JP6300435B2 - 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、カラー表示を行う液晶表示装置とその駆動方法に関する。
車載用情報表示装置やAV機器の表示部等に用いられるセグメント表示又はセグメント表示及びドットマトリクス表示が可能な表示装置において、一部の(セグメント)表示部をカラー表示にして、ユーザーに対して明確な状況報告を行うことがある。
これを実現するために、例えば、蛍光表示管表示装置では、一部の表示部に所望の発色が得られるようアノードの蛍光体を塗り分けることが行われている。また、有機EL表示素子の場合は、一部の表示部に所望の発色が得られるよう発光層の塗り分けや、例えば、アノード電極近辺にカラーフィルターを形成することが行われている。なお、液晶表示装置の場合においても、上述の有機EL表示装置の場合と同様に、一方の電極基板の内面、又は外面にカラーフィルターを形成することにより実現可能である。
上記の方法はいずれも、1つの表示部に対して複数の表示色を実現することができない。これに対して、例えば、複数の表示部を複数の領域に分割して、その境界部に仕切り部材を設け、仕切られた領域のそれぞれに、複数の色を発光可能な光源を配置して、他の領域が別の発光色を呈したとしても、複数領域間での混色を防止し、所望のカラー表示を実現可能な表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の手法を用いた場合、仕切り部材を配置した場所には表示部を配置することが出来ないという制約がある。また、分割数が多くなるに従って部品点数が増加して構造が複雑になり、高コスト化する。さらに、表示部のサイズを仕切り部材の幅と同じ程度に小さくすることは物理的に不可能と考えられる。
なお、例えば白色などの第1の色表示ベースで、一部の表示領域において第1の色以外の少なくとも1色の任意のカラー表示を行う場合は表示装置を簡略化できる。カラー表示部が全表示領域(有効表示領域)の一部の表示領域に限定される場合に、仕切り部材を一切設けずに、画像表示の1フレームを2つのサブフレームに分割し、第1サブフレームではバックライト発光面全体を第1の色で照明してカラー表示部以外を明表示にし、カラー表示部を暗表示にし、続く第2サブフレームではカラー表示部以外は暗表示にし、カラー表示部を明表示にするフィールドシーケンシャル駆動を行うことにより第1の色の表示内の一部に所望のカラー表示を実現することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−213694号公報 特開2010−266746号公報
特許文献2に示される部分カラー表示可能な液晶表示装置は、所望のカラー表示部を実現するため第1の色以外の光源も発光させるが、液晶表示装置では通常は第1の色によるモノクロ表示のみを継続する表示状態が長く存在する場合がある。この時、第1の色以外のバックライト照明光は点灯されているのにもかかわらず、全く表示に利用されていないなど、光利用効率が低くなる場合がある。
本発明の目的は、少なくとも一部にカラー表示を有する液晶表示装置において、簡単なバックライト構造を実現するとともに、消費電力を低減することである。
本発明の一観点によれば、液晶表示装置は、有効表示領域内に、それぞれが明暗表示状態を切り替え可能な複数の表示部を有するノーマリーブラック型液晶表示素子と、第1の色で前記有効表示領域全域を照明する第1の光源と、前記第1の色以外で前記有効表示領域の少なくとも一部を照明する第2の光源とを備え、前記第1の光源及び前記第2の光源が連続した空間に配置されるバックライトユニットと、前記液晶表示素子の明暗表示状態と同期して、前記バックライトユニットの第1の光源及び第2の光源を点灯できる制御回路であって、画像表示を実現する1フレームを2つのサブフレームに分割し、一方のサブフレームにて前記有効表示領域全域を前記第1の色で点灯させ、他方のサブフレームにおいて前記第2の光源で点灯させ、前記第1の色及び前記第2の光源の色を表示させる第1の制御と、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源もしくは前記第2の光源のいずれか一方のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても他方の光源は非点灯状態とする第2の制御とを切り替え可能な制御回路とを有し、前記制御回路は、電気的スイッチング状態が変化してから暗表示状態から明表示状態に変化する立ち上がり応答が開始されるまでにおいて透過率がほぼ変化しない応答遅れ時間Dが、明表示状態から暗表示状態に変化する立下り応答時間TDよりも長い場合(D>TD)、現サブフレームの開始時から立下り応答時間TDに相当する時間内では、前サブフレームの表示色に対応する前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯し、その後、応答遅れ時間D完了まで前記第1の光源及び前記第2の光源を消灯する。
また、本発明の他の観点によれば、液晶表示装置は、有効表示領域内に、それぞれが明暗表示状態を切り替え可能な複数の表示部を有するノーマリーブラック型液晶表示素子と、第1の色で照明する第1の光源のみを含む第1の分割領域と、前記第1の分割領域と空間的に連続した領域であって前記第1の光源及び前記第1の色以外で照明する第2の光源を含む第2の分割領域とを含み、前記第1の分割領域及び前記第2の分割領域はそれぞれ他の分割領域とは独立して前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯可能なバックライトユニットと、前記液晶表示素子の明暗表示状態と同期して、前記バックライトユニットの第1の光源及び第2の光源を前記分割領域ごとに独立して点灯できる制御回路であって、前記第2の分割領域の制御において画像表示を実現する1フレームを2つのサブフレームに分割し、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第2の光源は非点灯状態としておく第3の制御と、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第2の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第1の光源は非点灯状態としておく第4の制御とを切り替え可能な制御回路とを有し、前記制御回路は、電気的スイッチング状態が変化してから暗表示状態から明表示状態に変化する立ち上がり応答が開始されるまでにおいて透過率がほぼ変化しない応答遅れ時間Dが、明表示状態から暗表示状態に変化する立下り応答時間TDよりも長い場合(D>TD)、現サブフレームの開始時から立下り応答時間TDに相当する時間内では、前サブフレームの表示色に対応する前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯し、その後、応答遅れ時間D完了まで前記第1の光源及び前記第2の光源を消灯する。
