JP6301736B2 - 電子機器及び方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、文字を手書き入力する技術に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器には、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備え、手書きするための機能を有するものもある。ユーザは、この電子機器を用いて、テキストや画像だけでなく、手書きの文字や図形も含む文書を作成することができる。
特開2000−39960号公報
ところで、手書きの文字は、別のアプリケーションプログラムで利用するために、各種の文字認識処理によってテキスト(文字コード)に変換されることがある。変換されたテキストは、例えば特定のフォントで表示されるので、手書きの文字の書体とテキストの書体との違いにユーザが違和感を覚える可能性がある。
本発明の一形態は、手書きの文字に対応するテキストを違和感なく表示できる電子機器及び方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、電子機器は、タッチスクリーンディスプレイと、プロセッサとを具備する。前記プロセッサは、前記タッチスクリーンディスプレイの画面上に手書きされた文字又は文字列の表示、および前記手書きされた文字又は文字列の整形を行うアプリケーションを少なくとも実行する。前記プロセッサは、前記タッチスクリーンディスプレイの画面上で手書きにより入力される1以上の第1ストロークを表示する。前記プロセッサは、文字認識辞書を参照して、前記1以上の第1ストロークの文字認識を実行する。前記プロセッサは、前記1以上の第1ストロークの前記表示に手書き入力時の圧力が反映されているか否かを判別する。前記プロセッサは、前記手書き入力時の圧力が反映されている場合、文字を構成する線の太さが変化する第1書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する。前記プロセッサは、前記手書き入力時の圧力が反映されていない場合、前記文字を構成する線の太さが変化しない第2書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字を表示する。
実施形態に係る電子機器の外観を示す例示的な斜視図。 同実施形態の電子機器のタッチスクリーンディスプレイ上に手書きされるストロークの例を示す図。 同実施形態の電子機器によって記憶媒体に保存される、図2の手書きストロークに対応する時系列情報(ストロークデータ)を説明するための例示的な図。 同実施形態の電子機器のシステム構成を示す例示的なブロック図。 同実施形態の電子機器によって実行されるデジタルノートブックアプリケーションプログラムの機能構成を示す例示的なブロック図。 同実施形態の電子機器によって、手書き入力時の圧力が反映されたストロークで構成される文字が整形される例を示す図。 同実施形態の電子機器によって、手書き入力時の圧力が反映されないストロークで構成される文字が整形される例を示す図。 同実施形態の電子機器によって、筆記体の手書き文字が整形される例を示す図。 同実施形態の電子機器によって実行される手書き文書整形処理の手順の例を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペン又は指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレット又はスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペン又は指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルである2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
デジタイザ及びタッチパネルの各々は、フラットパネルディスプレイの画面を覆うように設けられる。このタッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。ペン100は例えば電磁誘導ペンである。
ユーザは、外部オブジェクト(ペン100又は指)を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で、手書きにより複数のストロークを入力する手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上の外部オブジェクト(ペン100又は指)の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストロークの軌跡(筆跡)がリアルタイムに描画され、これによって各ストロークの軌跡が画面上に表示される。外部オブジェクトが画面に接触されている間の外部オブジェクトの動きの軌跡が1ストロークに相当する。多数のストロークの集合、つまり多数の軌跡(筆跡)の集合が、手書きの文字又は図形などを構成する。
本実施形態では、このような手書きストロークは、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係を示す時系列情報として記憶媒体に保存される。この時系列情報の詳細は図3を参照して後述するが、この時系列情報は、概して、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合を意味する。各ストロークデータは、手書きにより入力可能なある一つのストロークを表現可能なデータであればどのようなものであってもよく、例えば、このストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序つまり筆順に相当する。
