否かを設定する。ラジオボタン315は、資料となるコンテンツデータのダウンロードを許可するか否かを設定する。ラジオボタン316は、発表者の交代を許可するか否かを設定する。発表者の交代は、実際には、発表者として情報を送信する端末を変更することを意味する。
会議登録画面300に登録された上述の各情報は、サーバ10に送信されて、会議情報記憶部106に記憶される。
会議登録画面300に対し、さらに、コンテンツデータ登録窓317が設けられる。コンテンツデータ登録窓317に対して、コンテンツデータのファイル名を、当該ファイルのパスを含めて入力する。決定ボタン318を操作することで、コンテンツデータ登録窓317に入力されたコンテンツデータのファイルがサーバ10に送信され、コンテンツ記憶部105に記憶される。サーバ10は、コンテンツデータのコンテンツ記憶部105における記憶場所を示す情報と、例えば入力窓310に入力された会議名とを関連付けて、会議情報記憶部106に記憶する。
また、サーバ10は、当該プレゼンテーションの開始時などに、各端末20A、20Bおよび20Cを識別する機器識別情報と、各端末20A、20Bおよび20Cを使用するユーザを識別するユーザ識別情報とを関連付けて登録する。例えば、各端末20A、20Bおよび20Cが貸出制の場合、各端末20A、20Bおよび20Cが発表者を含めた各参加者に配布された際に、これら各参加者に、各端末20A、20Bおよび20Cの所定の入力画面に対して各参加者の名前(ニックネームなど)をユーザ識別情報として入力させる。
各端末20A、20Bおよび20Cは、各端末20A、20Bおよび20Cを識別するための機器IDと、各端末20A、20Bおよび20Cに入力された各ユーザ識別情報とを、それぞれサーバ10に送信する。機器IDとしては、通信I/F2010に予め割り当てられるMAC(Media Access Control)アドレスを用いることができる。サーバ10は、各端末20A、20Bおよび20Cから送信された各機器IDおよびユーザ識別情報を、図6にテーブル40として例示するようにして互いに関連付けて、機器ID記憶部104に記憶する。
なお、ユーザ識別情報と機器ID情報とを関連付ける方法は、ユーザ入力による方法に限定されない。例えば、各端末20A、20Bおよび20Cに対して、各機器を識別する機器識別情報が予め記憶されるRFID(Radio Frequency IDentification)タグを貼付する方法も考えられる。
この場合、例えばサーバ10に、各端末20A、20Bおよび20Cを識別する機器IDと、RFIDタグに記憶される機器識別情報とを関連付けるテーブルを用意する。ここで、各発表者および各参加者は、個人を識別するための例えば社員IDが予め記憶されるIC(Integrated Circuit)カードを携帯し、当該社員IDが社員DB(データベース)に予め登録されているものとする。
このようなシステムにおいて、サーバ10に接続される所定の認識装置を利用して各端末20A、20Bおよび20CのRFIDタグと、社員IDが記憶されるICカードとから情報を読み取る。サーバ10は、ICカードから読み取った社員IDをキーとして、社員DBから当該社員IDに対応する社員の氏名をユーザ識別情報として取得する。また、サーバ10は、RFIDタグから読み取った機器識別情報に関連付けられる機器IDを取得する。そして、サーバ10は、ICカードの情報に基づくユーザ識別情報と、RFIDタグから取得した情報に基づく機器IDとを関連付けて、テーブル40に格納する。
さらに、この例において、ICカードおよび社員DBの代わりに、事前に登録した参加者リストを例えばサーバ10に用意することも考えられる。この場合、参加者リストは、参加者を識別する参加者IDと、当該参加者の氏名とが関連付けられる。この場合、参加者が参加者IDを指定することで、サーバ10において参加者の氏名を取得してテーブル40に記憶させることができる。
発表者を含めた各参加者は、ユーザ識別情報の登録後、各端末20A、20Bおよび20Cによりサーバ10にアクセスする。各端末20A、20Bおよび20Cは、サーバ10が有する会議情報記憶部106から会議一覧を取得し、それぞれ、図7に例示される、会議を検索する検索窓321と、会議を選択する選択窓322とが設けられる会議一覧画面320を表示部200に表示させる。各端末20A、20Bおよび20Cは、検索窓321を用いた検索や、会議一覧画面320からの選択により参加する会議を決定する。決定された会議を示す情報は、各端末20A、20Bおよび20Cからサーバ10に送信される。
サーバ10は、会議情報記憶部106を参照して、会議を示す情報に対応するコンテンツデータの場所を取得し、各端末20A、20Bおよび20Cに送信する。各端末20A、20Bおよび20Cは、送信された情報に従い、サーバ10からコンテンツデータを取得し、記憶部205に記憶する。
なお、選択した会議の会議情報にパスワード(例えば参加パスワード)が設定されている場合、サーバ10は、各端末20A、20Bおよび20Cにコンテンツデータを送信する前に、パスワードの入力を要求する。各端末20A、20Bおよび20Cは、この要求に応じて入力されたパスワードをそれぞれサーバ10に送信する。サーバ10は、認証部101において、各端末A、20Bおよび20Cから送信された各パスワードが、会議情報として登録されているパスワードと一致するか否かを判定する。パスワードが一致しており、認証が成功した場合に、サーバ10は、認証が成功した端末に対してコンテンツデータを送信する。
(ページ切替動作)
次に、第1の実施形態に係る情報処理システム1を用いた会議(この例ではプレゼンテーション)の動作について、より詳細に説明する。情報処理システム1を用いた会議の開始直後は、各端末20A、20Bおよび20Cにおいて、表示部200に対してコンテンツデータのデフォルトのページ(例えば1ページ目)が表示されているものとする。
