JP6301515B1 - 通信システム、通信端末及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信端末及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信相手先に応じて応答可否状況を的確に伝達可能な通信システムの提供。【解決手段】通信システム1は、複数の通信端末10とサーバ30とを備える。各通信端末10は、通信機能を備える。各通信端末10は、表示部と記憶部と通信部と計時部と制御部とを有する。通信端末10Aの記憶部は、第1設定画面を介して設定された第1応答可能時間帯と、第2設定画面を介して設定された第2応答可能時間帯とを記憶する。通信端末10Aの制御部は、通信端末10Bからの出力指示に応答して、現在時刻を第1応答可能時間帯と照合して第1応答可否情報を生成し、通信部を介して第1応答可否情報をサーバ30に送信する。通信端末10Aの制御部は、通信端末10Cからの出力指示に応答して、現在時刻を第2応答可能時間帯と照合して第2応答可否情報を生成し、通信部を介して第2応答可否情報をサーバ30に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信相手先に応じて応答可否状況を的確に伝達することが可能な通信システムに関する。
従来、加入者の状態を予め記憶しておき、発信側加入者に加入者状態を通知する加入者状態通知装置が提案されている。かかる加入者状態通知装置は、加入者からの状態登録信号に応答して加入者状態を登録する。加入者は、予め定められた状態を示す番号のうち、状態を選択して手動で設定した状態登録信号を送信する(例えば、特許文献1)。また、応答可能時間帯を設定しておくことによって、応答可否状況を正確に把握することが可能な通信システムも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2000−236391号公報 特許第5996135号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術では、ユーザが状態設定を手動で行わなければならなかった。そのため、ユーザが状態設定の変更を怠った場合には、加入者の正確な状態を正確に把握できないという問題がある。また、上記特許文献2に記載の技術では、通信相手先にかかわらず一律に設定した応答可否状況が伝達されるため、通信相手先によっては好ましくない場合がある。更に、最近では、ストーカーなど通信を望まない相手に対する対策も求められている。
そこで本発明は、通信相手先に応じて応答可否状況を的確に伝達することが可能な通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、通信システムであって、通話機能と電子メール機能とチャット機能との少なくとも1つを通信機能として備える第1通信端末と、前記通信機能を備える第2通信端末と、前記通信機能を備える第3通信端末と、前記第1通信端末、前記第2通信端末及び前記第3通信端末の各々とネットワーク通信を行うことが可能なサーバと、前記サーバとは異なる機関サーバと、を備え、前記第1通信端末は、前記第2通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第1応答可能時間帯を設定するための第1設定画面と、前記第3通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第2応答可能時間帯を設定するための第2設定画面とを表示することが可能な第1表示部と、前記第1設定画面を介して設定された前記第1応答可能時間帯と、前記第2設定画面を介して設定された前記第2応答可能時間帯とを記憶する第1記憶部と、 前記サーバとネットワーク通信を行う第1通信部と、現在時刻を出力する第1計時部と、 第1制御部と、を有し、前記第2通信端末は、第2表示部と、前記サーバとネットワーク通信を行う第2通信部と、第2制御部とを有し、前記第3通信端末は、第3表示部と、前記サーバとネットワーク通信を行う第3通信部と、第3制御部とを有し、前記第1通信端末の前記第1制御部は、通信相手先が何れの機能グループに属するかを設定する機能グループ設定部と、前記機能グループが特定機能グループであるか否かを設定する特定機能グループ設定部と、前記特定機能グループに属する相手先からの通信の許容回数を入力する許容回数入力部とを前記第1表示部に表示させ、前記第2通信端末と前記第3通信端末とは、異なる前記機能グループに属する通信相手先であり、前記第1記憶部は、前記機能グループ設定部に入力された情報であって通信相手先が何れの前記機能グループに属するかの情報を記憶する機能グループ記憶部と、前記特定機能グループ設定部に入力された情報であって前記機能グループが前記特定機能グループであるか否かの情報を記憶する特定機能グループ記憶部と、前記許容回数入力部に入力された前記許容回数を記憶する許容回数記憶部と、前記特定機能グループに属する相手先からの連絡回数を記憶する連絡回数記憶部と、を有し、前記第2通信端末の前記第2制御部は、前記通信機能の応答可否に関する第1応答可否情報の出力要求を前記第2通信部を介して前記サーバに送信し、前記サーバは、前記出力要求に応答して、前記第1応答可否情報の出力指示を前記第1通信端末に送信し、前記第1通信端末の前記第1制御部は、前記出力指示に応答して、前記第1計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第1応答可能時間帯と照合して前記第1応答可否情報を生成し、前記第1通信部を介して前記第1応答可否情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記第1応答可否情報を前記第2通信端末に送信し、前記第2通信端末の前記第2制御部は、前記第1応答可否情報に基づいて、前記通信機能の応答可否状況を前記第2表示部に表示し、前記第3通信端末の前記第3制御部は、前記通信機能の応答可否に関する第2応答可否情報の出力要求を前記第3通信部を介して前記サーバに送信し、前記サーバは、前記出力要求に応答して、前記第2応答可否情報の出力指示を前記第1通信端末に送信し、前記第1通信端末の前記第1制御部は、前記出力指示に応答して、前記第1計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第2応答可能時間帯と照合して前記第2応答可否情報を生成し、前記第1通信部を介して前記第2応答可否情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記第2応答可否情報を前記第3通信端末に送信し、前記第3通信端末の前記第3制御部は、前記第2応答可否情報に基づいて、前記通信機能の応答可否状況を前記第3表示部に表示し、前記第1制御部は、前記連絡回数記憶部に記憶された前記連絡回数の合計と、前記許容回数記憶部に記憶された前記許容回数とを比較し、前記連絡回数の合計が前記許容回数に達した場合に、前記第1通信部を介して、通知を前記機関サーバに送信することを特徴とする通信システムを提供している。
