JP5480357B1 - 電子機器および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】手書き文書上に文字や図形を手書きしているときに、当該手書き文書に対する他の処理を容易に指示できる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、処理手段と設定手段とを具備する。処理手段は、画面上で第1ストロークが手書きで入力されるときに、前記電子機器が第1モードである場合、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面に表示し、前記電子機器が第2モードである場合、前記第1ストローク基づく第1処理を実行する。設定手段は、手書き入力により入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれる場合、前記電子機器を前記第2モードに設定する。
【選択図】図12

Description

本発明の実施形態は、手書き文書の処理に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備えている。
ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されるメニューまたはオブジェクトを指などでタッチすることにより、これらメニューまたはオブジェクトに関連付けられた機能の実行を電子機器に指示することができる。
このような電子機器では、ユーザが、タッチスクリーンディスプレイ上で文字や図形等を手書きするための機能を有するものもある。このような手書きの文字や図形を含む手書き文書(手書きページ)は保存され、必要に応じて閲覧される。
特開2010−205069号公報
手書き文書には、手書きの文字や図形だけでなく、例えば、直線や図形を表す各種のオブジェクトを表示することもできる。また、手書き文書上に表示された内容等を消去することもできる。ユーザは、例えば、ツール上のボタンやメニュー等を選択することによって、電子機器を手書きのためのモードから、オブジェクトを描画するためのモードや手書きした内容を消去するモード等の各種のモードに切り替え、所望の処理を指示する。
しかし、このようなモードの切り替えは、ユーザにとって煩雑である可能性がある。
本発明の一形態は、手書き文書上に文字や図形を手書きしているときに、当該手書き文書に対する他の処理を容易に指示できる電子機器及び手書き文書処理方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、電子機器は、処理手段と設定手段とを具備する。処理手段は、画面上で第1ストロークが手書きで入力されるときに、前記電子機器が第1モードである場合、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面に表示し、前記電子機器が第2モードである場合、前記第1ストローク基づく第1処理を実行する。設定手段は、手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれる場合、前記電子機器を前記第2モードに設定する。
実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図。 同実施形態の電子機器によって処理される手書き文書の例を示す図。 同実施形態の電子機器によって記憶媒体に保存される、図2の手書き文書に対応する時系列情報を説明するための図。 同実施形態の電子機器のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の電子機器によって実行されるデジタルノートブックアプリケーションプログラムの機能構成を示すブロック図。 同実施形態の電子機器によって処理される手書き文書上に直線が描画される例を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって処理される手書き文書上に円形が描画される例を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって処理される手書き文書上に矩形が描画される例を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって処理される手書き文書上のストロークが消去される例を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって処理される手書き文書上に、グリッドに基づく直線が描画される例を説明するための図。 同実施形態の電子機器によって用いられる図形オブジェクト情報の一構成例を示す図。 同実施形態の電子機器によって実行される手書き入力処理の手順の例を示す図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
デジタイザおよびタッチパネルの各々は、フラットパネルディスプレイの画面を覆うように設けられる。このタッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。ペン100は例えば電磁誘導ペンであってもよい。
ユーザは、外部オブジェクト(ペン100又は指)を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で、手書きにより複数のストロークを入力する手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上の外部オブジェクト(ペン100又は指)の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストロークの軌跡(筆跡)がリアルタイムに描画され、これによって各ストロークの軌跡が画面上に表示される。外部オブジェクトが画面に接触されている間の外部オブジェクトの動きの軌跡が1ストロークに相当する。手書きされた文字または図形などに対応する多数のストロークの集合、つまり多数の軌跡(筆跡)の集合が手書き文書を構成する。
本実施形態では、この手書き文書は、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係を示す時系列情報を含む手書き文書データとして記憶媒体に保存される。この時系列情報の詳細は図3を参照して後述するが、この時系列情報は、概して、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合を意味する。各ストロークデータは、手書きにより入力可能なある一つのストロークを表現可能なデータであればどのようなものであってもよく、例えば、このストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序つまり筆順に相当する。
