JP6307017B2 - コンテンツ表示方法、コンテンツ表示装置、及びプログラム - Google Patents

コンテンツ表示方法、コンテンツ表示装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ表示方法、コンテンツ表示装置、及びプログラム
に関する。
多くのWebページでは、その一部にユーザ(閲覧者)に適応したコンテンツが、サイト運用者とは別のコンテンツ配信事業者から配信されて、表示されている。斯かるコンテンツの一例として広告が挙げられる。以下、斯かるコンテンツとして広告が採用された場合を例として説明する。
Webページ内の広告枠へ広告を配信するために、広告配信事業者は、ユーザがどのようなWebページにアクセスしているかという情報を収集して、ユーザの特性を表すユーザプロファイルを構成し、それに基づいてユーザに適応した広告を配信する。具体的には、広告を含むWebページにユーザがアクセスすると、広告配信事業者は、ブラウザ識別子(Cookie)を用いて、ユーザがアクセスしているページ情報を収集し、ユーザプロファイルを構築する。図1には、ユーザが、WebサイトA、WebサイトB、及びWebサイトCにアクセスし、各Webページのページ情報と、ブラウザ識別子(Cookie)とが広告配信事業者によって収集され、ユーザプロファイルデータベースに登録される例が示されている。
続いて、ユーザが、新たなWebページにアクセスすると、当該Webページのページ情報及びユーザプロファイルと、当該ユーザのユーザプロファイルとに基づいて広告枠のオークションが行われる。オークションに応募した広告主の中から1社が落札者として選ばれ、選ばれた広告主の広告が配信される。図2には、この処理の流れが示されている。
上記した処理内容を実現している例として、例えば、非特許文献1が挙げられる。非特許文献1の例では、ユーザが、表示される広告の内容が適切でないと感じた場合に、上記した方法での広告の配信を停止する機能も提供されている(例えば、非特許文献2)。
広告の個人への適応のためには、多くの場合、ブラウザ識別子(Cookie)が用いられる。したがって、表示される広告をユーザが独自に制御するためには、Webページにアクセスするごとに、アクセス先のWebページで使用しているCookieの表示や削除を行うツールの使用が考えられる。
図3は、Cookieの表示や削除を行うツールの例を示す図である。図3では、リストL1において、表示中のWebページの配信元から送信されるCookieの一覧が表示され、各Cookieについて、そのまま残すか削除するかを選択することができる(https://www.ghostery.com/ja/参考)。
"Yahoo! JAPANの配信する行動ターゲティング広告について"、[online]、[平成26年10月31日検索]、インターネット<http://btoptout.yahoo.co.jp/optout/> "行動ターゲティング広告の無効化について"、[online]、[平成26年10月31日検索]、インターネット<http://btoptout.yahoo.co.jp/optout/preferences.html>
非特許文献1に示される方法で広告配信が行われた場合、ユーザには過去に閲覧したWebページの内容に基づいて広告配信が行われるため、ユーザにとって興味がある広告が多く表示される可能性はある。
しかし、Webページの閲覧は、単にリンクをクリックしてページを移っていくだけの場合もあり、その過程で偶然、特徴的な内容のWebページを閲覧してしまったために、そのWebページの内容に基づいて、ユーザには興味が無い広告が繰り返し配信されるといったことが起こり得る。そのような場合には、非特許文献2に示されるように、個人への適応の仕組みを停止することが考えられる。但し、この場合には、ユーザのWebページの閲覧状況に合わせて配信対象とする広告の内容を変化させる仕組みが無効となってしまうので、配信された広告に対してユーザが興味を示す可能性が低くなってしまう可能性がある。
また、広告配信事業者が、非特許文献2のような個人への適応の停止の仕組みを提供しない場合、図3に示したツールを用いて、広告配信事業者が用いているブラウザ識別子(Cookie)を削除して、それまでのWebページの閲覧情報が使用されない状態にすることができる。
しかし、興味がある広告を表示するのに有効な閲覧情報が含まれていても、当該閲覧情報も含めて使用されなくなってしまい、やはり、配信された広告に対してユーザが興味を示す可能性が低くなってしまう可能性がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ユーザの嗜好に適したコンテンツデータが配信される可能性を高めることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、コンテンツ表示方法は、コンピュータが、表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する第一の判定手順と、前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会手順と、照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信手順と、前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に前記送信手順において送信された前記取得要求に含まれている、当該取得要求の送信時において表示対象のWebページに関する情報を、当該取得要求の宛先の識別情報に関連付けて送信履歴記憶部に記憶する送信履歴記憶手順とを実行し、前記照会手順は、前記第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先の識別情報に関連付けられて前記送信履歴記憶部に記憶されている情報を表示して、前記第一のWebページに関する情報について、送信の可否をユーザに照会する。

ユーザの嗜好に適したコンテンツデータが配信される可能性を高めることができる。