ここで、前記第1通信端末の前記第1制御部は、前記出力指示に応答して、前記現在時刻から所定時間経過後までの応答可否を直近応答可否情報として生成し、前記第1応答可否情報と共に前記サーバに送信し、前記サーバは、前記第1応答可否情報及び前記直近応答可否情報を前記第2通信端末に送信し、前記第2通信端末の前記第2制御部は、前記応答可否状況を前記第2表示部に表示すると共に、前記現在時刻から前記所定時間経過後までの応答可否を表示するのが好ましい。
また、前記第1設定画面には、午前の前記第1応答可能時間帯を設定するための第1アナログ時計と午後の前記第1応答可能時間帯を設定するための第2アナログ時計とがそれぞれ表示され、前記第2設定画面には、午前の前記第2応答可能時間帯を設定するための第3アナログ時計と午後の前記第2応答可能時間帯を設定するための第4アナログ時計とがそれぞれ表示されるのが好ましい。
また、前記第1設定画面には第1登録ボタンが設けられており、前記第1記憶部は、前記第1登録ボタンが押下されると、前記第1設定画面を介して設定された前記第1応答可能時間帯をお気に入りの第1時間帯として記憶し、前記第2設定画面には第2登録ボタンが設けられており、前記第2記憶部は、前記第2登録ボタンが押下されると、前記第2設定画面を介して設定された前記第2応答可能時間帯をお気に入りの第2時間帯として記憶するのが好ましい。
また、本発明は、通話機能と電子メール機能とチャット機能との少なくとも1つを通信機能として備える通信端末であって、他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第1応答可能時間帯を設定するための第1設定画面と、更に他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第2応答可能時間帯を設定するための第2設定画面とを表示することが可能な表示部と、前記第1設定画面を介して設定された前記第1応答可能時間帯と、前記第2設定画面を介して設定された前記第2応答可能時間帯とを記憶する記憶部と、サーバとネットワーク通信を行う通信部と、現在時刻を出力する計時部と、制御部と、を有し、前記制御部は、通信相手先が何れの機能グループに属するかを設定する機能グループ設定部と、前記機能グループが特定機能グループであるか否かを設定する特定機能グループ設定部と、前記特定機能グループに属する相手先からの通信の許容回数を入力する許容回数入力部とを前記表示部に表示させ、前記記憶部は、前記機能グループ設定部に入力された情報であって通信相手先が何れの前記機能グループに属するかの情報を記憶する機能グループ記憶部と、前記特定機能グループ設定部に入力された情報であって前記機能グループが前記特定機能グループであるか否かの情報を記憶する特定機能グループ記憶部と、前記許容回数入力部に入力された前記許容回数を記憶する許容回数記憶部と、前記特定機能グループに属する相手先からの連絡回数を記憶する連絡回数記憶部と、を有し、前記他の通信端末からの応答可否に関する第1応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第1応答可能時間帯と照合して前記第1応答可否情報を生成し、前記第1応答可否情報を前記通信部を介して前記他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記他の通信端末に表示させ、前記更に他の通信端末からの応答可否に関する第2応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第2応答可能時間帯と照合して前記第2応答可否情報を生成し、前記第2応答可否情報を前記通信部を介して前記更に他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記更に他の通信端末に表示させ、前記連絡回数記憶部に記憶された前記連絡回数の合計と、前記許容回数記憶部に記憶された前記許容回数とを比較し、記連絡回数の合計が前記許容回数に達した場合に、前記通信部を介して、通知を前記サーバとは異なる機関サーバに送信することを特徴とする通信端末を提供している。
更に、本発明は、通話機能と電子メール機能とチャット機能との少なくとも1つを通信機能として備える通信端末であって、サーバとネットワーク通信を行う通信部と、現在時刻を出力する計時部と、を有し、前記通信機能を備える他の通信端末との間で通信を行うことが可能な通信端末に、a)他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第1応答可能時間帯を第1設定画面を介して設定するステップと、b)前記第1応答可能時間帯を記憶するステップと、c)更に他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第2応答可能時間帯を第2設定画面を介して設定するステップと、d)前記第2応答可能時間帯を記憶するステップと、e)通信相手先が何れの機能グループに属するかを設定するステップと、f)前記通信相手先が何れの前記機能グループに属するかの情報を記憶するステップと、g)前記機能グループが特定機能グループであるか否かを設定するステップと、h)前記機能グループが前記特定機能グループであるか否かの情報を記憶するステップと、i)前記特定機能グループに属する相手先からの通信の許容回数を入力するステップと、j)前記許容回数を記憶するステップと、k)前記他の通信端末からの応答可否に関する第1応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第1応答可能時間帯と照合して前記第1応答可否情報を生成するステップと