以下、添付した図面を参照しながら本発明の好適的な実施例について説明を行う。簡潔且つ明確にするために、本明細書では、実際の実施形態の全ての特徴を記載しない。しかし、理解すべきは、この種の任意の実際の実施形態を開発する過程で、開発者の具体的な目標を実現するために、実施形態に特定される多くの決定をしなければならない。例えば、システム及び業務に関する制限条件に合致する必要があり、また、これらの制限条件は、実施形態が異なるにつれて変化する可能性もある。更に理解すべきは、開発の仕事が非常に複雑且つ時間のかかるものであるが、本開示の内容から利益を得る当業者にとって、この種の開発の仕事がきまりどおり行うものだけである。
ここで更に説明する必要がある点は、不必要な細部により本発明をあいまいにすることを避けるために、図面には、本発明による技術案と密に関する装置の構造及び/又は処理のステップのみを示し、本発明と関係の大きくない他の細部を省略する。
上述のように、本発明の目的は、より高いデータ転送レートに適応するために、BSRインデックステーブルの拡張を行うことにある。本発明の技術案では、従来のBSRインデックステーブルに加えて、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを更に追加する。さらに、本発明の実施例は、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを加えた場合におけるBSRの報告方法、取得方法及び関連する基地局、端末、通信システムを提供する。
本発明の実施例は、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを追加した場合に適用する端末を提供する。図1は、本発明の一つの実施例による端末100ブロック図である。図1に示すように、上述の端末100は、BSRインデックステーブル102、拡張BSRインデックステーブル104、インデックステーブル選択ユニット106、インデックス確定ユニット108、及びインデックス送信ユニット110を含む。
なお、図面を簡潔にするために、図1には、一つのみの拡張BSRインデックステーブル104が示される。しかし、図1は例示だけであり、本発明はこれに限定されない。明らかのように、拡張BSRインデックステーブル104の数は、2つ以上であってもよい。
図1を参照するに、BSRインデックステーブル102は、図10に示す従来のBSRインデックステーブルであってもよい。例えば、このBSRインデックステーブル102のバッファデータの範囲は、例えば、0から150Kまでであり、且つ非特許文献1の方法で64個の小区間に分割される。なお、BSRインデックステーブル102は、これに限られない。例えば、バッファデータの範囲は、必ずしも0から150Kまでではなく、他の任何の範囲であってもよい。また、小区間の数も、必ずしも64ではなく、他の任何の数であってもよい。ところが、以下の説明では、0から150Kまで、及び、64個の小区間であるものを例として説明を行う。
図1を参照するに、拡張BSRインデックステーブル104は、より高いデータ転送レートに適応するために、従来のBSRインデックステーブルを拡張することにより得られたインデックステーブルであってもよい。
一つの実施例では、拡張BSRインデックステーブル104のバッファデータ量の範囲が、BSRインデックステーブル102のバッファデータ量の範囲と継続関係を有してもよい。例えば、拡張BSRインデックステーブル104中のバッファデータ量の範囲の下限は、BSRインデックステーブル102中のバッファデータ量の範囲の上限、例えば、150Kであってもよく、また、上述の拡張BSRインデックステーブル104中のバッファデータ量の範囲の上限は、プロトコル標準に規定された、又は実際の応用状況に応じて確定された最大バッファデータ量、例えば、1200K又は1500Kであってもよい。
他の実施例では、拡張BSRインデックステーブル104のバッファデータ量の範囲が、BSRインデックステーブル102のバッファデータ量の範囲と包括関係を有してもよい。例えば、拡張BSRインデックステーブル104は、非特許文献2の拡張BSRインデックステーブルであってもよい。この場合、拡張BSRインデックステーブル104のバッファデータ量の範囲の下限は、BSRインデックステーブル102のバッファデータ量の範囲の下限と同じであり、例えば、0であってもよく、また、拡張BSRインデックステーブル104のバッファデータ量の範囲の上限は、例えば、プロトコル標準に規定された、又は実際の応用状況に応じて確定された最大バッファデータ量、例えば、1200K又は1500Kであってもよい。
また、拡張BSRインデックステーブル104及びBSRインデックステーブル102について言えば、各種の適切な方法で、そのバッファデータ量の範囲を複数の小区間に分割することができる。例えば、非特許文献1の方法で、そのバッファデータ量の範囲を複数の小区間に分割してもよい。図12及び図13は、非特許文献1の方法により得られた拡張BSRインデックステーブルをそれぞれ示し、そのうち、バッファデータ量の範囲は、それぞれ、150Kから1200Kまで、及び、150Kから1500Kまでである。なお、拡張BSRインデックステーブル104は、これに限られない。例えば、小区間の数は、必ずしも64ではなく、他の任何の数であってもよい。ところが、以下の説明では、依然として、64個の小区間であるものを例として説明を行う。
また、通信技術の更なる発展に伴い、端末の報告する必要のあるデータ量が更に増加する可能性がある。よって、複数の拡張BSRインデックステーブルを採用してもよい。複数の拡張BSRインデックステーブルが存在する場合は、各拡張BSRインデックステーブルのバッファデータ量の範囲が継続関係又は包括関係であってもよい。
本発明の一つの実施例では、各拡張BSRインデックステーブルのバッファデータ量の範囲の間に継続関係を有してもよい。具体的に言えば、端末の報告する必要のあるデータ量をいくつかの連続した区間段に分割し、各区間段を一つの拡張BSRインデックステーブルにより示してもよい。
本発明の他の実施例では、各拡張BSRインデックステーブルのバッファデータ量の範囲の間に包括関係を有してもよい。具体的に言えば、各拡張BSRインデックステーブルは、同じバッファデータ範囲の下限、例えば、0Kを有するが、各拡張BSRインデックステーブルは、各種の異なるデータレートに適応するために、異なるバッファデータ範囲の上限を有する。
図1を再び参照するに、インデックステーブル選択ユニット106は、バッファ状態インデックステーブル102及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブル104のうちの一つのインデックステーブルを選択し、また、選択結果をインデックス確定ユニット108に通知するために用いられる。また、インデックステーブル選択ユニット106は、能動的に選択を行い、そして、指示シグナリングにより選択結果を基地局に通知してもよく、又は、基地局からの指示シグナリングに基づいて、受動的に選択を行ってもよい(図1には示されていない)。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、基地局からの指示シグナリングに基づいて、バッファ状態インデックステーブル102及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブル104のうちの一つのインデックステーブルを受動的に選択する。具体的に言えば、インデックステーブル選択ユニット106は、基地局から指示シグナリングを受信し、この指示シグナリングに基づいて、どのインデックステーブルを選択するかを確定し、そして、選択結果をインデックス確定ユニット108に通知する。
他の実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、バッファ状態インデックステーブル102及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブル104のうちの一つのインデックステーブルを能動的に選択し、そして、選択結果をインデックス確定ユニットに直接通知し、且つ、指示シグナリングにより選択結果を基地局に通知する。
