JP6309771B2 - タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ、その制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ、その制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ、その制御方法及びコンピュータプログラムに係り、特に、スマートフォンより大画面のタブレット型パーソナルコンピュータ(以下、タブレットPCと称する)で片手を離す操作の必要性を減らして、両手で持ったまま安定した状態で安全に操作することが可能な、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ、その制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
スマートフォンより大画面のタブレットPCを測定機の制御用コンピュータとして利用する上で、操作ミスや落下の危険性を高める「片手で保持しながらの操作」が障壁となっている。タブレットPCの代表的な操作に、マウスのクリック操作に相当するタップというタッチパネル操作がある。
図1のように大型ディスプレイ(図ではタッチパネル10)のタブレットPC1の場合、両手2、6で保持するのが最も安定した持ち方であるが、フォルダやファイルの選択操作は、図2のように、フォルダやファイルが一覧表示されたウィンドウ内のアイコン16のいずれか一つを、図3のように、例えば右手2の人差指3でタップしなければならず、タブレットPC1から片方の手(図3の例では右手2)を離さなければ操作が難しい。
大型ディスプレイ(タッチパネル)のタブレットPCでは、片手で長時間保持するのは難しく、タップ操作をする場合もタッチパネルの固定が不安定なので操作ミスを起こしやすい。また片手で保持している状態では、常にタブレットPCを落とす危険性も高くなってしまう。
フォルダやファイルの操作は、測定データの選択や印刷結果の閲覧の際に頻繁に行われる操作のため、これらの操作をタブレットPCから手を離さずにできれば、安定性が増し操作ミスを低減するだけでなく、タブレットPCを落とすなどの危険性も少なくすることができる。
なお、本発明のように両手で持ったままの操作を可能とするものではないが、画面サイズの小さい携帯端末を片方の手で持ちながら、もう片方の手でタッチ入力する際の操作性を高める技術として、特許文献1には、携帯端末を片手で保持した時の(親)指がタッチパネルに接触している位置を検出し、その接触位置に近い位置にユーザーインターフェースの位置を変更して表示することが記載されている。
又、特許文献1と同様に、片方の手で持ちながら行う操作をしやすくするための技術が特許文献2、3にも記載されている。
一方、特許文献4には、両手で持った状態での入力操作を容易化するため、左右の撮像素子から得られる画像の視差によるずれから3次元位置を出力する3次元距離センサーを携帯端末に搭載し、該3次元距離センサーから得られた顔や手の3次元位置情報を利用して携帯端末上の操作しやすい位置に操作対象を移動して表示することが記載されている。
特開2013−125471号公報 特開2002−73249号公報 特開2010−79442号公報 特開2012−155480号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術でユーザーインターフェースが親指の近くに表示された時に操作しやすくなるのは、他の4本の指で携帯端末の背面を支え、親指を自由に動かせるような場合であり、画面サイズの小さい携帯端末を想定している。特許文献2、3も同様に、本発明のように両手で持ったままの操作を可能とするものではない。又、特許文献4は、3次元距離センサーを設ける必要があり、構成が複雑でコストも高くなるという問題点を有していた。
本発明は、前記従来の問題を解消するべくなされたもので、構成を複雑化することなく、片手を離す操作の必要性を減らして、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを両手で持ったまま安定した状態で安全に操作可能とすることを課題とする。
本発明は、タッチパネルを用いて表示及び入力操作を行うようにされたタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータにおいて、操作者の指をタッチパネルに押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞる、両手指のドラッグ操作をそれぞれ検出するドラッグ操作検知部と、前記ドラッグ操作が検出された時に、タッチパネルの画面端の両手指がそれぞれ届く範囲に、ユーザー選択肢の一覧領域を表示すると共に、該一覧領域で選択されたユーザー選択肢の情報を通知するための表示制御部と、を備え、指でドラッグ操作することによりユーザー選択肢の一覧が表示され、両手で保持したまま操作可能とされているタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータであって、前記ユーザー選択肢を、前記一覧領域にインデックスラベルで表示することにより、前記課題を解決したものである。
