JP6303662B2 - 液体燃料捕捉器 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、ケースは、液体燃料が溜まるように流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、複数の容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを上回るときに戻り通路を閉じ、燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを下回るときに戻り通路を開くことにより複数の容積室から燃料タンクへ燃料を戻す戻り弁(80)を備え、さらに、複数の容積室と燃料タンクとの間の流路に設けられ、燃料タンク内と流路との連通を開閉する換気弁(8)を備え、複数の容積室は換気弁の横に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、ケースは、液体燃料が溜まるように流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、複数の容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、戻り通路を開閉するように設けられ、複数の容積室から燃料タンクへ液体燃料を戻し、燃料タンクから複数の容積室への燃料の逆流を阻止する戻り弁(80)を備え、戻り通路は、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、複数の容積室の間の液体燃料の流通を許容することなく互いに独立しており、それぞれが戻り弁によって開閉される複数の開閉通路(71−74)を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、ケースは、液体燃料が溜まるように流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、複数の容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを上回るときに戻り通路を閉じ、燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを下回るときに戻り通路を開くことにより複数の容積室から燃料タンクへ燃料を戻す戻り弁(80)を備え、戻り通路は、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、複数の容積室の間の液体燃料の流通を許容することなく互いに独立しており、それぞれが戻り弁によって開閉される複数の開閉通路(71−74)を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、ケースは、液体燃料が溜まるように流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、複数の容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、戻り通路を開閉するように設けられ、複数の容積室から燃料タンクへ液体燃料を戻し、燃料タンクから複数の容積室への燃料の逆流を阻止する戻り弁(80)を備え、戻り通路は、複数の容積室のそれぞれの底部に開口する常開通路(271−274、671−672、771−773、871−875)と、複数の容積室の下に設けられ、複数の常開通路が共通に連通する集合容積室(276)と、集合容積室の底部に開口し、戻り弁によって開閉される集合通路(277)とを有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、ケースは、液体燃料が溜まるように流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、複数の容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを上回るときに戻り通路を閉じ、燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを下回るときに戻り通路を開くことにより複数の容積室から燃料タンクへ燃料を戻す戻り弁(80)を備え、戻り通路は、複数の容積室のそれぞれの底部に開口する常開通路(271−274、671−672、771−773、871−875)と、複数の容積室の下に設けられ、複数の常開通路が共通に連通する集合容積室(276)と、集合容積室の底部に開口し、戻り弁によって開閉される集合通路(277)とを有することを特徴とする。
請求項1、請求項2に記載の発明は、さらに、複数の容積室と燃料タンクとの間の流路に設けられ、燃料タンク内と流路との連通を開閉する換気弁(8)を備え、複数の容積室は換気弁の横に配置されていることを特徴とする。この発明によると、換気弁の横に複数の容積室が配置される。すなわち、水平方向に関して換気弁と複数の容積室とが並ぶように配置される。この結果、換気弁と複数の容積室とを、高さ方向の大きさを抑制しながら配置することができる。
請求項3、請求項4に記載の発明は、戻り通路は、複数の容積室のそれぞれの底部に開口し、複数の容積室の間の液体燃料の流通を許容することなく互いに独立しており、それぞれが戻り弁によって開閉される複数の開閉通路(71−74)を有することを特徴とする。この発明によると、複数の容積室の間における液体燃料の流通が阻止されるから、下流の容積室に液体燃料が到達することを阻止することができる。
請求項5、請求項6に記載の発明は、戻り通路は、複数の容積室のそれぞれの底部に開口する常開通路(271−274、671−672、771−773、871−875)と、複数の容積室の下に設けられ、複数の常開通路が共通に連通する集合容積室(276)と、集合容積室の底部に開口し、戻り弁によって開閉される集合通路(277)とを有することを特徴とする。この発明によると、液体燃料は、複数の容積室から集合容積室に集められ、集合通路を経由して燃料タンクに戻される。この構成によると、戻り弁は、共通化された集合通路を開閉するように構成することができる。
