JP6300027B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置に関し、特に、タッチパネルを介して入力操作を行う入力装置に関する。
従来から、静電容量式の入力装置は、操作者の手指などの操作体による近接操作に伴う静電容量の変化を検知することで入力操作を行うもので、携帯電話やタブレット型端末等の携帯機器や、ナビゲーション装置等の車載機器等に広く用いられている。
また、操作者がこのような入力装置の操作をする場合に、素手による操作だけではなく手袋を装着した状態で操作されることもあるため、このような操作に対応する技術が提案されている。
特許文献1(従来例)に記載の携帯端末(入力装置)900では、図8に示すように、検知対象の近接および接触を検知するタッチパネル928と、検知された検知対象の、タッチパネル928の面に対する垂直方向の距離に基づく情報を抽出する抽出部913と、制御部905と、を備えている。
制御部905は、検知対象のタッチパネル928の面に対する近接操作に応じて抽出部913より情報を抽出し、検知対象とタッチパネル928の面に対する垂直方向の距離の変化を判定する。
検知対象とタッチパネル928の面に対する垂直方向の距離が、所定期間、定められた範囲を超えて変化していない場合に、検知対象がタッチパネル928に接触したと判断する接触閾値を変更し、素手と手袋を装着した状態との操作に対応する技術が開示されている。
特開2013‐254331号公報
しかしながら、上述した従来例では、タッチパネルの静電容量値から近接座標を算出しているため、特に検知対象とタッチパネルの面に対する垂直方向の距離には誤差が含まれてしまう。このため操作体が直接接触することなく近接操作を行っている場合においても静電容量(タッチパネルとの距離)の変化が小さい場合には、手袋を装着して接触操作を行っている状態との判別が困難になり、誤検知が発生してしまう虞があるという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、手袋を装着した状態でも接触を伴わない近接操作と接触操作とを精度良く判別することが可能な入力装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の入力装置は、複数の検出電極を有し、操作体が接触または近接による入力操作を行う入力部と、前記検出電極ごとに静電容量を計測し、計測した静電容量値を出力する容量計測部と、前記容量計測部から前記検出電極と関連付けて前記静電容量値を取得し、取得した前記静電容量値の変化量から操作体の位置を検出する制御部と、を有し、前記入力部に加わる操作体の接触圧から接触を検知する接触検知部を備え、前記制御部は、前記静電容量値の前記変化量が近接による操作を判断する第1の閾値を超えた際に、前記接触検知部の検出結果から、前記入力部への操作体の接触を検知した場合、接触操作が行われていると判断し、接触を検知しない場合、近接操作が行われていると判断し、前記入力部が載置される伝達部材と、第1の方向の一方側に前記伝達部材を支持する筺体と、前記伝達部材と前記筺体との間に配置され前記伝達部材を前記第1の方向の一方側に付勢する付勢部材と、電磁ソレノイドアクチュエータである振動体と、固定電極が設けられている基板と、を備え、前記振動体は、本体部と可動部とを有しており、前記本体部が前記筺体に支持され、前記可動部は前記第1の方向の一方側に前記伝達部材が接続され、前記第1の方向の他端側に可動電極が設けられ、前記可動部が前記伝達部材と一体に前記第1の方向に沿って往復自在に移動することで前記入力部に振動を与え、前記接触検知部は、前記固定電極と前記制御部に接続され、前記可動電極と前記固定電極との間に生じる静電容量を検出し、前記筺体は、内壁部と、前記内壁部を囲む外壁部と、が一体的に形成され、前記内壁部と前記外壁部との間に外溝部が形成され、前記伝達部材は、上面部と、その外周から延設された側壁部と、が形成され、前記側壁部が前記内壁部と前記外壁部とにガイドされて前記外溝部に挿入されていることを特徴とする。
これによれば、入力部に加わる操作体の接触圧から接触を検知する接触検知部を備えているので、入力部へ近接操作した場合と、手袋を装着して接触操作した場合とで、静電容量値の変化量の差が小さい場合でも、接触の有無を精度よく判別することができる。このため、手袋を装着した状態でも接触を伴わない近接操作と接触操作とを精度良く判別することが可能な入力装置を提供することができる。
また、本発明の入力装置は、前記第1の閾値より大きい第2の閾値が設定され、前記制御部は、前記静電容量値の前記変化量が前記第2の閾値を超えた場合には前記入力部へ操作体が直接接触して操作を行っていると判断することを特徴とする。
