JP6302294B2 - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体に縦置きに搭載される車両用駆動装置に関する。
ハイブリッド車両のパワーユニット(車両用駆動装置)として、車体に縦置きに搭載されるパワーユニットが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のパワーユニットには、エンジン、第1モータジェネレータ、第2モータジェネレータおよび動力分割機構等が同軸上に配置されている。
特開2013−6456号公報
ところで、前輪駆動用や四輪駆動用のパワーユニットには、モータジェネレータ等が組み込まれるだけでなく、前輪用のデファレンシャル機構が組み込まれることになる。デファレンシャル機構をパワーユニットに組み込むことは、デファレンシャル機構の寸法分だけ、パワーユニットを前後方向に拡大する要因となっていた。さらに、ハイブリッド車両のパワーユニットには、軸受潤滑やモータ冷却等に使用されるオイルポンプが組み込まれている。このオイルポンプを組み込む際には、ポンプ駆動用のギヤ列等を併せて組み込む必要があるため、オイルポンプの組み込みはパワーユニットの大型化を招く要因であった。
本発明の目的は、車両用駆動装置の小型化を達成することにある。
本発明の車両用駆動装置は、車体に縦置きに搭載される車両用駆動装置であって、機関出力軸を備えるエンジンと、前記機関出力軸よりも上方に配置される第1モータ軸に連結され、前記エンジンよりも後方に配置される第1電動モータと、前記第1モータ軸よりも下方に配置される第2モータ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方に配置される第2電動モータと、前記第2モータ軸よりも下方に配置されるピニオン軸に連結され、前記第1電動モータの下方に配置される差動機構と、前記第1モータ軸よりも下方かつ前記第2モータ軸よりも上方に配置されるポンプ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方かつ前記第2電動モータよりも前方に配置されるオイルポンプと、前記第1モータ軸と同軸上に配置される動力分割機構と、を有し、前記動力分割機構は、前記機関出力軸に連結される第1回転要素と、前記ピニオン軸に連結される第2回転要素と、前記第1モータ軸に連結される第3回転要素と、を備え、前記ポンプ軸と前記第1回転要素とは、第1一方向クラッチを備えた第1動力伝達経路を介して連結され、前記ポンプ軸と前記第2回転要素とは、第2一方向クラッチを備えた第2動力伝達経路を介して連結され、前記ポンプ軸と前記第2モータ軸とは、第3一方向クラッチを備えた第3動力伝達経路を介して連結され、前記第3動力伝達経路は、前記ポンプ軸に設けられる第1ギヤと、前記第2モータ軸に設けられて前記第1ギヤに噛み合う第2ギヤと、を備え、前記第2回転要素と前記ピニオン軸とは、前記第2回転要素に連結される回転軸と、前記回転軸と前記第2モータ軸とを連結する第1ギヤ列と、前記第2モータ軸と前記ピニオン軸とを連結する第2ギヤ列と、を介して連結され、前記第1ギヤと前記第2ギヤとからなる第3ギヤ列は、前記第1ギヤ列および前記第2ギヤ列よりも前方に配置される。
本発明の車両用駆動装置は、車体に縦置きに搭載される車両用駆動装置であって、機関出力軸を備えるエンジンと、前記機関出力軸よりも上方に配置される第1モータ軸に連結され、前記エンジンよりも後方に配置される第1電動モータと、前記第1モータ軸よりも下方に配置される第2モータ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方に配置される第2電動モータと、前記第2モータ軸よりも下方に配置されるピニオン軸に連結され、前記第1電動モータの下方に配置される差動機構と、前記第1モータ軸よりも下方かつ前記第2モータ軸よりも上方に配置されるポンプ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方かつ前記第2電動モータよりも前方に配置されるオイルポンプと、前記第1モータ軸と同軸上に配置される動力分割機構と、を有し、前記動力分割機構は、前記機関出力軸に連結される第1回転要素と、前記ピニオン軸に連結される第2回転要素と、前記第1モータ軸に連結される第3回転要素と、を備え、前記ポンプ軸と前記第1回転要素とは、第1一方向クラッチを備えた第1動力伝達経路を介して連結され、前記ポンプ軸と前記第2回転要素とは、第2一方向クラッチを備えた第2動力伝達経路を介して連結され、前記ポンプ軸と前記第2モータ軸とは、第3一方向クラッチを備えた第3動力伝達経路を介して連結され、前記第3動力伝達経路は、前記ポンプ軸に設けられる第1ギヤと、前記第2モータ軸に設けられて前記第1ギヤに噛み合う第2ギヤと、前記ピニオン軸に設けられて前記第2ギヤに噛み合う第3ギヤと、を備える。