タブレットコンピュータ10は、記憶媒体から既存の任意の手書き文書データを読み出し、この手書き文書データに対応する文書、つまり、時系列情報によって示される複数のストロークそれぞれに対応する軌跡が描画された手書き文書を、画面上に表示することができる。
次いで、図2及び図3を参照して、ユーザによって手書きされたストローク(手書きの文字、マーク、図形、表など)と時系列情報との関係について説明する。図2は、ペン100などを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上に手書きされる文書の例を示している。
この文書では、一旦手書きされた文字や図形などの上に、さらに別の文字や図形などが手書きされるというケースが多い。図2においては、「ABC」の手書き文字列が「A」、「B」、「C」の順番で手書きされ、この後に、手書きの矢印が、手書き文字「A」のすぐ近くに手書きされた場合が想定されている。
手書き文字「A」は、ペン100などを使用して手書きされる2つのストローク(「∧」形状の軌跡、「−」形状の軌跡)によって、つまり2つの軌跡によって表現される。最初に手書きされる「∧」形状のペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「∧」形状のストロークの時系列座標SD11、SD12、…SD1nが得られる。同様に、次に手書きされる「−」形状のペン100の軌跡もサンプリングされ、これによって「−」形状のストロークの時系列座標SD21、SD22、…SD2nが得られる。
手書き文字「B」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。手書き文字「C」は、ペン100などを使用して手書きされた1つのストローク、つまり1つの軌跡によって表現される。手書きの矢印は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。
図3は、図2の文書に対応する時系列情報200を示している。時系列情報200は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。時系列情報200内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、筆跡順に、つまり複数のストロークが手書きされた順に時系列に並べられている。
時系列情報200において、先頭の2つのストロークデータSD1、SD2は、手書き文字「A」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。3番目と4番目のストロークデータSD3、SD4は、手書き文字「B」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「C」を構成する1つのストロークを示している。6番目と7番目のストロークデータSD6、SD7は、手書き矢印を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。
各ストロークデータは、一つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり一つのストロークの軌跡上の複数の点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいて、複数の座標は、ストロークが書かれた順に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「A」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「A」の「∧」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまりn個の座標データSD11、SD12、…SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「A」の「−」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまりn個の座標データSD21、SD22、…SD2nを含む。なお、座標データの数はストロークデータ毎に異なっていてもよい。
各座標データは、対応する軌跡内のある1点に対応するX座標及びY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「∧」形状のストロークの始点のX座標(X11)及びY座標(Y11)を示す。SD1nは、「∧」形状のストロークの終点のX座標(X1n)及びY座標(Y1n)を示す。
また、各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点に対応するタイムスタンプ情報Tを含んでいてもよい。手書きされた時点は、絶対時間(例えば、年月日時分秒)と、ある時点を基準とした相対時間のいずれであってもよい。例えば、各ストロークデータに、ストロークが書き始められた絶対時間(例えば、年月日時分秒)をタイムスタンプ情報として付加し、さらに、ストロークデータ内の各座標データに、絶対時間との差分を示す相対時間をタイムスタンプ情報Tとして付加してもよい。各座標データにタイムスタンプ情報Tが追加された時系列情報を使用することにより、ストローク間の時間的関係をより精度よく表すことができる。
さらに、各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点の、外部オブジェクト(例えば、ペン100)が画面に接触されたことによる圧力Pと、手書き入力に用いられるペンのタイプPTとを含む。ペンタイプPTには、万年筆、毛筆、鉛筆、ボールペン、マーカー、等の複数のペンタイプの内の一つが指定されている。