本発明によれば、少なくとも一部にカラー表示を有する液晶表示装置において、簡単なバックライト構造を実現するとともに、消費電力を低減することができる。
本発明の実施例共通の液晶表示装置の構造を表す模式図である。 フレーム周波数250Hz駆動時における上記2種類の液晶表示素子10(以下、それぞれ素子A及び素子Bと呼ぶ)の応答速度をまとめた表である。 本発明の実施例共通の液晶表示装置100の全表示領域(有効表示領域)の表示パターンを示す概略平面図である。 本発明の実施例による液晶表示装置100に用いるバックライトユニット6の構成の一例を示す概略平面図及び概略断面図である。 本発明の実施例による液晶表示装置100に用いるバックライトユニット6の構成の他の例を示す概略平面図及び概略断面図である。 液晶表示装置100の第1の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第2の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第3の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第3の表示パターンの変形例による駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第4の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第5の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第6の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第7の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 液晶表示装置100の第8の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例による液晶表示装置100に用いるバックライトユニット6の構成の一例を示す概略平面図である。 本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法において、白色表示分割領域DR1、DR3、DR5に内包されるセグメント表示部S1のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法において、分割領域DR2に内包されるセグメント表示部S2を赤色表示させる場合のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法において、分割領域DR2に内包されるセグメント表示部S2を白色表示させる場合のタイミングチャートである。
図1は、本発明の実施例共通の液晶表示装置の構造を表す模式図である。
液晶表示装置100は、液晶表示素子10、バックライトユニット6、駆動装置5を含んで構成される。
液晶表示素子10は、対向面に所望のセグメント表示又はセグメント表示とドットマトリクス表示が可能な電極パターンを有する上下ガラス基板31、32と、上下ガラス基板31、32間に液晶分子が垂直配向する液晶層33とを有する垂直配向型液晶セル3と、該垂直配向液晶セル3を挟んで配置されるクロスニコル上下偏光板1、4とで構成される。また、必要に応じて、上下偏光板1、4とガラス基板31、32間の少なくとも一方に視角補償板2が配置される。なお、本実施例の液晶表示素子10は、電圧無印加時に暗表示となるノーマリーブラック型液晶表示素子である。
バックライトユニット6は、液晶表示素子10の背面(観察者とは反対側)に配置され、当該液晶表示素子10の表示領域全面(全有効表示領域)を、第1の色(例えば、白色)で照明する第1の光源25と、液晶表示素子10の表示領域内の少なくとも一部を第1の色以外の第2の色で照明する第2の光源26とを有する。本実施例では、バックライトユニット6は、さらに第1及び第2の色以外の第3の色で液晶表示素子10の表示領域内の少なくとも一部を照明する第3の光源27を備えている。バックライトユニット6における色毎の光源の数は2〜3色に限らず4色以上であってもよい。また、バックライトユニット6は直下型又はサイドライト型などを用いることが可能である。なお、バックライトユニット6の詳細については後述する。
駆動装置5は、液晶表示素子10に所定電圧を印加することによって明暗表示のスイッチング状態を切り替えるとともに、液晶表示素子10の明暗表示のスイッチング状態に同期してバックライトユニット6の光源25〜27を点灯させる駆動回路及び制御回路である。
本発明の各実施例では、応答速度の異なる2種類の液晶表示素子10のいずれかを用いて液晶表示装置100を作製した場合の駆動方法を説明する。駆動条件はいずれも、1/2duty、1/2biasマルチプレックス駆動である。
図2は、フレーム周波数250Hz駆動時における上記2種類の液晶表示素子10(以下、それぞれ素子A及び素子Bと呼ぶ)の応答速度をまとめた表である。図2の表には、それぞれの素子A及び素子Bにおける駆動電圧印加後、相対透過率が0%〜10%に変化した時の「応答遅れ時間」、10%〜90%に変化した時の「立ち上がり応答」、100%〜10%に変化した時の「立下り応答」を示す。なお、立下り時の応答遅れはほぼ存在しない。素子Bは、素子Aに比べて「応答遅れ時間」、「立ち上がり応答」、「立下り応答」の各時間がいずれも長時間になっている。
図3は、本発明の実施例共通の液晶表示装置100の全表示領域(有効表示領域)の表示パターンを示す概略平面図である。
図中、破線で示す全表示領域20が観察者の目に認識される有効表示部であり、液晶表示素子10の外形はこれよりも幅、高さともに大きいため、有効表示領域以外は液晶表示装置100のハウジングにより遮蔽される。全表示領域20には、例えば、第1の光源25が配置され、全面において白色表示が可能となっている。したがって、全表示領域30内に配置される複数の表示部(セグメント表示部)S1〜S4はいずれも白色点灯できるように設定されている。
なお、表示部は上下基板31及び32の対向面に形成された電極パターンに所定電圧を印加することで明暗表示状態を任意に他の領域から独立して切り替えることが可能な区画であり、セグメント表示の場合の各セグメント、ドットマトリクス表示の場合の各画素がこれに該当する。
一点鎖線で示す領域A及び領域Bはそれぞれ、第1の光源25による白色表示に加えて、第2の光源26による赤色(第2の色)の表示が可能となっている。また、二点鎖線で示す領域Cは、第1の光源25による白色表示に加えて、第3の光源27による青色(第3の色)の表示が可能となっている。
