JP6308662B2 - 2温度式のショーケース - Google Patents

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本発明は、中間ダクトでショーケースの陳列室を低温エリアと、高温エリアとに区分した状態で商品を陳列できる2温度式のショーケースに関し、とくに低温エリアに対する冷気の供給構造の改良に関する。
本出願人は、この種のショーケースを先に提案している(特許文献1)。特許文献1のショーケースでは、陳列室の上下中途部に中間ダクトを配置して、中間ダクトより下側の低温エリアと、中間ダクトより上側の高温エリアとに区分している。陳列室に臨む後壁の中央部分には、両エリアに向かって冷気または加温空気を吹出す後壁吹出口と、中間ダクトを差込み装着するためのダンパー開口とが交互に位置する状態で多段状に配置されている。ダンパー開口は、中間ダクトが差込み装着されていない状態では、その後側に配置したドアで塞がれている。ダンパー開口に中間ダクトを差込み装着することにより、第1通路(冷気通路)を介して供給される冷気を中間ダクトの前部吹出口から吹出して、低温エリアの前面に冷気によるエアカーテンを形成し、第2通路(循環空気通路)を介して供給される循環空気を高温エリアの上端前部吹出口から吹出して、ショーケースの前面に循環空気によるエアカーテンを形成する。また、中間ダクトで第1通路の縦通路を上下に区分して、中間ダクトが差込み装着されたダンパー開口よりも下側の後壁吹出口から低温エリアに冷気を吹出し、中間ダクトが差込み装着されたダンパー開口よりも上側の後壁吹出口から高温エリアに加温空気を吹出す。
本発明に係る2温度式のショーケースでは、中間ダクトに低温エリアの内部に向かって冷気を吹出すための吹出口を備えるが、この点に関して例えば特許文献2が公知である。特許文献2のショーケースでは、前端から冷気を吹出すことができるダクト部(中間ダクト)を備えている。ダクト部には、ダクト部の下面の全面にわたって一群の空気吹出口を設けており、ダクト部の前端、および下面の空気吹出口から、ダクト部より下方の商品収納部(低温エリア)の内部に向かって冷気を吹出している。
特開2014−037916号公報 特開2006−271823号公報
特許文献1の2温度式のショーケースによれば、例えば駅構内の売店など、ショーケースの設置面積を大きく取れない場合に、陳列温度が異なる商品を同時に陳列できるので便利である。また、ダンパー開口に対する中間ダクトの上下方向の装着位置の違いで、低温エリアと高温エリアの上下高さを大小に変更して、各エリアに陳列する商品の比率を調整することができる。しかし、中間ダクトを差込み装着するダンパー開口が上側になるほど冷気の循環路長が長くなり、その分だけ圧力損失の影響を受けて冷気の循環風速が遅くなる。また、冷気の循環風速が遅くなると、後面吹出口から低温エリアに向かって吹出される冷気の風速が低下するので、低温エリアの内部への冷気の供給が十分に行われず、低温エリアの内部温度を設定温度に維持することが困難になる。冷気を低温エリアに吹出すための通路構造が複雑であり、このことも冷気の効果的な循環を阻害する要因になっている。
その点、特許文献2のショーケースでは、ダクト部の下面に設けた一群の空気吹出口から低温エリアに向かって冷気を吹出すので、中間ダクトの装着位置による冷気の循環風速の影響を大きく受けることなく低温エリアの内部に冷気を十分に吹出すことができる。しかし、特許文献2のショーケースでは、ダクト部下面の一群の空気吹出口から冷気を吹出すので、ダクト前端の吹出口に到達する冷気の量が不足し、低温エリアの前面に適正な風速のエアカーテンを形成できない。そのため、低温エリアの冷気がショーケースの外へ漏れ出て、低温エリアの内部温度を設定温度に維持することが困難になる。また、冷気がショーケースの外へ漏れ出ると、低温エリアの内部温度を設定温度に維持するために冷凍機器の運転時間が長大化し、ショーケースのランニングコストの増加を招く。