ユーザプロファイルの構築方法を示す図である。 ユーザに適応した広告の配信の仕組みを示す図である。 Cookieの表示や削除を行うツールの例を示す図である。 第一の実施の形態のシステム構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第一の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。 第二の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第二の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。 第三の実施の形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す図である。 第三の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第三の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。 第四の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第四の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。 第五の実施の形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す図である。 第五の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図4は、第一の実施の形態のシステム構成例を示す図である。図4において、1以上のユーザ端末10と、1以上のWebサーバ20及び1以上のコンテンツ配信サーバ30とは、インターネット等のネットワークを介して接続される。
ユーザ端末10は、Webページの閲覧にユーザが利用するコンピュータである。例えば、はPC(Personal Computer)、スマートフォン、又はタブレット端末等が、ユーザ端末10として利用されてもよい。Webページとは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)データ、CSS(Cascading Style Sheets)データ、及びJava(登録商標)スクリプト等を含むコンテンツデータをいう。Webサーバ20は、ユーザ端末10から要求されたWebページを返信する1以上のコンピュータである。
コンテンツ配信サーバ30は、Webページの一部を構成するコンテンツデータを配信する1以上のコンピュータである。例えば、ユーザ端末10が、Webページに含まれている命令に従ってコンテンツ配信サーバ30に対してコンテンツデータの取得要求を送信すると、コンテンツ配信サーバ30は、当該取得要求に係るコンテンツデータを返信する。コンテンツ配信サーバ30かによって配信されるコンテンツデータの一例として、広告が挙げられる。コンテンツ配信サーバ30は、例えば、コンテンツ配信事業者によって運営される。
なお、本実施の形態において、コンテンツ配信サーバ30から返信(配信)されるコンテンツデータを、特に、「配信データ」という。また、Webページ、当該Webページを構成する画像データ等、及び配信データを区別しない場合、「コンテンツデータ」という。
図5は、第一の実施の形態におけるユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。図5のユーザ端末10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
ユーザ端末10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってユーザ端末10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
図6は、第一の実施の形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す図である。図6において、ユーザ端末10は、Webブラウザ部11、取得要求判定部12、取得要求送信部13、及び照会部14等を有する。これら各部は、ユーザ端末10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。ユーザ端末10は、また、配信事業者記憶部121及び送信履歴記憶部122等を有する。これら各記憶部は、補助記憶装置102等を用いて実現可能である。
Webブラウザ部11は、Webブラウザとしての機能を実現する。図6において、Webブラウザ部11は、コンテンツ要求部111、ページ情報取得部112、応答受信部113、及びコンテンツ表示部114等を含む。
コンテンツ要求部111は、例えば、ブラウザ画面に対するURL(Uniform Resource Locator)の入力、ブラウザ画面に表示中のWebページ内のリンクの選択に応じ、入力されたURL又はリンク先のURLに対するWebページの取得要求を生成させる。コンテンツ要求部111は、また、当該取得要求に応じて取得されたWebページ内の定義(例えば、所定のタグやスクリプト等)に基づいて、当該定義において指定されているURLに対するコンテンツデータの取得要求を生成する。例えば、配信データについては、Webページ内のインラインフレームに関する定義において、スクリプトによって配信データの取得命令が含まれている。なお、コンテンツ要求部111は、コンテンツデータの取得要求の宛先に係るURLに関連付けられてブラウザ識別子(Cookie)が補助記憶装置102に記憶されている場合は、当該ブラウザ識別子を、当該取得要求に含める。
ページ情報取得部112は、取得要求判定部12からの要求等に応じ、ブラウザ画面に表示中のWebページから、ページ情報を取得(抽出)する。ページ情報には、例えば、当該WebページのURLや、当該Webページの特徴を示す単語等が含まれる。斯かる単語の抽出は、公知技術を用いて行われてもよい。
応答受信部113は、コンテンツ要求部111が生成したコンテンツデータの取得要求に応じてWebサーバ20又はコンテンツ配信サーバ30から返信される応答を受信する。コンテンツ表示部114は、応答受信部113によって受信された応答に含まれているコンテンツデータをブラウザ画面内に表示させる。