したがって、全表示領域20上段最左側の「1」を表示するセグメント表示部S1は白色表示のみ、左側下段の7セグメントの最上段横棒を表示するセグメント表示部S2は白色、赤色が表示可能であり、中央付近の「デフロッカー」マーク部を表示するセグメント表示部S3は白色、青色が表示可能であり、右側下段の7セグメントの最上段横棒を表示するセグメント表示部S4は白色、赤色が表示可能である。
液晶表示装置100は、例えば白色ベースのモノクロ表示に対して、部分的にカラー表示も実現する部分カラー表示を行う。従来のカラーフィルター付き液晶表示素子とは異なり、部分カラー表示する領域は白表示も実現できる。白色以外のカラー表示の点灯時間はアラートや特定機能を動作させたときに用いられる。
図4は、本発明の第1の実施例による液晶表示装置100に用いるバックライトユニット6の構成の一例を示す概略平面図及び概略断面図である。この例では、直下型バックライトユニットを用いる。
図4(A)は、直下型バックライトユニット6のハウジング24内に配置された各発光色のLED光源配置例を示す概略平面図である。
直下型バックライトユニット6のハウジング24内には、第1の光源25、第2の光源26、第3の光源27が配置されている。第1の光源25は、第1の色(本実施例では、白色)を発光色とするLED(白色LED)であり、全表示領域20全体を均一に照明できるように、ほぼ均等間隔で配置されている。第2の光源26は、第2の色(本実施例では、赤色)を発光色とするLED(赤色LED)であり、領域A及び領域Bをほぼ均一に照明できるように配置されている。第3の光源27は、第3の色(本実施例では、青色)を発光色とするLED(青色LED)であり、領域Cをほぼ均一に照明できるように配置されている。
直下型バックライトユニット6のハウジング24内には、仕切り等の空間を区切る部材が存在せず、第1〜第3の光源25〜27はすべて連続した1つの空間内に配置されている。
図4(B)は、図4(A)の直線A−B間におけるバックライトユニット6の概略断面図である。
ハウジング24底面に配置された実装基板29上に第1〜第3の光源(LED)25〜27が配置される。LED25〜27から特定の距離を取って、上面に拡散板28を配置することにより全面、および各領域を略均一に照明できる構造を有している。
なお、この例による直下型バックライトユニット6は、複数に分割された各領域を仕切る仕切り部材が存在しないため、領域A、Bにおいて赤色LED26、領域Cにおいて青色LED27が点灯した時、領域外にも輝度は低下するものの漏れ光が発生する。
図5は、本発明の実施例による液晶表示装置100に用いるバックライトユニット6の構成の他の例を示す概略平面図及び概略断面図である。この例では、導光型バックライトユニットを用いる。なお、後述する第3の実施例では、この構成によるバックライトユニット6を用いる。
図5(A)は、導光型バックライトユニット6の導光板30周辺に配置された各発光色のLED光源配置例を示す概略平面図である。
導光板30の図中上側の側面に沿って均等距離間隔で白色LED25を配置し、対向する導光板30の図中下側の側面には、領域A、Bを赤色に照明する赤色LED26を、領域Cを青色に照明する青色LED27を各領域に対応する所定位置に配置する。
図5(B)は、図5(A)の直線C−D間におけるバックライトユニット6の概略断面図である。
導光板30の一方の端面にLED25〜27を配置し、導光板30内にLED25〜27が発光する光を伝搬させつつ、上方に反射させることにより液晶表示素子10を照明する。略均一な面内輝度を実現するために導光板30上面には拡散板28が配置される。なお、表面がプリズム形状の輝度向上フィルム等をさらに配置してもよい。
なお、この例による導光型バックライトユニット6は、複数に分割された各領域を仕切る仕切り部材が存在しないため、領域A、Bにおいて赤色LED26、領域Cにおいて青色LED27が点灯した時、領域外にも輝度は低下するものの漏れ光が発生する。
導光型バックライトユニットの場合、1枚の導光板では1つの色光源のみを導光する構造も考えられ、複数の色光源を導光する場合は導光板を積層した構造を採用してもよい。また、白色LED25は、図5に示すように導光板30の側面に配置し、それ以外の色を照明する光源(赤色LED26及び青色LED27)は導光板30の直下に、例えば、図4に示すように配置する導光型と直下型のハイブリッド構造も適用可能である。
次に、本発明の第1の実施例による液晶表示装置100の駆動方法について説明する。第1の実施例による駆動方法では、図1に示す液晶表示装置100において、液晶表示素子10として図2の素子Aを採用し、バックライトユニット6としては図4に示す直下型バックライトユニットを採用する。なお、全表示領域(有効表示領域)20の表示パターンは、図3に示すものを採用している。以下の説明においても、図1〜図4を適宜参照する。
図6は、液晶表示装置100の第1の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。このタイミングチャートは、上から順に、1フレームにおけるセグメント表示部S1〜S4の電気的スイッチング状態、セグメント表示部S1〜S4の過渡的透過率変化、およびバックライトユニット6の白、赤、青色LED25〜27の点灯タイミングを示している。
1フレームは2つのサブフレームSF1及びSF2に分割される。サブフレームSF1はセグメント表示部を白色表示(第1の色を表示)するためのサブフレームであり、サブフレームSF2は白色(第1の色)以外を表示するためのサブフレームである。なお、1フレーム時間は18msとし、サブフレームSF1=サブフレームSF2=9msに設定した。また、本タイミングチャートは1つの画像を連続して表示する静止画における、画像切り替わり後の少なくとも2フレーム以降の様子を示している。
図6は、図3に示すセグメント表示部S1が白色明表示、セグメント表示部S2が赤色明表示、セグメント表示部S3が青色明表示、セグメント表示部S4が赤色明表示のときの動作タイミングチャートを示している。
サブフレームSF1において、セグメント表示部S1を電気的にON(セグメント表示部S1に所定電圧を印加)し、その他のセグメント表示部S2〜S4を電気的にOFFに設定すると、セグメント表示部S1の立ち上がり応答が開始され、その他のセグメントの立下り応答が開始される。
図2の表に示すように、素子Aは、電気的スイッチング状態が変化してから立ち上がり応答が開始されるまでに、透過率がほぼ変化しない「応答遅れ時間D」を有し、その後、「立ち上がり応答時間TR」と続く。セグメント表示部S2〜S4の立下りにおいては、応答遅れは存在しないため、「立下り応答時間TD」にてほぼ暗表示状態に遷移する。
ここで、サブフレームSF1の開始直後にサブフレームSF1で表示しようとしている白色LED25を点灯すると、セグメント表示部S1以外にも白色光が照明され、セグメント表示部S1以外のセグメントの透過率が暗表示状態に完全に移行していないため、白色光が透過することから、セグメント表示部S1以外のセグメント表示部S2〜S4で混色が生じ、色純度が低下する。