発表者が端末20Aの入力部201に対して、例えばページの切り替えを指示するページ操作を行うと、端末20Aの表示部200に表示されるコンテンツデータの表示ページが、ページ操作に応じて切り替わる。このページ操作を示す情報(以下、ページ操作情報と呼ぶ)は、端末20Aを識別する識別情報を付加されて、端末20Aからサーバ10に送信される。サーバ10は、端末20Aから送信されたページ操作情報に応じて表示ページを同期させる情報(以下、ページ同期情報と呼ぶ)を、端末20Bおよび20Cに送信する。
また、サーバ10は、ページ操作情報と、端末20Aから送信された識別情報に関連付けられたユーザ識別情報と、ページ操作情報を受信した時刻を示す時刻情報とを関連付けて、ログ情報記憶部103にログ情報として蓄積的に記憶する。ログ情報の具体的な例については、後述する。
なお、端末20Bおよび20Cへのページ同期情報の送信は、サーバ10からのみならず、端末20Aから行うこともできる。この場合、各端末20A、20Bおよび20Cは、各参加者(同期対象)の端末の識別情報(ここでは、端末20A、20Bおよび20Cの識別情報)を互いに記憶し、識別情報を用いて他の端末にページ同期情報を送信すればよい。
また、上述では、ページ操作情報とページ同期情報とが異なる情報であるように説明したが、これはこの例に限定されず、ページ操作情報とページ同期情報は必ずしも異なる情報でなくてもよい。すなわち、上述のページ操作情報およびページ同期情報の表現は、発表者にとっては操作を行った情報であり、参加者にとっては同期のための情報であることを示しているに過ぎない。
各端末20Bおよび20Cは、サーバ10から送信されたページ同期情報に従い、各表示部に表示されるコンテンツデータの表示ページを切り替える。これにより、各端末20Bおよび20Cの各表示部には、発表者の端末20Aの表示部に表示されるページと同一のページが表示されることになり、発表者と各参加者との間で情報の共有がなされる。
なお、各端末20Bおよび20Cは、表示ページが切り替えられると、その旨を示すアクション情報を、後述する動作モードを示すモード情報と、各端末20Bおよび20Cを識別する機器識別情報とをそれぞれ付加してサーバ10に送信する。サーバ10は、端末20Bおよび20Cから送信された各アクション情報と、モード情報と、各機器識別情報に関連付けられた各ユーザ識別情報と、各ページ切替情報を受信した時刻を示す時刻情報とを関連付けて、ログ情報として蓄積的に記憶する。
このように、複数の端末20A、20B、20C、…のうちある端末に対する操作に同期して他の各端末が動作するモードを、共有モードと呼ぶ。以下、共有モードにおいてページ操作情報を送信する端末20Aを適宜、マスタ端末20Aと呼び、ページ操作情報に同期して動作する端末20B、20Cを適宜、スレーブ端末20B、20Cと呼ぶ。
各スレーブ端末20Bおよび20Cは、動作モードとして、個別モードをさらに有する。個別モードは、サーバ10から送信されるページ操作情報とは独立して、当該端末に対するユーザ操作に応じてページ操作がなされる動作モードである。個別モードは、例えばスレーブ端末20Bおよび20C毎に、各スレーブ端末20Bおよび20Cに対する操作に応じて指定することができる。また、個別モードは、マスタ端末20Aに指定することもできる。
一例として、スレーブ端末20Bの動作モードを個別モードに切り替えた場合、スレーブ端末20Bに対するページ操作に応じて、スレーブ端末20Bの表示部に表示されるページの切り替えや、ページの指定領域の拡大、縮小などが実行される。
スレーブ端末20Bは、個別モード時になされたページ操作を示すアクション情報を、スレーブ端末20Bを識別するための機器識別情報と、個別モードを示すモード情報とを付加してサーバ10に送信する。サーバ10は、スレーブ端末20Bから送信されたアクション情報と、モード情報と、機器識別情報に関連付けられたユーザ識別情報と、ページ操作情報を受信した時刻を示す時刻情報とを関連付けて、ログ情報として蓄積的に記憶する。
図8および図9を用いて、スレーブ端末20Bにおける動作の例を説明する。図8は、スレーブ端末20Bの動作モードが共有モードの場合の例を示す。スレーブ端末20Bは、ステップS100で、サーバ10からのページ操作情報を受信したか否かを判定する。受信したと判定した場合、スレーブ端末20Bは、処理をステップS101に移行させ、サーバ10から受信したページ操作情報に従いコンテンツデータに対してページ操作を行い、例えばページを切り替える。そして、処理がステップS100に戻される。
ステップS100でサーバ10からのページ操作情報を受信していないと判定した場合、スレーブ端末20Bは、処理をステップS102に移行させ、スレーブ端末20Bの入力部201に対して動作モードを個別モードに切り替えるユーザ操作がなされたか否かを判定する。個別モードに切り替える操作がなされていないと判定した場合、スレーブ端末20Bは、処理をステップS100に戻す。また、ステップS102で、動作モードを個別モードに切り替える操作がなされたと判定した場合、処理をステップS103に移行させる。ステップS103で、スレーブ端末20Bは、動作モードを個別モードに切り替えて、図8のフローチャートによる一連の処理を終了させる。
図9は、スレーブ端末20Bの動作モードが個別モードの場合の例を示す。ステップS110で、スレーブ端末20Bは、入力部201に対してユーザ操作がなされたか否かを判定する。ユーザ操作がされていないと判定した場合、処理をステップS110に戻す。一方、スレーブ端末20Bは、ステップS110で、入力部201に対してページ操作がなされたと判定した場合、処理をステップS111に移行させる。
ステップS111で、スレーブ端末20Bは、入力部201に対してなされた操作に応じたページ操作処理を行う。この場合、ページ操作は、コンテンツデータのページを切り替える操作に限られない。すなわち、個別モードの場合、ページ操作は、例えば表示部200に現在表示されているコンテンツデータのページに対して領域を指定し、指定領域内の画像の拡大、縮小する操作など、表示中のページに対するページ切替以外の操作も含めてよい。