、l)前記第1応答可否情報を前記通信部を介して前記他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記他の通信端末に表示させるステップと、m)前記更に他の通信端末からの応答可否に関する第2応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第2応答可能時間帯と照合して前記第2応答可否情報を生成するステップと、n)前記第2応答可否情報を前記通信部を介して前記更に他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記更に他の通信端末に表示させるステップと、o)前記特定機能グループに属する相手先からの連絡回数を記憶するステップと、p)前記連絡回数記憶部に記憶された前記連絡回数の合計と、前記許容回数記憶部に記憶された前記許容回数とを比較するステップと、q)前記連絡回数の合計が前記許容回数に達した場合に、前記通信部を介して、通知を前記サーバとは異なる機関サーバに送信するステップと、を実行させるためのプログラムを提供している。
本発明によれば、通信相手先に応じて応答可否状況を的確に伝達することが可能である。
本発明の一実施形態による通信システムの構成を示す図。 端末装置のハードウェア構成を示すブロック図。 記憶部に記憶されるデータの内容を模式的に示す概念図。 電話帳登録画面を示す図。 機能グループ設定画面を示す図。 応答可能時間帯を設定するための設定画面を示す図。 機能グループ1に対する設定画面を介して設定される応答可能時間帯の一例を示す図。 機能グループ2に対する設定画面を介して設定される応答可能時間帯の一例を示す図。 機能グループ3に対する設定画面を介して設定される応答可能時間帯の一例を示す図。 通信システムの動作を示すシーケンス図。 機能グループ1に対応する通信端末から要求があった場合の応答可否状況を表示する画面を示す図。 機能グループ2に対応する通信端末から要求があった場合の応答可否状況を表示する画面を示す図。 機能グループ3に対応する通信端末から要求があった場合の応答可否状況を表示する画面を示す図。 変形例に係る応答可否状況を表示する画面を示す図。
<1.構成> 以下、図1乃至図6Cを参照しながら、本発明の通信システム、通信端末及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、通信システム1は、複数の通信端末10(10A,10B,10C,10D…)とサーバ30と機関サーバ130とを備えて構成される。
各通信端末10は、ネットワークNWを介してサーバ30及び機関サーバ130に接続されており、サーバ30との間でネットワーク通信を行うことが可能である。ネットワーク2は、LAN(Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク))、WAN(Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)、インターネット、公衆回線等の通信ネットワークで構成されている。
各通信端末10は、何れも、Wi−Fi(登録商標)によりネットワークNWに無線接続されている。一方、サーバ30は、LANケーブルを介してネットワークNWに有線接続されている。ただし、ネットワークNWへの接続形態は、これらに限定されるものではなく、例えば、各通信端末10が有線接続され、サーバ30が無線接続されるように構成してもよい。機関サーバ130についても同様である。
各通信端末10は、公知のスマートフォンと同様の構成を備えている。各通信端末10は、通話機能、電子メール機能及びチャット機能等を通信機能として備えている。
通話機能は、特定の電話機と公衆回線を通じて通話を行うための機能である。電子メール機能は、ネットワークNWを通じて文書や画像等の情報を交換するための機能である。チャット機能は、ネットワークNWを通じてリアルタイムにコミュニケーションを行うための機能である。このチャット機能はSNSサービス等に付随している。
例えば、通信端末10Aは、他の通信端末10B〜10Dに対して、電話をかけたり、電子メールを送受信したり、チャットによるメッセージを送ったりすることが可能である。また、通信端末10B〜10Dについても同様である。
このように、各通信端末10は、互いの通信機能を利用して各種の通信を行うことが可能である。
詳細には、図2Aに示すように、通信端末10は、CPU11、RAM12、ROM13、通信部14、記憶部15、操作表示部16、計時部17等を備え、これらがバス18により相互に接続されている。
CPU11は中央演算装置であり、RAM12、ROM13などと協働して、後述する各種の処理を実行する。詳細には、CPU11は、予めインストールされている1又は複数のプログラムを実行することにより、各種の処理を実行する。これによって、CPU11は、各通信端末10の動作を統括的に制御する制御部として機能する。
特に、各通信端末10には、通信相手の応答可否状況を事前に把握するための応答可否判断プログラムがインストールされている。応答可否判断プログラムは、サーバ30と連携して動作するサーバ連携型のプログラムである。この応答可否判断プログラムの具体的動作については後に詳述する。
RAM12は、CPU11の演算の際にデータを一時的に記憶するものであり、ROM13は、BIOSなどのプログラムが記憶された読み出し専用メモリである。
通信部14は、インターネットを介してサーバ30とネットワーク通信を行う処理部である。
記憶部15は、公知のフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)で構成されており、各種のデータを記憶する。
操作表示部16は、公知のタッチパネル式ディスプレイとして構成され、ユーザによる操作入力を受け付けると共に、各種の操作画面を表示する処理部である。
計時部17は、出力指示に応答して現在時刻を出力する処理部である。
サーバ30は、公知のパーソナルコンピュータと同様の構成を備えており、上述の応答可否判断プログラムの実行時において各通信端末10との間のネットワーク通信を制御する。
図2Bに記憶部15の構成を示す。記憶部15は、電話帳記憶部15A、機能グループ記憶部15B、許容回数記憶部15C、連絡回数記憶部15Dを有する。