本発明の目的は、低温エリアの前面にエアカーテンを確実に形成しながら、低温エリア内に十分な冷気を供給して、低温エリアの内部温度を設定温度に維持することができる2温度式のショーケースを提供することにある。
本発明は、本体ケース1と、陳列室3を区画する内ケース2とを有し、陳列室3に臨む内ケース2の後壁2aに複数のダンパー開口11が多段状に配置されており、前記ダンパー開口11のいずれかひとつに差込み装着される中間ダクト10で、陳列室3の内部が下側の低温エリアA1と、上側の高温エリアA2とに区分されている2温度式のショーケースを適用対象とする。中間ダクト10は、中空箱状に形成されるダクト本体25と、ダクト本体25の後端に一体に形成されて、冷気通路4内の冷気をダクト本体25に導入するダンパー部26とを備えている。ダクト本体25に、低温エリアA1の下端前部の吸込口17へ向かって冷気を吹出して低温エリアA1にエアカーテンを形成する第1吹出口28と、低温エリアA1の内部へ向かって冷気を吹出す第2吹出口29とが設けられている。第1吹出口28は、ダクト本体25の下壁25bの前縁部の左右端にわたって開口されており、第2吹出口29は、ダクト本体25の下壁25bの後縁部に開口されている。中間ダクト10に、ダンパー部26で導入した冷気を第1吹出口28と、第2吹出口29とに分配して送給する分配構造が設けられている。ダクト本体25の内面後部に、ダンパー部26の冷気導入口27に連通する後室43を仕切壁33で区分する。冷気導入口27および後室43の内部は、仕切壁33の後面左右に配置した区分壁34で、左右中央の第1ダクト31と、左右両側の第2ダクト32とに区分する。第1ダクト31に臨む仕切壁33には、第1ダクト31内の冷気を第1吹出口28へ送給するための通気孔40を形成し、第2ダクト32に臨む後室43の下壁25bに第2吹出口29を開口する。分配構造を、第1吹出口28に冷気を送給する第1ダクト31と、第2吹出口29に冷気を送給する第2ダクト32とで構成する。
第1ダクト31に臨む後室43の下壁25bに第3吹出口30を開口する。
第3吹出口30の開口面積を1とするとき、通気孔40の開口面積を1〜3に設定する。
第1ダクト31は、第1ダクト31に冷気を導入する第1導入口37を備え、第2ダクト32は、第2ダクト32に冷気を導入する第2導入口38を備える。第2導入口38の開口面積を1とするとき、第1導入口37の開口面積を1〜2に設定する。
本発明においては、陳列室3の内部が、中間ダクト10で下側の低温エリアA1と、上側の高温エリアA2とに区分されている2温度式のショーケースにおいて、低温エリアA1にエアカーテンを形成する第1吹出口28を、ダクト本体25の下壁25bの前縁部の左右端にわたって開口した。また、低温エリアA1の内部へ向かって冷気を吹出す第2吹出口29を、ダクト本体25の下壁25bの後縁部に開口した。そして、中間ダクト10に、第1吹出口28と第2吹出口29とにダンパー部26で導入した冷気を分配して送給する分配構造を設けた。
従って、本発明の2温度式のショーケースによれば、第1および第2の吹出口28・29のそれぞれから適量の冷気を確実に吹出して、第1吹出口28から吹出す冷気で低温エリアA1に確実にエアカーテンを形成しながら、第2吹出口29から吹出す冷気で低温エリアA1の内部に十分な冷気を供給して、低温エリアA1の内部温度を設定温度に維持することができる。また、低温エリアA1の下端前部の吸込口17から最も遠い低温エリアA1の上部後側から低温エリアA1の内部に冷気を吹出すので、低温エリアA1の全体に冷気を行き渡らせることができ、低温エリアA1の温度むらを解消できる。さらに、低温エリアA1のエアカーテンが確実に形成されるので、低温エリアA1の冷気がショーケースの外へ漏れ出すのを防止して、冷凍機器の運転時間をより短縮してランニングコストを削減できる。