これによれば、静電容量の変化値が大きな値の場合には、操作体が直接接触していると判断するので、直接接触での入力操作に迅速に対応することができる。
本発明によれば、手袋を装着した状態でも接触を伴わない近接操作と接触操作とを精度良く判別することが可能な入力装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る入力装置の外観形状を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る入力装置の構成を示す分解斜視図である。 天板部を示す部品図である。 振動体を示す図である。 図1に示す入力装置のA‐A断面を示す断面模式図である。 本発明の実施形態に係る入力装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 従来例の入力装置の電気的構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態における入力装置100について説明する。
まず始めに本実施形態における入力装置100の構成について図1から図4を用いて説明する。図1は入力装置100の構成部品を示す分解斜視図である。図2は入力装置100の構成を示す分解斜視図である。図3は天板部22を示す図で、天板部22を下(Z2)側から見た斜視図である。図4は振動体40を示す図で、図4(a)は振動体40を上(Z1)側から見た斜視図であり、図4(b)は、振動体40を下(Z2)側から見た斜視図である。
入力装置100は、図1に示すように、入力部10と、筺体20と、伝達部材30と、が組み合わされて略直方体状の外観が形成されている。
また、入力装置100は図2に示すように、入力部10と、筺体20を構成する基部21と天板部22と、伝達部材30と、振動体40と、基板50と、付勢部材60と、を備え、他に保持板80と、ナット部材90と、を用いている。
入力部10は、その表面に操作者が入力部10の操作面に接触または近接して入力操作することによって変化する静電容量を検出する入力操作部11が構成されている。入力操作部11には図1に示すように、操作者の指等の操作体500が入力部10の上(Z1)側の面に沿って、接触または近接によって入力操作が行われることによって静電容量の変化を検出する複数の検出電極11aが設けられている。なお操作面は、液晶表示装置(LCD)等の平面型表示装置を有するタッチパネルや、加飾パネル下に静電センサを構成するタッチパッド、タッチスイッチであってもよい。
伝達部材30は合成樹脂からなり、図2に示すように直方体状の外形を有し、矩形状の上面部30aと、その外周から下(図2に示すZ2)側に延設された側壁部30bと、が形成されている。上面部30aの外周に沿って上(Z1)側に突出し、入力部10が載置される載置部30cが設けられている。上面部30aと側壁部30bとで囲まれた領域には空間が設けられており、筺体20を構成する基部21と組み合わせ可能に形成されている。載置部30cの内側には、中心部に第1の貫通孔30dと、その周囲に複数の第2の貫通孔30eと、が設けられている。なお、本実施形態では、複数の第2の貫通孔30eが3つの場合として説明を進める。
基部21は合成樹脂材からなり、図2に示すように、直方体状の外形を有し、矩形状の基底部21aと、その外周から下(Z2)側に延設された内壁部21bと、内壁部21bを囲む外壁部21cと、が一体的に形成されている。内壁部21bと外壁部21cとの間には、外溝部21dが形成されている。基底部21aと内壁部21bとで囲まれた領域には空間が設けられており、振動体40や基板50が収納可能に形成されている。基底部21aの中心部には第3の貫通孔21eが設けられ、その周囲には、伝達部材30に設けられた第2の貫通孔30eと対応する位置に、3つの円柱状の突起部21fが設けられている。
天板部22は合成樹脂からなり、図2に示すように、矩形板状で中心部に円形状の第4の貫通孔22aを有しており、下(Z2)側の面には図3に示すように、第4の貫通孔22aを囲むように突出した規制部22bが設けられている。
振動体40は電磁ソレノイドアクチュエータであり、図2に示すように、本体部41と、可動部42と、を有しており、振動体40に加えられる駆動信号によって、可動部42が第1の方向(図2に示すZ1‐Z2方向)に沿って往復自在に移動する。
本体部41は、円筒状の外形を有しており、可動部42が第1の方向(Z1‐Z2方向)に沿って振動体40に挿通されている。可動部42は図4(a)に示すように、第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に突出する金属製の可動軸部42aを有しており、可動軸部42aの一端側には外周の一部にネジ山が形成されたネジ部42bが設けられている。また、可動部42の他端(Z2)側には図4(b)に示すように、可動軸部42aと鉄等の磁性を有する金属で形成された可動鉄心42cが組み合わされて可動電極42dが設けられている。従って可動電極42dは、振動体40の可動部42の移動に伴って、可動部42とともに移動することになる。