取得要求判定部12は、コンテンツ要求部111によって生成されたコンテンツデータの取得要求の宛先が、コンテンツ配信事業者(コンテンツ配信サーバ30)であるか否かを判定する。すなわち、取得要求判定部12は、取得対象のコンテンツデータが配信データ(例えば、広告)であるか否かを判定する。斯かる判定は、配信事業者記憶部121を参照して行われる。配信事業者記憶部121には、コンテンツ配信事業者ごとに、当該事業者の名称(以下、「事業者名」という。)と、当該事業者が運営するコンテンツ配信サーバ30に対するURLとが対応付けられて記憶されている。取得要求判定部12は、コンテンツデータの取得要求の宛先がコンテンツ配信事業者である場合、ページ情報取得部112を介して取得されるページ情報を、当該取得要求に追加する。
取得要求送信部13は、コンテンツ要求部111が生成したコンテンツデータの取得要求をネットワーク上に送信する。取得要求判定部12は、取得要求判定部12によって、コンテンツデータの取得要求の宛先がコンテンツ配信サーバ30であると判定された場合に、送信された取得要求に含まれるページ情報と、現在表示中のWebページのサムネイル画像(縮小画像)とを対応付けて送信履歴記憶部122に記憶する。
照会部14は、取得要求判定部12によって、コンテンツデータの取得要求の宛先がコンテンツ配信サーバ30であると判定された場合に、当該取得要求の送信の可否等をユーザに照会する。
以下、ユーザ端末10が実行する処理手順について説明する。図7は、第一の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
Webページの表示指示やWebページ内の定義に基づいて、コンテンツ要求部111がコンテンツデータの取得要求(以下、「対象取得要求」という。)を生成すると(S100でYes)、取得要求判定部12は、対象取得要求が、コンテンツ配信事業者宛(コンテンツ配信サーバ30宛)であるか否かを判定する(S105)。すなわち、対象取得要求の宛先のURLが、配信事業者記憶部121に記憶されているか否かが判定される。対象取得要求の宛先のURLが、配信事業者記憶部121に記憶されていない場合(S105でNo)、取得要求送信部13は、対象取得要求を送信する(S110)。この場合、対象取得要求は、Webサーバ20に送信される。Webサーバ20は、対象取得要求の宛先のURLに対応したコンテンツデータ(例えば、Webページ)を含む応答を返信する。返信された応答が応答受信部113によって受信されると(S115でYes)、コンテンツ表示部114は、当該応答に含まれているコンテンツデータの表示を行う(S120)。
一方、対象取得要求の宛先のURLが、配信事業者記憶部121に記憶されている場合(S105でYes)、取得要求判定部12は、ページ情報取得部112を介して表示中のWebページのページ情報を取得して、当該ページ情報を対象取得要求に追加する(S125)。続いて、照会部14は、対象取得要求の送信の可否等をユーザに照会するための画面(以下、「照会画面」という。)を表示装置106に表示させて、当該送信の可否等をユーザに照会する(S130)。
図8は、第一の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。図8において、照会画面510は、送信先表示領域511、送信情報表示領域512、送信可否選択領域513、及びOKボタン514等を含む。
送信先表示領域511は、対象取得要求の送信先のコンテンツ配信事業者の事業者名が表示される領域である。当該事業者名は、対象取得要求の宛先のURLに対応付けられて配信事業者記憶部121に記憶されている。送信情報表示領域512は、対象取得要求に含まれているページ情報に係るWebページ(すなわち、現在表示中のWebページ)のサムネイル画像及び当該ページ情報(当該Webページの特徴を示す単語)が表示される領域である。なお、この時点では配信データは受信されていないため、配信データが表示される領域A1は空欄である。送信可否選択領域513は、例えば、以下の(1)〜(4)を選択肢とするリストボックスである。
(1)そのまま送信
(2)ページ情報を除去して送信
(3)送信しない。Cookie(ブラウザ識別子)をそのまま保持
(4)送信しない。Cookie(ブラウザ識別子)を削除
(1)は、対象取得要求をそのまま送信することを示す。この場合、対象取得要求には、Cookieと、現在表示中のWebページのページ情報とが含まれる。(2)は、対象取得要求を送信するが、対象取得要求からページ情報を除去することを示す。この場合、対象取得要求にはページ情報が含まれないため、現在表示中のWebページに関する情報は、コンテンツ配信サーバ30から配信される配信データの選択には利用されない。(3)は、対象取得要求を送信しないことを示す。この場合、現在表示中のWebページの領域A1は、配信データが表示されないままとなる。(4)は、対象取得要求を送信せず、かつ、対象取得要求の宛先のURLに対応付けられて補助記憶装置102に記憶されているCookie(ブラウザ識別子)を削除することを示す。なお、ブラウザ識別子とは、例えば、コンテンツ配信サーバ30側で割り当てられる、Webブラウザごとの識別子である。例えば、Webブラウザ部11が、或るコンテンツ配信事業者のコンテンツ配信サーバ30に対して配信データの取得要求を初めて送信すると、当該コンテンツ配信サーバ30から、配信データと共にブラウザ識別子を含むCookieが返信される。Webブラウザ部11は、当Cookieを、当該取得要求に係るURLに対応付けて補助記憶装置102に記憶しておく。Webブラウザ部11は、次回以降において、当該コンテンツ配信サーバ30に対して配信データの取得要求を送信する際、当該Cookieを当該取得要求に含める。又、当該取得要求には、現在表示中のWebページのページ情報も含まれる。その結果、コンテンツ配信サーバ30は、各Webブラウザのユーザの興味や嗜好等を把握することができる。したがって、Cookieを削除するということは、過去において、当該Webブラウザ部11に関連付けられてコンテンツ配信サーバ30に記憶されているWebページの閲覧履歴が、実質的に無効になることを意味する。次回、当該Webブラウザ部11が、配信データの取得要求を当該コンテンツ配信サーバ30に送信すると、当該取得要求にはCookieが含まれていないため、当該コンテンツ配信サーバ30は、当該取得要求の送信元を初めてのアクセス元として認識するからである。この場合、ブラウザ識別子が改めて当該Webブラウザ部11に対して割り当てられる。