冷気導入口27および後室43の内部を、左右中央の第1ダクト31と、左右両側の第2ダクト32とに区分壁34で区分し、分配構造を、第1吹出口28に冷気を送給する第1ダクト31と、第2吹出口29に冷気を送給する第2ダクト32とで構成した。これによれば、冷気導入口27から導入した冷気を、第1ダクト31と第2ダクト32とに所定の比率で分配し、分配された冷気のそれぞれを第1および第2の吹出口28・29から吹出すことができる。従って、エアカーテンを確実に形成しながら、低温エリアA1の内部に十分な冷気を供給できる。また、第2吹出口29を、左右両側の第2ダクト32に臨む後室43の下壁25bに開口したので、低温エリアA1の左右端の隅々まで冷気を行き渡らせることができ、低温エリアA1の温度むらをさらに解消できる。例えば幅寸法が異なる複数種のショーケースに本発明を適用する場合には、第1ダクト31と第2ダクト32とに導入される冷気の比率は、区分壁34を設ける位置により自在に設定できるので、ショーケースの幅寸法に応じた冷気の分配比率を簡便に設定できる利点もある。
また、仕切壁33と左右の区分壁34で第1ダクト31と第2ダクト32を区分するので、従来(特許文献1)の冷気通路構造に比べて、通路構造を簡素化して通気抵抗を小さくでき、その分だけ冷気を効果的に循環させることができる。後室43から仕切壁33より前側のダクト本体25側への冷気の流入は、第1ダクト31に臨む通気孔40を備えた仕切壁33で抑制している。これにより、第1ダクト31と第2ダクト32の通気抵抗を略同等にして、第1ダクト31あるいは第2ダクト32のいずれか一方に過剰に冷気が分配されるのを防いでいる。
第1ダクト31に臨む後室43の下壁25bに第3吹出口30を開口すると、第1ダクト31で第1吹出口28に送給される冷気の一部を第3吹出口30から低温エリアA1の内部に向かって吹出すことができ、ダクト本体25の後縁部の左右方向の全体から冷気を低温エリアA1に吹出すことができる。従って、低温エリアA1の全体にむらなく均一に冷気を供給して、低温エリアA1の温度むらを確実に解消することができる。とくに、左右方向の幅寸法が大きなショーケースの場合には、低温エリアA1の左右側端の温度と中央部の温度とに差が生じやすいが、ダクト本体25の後縁部の左右方向の全体から冷気を低温エリアA1に吹出すことにより、先のような温度むらを一掃することができる。
第3吹出口30の開口面積を1とするとき、通気孔40の開口面積を1〜3に設定するのは以下の理由による。通気孔40の合計の開口面積が1未満であると、第1吹出口28に送給される冷気の量が不足し、低温エリアA1の前面に適正な風速のエアカーテンが形成できないからである。また、通気孔40の合計の開口面積が3を超えると、第3吹出口30からほとんど冷気が吹出されず、低温エリアA1の内部の左右中央部分に温度むらが生じるからである。
第2ダクト32が備える第2導入口38の開口面積を1とするとき、第1ダクト31が備える第1導入口37の開口面積を1〜2に設定するのは以下の理由による。第1導入口37の開口面積が1未満であると、第1吹出口28に送給される冷気の量が不足し、低温エリアA1の前面に適正なエアカーテンが形成できないからである。また、第1導入口37の開口面積が2を超えると、第2吹出口29から吹出される冷気の量が不足して、低温エリアA1の内部に温度むらが生じるからである。
本発明に係る2温度式のショーケースにおける中間ダクトの底面図である。 2温度式のショーケースの概略構造を示す縦断側面図である。 2温度式のショーケースの正面図である。 中間ダクトの通路区分構造を示す縦断側面図である。 図3におけるA−A線断面図である。
(実施例) 図1から図5は、本発明に係る2温度式のショーケースの実施例を示す。この実施例における前後、左右、上下とは、図1、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2においてショーケースは、前面が開口する断熱箱体で形成される本体ケース1と、本体ケース1の内側に配置されて陳列室3を区画する内ケース2と、両ケース1・2の間に区画される冷気通路4および循環空気通路5とを備えている。符号6は棚ブラケット、符号7は板ガラス製の棚板であり、棚ブラケット6は、棚板7の左右端にそれぞれ固定されている。