請求項9に記載の発明は、換気弁は、高さ方向に関して所定の高さに位置付けられた開口部(31)を開閉するよう構成されており、複数の容積室は、開口部より下に向けて凹部となるように区画形成されており、戻り通路は開口部より下に位置付けられていることを特徴とする。この発明によると、換気弁が開閉する開口よりも下に向けて凹部となるように容積室が区画形成される。このため、開口部から流入した液体燃料が容積室に捕捉され、溜められる。さらに開口部より下に容積室を区画形成することを可能とするように、戻り通路が開口部より下に配置されている。
請求項13に記載の発明は、戻り弁は、ロールオーバーバルブであることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、戻り弁は、液体燃料に浮くことにより戻り通路を閉じるフロート(82)を有することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、ケースは、隣接する容積室の間に設けられて容積室を区画形成するとともに、上部に連通部が形成された障壁(40)を備えることを特徴とする。この発明によると、障壁によって容積室が区画形成されるとともに、障壁によって連通部が区画形成される。
請求項17に記載の発明は、ケースは、容積室の下部を区画形成しており、戻り通路に向けて下がるように傾斜した底部を備えることを特徴とする。この発明によると、容積室に溜められた液体燃料を底部によって戻り通路に向けて流し、燃料タンクへ戻すことができる。
請求項18に記載の発明は、複数の容積室は、流路が曲がるように配置されていることを特徴とする。この発明によると、複数の容積室がコンパクトに配置される。
請求項19に記載の発明は、複数の容積室は、環状に配置されていることを特徴とする。この発明によると、複数の容積室がコンパクトに配置される。
図1において、ここに開示される発明は、車両用動力システム1において実施される。車両用動力システム1は、車両に搭載された車両の動力源としてのエンジン2を含む。エンジン2は、内燃機関である。車両用動力システム1は、エンジン2に燃料を供給する燃料供給装置を含む。燃料供給装置は、燃料を蓄える燃料タンク3を有する。燃料タンク3には、燃料を補給するための給油管4が設けられている。給油管4から液体状の燃料が供給される。給油管4は、燃料タンク3内に筒状に突出している。燃料供給装置は、燃料タンク3内の液体燃料をエンジン2に供給するポンプ5を有する。以下の説明において、特に断らない場合には燃料の語は液体燃料を指す。
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、換気弁8の横に、液体燃料捕捉器9を並列的に配置した。これに代えて、この実施形態では、換気弁8の周囲に、換気弁8を取り囲むようにして液体燃料捕捉器209が配置される。なお、以下に述べる実施形態において、先行する実施形態で説明した要素に対応する要素には百の位だけが異なる対応する符号を付し、説明を省略することがある。それらの要素については、先行する実施形態の説明を参照することができる。
この実施形態は、第1実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、複数の容積室として、2つの容積室351、352が設けられる。
この実施形態は、第1実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、複数の容積室として、3つの容積室451、452、453が設けられる。
この実施形態は、第1実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、複数の容積室として、5つの容積室551、552、553、554、555が設けられる。さらに、この実施形態では、異なる容積をもつ複数の容積室551−554が採用される。
この実施形態は、第2実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、複数の容積室として、2つの容積室651、652が設けられる。
この実施形態は、第2実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、複数の容積室として、3つの容積室751、752、753が設けられる。
この実施形態は、第2実施形態を基礎的形態とする変形例である。この実施形態では、複数の容積室として、5つの容積室851、852、853、854、855が設けられる。さらに、この実施形態では、異なる容積をもつ複数の容積室851−854が採用される。
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、複数の容積室が周回するように配列されている。これに代えて、この実施形態では、複数の容積室951、952、953が一直線状に並べて配置される。
ここに開示される発明は、その発明を実施するための実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。開示される発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。実施形態は追加的な部分をもつことができる。実施形態の部分は、省略される場合がある。実施形態の部分は、他の実施形態の部分と置き換え、または組み合わせることも可能である。実施形態の構造、作用、効果は、あくまで例示である。開示される発明の技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される発明のいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
5 ポンプ、 6 燃料蒸気処理装置(ベーパ処理装置)、 7 遮断弁、
8 換気弁、 10 封鎖弁、 11 キャニスタ、 12 制御装置、
9、209、309、409、509 液体燃料捕捉器、
609、709、809、909 液体燃料捕捉器