混色を抑制するにはセグメント表示部S1以外のセグメント表示部S2〜S4が暗表示状態に変化するまで、すなわち立下り応答時間TD経過後までバックライトを点灯しないことが有効である。この時間においてセグメント表示部S1は応答遅れのため透過率の変化がほとんど得られないことから、少なくとも立下り応答時間TDの間はサブフレームSF2で表示する白色以外の色にてバックライトを点灯させることによりセグメント表示部S1以外の表示部の輝度を上昇させることができる。
立下り応答時間TD経過後であればセグメント表示部S1以外のセグメント表示部S2〜S4に白色光がほぼ混色しないことから、白色LED25を点灯してもよいが、セグメント表示部S1は応答遅れ時間D経過後まで透過率は上昇しないため、白色表示の輝度向上にはほぼ貢献しない。したがって消費電力を低減する観点からは、立下り応答時間TD経過直後から応答遅れ時間D経過直前までの時間B(応答遅れ時間Dと立下り応答時間TDの差分)は消灯時間としてバックライトの光源(白色LED25を含むLED25〜27の全て)は点灯させない。
その後、遅れ時間D経過後から少なくともサブフレームSF1終了まで、バックライトユニットの白色光源(白色LED25)を点灯させて表示部を白色光で照明する。
サブフレームSF2においても、動作はセグメント表示部S1とセグメント表示部S2〜S4との動作を交換すれば動作は上記のとおりである。すなわち、セグメント表示部S2〜S4はサブフレームSF開始後応答遅れ時間D内は、応答遅れのため透過率の変化がほとんど得られないことから、少なくとも立下り応答時間TDの間は白色LED25を点灯させて、白色表示の輝度を向上させることが可能である。また、サブフレームSF2においても、消費電力を低減する観点から、立下り応答時間TD経過直後から応答遅れ時間D経過直前までの時間B(応答遅れ時間Dと立下り応答時間TDの差分)は消灯時間としてバックライトの光源(LED25〜27)は点灯させない。その後、遅れ時間D経過後から少なくともサブフレームSF2終了まで、バックライトユニットの各色光源(赤色LED26及び青色LED27)を点灯させて表示部を照明する。
図7は、液晶表示装置100の第2の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。このタイミングチャートは、図6と同様に、上から順に、1フレームにおけるセグメント表示部S1〜S4の電気的スイッチング状態、セグメント表示部S1〜S4の過渡的透過率変化、およびバックライトユニット6の白、赤、青色LED25〜27の点灯タイミングを示している。
また、図6に示す第1の表示パターンと同様に、1フレームは2つのサブフレームSF1及びSF2に分割される。サブフレームSF1はセグメント表示部を白色表示(第1の色を表示)するためのサブフレームであり、サブフレームSF2は白色(第1の色)以外を表示するためのサブフレームである。1フレーム時間は18msとし、サブフレームSF1=サブフレームSF2=9msに設定した。また、本タイミングチャートは1つの画像を連続して表示する静止画における、画像切り替わり後の少なくとも2フレーム以降の様子を示している。
図7は、図3に示すセグメント表示部S1が白色明表示、セグメント表示部S2が赤色明表示、セグメント表示部S3が白色明表示、セグメント表示部S4が赤色明表示のときの動作タイミングチャートを示している。すなわち、この表示パターンでは青色表示を行わない。この場合、図6に示す第1の表示パターンでサブフレームSF2において点灯動作していた青色LED27を完全に消灯すれば消費電力の低減と、セグメント表示部S3部分の白色と青色の混色による色純度低下を抑制することができる。
基本動作は、図6に示す第1の表示パターンと同様であり、相違点は、青色LED27を常時消灯とし、セグメント表示部S3を白色表示させるため、セグメント表示部S1と同様にスイッチングすることである。その他、セグメント表示部S1、S2、S4のスイッチング及び白色LED25及び赤色LED26の点灯及び消灯タイミングは第1の表示パターンと同様である。
図8は、液晶表示装置100の第3の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図6及び図7に示す表示パターンと同様である。ただし、この例では、サブフレームSF1とSF2の双方で白色表示(第1の色による表示)を行っている。
図8は、図3に示すセグメント表示部S1〜S4の全てで白色明表示を行う場合の動作タイミングチャートを示している。すなわち、この表示パターンでは赤色及び青色表示を行わず、白色LED25の間欠点灯のみを行う。ここで、白色LED25を常時点灯とせず、間欠点灯とするのは、多色表示を行った場合の白色の輝度と単色表示における白色の輝度を統一させるためである。この場合、図6に示す第1の表示パターンでサブフレームSF2において点灯動作していた赤色LED26及び青色LED27を完全に消灯すれば消費電力の大幅な低減と、セグメント表示部S2〜S4部分の白色と赤色又は青色との混色による色純度低下を抑制することができる。
基本動作は、図6に示す第1の表示パターンと同様であり、相違点は、赤色LED26及び青色LED27を常時消灯とし、セグメント表示部S2〜S4を白色表示させるため、セグメント表示部S1と同様にスイッチングすることである。その他、セグメント表示部S1のスイッチング及び白色LED25の点灯及び消灯タイミングは第1の表示パターンと同様である。
図9は、液晶表示装置100の第3の表示パターンの変形例による駆動方法のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図6〜図8に示す表示パターンと同様である。ただし、この例では、サブフレームSF1とSF2の双方で白色表示(第1の色による表示)を行っている。
図9は、図8と同様に、図3に示すセグメント表示部S1〜S4の全てで白色明表示を行う場合の動作タイミングチャートを示している。この表示パターンでは赤色及び青色表示を行わず、白色LED25をサブフレームSF1及びサブフレームSF2で点灯させている。ここで、多色表示を行った場合(1サブフレームだけでの点灯時)の白色の輝度と白色の輝度を統一させるため、白色LED25の駆動電圧、駆動電流等を調整する必要がある。そして、白色表示が数秒以上など長期間継続される場合は消灯時間Dを設定せず白色LED25を常時点灯としてもよい。その場合も、輝度をほぼ同等のものとするために白色LED25の駆動電圧、駆動電流等を調整する必要がある。
図10は、液晶表示装置100の第4の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図6〜図9に示す表示パターンと同様である。ただし、この例では、サブフレームSF1とSF2の双方で白色表示(第1の色による表示)を行っている。
