JP6306976B2 - 無線通信システム、アンテナ装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による無線通信システムを説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。基地局100のセル(自セルという)内にはM1個(M1は自然数)の自セル端末102−1〜M1が存在する。隣接セル基地局103のセル(隣接セルという)内にはM2個(M2は自然数)の隣接セル端末104−1〜M2が存在する。基地局100には、複数アンテナ装置101が接続されている。複数アンテナ装置(請求項でいうアンテナ装置)101は、隣接セル内の全ての隣接セル端末104−1〜M2の受信電力をキャリアセンス閾値以下にするように制御する。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態による無線通信システムを説明する。第2実施形態における無線通信システムは、複数アンテナ装置101の構成のみが異なるため、ここでは複数アンテナ装置101の構成と動作についてのみ説明する。図5は、本発明の第2実施形態による複数アンテナ装置101の構成を示すブロック図である。図5において、図4に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図4示す装置と異なる点は、アンテナ選択部1017とNT本のアンテナを備えている点である。
Claims (10)
- 基地局と端末との間で伝送を行うために、アンテナ装置を備える無線通信システムであって、
前記アンテナ装置は、
複数のアンテナ素子と、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定部と、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出部と、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作部と、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定部と、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成部と
を備え、
前記送信ウェイトの演算装置に増幅機能を備えない場合に、前記送信ウェイトの利得が分岐の数分の1を超えない範囲で前記比例定数を最大化する減衰器送信ウェイト操作部をさらに備える、
ことを特徴とする無線通信システム。 - 基地局と端末との間で伝送を行うために、アンテナ装置を備える無線通信システムであって、
前記アンテナ装置は、
複数のアンテナ素子と、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定部と、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出部と、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作部と、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定部と、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成部と
を備え、
前記送信ウェイト決定部は、前記送信ウェイトをw、前記ビーム形成部において前記基地局のポートを前記複数のアンテナ素子へ分岐する数をN、前記隣接セル端末の数をM 2 、送信信号の電力をP、前記アンテナ素子それぞれと前記隣接セル端末の間の前記通信路応答をH 2 、前記隣接セル端末における受信信号をy 2 、前記受信電力閾値をAとしたときに、前記固有ベクトルに比例し、式(A)に示す条件及び式(B)に示す条件を満たす送信ウェイトの中から使用する前記送信ウェイトを決定する、
- 推定された前記通信路応答から自セルの受信電力が最大になる前記アンテナ素子の組み合わせを選択するアンテナ選択部をさらに備え、
前記ビーム形成部は、選択されたアンテナ素子に対して前記送信ウェイトを適用することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。 - 基地局と端末との間で伝送を行う無線通信システムに備えられるアンテナ装置であって、
複数のアンテナ素子と、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定部と、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出部と、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作部と、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定部と、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成部と
を備え、
前記送信ウェイトの演算装置に増幅機能を備えない場合に、前記送信ウェイトの利得が分岐の数分の1を超えない範囲で前記比例定数を最大化する減衰器送信ウェイト操作部をさらに備える、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 基地局と端末との間で伝送を行う無線通信システムに備えられるアンテナ装置であって、
複数のアンテナ素子と、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定部と、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出部と、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作部と、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定部と、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成部と
を備え、
前記送信ウェイト決定部は、前記送信ウェイトをw、前記ビーム形成部において前記基地局のポートを前記複数のアンテナ素子へ分岐する数をN、前記隣接セル端末の数をM 2 、送信信号の電力をP、前記アンテナ素子それぞれと前記隣接セル端末の間の前記通信路応答をH 2 、前記隣接セル端末における受信信号をy 2 、前記受信電力閾値をAとしたときに、前記固有ベクトルに比例し、式(C)に示す条件及び式(D)に示す条件を満たす送信ウェイトの中から使用する前記送信ウェイトを決定する、
- 基地局と端末との間で伝送を行うために、複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置を備える無線通信システムが行う無線通信方法であって、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定ステップと、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出ステップと、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作ステップと、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定ステップと、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成ステップと