21 部品組立体、 22 ケース、 23 ベーパ流路、
24 第1ケース、 25、225 第2ケース、 26 出口管、
31 開口部、32 フロート、36、236 流入通路、
40 障壁、 41−44、241−244、 障壁、
341−342、441−443、541−545 障壁
641−642、741−743、841−845 障壁、
50 容積室、 51−54、251−254 容積室、
351−352、451−453、551−555 容積室、
651−652、751−753、851−855 容積室、
60 連通部、 61−63、261−263 連通部、
361、461−462、561−564 連通部、
661、761−762、861−864 連通部、
70、270 戻り通路、 71−74 通路、
271−274、671−672、771−773、871−875 通路、
276 集合容積室、 277 集合通路、
80 戻り弁、 81、281 フロート弁。
Claims (19)
- 燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、
前記ケースは、
液体燃料が溜まるように前記流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、
複数の前記容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、前記容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、
前記戻り通路を開閉するように設けられ、複数の前記容積室から前記燃料タンクへ液体燃料を戻し、前記燃料タンクから複数の前記容積室への燃料の逆流を阻止する戻り弁(80)を備え、
さらに、複数の前記容積室と前記燃料タンクとの間の前記流路に設けられ、前記燃料タンク内と前記流路との連通を開閉する換気弁(8)を備え、
複数の前記容積室は前記換気弁の横に配置されていることを特徴とする液体燃料捕捉器。 - 燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、
前記ケースは、
液体燃料が溜まるように前記流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、
複数の前記容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、前記容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、
前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを上回るときに前記戻り通路を閉じ、前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを下回るときに前記戻り通路を開くことにより複数の前記容積室から前記燃料タンクへ燃料を戻す戻り弁(80)を備え、
さらに、複数の前記容積室と前記燃料タンクとの間の前記流路に設けられ、前記燃料タンク内と前記流路との連通を開閉する換気弁(8)を備え、
複数の前記容積室は前記換気弁の横に配置されていることを特徴とする液体燃料捕捉器。 - 燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、
前記ケースは、
液体燃料が溜まるように前記流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、
複数の前記容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、前記容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、
前記戻り通路を開閉するように設けられ、複数の前記容積室から前記燃料タンクへ液体燃料を戻し、前記燃料タンクから複数の前記容積室への燃料の逆流を阻止する戻り弁(80)を備え、
前記戻り通路は、複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、複数の前記容積室の間の液体燃料の流通を許容することなく互いに独立しており、それぞれが前記戻り弁によって開閉される複数の開閉通路(71−74)を有することを特徴とする液体燃料捕捉器。 - 燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、
前記ケースは、
液体燃料が溜まるように前記流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、
複数の前記容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、前記容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、
前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを上回るときに前記戻り通路を閉じ、前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを下回るときに前記戻り通路を開くことにより複数の前記容積室から前記燃料タンクへ燃料を戻す戻り弁(80)を備え、
前記戻り通路は、複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、複数の前記容積室の間の液体燃料の流通を許容することなく互いに独立しており、それぞれが前記戻り弁によって開閉される複数の開閉通路(71−74)を有することを特徴とする液体燃料捕捉器。 - 燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、
前記ケースは、
液体燃料が溜まるように前記流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、