電話帳記憶部15Aは、図2Cの電話帳登録画面でユーザによって入力される電話帳データを記憶する。各データは、例えば、名前、電話番号、Eメールアドレス、グループ、機能グループを含む。名前は、「父」、「母」、「鈴木」、「ストーカーA」など、ユーザが任意に付けた名前である。電話番号は通話やSMS(Short Message Service)に使用される。Eメールアドレスはメール通信に使用される。
グループは、ユーザが自己の便宜のためにラベル付けしたものであり、本実施形態の処理には関係しない。
機能グループは、応答可能時間帯を表示する際に該当する機能グループの応答可能時間帯を選択するためのものである。なお、グループと機能グループとは対応していなくてもよい。機能グループ記憶部15Bは、機能グループ1〜3と、応答可能時間帯1〜3と、後述する「迷惑」ONかOFFかの情報とを対応付けて記憶する。
ここで、通信端末10Bは機能グループ1として指定された端末(例えば父)であり、通信端末10Cは機能グループ2として指定された端末(例えば友人の鈴木)であり、通信端末10Dは機能グループ3として指定された端末(例えばストーカーA)である。
許容回数記憶部15Cは、詳しくは後述するが、「迷惑」と設定された機能グループに属する相手先からの通話・Eメール・チャットの許容回数を設定して記憶しておくための記憶部である。連絡回数記憶部15Dは、「迷惑」と設定された機能グループに属する相手先からの通話・Eメール・チャットが実際にあった回数をカウントして記憶しておくための記憶部である。
図2Cに示す電話帳登録画面は、通信端末10の操作表示部16に表示され、名前入力欄61、電話番号入力欄62、Eメールアドレス入力欄63、グループ入力欄64、機能グループ入力欄65の各入力欄がユーザの入力を受け付けるように構成されている。なお、グループ入力欄64、機能グループ入力欄65は、既に入力されたデータがある場合、選択肢がプルダウン等によって表示され、ユーザが所望の選択肢を選択できるようになっていてもよい。
<2.動作> 次に、図3〜図6Cを参照しながら、応答可否判断プログラム実行時における通信システム1の動作について詳細に説明する。
応答可否判断プログラムは、各通信端末10において、以下に説明するような初期設定(詳細には、各通信機能の応答可能時間帯の設定)が完了している場合に実行可能となる。
具体的には、通話機能、電子メール機能及びチャット機能の各応答可能時間帯を図3に示す設定画面GA1を介して設定する。なお、図3は機能グループ1に対する設定画面を示しており、他の機能グループ2,3に対する設定画面も別に用意されている。ただし、他の機能グループ2,3に対する設定画面の表示は、設定画面GA1と基本的に同じである。
図3に示すように、設定画面GA1には、通話機能に関して、午前(AM)の応答可能時間帯を設定するためのアナログ時計AN11と午後(PM)の応答可能時間帯を設定するためのアナログ時計AN12とがそれぞれ表示される。
また、設定画面GA1には、電子メール機能に関して、午前(AM)の応答可能時間帯を設定するためのアナログ時計AN21と午後(PM)の応答可能時間帯を設定するためのアナログ時計AN22とがそれぞれ表示される。
さらに、設定画面GA1には、チャット機能に関して、午前(AM)の応答可能時間帯を設定するためのアナログ時計AN31と午後(PM)の応答可能時間帯を設定するためのアナログ時計AN32とがそれぞれ表示される。
図3に示すように、初期状態では、何れのアナログ時計も文字盤のみが表示され、針が表示されない。
図3に示す設定画面GA1において、ユーザが時間帯を設定するための所定の動作を行うと、図4Aに示すように、各アナログ時計の文字盤には時間帯を区切る境界線が表示される。ここで、所定の動作としては、ユーザが文字盤の中心から外周に向けて線を引くスライド操作等が挙げられる。なお、図4Aは、機能グループ1に対する応答可能時間帯の設定画面である。
文字盤に境界線が表示された後、特定の領域をタップ操作することによって、かかる特定領域に対応する時間帯の応答可否が選択される。なお、ここでは、タップ操作を行う毎に応答可否が順次に切り替わるものとする。
図4Aでは、通話機能に関して、アナログ時計AN11では、午前0時から午前5時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前5時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN12では、午後0時から午後11時までの期間は応答可能(OK)に設定され、午後11時から午後12時までの期間は応答不可(NG)に設定されている。
また、電子メール機能に関して、アナログ時計AN21では、午前0時から午前5時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前5時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN22では、午後0時から午後11時までの期間は応答可能に設定され、午後11時から午後12時までの期間は応答不可に設定されている。
さらに、チャット機能に関して、アナログ時計AN31では、午前0時から午前7時までの期間は応答不可に設定され、午前7時から午前12時までの期間は応答可能に設定されている。また、アナログ時計AN32では、午後0時から午後11時までの期間は応答可能に設定され、午後11時から午後12時までの期間は応答不可に設定されている。
図4Aに示す決定ボタンが押下されると、通話機能に関する応答可能時間帯は午前5時から午後11時までの期間に設定され、記憶部15の機能グループ記憶部15Bの「応答可能時間帯1」に記憶される。また、電子メール機能に関する応答可能時間帯は午前5時から午後11時までに設定され、同様に機能グループ記憶部15Bの「応答可能時間帯1」に記憶される。さらに、チャット機能に関する応答可能時間帯は午前7時から午後11時までに設定され、同様に機能グループ記憶部15Bの「応答可能時間帯1」に記憶される。
また、図4Aに示すお気に入り登録ボタンが押下されると、図4Aの設定画面を介して設定された各時間帯がお気に入り時間帯として記憶部15に登録される。これにより、ユーザが次回以降設定画面GA1における各時間帯の設定を省略することが可能になる。
以上、機能グループ1に対する応答可能時間帯の設定について説明したが、他の機能グループ2,3に対しても個別に応答可能時間帯の設定が可能である。