を有し、
前記送信ウェイトの演算装置に増幅機能を備えない場合に、前記送信ウェイトの利得が分岐の数分の1を超えない範囲で前記比例定数を最大化する減衰器送信ウェイト操作ステップをさらに有する、
ことを特徴とする無線通信方法。 - 基地局と端末との間で伝送を行うために、複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置を備える無線通信システムが行う無線通信方法であって、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定ステップと、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出ステップと、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作ステップと、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定ステップと、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成ステップと
を有し、
前記送信ウェイト決定ステップにおいては、前記送信ウェイトをw、前記ビーム形成ステップにおいて前記基地局のポートを前記複数のアンテナ素子へ分岐する数をN、前記隣接セル端末の数をM 2 、送信信号の電力をP、前記アンテナ素子それぞれと前記隣接セル端末の間の前記通信路応答をH 2 、前記隣接セル端末における受信信号をy 2 、前記受信電力閾値をAとしたときに、前記固有ベクトルに比例し、式(E)に示す条件及び式(F)に示す条件を満たす送信ウェイトの中から使用する前記送信ウェイトを決定する、
- 推定された前記通信路応答から自セルの受信電力が最大になる前記アンテナ素子の組み合わせを選択するアンテナ選択ステップをさらに有し、
前記ビーム形成ステップでは、選択されたアンテナ素子に対して前記送信ウェイトを適用することを特徴とする請求項6または7に記載の無線通信方法。 - 基地局と端末との間で伝送を行う無線通信システムに備えられ、複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置が行う無線通信方法であって、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定ステップと、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出ステップと、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作ステップと、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定ステップと、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成ステップと
を有し、
前記送信ウェイトの演算装置に増幅機能を備えない場合に、前記送信ウェイトの利得が分岐の数分の1を超えない範囲で前記比例定数を最大化する減衰器送信ウェイト操作ステップをさらに有する、
ことを特徴とする無線通信方法。 - 基地局と端末との間で伝送を行う無線通信システムに備えられ、複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置が行う無線通信方法であって、
前記アンテナ素子それぞれと自セル端末および隣接セル端末の間の通信路応答を推定する通信路推定ステップと、
隣接セルの通信路応答行列の最小固有値に対応する固有ベクトルを算出する固有ベクトル算出ステップと、
前記固有ベクトルに比例する送信ウェイトについて、全ての前記隣接セル端末が所望の受信電力閾値以下となる範囲で比例定数を最大化する受信電力閾値条件操作ステップと、
前記比例定数に基づき、使用する前記送信ウェイトを決定する送信ウェイト決定ステップと、
前記送信ウェイトを送受信信号に適用するビーム形成ステップと
を有し、
前記送信ウェイト決定ステップにおいては、前記送信ウェイトをw、前記ビーム形成ステップにおいて前記基地局のポートを前記複数のアンテナ素子へ分岐する数をN、前記隣接セル端末の数をM 2 、送信信号の電力をP、前記アンテナ素子それぞれと前記隣接セル端末の間の前記通信路応答をH 2 、前記隣接セル端末における受信信号をy 2 、前記受信電力閾値をAとしたときに、前記固有ベクトルに比例し、式(G)に示す条件及び式(H)に示す条件を満たす送信ウェイトの中から使用する前記送信ウェイトを決定する、
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014165144A JP6306976B2 (ja) | 2014-08-14 | 2014-08-14 | 無線通信システム、アンテナ装置及び無線通信方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014165144A JP6306976B2 (ja) | 2014-08-14 | 2014-08-14 | 無線通信システム、アンテナ装置及び無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016042621A JP2016042621A (ja) | 2016-03-31 |
JP6306976B2 true JP6306976B2 (ja) | 2018-04-04 |
Family
ID=55592197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014165144A Active JP6306976B2 (ja) | 2014-08-14 | 2014-08-14 | 無線通信システム、アンテナ装置及び無線通信方法 |
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WO2007091317A1 (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-16 | Fujitsu Limited | マルチアンテナ送信技術を用いた無線通信システム及び,これに適用するマルチユーザスケジューラ |
JP2008136089A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Kyocera Corp | 基地局装置およびそのアンテナ切替方法 |
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- 2014-08-14 JP JP2014165144A patent/JP6306976B2/ja active Active
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