基板50は、ガラスエポキシ等の基材に銅箔等で電極や不図示の配線パターン等が形成されており、図2に示すように矩形板状の外形を有している。基板50の上(Z1側)面には固定電極50aが可動電極42dと略同一形状に設けられている。また、基板50には容量計測部1、接触検知部2、および制御部3を構成する電子部品や、入力部10に設けられた複数の検出電極11aと容量計測部1とを接続するためのコネクタ等が実装されている。
付勢部材60は鋼等の弾性を有する金属線が巻き回されてコイルバネが形成されている。なお、図2では付勢部材60が3つ用いられる例を示している。
保持板80は鉄等の金属からなり、図2に示すように円形状で、その中心部には可動部42の可動軸部42aが挿通可能な長円状の孔80aが設けられている。保持板80は2つ用いられており、伝達部材30を挟んで上下にそれぞれ配置されている。
ナット部材90は鉄等の金属からなり、図2に示すように外周が六角形状で内周が円筒状に形成されており、内周には、ネジ溝が形成されている。本実施形態では、ナット部材90を2つ用いてダブルナットを構成している。
次に入力装置100の構造について図2、図4および図5を用いて説明する。図5は、図1に示す入力装置100のA‐A断面を示す断面図である。なお、図5では図面が煩雑にならないよう基板50には固定電極50aのみ記載しその他の詳細な構成は省略している。
図5に示すように、筺体20を構成する基部21には、第3の貫通孔21eから、可動部42の可動軸部42aを上(Z1)側に突出させた状態で、基底部21aの下(Z2)側に振動体40の本体部41が支持されている。
可動部42の可動軸部42aには、第1の方向(図2に示すZ1‐Z2方向)の一方(Z1)側に伝達部材30が支持され、伝達部材30は2つの保持板80に狭持されてナット部材90によって可動軸部42aに接続されている。伝達部材30は、振動体40の可動部42に支持されることで、筺体20の第1の方向(図2に示すZ1‐Z2方向)の一方(Z1)側に可動部42と一体に第1の方向に沿って(Z1‐Z2方向)往復移動可能に支持されている。
保持板80は、中心部に設けられた長円状の孔80aに可動軸部42aが挿通されており、伝達部材30に設けられた第1の貫通孔30dを上下(Z1‐Z2)方向に挟んで配置されている。
伝達部材30は、上面部30aの中心部に設けられた第1の貫通孔30dの直径が、可動軸部42aの直径よりも余裕をもって大きく設定されており、可動軸部42aが挿通されている。また、第2の貫通孔30e(図2参照)に基部21の基底部21aに設けられた突起部21fが挿通されており、筺体20の基底部21aと伝達部材30との間に付勢部材60が配置され、伝達部材30を第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に付勢している。このため、伝達部材30は上側に付勢されて、天板部22に設けられた規制部22bに押し付けられた状態で静止している。この状態では、側壁部30bが、基部21の内壁部21bと外壁部21cとにガイドされてこれらの間に設けられた外溝部21dに負荷なく挿入された状態となる。
ナット部材90を、可動軸部42aに設けられたネジ部42b(図3参照)に締め付けることで、2つの保持板80の間に伝達部材30の上面部30aが挟持され、伝達部材30と、可動部42とが接続される。この状態では、可動部42の、第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に伝達部材30が配設されている。
筺体20を構成する天板部22は、基部21の基底部21aに設けられた突起部21fに、接着もしくは溶着等によって基部21と一体に固定される。
基板50は、不図示の固定手段によって筺体20の基部21の内側に形成されている空間に、振動体40に設けられた可動電極42dと対向して支持されている。基板50は、固定電極50aが可動電極42dと向かい合う位置となるように設けられており、可動電極42dと固定電極50aが重なり合うように、上下(Z軸)方向に距離Dだけ離れた位置に配置されている。