複数のペンタイプPTは、ストロークが表示される線幅が圧力Pに応じて変化するペンタイプ(例えば、万年筆、毛筆、等)と、ストロークが表示される線幅が圧力Pに応じて変化しないペンタイプ(例えば、鉛筆、ボールペン、マーカー、等)とに分類される。つまり、手書き入力されるストロークは、線幅が圧力Pに応じて変化するペンタイプが指定されている場合に、圧力Pに基づく線幅で表示され、また線幅が圧力Pに応じて変化しないペンタイプが指定されている場合に、圧力Pに関わらず一定の線幅で表示される。ペンタイプは、例えば、デジタルノートブックアプリケーションプログラム202を使用しているユーザが、ペンタイプを選択するためのボタン(GUI)等を用いて指定する。
本実施形態では、上述したように、手書きされるストロークは、イメージや文字認識結果ではなく、時系列のストロークデータの集合から構成される時系列情報200として記憶されるので、言語に依存せずに手書きの文字や図形を扱うことができる。よって、本実施形態の時系列情報200の構造は、使用言語が異なる世界中の様々な国で共通に使用できる。
図4は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図4に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108、等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種ソフトウェアを実行する。これらソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)201、及び各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、デジタルノートブックアプリケーションプログラム202が含まれている。このデジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17等を用いた操作によって文字や図形を手書きするための手書き入力機能、手書きされた文書を整形する手書き文書整形機能、等を有する。デジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、手書き文書整形機能によって、例えば手書きされた文字をテキスト(文字コード)に変換する。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、本タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。このLCD17A上にはタッチパネル17B及びデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン100が接触される画面上の接触位置、接触位置の動き、接触圧力、等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LAN又は3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本タブレットコンピュータ10を電源オン又は電源オフする機能を有している。
上述したシステム構成を用いて手書き入力された文字を含む手書き文書は、別のアプリケーションプログラム(例えば、ワードプロセッシングソフトウェア、プレゼンテーション用ソフトウェア、メーラ、等)で利用するために、各種の文字認識処理によってテキスト(文字コード)に変換されることがある。変換されたテキストは、例えばある一つの書体(例えば、SansSerif書体のフォント)を用いて画面に表示される。
文字がブロック体で、且つ外部オブジェクト(ペン100)が画面に接触されたことによる圧力Pに応じて線幅が変化しないペンタイプで手書き入力される場合には、手書きされる文字のストロークが圧力Pに関わらず一定の線幅で表示されるので、例えば、線幅が一定で、端部に装飾がないSansSerif書体のフォントで、手書き文字に対応するテキストを違和感なく表示することができる。
しかし、手書き入力された文字を構成するストロークは、選択されているペンタイプに応じて、外部オブジェクト(ペン100)が画面に接触されたことによる圧力Pに基づく線幅で表示されることがある。また、手書き入力された文字は筆記体の文字である可能性がある。
このような場合には、手書きの文字が変換されたテキストが、線幅が一定で、端部に装飾がないSansSerif書体のフォントで表示されることに、ユーザが違和感を覚える可能性がある。例えば、万年筆タイプのペンを用いて画面に接触する圧力Pを変化させることによって、線幅を変化させて手書き入力された文字(ストローク)が、ゴシック体のような線幅が一定である書体のテキストとして表示される場合、手書きの文字の書体と対応するテキストの書体との違いにユーザが違和感を覚える可能性がある。また、例えば、筆記体で手書き入力された文字が、ブロック体のフォントのテキストとして表示される場合、手書きの文字の書体と対応するテキストの書体との違いにユーザが違和感を覚える可能性がある。
そのため本実施形態では、ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されているか否かと、ストロークが筆記体の文字に対応するか否かとの少なくとも一方に基づいて決定される書体を用いて、ストロークから認識された文字を画面に表示する。より具体的には、ストロークが筆記体の文字に対応する場合、筆記体に対応する書体(Script書体)で、認識された文字が画面に表示される。また、ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されている場合、文字を構成する線の太さが変化する書体(Serif書体)で、認識された文字が表示され、ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない書体(SansSerif書体)で、認識された文字が表示される。