次のステップS112で、スレーブ端末20Bは、ステップS111で実行されたページ操作を示すページ操作情報をアクション情報としてサーバ10に送信する。そして、処理がステップS110に戻される。
上述のステップS110で、入力部201に対してなされたユーザ操作が動作モードを共有モードに切り替える操作であると判定した場合、スレーブ端末20Bは、処理をステップS113に移行させる。ステップS113で、スレーブ端末20Bは、動作モードを共有モードに切り替えて、図9のフローチャートによる一連の処理を終了させる。
図10は、第1の実施形態に係る、ログ情報記憶部103に記憶されるログ情報の例を示す。図10(a)に例示するログ情報41は、発表者の交代の履歴を示す。この場合、発表者の交代は、マスタ端末の変更を意味する。ログ情報41は、例えば発表者を識別するユーザ識別情報と、その発表者の端末がマスタ端末20Aとなった時刻とが関連付けられて記憶される。図10(b)に例示するログ情報42は、マスタ端末20Aから送信されたページ操作情報の受信時刻と、当該ページ情報により切り替えられたページを示す情報とが関連付けられて記憶される。なお、ここでは、マスタ端末20Aにおける動作モードが常に共有モードであるものとしている。
図10(c)に例示するログ情報43は、スレーブ端末20Bおよび20Cから送信されたアクション情報に基づき、スレーブ端末20Bおよび20Cの共有モードおよび個別モードにおけるページ操作に関する時刻情報が記憶される。このログ情報43は、各スレーブ端末20Bおよび20Cについて、機器識別情報毎に、時刻情報と、切り替えられた、または、操作がなされたページと、動作モードとが関連付けられて記憶される。ログ情報43は、さらに、動作モードが個別モードの場合に操作内容(拡大操作など)も記憶される。
マスタ端末20Aは、サーバ10のログ情報記憶部103からログ情報41〜43を取得し、コンテンツデータの各ページに対する各スレーブ端末20Bおよび20Cにおける表示状況を、複数の方法で表示部200に表示させることができる。発表者は、マスタ端末20Aの表示部200に表示された表示状況に基づき、自身の発表内容などを分析することができる。
ログ情報41〜43は、例えば、サーバ装置10が、ログ情報41〜43の更新毎に、リアルタイムで、更新前のログ情報41〜43との差分をマスタ端末20Aに送信するようにできる。これに限らず、マスタ端末20Aは、指定されたタイミングや、予め指定された時間間隔でサーバ10と通信を行って、ログ情報41〜43を取得してもよい。このときの時間間隔は、ログ情報41〜43の更新タイミングに対する、マスタ端末20Aによるログ情報41〜43の取得タイミングに大きな遅延が生じないような間隔とするのが好ましい。これらの場合、発表者は、プレゼンテーション中に略リアルタイムで、各ページの表示状況を確認することができる。
さらに、ログ情報41〜43は、情報処理システム1を用いたプレゼンテーションなどが終了した後に、纏めて取得してもよい。この場合には、プレゼンテーション全体を通じてより詳細に分析を行うことが可能である。
なお、上述では、ログ情報41〜43の取得をマスタ端末20Aから行うように説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、ログ情報は、サーバ10と通信可能に構成されたパーソナルコンピュータなど別の情報処理装置から取得することもできる。
また、情報処理システム1を用いた会議の開始に先んじて、プライバシー配慮の観点から、各参加者の端末(ここでは端末20Bおよび20C)に対してページ操作情報のログを収集の可否を問い合わせると、好ましい。ログ情報が否の参加者については、当該参加者のログ情報の収集を行わないようにする。
図11を用いて、第1の実施形態に係る、ログ情報41〜43の取得動作を含む、マスタ端末20Aの一例の動作について説明する。図11(a)は、ページ操作動作の例を示し、図11(b)は、ログ情報41〜43の取得動作の例を示す。これら図11(a)および図11(b)の動作は、マスタ端末20Aにおいて並行して実行される。なお、図11(b)の例では、マスタ端末20Aからサーバ10に対して、ログ情報41〜43を要求するものとする。
図11(a)において、ステップS120で、マスタ端末20Aは、入力部201に対するユーザによるページ切替操作を待機する。入力部201に対してページ切替操作がなされると、マスタ端末20Aは、処理をステップS121に移行させ、コンテンツデータのページを切り替えるページ切替処理を行い、マスタ端末20Aの表示部200に表示されるページを切り替えると共に、ページ切替処理を示すページ操作情報をサーバ10に送信する。そして、処理がステップS120に戻される。
図11(b)において、ステップS130で、マスタ端末20Aは、サーバ10にアクセスし、サーバ10に対して、前回のアクセスからログ情報41〜43が更新されているか否かを問い合わせる。更新されていない旨が通知された場合、マスタ端末20Aは、処理をステップS130に戻す。ログ情報41〜43が更新されている旨が通知された場合、マスタ端末20Aは、処理をステップS131に移行させる。
ステップS131で、マスタ端末20Aは、サーバ10に対して更新分のログ情報41〜43を要求し、要求に応じてサーバ10から送信されたログ情報41〜43を受信する。受信したログ情報41〜43は、記憶部205に、前回までに取得したログ情報41〜43に対して追加して記憶される。そして、マスタ端末20Aは、次のステップS132で、受信したログ情報41〜43の更新内容に応じた表示を生成する。ステップS132の処理が終了すると、処理がステップS130に戻される。
なお、サーバ10は、図11(b)のステップS130における更新の問い合わせの受信に際して、問い合わせ元が発表者であることが確認できた場合に、ログ情報を送信するようにできる。すなわち、サーバ10は、ログ情報41に基づき、問い合わせ元の端末が発表者の端末か否かを確認する。サーバ10は、この確認の結果、発表者の端末であることが確認できた場合に、ログ情報を当該端末に対して送信するようにできる。