陳列室3の内部は、内ケース2の上下中途部に配置した中間ダクト10で、中間ダクト10より下側の低温エリアA1と、中間ダクト10より上側の高温エリアA2とに区分されている。詳しくは、図3に示すように、陳列室3に臨む内ケース2の後壁2aの中央部分には、中間ダクト10を差込装着するための4個のダンパー開口11が上下方向に多段状に配置されており、中間ダクト10をいずれかのダンパー開口11に差込装着することにより、陳列室3を低温エリアA1と高温エリアA2とに区分できる。低温エリアA1と高温エリアA2の上下高さは、ダンパー開口11に対する中間ダクト10の上下方向の装着位置の違いで大小に変更することができる。なお、図3においては下から2番目のダンパー開口11に中間ダクト10を装着した状態を示している。
図2に示すように、冷気通路4は、低温エリアA1の下部から後部にわたって形成した底通路4aと、底通路4aの後部から上向きに立ち上がる縦通路4bとで構成されており、その底通路4aに循環ファン13が配置され、縦通路4bの下部に冷凍機器を構成する蒸発器14が配置されている。縦通路4bは、内ケース2の後壁2aと、同壁2aの後方に平行に配置された中間壁15との間に区画されている。図5に示すように、ダンパー開口11が配置される縦通路4b部分は、他の部分よりも左右方向の幅寸法が小さく設定されている。具体的には、縦通路4b内には、後壁2aと中間壁15とを接続するように、正面視でコ字状の隔壁15aが左右に設けられており(図3参照)、左右の隔壁15aで蒸発器14が配置される縦通路4bより左右方向の幅寸法を小さくしている。
循環空気通路5は、循環ファン13と蒸発器14との間の底通路4aの後部から分岐されており、本体ケース1の後部および上部に沿って形成されて、循環ファン13から送給される熱交換前の循環空気の一部を上部吹出口16へ向かって送給案内する。循環空気通路5を介して送給された循環空気を、上部吹出口16から低温エリアA1の下端前部の吸込口17へ向かって吹出すことにより、高温エリアA2および低温エリアA1の前面を覆う状態で循環空気によるエアカーテンが形成される。中間壁15の上端には、シーズヒーターからなるヒーター18が配置されており、高温エリアA2の内部温度を常温より高く設定する場合には、ヒーター18に通電して循環空気通路5の循環空気を加温したのち、上部吹出口16から循環空気を吹出すようにする。
図3において、符号2bは、冷気通路4の縦通路4bで送給される冷気の一部を低温エリアA1へと吹出す開口群であり、符号2cは、循環空気通路5で送給される循環空気の一部を高温エリアA2へと吹出す開口群である。なお、各開口群2b・2cから吹出される冷気、あるいは循環空気はごく僅かであり、低温エリアA1および高温エリアA2の内部温度を変化させるほどの吹出量ではない。
ダンパー開口11は、その後側に配置したドア20で塞がれている。図4に示すように、ドア20の上端左右は支軸21で揺動開閉可能に支持されているので、ドア20は自重で閉じ位置へ復帰できる。各ドア20の下部には、斜めの接合壁20aが折曲げ形成されており、この接合壁20aを後壁2aに設けた受壁22の上端に配置したゴムマグネット23で吸着することにより、各ドア20を閉じ姿勢に保持できる。
図1および図4に示すように中間ダクト10は、中空箱状に形成されるダクト本体25と、ダクト本体25の後端に一体に形成されて、冷気通路4を介して供給される冷気をダクト本体25に導入するダンパー部26とを備えている。ダクト本体25は、上下壁25a・25bおよび左右壁25c・25dと、前後壁25e・25fとで構成されて、上下寸法が小さい中空箱状に形成されており、後壁25fの中央部にダクト本体25の内部に冷気を導入するための導入開口25gが形成されている。ダンパー部26は、上壁26aおよび左右壁26b・26cと、後壁26dとで、前面と下面が開口する角蓋状に構成されており、上壁26aおよび左右壁26b・26cの前端部が、導入開口25gの上縁および左右縁に固定されている。これにより、ダンパー部26の下面が冷気導入口27として開口されている。