これにより、手書きの文字に対応するテキストを違和感なく表示することができる。
図5は、本タブレットコンピュータ10によって実行されるデジタルノートブックアプリケーションプログラム202の機能構成の例を示す。デジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17を用いた操作によって入力される時系列情報(ストロークデータ)を使用することによって、手書きされた文字列の表示、手書きされた文字列の整形、等を行う。
デジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、例えば、軌跡表示処理部301、時系列情報生成部302、文字認識部303、フォント決定部304、整形文書生成部305、文書保存処理部306、文書取得処理部307、及び文書表示処理部308、等を備える。
タッチスクリーンディスプレイ17は、「タッチ」、「移動(スライド)」、「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ」は、画面上に外部オブジェクトが接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上に外部オブジェクトが接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面から外部オブジェクトが離されたことを示すイベントである。
軌跡表示処理部301及び時系列情報生成部302は、タッチスクリーンディスプレイ17によって発生される「タッチ」、「移動(スライド)」又は「リリース」のイベントを受信し、これによって手書き入力操作を検出する。「タッチ」イベントには、接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントには、移動先の接触位置の座標が含まれている。「リリース」イベントには、接触位置が画面から離された位置の座標が含まれている。したがって、軌跡表示処理部301及び時系列情報生成部302は、タッチスクリーンディスプレイ17から、接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
軌跡表示処理部301は、タッチスクリーンディスプレイ17の画面上で手書きにより入力される1以上のストローク(以下、1以上の第1ストロークとも称する)を画面に表示する。軌跡表示処理部301は、タッチスクリーンディスプレイ17から座標列を受信し、この座標列に基づいて、ペン100等を使用した手書き入力操作によって手書きされる各ストロークの軌跡をタッチスクリーンディスプレイ17内のLCD17Aの画面上に表示する。この軌跡表示処理部301により、画面にペン100が接触している間のペン100の軌跡、つまりストロークがLCD17Aの画面上に描画される。
時系列情報生成部302は、タッチスクリーンディスプレイ17から出力される上述の座標列を受信し、この座標列に基づいて、図3で詳述したような構造を有する時系列情報(ストロークデータ)を生成する。この場合、時系列情報、つまりストロークの各点に対応する座標、タイムスタンプ情報、ペンタイプ情報、及び圧力は作業メモリ401に一時保存されてもよい。
また、時系列情報生成部302は、生成された時系列情報(ストロークデータ)を文字認識部303に出力する。なお、文字認識部303は、表示中の手書き文書の整形が要求されたことに応じて、その手書き文書に対応する時系列情報を作業メモリ401や記憶媒体402から読み出すようにしてもよい。
文字認識部303は、手書き入力された1以上の第1ストロークに対応する1以上の第1文字を認識する。1以上の第1ストロークは1つの文字に対応し得る。また、1つのストロークは複数の文字に対応し得る。
より具体的には、まず、文字認識部303は、手書き入力されたストロークに対応するストロークデータを用いて、ストロークに対応する特徴量(第1特徴量)を算出する。文字認識部303は、例えば、ストロークの形状や手書きされた向き等に基づいて特徴量を算出する。
そして、文字認識部303は、算出された第1特徴量と、手書き文字辞書データ402A内の文字に対応する第2特徴量とを用いて、手書き入力されたストロークで構成される文字と手書き文字辞書データ402A内の文字の各々との類似度を算出する。この手書き文字辞書データ402Aは、手書きされる様々な文字の特徴量のデータを含み、例えば、手書きされたストロークに対応するストロークデータや、手書き文書データ402Bを解析することによって生成される。また、手書き文字辞書データ402Aは、ブロック体で手書きされる文字の特徴量だけでなく、筆記体で手書きされる文字の特徴量も含む。そのため、文字認識部303は、手書き入力されたストロークから、ブロック体の文字と筆記体の文字とのいずれかを適切に認識することができ、また、手書き入力されたストロークで構成される文字がブロック体であるか筆記体であるかを判別することができる。さらに、手書き文字辞書データ402Aは、例えばユーザ毎に生成されるので、各ユーザによって手書きされた文字の特徴を反映することができる。
文字認識部303は、例えば、手書き入力されたストロークに対応する第1特徴量と、手書き文字辞書データ402Aに示される複数の手書き文字に対応する複数の第2特徴量の各々との類似度を算出する。そして、文字認識部303は、手書き文字辞書データ402A内の複数の文字から、最も類似度が高い文字を検出し、その文字を手書き入力された1以上の第1ストロークに対応する1以上の第1文字に決定する。