(第1の実施形態によるページ表示状況の表示例)
次に、図12〜図17を用いて、第1の実施形態に係るページ表示状況の表示例について説明する。この第1の表示例は、マスタ端末20Aが略リアルタイムにログ情報41〜43を取得する場合の、マスタ端末20Aにおけるページ表示状況の表示の例である。
ここで、マスタ端末20Aは、表示部200の長辺を水平にしてページを表示する横持ちモードと、表示部200の短辺を水平にしてページを表示する縦持ちモードの2の表示モードを有し、マスタ端末20Aの向きに応じて横持ちモードおよび縦持ちモードが自動的に切り替わるようになっている。
図12は、第1の実施形態に係る、横持ちモードにおける表示例を示す。図12(a)は、ページ表示状況の表示を行わない、通常のページ表示の例を示す。すなわち、図12(a)において、表示部200の略全面を占める表示領域210に、コンテンツデータのページが表示される。ここで、例えば表示部200に設けられる表示切替ボタン211を操作することで、表示部200に、ページ表示状況確認画面が表示される。
なお、表示制御部202は、自身の端末が発表者の端末および参加者の端末の何れであるかを判定し、発表者の端末であると判定した場合には、表示部200に表示切替ボタン211を表示させ、参加者であると判定した場合には表示部200に表示切替ボタン211を表示させないように表示を制御する。
図12(b)は、表示部200にページ表示状況確認画面214が表示された例を示す。この例では、表示部200の右半分を用いてページ表示状況確認画面214が表示され、表示部200の左半分の表示領域212内に、コンテンツデータのページが表示されている。なお、図12(a)の表示領域210と、図12(b)の表示領域212とではサイズの縦横比が異なるため、表示領域212内においては、コンテンツデータのページが表示される表示領域210’は、表示領域210に対して縮小されている。
図12(b)の例では、ページ表示状況確認画面214の右下に設けられる表示切替ボタン213を操作することで、表示部200の表示が図12(b)の表示から図12(a)の表示に切り替えられる。
図13は、第1の実施形態に係る、縦持ちモードにおける表示例を示す。なお、図13において、図12と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。図13(a)は、ページ表示状況の表示を行わない、通常のページ表示の例を示し、図13(b)は、表示部200にページ表示状況確認画面214が表示された例を示す。この例では、縦持ちモードの場合には、表示部200の下半分にページ表示状況確認画面214が表示されている。
なお、図12および図13は、表示部200におけるページ表示状況確認画面214のレイアウトの例であって、ページ表示状況確認画面214と、コンテンツデータが表示される表示領域210のレイアウトは、この例に限定されるものではない。
また、マスタ端末20Aからプロジェクタ装置30にページの画像を送信している場合、表示切替ボタン211を操作して表示部200にページ表示状況確認画面214が表示された場合であっても、プロジェクタ装置30には、コンテンツデータによるページ画像のみが送信され、ページ表示状況確認画面214が送信されないようにしている。
図14は、第1の実施形態によるページ表示状況の第1の表示例を示す。この第1の表示例では、図14(a)に例示されるように、ページ表示状況確認画面214において、参加者全員分について、直前に取得したログ情報41〜43に含まれる全ページが、表示された時系列に従い、ページ毎に均等のサイズで並べられて表示される。マスタ端末20Aは、サーバ10から取得して記憶部205に記憶したログ情報41〜43のうち、例えばログ情報43の時刻情報およびページ情報とに基づき、これらの表示を生成する。
より具体的には、各行2201、2202、…に、スレーブ端末20B、20C、…に表示された各ページを示す情報221、221、…が、当該各ページが表示された時系列で均等なサイズで並べられて表示される。各ページを示す情報221、221、…は、対応するページのサムネイル画像およびページ番号を含む。各ページのサムネイル画像は、マスタ端末20Aが記憶部205に記憶しているコンテンツデータから取得し生成することができる。
なお、図14(a)のページ表示状況確認画面214において、画面に対して上下のスクロール操作を行うことで、ページ表示状況確認画面214からはみ出ている参加者の分の各行を順次表示させることができる。また、画面に対して左右のスクロール操作を行うことで、ページ表示状況確認画面214に表示されている各行2201、2202、…について、ページ表示状況確認画面214からはみ出ている時刻に対応するページを示す情報221を順次表示させることができる。
ここで、共有モードにおいては、各スレーブ端末20B、20C、…は、ページ表示がマスタ端末20Aからのページ操作情報に従い切り替えられ、各スレーブ端末20B、20C、…を使用する各参加者の操作が反映されない。そのため、例えば図14(b)に例示されるように、共有モードによって表示されるページ221’に関しては、例えば黒表示などとして、明示的に示すと好ましい。
この第1の表示例においては、発表者は、マスタ端末20Aに対するページ操作によりコンテンツデータのあるページを表示した際に、各参加者が他のどのページを参照したかを容易に知ることができる。
図15は、第1の実施形態に係るページ表示状況の第2の表示例を示す。この第2の表示例では、図15(a)に例示されるように、ページ表示状況確認画面214において、指定した参加者(スレーブ端末)について、直前に取得したログ情報41〜43に含まれる全ページが、表示された時系列に沿って、各ページに対する滞留時間に従ったサイズ(この例では長さ)で並べられる。各ページに対する滞留時間は、例えばログ情報43において各時刻情報の差分を計算することで求める。