図10に示す例では、サブフレームSF1及びサブフレームSF2の双方を白色点灯とした上で、セグメント表示部S1をサブフレームSF1のみ点灯とし、セグメント表示部S2及びS4はサブフレームSF2のみ点灯とし、セグメント表示部S3をサブフレームSF1及びサブフレームSF2の双方で点灯させている。これにより、セグメント表示部S3の輝度が他のセグメントに比べて高くなる。よって、有効表示部内の任意のセグメントにおいて表示輝度が異なる白色表示を実現可能である。
なお、本駆動方法において、サブフレームSF1とSF2双方が明状態のセグメント(この例では、セグメント表示部S3)における輝度が多色表示時の白色表示と同等な輝度になるように白色LED光源の駆動電圧、駆動電流等を調整してもよい。また、サブフレームSF1及びサブフレームSF2の双方で点灯するセグメントはセグメント表示部S3に限らず、どのセグメントでもよいし、複数のセグメントを双方のサブフレームで点灯させるようにしてもよい。
図11は、液晶表示装置100の第5の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成は、図6〜図10に示す表示パターンと同様である。ただし、この例では、サブフレームSF1及びサブフレームSF2の時間を同一(SF1=SF2)ではなく、サブフレームSF1をサブフレームSF2よりも長く(SF1>SF2)している。
白表示をベースに白以外の表示を行う場合であれば、バックライトユニット6の消費電力を低減するには白表示のサブフレームSF1の時間を長くして、白以外のサブフレームSF2の時間を短くすることが有効と考えられる。
図11は、サブフレームSF1とSF2の時間比率を11:7とし、セグメント表示部S1は白色明表示、セグメント表示部S2は赤色明表示、セグメント表示部S3は青色明表示、セグメント表示部S4は赤色明表示と設定した時のタイミングチャートを示す。
図6に示す第1の表示パターンに比べ、白色LED25の点灯時間が略1.27倍に増加し、さらに透過率が飽和した領域で(立ち上がり応答時間TR経過後に)点灯時間が増加していることから、白色の輝度は略1.5倍となる。したがって、図6に示す第1の表示パターンの動作時と同じ白色輝度を実現する場合は、バックライトユニット6の白色LED25の駆動電圧、駆動電流等を低く設定できる。よって、さらなる低消費電力化が図れる。
なお、図11に示す第5の表示パターンは図6に示す第1の表示パターンにおいて、サブフレームSF1とSF2の時間比率を変更したものであるが、図7〜10に示す第2〜第4の表示パターンにおけるサブフレームSF1とSF2の時間比率を変更して、さらなる省電力化を図ることが可能である。
次に、図1に示す液晶表示装置100において、液晶表示素子10として図2の素子Bを採用し、バックライトユニット6としては図4に示す直下型バックライトユニットを採用する場合について説明する。なお、全表示領域(有効表示領域)20の表示パターンは、図3に示すものを採用している。以下の説明においても、図1〜図4を適宜参照する。
上述の第1〜第5の表示パターンでは、素子Aを用いたが、ここでは応答速度が素子Aよりも遅い素子Bを用いた場合を示す。素子Aと素子Bの大きな違いは素子Aでは応答遅れ時間Dが立下り応答時間TDよりも長いが、素子Bではその逆の関係がある。
図12は、液晶表示装置100の第6の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。このタイミングチャートの構成は、図6〜図11に示すものと同様である。
1フレームは2つのサブフレームSF1及びSF2に分割される。サブフレームSF1はセグメント表示部を白色表示(第1の色を表示)するためのサブフレームであり、サブフレームSF2は白色(第1の色)以外を表示するためのサブフレームである。素子Bの駆動は全体的に応答速度が遅いため1フレーム時間は20msに設定し、サブフレームSF1=サブフレームSF2=10msに設定した。また、本タイミングチャートは1つの画像を連続して表示する静止画における、画像切り替わり後の少なくとも2フレーム以降の様子を示している。
図12は、図3に示すセグメント表示部S1が白色明表示、セグメント表示部S2が赤色明表示、セグメント表示部S3が青色明表示、セグメント表示部S4が赤色明表示のときの動作タイミングチャートを示している。
図6では応答遅れ時間Dが、立下り応答時間TDより長いため、サブフレームSF1が開始したのち、立下り応答時間TDが経過するまではサブフレームSF2で表示する白色以外の光源でバックライトユニット6から照明し、その後、応答遅れ時間Dが経過するまで光源を消灯する時間Bを設けていた。
図6に示す第1の表示パターンと同じようにLED25〜27の点灯タイミングを規定すると、図12に示す第6の表示パターンでは、素子Bにおける応答遅れ時間Dが立下り応答時間TDより短いため、光源消灯時間Bは0msに設定される。そのため、応答遅れ時間D終了と同時にON電圧を印加したセグメント表示部S1の透過率が立ち上がるため、白色LED25を発光させバックライトユニット6より白色を照明すると、サブフレームSF2で白色以外の色表示を行うセグメント表示部S2〜S4が完全に遮光されていない状態で白色照明がなされる。したがって、セグメント表示部S2〜S4で表示色の混色が生じる時間(混色発生時間)が立下り応答時間TDが完了するまで続く。サブフレームSF2でも同様な現象が発生することからセグメント表示部S1においても白色以外の色が混色し、有効表示部内で表示ムラや色純度の低下が観察される。
図13は、液晶表示装置100の第7の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図12に示す表示パターンと同様である。第7の表示パターンの駆動方法は、第1の実施例の第1の変形例である。
この第1の変形例による第7の表示パターンでは、図12に示す第6の表示パターンで観察される混色をなくすために、混色が発生する応答遅れ時間D終了直後から立下り応答時間TD終了まで間を消灯時間Bとし、それ以降のサブフレーム内と次サブフレームの応答遅れ時間Dが完了する間で光源を点灯させる。
なお、図13に示す第7の表示パターンでは、応答速度の遅い液晶表示素子を用いた場合でも混色をなくすことが可能であるが、大幅にバックライトユニット6からの照明時間が減少するため表示輝度が低下する。そのため、LED光源の駆動電圧、駆動電流等を上昇させる必要性がある。
図14は、液晶表示装置100の第8の表示パターンの駆動方法のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図12及び図13に示す表示パターンと同様である。第8の表示パターンの駆動方法は、第1の実施例の第2の変形例である。
本発明の実施例共通の液晶表示装置100は白色表示ベースであることから、省電力化のためには白色LED25の消費電力を低減させる必要性がある。そこでこの第2の変形例による第8の表示パターンでは、白色表示に対しては白色以外の色の混色がない状態まで白色LED25の発光時間を延長させることを行う。これによりLED光源25の駆動電圧、駆動電流等を下げることが可能となる。