ダクト本体25には、第1吹出口28と第2吹出口29とが設けられている。第1吹出口28は、ダクト本体25の下壁25bの前縁部の左右端にわたって開口されており、第2吹出口29は、ダクト本体25の下壁25bの後縁部に開口されている。図4において符号28aは、冷気の吹出し方向を吸込口17へ向かって指向させる格子状の整流枠である。冷気通路4を介して送給された冷気を、ダクト本体25を介してその第1吹出口28から吸込口17へ向かって吹出すことにより、循環空気によるエアカーテンの後側に冷気によるエアカーテンが形成される。従って、低温エリアA1の前側には、冷気によるエアカーテンと循環空気によるエアカーテンの2重のエアカーテンが形成される。なお、エアカーテンを形成する冷気の一部は、低温エリアA1の内部にも供給される。
第2吹出口29は、後述する左右両側の第2ダクト32に臨む後室43の下壁25bに開口されている。左右の第2吹出口29はそれぞれ一群の吹出開口29aで構成されており、左右両側のそれぞれに長円状の5個の吹出開口29aが直線列状に開口されている。冷気通路4を介して送給された冷気を、ダクト本体25の装着基端(後縁部)の左右の第2吹出口29から低温エリアA1の内部へ向かって吹出すことにより、低温エリアA1の左右端の隅々まで冷気を行き渡らせることができ、低温エリアA1の温度むらを解消できる。
中間ダクト10には、ダンパー部26の冷気導入口27で導入した冷気を第1吹出口28と、第2吹出口29とに分配して送給する分配構造が設けられている。分配構造は、第1吹出口28に冷気を送給する第1ダクト31と、第2吹出口29に冷気を送給する第2ダクト32とで構成されている。ダクト本体25の内面後部に、ダンパー部26の冷気導入口27に連通する後室43が仕切壁33で区分されており、これにて、ダクト本体25の内部は前側の前室42と後側の後室43とに区画されている。冷気導入口27および後室43の内部は、仕切壁33の後面左右に配置した区分壁34で、左右中央の第1ダクト31と、左右両側の第2ダクト32とに区分されている。詳しくは、後室43には、左右の区分壁34で左右中央の第1チャンバー35と左右両側の第2チャンバー36とが区画される。また、ダンパー部26の冷気導入口27は、左右の区分壁34で左右中央の第1導入口37と左右両側の第2導入口38とに区分される。第1ダクト31は、第1チャンバー35と第1導入口37とで構成され、第2ダクト32は第2チャンバー36と第2導入口38とで構成される。
左右の区分壁34は、それぞれ一端が仕切壁33に、他端がダンパー部26の後壁26dに当接する状態で、仕切板33に対して45度傾く状態で固定されている。これにより、ダクト本体25の後部の左右中央部に等脚台形状の第1チャンバー35が区画され、同チャンバー35の左右に台形状の第2チャンバー36が区画されている。同様に、冷気導入口27の左右中央部に等脚台形状の第1導入口37が区分され、同導入口37の左右に台形状の第2導入口38が区分されている。縦通路4bの冷気は、縦通路4bに臨む両導入口37・38の面積に比例して第1および第2ダクト31・32に分配される。区分壁34は、第2チャンバー36へと冷気を案内するガイド体を兼ねている。仕切壁33と左右の区分壁34で第1ダクト31と第2ダクト32を区分するので、従来の冷気通路構造に比べて、通路構造を簡素化して通気抵抗を小さくでき、その分だけ冷気を効果的に循環させることができる。
第1ダクト31に臨む仕切壁33には、第1ダクト31内の冷気を第1吹出口28へ送給するための通気孔40が形成されている。通気孔40は長円状にされ、13個の通気孔40が直線列状に開口されている。通気孔40で後室43と前室42とを連通することにより、第1ダクト31に導入した冷気を前室42へと送給して、第1吹出口28から吹出すことができる。後室43から前室42側への冷気の流入を、通気孔40を備えた仕切壁33で抑制しているので、第1ダクト31と第2ダクト32の通気抵抗を略同等にして、第1ダクト31あるいは第2ダクト32のいずれか一方に過剰に冷気が分配されるのを防いでいる。これにより、縦通路4bに臨む両導入口37・38の面積に比例して第1および第2ダクト31・32に冷気を分配することができる。