本発明によれば、機関出力軸よりも上方の第1モータ軸に連結される第1電動モータの下方に差動機構を配置し、第1モータ軸よりも下方かつ第2モータ軸よりも上方にポンプ軸を配置したので、車両用駆動装置の小型化を達成することが可能となる。
本発明の一実施の形態であるパワーユニットを搭載したハイブリッド車両を示す概略図である。 パワーユニットの構造を示すスケルトン図である。 図2の矢印A方向からパワーユニットの構造を示す説明図である。 (a)〜(f)はポンプ軸を駆動する第1〜第3動力伝達経路の動力伝達状態を示すイメージ図である。 比較例として、エンジン、第1モータジェネレータおよび第2モータジェネレータが同軸上に配置されたパワーユニットを示すスケルトン図である。 本発明の他の実施の形態であるパワーユニットを示すスケルトン図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である車両用駆動装置(以下、パワーユニットと記載する。)を搭載したハイブリッド車両を示す概略図である。また、図2はパワーユニット10の構造を示すスケルトン図である。なお、図1および図2において、矢印で示した前方とは車両前方を意味し、矢印で示した後方とは車両後方を意味し、矢印で示した上方とは車両上方を意味し、矢印で示した下方とは車両下方を意味している。
図1に示すように、車体11のエンジンルーム12からフロアトンネル13にかけて、車体11にはパワーユニット10が縦置きに搭載されている。パワーユニット10の前部にはエンジン14が設けられており、パワーユニット10の後部には第2モータジェネレータ(第2電動モータ)MG2が設けられている。また、エンジン14と第2モータジェネレータMG2との間には、第1モータジェネレータ(第1電動モータ)MG1が設けられている。さらに、第1モータジェネレータMG1の下方には、差動機構であるデファレンシャル機構15が設けられている。このデファレンシャル機構15には、図示しないドライブシャフト等を介して前輪16が連結されている。なお、第1および第2モータジェネレータMG1,MG2は、電動機として機能させることが可能であり、発電機として機能させることが可能である。
図2に示すように、エンジン14のクランク軸(機関出力軸)17には、ダンパ機構18を介して第1入力軸21が連結されている。また、パワーユニット10には、第1入力軸21よりも上方に配置される第2入力軸22が設けられている。第1入力軸21には駆動ギヤ23aが設けられており、第2入力軸22には従動ギヤ23bが設けられている。駆動ギヤ23aと従動ギヤ23bとは、互いに噛み合ってギヤ列23を構成している。第1モータジェネレータMG1は、ステータ24とこれの内側に回転自在に収容されるロータ25とを有している。ロータ25にはロータ軸(第1モータ軸)26が連結されており、中空状のロータ軸26には第2入力軸22が挿入されている。また、パワーユニット10には、第2入力軸22に対して軸方向に対向する第1出力軸(回転軸)31が設けられている。第2入力軸22と第1出力軸31との間には、遊星歯車列からなる動力分割機構33が設けられている。すなわち、動力分割機構33は、ロータ軸26と同軸上に配置されている。動力分割機構33は、第2入力軸22に連結されるキャリア(第1回転要素)34と、キャリア34に回転自在に支持されるピニオンギヤ35とを有している。また、動力分割機構33は、第1出力軸31に連結されるリングギヤ(第2回転要素)36と、ロータ軸26に連結されるサンギヤ(第3回転要素)37とを有している。リングギヤ36とサンギヤ37とは、ピニオンギヤ35に噛み合っている。