入力部10は、入力操作部11を上(Z1)側として、伝達部材30に設けられた載置部30cの上(Z1)側に固定されている。入力操作部11は、操作体500がその表面を接触することによって接触操作されるとともに、接触操作によって入力部10に上(Z1)側から下(Z2)側に向かって加わる接触圧Pが入力部10を介して伝達部材30に伝えられる。また、振動体40の可動部42が、伝達部材30と一体に第1の方向(Z1‐Z2方向)に沿って往復自在に移動することで、伝達部材30を介して入力部10に振動を与えることができる。
次に入力装置100の電気的な構成について図1、図6を用いて説明する。図6は入力装置100の電気的構成を示すブロック図である。
入力装置100は図6に示すように、入力部10と、容量計測部1と、振動体40に備えられた可動電極42dと、基板50に設けられた固定電極50aと、接触検知部2とを有している。
入力部10は図1に示すように、操作者の指等の操作体500が入力操作部11に近接または接触によって入力操作が行われることによって静電容量の変化を検出する複数の検出電極11aが、入力操作面に沿って設けられている。
検出電極11aは静電容量を有しており、操作者が入力操作を行うために入力部10に指等の操作体500を接触すると、接触された位置およびその近傍にある検出電極11aの静電容量が変化する。
容量計測部1は複数の検出電極11aごとの静電容量を計測し、計測した静電容量値をアナログ信号からデジタル信号へ変換するAnalog‐to‐Digital変換を行う。また、容量計測部1は、AD変換によってデジタル信号に変換された検出電極11aの静電容量のデータを計測信号ADとして制御部3へ出力する。
振動体40に設けられた可動電極42dは、基準電位となるグランドに電気的に接続されている。
基板50に設けられた固定電極50aは、接触検知部2に接続されている。可動電極42dと固定電極50aとが向かい合う位置に上下(Z軸)方向に距離D1だけ離れて配置されている。従って、可動電極42dと固定電極50aが向かい合う面積をSとすると、可動電極42dと固定電極50aの間には、式(1)で示される値の静電容量Ctが形成される。
(式1)
Ct=ε0・εr(S/D)(但しε0は真空の誘電率、εrは空気の比誘電率とする。)
接触検知部2は、基板50に不図示の電子部品が実装されて構成されており、基板50を介して筺体20に支持されており、固定電極50aと制御部3に接続されている。接触検知部2は制御部3に制御され、可動電極42dと固定電極50aとの間に生じる静電容量Ctを検出し、結果を制御部3へ出力する。入力部10に操作体500が接触することで伝達部材30が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ移動するのを、伝達部材30とともに移動する可動部42の移動に基づいて可動電極42dと固定電極50aとの間に生じる静電容量Ctが変化する。
制御部3は容量計測部1を制御し、検出電極11aごとの静電容量値の計測信号ADを検出電極11aの座標情報と関連付けて取得する。また制御部3は、容量計測部1から座標情報と関連付けて取得した計測信号ADの値を用いて演算し、検出電極11aの静電容量値の変化量ΔCから操作体500の位置を検出する。また、制御部3は、接触検知部2から出力される静電容量Ctの変化から、操作体500が入力部10に設けられた入力操作部11に接触しているのを検知することができる。制御部3は、検出した操作体500の位置や接触操作の有無に基づいて外部機器600に対して制御信号を出力する。また、制御部3にはタイマ機能やメモリ(図示せず)が備えられ、タイマ機能による制御間隔の管理や、取得した計測信号ADの値や計測信号ADの値を演算した結果を記憶することなどを行うことができる。
次に入力装置100の動作について図5および図7を用いて説明する。図7は入力装置100の動作を示すフローチャートで、示された処理手順は、制御部3によって実行され、制御部3に内蔵されているタイマ機能などによって定期的に繰り返して行われる。なお、制御部3に含まれるメモリには、実験等でもとめられたオフタッチ閾値Th0、第1の閾値Th1、第2の閾値Th2、接触閾値Pth、静電容量値の変化量ΔCを算出するためのベース値BSの初期値等が、予め記憶されている。オフタッチ閾値Th0は操作体500が入力操作部11から離れていることを判断する閾値である。第1の閾値Th1は、入力部10の入力操作部11への非接触での近接操作、または手袋等を装着した状態で間接的な接触操作の有無を判断するための閾値でオフタッチ閾値Th0より大きな値が設定されている。第2の閾値Th2は、入力操作部11へ直接接触して操作していることを判断するための閾値で第1の閾値Th1より大きい値が設定されている。接触閾値Pthは、入力操作部11に加わった接触圧Pから接触操作の有無を判断するための閾値である。また、動作状態を判定した結果を示すモード(Mode)やステータス(St)等は初期値として”0”が設定されているものとして説明を進める。