ユーザは、さらに、上述の手書き入力操作によって、ストロークに基づく第1処理を実行することもできる。この第1処理には、例えば、手書き文書上に、ストロークに基づく図形オブジェクト(例えば、直線、円形、矩形、等)を描画する処理や、手書き文書上に既に描画されている複数のストロークから、新たに手書き入力されたストロークに対応するストロークを消去する「消しゴム」の処理等が割り当てられる。
ユーザは、この第1処理を実行したいとき、外部オブジェクトを画面に接触させた後、一旦(例えば、しきい値時間以上)そのままの位置に停止させる。つまり、外部オブジェクトで画面上の一点を長押しする。なお、このユーザによる操作では、外部オブジェクトを画面に接触させた後、厳密にそのままの位置(座標)に停止させることは困難であり、例えば、数ピクセルのずれが生じることが想定される。そのため、本実施形態では、例えば、外部オブジェクトによる接触位置が第1範囲内(数ピクセル内)に含まれる場合に、外部オブジェクトがそのままの位置に停止させられたと判断する。
次いで、ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなく、ストロークを手書きする。例えば、第1処理に図形オブジェクトを描画する処理が割り当てられている場合には、ユーザは、図形オブジェクトの形状(概形)を示すストロークを手書きする。これによって、手書きされたストロークに基づく図形オブジェクトが画面に表示される。この図形オブジェクトを示す図形オブジェクトデータは、上述の手書き文書データに含めることができる。
本実施形態では、上述したように、外部オブジェクトを画面に接触させた後、一旦そのままの位置に停止させる操作を検出することによって、手書きによるストロークの軌跡がそのまま表示される第1モード(フリー描画モード)から、ストロークに基づく第1処理が実行される(例えば、ストロークに基づく図形オブジェクトが表示される)第2モードに遷移する。そして、第2モードにおいて一つのストロークに基づく第1処理が実行された後、第1モードに戻る。これにより、ツール内のボタンやメニュー等を用いて、モードを切り替えるための操作を行うことなく、手書き入力操作中に第1モードと第2モードとを切り替えることができる。
タブレットコンピュータ10は、記憶媒体から既存の任意の手書き文書データを読み出し、この手書き文書データに対応する手書き文書、つまり、時系列情報によって示される複数のストロークそれぞれに対応する軌跡が描画され、図形オブジェクトデータによって示される図形オブジェクトが描画された手書き文書を、画面上に表示することができる。
次いで、図2および図3を参照して、ユーザによって手書きされたストローク(文字、マーク、図形、表など)と時系列情報との関係について説明する。図2は、ペン100などを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上に手書きされる手書き文書(手書き文字列)の例を示している。
手書き文書では、一旦手書きされた文字や図形などの上に、さらに別の文字や図形などが手書きされるというケースが多い。図2においては、「ABC」の手書き文字列が「A」、「B」、「C」の順番で手書きされ、この後に、手書きの矢印が、手書き文字「A」のすぐ近くに手書きされた場合が想定されている。
手書き文字「A」は、ペン100などを使用して手書きされる2つのストローク(「∧」形状の軌跡、「−」形状の軌跡)によって、つまり2つの軌跡によって表現される。最初に手書きされる「∧」形状のペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「∧」形状のストロークの時系列座標SD11、SD12、…SD1nが得られる。同様に、次に手書きされる「−」形状のペン100の軌跡もサンプリングされ、これによって「−」形状のストロークの時系列座標SD21、SD22、…SD2nが得られる。
手書き文字「B」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。手書き文字「C」は、ペン100などを使用して手書きされた手書きされた1つのストローク、つまり1つの軌跡によって表現される。手書きの「矢印」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。
図3は、図2の手書き文書に対応する時系列情報200を示している。時系列情報は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。時系列情報200内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、筆跡順に、つまり複数のストロークが手書きされた順に時系列に並べられている。
時系列情報200において、先頭の2つのストロークデータSD1、SD2は、手書き文字「A」の2つのストロークをそれぞれ示している。3番目と4番目のストロークデータSD3、SD4は、手書き文字「B」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「C」を構成する1つのストロークを示している。6番目と7番目のストロークデータSD6、SD7は、手書き矢印を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。
各ストロークデータは、一つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり一つのストロークの軌跡上の複数の点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいて、複数の座標は、ストロークが書かれた順に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「A」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「A」の「∧」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまりn個の座標データSD11、SD12、…SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「A」の「−」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまりn個の座標データSD21、SD22、…SD2nを含む。なお、座標データの数はストロークデータ毎に異なっていてもよい。