パワーユニット10には、第1出力軸31よりも下方に配置される第2出力軸32が設けられている。第1出力軸31には駆動ギヤ40aが設けられており、第2出力軸32には従動ギヤ40bが設けられている。駆動ギヤ40aと従動ギヤ40bとは、互いに噛み合ってギヤ列(第1ギヤ列)40を構成している。第2モータジェネレータMG2は、ステータ41とこれの内側に回転自在に収容されるロータ42とを有している。ロータ42にはロータ軸43が連結されており、中空状のロータ軸43には第2出力軸32が挿入されている。また、第2モータジェネレータMG2の隣には、遊星歯車列44が配置されている。遊星歯車列44は、パワーユニット10のハウジング45に固定されるキャリア46と、キャリア46に回転自在に支持されるピニオンギヤ47とを有している。また、遊星歯車列44は、第2出力軸32に連結されるリングギヤ48と、ロータ軸43に連結されるサンギヤ49とを有している。リングギヤ48とサンギヤ49とは、ピニオンギヤ47に噛み合っている。このように、第2モータジェネレータMG2にはロータ軸43が連結されており、ロータ軸43には遊星歯車列44を介して第2出力軸32が連結されている。すなわち、ロータ軸43および第2出力軸32は、第2モータジェネレータMG2に連結される第2モータ軸として機能している。
また、パワーユニット10には、第2出力軸32よりも下方に配置される前輪出力軸(ピニオン軸)50が設けられている。第2出力軸32には駆動ギヤ51aが設けられており、前輪出力軸50には従動ギヤ51bが設けられている。駆動ギヤ51aと従動ギヤ51bとは、互いに噛み合ってギヤ列(第2ギヤ列)51を構成している。前輪出力軸50の端部にはピニオンギヤ52が設けられており、ピニオンギヤ52はデファレンシャル機構15を構成するクラウンギヤ53に噛み合っている。また、第2出力軸32には、トランスファクラッチ54を介して後輪出力軸55に連結されている。後輪出力軸55には、図示しないプロペラシャフトやデファレンシャル機構等を介して後輪に連結されている。
なお、動力分割機構33のキャリア34は、第2入力軸22、ギヤ列23、第1入力軸21およびダンパ機構18を介してクランク軸17に連結されている。すなわち、第1回転要素であるキャリア34は、機関出力軸であるクランク軸17に連結されている。また、動力分割機構33のリングギヤ36は、第1出力軸31、ギヤ列40、第2出力軸32およびギヤ列51を介して前輪出力軸50に連結されている。すなわち、第2回転要素であるリングギヤ36は、ピニオン軸である前輪出力軸50に連結されている。
前述したように、第2モータジェネレータMG2には、遊星歯車列44を介して第2出力軸32が連結されている。そして、第2出力軸32には、ギヤ列51を介して前輪出力軸50が連結されるとともに、トランスファクラッチ54を介して後輪出力軸55が連結されている。これにより、第2モータジェネレータMG2からの動力を、遊星歯車列44および前輪出力軸50を介して前輪16に伝達することが可能となる。また、第2モータジェネレータMG2からの動力を、遊星歯車列44、トランスファクラッチ54および後輪出力軸55を介して後輪に伝達することが可能となる。また、駆動輪(前輪,後輪)に動力を伝達する第2出力軸32には、ギヤ列40を介して第1出力軸31が連結されている。そして、第1出力軸31には、動力分割機構33を介して、エンジン14および第1モータジェネレータMG1が連結されている。このような動力分割機構33を設けることにより、エンジン14からの動力を、第1モータジェネレータMG1と第1出力軸31とに分割することが可能となる。また、動力分割機構33によって、加速走行時等には第1モータジェネレータMG1から第1出力軸31に動力が伝達され、エンジン始動時には第1モータジェネレータMG1からエンジン14に動力が伝達される。なお、第1モータジェネレータMG1の回転速度つまりサンギヤ37の回転速度を調整することにより、動力分割機構33の作動状態を制御することが可能となる。
また、パワーユニット10には、潤滑用や冷却用のオイルを吐出するオイルポンプ60が設けられている。オイルポンプ60は、第1モータジェネレータMG1よりも後方かつ第2モータジェネレータMG2よりも前方に配置されている。また、オイルポンプ60はアウタロータ61とインナロータ62とを備えており、インナロータ62にはポンプ軸63が連結されている。なお、図2には、パワーユニット構造の理解を容易にするため、オイルポンプ60が展開された位置で示されている。ここで、図3は図2の矢印A方向からパワーユニット10の構造を示す説明図である。図3に示すように、オイルポンプ60のポンプ軸63は、ロータ軸(第1モータ軸)26よりも下方かつロータ軸(第2モータ軸)43よりも上方に配置されている。すなわち、図3に示すように、ポンプ軸63の回転中心は、ロータ軸26の回転中心よりも下方かつロータ軸43の回転中心よりも上方の範囲α内に配置されている。また、一点鎖線L1で示すように、クランク軸17、ロータ軸43および前輪出力軸50の回転中心は、車幅方向のほぼ同位置に配置されている。さらに、一点鎖線L2で示すように、ロータ軸26の回転中心は、クランク軸17等の回転中心に対して車幅方向にずらされている。すなわち、デファレンシャル機構15の上方に配置される第1モータジェネレータMG1は、矢印W1で示すように、クラウンギヤ53から離れる方向にずらして配置されている。