インデックステーブル選択ユニット106が能動的に選択を行う時に、インデックステーブル選択ユニット106は、まず端末のバッファデータ量に基づいて、又は、端末の類型及び端末のバッファデータ量に基づいて、インデックステーブルを選択してもよい。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、端末のバッファデータ量に基づいて、インデックステーブルを選択することができる。例えば、インデックステーブル選択ユニット106は、端末のバッファデータ量(サイズ)が0から150Kまでの範囲内であることを把握した時に、インデックステーブル選択ユニット106は、BSRインデックステーブル102を選択する。インデックステーブル選択ユニット106は、端末のバッファデータ量(サイズ)が150Kを超えたことを把握した時に、インデックステーブル選択ユニット106は、拡張BSRインデックステーブル104を選択する。また、複数の拡張BSRインデックステーブルが存在する場合、インデックステーブル選択ユニット106は、端末のバッファデータ量(サイズ)に基づいて、対応する拡張BSRインデックステーブルを選択することができる。
他の実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、端末の類型及び端末バッファデータ量に基づいて、インデックステーブルを選択することができる。例えば、インデックステーブル選択ユニット106は、端末がLTE設備であることを把握した時に、インデックステーブル選択ユニット106は、バッファ状態インデックステーブル102を選択する。インデックステーブル選択ユニット106は、端末がLTE-A設備であることを把握した時に、インデックステーブル選択ユニット106は、拡張バッファ状態インデックステーブル104を直接選択してもよく、又は、更に端末のバッファデータ量とあわせて選択を行ってもよく、即ち、端末のバッファデータ量(サイズ)が0から150Kまでの範囲内である時に、バッファ状態インデックステーブル102を選択し、端末バッファデータ量(サイズ)が150Kを超えた時に、拡張バッファ状態インデックステーブル104を選択する。また、複数の拡張BSRインデックステーブルが存在する場合、インデックステーブル選択ユニット106は、端末のバッファデータ量(サイズ)に直接に基づいて、対応する拡張BSRインデックステーブルを選択することができる。
続いて、インデックステーブル選択ユニット106は、選択結果をインデックス確定ユニット108に直接通知し、また、指示シグナリングにより選択結果を基地局に通知してもよい。
よって、分かるように、インデックステーブル選択ユニットが能動的に選択を行う時又は従動的に選択を行う時に、端末と基地局との間は、指示シグナリングにより、インデックスがどのインデックステーブルに対応するかに関する情報を伝送する必要がある。そのうち、指示シグナリングは、各種の適切なプロトコルメッセージであってもよく、例えば、指示シグナリングは、無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)シグナリング又はメディアアクセス制御(Media Access Control)シグナリングであってもよい。
端末は基地局から指示シグナリングを受信し、そして、この指示シグナリングに基づいて、インデックステーブルを選択する場合、指示シグナリングは、例えば、RRCシグナリングであってもよい。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、基地局から指示シグナリングとしてのRRCシグナリングを受信することにより、どのインデックステーブルを選択すべきかを確定することができる。例えば、図5に示すように、インデックステーブル選択ユニット106は、基地局からRRCコネクション設定(RRC Connection Setup)シグナリング中のインデックステーブル指示情報を受信することにより、どのインデックステーブルを選択すべきかを確定することができる。
一方、端末は能動的にBSRインデックステーブルを選択し、そして、指示シグナリングにより選択結果を基地局に通知する場合、端末中のインデックステーブル選択ユニット106は、RRCシグナリング又はMACシグナリングを指示シグナリングとすることにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知することができ、即ち、基地局が受信するインデックスがBSRインデックステーブル及びBSR拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかに関する情報を基地局に通知することができる。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、RRCシグナリングを指示シグナリングとすることにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
一つの具体的な実施例では、例えば、図5に示すように、インデックステーブル選択ユニット106が、インデックステーブル指示情報を含むRRCコネクションリクエスト(RRC Connection Request)シグナリング又はRRCコネクション設定完成(RRC Connection Setup Complete)シグナリングを基地局に送信することにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
他の実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、MACシグナリングを指示シグナリングとすることにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
1つの具体的な実施例では、インデックステーブル選択ユニット(「テーブル選択ユニット」ともいう)106が、MACシグナリング中のロジックチャネル識別子(Logical Channel Identity;LCID)(「ロジカルチャネル識別子」ともいう)を用いることにより、選択したインデックステーブルがどれであるかを基地局に通知することができる。具体的に言えば、BSR値が拡張BSRインデックステーブル104からのものである場合、ロングBSR、ショットBSR及び短縮BSRについて1つの新しいLCIDをそれぞれ定義し、そして、インデックステーブル選択ユニット106は、この新しく定義されたLCIDの値を用いることにより、BSRの類型、及び、端末が使用しているのは拡張BSRインデックステーブルであることを示すことができる。また、BSR値がBSRインデックステーブル102からのものである場合、インデックステーブル選択ユニット106は、現在のプロトコルに定義されているLCID値を用いることにより、端末が使用しているのはBSRインデックステーブル102であることを示すことができる。
例えば、図6に示すように、3つの新しいLCID値01011、01100及び01101が定義され、そのうち、LCID=01011は、このMACシグナリング中のBSRがロングBSRであり、且つ、BSR値が拡張BSRインデックステーブルからのものであることを示し、LCID=01100は、このMACシグナリング中のBSRがショットBSRであり、且つ、BSR値が拡張BSRインデックステーブルからのものであることを示し、LCID=01101は、このMACシグナリング中のBSRが短縮BSRであり、且つ、BSR値が拡張BSRインデックステーブルからのものであることを示す。このようにして、端末は、この3つの新しく定義されたLCID値に基づいて、BSRの類型、及び、選択したインデックステーブルが拡張BSRインデックステーブルであることを示すことができる。また、図6に示すロジック値は、例示だけであり、限定するためのものではない。明らかのように、他の適切な形式のロジック値を採用してもよい。
この具体的な実施例では、新しく定義されたLCID値を用いて、簡単な方式で、基地局へのBSRの類型及びBSRインデックステーブルの類型の通知を実現している。しかし、この具体的な実施例では、ロングBSR中の4つのロジックチャネルグループが区別されない。言い換えると、ロングBSR中の全てのロジックチャネルグループ、例えば、BS#0からBS#3までのBSRがそれぞれどのインデックステーブルからのものであるかを具体的に示さない。