次いで、フォント決定部304は、認識された文字の表示に用いられる書体(フォント)を決定する。フォント決定部304は、手書き入力された1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されているか否かと、1以上の第1ストロークが筆記体の文字に対応するか否かとの少なくとも一方に基づいて、1以上の第1ストロークの認識結果に対応する1以上の第1文字の表示に用いられる書体を決定する。決定される書体は、例えば、文字を構成する線の太さが変化する書体(例えば、Serif書体)と、文字を構成する線の太さが変化しない書体(例えば、SansSerif書体)と、筆記体の書体(例えば、Script書体)のいずれかである。
より具体的には、フォント決定部304は、1以上の第1ストロークが筆記体の文字に対応する場合、認識された1以上の第1文字の表示に、筆記体に対応する書体のフォント(Script書体のフォント)が用いられることを決定する。フォント決定部304は、例えば、手書き入力された1以上の第1ストロークの内の少なくとも1つのストロークが複数の文字に対応している場合(すなわち、1つのストロークから複数の文字が認識される場合)、認識された文字の表示に、筆記体に対応する書体のフォントが用いられることを決定する。フォント決定部304は、行や単語のような複数の文字で、筆記体に対応する書体のフォントが用いられることを決定してもよい。
また、フォント決定部304は、1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されている場合、認識された1以上の第1文字の表示に、文字を構成する線の太さ(線幅)が変化する書体のフォント(Serif書体のフォント)が用いられることを決定する。なお、フォント決定部304は、ストロークが1つの文字(第2文字)に対応し、且つ当該ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されている場合、その1つの文字の表示に、文字を構成する線の太さが変化する書体のフォントが用いられることを決定してもよい。つまり、フォント決定部304は、文字単位で、文字を構成する線の太さが変化する書体のフォントが用いられることを決定してもよい。また、フォント決定部304は、ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されている場合、認識された文字の表示に、文字を構成する線の太さが変化し、その線の端部に装飾がある書体のフォントが用いられることを決定するようにしてもよい。
さらに、フォント決定部304は、1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されていない場合、認識された1以上の第1文字の表示に、文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォント(SansSerif書体)が用いられることを決定する。なお、フォント決定部304は、ストロークが1つの文字(第2文字)に対応し、且つストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されていない場合、その1つの文字の表示に、文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォントが用いられることを決定してもよい。つまり、フォント決定部304は、文字単位で、文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォントが用いられることを決定してもよい。また、フォント決定部304は、ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されていない場合、認識された文字の表示に、文字を構成する線の太さが変化せず、その線の端部に装飾がない書体のフォントが用いられることを決定するようにしてもよい。
そして、整形文書生成部305は、表示中の手書き文書から認識された文字と、その文字の表示に用いられる書体(フォント)とが関連付けられたデータを含む整形文書データ402Cを生成する。整形文書生成部305は、整形された文書が利用される別のアプリケーションプログラムに応じたフォーマット(外部フォーマット)で、整形文書データ402Cを生成することができる。整形文書生成部305は、生成された整形文書データ402Cを作業メモリ401に一時保存してもよい。
また、文書保存処理部306は、生成された整形文書データ(作業メモリ401に一時保存された整形文書データ)402Cを、記憶媒体402に保存することもできる。記憶媒体402は、例えば、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイスである。
文書表示処理部308は、生成された整形文書データ402Cを用いて、LCD17Aの画面に整形された文書を表示する。これにより、手書き文書から認識された文字(テキスト)を、その文字に適した書体のフォントで表示することができる。
また、文書取得処理部307は、記憶媒体402から既に格納されている任意の整形文書データ402Cを読み出す。読み出された整形文書データ402Cは文書表示処理部308に送られる。文書表示処理部308は、整形文書データ402Cに含まれる文字コードと書体(フォント)とが関連付けられたデータに対応するテキストを含む文書(ページ)を画面上に表示する。