ここで、前記一覧領域を、指でなぞった方向と反対側の画面端に表示することができる。
又、表示対象のユーザー選択肢の数が、前記一覧領域の表示限界数より多い時は、指によりスクロール操作可能とすることができる。
又、前記一覧領域が表示されている状態で、一覧領域以外の場所を指でタップ操作することにより、又は一定時間以上操作しないことにより、一覧領域は表示されない元の表示状態に戻ることができる。
又、前記タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータは、測定装置と通信自在に接続することができる。
本発明は、又、タッチパネルを用いて表示及び入力操作を行うようにされたタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータの制御方法において、操作者の指をタッチパネルに押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞる、両手指のドラッグ操作をそれぞれ検出し、前記ドラッグ操作が検出された時に、タッチパネルの画面端の両手指がそれぞれ届く範囲に、ユーザー選択肢をインデックスラベルで表示したユーザー選択肢の一覧領域を表示し、該一覧領域で選択されたユーザー選択肢の情報を通知することにより、指でドラッグ操作することによりユーザー選択肢の一覧が表示され、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを両手で保持したまま操作可能としたことにより、同様に課題を解決したものである。
本発明は、又、タッチパネルを用いて表示及び入力操作を行うようにされたタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、操作者の指をタッチパネルに押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞる、両手指のドラッグ操作をそれぞれ検出する処理と、前記ドラッグ操作が検出された時に、タッチパネルの画面端の両手指がそれぞれ届く範囲に、ユーザー選択肢をインデックスラベルで表示したユーザー選択肢の一覧領域を表示する処理と、該一覧領域で選択されたユーザー選択肢の情報を通知する処理を実行させることにより、指でドラッグ操作することによりユーザー選択肢の一覧が表示され、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを両手で保持したまま操作可能としたことにより、同様に課題を解決したものである。
本発明によれば、片手を離す操作の必要性を減らして、フォルダやファイル等のユーザー選択肢の選択操作を、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを両手で持ったまま安定した状態で安全に行うことができるようになり、以下のような効果を期待できる。
(1)使い勝手の向上
本発明のタッチパネルユーザーインターフェースにより、フォルダやファイル等のユーザー選択肢の選択操作を手を離さずに行うことができるようになり、ユーザーはタブレットPCを両手で持ったまま連続して自然に実行することが可能となる。これらから安定性を向上し、タブレットPCの利便性を向上することができる。
(2)安全性の向上
タブレットPCを保持している両手を離す必要のある操作が少なくなることにより、タブレットPCを落とすなどの事故を減らすことが可能となる。
従来の問題点を説明するための、タブレットPCを両手で持った状態を示す正面図 同じくフォルダやファイルのアイコンがウィンドウ内に一覧表示された状態を示す正面図 同じくアイコンを人差指のタップ操作で選択している状態を示す正面図 本発明の実施形態の正面図 同じくハードウェア構成を示すブロック図 同じく機能構成を示すブロック図 本発明の第1実施例で、画面上方向へのドラッグ操作により一覧領域を画面下端に表示した状態を示す正面図 同じく画面下端の一覧領域をスクロールするためのスクロールバーを表示した状態を示す正面図 同じく画面下端の一覧領域をスクロールしている状態を示す正面図 同じく処理手順の例を示す流れ図 本発明の第2実施例で、画面下方向へのドラッグ操作により一覧領域を上側に表示した状態を示す正面図 本発明の第3実施例で、画面左方向へのドラッグ操作により一覧領域を右側に表示した状態を示す正面図 本発明の第4実施例で、画面右方向へのドラッグ操作により一覧領域を左側に表示した状態を示す正面図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、本発明は以下の実施形態及び実施例に記載した内容により限定されるものではない。又、以下に記載した実施形態及び実施例における構成要件には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態及び実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