図4Bは、機能グループ2に対して設定された応答可能時間帯を示す。
図4Bでは、通話機能に関して、アナログ時計AN11では、午前0時から午前7時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前7時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN12では、午後0時から午後9時までの期間は応答可能(OK)に設定され、午後9時から午後12時までの期間は応答不可(NG)に設定されている。
また、電子メール機能に関して、アナログ時計AN21では、午前0時から午前7時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前7時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN22では、午後0時から午後11時までの期間は応答可能に設定され、午後11時から午後12時までの期間は応答不可に設定されている。
さらに、チャット機能に関して、アナログ時計AN31では、午前0時から午前7時までの期間は応答不可に設定され、午前7時から午前12時までの期間は応答可能に設定されている。また、アナログ時計AN32では、午後0時から午後11時までの期間は応答可能に設定され、午後11時から午後12時までの期間は応答不可に設定されている。これらの応答可能時間帯は、機能グループ記憶部15Bの「応答可能時間帯2」に記憶される。
図4Cは、機能グループ3に対して設定された応答可能時間帯を示す。
図4Cでは、通話機能に関して、アナログ時計AN11では、午前0時から午前9時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前9時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN12では、午後0時から午後5時までの期間は応答可能(OK)に設定され、午後5時から午後12時までの期間は応答不可(NG)に設定されている。
また、電子メール機能に関して、アナログ時計AN21では、午前0時から午前9時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前9時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN22では、午後0時から午後5時までの期間は応答可能(OK)に設定され、午後5時から午後12時までの期間は応答不可(NG)に設定されている。
さらに、チャット機能に関して、アナログ時計AN31では、午前0時から午前9時までの期間は応答不可(NG)に設定され、午前9時から午前12時までの期間は応答可能(OK)に設定されている。また、アナログ時計AN32では、午後0時から午後5時までの期間は応答可能(OK)に設定され、午後5時から午後12時までの期間は応答不可(NG)に設定されている。これらの応答可能時間帯は、機能グループ記憶部15Bの「応答可能時間帯3」に記憶される。
次に、図5を参照しながら、通信システム1の動作について説明する。以下では、まず、通信端末10Bが、通信端末10Aの通信機能の応答可否状況を問い合わせる状況を想定して説明する。
まず、通信端末10Bは、通信端末10Aの通信機能の応答可否に関する応答可否情報の出力要求をサーバ30に送信する(ステップS1)。このとき、通信端末10Bは、上記出力要求とともに自己を識別する識別情報(例えば電話番号)も併せてサーバ30に送信する。
サーバ30は、応答可否情報の出力要求を受信すると、当該応答可否情報の出力指示及び通信端末10Bの識別情報を通信端末10Aに送信する(ステップS2)。
通信端末10AのCPU11は、相手先判断処理を実行する(ステップS3)。相手先判断処理では、CPU11は、上記識別情報を取得して、RAM12に記憶する。
次に、通信端末10AのCPU11は、機能グループ特定処理を実行する(ステップS4)。機能グループ特定処理では、CPU11は、電話帳記憶部15Aを検索して上記識別情報に対応する機能グループを特定する。この例では、通信端末10B(「父」の端末)が要求元であるから、機能グループ1を示す情報がRAM12に記憶される。
次に、通信端末10AのCPU11は、応答可否情報生成処理を実行する(ステップS5)。CPU11は、計時部17を介して現在時刻を取得する。そして、CPU11は、当該現在時刻を記憶部15内の機能グループ1に対応する応答可能時間帯1と照合して応答可否情報を生成する。
具体的には、現在時刻が応答可能時間帯にある場合は応答可能を示す応答可否情報が生成され、現在時刻が応答可能時間帯から外れている場合は応答不能を示す応答可否情報が生成される。
ここでは、通話機能の応答可能時間帯と電子メール機能の応答可能時間帯とチャット機能の応答可能時間帯との各々に関し、応答可否が判定されて応答可否情報が生成される。すなわち、応答可否情報は、通話機能の応答可否と、電子メール機能の応答可否と、チャット機能の応答可否との3つの情報を含んでいる。
この後、通信端末10Aは、ステップS5において生成された応答可否情報をサーバ30に送信する(ステップS6)。そして、サーバ30は、当該応答可否情報を要求元の通信端末10Bに送信する(ステップS7)。
通信端末10Bは、応答可否情報に基づいて、各通信機能の応答可否状況を操作表示部16に表示する(ステップS8)。例えば、応答可否情報が、通話機能に関して応答可能、電子メール機能に関して応答可能、チャット機能に関して応答可能を示す情報を含む場合、図6Aに示すような画面GA21が表示される。なお、図6A〜6Cは各機能グループ1〜3によって午後10時に応答可否情報が要求された場合の例である。
一方、通信端末10Cから通信端末10Aの応答可否に関する応答可否情報の出力要求があった場合、通信端末10Cは機能グループ2に対応するため、応答可否情報として、図6Bに示すような画面GA22が表示される。
また、通信端末10Dから通信端末10Aの応答可否に関する応答可否情報の出力要求があった場合、通信端末10Dは機能グループ3に対応するため、応答可否情報として、図6Cに示すような画面GA23が表示される。
なお、各通信端末10は、応答可能時間帯以外の時間帯に他の通信端末から通話機能を介して着信があった場合、各通信端末10が応答可能となる時刻を当該他の通信端末に送信してもよい。