まず制御部3は手順S1で、容量計測部1を制御し入力部10の入力操作部11に設けられた全ての検出電極11aについて順次、静電容量値の計測信号ADを取得する。取得した計測信号ADは、検出電極11aの座標情報に対応させて、制御部3に含まれるメモリに記憶し、手順S2へ移行する。
手順S2で制御部3は、手順S1で取得した計測信号ADとメモリに記憶されている検出電極11aごとのベース値BSとの差から、検出電極11aごとの静電容量値の変化量ΔCをもとめる。ベース値BSは、入力操作されていない場合の検出電極11aごとの静電容量値を基準として値が設定されている。検出電極11aの静電容量値の変化量ΔCは、検出電極11aの静電容量が増加し計測信号ADの値が大きくなった場合には大きな値となり、検出電極11aの静電容量が減少し、計測信号ADの値が小さくなった場合には小さな値となる。算出した静電容量値の変化量ΔCを検出電極11aの座標情報に対応させて、制御部3に含まれるメモリに記憶し手順S3へ移行する。
手順S3で制御部3は、手順S2でもとめた検出電極11aの静電容量値の変化量ΔCが最大となる変化量ΔC(L)の値と座標情報を記憶して手順S4へ移行する。
手順S4で制御部3は、入力部10への操作の有無を示すステータスStの値を調べ、入力操作があることを示す”1”が設定されていた場合には手順S5へ移行し、”1”が設定されていない場合には手順S8へ移行する。
手順S5で制御部3は、手順S3でもとめた静電容量値の変化量ΔCの最大値である変化量ΔC(L)の値と、操作体500が入力操作部11から離れていることを判断するオフタッチ閾値Th0とを比較する。比較した結果、変化量ΔC(L)の値が、オフタッチ閾値Th0より小さい場合には手順S7へ移行し、オフタッチ閾値以上の場合には手順S6へ移行する。
手順S6で制御部3は、静電容量値の変化量ΔCの最大値である変化量ΔC(L)の値と、入力操作部11へ直接接触して操作していることを判断する第2の閾値Th2とを比較する。比較した結果、変化量ΔC(L)の値が、第2の閾値Th2を超えた場合には入力部10へ操作体500が直接接触して操作を行っていると判断して手順S10へ移行し、第2の閾値Th2以下の場合には手順S17へ移行する。
手順S7は、手順S5で操作体500が入力操作部11から離れていると判断されたので、制御部3はステータスStに入力操作がないことを示す”0”(零)を設定して制御部3に含まれるメモリに記憶し、処理を終了する。
手順S8は、手順S4でステータスStの値に”1”が設定されていなかった場合である。手順S8で制御部3は、静電容量値の変化量ΔCの最大値である変化量ΔC(L)の値と、非接触での近接操作、または手袋等を装着した状態で間接的な接触操作の有無を判断する第1の近接閾値Th1との比較を行う。比較した結果、変化量ΔC(L)の値が、第1の閾値Th1を超えた際には手順S9へ移行し、第1の閾値Th1以下の場合には操作がされていないと判断し処理を終了する。
手順S9で制御部3は、静電容量値の変化量ΔCの最大値である変化量ΔC(L)の値と、入力操作部11へ直接接触して操作していることを判断する第2の閾値Th2とを比較する。比較した結果、変化量ΔC(L)の値が、第2の閾値Th2より大きい場合は手順S10へ移行し、第2の閾値Th2以下の場合には手順S11へ移行する。
手順S10は、手順S6または手順S9で静電容量値の変化量ΔCの最大値である変化量ΔC(L)の値が入力操作部11へ直接接触して操作していることを判断する第2の閾値Th2より大きいと判断された場合である。このため、手順S10で制御部3は、操作の状態を示すモード(Mode)に操作体500が直接接触して操作していることを示す値”F”を設定し、入力部10への操作の有無を示すステータスStの値に接触操作されていることを示す”1”を設定する。設定した値は制御部3に含まれるメモリに記憶して手順S17へ移行する。
手順S11は、手順S8で変化量ΔC(L)の値が第1の閾値Th1より大きく、手順S9で第2の閾値Th2以下であった場合である。手順S11で制御部3は、接触検知部2を制御し可動電極42dと固定電極50aとの間に生じる静電容量Ctの値を検出結果として取得する。取得した静電容量Ctの値は、制御部3に含まれるメモリに記憶し、手順S12へ移行する。