より具体的には、各行2221、2222、…に、指定されたスレーブ端末20B、20C、…に表示された各ページを示す情報223、223、…が、当該各ページが表示された時系列に沿って、各ページに対する滞留時間に従ったサイズで並べられて表示される。各ページを示す情報223、223、…は、対応するページのサムネイル画像およびページ番号を含む。
なお、この図15(a)のページ表示状況確認画面214においても、上述の図14(a)の場合と同様に、画面に対して上下左右のスクロール操作を行うことで、ページ表示状況確認画面214からはみ出ている部分の情報を順次表示させることができる。
また、この第2の表示例においても、図15(b)に例示されるように、共有モードによって表示されるページ223’に関しては、例えば黒表示などとして、明示的に示すと好ましい。
この第2の表示例においては、発表者は、マスタ端末20Aに対するページ操作によりコンテンツデータのあるページを表示した際の各参加者が参照したページを知ることができ、また、各ページの表示サイズから、各参加者がどのページに興味を持ったかを容易に知ることができる。
上述の第1および第2の表示例において、滞留時間が所定時間以下のページは、表示されていないと見做してページ表示状況確認画面214に表示しないようにすると好ましい。例えば、1ページ目を表示して、次に4ページ目を表示する場合の、通過する2および3ページ目を、表示されていないものと見做す。
図16は、第1の実施形態に係るページ表示状況の第3の表示例を示す。この第3の表示例では、指定した1の参加者について、会議(プレゼンテーション)全体の進行における、現在表示中のページと、当該ページの直前に表示している1または複数のページを表示するようにした例である。
図16の例では、ページ表示状況確認画面214において、上部に配置されるバー230は、指定したスレーブ端末20Bによって表示された各ページを示す情報が各ページの滞留時間に応じた長さで表示される。図16の例では、既に表示されたページについては、実線で示され、未だ表示されていない部分については点線で示されている。
図16の例では、バー230の下部に、指定のスレーブ端末20Bにおいて現在表示中のページ2323と、当該ページ2323の直前に表示された2のページ2322および2321が時系列で並べて表示されている。これらページ2321、2322および2323は、バー230内のページ領域2311、2312および2313にそれぞれ対応する。また、この例では、現在表示中のページ2323の直前に表示されたページ2322が最も大きく表示され、また、各ページに対する滞留時間に応じて異なる枠の太さを異ならせて示している。上部のバー230により、これら各ページ2321、2322および2323が会議進行中のどの部分で用いられたかを、容易に知ることができる。
図17は、第3の表示例の変形例を示し、指定した1の参加者について、会議で用いるコンテンツデータ全体における、現在表示中のページと、当該ページの直前に表示している1または複数のページを表示するようにした例である。
図17の例では、ページ表示状況確認画面214において、上部に配置されるバー240は、会議で用いるコンテンツデータの各ページが均等に、時系列で並べられて示される。より具体的には、図17では、上述した図16の例と同様に、バー240の下部に、指定のスレーブ端末20Bにおいて現在表示中のページ2423と、当該ページ2423の直前に表示された2のページ2422および2421が時系列で並べて表示されている。これらページ2421、2422および2423は、バー240内のページ領域2411、2412および2413にそれぞれ対応する。
なお、上述では、ページ表示状況確認画面214がマスタ端末20Aの表示部200の一部を用いて表示されるように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、ページ表示状況確認画面214を、表示部200の全面を用いて表示させてもよい。
また、上述では、ログ情報41〜43をマスタ端末20Aで取得し、ページ表示状況確認画面214をマスタ端末20Aの表示部200に表示させるように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、サーバ10と通信可能に接続された、パーソナルコンピュータなど他の情報処理装置を用いて、ログ情報41〜43の取得およびページ表示状況確認画面214の表示を行ってもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、ログ情報41〜43に基づき、コンテンツデータのページ毎に、ページ操作に応じたスコアを算出し、算出したスコアに従い各ページの表示状況を表示する画面を生成する。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した情報処理システム1の構成がそのまま適用できるので、システム構成等について、ここでの詳細な説明を省略する。
第2の実施形態に係るページ表示状況の表示は、例えば会議(プレゼンテーション)が終了した後に実行する表示に適用すると好ましい。また、以下に説明する第2の実施形態に係る各表示は、マスタ端末20Aに表示する例に限定されない。以下では、第2の実施形態に係る表示が、サーバ10と通信可能に構成された、パーソナルコンピュータといった他の情報処理装置(解析用情報処理装置と呼ぶ)上で実施されるものとして説明する。
図18は、第2の実施形態に係る、ページ表示状況の表示画面を生成する一例の処理を示すフローチャートである。先ず、解析用情報処理装置は、ステップS200で、サーバ10に対してログ情報41〜43を要求する。解析用情報処理装置は、次のステップS201で、ステップS200での要求に応じてサーバ10から取得されたログ情報41〜43に基づき、各スレーブ端末20B、20C、…について、表示したページ毎のスコアを計算する。スコアは、例えば、各ページヘの滞留時間、各ページに対する拡大縮小といったサイズ変更などのページ操作などに基づき計算することが考えられる。例えば、滞留時間がより長く、拡大縮小操作がより多いページほど、参加者がより興味を持ったページとしてスコアを計算する。各スレーブ端末20B、20C、…について、各ページ毎のスコアを計算すると、解析用情報処理装置は、ステップS202で、計算した各スコアに応じた画面を生成する。生成された画面は、例えば解析用情報処理装置に接続されるディスプレイに表示される。