さらに、文書保存処理部306は、生成されたストロークデータ(作業メモリ401に一時保存されたストロークデータ)を、手書き文書データ402Bとして記憶媒体402に保存する。記憶媒体402は、例えば、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイスである。
文書取得処理部307は、記憶媒体402から既に格納されている任意の手書き文書データ402Bを読み出すこともできる。読み出された手書き文書データ402Bは文書表示処理部308に送られる。文書表示処理部308は、手書き文書データ402Bを解析し、この解析結果に基づいて、ストロークデータ(時系列情報)によって示される各ストロークの軌跡を含む文書(ページ)を画面上に表示する。
次いで、図6から図8を参照して、ストロークの表示に手書き入力時の圧力Pが反映されているか否かと、ストロークが筆記体の文字に対応するか否かとの少なくとも一方に基づいて決定される書体を用いて、手書き入力された文字(ストローク)に対応するテキスト(文字コード)が表示される例を説明する。
図6は、筆圧応答があるタイプのペンで手書き入力された文字に対応するテキストが、文字を構成する線の太さが変化する書体のフォントで表示される例を示す。筆圧応答があるタイプのペンで手書き入力された文字を構成するストローク61は、手書き入力時の圧力Pに基づく線幅で表示される(すなわち、手書き入力時の圧力Pが反映される)。
そのため、手書き入力された文字から認識されたテキスト62は、文字を構成する線の太さが変化する書体のフォントを用いることによって、違和感なく表示することができる。文字を構成する線の太さが変化する書体のフォントは、例えば、Serif書体のフォント(例えば、Times New Roman、明朝)である。
図7は、筆圧応答がないタイプのペンで手書き入力された文字に対応するテキストが、文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォントで表示される例を示す。筆圧応答がないタイプのペンで手書き入力された文字に対応するストローク71は、手書き入力時の圧力Pに関わらず、一定の線幅で表示される(すなわち、手書き入力時の圧力Pが反映されない)。
そのため、手書き入力された文字から認識されたテキスト72は、文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォントを用いることによって、違和感なく表示することができる。文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォントは、例えば、SansSerif書体のフォント(例えば、ゴシック)である。
また、図8は、筆記体で手書き入力された文字に対応するテキストが、筆記体の書体のフォントで表示される例を示す。筆記体で手書き入力された文字に対応する1つのストロークは、複数の文字に対応し得る。例えば、図8に示す筆記体の手書き文字“ab”は、1つのストローク81Aに対応している。一方、図6及び図7に示すブロック体の手書き文字では、1つのストロークが複数の文字に対応することはない。
そのため、手書き入力された1以上の第1ストローク(例えば、ある1行に含まれる1以上の第1ストローク)81に、複数の文字に対応する少なくとも1つのストローク81Aが含まれている場合、手書き入力された文字から認識されたテキスト82は、筆記体の書体のフォントを用いることによって、違和感なく表示することができる。筆記体の書体のフォントは、例えば、Script書体のフォントである。
次いで、図9のフローチャートを参照して、タブレットコンピュータ10によって実行される手書き文書整形処理の手順の例を説明する。
まず、文字認識部303は、手書き入力されたストロークの整形出力が要求されたか否かを判定する(ブロックB101)。文字認識部303は、例えば、画面に表示される整形出力を要求するためのボタン(GUI)が押し下げられたことに応じて、手書き入力されたストロークの整形出力が要求されたことを決定する。手書き入力されたストロークの整形出力が要求されていない場合(ブロックB101のNO)、ブロックB101に戻り、手書き入力されたストロークの整形出力が要求されたか否かが再度判定される。
手書き入力されたストロークの整形出力が要求されている場合(ブロックB101のYES)、文字認識部303は、整形対象のストロークに対応するストロークデータ(時系列情報)をストロークデータベース(ストロークDB)から読み出す(ブロックB102)。ストロークDBは、例えば、ストロークデータが格納される作業メモリ401や、ストロークデータを含む手書き文書データ402Bが格納される記憶媒体402である。なお、文字認識部303は、時系列情報生成部302によって生成されるストロークデータを、整形対象のストロークに対応するストロークデータとして用いてもよい。
文字認識部303は、ストロークデータに対応する特徴量を算出し(ブロックB103)、その特徴量を用いてストロークに対応する文字を認識する(ブロックB104)。文字認識部303は、例えば、記憶媒体402に格納された手書き文字辞書データ402Aを用いて、ストロークに対応する文字を認識する。
次いで、フォント決定部304は、ストロークが筆記体の文字に対応するか否か(すなわち、ストロークから認識された文字が筆記体の文字であるか否か)を判定する(ブロックB105)。文字認識部303は、例えば、1つのストロークから複数の文字が認識されている場合に、そのストロークから認識された文字が筆記体の文字であると判断する。ストロークが筆記体の文字に対応する場合(ブロックB105のYES)、フォント決定部304は、認識された文字に筆記体のフォント(Script書体のフォント)を適用する(ブロックB110)。