続いて、オイルポンプ60を駆動するための動力伝達経路71〜73について説明する。図2に示すように、オイルポンプ60のポンプ軸63には第1一方向クラッチ74を介して従動ギヤ75bが設けられており、キャリア34には従動ギヤ75bに噛み合う駆動ギヤ75aが設けられている。このように、ポンプ軸63とキャリア34とは、第1一方向クラッチ74を備えた第1動力伝達経路71を介して連結されている。つまり、ポンプ軸63とキャリア34とは、駆動ギヤ75a、従動ギヤ75bおよび第1一方向クラッチ74からなる第1動力伝達経路71によって連結されている。ここで、第1一方向クラッチ74は、正転方向に回転する従動ギヤ75bからポンプ軸63に動力を伝達する一方、これとは逆向きの動力伝達を遮断する機能を有している。なお、従動ギヤ75bの正転方向とは、エンジン運転時における従動ギヤ75bの回転方向である。
また、ポンプ軸63には第2一方向クラッチ76を介して従動ギヤ77bが設けられており、リングギヤ36には従動ギヤ77bに噛み合う駆動ギヤ77aが設けられている。このように、ポンプ軸63とリングギヤ36とは、第2一方向クラッチ76を備えた第2動力伝達経路72を介して連結されている。つまり、ポンプ軸63とリングギヤ36とは、駆動ギヤ77a、従動ギヤ77bおよび第2一方向クラッチ76からなる第2動力伝達経路72によって連結されている。ここで、第2一方向クラッチ76は、正転方向に回転する従動ギヤ77bからポンプ軸63に動力を伝達する一方、これとは逆向きの動力伝達を遮断する機能を有している。なお、従動ギヤ77bの正転方向とは、前進走行時における従動ギヤ77bの回転方向である。
さらに、ポンプ軸63には第3一方向クラッチ78を介して従動ギヤ(第1ギヤ)79bが設けられており、第2出力軸32には従動ギヤ79bに噛み合う駆動ギヤ(第2ギヤ)79aが設けられている。駆動ギヤ79aと従動ギヤ79bとは、互いに噛み合ってギヤ列(第3ギヤ列)79を構成している。このように、ポンプ軸63と第2出力軸32とは、第3一方向クラッチ78を備えた第3動力伝達経路73を介して連結されている。つまり、ポンプ軸63と第2出力軸32とは、駆動ギヤ79a、従動ギヤ79bおよび第3一方向クラッチ78からなる第3動力伝達経路73によって連結されている。ここで、第3一方向クラッチ78は、逆転方向に回転する従動ギヤ79bからポンプ軸63に動力を伝達する一方、これとは逆向きの動力伝達を遮断している。また、従動ギヤ79bの逆転方向とは、後退走行時における従動ギヤ79bの回転方向である。なお、図2に示した駆動ギヤ79aと従動ギヤ79bとを結ぶ一点鎖線は、部材を示す線ではなくギヤの噛み合い関係を示す線である。
ここで、図4(a)〜(f)はポンプ軸63を駆動する第1〜第3動力伝達経路71〜73の動力伝達状態を示すイメージ図である。図4(a)および(b)には第1動力伝達経路71が示され、図4(c)および(d)には第2動力伝達経路72が示され、図4(e)および(f)には第3動力伝達経路73が示されている。なお、図4(a)〜(f)には、図3と同様に、図2の矢印A方向から見た第1〜第3動力伝達経路71〜73が示されている。
図4(a)に示すように、エンジン運転時には、エンジン動力によって第2入力軸22および駆動ギヤ75aが矢印A1方向に回転するため、駆動ギヤ75aに噛み合う従動ギヤ75bが矢印A2方向に回転する。これにより、第1一方向クラッチ74が締結状態に切り替えられ、従動ギヤ75bからポンプ軸63に対して動力が伝達される。また、図4(c)に示すように、前進走行時には、駆動輪に連結される第2出力軸32および従動ギヤ40bが矢印C1方向に回転するため、従動ギヤ40bに噛み合う駆動ギヤ40aが矢印C2方向に回転する。そして、第1出力軸31および駆動ギヤ77aが矢印C3方向に回転するため、駆動ギヤ77aに噛み合う従動ギヤ77bが矢印C4方向に回転する。これにより、第2一方向クラッチ76が締結状態に切り替えられ、従動ギヤ77bからポンプ軸63に対して動力が伝達される。