図19は、第2の実施形態に係るページ表示状況確認画面の例を示す。図19において、ページ表示状況確認画面50は、参加者全員分について、コンテンツデータに含まれる全ページが、各ページから算出したスコアに応じて並べられる。より具体的には、図19の例では、ページ表示状況確認画面50は、各行5001、5002、…に、スレーブ端末20B、20C、…に表示された各ページを示す情報501、502、…が、時系列に従い、当該各ページが表示された時刻順に並べて表示される。なお、各ページを示す情報501、502、…は、例えば各ページのサムネイル画像と、ページ番号とを含む。
このとき、各情報501、502、…は、対応するページのスコアに応じて表示が異ならされる。図19の例では、スコアが高位のページに対応する各情報(例えば情報502、504、505および506)と、スコアが中位のページに対応する情報(例えば情報501)と、スコアが低位のページに対応する情報(例えば情報503)とで、異なる枠線とされている。これはこの例に限定されず、スコアに応じて枠線などの色を変更してもよい。
図20は、第2の実施形態に係るページ表示状況確認画面50の別の例を示す。図20において、ページ表示状況確認画面50は、参加者全員分について、コンテンツデータに含まれる全ページが、各ページから算出したスコアの順番に並べられる。より具体的には、図20の例では、ページ表示状況確認画面50は、各行5101、5102、…に、スレーブ端末20B、20C、…に表示された各ベージを示す情報5111、5112、5113、…が、高位のスコアから順に並べて表示される。
なお、ページ表示状況確認画面50は、各ページのスコアに応じて各ページを示す情報を表示する例に限定されない。例えば、解析用情報処理装置は、各スレーブ端末20B、20C、…の各ログ情報43に基づき、共有モードにおいてページが表示された時間と、個別モードにおいてページが表示された時間とを求め、共有モードおよび個別モードそれぞれのページ表示率を算出して表示させてもよい。
(第2の実施形態の変形例)
次に、第2の実施形態の変形例について説明する。第2の実施形態の変形例では、ログ情報41〜43に基づき、コンテンツデータの全ページのうち拡大/縮小の操作が行われたページを抽出して表示する。
図21は、第2の実施形態の変形例によるページ表示状況の表示例を示す。図21において、例えば指定した参加者のスレーブ端末20Bのページ表示状況確認画面50において、上部に配置されるバー520は、コンテンツデータの全ページを示す情報が、時系列で並べて示される。なお、コンテンツデータの全ページを示す情報のうちページ表示状況確認画面50からはみ出た部分は、ページ表示状況確認画面50に対して左右のスクロール操作を行うことで、当該ページ表示状況確認画面50内に出現させることができる。
例えば、バー520に表示される各ページを示す情報のうち、拡大/縮小操作が行われたページを示す情報521は、例えば表示色を他のページを示す情報に対して異ならせるなど強調表示を用いて表示させる。この情報521を指定することで、この情報521に対応するページ522がバー520の下部に表示され、ページ522内で例えば拡大操作がなされた領域523および524が示される。
さらに、拡大操作がなされた領域523および524のうち所望の領域、例えば領域523を指定することで、当該領域523の拡大後の内容が、領域523’に表示される。また、拡大状態に対する滞留時間に応じて領域523、523’および524の表示を異ならせてもよい。
個別モードにより拡大操作がなされたページは、その参加者にとって興味ある情報が含まれるページであると考えられる。そこで、この第2の実施形態の変形例のように、参加者による拡大操作を再現することで、発表者は、その参加者がどのような情報に興味を示したかを知ることができる。
なお、上述の第1の実施形態および第2の実施形態では、情報処理システム1がマスタ端末20Aと、各スレーブ端末20B、20C、…と、サーバ10とを含むものとして説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、会議の参加者が少ない場合、情報処理システム1がサーバ10を含まない構成としてもよい。この場合、マスタ端末20Aにサーバ10の機能を担わせる。すなわち、マスタ端末20Aは、ページ操作情報を各スレーブ端末20B、20C、…に対して直接的に送信する。また、各スレーブ端末20B、20C、…は、アクション情報をマスタ端末20Aに対して送信する。マスタ端末20Aは、ログ情報41〜43を記憶部205に蓄積的に記憶する。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、マスタ端末20Aにおいて、発表者が現在発表しているページと、各参加者が各スレーブ端末20B、20C、…にて現在見ているページとを同時に認識可能とするものである。図22は、第3の実施形態によるページ表示状況の表示例を示す。
図22に例示されるように、ページ表示状況確認画面214において、発表者と、参加者全員分とについて、各行に、コンテンツ全体について、各ページがページ順に並べられて表示される。また、各行において、互いに対応する位置に、同一のページが表示される。太枠で示される各ページ6021、6022、6023および6024は、それぞれ、対応する端末にて現在表示されているページを示す。
より具体的には、最上段の行600は、マスタ端末20Aの表示を示し、その下からの各行6011、6012、…は、各スレーブ端末20B、20C、…の表示の例を示す。画面に対して左右のスクロール操作を行うことで、ページ表示状況確認画面214に表示されている各行600、および、6011、6012、…について、ページ表示状況確認画面214からはみ出ているページを示す情報を順次表示させることができる。また、画面に対して上下のスクロール操作を行うことで、ページ表示状況確認画面214からはみ出ている参加者の分の各行を順次表示させることができる。このとき、発表者の行600を上下のスクロールに対して固定とすると、好ましい。