各ロジックチャネルグループのデータ量に基づいて、適切なインデックステーブルをより精確に選択するためには、端末の各ロジックチャネルグループがどのインデックステーブルを使用しているかを基地局に通知する必要がある。よって、他の具体的な実施例では、MACシグナリングに一つの付加バイトを加え、インデックステーブル選択ユニット106がMACシグナリング中のLCID及びこの付加バイト中の少なくとも一部のビットを用いて、端末が各ロジックチャネルグループに対してそれぞれどのインデックステーブルを選択しているかを基地局に通知することができる。
具体的に言えば、ショットBSR又は短縮BSRについて、上述の具体的な実施例と同様に、インデックステーブル選択ユニット106は、現在のプロトコルに既に定義されているLCID値により、端末がBSRインデックステーブル102を使用していることを表し、また、新しく定義されたLCID値により、端末が拡張BSRインデックステーブル104を使用していることを表す。他の実施方式では、新しいLCIDを定義する必要がなく、付加バイト中の一つのビットにより、使用されているのはBSRインデックステーブルであるか、それとも拡張BSRインデックステーブルであるかを表してもよい。この場合は、次のロングBSRの場合と同様である。
ロングBSRについて、ロングBSR中の4つのロジックチャネルグループのBSRが全てBSRインデックステーブル102により表され得る場合(例えば、各ロジックチャネルグループの報告のバッファデータ量が全て150Kよりも小さい場合)、インデックステーブル選択ユニット106は、プロトコル中の既存のLCID値により、この場合を表すことができる。また、ロングBSR中の4つのロジックチャネルグループのうちの一つの又は複数のBSRが拡張BSRインデックステーブル104に適用する場合(例えば、少なくとも一つのロジックチャネルグループの報告のバッファデータ量が150Kよりも大きい場合)、インデックステーブル選択ユニット106は、新しいLCID値により、BSRの類型がロングBSRであり且つ全てがBSRインデックステーブルを使用していないことを表し、また、付加バイトのうちの4桁により、このロングBSR中の4つのロジックチャネルグループのBSRがそれぞれどのインデックステーブルからのものであるかを更に表してもよい。具体的に言えば、インデックステーブル選択ユニット106は、既存のLCID値又は新しく定義されたLCID値を用いて、BSRの類型がロングBSRであることを表し、さらに、LCID値及び付加バイトのうちの4桁を用いて、このロングBSR中の4つのロジックチャネルグループのBSRがそれぞれどのBSRインデックステーブルからのものであるかを表してもよい。しかし、新しいLCIDを定義せず、既存のLCIDのみを用いてもよい。この時に、LCIDは、BSRの類型を示すためだけに用いられ、各ロジックチャネルグループがそれぞれどのインデックステーブルに対応するかは、完全に、上述の付加バイトのうちのビットにより表される。
例えば、図7に示すように、インデックステーブル選択ユニット106は、付加バイトのうちの後ろの4桁(BTI0、BTI1、BTI2、BTI3)を利用して、ロングBSR中の4つのロジックチャネルグループのBSRがそれぞれどのインデックステーブルからのものであるかを示す。例えば、LCIDの値がロングBSRに対応し且つ(BTI0、BTI1、BTI2、BTI3)=1010である時に、このロングBSR中のロジックチャネルグループBS#0及びBS#2のBSRの値が拡張BSRインデックステーブル104からのものであり、ロジックチャネルグループBS#1及びBS#3のBSRの値がBSRインデックステーブル102からのものであることを示すことができる。なお、図7に示すロジック値の設定は、例示だけであり、本発明を限定するためのものではない。明らかのように、他の任意の適切な形式のロジック値の設定を採用してもよい。例えば、付加バイトのうちの後ろの4桁でなく、他の4桁を使用してもよく、また、1でBSRインデックステーブル102を表し、0で拡張BSRインデックステーブルを表してもよい。
また、他の具体的な実施例では、インデックステーブル選択ユニット106が、MACシグナリングのうちのLCID及びサブヘッドのうちの保留ビットを利用して、基地局に、端末がどのインデックステーブルを選択しているかを通知してもよい。具体的に言えば、LCID値のうちの2桁及びサブヘッドのうちの2つの保留桁を利用して、基地局に、端末が各ロジックチャネルグループに対してそれぞれどのインデックステーブルを選択しているかを通知してもよい。
現在のLTEシステムにおいて、値の範囲が01011-11001であるLCID値が保留のLCIDであることを考慮することによって、図8に示すように、インデックステーブル選択ユニット106は、10000、10001、10010及び10011の4つのLCID値の最後の2桁及びサブヘッドのうちの前の2つの保留桁RRを利用して、端末が各ロジックチャネルグループに対してそれぞれどのインデックステーブルを選択しているかを示してもよい。
例えば、RR=00、LCID=10011の時に、BSRがロングBSRであり且つこのロングBSRのうちのロジックチャネルグループBS#0及びBS#1のBSRの値がBSRインデックステーブル102からのものであり、ロジックチャネルグループBS#2及びBS#3のBSRの値が拡張BSRインデックステーブル104からのものであることを示してもよい。また、図8に示すロジック値の設定及び選択されたLCIDの保留値は、例示だけであり、本発明を限定するためのものではない。明らかのように、他の適切な形式のロジック値の設定及びLCIDの保留値を選択してもよく、また、1でBSRインデックステーブル102を表し、0で拡張BSRインデックステーブルを表してもよい。
上述の具体的な実施例では、拡張BSRインデックステーブルの数が2つであるかそれとも3つ以上であるかとのような区別がなされない。よって、他の具体的な実施例では、MACシグナリングに一つの付加バイトを加え、インデックステーブル選択ユニット106がMACシグナリングのうちのLCID及びこの付加バイトを用いて、端末がBSRインデックステーブル及び複数の拡張BSRインデックステーブルのうちのどれかを選択していることを示すことができる。
例えば、ショットBSR又は短縮BSRについて、インデックステーブル選択ユニット106は、現在のプロトコルに既に定義されているLCID値により、端末がBSRインデックステーブル102を使用していることを示し、新しく定義されたLCID値により、端末が拡張BSRインデックステーブルを使用していることを示し、また、図9(b)中の付加バイトOct1のうちのテーブル番号により、どの拡張BSRインデックステーブルが使用されているかを示してもよい。他の実施方式では、新しいLCIDを定義する必要がなく、付加バイトのうちのテーブル番号により、どのインデックステーブルが使用されているかを示してもよい。この場合は、次のロングBSRの場合と同様である。
ロングBSRについて、ロングBSRのうちの4つのロジックチャネルグループのBSRが全てBSRインデックステーブル102により表され得る場合(例えば、各ロジックチャネルグループの報告のバッファデータ量が全て150Kよりも小さい場合)、インデックステーブル選択ユニット106は、プロトコル中の既存のLCID値により、この場合を表すことができる。ロングBSRのうちの4つのロジックチャネルグループのうちの一つ又は複数のBSRが拡張BSRインデックステーブル104に適用する場合(例えば、少なくとも一つのロジックチャネルグループの報告のバッファデータ量が全て150Kよりも大きい場合)、インデックステーブル選択ユニット106は、新しいLCID値により、端末がロングBSRを使用しており且つ全てがBSRインデックステーブルを使用していないことを表し、また、図9(a)中の付加バイトのうちのテーブル番号により、さらにこのロングBSRのうちの4つのロジックチャネルグループのBSRがそれぞれどのインデックステーブルからのものであるかを表す。具体的に言えば、インデックステーブル選択ユニット106は、既存のLCID値又は新しく定義されたLCID値を利用して、BSRの類型がロングBSRであることを示し、さらに、LCID値及び付加バイトのうちのテーブル番号により、このロングBSRのうちの4つのロジックチャネルグループのBSRがそれぞれどのBSRインデックステーブルからのものであるかを示すことができる。しかし、新しいLCIDを定義せず、既存のLCIDのみを使用してもよい。この時、LCIDは、BSRの類型を示すためだけに用いられ、各ロジックチャネルグループがどのインデックステーブルに対応するかは、完全に、上述の付加バイトのうちのビットにより表される。