このように、エンジン運転時や前進走行時には、オイルポンプ60に対して、エンジン14側から第1動力伝達経路71を介して動力が伝達され、駆動輪側から第2動力伝達経路72を介して動力が伝達される。また、第1動力伝達経路71には第1一方向クラッチ74が設けられており、第2動力伝達経路72には第2一方向クラッチ76が設けられている。このため、従動ギヤ75bの回転速度が従動ギヤ77bよりも速い場合には、第2一方向クラッチ76が解放状態に切り替えられ、第1動力伝達経路71によってポンプ軸63が駆動される。一方、従動ギヤ77bの回転速度が従動ギヤ75bよりも速い場合には、第1一方向クラッチ74が解放状態に切り替えられ、第2動力伝達経路72によってポンプ軸63が駆動される。例えば、図4(b)に矢印Bで示すように、前進走行時にエンジン回転数が低下することにより、従動ギヤ75bの回転速度が従動ギヤ77bよりもが低下した場合には、第1一方向クラッチ74が解放状態に切り替えられる。また、図4(d)に矢印D1で示すように、エンジン運転時に前進車速が低下したり、矢印D2で示すように、エンジン運転時に後退走行を開始したりすることにより、従動ギヤ77bの回転速度が従動ギヤ75bよりも低下した場合には、第2一方向クラッチ76が解放状態に切り替えられる。すなわち、オイルポンプ60を駆動する動力伝達経路として、第1動力伝達経路71と第2動力伝達経路72との何れが用いられるかについては、エンジン回転数や車速によって決定されることになる。
前述したように、エンジン運転時や前進走行時には、第1動力伝達経路71または第2動力伝達経路72を用いることにより、オイルポンプ60を駆動することが可能となる。しかしながら、エンジン14を停止させた後退走行時においては、第1一方向クラッチ74と第2一方向クラッチ76との双方が解放状態に切り替えられ、第1動力伝達経路71または第2動力伝達経路72を用いてオイルポンプ60を駆動することが不可能である。このため、パワーユニット10には第3動力伝達経路73が設けられており、エンジン14が停止する後退走行時においても、第3動力伝達経路73を用いてオイルポンプ60の駆動を可能にしている。
すなわち、図4(e)に示すように、後退走行時には、駆動輪に連結される第2出力軸32および駆動ギヤ79aが矢印E1方向に回転するため、駆動ギヤ79aに噛み合う従動ギヤ79bが矢印E2方向に回転する。これにより、第3一方向クラッチ78が締結状態に切り替えられ、従動ギヤ79bからポンプ軸63に対して動力が伝達される。一方、図4(f)に示すように、前進走行時には、駆動輪に連結される第2出力軸32および駆動ギヤ79aが矢印F1方向に回転するため、駆動ギヤ79aに噛み合う従動ギヤ79bが矢印F2方向に回転する。これにより、第3一方向クラッチ78が解放状態に切り替えられ、従動ギヤ79bからポンプ軸63に対する動力伝達が遮断される。
このように、パワーユニット10に第3動力伝達経路73を設けることにより、エンジン14が停止する後退走行時においても、第3動力伝達経路73を用いてオイルポンプ60を駆動することが可能となる。これにより、後退走行時においても、積極的にエンジン14を停止させることが可能となり、ハイブリッド車両の燃費性能を向上させることが可能となる。すなわち、後退走行時においてもオイルポンプ60の運転状態を継続することができるため、モータジェネレータMG1,MG2に対する冷却オイルの供給を継続することが可能となり、エンジン14を始動させることなくモータジェネレータMG1,MG2による後退走行を継続することが可能となる。また、後退走行時においてエンジン14を始動することは、後退走行時の駆動トルクを低下させる要因となる。すなわち、クランク軸17の回転方向は、後退走行時における第1出力軸31の回転速度を低下させる方向であるため、後退走行時のエンジン始動を抑制することにより、後退走行時における駆動トルクの低下を回避することが可能となる。