上記のように、冷気導入口27および仕切壁33で区分した後室43の内部を、第1ダクト31と第2ダクト32とに区分壁34で区分し、分配構造を、第1ダクト31と第2ダクト32とで構成すると、冷気導入口27から導入した冷気を、第1ダクト31と第2ダクト32とに所定の比率で分配し、分配された冷気のそれぞれを第1および第2の吹出口28・29から吹出すことができる。従って、エアカーテンを確実に形成しながら、低温エリアA1の内部に十分な冷気を供給できる。
左右の区分壁34で区分される第1導入口37と第2導入口38は、左右の第2導入口38の合計の開口面積を1とするとき、第1導入口37の開口面積を1〜2に設定することが好ましい。第1導入口37の開口面積が1未満であると、第1吹出口28に送給される冷気の量が不足し、低温エリアA1の前面に適正なエアカーテンが形成できないからである。また、第1導入口37の開口面積が2を超えると、第2吹出口29から吹出される冷気の量が不足して、低温エリアA1の内部に温度むらが生じるからである。より好ましくは、第1導入口37の開口面積を1.4〜1.8に設定するとよい。本実施例では、第2導入口38の合計の開口面積を1とするとき、第1導入口37の開口面積を1.6に設定した。従って、冷気導入口27でダクト本体25に導入する冷気の約62%を第1ダクト31へと導入し、残りの38%を第2ダクト32へと導入している。
図4および図5に示すように第1ダクト31の第1チャンバー35に臨む下壁25bには、第3吹出口30が開口されている。第3吹出口30は、左右方向に沿って形成される一群の吹出開口30aで構成されている。吹出開口30aは、吹出開口29aと同形状に形成され、12個の吹出開口30aが直線列状に開口されている。これにより、第1ダクト31で第1吹出口28に送給される冷気の一部を第3吹出口30から低温エリアA1の内部に向かって吹出すことができ、ダクト本体25の左右方向の全体から冷気を低温エリアA1に供給することができる。従って、低温エリアA1の全体にむらなく均一に冷気を供給して、低温エリアA1の温度むらを確実に解消することができる。とくに、左右方向の幅寸法が大きなショーケースの場合には、低温エリアA1の左右側端の温度と中央部の温度とに差が生じやすいが、ダクト本体25の後縁部の左右方向の全体から冷気を低温エリアA1に吹出すことにより、先のような温度むらを一掃することができる。
第2吹出口29を構成する一群の吹出開口29aと、第3吹出口30を構成する一群の吹出開口30aとは、同一軸線状に形成されている。吹出開口29aの隣接ピッチと、吹出開口30aの隣接ピッチとは異ならせてあり、吹出開口29aの隣接ピッチに比べて、吹出開口30aの隣接ピッチが大きくなるように設定している。これは、吹出開口30aの隣接ピッチを吹出開口29aの隣接ピッチと同じ、あるいは小さく設定すると、吹出開口30aの合計の開口面積が大きくなり、第1吹出口28から吹出される冷気と、第3吹出口30から吹出される冷気とのバランスを適切に調整することが困難となるからである。
第3吹出口30の吹出開口30aの合計の開口面積を1とするとき、通気孔40の合計の開口面積を1〜3に設定することが好ましい。通気孔40の合計の開口面積が1未満であると、第1吹出口28に送給される冷気の量が不足し、低温エリアA1の前面に適正な風速のエアカーテンが形成できないからである。また、通気孔40の合計の開口面積が3を超えると、吹出開口30aからほとんど冷気が吹出されず、低温エリアA1の内部の左右中央部分に温度むらが生じるからである。より好ましくは、通気孔40の合計の開口面積を1.5〜2.5に設定するとよい。本実施例では、第3吹出口30の吹出開口30aの合計の開口面積を1とするとき、通気孔40の合計の開口面積を2に設定した。従って、冷気導入口27からダクト本体25に導入される冷気の約41%が第1吹出口28から、約38%が第2吹出口29から、約21%が第3吹出口30の吹出開口30aから吹出されることになる。