各座標データは、対応する軌跡内のある1点に対応するX座標およびY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「∧」形状のストロークの始点のX座標(X11)およびY座標(Y11)を示す。SD1nは、「∧」形状のストロークの終点のX座標(X1n)およびY座標(Y1n)を示す。
さらに、各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点に対応するタイムスタンプ情報Tを含んでいてもよい。手書きされた時点は、絶対時間(例えば、年月日時分秒)またはある時点を基準とした相対時間のいずれであってもよい。例えば、各ストロークデータに、ストロークが書き始められた絶対時間(例えば、年月日時分秒)をタイムスタンプ情報として付加し、さらに、ストロークデータ内の各座標データに、絶対時間との差分を示す相対時間をタイムスタンプ情報Tとして付加してもよい。
このように、各座標データにタイムスタンプ情報Tが追加された時系列情報を使用することにより、ストローク間の時間的関係をより精度よく表すことができる。
各座標データには、筆圧を示す情報(Z)を追加してもよい。
さらに、本実施形態では、上述したように、手書き文書は、イメージまたは文字認識結果ではなく、時系列のストロークデータの集合から構成される時系列情報200として記憶されるので、言語に依存せずに手書きの文字や図形を扱うことができる。よって、本実施形態の時系列情報200の構造は、使用言語の異なる世界中の様々な国で共通に使用できる。
図4は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図4に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種ソフトウェアを実行する。これらソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)201、および各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、デジタルノートブックアプリケーションプログラム202が含まれている。このデジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、上述の手書き文書を作成および表示する機能等を有している。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、本タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。このLCD17A上にはタッチパネル17Bおよびデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン100が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本タブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
次に、図5を参照して、デジタルノートブックアプリケーションプログラム202の機能構成について説明する。デジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17を用いた手書き入力操作によって入力されるストロークデータを使用することによって、手書き文書の作成、表示、編集等を行う。
デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)は、例えば、第1モードと第2モードのいずれかのモードに設定される。第1モードは、手書き入力操作に対応する軌跡(ストローク)が描画されるフリー描画モードである。第2モードは、任意のモードであり、例えば、図形オブジェクト(直線、円形、矩形等の内の一種類の図形)を描画するためのモードや、手書き文書上に表示されている軌跡を消去するための「消しゴム」モード等が割り当てられる。
デジタルノートブックアプリケーションプログラム202は、例えば、軌跡表示処理部301、時系列情報生成部302、モード設定部303、オブジェクト表示処理部304、オブジェクト情報生成部305、ページ保存処理部306、ページ取得処理部307、文書表示処理部308等を備える。
タッチスクリーンディスプレイ17は、「タッチ」、「移動(スライド)」、「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ」は、画面上に外部オブジェクトが接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上に外部オブジェクトが接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面から外部オブジェクトが離されたことを示すイベントである。
軌跡表示処理部301、時系列情報生成部302およびモード決定部303は、タッチスクリーンディスプレイ17によって発生される「タッチ」、「移動(スライド)」または「リリース」のイベントを受信し、これによって手書き入力操作を検出する。「タッチ」イベントには、接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントには、移動先の接触位置の座標が含まれている。「リリース」イベントには、接触位置が画面から離された位置(リリース位置)の座標が含まれている。したがって、軌跡表示処理部301、時系列情報生成部302およびモード決定部303は、タッチスクリーンディスプレイ17から、接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
軌跡表示処理部301は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)が第1モードに設定されているとき、タッチスクリーンディスプレイ17から座標列を受信し、この座標列に基づいて、ペン100等を使用した手書き入力操作によって手書きされる各ストロークの軌跡をタッチスクリーンディスプレイ17内のLCD17Aの画面上に表示する。この軌跡表示処理部301により、画面にペン100が接触している間のペン100の軌跡、つまり各ストロークの軌跡がLCD17Aの画面上に描かれる。例えば、軌跡表示処理部301は、画面上で第1ストロークが手書きで入力されるときに、デジタルノートブックアプリケーション202が第1モードである場合、当該第1ストロークに対応する軌跡を画面に表示する。