例えば、或る通信端末10において午前0時から午前7時までの時間帯が応答不可に設定されている場合に、他の通信端末10から午前3時に着信があった場合には、或る通信端末10は、次に応答可能となる時刻である午前7時を当該他の通信端末10に送信してもよい。
<3.効果> 上記実施形態によれば、図4A〜4Cに示す初期設定画面を介して、通信相手先に応じて応答可否状況を的確に伝達することが可能である。通信相手先に関係なく応答可否状況を一律に通知してしまうと、親しい相手、そうでない相手にかかわらず、また通信したくない相手(ストーカー、営業電話等)からも応答可能時間帯に電話がかかってきたりする可能性がある。上記実施形態によれば、アドレス帳で機能グループを設定して機能グループ毎に応答可能時間帯を設定することができるため、通信相手先に応じて応答可否状況を的確に伝達することが可能である。
また、上記実施形態によれば、午前及び午後のアナログ時計を介して応答可能時間帯を直感的に設定することが可能である。
<4.変形例> 本発明による通信システムは上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、アナログ時計を介して応答可能時間帯が設定される場合を例示したが、これに限定されず、数値入力等の他の方法を用いて設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、通信端末10B,10C,10Dが通信端末10Aに対して応答可否情報の出力要求を行う場合を例示したが、これに限定されず、任意の通信端末10が別の通信端末10に対して応答可否情報の出力要求を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、通信機能として通話機能、電子メール機能及びチャット機能の3つを例示したが、これに限定されず、SMS機能等の他の機能にも本発明の思想を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、図6A〜6Cに示すように、通信端末10Aの現在時刻における応答可否状況が通信端末10B,10C,10Dの操作表示部16に表示される場合を例示したが、これに限定されない。例えば、図7に示すように、現在時刻における応答可否状況に加え、現在時刻から所定時間経過後(例えば3時間後)までの応答可否を直近応答可否状況としてアナログ時計画像によって通信端末10B,10C,10Dの操作表示部16に表示させるようにしてもよい。なお、図7では、現在時刻が午後3時であり、午後3時から3時間後の午後6時までの直近応答可否状況が表示されている場合を例示している。
この場合、通信端末10Aは、図5、ステップS5の応答可否情報生成処理において、現在時刻における応答可否情報のみならず、所定時間経過後までの応答可否を直近応答可否情報として生成するようにすればよい。そして、通信端末10Aは応答可否情報及び直近応答可否情報をサーバ30に送信し(ステップS6)、サーバ30は応答可否情報及び直近応答可否情報を通信端末10Bに送信すればよい(ステップS7)。そして、図7に示すように、通信端末10Bは、現在時刻における応答可否を表示すると共に、3時間経過後までの応答可否状況をアナログ時計画像に表示するようにすればよい(ステップS8)。
また、近年のストーカー犯罪への対策として、「迷惑」と設定された機能グループ(特定機能グループ)に属する相手先から設定回数以上連絡があった場合に、警備会社や警察等の機関に通知が送信されるようにしてもよい。具体的には、例えば通信端末10Aのユーザが図2Dの機能グループ設定画面で各機能グループについてラジオボタン71をタップ又はクリックすることにより、「迷惑」ONかOFFかを設定する。「迷惑」ONかOFFかの情報は、機能グループ記憶部15B(「特定機能グループ記憶部」の一例)に記憶される。「迷惑」ONと設定された機能グループ3(「特定機能グループ」の一例)については、許容回数入力欄72が表示される。ユーザは、許容回数入力欄72に許容回数(例えば「10」)を入力する。この許容回数は、許容回数記憶部15Cに記憶される。設定後、機能グループ3に属する相手先(図2Bでは「ストーカーA」)から通話の着信・Eメールの受信・チャットの受信が実際にあった場合、その回数が連絡回数記憶部15Dの「電話回数」、「Eメール回数」、「チャット回数」にそれぞれ記憶される。そして、連絡回数記憶部15Dに記憶された「電話回数」、「Eメール回数」、「チャット回数」の合計回数と許容回数記憶部15Cに記憶された許容回数15Cとを比較し、当該合計回数が許容回数15Cに達すると、CPU11は、その旨の通知を機関サーバ130に送信する。機関サーバ130でこの通知が受信され、警備会社等の機関は、「ストーカーA」に警告を行うなど何らかの対応を取ることができる。これによりストーカー被害の抑制を図ることができる。
また、「迷惑」ONと設定された機能グループに対応する電話番号等を警備会社や警察等の機関と共有できるようにしてもよい。例えば、通信端末10Aは、一日に1回等の所定のタイミングで、機能グループ3に対応する電話番号を、直接又はサーバ30を介して機関サーバ130に送信する。機関サーバ130は、警備会社や警察等のサーバである。これにより、警備会社や警察等の機関はこの情報を管理して犯罪防止に役立てることができる。
或いは、「迷惑」ONと設定された機能グループに対応する電話番号からかかってきた電話を警備会社等に転送してもよい。上記実施形態では応答可能時間帯に電話がかかってくることが想定されるが、この電話を警備会社等に転送して応対してもらうことにより、ユーザの心理的又は物理的な負担が軽減される。
また、上記実施形態では応答可能時間帯として、24時間中にOKの時間帯とNGの時間帯との両方が設定されていたが、24時間OKという設定でもよく、24時間NGという設定でもよい。OKの時間帯とNGの時間帯とはユーザが適宜設定することができ、長くても短くてもよいことは言うまでもない。
以上のように本発明にかかる通信システムはスマートフォン等の端末同士で通信を行うのに適している。
1 通信システム、2 ネットワーク、10 通信端末、14 通信部、15 記憶部、
17 計時部、18 バス、30 サーバ、130 機関サーバ、
15A 電話帳記憶部、15B 機能グループ記憶部、
15C 許容回数記憶部、15D 連絡回数記憶部、
61 名前入力欄、62 電話番号入力欄、63 メールアドレス入力欄、