続いて、エンジン14、第1モータジェネレータMG1、第2モータジェネレータMG2、デファレンシャル機構15およびオイルポンプ60の配置によって得られる効果について説明する。前述したように、パワーユニット10には、クランク軸17よりも上方に配置されるロータ軸26に連結され、エンジン14よりも後方に配置される第1モータジェネレータMG1が設けられている。また、パワーユニット10には、ロータ軸26よりも下方に配置されるロータ軸43に連結され、第1電動モータよりも後方に配置される第2モータジェネレータMG2が設けられている。さらに、パワーユニット10には、ロータ軸43よりも下方に配置される前輪出力軸50に連結され、第1モータジェネレータMG1の下方に配置されるデファレンシャル機構15が設けられている。さらに、パワーユニット10には、ロータ軸26よりも下方かつロータ軸43よりも上方に配置されるポンプ軸63に連結され、第1モータジェネレータMG1よりも後方かつ第2モータジェネレータMG2よりも前方に配置されるオイルポンプ60が設けられている。
このように、クランク軸17よりも上方にロータ軸26を設けることにより、第1モータジェネレータMG1の下方にデファレンシャル機構15を配置することができ、パワーユニット10の全長を抑制することが可能となる。ここで、図5は、比較例として、エンジン14、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2が同軸上に配置されたパワーユニット100を示すスケルトン図である。すなわち、比較例のパワーユニット100においては、ダンパ機構18とキャリア34とが1本の入力軸101を介して連結されており、動力分割機構33のリングギヤ36と遊星歯車列44のリングギヤ48とが1本の出力軸102を介して連結されている。なお、図5において、図2に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5の比較例に示すように、エンジン14と第1モータジェネレータMG1とが同軸上に配置された場合には、エンジン14と第1モータジェネレータMG1との間にデファレンシャル機構15が組み込まれる。このため、比較例のパワーユニット100においては、デファレンシャル機構15の大きさに相当する寸法X1だけ、パワーユニット100の全長が拡大される。これに対し、図2に示すように、本発明の一実施の形態であるパワーユニット10においては、ギヤ列23の大きさに相当する寸法X2だけパワーユニット10の全長が拡大するものの、デファレンシャル機構15に比べてギヤ列23は大幅に小さいことから、パワーユニット100に比べてパワーユニット10の全長を大幅に短縮することが可能となる。また、図2に示すように、パワーユニット10においては、ロータ軸26よりもクランク軸17を下方に配置し、ロータ軸26よりもロータ軸43を下方に配置している。すなわち、第1モータジェネレータMG1を上方にずらす一方、エンジン14および第2モータジェネレータMG2を下方にずらすようにしたので、パワーユニット10の重心を下げることが可能となる。これにより、ハイブリッド車両の重心を下げることができ、ハイブリッド車両の走行性能を向上させることが可能となる。なお、第2モータジェネレータMG2のロータ軸43は、クランク軸17よりも下方に配置されている。
また、図3に示すように、パワーユニット10においては、ポンプ軸63がロータ軸26とロータ軸43との間の範囲α内に配置されている。これにより、パワーユニット10における幅寸法の拡大を抑制しつつ、パワーユニット10内にオイルポンプ60を組み込むことが可能となる。すなわち、ポンプ軸63を上下方向の範囲α内に配置することにより、ポンプ軸63とロータ軸26との軸間距離D1や、ポンプ軸63とロータ軸43との軸間距離D2が、過度に拡大されてしまうことがない。前述したように、ポンプ軸63は、ロータ軸26と回転中心が一致する駆動ギヤ75aや駆動ギヤ77aによって駆動されるとともに、ロータ軸43と回転中心が一致する駆動ギヤ79aによって駆動される。このため、軸間距離D1が長くなった場合には、駆動ギヤ75a,77aや従動ギヤ75b,77bが径方向に拡大される虞があり、軸間距離D2が長くなった場合には、駆動ギヤ79aや従動ギヤ79bが径方向に拡大される虞があるが、これらの問題を回避することが可能となる。このように、駆動ギヤ75a,77a,79aや従動ギヤ75b,77b,79bの拡大を抑制することができるため、パワーユニット10の大型化を抑制することが可能となる。