モード設定部303は、タッチスクリーンディスプレイ17から座標列を受信し、この座標列に基づいて、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)のモードを設定する。モード設定部303は、座標列を用いて、手書きにより入力される位置が第1範囲内(例えば、入力が開始された位置から数ピクセル内)に第1期間以上含まれるか否かを判定する。第1範囲は、例えば、手書きによる入力が開始された位置から数ピクセル以内の範囲である。また、第1期間は、例えば、0.5秒である。手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれる場合、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202を第2モードに設定する(すなわち、第1モードから第2モードに切り替える)。また、そうでない場合(例えば、ストロークの手書き入力が開始されてすぐに、当該手書き入力によって示される位置が第1範囲外に移動している場合)には、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202を第1モードのまま変更しない。
例えば、モード設定部303が、手書き入力中の第1ストロークに対応する座標を、先頭の座標(画面上に「タッチ」された位置)から順次受信している場合について説明する。
その場合、モード設定部303は、第1ストロークの手書き入力が第1期間(例えば、0.5秒)以上継続して行われている場合(例えば、第1ストロークに対応する座標が第1期間以上連続して受信されている場合)、受信した複数の座標が第1範囲内(例えば、先頭の座標を中心とする数ピクセルの範囲内)に含まれているか否かを判定する。受信した複数の座標が第1範囲内に含まれている場合、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202を第2モードに設定する。一方、受信した複数の座標が第1範囲内に含まれていない場合、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202を第1モードのまま変更しない。
なお、第1ストロークの手書き入力が第1期間未満で終了した場合、第1ストロークは、“.”(ピリオド)のようなごく短いストロークであることが想定される。その場合にも、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202を第1モードのまま変更しない。
モード設定部303は、第1モードから第2モードに変更されたことを、軌跡表示処理部301、時系列情報生成部302、オブジェクト表示処理部304、およびオブジェクト情報生成部305に通知する。
軌跡表示処理部301は、画面上で第1ストロークが手書きで入力されているときに、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)が第1モードから第2モードに変更されたことに応じて、描画中の第1ストロークの軌跡を画面から消去する。
また、オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、画面上で第1ストロークが手書きで入力されているときに、デジタルノートブックアプリケーション202が第2モードである場合、第1ストロークに基づく第1処理を実行する。オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、例えば、デジタルノートブックアプリケーション202が第1モードから第2モードに変更されたことに応じて、第1ストロークに基づく第1処理を実行する。この第1処理には、例えば、第1ストロークに対応する図形オブジェクト(例えば、直線、円形又は矩形)を画面に表示するための処理、画面に表示されている複数のストロークに対応する軌跡から、第1ストロークに対応する軌跡を消去するための処理、および所定の間隔を有するグリッドを表示し、第1ストロークに基づいてグリッド上の直線を表示するための処理の内のいずれかの処理が割り当てられる。換言すると、第2モードには、第1ストロークに対応する直線を描画するための直線描画モード、第1ストロークに対応する円形を描画するための円形描画モード、第1ストロークに対応する矩形を描画するための矩形描画モード、画面から第1ストロークに対応する軌跡を消去する「消しゴム」モード、および第1ストロークに基づいてグリッド上の直線を描画するためのグリッドモードの内のいずれかのモードが割り当てられる。第2モードに割り当てられるモード(処理)は、例えば、ユーザによって指定される。
図6から図10を参照して、第2モードに割り当てられる各モードについて説明する。
図6は、第2モードに直線描画モードが割り当てられているときに、手書き文書51に直線の図形オブジェクトが描画される例を示す。
ユーザは、手書き文書51が表示されているタッチスクリーンディスプレイ17の画面上のタッチ位置(第1の位置)52Aに、外部オブジェクト(例えば、指やペン100)を接触させ、外部オブジェクトをそのタッチ位置52Aを含む第1範囲内にしきい値時間(第1期間)以上停止させる。これに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードから第2モードに割り当てられた直線描画モードに遷移させる。
そして、ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなくスライドさせ、リリース位置52Bで画面から離す(リリースする)。外部オブジェクトが画面から離されたことに応じて、オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、直線の図形オブジェクト52を生成し、また、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードに戻す。オブジェクト表示処理部304は、手書き文書51上に、例えば、タッチ位置52Aとリリース位置52Bとをつなぐ直線のオブジェクト52を描画する。オブジェクト情報生成部305は、描画された直線のオブジェクト52を示す図形オブジェクトデータを生成する。この図形オブジェクトデータについては、図11を参照して後述する。
なお、オブジェクト表示処理部304は、画面上で外部オブジェクトがスライドされている間には、タッチ位置52Aと、そのスライド操作による現在の接触位置とをつなぐ仮の直線のオブジェクトを表示してもよい。これによりユーザは、直線の長さや角度等を確認しながら、スライド操作による接触位置を調整することができる。
次いで、ユーザは、画面に対して外部オブジェクトをタッチ、スライドおよびリリースさせる操作によって、手書き文書51上に文字53や図形を手書きする。つまり、軌跡表示処理部301が、ユーザによる操作に応じて、外部オブジェクトの動きに対応する軌跡(ストローク)が表示することによって、手書き文書51上に手書きの文字53や図形が描画される。