本実施形態は、本発明を図4に例示される、外形が略長方形のタブレットPC1に適用したものである。図4のように、タッチパネル10を囲むいわゆる額縁部分は狭く、前面の大半がタッチパネル10で占められている。
なお、図示は省略されているが、タブレットPC1の外面には、電源スイッチ、ボリュウム操作部、カメラのレンズ窓、スピーカーによる音声出力のための通気部、コネクタ、ジャックなど、各種のインタフェースや機構要素が配置されている。
前記タブレットPC1は、画像測定機等の測定装置100に無線又は有線で接続され、測定に関する指示を入力したり、測定結果を表示する等に使用される。
図5のように、タブレットPC1は、上述のタッチパネル10に加えて、通信回路22、ストレージ24、制御回路30、および図示しないその他の構成要素を有する。通信回路22は、タブレットPC1と外部装置との無線通信および有線通信に用いられる。ストレージ24は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)であり、各種データの保存および一時記憶に用いられる。制御回路30は、制御プログラムや各種アプリケーションを実行するコンピュータとしてのCPU(Central Processing Unit)32、プログラム実行のワークエリアとされるRAM(Random Access Memory)34、および制御の設定値を記憶する不揮発性メモリ36を有する。
このようなタブレットPC1における表示及び選択動作制御に関わる機能構成を図6に示す。図6のように、タブレットPC1のタッチパネル10は、タッチ入力デバイス12とディスプレイ14とを有し、制御回路30は、ドラッグ操作検知部40とタップ操作検知部42と表示制御部44と動作制御部46とを有している。これらの構成要素は、制御回路30のCPU32が制御プログラムを実行することによって実現される。
前記ドラッグ操作検知部40は、操作者の例えば親指をタッチパネル10に押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞるドラッグ操作を検知する。なお、ドラッグ操作は親指に限定されず、他の指でドラッグしても良い。
前記タップ操作検知部42は、アイコン16を含む選択肢の一つがタップ操作されたことを検知する。
前記表示制御部44は、前記ドラッグ操作検知部40によって検知されたドラッグ操作や前記タップ操作検知部42によって検知されたタップ操作に応じて表示を制御する。
前記動作制御部46は、前記タップ操作で選択されたアイコン16を含む選択肢に従ってタブレットPC1の動作を制御する。
以下、表示及び選択動作の具体例を挙げてタブレットPC1における表示及び制御を説明する。
本発明の第1実施例は、図7(A)に示す如く、タブレットPC1を両手2、6で保持した状態で、右手2(又は左手6)の親指4(又は7)を画面の上に向けてなぞる(親指ドラッグと称する)ことにより、図7(B)に例示する如く、一覧領域50が画面下端に表示されるようにしている。該一覧領域50には、フォルダやファイルのインデックスラベル52が表示される。
ここで、表示対象のフォルダ又はファイルの数が一覧領域50の表示限界数より多い場合は、図8に例示するように、例えば一覧領域50の下側にスクロールバー54を表示してスクロールできるようにしてもよいし、あるいは、図9に例示するように、一覧領域50を、例えば左手6の親指7でなぞる(ドラッグ)することでスクロールするようにしてもよい。
又、一覧領域50が表示されている状態で、一覧領域50以外の場所を親指4又は7でタップすることにより、又は一定時間以上操作しないことにより、一覧領域50が表示されない元の表示状態に戻ることができる。
以下、図10を参照して第1実施例の具体的な処理手順の例を説明する。
まず、ステップ100で、図7(A)に例示したような所定方向(ここでは画面上方向)へのドラッグ操作が行われたか否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ110に進み、図7(B)に例示したように一覧領域50を画面下端に表示する。
次いで、ステップ120に進み、一覧領域50に表示されたインデックスラベル52の一つがタップ操作されたか否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ130に進み、タップした選択肢が(例えばフォルダなどのように)さらに複数の選択肢を内包している場合に備えて、更に一覧表示が必要か否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ110に戻って、ステップ110〜130の処理を繰返す。