この例によれば、発表者は、ある時刻に、マスタ端末20Aにおいて左から2番目に表示されるページ6021を表示させている。一方、各スレーブ端末20B、20C、…では、発表者が表示させているページとはそれぞれ異なるページ6022、6023および6024を表示させていることが容易に把握できる。
このように、第3の実施形態によれば、発表者は、自身が現在発表し表示させているページと、参加者が現在見ているページとを同時に認識することができる。そのため、発表者が表示させているページに関連して参加者がどのページを参照しているかを容易に認識できるため、効率的に会議を進めることが可能となる。
なお、上述の実施形態は、本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形による実施が可能である。
1 情報処理システム
10 サーバ
20A,20B,20C 端末
30 プロジェクタ装置
40 テーブル
41,42,43 ログ情報
50,214 ページ表示状況確認画面
103 ログ情報記憶部
104 機器ID記憶部
105 コンテンツ記憶部
106 会議情報記憶部
200 表示部
201 入力部
202 表示制御部
203 通信部
204 ページ制御部
205 記憶部
300 会議登録画面
320 会議一覧画面
特開2012−108872号公報

Claims (14)

  1. 第1の端末装置と、第2の端末装置と、サーバ装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1の端末装置は、
    第1の表示部と、
    前記第1の表示部の表示を制御する第1の制御部と、
    前記第1の表示部に表示される、複数ページを含む第1のコンテンツに対する操作を入力する第1の入力部と、
    前記第1の入力部に入力される、少なくともページ切り替えを含む操作を示す操作情報を送信する第1の送信部と
    を備え、
    前記第2の端末装置は、
    第2の表示部と、
    前記第2の表示部に表示される、前記第1のコンテンツと同一の第2のコンテンツに対する操作を受け付ける第2の入力部と、
    外部の機器から送信された操作情報を受信する受信部と、
    前記第2の表示部に表示される前記第2のコンテンツの制御を行うモードとして、前記第2の入力部に入力される操作に応じて該制御を行う第1のモードと、前記受信部に受信される操作情報に応じて該制御を行う第2のモードとを含む第2の制御部と、
    前記第2の入力部に入力される操作を示す操作情報を送信する第2の送信部と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第1の送信部から送信された第1の操作情報と、前記第2の送信部から送信された第2の操作情報とを、それぞれ取得した時刻を示す時刻情報と関連付けてログ情報として順次蓄積する蓄積部を備え、
    前記第1の制御部は、
    前記蓄積部に蓄積された前記ログ情報を用いて、前記第2の制御部により前記第1のモードで前記第2のコンテンツの表示が行われた第1の時間と、前記第2の制御部により前記第2のモードで前記第2のコンテンツの表示が行われた第2の時間とを求め、該第1の時間および該第2の時間に基づき、前記第2のコンテンツの、前記第1のモードおよび前記第2のモードによる各表示率を算出し、算出した該表示率を前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の制御部は、
    前記ログ情報に基づき、前記第1の操作情報および前記第2の操作情報にそれぞれ従い表示される前記第2のコンテンツの各ページに対応する前記第1のコンテンツの各ページを示す情報を、前記時刻情報に従い時系列で、前記第2の端末装置毎に前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の制御部は、
    前記第1のコンテンツの各ページを示す情報を、均等な大きさで前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の制御部は、
    前記第1のコンテンツの各ページを示す情報を、各ページへの滞留時間に従った大きさで前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の制御部は、
    前記ログ情報に基づき、指定した前記第2の端末装置の前記第2の制御部によって前記第2の表示部に表示された第1のページと、該第1のページの直前に該第2の表示部に表示された少なくとも1の第2のページとにそれぞれ対応する前記第1のコンテンツの各ページを示す情報を前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1の制御部は、
    前記第1のページおよび前記第2のページへの滞留時間に従い、該第1のページおよび該第2のページにそれぞれ対応する前記第1のコンテンツの各ページの表示を異ならせる
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第1の制御部は、
    前記ログ情報に基づき、前記第2のコンテンツのページに対するページ操作に応じたスコアを、該第2のコンテンツの各ページについて算出し、該第2のコンテンツの各ページに対応する前記第1のコンテンツの各ページを示す情報を、該各スコアに従い前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 前記第1の制御部は、
    前記第1のコンテンツの各ページを示す情報をページ順に並べ、前記スコアに従い該各ページを示す情報を異ならせて前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記第1の制御部は、