また、前述したように、エンジン14が停止する後退走行時にオイルポンプ60を駆動するため、ポンプ軸63と第2出力軸32とは第3動力伝達経路73を介して連結されている。このように、第2出力軸32からの動力によってポンプ軸63を駆動することにより、パワーユニット10の小型化、軽量化、低コスト化を達成することが可能となる。ここで、図5に示すように、比較例のパワーユニット100において、エンジン14が停止する後退走行時にオイルポンプ60を駆動するためには、出力軸102に駆動ギヤ79aを設けてポンプ軸63に従動ギヤ79bを設けるとともに、駆動ギヤ79aと従動ギヤ79bとをアイドラギヤ103を介して噛み合わせる必要がある。すなわち、本発明の一実施の形態であるパワーユニット10においては、第1出力軸31にギヤ列40を介して連結される第2出力軸32を用いてポンプ軸63を駆動するため、回転方向を反転させるためのアイドラギヤ103を削減することが可能となる。これにより、パワーユニット10の小型化、軽量化、低コスト化を達成することが可能となる。
また、図2に示すように、ギヤ列79は、ギヤ列40およびギヤ列51よりも前方に配置されている。このように、ポンプ軸63を駆動するギヤ列79を前方に配置することにより、オイルポンプ60を前方に配置することが可能となる。これにより、第2モータジェネレータMG2をオイルポンプ60に干渉させることなく、モータジェネレータMG1,MG2を近づけることができるため、パワーユニット10の全長を短縮することが可能となる。なお、図示する場合には、ギヤ列51をギヤ列40よりも前方に配置しているが、これに限られることはなく、ギヤ列40をギヤ列51よりも前方に配置しても良い。
前述の説明では、第3動力伝達経路73を構成するため、第2出力軸32に専用の駆動ギヤ79aを設けているが、これに限られることはない。ここで、図6は本発明の他の実施の形態である車両用駆動装置つまりパワーユニット80を示すスケルトン図である。なお、図6において、図2に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。図6に示すように、前輪出力軸50には従動ギヤ51bが設けられており、第2出力軸32には従動ギヤ51bに噛み合う駆動ギヤ51aが設けられている。また、ポンプ軸63には第3一方向クラッチ78を介して従動ギヤ79bが設けられており、この従動ギヤ79bは駆動ギヤ51aに対して噛み合っている。このように、駆動ギヤ51aを従動ギヤ51bと従動ギヤ79bとの双方に噛み合わせることにより、前後方向に並ぶギヤ列の1つを削減することができ、パワーユニット10の全長を短縮することが可能となる。この場合には、従動ギヤ79bがポンプ軸63に設けられる第1ギヤとして機能し、駆動ギヤ51aが第2出力軸(第2モータ軸)32に設けられる第2ギヤとして機能し、従動ギヤ51bが前輪出力軸(ピニオン軸)50に設けられる第3ギヤとして機能している。なお、図6に示した駆動ギヤ51aと従動ギヤ79bとを結ぶ一点鎖線は、部材を示す線ではなくギヤの噛み合い関係を示す線である。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。図3に示す場合には、ポンプ軸63をロータ軸26,43に対して矢印W1方向にずらして配置しているが、これに限られることはなく、ポンプ軸63をロータ軸26,43に対して矢印W2方向にずらして配置しても良い。また、オイルポンプ60としては、内接式のオイルポンプに限られることはなく、外接式のオイルポンプを用いても良い。また、前述の説明では、動力分割機構33の第1回転要素としてキャリア34が設けられ、第2回転要素としてリングギヤ36が設けられ、第3回転要素としてサンギヤ37が設けられているが、これに限られることはない。例えば、動力分割機構33の第2回転要素としてサンギヤを設け、第3回転要素としてリングギヤを設けても良い。また、図示するパワーユニット10,80は、四輪駆動用のパワーユニットであるが、これに限られることはなく、前輪駆動用のパワーユニットに対して本発明を適用しても良い。
10 パワーユニット(車両用駆動装置)
11 車体
14 エンジン
15 デファレンシャル機構(差動機構)
17 クランク軸(機関出力軸)
26 ロータ軸(第1モータ軸)
31 第1出力軸(回転軸)
32 第2出力軸(第2モータ軸)
33 動力分割機構
34 キャリア(第1回転要素)
36 リングギヤ(第2回転要素)
37 サンギヤ(第3回転要素)
40 ギヤ列(第1ギヤ列)
43 ロータ軸(第2モータ軸)
50 前輪出力軸(ピニオン軸)
51a 駆動ギヤ(第2ギヤ)
51b 従動ギヤ(第3ギヤ)
51 ギヤ列(第2ギヤ列)