一方、ステップ130の判定結果が否である場合には、ステップ140に進み、タップされた選択肢の情報をOSやアプリケーションに通知する。即ち、OSやアプリケーションが利用するユーザーインタフェースなので、最終的にユーザー(操作者)が選んだ選択肢(例えばファイル情報やメニュー情報など)の情報を返す。
一方、ステップ120の判定結果が否である場合には、ステップ150に進み、図9に例示したようなスクロール操作が行われた否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ160に進み、一覧領域50内の表示を左右方向にスクロールして、表示されていないインデックスラベル52を表示可能とする。
一方、ステップ150の判定結果が否である場合には、ステップ170に進み、所定時間以上無操作状態が続いているか、又は、一覧領域50以外の場所がタップされたか否かを判定する。判定結果が正である場合には、ステップ180に進み、一覧領域50を隠して処理を終了する。
ステップ170の判定結果が否である場合、又は、ステップ160終了後、ステップ120に戻る。
画面下方向へのドラッグ操作を検知するようにした第2実施例を図11に、画面左方向へのドラッグ操作を検知するようにした第3実施例を図12に、画面右方向へのドラッグ操作を検知するようにした第4実施例を図13に示す。動作は第1実施例と同様であるので、説明は省略する。
前記実施形態によれば、次のような効果を奏する。
(i)インターネットブラウザ
インターネットブラウザのブックマークや履歴だけでなく、Webページ内のハイパーリンクは、現状どうしても片手を離してタップする必要がある。ドラッグ操作で表示された一覧領域50にブックマークや履歴リストを表示すれば、操作者のブラウジングを楽にすることが可能となる。更に、ドラッグ操作で一覧領域50が表示されると同時にWebページ内のハイパーリンクに丸数字1、丸数字2等の番号を表示し、一覧領域50に各番号が表示されたアイコンを表示して選択できるようにすると、ハイパーリンクのタップも指で選択することが可能となる。スクロール操作で表示されていないアイコンを表示すると同時にWebページを自動スクロールして該当番号のハイパーリンクを表示することも可能である。
(ii)ドキュメントの閲覧
ドキュメントを入力する際は、ソフトウェアキーボードなどにより両手を離さずに入力できるような工夫がされている場合がある。しかし、複数のドキュメントを閲覧する際、別のファイルを選択するためにフォルダ操作をしたりファイル操作などをしたりするタップ操作が必要となってしまう。
例えば、ドラッグ操作で表示される右側の一覧領域50にカレントフォルダにあるファイルの一覧を表示して選択できるようにし、左側の一覧領域50にカレントフォルダを変更できるようなフォルダアイコンを表示すれば、両手を離さずにドキュメントを切り替えて閲覧ができるようになる。
(iii)デスクトップ操作
デスクトップはOS毎に異なる表示状態となるが、どのOSのデスクトップでも指でスクロールしてタップする必要がある。
ドラッグ操作で表示される一覧領域50にデスクトップ上のアイコンを表示するようにすれば、手を離さずに目的のアプリケーションを起動することができるようになる。
また、メール受信通知やアプリケーションからのメッセージ表示などは、通常、画面中央に表示されるが、OSまたはアプリケーションが自動的に一覧領域50を表示して、これらの情報を表示することによって、手を離さずにそのまま対応が可能となる。
(iv)その他のアプリケーション
アプリケーションのメニューを一覧領域50に表示することにより、手を離さずに行える操作が格段に増える。更に、アプリケーションが一覧領域50に独自の選択肢を表示することで、すべての操作が手を離さずに行えるようになる可能性がある。このようなアプリケーションが増えればタブレットPCの普及に大いに貢献することになる。
なお、前記実施形態においては、本発明が測定装置に接続された場合を例示したが、本発明に係るタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータは、このような例示に限定されない
本発明は、産業界だけでなく、一般ユーザーで応用する場合も効果を発揮する。
(I)利用者の拡大
保持力の小さい子どもや老人が操作する場合は、片手保持により非常に不安定な状態となり、タブレットPCの落下の危険性が高くなるが、本発明によれば、安全性が向上し、握力の小さい子どもや老人に敬遠されがちだったタブレットPCを幅広い層のユーザーに使用可能な端末として提供することが可能となる。
(II)タブレットPCの利用シーンの拡大
片手保持の困難さから大画面の利点を活かせなかった次のような利用シーンにおいて、幅広い年齢層での利用拡大が期待できる。
・小学校等において児童がタブレットPCを手に持って発表
・老人会等において野山の散策時にタブレットPCでオリエンテーション
・スポーツ等においてタブレットPCで撮影した動画像でコーチング
・水族館や動物園等においてタブレットPCによる事典参照や観察記録