さらに、ユーザは、上述の直線52と同様にして、画面上のタッチ位置(第1の位置)54Aに外部オブジェクトを接触させ、外部オブジェクトをそのタッチ位置54Aに第1期間以上停止させる。これに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードから第2モードに遷移させる。
そして、ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなくスライドさせ、リリース位置54Bで画面から離す。外部オブジェクトが画面から離されたことに応じて、オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、直線の図形オブジェクト54を生成し、また、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードに戻す。オブジェクト表示処理部304は、手書き文書51上に、例えば、タッチ位置54Aとリリース位置54Bとをつなぐ直線のオブジェクト54を描画する。また、オブジェクト表示処理部304は、画面上で外部オブジェクトがスライドされている間には、タッチ位置54Aと、そのスライド操作による現在の接触位置とをつなぐ仮の直線のオブジェクトを表示してもよい。オブジェクト情報生成部305は、描画された直線のオブジェクト54を示す図形オブジェクトデータを生成する。
図7は、第2モードに円形描画モードが割り当てられているときに、手書き文書上に円形の図形オブジェクトが描画される例を示す。
ユーザは、手書き文書が表示されているタッチスクリーンディスプレイ17の画面上のタッチ位置(第1の位置)61Aに、外部オブジェクト(例えば、指やペン100)を接触させ、外部オブジェクトをそのタッチ位置61Aに第1期間以上停止させる。これに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードから第2モードに割り当てられた円形描画モードに遷移させる。
そして、ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなくスライドさせることによって手書きの円61を入力し、外部オブジェクトを画面から離す。外部オブジェクトが画面から離されたことに応じて、オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、手書きの円61に対応する円形の図形オブジェクト62を生成し、また、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードに戻す。オブジェクト表示処理部304は、手書きの円61に対応する円形のオブジェクト62を画面に表示する。オブジェクト情報生成部305は、表示された円形のオブジェクト62を示す図形オブジェクトデータを生成する。
図8は、第2モードに矩形描画モードが割り当てられているときに、手書き文書51に矩形の図形オブジェクトが描画される例を示す。
ユーザは、手書き文書が表示されているタッチスクリーンディスプレイ17の画面上のタッチ位置(第1の位置)65Aに、外部オブジェクト(例えば、指やペン100)を接触させ、外部オブジェクトをそのタッチ位置65Aに第1期間以上停止させる。これに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードから第2モードに割り当てられた矩形描画モードに遷移させる。
そして、ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなくスライドさせることによって手書きの矩形65を入力し、外部オブジェクトを画面から離す。外部オブジェクトが画面から離されたことに応じて、オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、手書きの矩形65に対応する矩形の図形オブジェクト66を生成し、また、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードに戻す。オブジェクト表示処理部304は、手書きの矩形65に対応する矩形のオブジェクト66を画面に表示する。オブジェクト情報生成部305は、表示された矩形のオブジェクト66を示す図形オブジェクトデータを生成する。
図9は、第2モードに「消しゴム」モードが割り当てられているときに、手書き文書上に描画されている内容(ストローク)が消去される例を示す。
ユーザは、手書き文書が表示されているタッチスクリーンディスプレイ17の画面上のタッチ位置(第1の位置)81Aに、外部オブジェクト(例えば、指やペン100)を接触させ、外部オブジェクトをそのタッチ位置81Aに第1期間以上停止させる。これに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードから第2モードに割り当てられた「消しゴム」モードに遷移させる。
そして、ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなくスライドさせることによって、消去したい領域を指示するストローク81を入力し、外部オブジェクトを画面から離す。軌跡表示処理部301は、ストローク81が入力されている期間内において、ストローク81の入力に応じて、ストローク81に対応する領域に描画されている軌跡(ここでは、手書き文字“C”)や図形オブジェクトを、画面からリアルタイムに消去する。この「消しゴム」モードでは、例えば、ストローク81を中心とする所定の範囲が消去される。つまり、所定の大きさを有する「消しゴム」がストローク81に従って移動されたことによって、手書き文字“C”が消去されている。そして、外部オブジェクトが画面から離されたことに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードに戻す。なお、時系列情報生成部302は、消去された軌跡(ストローク)に対応するストロークデータを時系列情報から削除する、またはそのストロークが削除されたことを表す操作履歴を時系列情報に追加する。同様に、オブジェクト情報生成部305は、消去された図形オブジェクトに対応する図形オブジェクトデータを削除する、またはその図形オブジェクトが削除されたことを表す操作履歴を図形オブジェクトデータに追加する。
図10は、第2モードにグリッドモードが割り当てられているときに、手書き文書上にグリッドに沿った直線が描画される例を示す。
ユーザは、手書き文書71が表示されているタッチスクリーンディスプレイ17の画面上のタッチ位置(第1の位置)72Aに、外部オブジェクトを接触させ、外部オブジェクトをそのタッチ位置72Aに第1期間以上停止させる。これに応じて、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードから第2モードに割り当てられたグリッドモードに遷移させ、オブジェクト表示処理部304は、手書き文書71上に間隔を有するグリッド線73(例えば、点線)を表示する。このグリッド線73の間隔は、予め規定された間隔、ユーザによって指定された間隔、手書き文書71に手書きされたストロークに基づいて決定された間隔、等である。