複数の前記容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、前記容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、
前記戻り通路を開閉するように設けられ、複数の前記容積室から前記燃料タンクへ液体燃料を戻し、前記燃料タンクから複数の前記容積室への燃料の逆流を阻止する戻り弁(80)を備え、
前記戻り通路は、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口する常開通路(271−274、671−672、771−773、871−875)と、
複数の前記容積室の下に設けられ、複数の前記常開通路が共通に連通する集合容積室(276)と、
前記集合容積室の底部に開口し、前記戻り弁によって開閉される集合通路(277)とを有することを特徴とする液体燃料捕捉器。 - 燃料蒸気および液体燃料を含む流体が流れる流路(23)を区画形成するケース(25)を備え、燃料蒸気の通過を許容し、液体燃料を捕捉する液体燃料捕捉器において、
前記ケースは、
液体燃料が溜まるように前記流路において凹部として形成された複数の容積室(50)と、
複数の前記容積室をそれらの上部において直列的に連通する連通部(60)と、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口し、前記容積室に溜められた液体燃料を燃料タンクに戻す戻り通路(70、270)とを区画形成しており、
前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを上回るときに前記戻り通路を閉じ、前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の高さを下回るときに前記戻り通路を開くことにより複数の前記容積室から前記燃料タンクへ燃料を戻す戻り弁(80)を備え、
前記戻り通路は、
複数の前記容積室のそれぞれの底部に開口する常開通路(271−274、671−672、771−773、871−875)と、
複数の前記容積室の下に設けられ、複数の前記常開通路が共通に連通する集合容積室(276)と、
前記集合容積室の底部に開口し、前記戻り弁によって開閉される集合通路(277)とを有することを特徴とする液体燃料捕捉器。 - さらに、複数の前記容積室と前記燃料タンクとの間の前記流路に設けられ、前記燃料タンク内と前記流路との連通を開閉する換気弁(8)を備え、
複数の前記容積室は前記換気弁の横に配置されていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。 - 前記戻り弁と前記換気弁とは、前記ケースを共用することによって一体的に配置されていることを特徴とする請求項1、請求項2、および請求項7のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 前記換気弁は、高さ方向に関して所定の高さに位置付けられた開口部(31)を開閉するよう構成されており、
複数の前記容積室は、前記開口部より下に向けて凹部となるように区画形成されており、
前記戻り通路は前記開口部より下に位置付けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項7、および請求項8のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。 - 前記戻り弁は、前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが所定の第1高さ(FL1)を上回るときに前記戻り通路を閉じ、
前記換気弁は、前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが前記第1高さ(FL1)より高い第2高さ(FL2)を上回るときに前記開口部を閉じることを特徴とする請求項9に記載の液体燃料捕捉器。 - 前記換気弁は、前記燃料タンク内の液体燃料の液面の高さが前記第1高さ(FL1)を下回ることによって前記戻り弁が開いた後に前記開口部を開くことを特徴とする請求項10に記載の液体燃料捕捉器。
- 前記戻り弁は、正規の姿勢において前記戻り通路を開き、正規の姿勢にない場合に前記戻り通路を閉じる可動弁体(82、83)を有することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 前記戻り弁は、ロールオーバーバルブであることを特徴とする請求項12に記載の液体燃料捕捉器。
- 前記戻り弁は、液体燃料に浮くことにより前記戻り通路を閉じるフロート(82)を有することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 前記ケースは、最初の前記容積室への流入通路(36、236)と、最後の前記容積室からの流出通路(26)とを区画形成しており、前記流入通路と前記流出通路とが水平面上において異なる方向に向けて延びていることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 前記ケースは、隣接する前記容積室の間に設けられて前記容積室を区画形成するとともに、上部に前記連通部が形成された障壁(40)を備えることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 前記ケースは、前記容積室の下部を区画形成しており、前記戻り通路に向けて下がるように傾斜した底部を備えることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 複数の前記容積室は、前記流路が曲がるように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項17のいずれかに記載の液体燃料捕捉器。
- 複数の前記容積室は、環状に配置されていることを特徴とする請求項18に記載の液体燃料捕捉器。
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