付加バイトでは、2桁のテーブル番号により、対応するBSRの値がどのBSRインデックステーブルからのものであるかを示すことができる。なお、図9に示すロジック値の設定及びテーブル番号を表す桁数は、例示だけであり、本発明を限定するためのものではない。明らかのように、他の適切な形式のロジック値の設定を採用してもよく、また、他の数の桁数を採用してテーブル番号を表してもよい。
また、図7を参照して説明した上述の具体的な実施例は、図9を参照して説明した上述の具体的な実施例のまた一つの実施形態と見なされてもよい。具体的に言えば、図7を参照して説明した上述の具体的な実施例では、一つの拡張BSRインデックステーブルに関し、また、1桁のテーブル番号により、BSRインデックステーブル及び拡張BSRインデックステーブルのうちのどのインデックステーブルが使用されているかを示し、一方で、図9を参照して説明した上述の具体的な実施例では、複数の拡張インデックステーブルに関し、且つ、2桁のテーブル番号を用いて、BSRインデックステーブル及び拡張BSRインデックステーブルのうちのどのインデックステーブルが用いられているかを示す。
図1を再び参照するに、インデックス確定ユニット108は、端末のバッファデータ量に基づいて、インデックステーブル選択ユニット106が選択したインデックステーブルから、対応するインデックスを取得し、そして、このインデックスをインデックス送信ユニット110に送信し、また、インデックス送信ユニット110により基地局に送信する。
よって、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを加えた場合に適用する端末を実現している。
それ相応に、本発明の実施例は、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを加えた場合に適用する基地局を更に提供する。図3は、本発明の一つの実施例による基地局300ブロック図である。図3に示すように、上述の基地局は、BSRインデックステーブル302、拡張BSRインデックステーブル304、インデックス受信ユニット306、インデックステーブル選択ユニット308、及びデータ量確定ユニット310を含む。
なお、図面を簡潔にするために、図3には、一つのみの拡張BSRインデックステーブル304が示されている。なお、図3は例示だけであり、本発明はこれに限られない。明らかのように、拡張BSRインデックステーブル104の数は、2つ以上であってもよい。
図3中のBSRインデックステーブル302及び拡張BSRインデックステーブル304は、図1中のBSRインデックステーブル102及び拡張BSRインデックステーブル104に対応することができる。よって、ここでは、明細書を簡潔にするために、BSRインデックステーブル302及び拡張BSRインデックステーブル304の細部についての説明を省略する。
図3を参照するに、インデックステーブル選択ユニット308は、バッファ状態インデックステーブル302及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブル304のうちの一つのインデックステーブルを選択し、また、選択結果をデータ量確定ユニット310に通知するように構成される。インデックステーブル選択ユニット308は、能動的に選択を行い、そして、指示シグナリングにより、選択結果を端末に通知してもよく、或いは、端末からの指示シグナリングに基づいて、受動的に選択を行ってもよい(図3には示されていない)。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、端末からの指示シグナリングに基づいて、バッファ状態インデックステーブル102及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブル104のうちの一つのインデックステーブルを受動的に選択してもよい。具体的に言えば、インデックステーブル選択ユニット308は、端末から指示シグナリングを受信し、この指示シグナリングに基づいて、どのインデックステーブルを選択するかを確定し、そして、選択結果をインデックス確定ユニット310に通知する。
また、他の実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、バッファ状態インデックステーブル302及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブル304のうちの一つのインデックステーブルを能動的に選択し、それから、選択結果をデータ量確定ユニットに直接通知し、且つ、指示シグナリングにより選択結果を端末に通知してもよい。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、端末の類型に基づいて、インデックステーブルを選択してもよい。具体的に言えば、インデックステーブル選択ユニット308は、端末がLTE設備であることを把握した時に、インデックステーブル選択ユニット308は、選択バッファ状態インデックステーブル302をこの端末のために選択する。インデックステーブル選択ユニット308は、端末がLTE-A設備であることを把握した時に、インデックステーブル選択ユニット308は、拡張バッファ状態インデックステーブル304をこの端末のために選択してもよい。
インデックステーブル選択ユニット308が能動的に選択を行う場合、インデックステーブル選択ユニット308は、選択結果をインデックス受信ユニット306に直接通知し、指示シグナリングにより、選択結果を端末に通知してもよい。
よって、分かるように、インデックステーブル選択ユニットが能動的に選択を行う場合又は受動的に選択を行う場合、端末と基地局との間は、指示シグナリングにより、インデックスがどのインデックステーブルに対応するかに関する情報を伝送する必要がある。そのうち、指示シグナリングは、各種の適切なプロトコルメッセージであってもよく、例えば、指示シグナリングは、無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)シグナリング又はメディアアクセス制御(Media Access Control)シグナリングであってもよい。
基地局はBSRインデックステーブルを能動的に選択し、指示シグナリングにより選択結果を端末に通知する場合、指示シグナリングは、例えば、RRCシグナリングであってもよい。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、指示シグナリングとしてのRRCシグナリングを端末に送信して、端末がどのインデックステーブルを選択すべきかを通知してもよい。例えば、図5に示すように、基地局中のインデックステーブル選択ユニット308は、端末にRRCコネクション設定(RRC Connection Setup)シグナリングを送信し、このシグナリングにより、端末がどのインデックステーブルを選択すべきかを通知してもよい。
一方、基地局が端末から指示シグナリングを受信した場合、基地局中のインデックステーブル選択ユニット308は、端末から、指示シグナリングとしてのRRCシグナリング又はMACシグナリング(即ち、基地局中のインデックス受信ユニット30が受信するインデックスは、BSRインデックステーブル及びBSR拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかに関する情報を取得する)を受信し、また、この指示シグナリングのうちのBSRインデックステーブル指示情報に基づいて、インデックステーブルを選択してもよい。