例えば、今、ユーザが「旅行」に関するWebページを閲覧していたとして、「旅行」がユーザの嗜好又は興味に一致している場合には、(1)が選択されてもよい。また、ユーザが「サッカー」に関するWebページを閲覧していたが、当該Webページは、たまたま表示されてしまっただけで、ユーザが「サッカー」に対して特段の興味が無い場合には、(2)が選択されてもよい。また、ユーザが、照会画面510に事業者名が表示されているコンテンツ配信事業者からの配信データには興味がわくものがほとんど無いと感じる場合には、(3)又は(4)が選択されてもよい。
送信可否選択領域513において(1)〜(4)の中からいずれかの選択肢が選択され、OKボタン514が押下されると、照会部14は、対象取得要求の送信の可否を判定する(S135)。対象取得要求を送信可能な場合(すなわち、(1)又は(2)が選択された場合)(S135でYes)、照会部14は、対象取得要求に含まれているページ情報の送信の可否を判定する(S140)。ページ情報の送信が可能な場合(すなわち、(1)が選択された場合)(S140でYes)、取得要求送信部13は、対象取得要求の宛先のURL及び対象取得要求に含まれるページ情報を対応付けて含むレコードを、送信履歴記憶部122に追加する(S145)。当該レコードには、現在表示中のWebページのサムネイル画像が含まれてもよい。続いて、取得要求送信部13は、対象取得要求をそのまま送信する(S150)。この場合、対象取得要求には、ページ情報が含まれる。また、対象取得要求に係るURLに対してCookieが記憶されている場合、当該Cookieも対象取得要求に含まれる。
一方、ページ情報の送信が不可能な場合(すなわち、(2)が選択された場合)(S140でNo)、取得要求送信部13は、対象取得要求からページ情報を除去した後(S155)、対象取得要求を送信する(S150)。
また、対象取得要求を送信不可能な場合(すなわち、(3)又は(4)が選択された場合)(S135でNo)、照会部14は、Cookieの削除の要否を判定する(S160)。Cookieの削除が必要な場合(すなわち、(4)が選択された場合)(S160でYes)、照会部14は、対象取得要求の宛先のURLに対応付けられて補助記憶装置102に記憶されているCookieを削除する(S165)。Cookieの削除が不要な場合(すなわち、(3)が選択された場合)(S160でNo)、Cookieの削除は行われない。また、ステップS160の判定がいずれの場合であっても、対象取得要求の送信は行われない。
なお、ステップS150において送信された対象取得要求は、コンテンツ配信サーバ30によって受信される。コンテンツ配信サーバ30は、公知の方法に基づいて配信データの内容を決定し、当該内容を示す配信データを返信する。当該配信データは、ステップS115において応答受信部113によって受信され、ステップS116において、既に表示中のWebページ内の所定の領域に表示される。
なお、上記では、送信履歴記憶部122に記憶された情報の利用例が示されていないが、第一の実施の形態において、送信履歴記憶部122は設けられなくてもよい。又は、送信履歴記憶部122に記憶されている情報が、照会画面510に表示されてもよい。すなわち、送信履歴記憶部122に記憶されているレコードの中で、対象取得要求の宛先のURLを含むレコードに記憶されているページ情報とサムネイル画像との一覧が、照会画面510に含まれてもよい。そうすることにより、ユーザは、対象取得要求の宛先のコンテンツ配信サーバ30に対して過去に送信されたページ情報等を確認しながら、選択肢の選択を行うことができる。
上述したように、第一の実施の形態によれば、ユーザは、コンテンツの取得要求に含まれてコンテンツ配信サーバ30に送信されようとしているWebページの情報を確認して、当該Webページのページ情報の送信の可否を選択することができる。したがって、ユーザは、当該取得要求の送信の可否について有効な判断材料を得ることができる。また、ユーザは、興味が無いWebページがたまたま表示された場合、(2)又は(3)を選択することで、当該Webページが、配信データの選択に利用されるのを回避することができる。その結果、過去の閲覧履歴を有効にしたままで、今回のWebページに関する情報を、無効にすることができる。
上記より、本実施の形態によれば、ユーザの嗜好に適したコンテンツデータが配信される可能性を高めることができる。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では第一の実施の形態と異なる点について説明する。第二の実施の形態において特に言及されない点については、第一の実施の形態と同様でもよい。第二の実施の形態では、ユーザに対して照会が行われるタイミングが、第一の実施の形態と異なる。すなわち、第一の実施の形態では、コンテンツ配信サーバ30に対して配信データの取得要求が送信されるたびに照会が行われたが、第二の実施の形態では、当該取得要求の送信とは無関係(非同期)に、定期的にユーザに対して照会が行われる。
図9は、第二の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図9中、図7と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
対象取得要求の宛先のURLが、配信事業者記憶部121に記憶されている場合(S105でYes)、取得要求判定部12は、ページ情報取得部112を介して表示中のWebページのページ情報を取得して、当該ページ情報を対象取得要求に追加する(S125)。続いて、取得要求送信部13は、対象取得要求の宛先のURL及び対象取得要求に含まれるページ情報を対応付けて含むレコードを、送信履歴記憶部122に追加する(S205)。当該レコードには、現在表示中のWebページのサムネイル画像が含まれてもよい。したがって、送信履歴記憶部122には、コンテンツ配信サーバ30に対する配信データの取得要求ごとに、当該取得要求の内容が記憶される。