この第8の表示パターンでは、図12に示す第6の表示パターンにおける混色発生時間である応答遅れ時間D終了直後から立下り応答時間TD終了までの時間に、白色LED25を点灯させる。これにより白色表示のときは白色以外の色と混色しないにもかかわらず、白色の表示輝度を上昇できる。ただし、白色以外の色表示のときは白色との混色となることから色純度が低下する懸念がある。なお図14に示す第8の表示パターンでは、図12に示す第6の表示パターンにおける混色発生時間の一部のみで白色LEDを点灯させたが、混色発生時間の全てで白色LED25を点灯させるようにしてもよい。
この第2の変形例では、白色以外の表示部において混色が発生するが、色純度の低下をできるだけ抑制するには白色LED25発光時の輝度より白色以外のLED26、27の発光輝度を高く設定すればよい。さらに白色表示を行うサブフレームSF1を白色以外の表示を行うサブフレームSF2より長く設定することで白色LED25の発光輝度を抑制することができることから、白色以外を表示する場合はより色純度を上昇することが可能になると考えられる。
なお、白色以外の表示を行わない場合の白色以外のLED26、27の消灯動作や、白色のみの表示に関しては、上述の第1〜第5の表示パターンの駆動方法の概念を適宜用いることが可能である。
以上、本発明の第1の実施例によれば、直前のサブフレームSFにおける点灯色に対応するセグメント表示部Sの立下り応答時間TDが経過するまでは、当該サブフレームSFにおける点灯色に対応する光源を点灯させないようにすることにより、混色を防止することができる。また、立下り応答時間TD経過後も、当該サブフレームSFにおける点灯色に対応するセグメント表示部Sの応答遅れ時間Dが経過するまで、全ての光源を点灯させないようにすることで、消費電力を低減することができる。さらに、直前のサブフレームSFにおける点灯色に対応するセグメント表示部Sの立下り応答時間TD内は、直前のサブフレームSFにおける点灯色に対応する光源を点灯させることにより、輝度の向上を図ることができる。
また、表示パターンに応じて、表示を行わない色に対応する光源を常時消灯する駆動と切り替え可能とすることにより、従来のフィールドシーケンシャル駆動に比べて消費電力を低減することが可能となる。
また、本発明の第1の実施例の変形例によれば、応答速度の遅い液晶表示素子を用いた場合(もしくは低温化で液晶表示素子を用いた場合)でも、混色が発生する応答遅れ時間D終了直後から立下り応答時間TD終了まで間を消灯時間Bとし、それ以降のサブフレーム内と次サブフレームの応答遅れ時間Dが完了する間で光源を点灯させることにより、混色の発生を抑制することが可能となる。
さらに、白色表示に対しては白色以外の色の混色がない状態まで白色LED25の発光時間を延長させることにより、応答速度の遅い液晶表示素子を用いた場合(もしくは低温化で液晶表示素子を用いた場合)でも、混色を抑制しつつ消費電力を低減させることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法について説明する。第2の実施例では、上述の第1の実施例に比べてさらに低消費電力化を図っている。この第2の実施例では、バックライトユニット6の構成が第1の実施例と異なる。なお、液晶表示素子は、図2の素子Aを用いている。
図15は、本発明の第2の実施例による液晶表示装置100に用いるバックライトユニット6の構成の一例を示す概略平面図である。この例では、直下型バックライトユニットを用いる。直下型バックライトユニット6のハウジング24内に配置された各発光色のLED光源配置例を示す。
直下型バックライトユニット6のハウジング24内には、図4(A)に示す第1の実施例と同様に、第1の光源25、第2の光源26、第3の光源27が配置されている。第1の光源25は、第1の色(本実施例では、白色)を発光色とするLED(白色LED)であり、全表示領域20全体を均一に照明できるように、ほぼ均等間隔で配置されている。第2の光源26は、第2の色(本実施例では、赤色)を発光色とするLED(赤色LED)であり、領域A及び領域Bをほぼ均一に照明できるように配置されている。第3の光源27は、第3の色(本実施例では、青色)を発光色とするLED(青色LED)であり、領域Cをほぼ均一に照明できるように配置されている。
第1の実施例との違いは、第2の実施例では、図3の有効表示部20と各分割された白色以外の表示を行う領域A〜Cを内包するようにバックライトの照明される領域が複数に分割されていて、各分割領域内の光源を他の分割領域内の光源とは独立して点灯・消灯することができる点である。なお、第1の実施例と同様、ハウジング24内には物理的な仕切りは存在せず、各光源は同一の連続した空間内に配置されている。すなわち、分割領域DR1〜DR5は、光源を独立して制御するためのグループ分けであり、物理的に他の領域と仕切られた区画ではない。
例えば、図に示すように白色点灯のみ行うことかできる分割領域DR1、DR3、DR5と、白色と赤色点灯ができる分割領域DR2、DR6と、白色と青色点灯ができる分割領域DR4の6つの分割領域DRを形成し、各分割領域DRに内包される光源25〜27は、他の分割領域DRとは独立しており、任意に消灯を制御できる駆動装置を装備する。ただし、各分割領域DRは隣接する分割領域DRと仕切り部材を用いて分割されていない。なお、白色点灯のみ行うことができる分割領域DR1、DR3、DR5については独立した駆動装置を用意しなくてもよい。この例では、白色表示分割領域DR1、DR3、DR5はすべて同一の駆動を行っている。
図16は、本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法において、白色表示分割領域DR1、DR3、DR5に内包されるセグメント表示部S1のタイミングチャートである。このタイミングチャートは、上から順に、1フレームにおけるセグメント表示部S1の電気的スイッチング状態、セグメント表示部S1の過渡的透過率変化、およびバックライトユニット6の分割領域DR1、DR3、DR5に内包される白色LED25の点灯タイミングを示している。
1フレームは2つのサブフレームSF1及びSF2に分割される。サブフレームSF1はセグメント表示部を白色表示(第1の色を表示)するためのサブフレームであり、サブフレームSF2は白色(第1の色)以外を表示するためのサブフレームである。なお、1フレーム時間は18msとし、サブフレームSF1=サブフレームSF2=9msに設定した。また、本タイミングチャートは1つの画像を連続して表示する静止画における、画像切り替わり後の少なくとも2フレーム以降の様子を示している。