・美術館等においてタブレットPCによる展示物の作者や作品の調査
・タブレットPCで(GPS等を活用した)地図情報と観光スポットの確認
・病室のベッドで横になりながらの操作(この場合は成人でも片手保持が難しいため、片
手保持操作の頻度を減らすことが安全性の面で重要である。)
1…タブレットPC
2、6…手
4、7…親指
10…タッチパネル
16…アイコン
22…通信回路
24…ストレージ
30…制御回路
32…CPU
34…RAM
36…不揮発性メモリ
40…ドラッグ操作検知部
42…タップ操作検知部
44…表示制御部
46…動作制御部
50…一覧領域
52…インデックスラベル
54…スクロールバー
100…測定装置

Claims (7)

  1. タッチパネルを用いて表示及び入力操作を行うようにされたタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータにおいて、
    操作者の指をタッチパネルに押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞる、両手指のドラッグ操作をそれぞれ検出するドラッグ操作検知部と、
    前記ドラッグ操作が検出された時に、タッチパネルの画面端の両手指がそれぞれ届く範囲に、ユーザー選択肢の一覧領域を表示すると共に、該一覧領域で選択されたユーザー選択肢の情報を通知するための表示制御部と、
    を備え、指でドラッグ操作することによりユーザー選択肢の一覧が表示され、両手で保持したまま操作可能とされているタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータであって、
    前記ユーザー選択肢が、前記一覧領域にインデックスラベルで表示されることを特徴とするタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ。
  2. 前記一覧領域が、指でなぞった方向と反対側の画面端に表示されることを特徴とする請求項に記載のタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ。
  3. 表示対象のユーザー選択肢の数が、前記一覧領域の表示限界数より多い時は、指によりスクロール操作可能とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ。
  4. 前記一覧領域が表示されている状態で、一覧領域以外の場所を指でタップ操作することにより、又は一定時間以上操作しないことにより、一覧領域が表示されない元の表示状態に戻ることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ。
  5. 測定装置と通信自在に接続されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータ。
  6. タッチパネルを用いて表示及び入力操作を行うようにされたタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータの制御方法において、
    操作者の指をタッチパネルに押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞる、両手指のドラッグ操作をそれぞれ検出し、
    前記ドラッグ操作が検出された時に、タッチパネルの画面端の両手指がそれぞれ届く範囲に、ユーザー選択肢をインデックスラベルで表示したユーザー選択肢の一覧領域を表示し、
    該一覧領域で選択されたユーザー選択肢の情報を通知することにより、指でドラッグ操作することによりユーザー選択肢の一覧が表示され、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを両手で保持したまま操作可能としたことを特徴とするタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータの制御方法。
  7. タッチパネルを用いて表示及び入力操作を行うようにされたタッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、
    操作者の指をタッチパネルに押し付けたまま、画面端近傍で所定の方向になぞる、両手指のドラッグ操作をそれぞれ検出する処理と、
    前記ドラッグ操作が検出された時に、タッチパネルの画面端の両手指がそれぞれ届く範囲に、ユーザー選択肢をインデックスラベルで表示したユーザー選択肢の一覧領域を表示する処理と、
    該一覧領域で選択されたユーザー選択肢の情報を通知する処理を実行させることにより、指でドラッグ操作することによりユーザー選択肢の一覧が表示され、タッチパネル式タブレット型パーソナルコンピュータを両手で保持したまま操作可能としたことを特徴とするコンピュータプログラム。
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