ステップS205に続いて、又はステップS105でNoの場合に、取得要求送信部13は、対象取得要求を送信する(S110)。したがって、第二の実施の形態では、全てのコンテンツデータの取得要求が送信される。
また、第二の実施の形態では、一定時間ごとに(S210でYes)、ステップS215以降が実行される。ステップS215において、照会部14は、Cookieの削除の要否をユーザに照会するための照会画面を表示装置106に表示させて、Cookieの削除の要否をユーザに照会する(S215)。
図10は、第二の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。図10において、照会画面520は、送信先選択領域521、送信履歴表示領域522、削除要否選択領域523、及びOKボタン524等を含む。
送信先選択領域521は、配信データの取得要求の送信履歴の閲覧対象とするコンテンツ配信事業者を選択させるためのリストボックスである。送信先選択領域521の選択肢は、配信事業者記憶部121に記憶されている事業者名である。又は、配信事業者記憶部121に記憶されている事業者名の中で、対応するURLが送信履歴記憶部122に記憶されている事業者名が選択肢とされてもよい。すなわち、実際に配信データの取得要求が送信されたコンテンツ配信事業者の事業者名が選択肢とされてもよい。
送信履歴表示領域522は、送信先選択領域521において選択された事業者名に係るコンテンツ配信事業者(コンテンツ配信サーバ30)宛に送信された、配信データの取得要求に含まれていたページ情報の履歴である。すなわち、照会部14は、送信先選択領域521においていずれかの事業者名が選択されると、選択された事業者名に対応するURL(以下、「対象URL」という。)を配信事業者記憶部121から取得する。照会部14は、更に、対象URLに対応付けられて送信履歴記憶部122に記憶されているページ情報及びサムネイル画像等の一覧を取得する。照会部14は、取得されたページ情報及びサムネイル画像等を、時系列に送信履歴表示領域522に配置する。本実施の形態では、相対的に新しい方が上方に配置される。
削除要否選択領域523は、例えば、以下の(1)及び(2)を選択肢とするリストボックスである。
(1)Cookie(ブラウザ識別子)を保持
(2)Cookie(ブラウザ識別子)を削除
(1)は、対象URLに関連付けられて補助記憶装置102に記憶されているCookieをそのまま保持することを示す。(2)は、対象URLに関連付けられて補助記憶装置102に記憶されているCookieを削除することを示す。
すなわち、第二の実施の形態では、配信データの取得要求の送信のタイミングとは無関係に照会が行われるため、当該取得要求の送信の可否ではなく、Cookieの削除の要否が選択肢とされる。例えば、ユーザは、送信履歴表示領域522を参照して、対象URLに係るコンテンツ配信事業者からの配信される配信データが妥当であると考える場合には(1)を選択し、そうでないと考える場合には(2)を選択する。
削除要否選択領域523において(1)又は(2)が選択され、OKボタン524が押下されると、照会部14は、Cookieの削除の要否を判定する(S220)。Cookieの削除が必要な場合(すなわち、(2)が選択された場合)(S220でYes)、照会部14は、対象URLに対応付けられて補助記憶装置102に記憶されているCookieを削除する(S225)。Cookieの削除が不要な場合(すなわち、(1)が選択された場合)(S220でNo)、Cookieの削除は行われない。
上述したように、第二の実施の形態によれば、定期的に、Cookieの削除の要否をユーザに選択させることができる。その結果、ユーザは、定期的に、コンテンツ配信事業者からの配信データの妥当性を見直すことができ、必要に応じて、コンテンツ配信事業者において保持されている閲覧履歴を、実質的に無効にすることができる。
次に、第三の実施の形態について説明する。第三の実施の形態では第一の実施の形態と異なる点について説明する。第三の実施の形態において特に言及されない点については、第一の実施の形態と同様でもよい。
図11は、第三の実施の形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す図である。図11中、図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図11において、ユーザ端末10は、更に、応答判定部15及び応答履歴記憶部123を有する。
応答判定部15は、応答受信部113によって受信された応答の返信元が、コンテンツ配信事業者(コンテンツ配信サーバ30)であるか否かを判定する。当該判定は、応答に含まれているURLが、配信事業者記憶部121に記憶されているか否かに基づいて行うことができる。応答判定部15は、当該応答の返信元がコンテンツ配信事業者である場合、当該応答の内容を応答履歴記憶部123に記憶する。なお、応答判定部15は、ユーザ端末10にインストールされたプログラムがCPU104に実行させる処理により実現される。また、応答履歴記憶部123は、補助記憶装置102等を用いて実現可能である。
図12は、第三の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図12中、図7と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。図12では、ステップS115に続く処理として、ステップS116及びS117が追加されている。また、ステップS130がステップS130aに変更されている。
ステップS116において、応答判定部15は、応答受信部113によって受信された応答の返信元が、コンテンツ配信事業者(コンテンツ配信サーバ30)であるか否かを判定する。すなわち、当該応答の返信元のURLが、配信事業者記憶部121に記憶されているか否かが判定される。当該応答の返信元のURLが、配信事業者記憶部121に記憶されている場合(S116でYes)、応答判定部15は、当該URLと、当該応答に含まれている配信データとを関連付けて応答履歴記憶部123に記憶する(S117)。