一つの実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、端末から、RRCシグナリングを指示シグナリングとして受信し、また、この指示シグナリングに基づいて、インデックステーブルを選択してもよい。
一つの具体的な実施例では、例えば、図5に示すように、インデックステーブル選択ユニット308が、端末からのRRCコネクションリクエスト(RRC Connection Request)シグナリング又はRRCコネクション設定完成(RRC Connection Setup Complete)シグナリングに基づいて、インデックステーブルを選択してもよい。
他の実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、端末から、MACシグナリングを指示シグナリングとして受信し、これにより、端末がどのインデックステーブルを選択しているかを把握することができる。
一つの具体的な実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、端末から取得したMACシグナリングのうちのLCIDに基づいて、端末がどのインデックステーブルを選択しているかを確定することができる。
他の具体的な実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、MACシグナリングのうちのLCID及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットに基づいて、端末がどのインデックステーブルを選択しているかを確定することができる。
他の具体的な実施例では、インデックステーブル選択ユニット308が、MACシグナリングのうちのLCID及びサブヘッドのうちの保留ビットに基づいて、端末がどのインデックステーブルを選択しているかを確定することができる。
MACシグナリング及びRRCシグナリングの具体的な細部については、図5ないし図9を参照して説明した上述の内容を参照することができるので、ここでは、明細書を簡潔にするために、その説明を省略する。
図3を再び参照するに、インデックス受信ユニット306は、インデックステーブル選択ユニット308が提供した選択結果及び端末が報告したインデックス(図3には示されていない)を受信し、受信した選択結果及びインデックスをデータ量確定ユニット310に提供する。
また、図3には、インデックステーブル選択ユニット308がインデックステーブルの選択結果をインデックス選択ユニット306に送信し、インデックス選択ユニット306が端末から受信したインデックス及びインデックステーブル選択ユニット308から受信したインデックステーブルの選択結果をデータ量確定ユニット310に提供することが示されているが、図3は例示だけであり、本発明はこれに限定されない。
例えば、本発明の他の実施例では、インデックス受信ユニットがインデックスのみを受信し、受信したインデックスをデータ量確定ユニットに提供してもよく、また、インデックステーブル選択ユニットがインデックステーブルの選択結果をデータ量確定ユニットに直接送信してもよい。
この場合、インデックステーブル選択ユニットの処理及びインデックス受信ユニットの処理は、同時に行ってもよく、同時に行わなくてもよい。即ち、インデックステーブル選択ユニットの処理は、インデックス受信ユニットの処理の前又は後に行ってもよい。
図3を再び参照するに、データ量確定ユニット310は、インデックス受信ユニット306が受信したインデックスに基づいて、インデックステーブル選択ユニット308が選択したインデックステーブルから、対応するデータ量の範囲を取得し、これにより、基地局は、端末からのバッファ状態報告を取得し得る。
よって、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを加えた場合に適用する基地局を実現している。
また、本発明の実施例は、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを追加した場合に適用する端末BSR的報告方法を提供する。
図2は、本発明の一つの実施例による端末BSRの報告方法のフローチャートである。
図2に示すように、S202では、インデックステーブル選択ステップを行い、BSRインデックステーブル及び少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルから、一つのインデックステーブルを選択する。
そのうち、上述のBSRインデックステーブル及び上述の拡張BSRインデックステーブルは、図1中のBSRインデックステーブル102及び拡張BSRインデックステーブル104に対応することができるので、ここでは、明細書を簡潔にするために、BSRインデックステーブル及び拡張BSRインデックステーブルについての説明を省略する。
また、上述のインデックステーブル選択ステップは、端末により能動的に行われてもよく、又は、基地局からの指示シグナリングに基づいて受動的に行われてもよい。
本発明の一つの実施例では、端末により、上述のインデックステーブル選択ステップを能動的に実行してもよい。具体的に言えば、端末は、端末バッファ中のデータ量に基づいて、又は、端末バッファ中のデータ量及び端末の類型に基づいて、インデックステーブルを選択し、また、指示シグナリングにより、選択結果を基地局に通知する。
一つの具体的な実施例では、上述の指示シグナリングが、RRCシグナリングであってもよく、例えば、RRCコネクションリクエスト(RRC Connection Request)シグナリング又はRRCコネクション設定完成(RRC Connection Setup Complete)シグナリングであってもよい。
具体的に言えば、インデックステーブル選択ステップでは、端末がRRCコネクションリクエスト(RRC Connection Request)シグナリング又はRRCコネクション設定完成(RRC Connection Setup Complete)シグナリングにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
他の具体的な実施例では、上述の指示シグナリングがMACシグナリングであってもよい。
例えば、インデックステーブル選択ステップでは、端末がMACシグナリングのうちのLCIDにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
或いは、インデックステーブル選択ステップでは、端末がMACシグナリングのうちのLCID及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
或いは、インデックステーブル選択ステップでは、端末がMACシグナリングのうちのLCIDのうちの2桁のビット及びサブヘッドのうちの保留ビットにより、選択したインデックステーブルを基地局に通知してもよい。
一方、本発明の他の実施例では、基地局からの指示シグナリングに基づいて、上述のインデックステーブル選択ステップを実行してもよい。例えば、基地局は、端末の類型に基づいて、インデックステーブルを選択し、また、指示シグナリングにより、選択結果を端末に通知し、端末は、基地局からの指示シグナリングに基づいて、選択インデックステーブルを選択してもよい。
一つの具体的な実施例では、上述の指示シグナリングがRRCシグナリング、例えば、RRCコネクション設定(RRC Connection Setup)シグナリングであってもよい。
具体的に言えば、インデックステーブル選択ステップでは、基地局がRRCコネクションリクエスト(RRC Connection Setup)シグナリングにより、選択したインデックステーブルを端末に通知してもよい。
そのうち、RRCシグナリング及びMACシグナリングの具体的な使用については、図5乃至図9を参照して説明した上述の内容を参照することができるので、ここでは、明細書を簡潔にするために、その内容を省略する。
図2を再び参照するに、続いて、ステップ204では、端末バッファ中のデータ量に基づいて、ステップS202により選択したインデックステーブルからインデックスを確定する。
次に、ステップ206では、上述のインデックスを基地局に報告する。
よって、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルが存在する場合における端末BSRの報告を実現している。