60 オイルポンプ
63 ポンプ軸
71 第1動力伝達経路
72 第2動力伝達経路
73 第3動力伝達経路
74 第1一方向クラッチ
76 第2一方向クラッチ
78 第3一方向クラッチ
79 ギヤ列(第3ギヤ列)
79a 駆動ギヤ(第2ギヤ)
79b 従動ギヤ(第1ギヤ)
80 パワーユニット(車両用駆動装置)
MG1 第1モータジェネレータ(第1電動モータ)
MG2 第2モータジェネレータ(第2電動モータ)

Claims (2)

  1. 車体に縦置きに搭載される車両用駆動装置であって、
    機関出力軸を備えるエンジンと、
    前記機関出力軸よりも上方に配置される第1モータ軸に連結され、前記エンジンよりも後方に配置される第1電動モータと、
    前記第1モータ軸よりも下方に配置される第2モータ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方に配置される第2電動モータと、
    前記第2モータ軸よりも下方に配置されるピニオン軸に連結され、前記第1電動モータの下方に配置される差動機構と、
    前記第1モータ軸よりも下方かつ前記第2モータ軸よりも上方に配置されるポンプ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方かつ前記第2電動モータよりも前方に配置されるオイルポンプと、
    前記第1モータ軸と同軸上に配置される動力分割機構と、
    を有し、
    前記動力分割機構は、前記機関出力軸に連結される第1回転要素と、前記ピニオン軸に連結される第2回転要素と、前記第1モータ軸に連結される第3回転要素と、を備え、
    前記ポンプ軸と前記第1回転要素とは、第1一方向クラッチを備えた第1動力伝達経路を介して連結され、
    前記ポンプ軸と前記第2回転要素とは、第2一方向クラッチを備えた第2動力伝達経路を介して連結され、
    前記ポンプ軸と前記第2モータ軸とは、第3一方向クラッチを備えた第3動力伝達経路を介して連結され、
    前記第3動力伝達経路は、前記ポンプ軸に設けられる第1ギヤと、前記第2モータ軸に設けられて前記第1ギヤに噛み合う第2ギヤと、を備え、
    前記第2回転要素と前記ピニオン軸とは、前記第2回転要素に連結される回転軸と、前記回転軸と前記第2モータ軸とを連結する第1ギヤ列と、前記第2モータ軸と前記ピニオン軸とを連結する第2ギヤ列と、を介して連結され、
    前記第1ギヤと前記第2ギヤとからなる第3ギヤ列は、前記第1ギヤ列および前記第2ギヤ列よりも前方に配置される、車両用駆動装置。
  2. 車体に縦置きに搭載される車両用駆動装置であって、
    機関出力軸を備えるエンジンと、
    前記機関出力軸よりも上方に配置される第1モータ軸に連結され、前記エンジンよりも後方に配置される第1電動モータと、
    前記第1モータ軸よりも下方に配置される第2モータ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方に配置される第2電動モータと、
    前記第2モータ軸よりも下方に配置されるピニオン軸に連結され、前記第1電動モータの下方に配置される差動機構と、
    前記第1モータ軸よりも下方かつ前記第2モータ軸よりも上方に配置されるポンプ軸に連結され、前記第1電動モータよりも後方かつ前記第2電動モータよりも前方に配置されるオイルポンプと、
    前記第1モータ軸と同軸上に配置される動力分割機構と、
    を有し、
    前記動力分割機構は、前記機関出力軸に連結される第1回転要素と、前記ピニオン軸に連結される第2回転要素と、前記第1モータ軸に連結される第3回転要素と、を備え、
    前記ポンプ軸と前記第1回転要素とは、第1一方向クラッチを備えた第1動力伝達経路を介して連結され、
    前記ポンプ軸と前記第2回転要素とは、第2一方向クラッチを備えた第2動力伝達経路を介して連結され、
    前記ポンプ軸と前記第2モータ軸とは、第3一方向クラッチを備えた第3動力伝達経路を介して連結され、
    前記第3動力伝達経路は、前記ポンプ軸に設けられる第1ギヤと、前記第2モータ軸に設けられて前記第1ギヤに噛み合う第2ギヤと、前記ピニオン軸に設けられて前記第2ギヤに噛み合う第3ギヤと、を備える、車両用駆動装置。
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