また、ステップS130aにおいて、照会部14は、応答履歴記憶部123に記憶されている情報をも含む照会画面を表示する。
図13は、第三の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。照会画面530は、送信先表示領域531、送信履歴表示領域532、受信履歴表示領域533、及び送信可否選択領域534、及びOKボタン535等を含む。
送信先表示領域531、送信可否選択領域534、及びOKボタン535は、図8に示される照会画面510の送信先表示領域511、送信可否選択領域513、又はOKボタン514と同じである。
送信履歴表示領域532は、対象取得要求に含まれているページ情報に係るWebページ(すなわち、現在表示中のWebページ)のサムネイル画像(縮小画像)及び当該ページ情報(当該Webページの特徴を示す単語)と、送信先表示領域531に事業者名が表示されているコンテンツ配信サーバ30宛に過去に送信された配信データの取得要求に含まれているページ情報等の履歴とを含む領域である。最上段が現在表示中のWebページに対応する。受信履歴表示領域533は、過去に当該コンテンツ配信サーバ30から返信された応答に含まれている配信データの履歴が表示される領域である。すなわち、照会部14は、これから送信予定の配信データの取得要求(対象取得要求)の宛先のURLに関連付けられて応答履歴記憶部123に記憶されている配信データを時系列に受信履歴表示領域533に配置する。本実施の形態では、相対的に新しい方が上方に配置される。
なお、送信履歴表示領域532と受信履歴表示領域533との間において、相互に隣り合うページ情報と配信データとは、対応関係を有する。すなわち、当該配信データは、当該ページ情報の送信に応じて返信された配信データである。なお、現在表示中のWebページに関するページ情報は、まだ送信されていないため、当該ページ情報に対応する配信データは表示されていない。
その他のステップは、第一の実施の形態と同様でよい。
上述したように、第三の実施の形態によれば、コンテンツ配信事業者ごとに、送信したページ情報と、当該ページ情報に基づいて返信された配信データとの履歴が表示されるため、ユーザは、配信データの取得要求の送信の可否について、より多くの参考情報を用いて判断することができる。
次に、第四の実施の形態について説明する。第四の実施の形態では第三の実施の形態と異なる点について説明する。第四の実施の形態において特に言及されない点については、第三の実施の形態と同様でもよい。第四の実施の形態と第三の実施の形態との相違点は、第二の実施の形態と第一の実施の形態との相違点と同じである。すなわち、第四の実施の形態では、ユーザへの照会が定期的に行われる点が、第三の実施の形態と異なる。
図14は、第四の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図14中、図9又は図12と同一ステップには、同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
図14では、図9に対して、ステップS116及びS117が追加されている。これらのステップの内容については、図12において説明した通りである。
図14では、また、ステップS215が、ステップS215aに変更されている。ステップS215aにおいて、照会部14は、応答履歴記憶部123に記憶されている情報をも含む照会画面を表示する。
図15は、第四の実施の形態における照会画面の表示例を示す図である。図15中、図10又は図13と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図15において、照会画面540は、送信先選択領域521、送信履歴表示領域522、受信履歴表示領域533、削除要否選択領域523、及びOKボタン524等を含む。すなわち、照会画面540は、図10に示される照会画面520に対して、図13に示される受信履歴表示領域533が追加されたものである。但し、第四の実施の形態では、定期的に照会画面540が表示されるため、送信履歴表示領域522に表示されるページ情報等や、受信履歴表示領域533に表示される配信データ等は、過去に送信又は受信されたものである。したがって、図15の受信履歴表示領域533には、最上段のページ情報等に対応する配信データが含まれている。
上述したように、第四の実施の形態によれば、コンテンツ配信事業者ごとに、送信したページ情報と、当該ページ情報に基づいて返信された配信データとの履歴が表示されるため、ユーザは、Cookieの削除の要否について、より多くの参考情報を用いて判断することができる。
次に、第五の実施の形態について説明する。第五の実施の形態では第三の実施の形態と異なる点について説明する。第五の実施の形態において特に言及されない点については、第三の実施の形態と同様でもよい。
図16は、第五の実施の形態におけるユーザ端末の機能構成例を示す図である。図16中、図11と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図16において、ユーザ端末10は、更に、嗜好情報記憶部124を有する。嗜好情報記憶部124には、ユーザの嗜好又はユーザが興味を有するカテゴリ又は分野ごとに、当該カテゴリ又は分野に関する典型的なWebページのページ情報(URL及び特徴を示す単語等)が記憶されている。嗜好情報記憶部124は、例えば、補助記憶装置102等を用いて実現可能である。
なお、嗜好情報記憶部124への情報の登録は、ユーザがWebページを閲覧している際に行われてもよい。例えば、ブックマーク等の登録と同様に、メニュー等から登録が指示されると、Webブラウザ部11は、カテゴリ又は分野を示す文字列(以下、「カテゴリ名」という。)の入力を求める画面を表示させる。当該画面を介して、例えば「旅行」、「野球」、又は「グルメ」等のカテゴリ名が入力されると、Webブラウザ部11は、当該文字列に対応付けて、現在表示中のWebページのページ情報を嗜好情報記憶部124に記憶する。