それ相応に、本発明の実施例は、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを追加した場合に適用する端末BSRの取得方法も提供する。
図4は、本発明の一つの実施例による、基地局にてBSRを取得する方法のフローチャートである。
図4に示すように、ステップS402では、インデックステーブル選択ステップを行い、BSRインデックステーブル及び少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルから、一つのインデックステーブルを選択する。
なお、上述のBSRインデックステーブル及び上述の拡張BSRインデックステーブルは、図1中のBSRインデックステーブル102及び拡張BSRインデックステーブル104に対応することができるので、ここでは、明細書を簡潔にするために、BSRインデックステーブル及び拡張BSRインデックステーブルについての説明を省略する。
また、上述のインデックステーブル選択ステップは、基地局により能動的に実行されてもよく、又は、端末からの指示シグナリングに基づいて、受動的に実行されてもよい。
本発明の一つの実施例では、基地局が上述のインデックステーブル選択ステップを能動的に実行してもよい。例えば、基地局は、端末の類型に基づいて、インデックステーブルを選択し、また、指示シグナリングにより、選択結果を端末に通知してもよい。
一つの具体的な実施例では、上述の指示シグナリングがRRCシグナリング、例えば、RRCコネクション設定(RRC Connection Setup)シグナリングであってもよい。
一方、本発明の他の実施例では、基地局が端末からの指示シグナリングに基づいて上述のインデックステーブル選択ステップを実行してもよい。具体的に言えば、基地局は、端末からの指示シグナリングに基づいて、インデックステーブルを選択してもよい。
一つの具体的な実施例では、上述の指示シグナリングがRRCシグナリング、例えば、RRCコネクションリクエストシグナリング及びRRCコネクション設定完成シグナリングであってもよい。
他の具体的な実施例では、上述の指示シグナリングがMACシグナリングであってもよい。
例えば、インデックステーブル選択ステップでは、基地局が端末からのMACシグナリングのうちのLCIDに基づいて、インデックスに対応するインデックステーブルを選択してもよい。
或いは、インデックステーブル選択ステップでは、基地局が端末からのMACシグナリングのうちのLCID及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットに基づいて、インデックスに対応するインデックステーブルを選択してもよい。
或いは、インデックステーブル選択ステップでは、基地局が端末からのMACシグナリング中のLCIDのうちの2桁のビット及びサブヘッドのうちの保留ビットに基づいて、インデックスに対応するインデックステーブルを選択してもよい。
そのうち、RRCシグナリング及びMACシグナリングの具体的な細部については、図5乃至図9を参照した説明した上述の内容を参照することができるので、ここでは、明細書を簡潔にするために、その内容を省略する。
図4を再び参照するに、続いて、ステップS404では、インデックス受信ステップを行い、端末からインデックスを受信する。
なお、図4には、インデックス受信ステップがインデックステーブル選択ステップの後に実行されることが示されているが、図4は例示だけであり、本発明はこれに限られない。例えば、インデックステーブル選択ステップは、インデックス受信ステップと同時に実行されてもよく、又は、インデックステーブル選択ステップは、インデックス受信ステップの後に実行されてもよい。
図4を再び参照するに、続いて、ステップ406では、受信したインデックスに基づいて、選択したインデックステーブルから、端末のバッファデータ量を確定する。
よって、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルが存在する場合に、基地局がBSR報告を受信することを実現している。
上述の基地局、端末及び方法の他に、本発明は、少なくとも一つの拡張BSRインデックステーブルを加えた場合に適用する通信システムも提供する。この通信システムは、少なくとも一つの端末及び少なくとも一つの基地局を含み、そのうち、端末は、上述の実施例による端末であり、基地局は、上述の実施例による基地局である。
また、理解すべきは、上述の各種の具体例及び実施例が全て例示だけであり、本発明はそれらに限定されない。また、図面中の記載は、本発明をより明確に説明するためだけのものであり、よって、本発明を限定する意味を有しない。
上述の装置中の各構成モジュール及びユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又は、それらの組み合わせにより配置されてもよい。配置に使用可能な具体的な手段又は方式は当業者によく知られているため、ここではその説明を省略する。ソフトウェア又はファームウェアにより実現する場合、記憶媒体又はネットワークから、専用のハードウェア構造を有するコンピュータ(例えば、図14に示す汎用コンピュータ1400)に、このソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、このコンピュータは、各種のプログラムがインストールされているときに、各種の功能等を実行することができる。
図14では、中央処理ユニット(CPU)1401が、読み出し専用メモリ(ROM)1402に保存されたプログラム又は記憶部1408からランダムアクセスメモリ(RAM)1403にロードされているプログラムに基づいて、各種の処理を行う。RAM 1403は、必要に応じて、CPU 1401が各種の処理を行う時に必要なデータを保存してもよい。CPU 1401、ROM 1402及びRAM 1403は、バス1404により互いに接続される。入力/出力インタフェース1405もバス1404に接続される。
入力/出力インタフェース1405には、入力部1406(キーボード、マウスなどを含む)、出力部1407(陰極線管(Cathode Ray Tube:CRT)や液晶表示器(LCD)などのようなディスプレイ、及びスピーカなどを含む)、記憶部1408(ハードディスクなどを含む)、通信部1409(LANカードのようなネットワークインタフェースカード、モデムなどを含む)が接続される。通信部1409は、インターネットのようなネットワークを介して通信処理を行う。必要に応じて、入力/出力インタフェース805にドライブ1410も接続される。必要な場合、ドライブ1410に例えば磁気ディスク、光ディスク、磁気光ディスク、半導体メモリなどのような脱着可能な媒体1411が装着されることにより、その媒体から読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1408にインストールされる。
上述した一連の処理をソフトウェアで実現する場合、例えばインターネットのようなネットワーク又は脱着可能な媒体1411のような記憶媒体からソフトウェアを構成するプログラムをインストールすることができる。
このような記憶媒体は、図14に示すように、プログラムが記憶され、ユーザにプログラムを供給するように装置と別体で配られる脱着可能な媒体811には限られないことが当業者は理解できるだろう。脱着可能な媒体1411の例として、磁気ディスク(ソフトディスク(登録商標)を含む)、光ディスク(光ディスクロードオンリーメモリ(CD−ROM)及びデジタルバーサティルディスク(DVD)を含む)、磁気光ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む))、半導体メモリが挙げられる。或いは、記憶媒体はプログラムが記憶され且つそれを内蔵する装置とともにユーザに配られるROM 1402、記憶部1408に含まれるハードディスクなどであってもよい。
また、本発明は、マシン読み取り可能なインストラクションコードを含むプログラムプロダクトも提供する。このインストラクションコードは、マシンにより読み出されて実行される時に、本発明の実施例による上述の方法を実行することができる。