ユーザは、外部オブジェクトを画面から離すことなくスライドさせ、リリース位置(終了点)72Bで画面から離す(リリースする)。オブジェクト表示処理部304およびオブジェクト情報生成部305は、外部オブジェクトが画面から離されたことに応じて、入力されたストローク(タッチ位置およびリリース位置)に基づく、グリッド73上の直線の図形オブジェクト72を生成し、また、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モードに戻す。なお、グリッド線73は、水平方向の線と垂直方向の線とを含む格子状の線に限らず、水平方向の線、垂直方向の線、対角線、任意の角度の線、およびそれらのあらゆる組み合わせであり得る。
ユーザによる外部オブジェクトの操作では、例えば、水平方向の線や垂直方向の線を正確に指示することが難しく、ユーザが水平方向の線や垂直方向の線を描画したい場合でも、水平方向や垂直方向から数度傾いた直線が描画されてしまう可能性がある。ユーザは、このグリッドモードを用いることによって、グリッド73によって示される水平方向の線や垂直方向の線等の描画を容易に指示することができる。
また、図11は上述の図形オブジェクト情報の一構成例を示す。
図形オブジェクト情報は、複数の図形オブジェクトに対応する複数のエントリを含む。各エントリは、例えば、オブジェクトID、座標データ、および入力時刻を含む。ある図形オブジェクトに対応するエントリにおいて、「オブジェクトID」は、その図形オブジェクトに付与された識別情報を示す。「座標データ」は、その図形オブジェクトの形状を表す座標を示す。「時刻」は、その図形オブジェクトが入力された時刻(日時)を示す。
例えば、図形オブジェクトが直線である場合、「座標データ」は直線の両端の座標(X座標及びY座標)を示す。また、例えば、図形オブジェクトが矩形である場合、「座標データ」は矩形を構成する4つの頂点の座標を示す。
なお、図形オブジェクトが円形である場合、そのエントリは「大きさ」をさらに含んでもよい。その場合、「座標データ」は円形の中心の座標を示し、「大きさ」は円形の大きさ(例えば、半径)を示す。
以上の構成によって、第2モードに割り当てられた各モードにおいて、第1ストロークに基づく第1処理が実行される。また、上述したように、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)が第2モードに設定されているときに、第1ストロークの手書き入力が完了したことに応じて、アプリケーション202を第1モードに設定する(すなわち、第2モードから第1モードに戻す)。したがって、デジタルノートブックアプリケーション202は、第2モードで第1ストロークに基づく第1処理の実行が完了した後、ユーザが何等操作を行うことなく第1モードに戻る。したがって、ユーザは、第2モードで第1処理を実行するための第1ストロークを入力する操作を行った後、直ちに、手書きの文字や図形を入力するための操作を再開することができる。
なお、モード設定部303は、第1ストロークの手書き入力が完了してから所定時間が経過したときに、デジタルノートブックアプリケーション202を第1モードに戻してもよい。これにより、第1ストロークの手書き入力が完了してから所定時間までの期間には、第2モードでの処理を継続することもできる。
時系列情報生成部302は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)が第1モードに設定されているときに、第1ストロークの手書き入力が完了したことに応じて、タッチスクリーンディスプレイ17から出力された、第1ストロークに対応する座標列に基づいて、図3で詳述したような構造を有する時系列情報(ストロークデータ)を生成する。この場合、時系列情報、つまりストロークの各点に対応する座標およびタイムスタンプ情報は作業メモリ401に一時保存されてもよい。なお、デジタルノートブックアプリケーション202が第2モード設定されているとき、時系列情報生成部302は、時系列情報を生成しない。
ページ保存処理部306は、生成された時系列情報と図形オブジェクトデータ(作業メモリ401に一時保存された時系列情報と図形オブジェクトデータ)とを、手書き文書データとして記憶媒体402に保存する。記憶媒体402は、例えば、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイスである。
ページ取得処理部307は、記憶媒体402から既に格納されている任意の手書き文書データを読み出す。読み出された手書き文書データは文書表示処理部308に送られる。文書表示処理部308は、手書き文書データを解析し、この解析結果に基づいて、時系列情報によって示される各ストロークの軌跡と、図形オブジェクトデータによって示される図形オブジェクトとを、画面上に手書き文書(手書きページ)として表示する。
以上の構成により、手書き文書上に文字や図形を手書きしているとき(第1モード中)に、当該手書き文書に対する他の処理(第2モードの第1処理)を容易に指示することができる。
次いで、図12を参照して、デジタルノートブックアプリケーション202によって実行される手書き入力処理の手順の例について説明する。なお、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)は、この処理が開始されるとき、第1モード(フリー描画モード)に設定されている。
まず、モード設定部303は、「タッチ」操作である手書き入力操作が検出されたか否かを判定する(ブロックB101)。例えば、モード設定部303は、タッチスクリーンディスプレイ17の画面上に外部オブジェクト(例えば、指またはペン100)が接触したことを示すイベントが検出されたか否かを判定する。「タッチ」操作が検出されていない場合(ブロックB101のNO)、ブロックB101に戻り、再度、「タッチ」操作が検出されたか否かが判定される。
「タッチ」操作が検出された場合(ブロックB101のYES)、モード設定部303は、開始点(タッチ位置に対応する座標)を保存する(ブロックB102)。また、軌跡表示処理部301は、手書き入力操作によるペン100等の動きの軌跡(ストローク)をディスプレイ17Aに表示する(ブロックB103)。