図17は、第五の実施の形態におけるユーザ端末が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図17中、図12と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。図17では、ステップS130aがステップS130bに変更されている。また、ステップS155に続いてステップS156及びS157が追加されている。
ステップS130bにおいて、照会部14は、図13に示されるような照会画面530を表示させる。但し、第五の実施の形態では、送信可否選択領域534の選択肢について、(1)〜(4)に加え、以下の(5)が追加される。
(5)事前登録のユーザ嗜好のページ情報を送信
(5)は、現在閲覧中のWebページはユーザの嗜好に一致していないが、受信したい配信データのカテゴリ又は分野が明確な場合に有効な選択肢である。
(5)が選択された場合、照会部14は、嗜好情報記憶部124に記憶されているカテゴリ名の一覧を取得し、当該一覧に含まれるカテゴリ名を選択肢とする画面を表示させる。なお、当初から、当該カテゴリ名の一覧が、送信可否選択領域534の選択肢として追加されてもよい。いずれかのカテゴリ名が選択されて、照会画面530のOKボタン535が押下されると、照会部14は、選択されたカテゴリ名をメモリ装置103に記憶しておく。
また、ステップS155に続いて、照会部14は、事前登録のユーザ嗜好のページ情報の送信の可否を判定する(S156)。すなわち、(5)が選択されたか否かが判定される。(5)が選択された場合(S156でYes)、取得要求送信部13は、メモリ装置103に記憶されているカテゴリ名(選択されたカテゴリ名)に対応付けられて嗜好情報記憶部124に記憶されているページ情報を、送信対象の取得要求に含めて(S157)、当該取得要求を送信する(S150)。したがって、この場合、現在表示対象とされているWebページのページ情報の代わりに、選択されたページ情報がコンテンツ配信サーバ30に送信される。
上述したように、第五の実施の形態によれば、事前に登録された、ユーザの嗜好に合ったWebページを閲覧した場合に得られる効果と同様の効果を意図的に得ることができる。したがって、受信したい配信データのカテゴリ又は分野に対応したページ情報を事前に登録しておくことで、当該カテゴリ又は分野に合った配信データが受信される可能性を高めることができる。
なお、上記各実施の形態において、ユーザ端末10は、コンテンツ表示装置の一例である。配信データ(例えば、広告)は、表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの一例である。取得要求判定部12は、判定部の一例である。取得要求送信部13は、送信部の一例である。配信事業者記憶部121は、一覧記憶部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 ユーザ端末
11 Webブラウザ部
12 取得要求判定部
13 取得要求送信部
14 照会部
15 応答判定部
20 Webサーバ
30 コンテンツ配信サーバ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
111 コンテンツ要求部
112 ページ情報取得部
113 応答受信部
114 コンテンツ表示部
121 配信事業者記憶部
122 送信履歴記憶部
123 応答履歴記憶部
124 嗜好情報記憶部
B バス

Claims (9)

  1. コンピュータが、
    表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する第一の判定手順と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会手順と、
    照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信手順と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に前記送信手順において送信された前記取得要求に含まれている、当該取得要求の送信時において表示対象のWebページに関する情報を、当該取得要求の宛先の識別情報に関連付けて送信履歴記憶部に記憶する送信履歴記憶手順とを実行し、
    前記照会手順は、前記第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先の識別情報に関連付けられて前記送信履歴記憶部に記憶されている情報を表示して、前記第一のWebページに関する情報について、送信の可否をユーザに照会する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示方法。
  2. 一定時間ごとに、前記送信履歴記憶部に記憶されている情報を表示して、当該情報に関連付けられて前記送信履歴記憶部に記憶されている識別情報に係るCookieの削除の要否をユーザに照会する第二の照会手順と、
    前記第二の照会手順における照会結果が、いずれかのCookieの削除を示す場合に、当該Cookieを削除する削除手順と、
    を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ表示方法。
  3. コンピュータが、
    表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する第一の判定手順と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会手順と、
    照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信手順と、
    前記送信手順において前記取得要求が送信された場合に返信される応答を受信する受信手順と、
    前記受信手順において受信された応答の返信元の識別情報が、前記一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する第二の判定手順と、