図3および図5に示すように、ダクト本体25の左右幅は、棚板7の左右幅より僅かに小さく設定されており、ダンパー部26の左右幅はダンパー開口11の左右幅より僅かに小さく設定されている。ダンパー部26の後壁26dには、中間壁15との接合隙間を塞ぐマグネットを備えたシール体44が固定されている。また、ダクト本体25の後壁25fは、下方に向かってシール壁25hが延設されており、ダンパー部26の前端の左右および下側を囲むように、スポンジシール45が設けられている(図4参照)。これにより、ダンパー部26をダンパー開口11に差込み装着した状態において、ダンパー部26の後壁26dと中間壁15との隙間をシール体44で封止し、ダンパー部26とダンパー開口11との左右および下側の隙間をスポンジシール45で封止して、冷気通路4の冷気が前記両隙間を介して、ダンパー部26よりも上側の縦通路4b、および低温エリアA1の内部に漏れ出るのを防いでいる。
ダンパー開口11に差込み装着した中間ダクト10を安定した状態で支持するために、ダクト本体25の左右側壁と棚ブラケット6との間に、支持構造と、互いに係合する連結構造とを設けている。支持構造は、ダクト本体25の左右側壁に設けられる翼片46と、棚ブラケット6に一体に設けられて翼片46を受止める支持片47とからなる。連結構造は、ダクト本体25の左右側壁に固定される雄連結体48と、棚ブラケット6に固定される横臥V字状の雌連結体49とからなる。両連結体48・49はそれぞれプラスチック成形品で形成されている。
中間ダクト10のダンパー部26の後端を、ドア20に押付けながらダンパー開口11に差込むと、図4に示すように、ドア20が開放揺動されてダンパー部26を冷気通路4内に位置させることができる。また、ダンパー部26は、冷気通路4の縦通路4bを上下に区分しており、この状態のシール体44は中間壁15に接当している。従って、冷気通路4に送給された熱交換後の冷気は、ダンパー部26の冷気導入口27からダクト本体25内へ導入される。第1ダクト31に導入された冷気は、第1吹出口28および第3吹出口30から吹出されて、冷気のエアカーテンを形成しながら、低温エリアA1の内部へ冷気を供給する。また、第2ダクト32に導入された冷気は、第2吹出口29から吹出されて、低温エリアA1の内部へ冷気を供給する。
以上のように、ダクト本体25の冷気導入口27に分配構造を設けて、冷気導入口27から導入された冷気を第1吹出口28と第2吹出口29とに分配した状態で送給すると、両吹出口28・29のそれぞれから適量の冷気を確実に吹出すことができる。従って、第1吹出口28から吹出す冷気で低温エリアA1に確実にエアカーテンを形成しながら、第2吹出口29から吹出す冷気で低温エリアA1の内部に十分な冷気を供給して、低温エリアの内部温度を設定温度に維持することができる。また、低温エリアA1の下端前部の吸込口17から最も遠い低温エリアA1の上部後側から低温エリアA1の内部に冷気を吹出すので、低温エリアA1の全体に冷気を行き渡らせることができ、低温エリアA1の温度むらを解消できる。さらに、低温エリアA1にエアカーテンが確実に形成されるので、低温エリアA1の冷気がショーケースの外へ漏れ出すのを防止して、冷凍機器の運転時間をより短縮してランニングコストを削減できる。
上記のように構成した2温度式のショーケースにおいては、低温エリアA1の内部温度を低温の状態に維持して、お茶、ジュース、炭酸飲料などを冷やすことができる。また、高温エリアA2の内部温度を常温の状態に維持して、おにぎりや弁当などが冷却されるのを防ぐ。2温度式のショーケースは、中間ダクト10を取外すことにより、陳列室3の全体を低温エリアA1にして冷蔵ショーケースとして使用することができる。その場合には、全てのダンパー開口11はドア20で塞がれているので、冷気通路4内に送給された冷気を、循環空気通路5へ循環させ、上部吹出口16から吹出すことができる。なお、ショーケースを冷蔵ショーケースとして使用する場合には、ヒーター18への通電は行わない。