それ相応に、上述のマシン読み取り可能なインストラクションコードを含むプログラムプロダクトを記憶している記憶媒体も本発明の公開に含まれる。この記憶媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティックなどを含むが、これらに限定されない。
最後に説明すべきは、本文では、「含む」、「包括(有する)」の語又はその他の変形語は、非排他的な「含む」を包括するため用いられ、これにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、これらの要素だけでなく、明記されていない他の要素を含んでもよく、或いは、このプロセス、方法、物品又は装置が所有する固有の要素を含むものである。より多くの限定が無い場合、「・・・を含む」という語句で限定される要素は、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に存在する他の同じ要素を排除しない。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術範囲に属する。
よって、上述の説明から分かるように、本発明の実施例は、以下の技術案を提供している。
技術案1:端末であって、
バッファ状態インデックステーブルと、
少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルと、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちの一つのインデックステーブルを選択するインデックステーブル選択ユニットと、
端末バッファ中のデータ量に基づいて、該データ量が上述の一つのインデックステーブルにおいて対応するインデックスを確定するインデックス確定ユニットと、
基地局に上述のインデックスを送信するインデックス送信ユニットと、を含む、端末。
技術案2:技術案1による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、端末バッファ中のデータ量に基づいて、上述の一つのインデックステーブルを選択するように構成され、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、基地局に指示シグナリングを送信するように構成され、上述の指示シグナリングは、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、端末。
技術案3:技術案2による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、無線リソース制御シグナリングを送信するように構成される、端末。
技術案4:技術案3による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、RRCコネクションリクエストシグナリング又はRRCコネクション設定完成シグナリングを送信するように構成される、端末。
技術案5:技術案2による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、メディアアクセス制御シグナリングを送信するように構成される、端末。
技術案6:技術案5による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子を用いて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表すように構成される、端末。
技術案7:技術案5による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットを用いて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表すように構成される、端末。
技術案8:技術案5による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子及びサブヘッドのうちの保留ビットを用いて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表すように構成される、端末。
技術案9:技術案1による上述の端末であった、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、基地局から受信した指示シグナリングに基づいて、上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちの一つを使用することを確定するように構成される、端末。
技術案10:技術案9による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、無線リソース制御シグナリングを受信するように構成される、端末。
技術案11:技術案10による上述の端末であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、RRCコネクション設定シグナリングを受信するように構成される、端末。
技術案12:技術案1-11中の何れか一つによる上述の端末であって、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルが対応するバッファデータ量の区間は包含関係を有する、端末。
技術案13:技術案1−11中の何れか一つによる上述の端末であって、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルが対応するバッファデータ量の区間は継続関係を有する、端末。
技術案14:端末のバッファ状態を報告する方法であって、
上述の端末は、バッファ状態インデックステーブル及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルを含み、上述の方法は、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちの一つのインデックステーブルを選択するインデックステーブル選択ステップと、
端末バッファ中のデータ量に基づいて、該データ量が上述の一つのインデックステーブルにおいて対応するインデックスを確定するインデックス確定ステップと、
基地局に上述のインデックスを送信するインデックス送信ステップと、を含む、方法。
技術案15:技術案14による上述の方法であって、
上述のインデックステーブル選択ステップは、端末バッファ中のデータ量に基づいて、上述の一つのインデックステーブルを選択するように構成され、
上述の方法は、さらに、基地局に指示シグナリングを送信するステップを含み、
上述の指示シグナリングは、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、方法。
技術案16:技術案15による上述の方法であって、
上述の指示シグナリングは、無線リソース制御シグナリングである、方法。
技術案17:技術案16による上述の方法であって、
上述の無線リソース制御シグナリングは、RRCコネクションリクエストシグナリング又はRRCコネクション設定完成シグナリングである、方法。
技術案18:技術案15による上述の方法であって、
上述の指示シグナリングは、メディアアクセス制御シグナリングである、方法。
技術案19:技術案18による上述の方法であって、
上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子を用いて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、方法。
技術案20:技術案18による上述の方法であって、
上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットを用いて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、方法。
技術案21:技術案18による上述の方法であって、
上述のメディアアクセス制御シグナリング中のロジックチャネル識別子のうちの最後の2桁のビット及びサブヘッドのうちの保留ビットを用いて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、方法。
技術案22:技術案14による上述の方法であって、