    前記応答の返信元の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、当該応答に含まれているコンテンツデータを、当該返信元の識別情報に関連付けて応答履歴記憶部に記憶する応答履歴記憶手順とを実行し、
    前記照会手順は、前記第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先の識別情報に関連付けられて前記応答履歴記憶部に記憶されているコンテンツデータを表示して、前記第一のWebページに関する情報について、送信の可否をユーザに照会する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示方法。
  4. コンピュータが、
    表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する第一の判定手順と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会手順と、
    照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信手順とを実行し、
    前記照会手順は、Webページごとに情報記憶部に記憶されている当該Webページに関する情報のうちのいずれかを、前記第一のWebページに関する情報の代わりに送信するかをユーザに照会し、
    前記送信手順は、照会結果が、前記情報記憶部に記憶されている情報のうちのいずれかを送信することを示す場合に、前記情報記憶部に記憶されている情報の一覧の中から選択された情報を前記第一のWebページに関する情報の代わりに含む前記取得要求を、送信する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示方法。
  5. 前記照会手順は、更に、前記第一のWebページに関する情報を表示して、前記第一のWebページに関する情報について、送信の可否をユーザに照会する、
    ことを特徴とする請求項1乃至いずれか一項記載のコンテンツ表示方法。
  6. 表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会部と、
    照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信部と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に前記送信部が送信した前記取得要求に含まれている、当該取得要求の送信時において表示対象のWebページに関する情報を、当該取得要求の宛先の識別情報に関連付けて記憶する送信履歴記憶部と有し、
    前記照会部は、前記第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先の識別情報に関連付けられて前記送信履歴記憶部に記憶されている情報を表示して、前記第一のWebページに関する情報について、送信の可否をユーザに照会する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  7. 表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会部と、
    照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信部と、
    前記送信部が前記取得要求を送信した場合に返信される応答を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した応答の返信元の識別情報が、前記一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する第二の判定部と、
    前記応答の返信元の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、当該応答に含まれているコンテンツデータを、当該返信元の識別情報に関連付けて記憶する応答履歴記憶部とを有し、
    前記照会部は、前記第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先の識別情報に関連付けられて前記応答履歴記憶部に記憶されているコンテンツデータを表示して、前記第一のWebページに関する情報について、送信の可否をユーザに照会する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  8. 表示対象の第一のWebページを構成するコンテンツデータの取得要求の宛先を示す識別情報が、Webページの一部を構成するコンテンツデータの配信元の識別情報の一覧を記憶した一覧記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
    前記宛先の識別情報が前記一覧記憶部に記憶されている場合に、前記取得要求に含まれている、前記第一のWebページに関する情報について、前記宛先への送信の可否をユーザに照会する照会部と、
    照会結果が、送信が可能であることを示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信し、照会結果が送信の不可を示す場合に、前記情報を含む前記取得要求を前記宛先に送信しない送信部とを有し、
    前記照会部は、Webページごとに情報記憶部に記憶されている当該Webページに関する情報のうちのいずれかを、前記第一のWebページに関する情報の代わりに送信するかをユーザに照会し、
    前記送信部は、照会結果が、前記情報記憶部に記憶されている情報のうちのいずれかを送信することを示す場合に、前記情報記憶部に記憶されている情報の一覧の中から選択された情報を前記第一のWebページに関する情報の代わりに含む前記取得要求を、送信する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  9. 請求項1乃至いずれか一項記載のコンテンツ表示方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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