次いで、モード設定部303は、「タッチ」操作が検出されてからしきい値時間(第1期間)が経過したか否かを判定する(ブロックB104)。「タッチ」操作が検出されてからしきい値時間が経過していない場合(ブロックB104のNO)、モード設定部303は、外部オブジェクトが画面から離される「リリース」操作が検出されたか否かを判定する(ブロックB105)。「リリース」操作が検出されていない場合(ブロックB105のNO)、ブロックB103に戻り、手書き入力操作によるペン100等の動きの軌跡の表示が続行される。
「リリース」操作が検出されている場合(ブロックB105のYES)、時系列情報生成部302は、手書き入力操作による軌跡(ストローク)に対応する座標列に基づいて上述の時系列情報(ストロークデータ)を生成し(ブロックB106)、処理を終了する。このような「タッチ」から「リリース」までの時間がしきい値時間未満である手書き入力操作では、例えば、“.”(ピリオド)のようなごく短いストロークが手書きされる。
また、「タッチ」操作が検出されてからしきい値時間が経過している場合(ブロックB104のYES)、モード設定部303は、手書き入力位置がしきい値時間以上、開始点(第1の位置)に停止しているか否かを判定する(ブロックB107)。換言すると、モード設定部303は、外部オブジェクトが画面に接触(「タッチ」)された後、その外部オブジェクトが画面から離れることなくしきい値時間が経過した場合に、外部オブジェクトがしきい値時間以上、開始点に停止しているか、それとも、外部オブジェクトが開始点から移動したかを判定する。なお、外部オブジェクトがしきい値時間以上、開始点に停止しているかどうかの判定は、外部オブジェクト(手書きにより入力される位置)がしきい値時間以上、開始点を含む第1範囲内(例えば、数ピクセル内)に含まれるかどうかの判定であってもよい。
手書き入力位置がしきい値時間以上、開始点に停止していない場合(ブロックB107のNO)、軌跡表示処理部301は、手書き入力操作によるペン100等の動きの軌跡(ストローク)の表示を続行する(ブロックB108)。そして、時系列情報生成部302は、外部オブジェクトを画面から離す「リリース」操作が検出されたか否かを判定する(ブロックB109)。「リリース」操作が検出された場合(ブロックB109のYES)、時系列情報生成部302は、手書き入力操作による軌跡(ストローク)に対応する座標列に基づいて上述の時系列情報(ストロークデータ)を生成する(ブロックB110)。時系列情報生成部302は、その時系列情報を作業メモリ401に一時保存してもよい。「リリース」操作が検出されていない場合(ブロックB109のNO)、ブロックB108に戻り、手書き入力操作によるペン100等の動きの軌跡の表示が続行される。
手書き入力位置がしきい値時間以上、開始点に停止している場合(ブロックB107のYES)、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第2モード(例えば、直線描画モード、円形描画モード、矩形描画モード、「消しゴム」モード、またはグリッドモード)に設定する(ブロックB111)。そして、デジタルノートブックアプリケーション202が第2モードに設定されている場合、軌跡表示処理部301は、画面上(手書き文書上)に表示されている、手書き入力中のストロークに対応する軌跡を画面から削除し(ブロックB112)、オブジェクト表示処理部304は、手書き入力によるペン100等の動きに基づく図形オブジェクト(例えば、直線、円形、矩形、等)を表示する(ブロックB113)。オブジェクト表示処理部304は、例えば、第2モードが直線描画モードである場合、開始点と手書き入力による現在の接触位置とをつなぐ直線を表示する。なお、第2モードが「消しゴム」モードに割り当てられている場合には、手書き入力によるペン100等の動きに基づいて、手書き文書上に既に手書きされているストロークや図形オブジェクトを消去する。
次いで、オブジェクト情報生成部305は、外部オブジェクトを画面から離す「リリース」操作が検出されたか否かを判定する(ブロックB114)。「リリース」操作が検出されていない場合(ブロックB114のNO)、ブロックB113に戻り、手書き入力操作によるペン100等の動きに基づく図形オブジェクトの表示(または、「消しゴム」によるストロークおよび図形オブジェクトの消去)が続行される。
「リリース」操作が検出された場合(ブロックB114のYES)、オブジェクト情報生成部305は、手書き入力操作による軌跡(ストローク)に対応する座標列に基づいてオブジェクト情報(例えば、直線の開始座標と終了座標とを示すオブジェクト情報)を生成する(ブロックB115)。オブジェクト情報生成部305は、そのオブジェクト情報を作業メモリ401に一時保存してもよい。そして、モード設定部303は、デジタルノートブックアプリケーション202(コンピュータ10)を第1モード(フリー描画モード)に戻す(ブロックB116)。
このように、本実施形態では、デジタルノートブックアプリケーション202を、手書きの文字や図形を入力する第1モードから第1処理を実行する第2モードに容易に切り替えることができる。また、デジタルノートブックアプリケーション202は、第2モードで一つのストロークに基づく図形オブジェクトを表示した後、ユーザが何等操作を行うことなく第1モードに戻る。したがって、ユーザは、一つの図形オブジェクトを入力するための操作を行った後、直ちに、手書きの文字や図形を入力するための操作を再開することができる。
なお、上述の説明では、タッチスクリーンディスプレイ17上で、指やペン100等の外部オブジェクトを用いて手書き入力する例について述べたが、マウスやタッチパッドのような各種のポインティングデバイスを用いて手書き入力する場合にも、上述の処理を適用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、手書き文書上に文字や図形を手書きしているときに、当該手書き文書に対する他の処理を容易に指示することができる。モード設定部303は、ストロークの書き始めに、外部オブジェクトを画面上で一旦(第1期間以上)停止させる操作に応じてコンピュータ10を第2モードに設定し、そのストロークが書き終わったことに応じてコンピュータ10を第1モードに戻す。これにより、ツール内のボタンやメニュー等を用いてモードを切り替えるための操作を行うことなく、手書き入力操作によって第1モードと第2モードとを切り替えることができるので、モードを切り替えるために要するユーザの手間を軽減することができる。
なお、本実施形態の手書き入力処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、手書き入力処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