上述のインデックステーブル選択ステップは、基地局から受信した指示シグナリングに基づいて、上述の一つのインデックステーブルを選択するように構成される、方法。
技術案23:技術案22による上述の方法であって、
上述の指示シグナリングは、無線リソース制御シグナリングである、方法。
技術案24:技術案23による上述の方法であって、
上述の無線リソース制御シグナリングは、RRCコネクション設定シグナリングである、方法。
技術案25:基地局であって、
バッファ状態インデックステーブルと、
少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルと、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちの一つのインデックステーブルを選択するインデックステーブル選択ユニットと、
端末からインデックスを受信するインデックス受信ユニットと、
上述のインデックスに基づいて、上述の一つのインデックステーブルから端末バッファ中のデータ量を確定するデータ量確定ユニットと、を含む、基地局。
技術案26:技術案25による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、端末から受信した指示シグナリングに基づいて、上述の一つのインデックステーブルを選択するように構成され、上述の指示シグナリングは、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、基地局。
技術案27:技術案26による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、無線リソース制御シグナリングを受信するように構成される、基地局。
技術案28:技術案27による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、RRCコネクションリクエストシグナリング又はRRCコネクション設定完成シグナリングを受信するように構成される、基地局。
技術案29:技術案27による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、メディアアクセス制御シグナリングを受信するように構成される、基地局。
技術案30:技術案29による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子に基づいて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを確定するように構成される、基地局。
技術案31:技術案29による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットに基づいて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを確定するように構成される、基地局。
技術案32:技術案29による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、上述のメディアアクセス制御シグナリング中のロジックチャネル識別子のうちのビット及びサブヘッドのうちの保留ビットに基づいて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを確定するように構成される、基地局。
技術案33:技術案25による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、さらに、端末に指示シグナリングを送信するように構成され、上述の指示シグナリングは、上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれが使用されるかを表す、基地局。
技術案34:技術案33による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、無線リソース制御シグナリングを送信するように構成される、基地局。
技術案35:技術案34による上述の基地局であって、
上述のインデックステーブル選択ユニットは、RRCコネクション設定シグナリングを送信するように構成される、基地局。
技術案36:技術案25-35中の何れか一つによる上述の基地局であって、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルが対応するバッファデータ量の区間は、包含関係を有する、基地局。
技術案37:技術案25−35中の何れか一つによる上述の基地局であって、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルが対応するバッファデータ量の区間は、継続関係を有する、基地局。
技術案38:基地局にてバッファ状態報告を取得する方法であって、
上述の基地局は、バッファ状態インデックステーブル及び少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルを含み、上述の方法は、
上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちの一つのインデックステーブルを選択するインデックステーブル選択ステップと、
端末からインデックスを受信するインデックス受信ステップと、
上述のインデックスに基づいて、上述の一つのインデックステーブルから端末バッファ中のデータ量を確定するデータ量確定ステップと、を含む、方法。
技術案39:技術案38による上述の方法であって、
上述のインデックステーブル選択ステップは、端末から受信した指示シグナリングに基づいて、上述の一つのインデックステーブルを選択するように構成され、上述の指示シグナリングは、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを表す、方法。
技術案40:技術案39による上述の方法であって、
上述の指示シグナリングは、無線リソース制御シグナリングである、方法。
技術案41:技術案40による上述の方法であって、
上述の無線リソース制御シグナリングは、RRCコネクションリクエストシグナリング又はRRCコネクション設定完成シグナリングである、方法。
技術案42:技術案39による上述の方法であって、
上述の指示シグナリングは、メディアアクセス制御シグナリングである、方法。
技術案43:技術案42による上述の方法であって、
上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子に基づいて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを確定する、方法。
技術案44:技術案42による上述の方法であって、
上述のメディアアクセス制御シグナリングのうちのロジックチャネル識別子及び一つの付加バイトのうちの少なくとも一部のビットに基づいて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを確定する、方法。
技術案45:技術案42による上述の方法であって、
上述のメディアアクセス制御シグナリング中のロジックチャネル識別子のうちのビット及びサブヘッドのうちの保留ビットに基づいて、上述のインデックスが上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれに対応するかを確定する、方法。
技術案46:技術案38による上述の方法であって、
上述のインデックス受信ステップの前に、端末に指示シグナリングを送信するステップを更に含み、
上述の指示シグナリングは、上述のバッファ状態インデックステーブル及び上述の少なくとも一つの拡張バッファ状態インデックステーブルのうちのどれが使用されるかを表す、方法。
技術案47:技術案46による上述の方法であって、
上述の指示シグナリングは、無線リソース制御シグナリングである、方法。
技術案48:技術案47による上述の方法であって、
上述の無線リソース制御シグナリングは、RRCコネクション設定シグナリングである、方法。
技術案49:通信システムであって、
技術案25-37中の何れか一つによる上述の基地局及び技術案1-13中の何れか一つによる上述の端末を含む通信システム。