    前記第1のコンテンツの各ページを示す情報を、前記スコアの値に従った順序に並べて前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  10. 前記操作情報は、ページのサイズ変更操作を示す情報をさらに含み、
    前記第1の制御部は、
    前記ログ情報に基づき、指定した前記第2の端末装置の前記第2の制御部によって、前記第2のコンテンツの各ページのうち、前記サイズ変更操作が行われたページに対応する前記第1のコンテンツのページを示す情報を、前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 前記サーバ装置は、さらに、
    少なくとも前記第2の端末装置を識別する機器識別情報と、該第2の端末装置を操作するユーザを識別するユーザ識別情報とを関連付けて記憶する機器情報記憶部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の情報処理システム。
  12. 第1の表示部の表示を制御する第1の制御ステップと、
    前記第1の表示部に表示される複数のページを含む第1のコンテンツに対する操作を入力する第1の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力される、少なくともページ切り替えを含む操作を示す操作情報を送信する第1の送信ステップと、
    第2の表示部に表示される、前記第1のコンテンツと同一の第2のコンテンツに対する操作を受け付ける第2の入力ステップと、
    外部の機器から送信された操作情報を受信する受信ステップと、
    前記第2の表示部に表示される前記第2のコンテンツの制御を行うモードとして、前記第2の入力ステップにより入力される操作に応じて該制御を行う第1のモードと、前記受信ステップにより受信される操作情報に応じて該制御を行う第2のモードとを含む第2の制御ステップと、
    前記第2の入力ステップにより入力される操作を示す操作情報を送信する第2の送信ステップと、
    前記第1の送信ステップにより送信された第1の操作情報と、前記第2の送信ステップにより送信された第2の操作情報とを、それぞれ取得した時刻を示す時刻情報と関連付けてログ情報として順次蓄積する蓄積ステップと
    を備え、
    前記第1の制御ステップは、
    前記蓄積ステップにより蓄積された前記ログ情報を用いて、前記第2の制御ステップにより前記第1のモードで前記第2のコンテンツの表示が行われた第1の時間と、前記第2の制御ステップにより前記第2のモードで前記第2のコンテンツの表示が行われた第2の時間とを求め、該第1の時間および該第2の時間に基づき、前記第2のコンテンツの、前記第1のモードおよび前記第2のモードによる各表示率を算出し、算出した該表示率を前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータ装置に情報処理方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記情報処理方法は、
    第1の表示部の表示を制御する第1の制御ステップと、
    前記第1の表示部に表示される、複数ページを含む第1のコンテンツに対する操作を入力する第1の入力ステップと、
    前記第1の入力ステップにより入力される、少なくともページ切り替えを含む操作を示す操作情報を送信する第1の送信ステップと
    を備え、
    前記第1の制御ステップは、
    前記第1の送信ステップにより送信された第1の操作情報と、他の端末装置の入力部に入力される操作を示す第2の操作情報とを、それぞれ取得した時刻を示す時刻情報と関連付けてログ情報として順次蓄積したログ情報を用いて、該他の端末装置が備える第2の制御部が含む、該他の端末装置が備える第2の表示部に表示される第2のコンテンツの制御を行うモードのうち、前記入力部に入力される操作に応じて該制御を行う第1のモードにより該第2のコンテンツの表示が行われた第1の時間と、該モードのうち外部の機器から送信された操作情報に応じて該制御を行う第2のモードにより該第2のコンテンツの表示が行われた第2の時間とを求め、該第1の時間および該第2の時間に基づき、前記第2のコンテンツの、該第1のモードおよび該第2のモードによる各表示率を算出し、算出した該表示率を前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  14. 第1の表示部と、
    前記第1の表示部の表示を制御する第1の制御部と、
    前記第1の表示部に表示される、複数ページを含む第1のコンテンツに対する操作を入力する第1の入力部と、
    前記第1の入力部に入力される、少なくともページ切り替えを含む操作を示す操作情報を送信する第1の送信部と
    を備え、
    前記第1の制御部は、
    前記第1の送信部から送信された第1の操作情報と、他の端末装置の第2の入力部に入力される操作を示す第2の操作情報とを、それぞれ取得した時刻を示す時刻情報と関連付けてログ情報として順次蓄積したログ情報を用いて、該他の端末装置が備える第2の制御部が含む、該他の端末装置が備える第2の表示部に表示される第2のコンテンツの制御を行うモードのうち、前記第2の入力部に入力される操作に応じて該制御を行う第1のモードにより該第2のコンテンツの表示が行われた第1の時間と、該モードのうち外部の機器から送信された操作情報に応じて該制御を行う第2のモードにより該第2のコンテンツの表示が行われた第2の時間とを求め、該第1の時間および該第2の時間に基づき、前記第2のコンテンツの、該第1のモードおよび該第2のモードによる各表示率を算出し、算出した該表示率を前記第1の表示部に表示させる
    ことを特徴とする端末装置。
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