ストロークが筆記体の文字に対応しない場合(ブロックB105のNO)、フォント決定部304はストロークのペンタイプを検出する(ブロックB106)。フォント決定部304は、ストロークデータに含まれるペンタイプデータを用いてストロークのペンタイプを検出する。そして、フォント決定部304は、検出されたペンタイプが、筆圧応答が有効なペンタイプであるか否かを判定する(ブロックB107)。筆圧応答が有効なペンタイプは、手書き入力時の接触圧力Pに応じて線幅が変更されるペンが属するペンタイプであり、例えば、万年筆、毛筆、等が含まれる。一方、筆圧応答が無効なペンタイプは、手書き入力時の接触圧力Pに応じて線幅が変更されないペンが属するペンタイプであり、例えば、鉛筆、ボールペン、マーカー、等が含まれる。
検出されたペンタイプが、筆圧応答が有効なペンタイプである場合(ブロックB107のYES)、フォント決定部304は、認識された文字に、文字を構成する線の太さが変化する書体のフォントを適用する(ブロックB108)。また、検出されたペンタイプが、筆圧応答が無効なペンタイプである場合(ブロックB107のNO)、フォント決定部304は、認識された文字に、文字を構成する線の太さが変化しない書体のフォントを適用する(ブロックB109)。
そして、整形文書生成部305及び文書表示処理部308は、フォントの適用によって整形された文字を出力(表示)する(ブロックB111)。例えば、整形文書生成部305は、整形された文字を含む整形文書データ402Cを生成し、文書表示処理部308は、生成された整形文書データ402Cに基づく整形文書を画面に表示する。この整形文書データ402Cは、例えば、認識された文字に対応する文字コードと、その文字コードの表示に用いられるフォント(書体)とを示すデータを含む。
以上説明したように、本実施形態によれば、手書きの文字に対応するテキストを違和感なく表示することができる。軌跡表示処理部301は、手書き入力された1以上の第1ストロークをLCD17Aの画面に表示する。文字認識部303、フォント決定部304、整形文書生成部305、及び文書表示処理部308は、1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されているか否かと、1以上の第1ストロークが筆記体の文字に対応するか否かとの少なくとも一方に基づいて決定される書体を用いて、1以上の第1ストロークの認識結果に対応する1以上の第1文字を表示する。これにより、手書き入力されたストロークから認識されたテキストを、手書き入力時のストローク(文字)の書体に応じた書体で表示し、書体の違いによる違和感が生じないようにすることができる。
なお、本実施形態の手書き文書整形処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、手書き文書整形処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
17A…LCD、202…デジタルノートブックアプリケーション、301…軌跡表示処理部、302…時系列情報生成部、303…文字認識部、304…フォント決定部、305…整形文書生成部、306…文書保存処理部、307…文書取得処理部、308…文書表示処理部、401…作業メモリ、402…記憶媒体、402A…手書き文字辞書データ、402B…手書き文書データ、402C…整形文書データ

Claims (15)

  1. タッチスクリーンディスプレイと、
    前記タッチスクリーンディスプレイの画面上に手書きされた文字又は文字列の表示、および前記手書きされた文字又は文字列の整形を行うアプリケーションを少なくとも実行するプロセッサと、
    を具備し、
    前記プロセッサは、
    前記タッチスクリーンディスプレイの画面上で手書きにより入力される1以上の第1ストロークを表示し
    文字認識辞書を参照して、前記1以上の第1ストロークの文字認識を実行し、
    前記1以上の第1ストロークの前記表示に手書き入力時の圧力が反映されているか否かを判別し
    前記手書き入力時の圧力が反映されている場合、文字を構成する線の太さが変化する第1書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列表示し、
    前記手書き入力時の圧力が反映されていない場合、前記文字を構成する線の太さが変化しない第2書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する
    電子機器。
  2. 前記第1書体は、筆圧応答が有効な第1ペンタイプのペンで手書きされた場合に適用される書体であり、
    前記第2書体は、筆圧応答が無効な第2ペンタイプのペンで手書きされた場合に適用される書体である
    請求項1記載の電子機器。
  3. 前記プロセッサは、
    前記1以上の第1ストロークが、前記文字認識の結果の文字に対応し、且つ前記1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない前記第2書体で、前記第文字を表示し、
    前記1以上の第1ストロークが、前記第1文字に続く、前記文字認識の結果の第2文字に対応し、且つ前記1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない前記第2書体で、前記第2文字を表示する
    請求項1記載の電子機器。
  4. 前記プロセッサは、前記1以上の第1ストロークの前記文字認識された1以上の文字が筆記体の文字であると判断した場合、前記筆記体に対応する第3書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する請求項1記載の電子機器。