セグメント表示部S1は白色表示しかできない領域ではあるが、隣接する分割領域DR2、DR4、DR6に対して光漏れが生じる。そこで、第2の実施例においても、1フレームを2つに分割して、白色LED25点灯時のサブフレームSF1とそれ以外の色の点灯時のサブフレームSF2とする。分割領域DR1、DR3、DR5では、隣接する分割領域DR2、DR4、DR6への光漏れによる混色を防ぐために、白色LED25を図6に示す第1の表示パターンと同様に、少なくとも立下り応答時間TD経過後、好ましくは応答遅れ時間D経過後に点灯し、次のサブフレームの立下り応答時間TD経過後に消灯する。なお、サブフレームSF2では、隣接する分割領域DR2、DR4、DR6からの光漏れによる混色を防ぐために、分割領域DR1、DR3、DR5に含まれる全セグメントを暗表示状態にする。
図17は、本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法において、分割領域DR2に内包されるセグメント表示部S2を赤色表示させる場合のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図16に示す表示パターンと同様である。
赤色LED26の点灯タイミングは、図6に示す第1の実施例による第1の表示パターンと同様である。ここで、分割領域DR2内では、白色表示を行うサブフレームSF1において、セグメント表示部S2を含む内包される全セグメントを暗表示状態にするとともに、白色LED25を点灯させない。これにより、消費電力の低減を行う。さらに、分割領域DR2に内包されるセグメント表示部S2は高い色純度の赤色表示を実現できる。
図18は、本発明の第2の実施例による液晶表示装置100の駆動方法において、分割領域DR2に内包されるセグメント表示部S2を白色表示させる場合のタイミングチャートである。タイミングチャートの構成及びフレームの設定等は、図16及び図17に示す表示パターンと同様である。
この場合、図16に示す動作と同様に、白色LED25を、少なくとも立下り応答時間TD経過後、好ましくは応答遅れ時間D経過後に点灯し、次のサブフレームの立下り応答時間TD経過後に消灯する。また、サブフレームSF2では、分割領域DRに含まれる全セグメントを暗表示状態にするとともに、赤色LED26を消灯する。以上により赤色LED26発光のための消費電力を低減できる。
なお、分割領域DR4及び分割領域DR6に関しても、図17及び図18に示す分割領域DR2と同様な動作を独立して行うことにより、消費電力の抑制を実現しつつ、色純度の高い白色以外の色表示を実現できる。
なお、隣接する分割領域DRがすべて白色表示である場合は、第1の実施例で示したように分割領域DR内では2つのサブフレームともに白色LED25を点灯させることができ、図9及び図10で示した動作を各分割領域DRで独立して行うことができる。
以上、本発明の第2の実施例によれば、バックライトユニット6を複数の領域に分割し、各領域に含まれる光源を他の領域に含まれる光源とは独立して制御できるようにした。そのため、領域ごとに光源の点灯・消灯を独立して行うことができ、光源発光のための消費電力を低減することが可能となる。また、色純度の高い白色以外の色表示を実現できる。
なお、上述の実施例では、セグメント表示部の明暗表示状態とバックライトユニットの光源のスイッチングを同期させる例を説明したが、表示部はセグメント表示部に限らずドットマトリクス表示の各画素を表示部として、これの明暗表示状態にバックライトユニットの光源のスイッチングを同期させることも当然に可能である。
本発明の各実施例による液晶表示装置100は、車載用情報表示装置(セグメント表示又はセグメント及びドットマトリクス表示)や、カーオーディオの表示部、コピー機などの操作パネル表示部等に用いることが可能である。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
1…上側偏光板、2…視角補償板、3…垂直配向型液晶セル、4…下側偏光板、5…駆動装置、6…バックライトユニット、10…液晶表示素子、20…全表示領域(有効表示領域)、24…ハウジング、25…第1の光源(白色LED)、26…第2の光源(赤色LED)、27…第3の光源(青色LED)、28…拡散板、29…実装基板、30…導光板、31…上側ガラス基板、32…下側ガラス基板、33…液晶層、100…液晶表示装置

Claims (11)

  1. 有効表示領域内に、それぞれが明暗表示状態を切り替え可能な複数の表示部を有するノーマリーブラック型液晶表示素子と、
    第1の色で前記有効表示領域全域を照明する第1の光源と、前記第1の色以外で前記有効表示領域の少なくとも一部を照明する第2の光源とを備え、前記第1の光源及び前記第2の光源が連続した空間に配置されるバックライトユニットと、
    前記液晶表示素子の明暗表示状態と同期して、前記バックライトユニットの第1の光源及び第2の光源を点灯できる制御回路であって、画像表示を実現する1フレームを2つのサブフレームに分割し、一方のサブフレームにて前記有効表示領域全域を前記第1の色で点灯させ、他方のサブフレームにおいて前記第2の光源で点灯させ、前記第1の色及び前記第2の光源の色を表示させる第1の制御と、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源もしくは前記第2の光源のいずれか一方のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても他方の光源は非点灯状態とする第2の制御とを切り替え可能な制御回路と
    を有し、
    前記制御回路は、電気的スイッチング状態が変化してから暗表示状態から明表示状態に変化する立ち上がり応答が開始されるまでにおいて透過率がほぼ変化しない応答遅れ時間Dが、明表示状態から暗表示状態に変化する立下り応答時間TDよりも長い場合(D>TD)、現サブフレームの開始時から立下り応答時間TDに相当する時間内では、前サブフレームの表示色に対応する前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯し、その後、応答遅れ時間D完了まで前記第1の光源及び前記第2の光源を消灯する液晶表示装置。
  2. 有効表示領域内に、それぞれが明暗表示状態を切り替え可能な複数の表示部を有するノーマリーブラック型液晶表示素子と、
    第1の色で照明する第1の光源のみを含む第1の分割領域と、前記第1の分割領域と空間的に連続した領域であって前記第1の光源及び前記第1の色以外で照明する第2の光源を含む第2の分割領域とを含み、前記第1の分割領域及び前記第2の分割領域はそれぞれ他の分割領域とは独立して前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯可能なバックライトユニットと、
    前記液晶表示素子の明暗表示状態と同期して、前記バックライトユニットの第1の光源及び第2の光源を前記分割領域ごとに独立して点灯できる制御回路であって、前記第2の分割領域の制御において画像表示を実現する1フレームを2つのサブフレームに分割し、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第2の光源は非点灯状態としておく第3の制御と、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第2の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第1の光源は非点灯状態としておく第4の制御とを切り替え可能な制御回路と