64 グループ入力欄、65 機能グループ入力欄、71 ラジオボタン、
72 許容回数入力欄。

Claims (6)

  1. 通信システムであって、
    通話機能と電子メール機能とチャット機能との少なくとも1つを通信機能として備える第1通信端末と、
    前記通信機能を備える第2通信端末と、
    前記通信機能を備える第3通信端末と、
    前記第1通信端末、前記第2通信端末及び前記第3通信端末の各々とネットワーク通信を行うことが可能なサーバと、
    前記サーバとは異なる機関サーバと、
    を備え、
    前記第1通信端末は、
    前記第2通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第1応答可能時間帯を設定するための第1設定画面と、前記第3通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第2応答可能時間帯を設定するための第2設定画面とを表示することが可能な第1表示部と、
    前記第1設定画面を介して設定された前記第1応答可能時間帯と、前記第2設定画面を介して設定された前記第2応答可能時間帯とを記憶する第1記憶部と、
    前記サーバとネットワーク通信を行う第1通信部と、
    現在時刻を出力する第1計時部と、
    第1制御部と、
    を有し、
    前記第2通信端末は、第2表示部と、前記サーバとネットワーク通信を行う第2通信部と、第2制御部とを有し、
    前記第3通信端末は、第3表示部と、前記サーバとネットワーク通信を行う第3通信部と、第3制御部とを有し、
    前記第1通信端末の前記第1制御部は、
    通信相手先が何れの機能グループに属するかを設定する機能グループ設定部と、
    前記機能グループが特定機能グループであるか否かを設定する特定機能グループ設定部と、
    前記特定機能グループに属する相手先からの通信の許容回数を入力する許容回数入力部とを前記第1表示部に表示させ、
    前記第2通信端末と前記第3通信端末とは、異なる前記機能グループに属する通信相手先であり、
    前記第1記憶部は、
    前記機能グループ設定部に入力された情報であって通信相手先が何れの前記機能グループに属するかの情報を記憶する機能グループ記憶部と、
    前記特定機能グループ設定部に入力された情報であって前記機能グループが前記特定機能グループであるか否かの情報を記憶する特定機能グループ記憶部と、
    前記許容回数入力部に入力された前記許容回数を記憶する許容回数記憶部と、
    前記特定機能グループに属する相手先からの連絡回数を記憶する連絡回数記憶部と、
    を有し、
    前記第2通信端末の前記第2制御部は、前記通信機能の応答可否に関する第1応答可否情報の出力要求を前記第2通信部を介して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記出力要求に応答して、前記第1応答可否情報の出力指示を前記第1通信端末に送信し、
    前記第1通信端末の前記第1制御部は、前記出力指示に応答して、前記第1計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第1応答可能時間帯と照合して前記第1応答可否情報を生成し、前記第1通信部を介して前記第1応答可否情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記第1応答可否情報を前記第2通信端末に送信し、
    前記第2通信端末の前記第2制御部は、前記第1応答可否情報に基づいて、前記通信機能の応答可否状況を前記第2表示部に表示し、
    前記第3通信端末の前記第3制御部は、前記通信機能の応答可否に関する第2応答可否情報の出力要求を前記第3通信部を介して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記出力要求に応答して、前記第2応答可否情報の出力指示を前記第1通信端末に送信し、
    前記第1通信端末の前記第1制御部は、前記出力指示に応答して、前記第1計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第2応答可能時間帯と照合して前記第2応答可否情報を生成し、前記第1通信部を介して前記第2応答可否情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記第2応答可否情報を前記第3通信端末に送信し、
    前記第3通信端末の前記第3制御部は、前記第2応答可否情報に基づいて、前記通信機能の応答可否状況を前記第3表示部に表示し、
    前記第1制御部は、
    前記連絡回数記憶部に記憶された前記連絡回数の合計と、前記許容回数記憶部に記憶された前記許容回数とを比較し、
    前記連絡回数の合計が前記許容回数に達した場合に、前記第1通信部を介して、通知を前記機関サーバに送信することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1通信端末の前記第1制御部は、前記出力指示に応答して、前記現在時刻から所定時間経過後までの応答可否を直近応答可否情報として生成し、前記第1応答可否情報と共に前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記第1応答可否情報及び前記直近応答可否情報を前記第2通信端末に送信し、
    前記第2通信端末の前記第2制御部は、前記応答可否状況を前記第2表示部に表示すると共に、前記現在時刻から前記所定時間経過後までの応答可否を表示することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1設定画面には、午前の前記第1応答可能時間帯を設定するための第1アナログ時計と午後の前記第1応答可能時間帯を設定するための第2アナログ時計とがそれぞれ表示され、
    前記第2設定画面には、午前の前記第2応答可能時間帯を設定するための第3アナログ時計と午後の前記第2応答可能時間帯を設定するための第4アナログ時計とがそれぞれ表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記第1設定画面には第1登録ボタンが設けられており、