上記の実施例では、仕切壁33に対して傾斜配置して左右の区分壁34をハ字状に配置したが、仕切壁33に対して直交するように配置してもよく、要は冷気導入口27および後室43の内部を、第1ダクト31と第2ダクト32とに区分していればよい。ヒーター18で循環空気を加熱するようにしたが、循環空気を加熱する必要がない場合には、ヒーター18を省略できる。また、シーズヒーターに換えて面状ヒーターやニクロム線ヒーターを熱源にして循環空気を加熱してもよい。蒸発器14は、縦通路4bの上下複数箇所に配置することができる。第2吹出口29の開口形状および配置パターンは、自由に設定できるので、実施例で説明した開口形状および配置パターンには限定しない。棚板7は板ガラス以外に、金属板材やプラスチック板材で形成してあってもよい。
1 本体ケース
2 内ケース
3 陳列室
4 冷気通路
10 中間ダクト
11 ダンパー開口
17 吸込口
25 ダクト本体
25b 下壁
26 ダンパー部
27 冷気導入口
28 第1吹出口
29 第2吹出口
30 第3吹出口
31 第1ダクト
32 第2ダクト
33 仕切壁
34 区分壁
37 第1導入口
38 第2導入口
40 通気孔
A1 低温エリア
A2 高温エリア

Claims (4)

  1. 本体ケース(1)と、陳列室(3)を区画する内ケース(2)とを有し、陳列室(3)に臨む内ケース(2)の後壁(2a)に複数のダンパー開口(11)が多段状に配置されており、
    前記ダンパー開口(11)のいずれかひとつに差込み装着される中間ダクト(10)で、陳列室(3)の内部が下側の低温エリア(A1)と、上側の高温エリア(A2)とに区分されている2温度式のショーケースであって、
    中間ダクト(10)は、中空箱状に形成されるダクト本体(25)と、ダクト本体(25)の後端に一体に形成されて、冷気通路(4)内の冷気をダクト本体(25)に導入するダンパー部(26)とを備えており、
    ダクト本体(25)に、低温エリア(A1)の下端前部の吸込口(17)へ向かって冷気を吹出して低温エリア(A1)にエアカーテンを形成する第1吹出口(28)と、低温エリア(A1)の内部へ向かって冷気を吹出す第2吹出口(29)とが設けられており、
    第1吹出口(28)は、ダクト本体(25)の下壁(25b)の前縁部の左右端にわたって開口されており、第2吹出口(29)は、ダクト本体(25)の下壁(25b)の後縁部に開口されており、
    中間ダクト(10)に、ダンパー部(26)で導入した冷気を第1吹出口(28)と、第2吹出口(29)とに分配して送給する分配構造が設けられており、
    ダクト本体(25)の内面後部に、ダンパー部(26)の冷気導入口(27)に連通する後室(43)が仕切壁(33)で区分されており、
    冷気導入口(27)および後室(43)の内部は、仕切壁(33)の後面左右に配置された区分壁(34)で、左右中央の第1ダクト(31)と、左右両側の第2ダクト(32)とに区分されており、
    第1ダクト(31)に臨む仕切壁(33)には、第1ダクト(31)内の冷気を第1吹出口(28)へ送給するための通気孔(40)が形成され、第2ダクト(32)に臨む後室(43)の下壁(25b)に第2吹出口(29)が開口されており、
    分配構造が、第1吹出口(28)に冷気を送給する第1ダクト(31)と、第2吹出口(29)に冷気を送給する第2ダクト(32)とで構成されていることを特徴とする2温度式のショーケース。
  2. 第1ダクト(31)に臨む後室(43)の下壁(25b)に第3吹出口(30)が開口されている請求項1に記載の2温度式のショーケース。
  3. 第3吹出口(30)の開口面積を1とするとき、通気孔(40)の開口面積が1〜3に設定されている請求項2に記載の2温度式のショーケース。
  4. 第1ダクト(31)は、第1ダクト(31)に冷気を導入する第1導入口(37)を備えており、第2ダクト(32)は、第2ダクト(32)に冷気を導入する第2導入口(38)を備えており、
    第2導入口(38)の開口面積を1とするとき、第1導入口(37)の開口面積が1〜2に設定されている請求項1から3のいずれかひとつに記載の2温度式のショーケース
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