  5. 前記プロセッサは、前記1以上の第1ストロークの内の少なくとも1つのストロークから複数の文字が認識される場合、筆記体に対応する第3書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字を表示する請求項1記載の電子機器。
  6. タッチスクリーンディスプレイと、前記タッチスクリーンディスプレイの画面上に手書きされた文字列の表示、および前記手書きされた文字列の整形を行うアプリケーションを少なくとも実行するプロセッサと、を具備する電子機器の方法であって、
    前記タッチスクリーンディスプレイの画面上で手書きにより入力される1以上の第1ストロークを表示し、
    文字認識辞書を参照して、前記1以上の第1ストロークの文字認識を実行し、
    前記1以上の第1ストロークの前記表示に手書き入力時の圧力が反映されているか否かを判別し、
    前記手書き入力時の圧力が反映されている場合、文字を構成する線の太さが変化する第1書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示し、
    前記手書き入力時の圧力が反映されていない場合、前記文字を構成する線の太さが変化しない第2書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する
    方法。
  7. 前記第1書体は、筆圧応答が有効な第1ペンタイプのペンで手書きされた場合に適用される書体であり、
    前記第2書体は、筆圧応答が無効な第2ペンタイプのペンで手書きされた場合に適用される書体である
    請求項6記載の方法。
  8. 前記1以上の第1ストロークが、前記文字認識の結果の文字に対応し、且つ前記1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない前記第2書体で、前記第文字を表示し、
    前記1以上の第1ストロークが、前記第1文字に続く、前記文字認識の結果の第2文字に対応し、且つ前記1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない前記第2書体で、前記第2文字を表示する
    請求項6記載の方法。
  9. 前記1以上の第1ストロークの前記文字認識された文字が筆記体の文字であると判断された場合、前記筆記体に対応する第3書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字を表示する請求項6記載の方法。
  10. 前記1以上の第1ストロークの内の少なくとも1つのストロークから複数の文字が認識される場合、筆記体に対応する第3書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字を表示する請求項6記載の方法。
  11. タッチスクリーンディスプレイと、前記タッチスクリーンディスプレイの画面上に手書きされた文字列の表示、および前記手書きされた文字列の整形を行うアプリケーションを少なくとも実行するプロセッサと、を具備するコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは、
    前記タッチスクリーンディスプレイの画面上で手書きにより入力される1以上の第1ストロークを表示する手順と、
    文字認識辞書を参照して、前記1以上の第1ストロークの文字認識を実行する手順と、
    前記1以上の第1ストロークの前記表示に手書き入力時の圧力が反映されているか否かを判別する手順と、
    前記手書き入力時の圧力が反映されている場合、文字を構成する線の太さが変化する第1書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する手順と、
    前記手書き入力時の圧力が反映されていない場合、前記文字を構成する線の太さが変化しない第2書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  12. 前記第1書体は、筆圧応答が有効な第1ペンタイプのペンで手書きされた場合に適用される書体であり、
    前記第2書体は、筆圧応答が無効な第2ペンタイプのペンで手書きされた場合に適用される書体である
    請求項11記載のプログラム。
  13. 前記1以上の第1ストロークが、前記文字認識の結果の文字に対応し、且つ前記1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない前記第2書体で、前記第文字を表示する手順と、
    前記1以上の第1ストロークが、前記第1文字に続く、前記文字認識の結果の第2文字に対応し、且つ前記1以上の第1ストロークの表示に手書き入力時の圧力が反映されていない場合、文字を構成する線の太さが変化しない前記第2書体で、前記第2文字を表示する手順と
    を前記コンピュータにさらに実行させる請求項11記載のプログラム。
  14. 前記1以上の第1ストロークの前記文字認識された1以上の文字が筆記体の文字であると判断した場合、前記筆記体に対応する第3書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字列を表示する手順を前記コンピュータにさらに実行させる請求項11記載のプログラム。
  15. 前記1以上の第1ストロークの内の少なくとも1つのストロークから複数の文字が認識される場合、筆記体に対応する第3書体で、前記1以上の第1ストロークに対応する前記文字認識の結果の文字又は文字を表示する手順を前記コンピュータにさらに実行させる請求項11記載のプログラム。
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