17A…LCD、202…デジタルノートブックアプリケーション、301…軌跡表示処理部、302…時系列情報生成部、303…モード設定部、304…オブジェクト表示処理部、305…オブジェクト情報生成部、306…ページ保存処理部、307…ページ取得処理部、308…文書表示処理部、401…作業メモリ、402…記憶媒体。

Claims (15)

  1. 電子機器であって、
    画面上で第1ストロークが手書きで入力されるときに、前記電子機器が第1モードである場合、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面に表示し、前記電子機器が第2モードである場合、前記第1ストローク基づく第1処理を実行する処理手段と、
    手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれる場合、前記電子機器を前記第2モードに設定する設定手段とを具備し、
    前記第1処理は、複数の図形オブジェクトのうち、前記第1ストロークの軌跡に応じて定まる図形オブジェクトを前記画面に表示することであって、
    前記図形オブジェクトは、直線、円形又は矩形のいずれかと対応可能であって、
    前記第2モードにおける前記第1ストロークの軌跡は、手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれた後、そのまま継続して手書きにより入力される位置の軌跡に対応するものであって、
    前記設定手段は、前記電子機器が前記第2モードである場合、前記第1ストロークの手書き入力が完了したことに応じて、前記電子機器を前記第1モードに設定する電子機器。
  2. 前記図形オブジェクトは、前記第1ストロークの先頭の座標と最後の座標とをつなぐ直線である請求項記載の電子機器。
  3. 前記第1処理は、間隔を有するグリッドを表示し、前記第1ストロークに基づいて前記グリッド上の直線を表示することを含む請求項1記載の電子機器。
  4. 前記処理手段は、前記第2モードに設定されたことに応じて、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面から消去する請求項1記載の電子機器。
  5. タッチスクリーンディスプレイをさらに具備し、
    前記第1ストロークは前記タッチスクリーンディスプレイを用いて手書き入力される請求項1記載の電子機器。
  6. 画面上で第1ストロークが手書きで入力されるときに、電子機器が第1モードである場合、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面に表示し、
    手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれる場合、前記電子機器を第2モードに設定し、
    前記第1ストロークが手書きで入力されるときに、前記電子機器が前記第2モードである場合、前記第1ストロークに基づく第1処理を実行するものであって、
    前記第1処理は、複数の図形オブジェクトのうち、前記第1ストロークの軌跡に応じて定まる図形オブジェクトを前記画面に表示することであって、
    前記図形オブジェクトは、直線、円形又は矩形のいずれかと対応可能であって、
    前記第2モードにおける前記第1ストロークの軌跡は、手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれた後、そのまま継続して手書きにより入力される位置の軌跡に対応するものであって、
    前記設定することは、前記電子機器が前記第2モードである場合、前記第1ストロークの手書き入力が完了したことに応じて、前記電子機器を前記第1モードに設定するものである方法。
  7. 前記図形オブジェクトは、前記第1ストロークの先頭の座標と最後の座標とをつなぐ直線である請求項記載の方法。
  8. 前記第1処理は、間隔を有するグリッドを表示し、前記第1ストロークに基づいて前記グリッド上の直線を表示することを含む請求項記載の方法。
  9. 前記第2モードに設定されたことに応じて、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面から消去することをさらに含む請求項記載の方法。
  10. 前記電子機器は、タッチスクリーンディスプレイを具備し、
    前記第1ストロークは前記タッチスクリーンディスプレイを用いて手書き入力される請求項記載の方法。
  11. コンピュータにより実行されるプログラムであって、前記プログラムは、
    画面上で第1ストロークが手書き入力されるときに、前記コンピュータが第1モードである場合、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面に表示する手順と、
    手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれる場合、前記コンピュータを第2モードに設定する手順と、
    前記第1ストロークが手書きで入力されるときに、前記コンピュータが前記第2モードである場合、前記第1ストロークに基づく第1処理を実行する手順とを前記コンピュータに実行させるものであって、
    前記第1処理は、複数の図形オブジェクトのうち、前記第1ストロークの軌跡に応じて定まる図形オブジェクトを前記画面に表示することであって、
    前記図形オブジェクトは、直線、円形又は矩形のいずれかと対応可能であって、
    前記第2モードにおける前記第1ストロークの軌跡は、手書きにより入力される位置が第1範囲内に第1期間以上含まれた後、そのまま継続して手書きにより入力される位置の軌跡に対応するものであって、
    前記設定する手順は、前記電子機器が前記第2モードである場合、前記第1ストロークの手書き入力が完了したことに応じて、前記電子機器を前記第1モードに設定するものであるプログラム。
  12. 前記図形オブジェクトは、前記第1ストロークの先頭の座標と最後の座標とをつなぐ直線である請求項11記載のプログラム。
  13. 前記第1処理は、間隔を有するグリッドを表示し、前記第1ストロークに基づいて前記グリッド上の直線を表示することを含む請求項11記載のプログラム。
  14. 前記第2モードに設定されたことに応じて、前記第1ストロークに対応する軌跡を前記画面から消去する手順をさらに含む請求項11記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータは、タッチスクリーンディスプレイを具備し、
    前記第1ストロークは前記タッチスクリーンディスプレイを用いて手書き入力される請求項11記載のプログラム。
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