    を有し、
    前記制御回路は、電気的スイッチング状態が変化してから暗表示状態から明表示状態に変化する立ち上がり応答が開始されるまでにおいて透過率がほぼ変化しない応答遅れ時間Dが、明表示状態から暗表示状態に変化する立下り応答時間TDよりも長い場合(D>TD)、現サブフレームの開始時から立下り応答時間TDに相当する時間内では、前サブフレームの表示色に対応する前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯し、その後、応答遅れ時間D完了まで前記第1の光源及び前記第2の光源を消灯する液晶表示装置。
  3. 前記第1の制御において、前記第1の色を表示するためのサブフレームの方が、もう一方のサブフレームより長い請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2の制御において、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第2の光源は非点灯状態とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第2の制御において、いずれのサブフレームにおいても前記第1の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第2の光源は非点灯状態とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第3の制御において、前記第1の分割領域および前記第2の分割領域の内の1つの分割領域は、隣接する他の分割領域において前記第1の色で表示する場合、当該1つの分割領域においては、いずれのサブフレームにおいても第1の色で照明される請求項2に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第1の色を表示するサブフレームにおいて、前記立下り応答時間TDに相当する時間完了以前、長くとも応答遅れ時間D完了後までの間で、各分割領域内が前記第1の色で照明される請求項2に記載の液晶表示装置。
  8. 前記第1の色以外の色を表示するサブフレームにおいて、前記応答遅れ時間D完了後以降、長くとも立下り応答時間TDに相当する時間完了までの間で、各分割領域内が前記第1の色で照明される請求項2に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第1の色を表示するための前記バックライトユニットの輝度よりも、前記第1の色以外の色を表示するための前記バックライトユニットの輝度の方が高い請求項7または8に記載の液晶表示装置。
  10. 有効表示領域内に、それぞれが明暗表示状態を切り替え可能な複数の表示部を有するノーマリーブラック型液晶表示素子と、
    第1の色で前記有効表示領域全域を照明する第1の光源と、前記第1の色以外で前記有効表示領域の少なくとも一部を照明する第2の光源とを備え、前記第1の光源及び前記第2の光源が連続した空間に配置されるバックライトユニットと、
    前記液晶表示素子の明暗表示状態と同期して、前記バックライトユニットの第1の光源及び第2の光源を点灯できる制御回路とを有する液晶表示装置の駆動方法であって、
    画像表示を実現する1フレームを2つのサブフレームに分割し、一方のサブフレームにて前記有効表示領域全域を前記第1の色で点灯させ、他方のサブフレームにおいて前記第2の光源で点灯させ、前記第1の色及び前記第2の光源の色を表示させる第1の制御と、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源もしくは前記第2の光源のいずれか一方のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても他方の光源は非点灯状態とする第2の制御とを切り替え、
    更に、電気的スイッチング状態が変化してから暗表示状態から明表示状態に変化する立ち上がり応答が開始されるまでにおいて透過率がほぼ変化しない応答遅れ時間Dが、明表示状態から暗表示状態に変化する立下り応答時間TDよりも長い場合(D>TD)、現サブフレームの開始時から立下り応答時間TDに相当する時間内では、前サブフレームの表示色に対応する前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯し、その後、応答遅れ時間D完了まで前記第1の光源及び前記第2の光源を消灯する液晶表示装置の駆動方法。
  11. 有効表示領域内に、それぞれが明暗表示状態を切り替え可能な複数の表示部を有するノーマリーブラック型液晶表示素子と、
    第1の色で照明する第1の光源のみを含む第1の分割領域と、前記第1の分割領域と空間的に連続した領域であって前記第1の光源及び前記第1の色以外で照明する第2の光源を含む第2の分割領域とを含み、前記第1の分割領域及び前記第2の分割領域はそれぞれ他の分割領域とは独立して前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯可能なバックライトユニットと、
    前記液晶表示素子の明暗表示状態と同期して、前記バックライトユニットの第1の光源及び第2の光源を前記分割領域ごとに独立して点灯できる制御回路とを有する液晶表示装置の駆動方法であって、
    前記第2の分割領域の制御において、画像表示を実現する1フレームを2つのサブフレームに分割し、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第1の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第2の光源は非点灯状態としておく第3の制御と、少なくとも一方のサブフレームにおいて前記第2の光源のみを点灯させ、いずれのサブフレームにおいても前記第1の光源は非点灯状態としておく第4の制御とを切り替え、 更に、電気的スイッチング状態が変化してから暗表示状態から明表示状態に変化する立ち上がり応答が開始されるまでにおいて透過率がほぼ変化しない応答遅れ時間Dが、明表示状態から暗表示状態に変化する立下り応答時間TDよりも長い場合(D>TD)、現サブフレームの開始時から立下り応答時間TDに相当する時間内では、前サブフレームの表示色に対応する前記第1の光源又は前記第2の光源を点灯し、その後、応答遅れ時間D完了まで前記第1の光源及び前記第2の光源を消灯する液晶表示装置の駆動方法。
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