    前記第1記憶部は、前記第1登録ボタンが押下されると、前記第1設定画面を介して設定された前記第1応答可能時間帯をお気に入りの第1時間帯として記憶し、
    前記第2設定画面には第2登録ボタンが設けられており、
    前記第1記憶部は、前記第2登録ボタンが押下されると、前記第2設定画面を介して設定された前記第2応答可能時間帯をお気に入りの第2時間帯として記憶することを特徴とする請求項1から3のうち何れかに記載の通信システム。
  5. 通話機能と電子メール機能とチャット機能との少なくとも1つを通信機能として備える通信端末であって、
    他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第1応答可能時間帯を設定するための第1設定画面と、更に他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第2応答可能時間帯を設定するための第2設定画面とを表示することが可能な表示部と、
    前記第1設定画面を介して設定された前記第1応答可能時間帯と、前記第2設定画面を介して設定された前記第2応答可能時間帯とを記憶する記憶部と、
    サーバとネットワーク通信を行う通信部と、
    現在時刻を出力する計時部と、
    制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    通信相手先が何れの機能グループに属するかを設定する機能グループ設定部と、
    前記機能グループが特定機能グループであるか否かを設定する特定機能グループ設定部と、
    前記特定機能グループに属する相手先からの通信の許容回数を入力する許容回数入力部とを前記表示部に表示させ、
    前記記憶部は、
    前記機能グループ設定部に入力された情報であって通信相手先が何れの前記機能グループに属するかの情報を記憶する機能グループ記憶部と、
    前記特定機能グループ設定部に入力された情報であって前記機能グループが前記特定機能グループであるか否かの情報を記憶する特定機能グループ記憶部と、
    前記許容回数入力部に入力された前記許容回数を記憶する許容回数記憶部と、
    前記特定機能グループに属する相手先からの連絡回数を記憶する連絡回数記憶部と、
    を有し、
    前記他の通信端末からの応答可否に関する第1応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第1応答可能時間帯と照合して前記第1応答可否情報を生成し、
    前記第1応答可否情報を前記通信部を介して前記他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記他の通信端末に表示させ、
    前記更に他の通信端末からの応答可否に関する第2応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第2応答可能時間帯と照合して前記第2応答可否情報を生成し、
    前記第2応答可否情報を前記通信部を介して前記更に他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記更に他の通信端末に表示させ、
    前記連絡回数記憶部に記憶された前記連絡回数の合計と、前記許容回数記憶部に記憶された前記許容回数とを比較し、
    前記連絡回数の合計が前記許容回数に達した場合に、前記通信部を介して、通知を前記サーバとは異なる機関サーバに送信することを特徴とする通信端末。
  6. 通話機能と電子メール機能とチャット機能との少なくとも1つを通信機能として備える通信端末であって、サーバとネットワーク通信を行う通信部と、現在時刻を出力する計時部とを有し、前記通信機能を備える他の通信端末との間で通信を行うことが可能な通信端末に、
    a)他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第1応答可能時間帯を第1設定画面を介して設定するステップと、
    b)前記第1応答可能時間帯を記憶するステップと、
    c)更に他の通信端末からの前記通信機能による通信に対する応答が可能な第2応答可能時間帯を第2設定画面を介して設定するステップと、
    d)前記第2応答可能時間帯を記憶するステップと、
    e)通信相手先が何れの機能グループに属するかを設定するステップと、
    f)前記通信相手先が何れの前記機能グループに属するかの情報を記憶するステップと、
    g)前記機能グループが特定機能グループであるか否かを設定するステップと、
    h)前記機能グループが前記特定機能グループであるか否かの情報を記憶するステップと、
    i)前記特定機能グループに属する相手先からの通信の許容回数を入力するステップと、
    j)前記許容回数を記憶するステップと、
    k) 前記他の通信端末からの応答可否に関する第1応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第1応答可能時間帯と照合して前記第1応答可否情報を生成するステップと、
    l)前記第1応答可否情報を前記通信部を介して前記他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記他の通信端末に表示させるステップと、
    m)前記更に他の通信端末からの応答可否に関する第2応答可否情報の出力指示に応答して、前記計時部を介して現在時刻を取得すると共に、当該現在時刻を前記第2応答可能時間帯と照合して前記第2応答可否情報を生成するステップと、
    n)前記第2応答可否情報を前記通信部を介して前記更に他の通信端末に送信することにより、前記通信端末の応答可否状況を前記更に他の通信端末に表示させるステップと、
    o)前記特定機能グループに属する相手先からの連絡回数を記憶するステップと、
    p)前記連絡回数記憶部に記憶された前記連絡回数の合計と、前記許容回数記憶部に記憶された前記許容回数とを比較するステップと、
    q)前記連絡回数の合計が前記許容回数に達した場合に、前記通信部を介して、通知を前記サーバとは異なる機関サーバに送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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