入力部10に設けられた入力操作部11に手指等の操作体500が直接接触することで操作された場合、または手袋等を装着した状態で接触して操作された場合、入力部10には接触圧Pが(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ向かって加わる。この接触圧Pによって伝達部材30が付勢部材60の付勢力に抗して第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ移動することで、振動体40の可動部42も一体的に第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ移動する。このため、可動部42の他端(Z2)側に設けられた可動電極42dと、基板50に設けられた固定電極50aとの距離Dが短くなるため、式(1)でもとめられるCtの値が大きくなる。
入力部10への接触操作をやめて操作体500が入力操作部11から離れると、付勢部材60の付勢力によって伝達部材30が第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側へ移動し、天板部22に設けられた規制部22bに押し付けられた状態で静止する。この状態では可動電極42dと固定電極50aとの距離Dが元に戻ることで、式(1)でもとめられるCtの値も減少して元の値に戻ることとなる。
手順S12で制御部3は、手順S11で取得した静電容量Ctの値と、入力部10の入力操作部11に加わった接触圧Pから接触操作の有無を判断する接触閾値Pthとを比較する。比較した結果、静電容量Ctの値が接触閾値Pthより大きく接触を検知した場合には入力操作部11への操作体500の接触操作が行われていると判断し手順S13へ移行する。また、接触閾値Pth以下で接触を検知しない場合には近接操作が行われていると判断し、手順S14へ移行する。このように、制御部3は接触検知部2の検出結果から、入力部10への操作体500の接触を検知した場合、接触操作が行われていると判断し、接触を検知しない場合、近接操作が行われていると判断する。
手順S13は、手順S12で静電容量Ctの値が、接触閾値Pthより大きかった場合である。このため、手順S13で制御部3は、操作の状態を示すモード(Mode)の値に操作体500が間接的に接触して操作していることを示す値”G”を設定し、入力部10への操作の有無を示すステータスStの値に接触操作されていることを示す”1”を設定する。設定した値は制御部3に含まれるメモリに記憶して手順S15へ移行する。
手順S14は、手順S12で静電容量Ctの値が、接触閾値Pth以下であった場合である。このため、手順S14で制御部3は、操作の状態を示すモード(Mode)の値に操作体500が非接触で近接操作していることを示す値”H”を設定し、入力部10への操作の有無を示すステータスStの値に非接触操作されていることを示す”2”を設定して制御部3に含まれるメモリに記憶し、手順S15へ移行する。
手順S15で制御部3は、手順S3で記憶した変化量ΔC(L)の座標情報を用いて、手順S10、手順S13、手順S14で設定された操作の状態を示すモード(Mode)の値に対応する操作位置の座標を算出して手順S16へ移行する。
手順S18で制御部3は、手順S17で算出した座標情報に対応した制御信号を外部機器600に出力して処理を終了する。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の入力装置100では、複数の検出電極11aを有し、操作体500が接触または近接による入力操作を行う入力部10と、検出電極11aごとに静電容量を計測し、計測した静電容量値を出力する容量計測部1と、容量計測部1から検出電極11aと関連付けて静電容量値を取得し、取得した静電容量値の変化量ΔCから操作体500の位置を検出する制御部3と、を有し、入力部10に加わる操作体500の接触圧Pから接触を検知する接触検知部2を備え、制御部3は、静電容量値の変化量ΔCが近接による操作を判断する第1の閾値Th1を超えた際に、接触検知部2の検出結果から、入力部10への操作体500の接触を検知した場合、接触操作が行われていると判断し、接触を検知しない場合、近接操作が行われていると判断するよう構成した。
これにより、入力部10に加わる操作体500の接触圧Pから接触を検知する接触検知部2を備えているので、入力部10へ非接触で近接操作した場合と、手袋を装着して接触操作した場合とで、静電容量値の変化量ΔCの差が小さい場合でも、接触の有無を精度よく判別することができる。このため、手袋を装着した状態でも接触を伴わない近接操作と接触操作とを精度良く判別することが可能な入力装置を提供することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、第1の閾値Th1より大きい第2の閾値Th2が設定され、制御部3は、静電容量値の変化量ΔCが第2の閾値Th2を超えた場合には入力部10へ操作体500が直接接触して操作を行っていると判断するよう構成した。
これにより、静電容量の変化量ΔCが大きな値の場合には、操作体500が直接接触していることを検出できるので、直接接触での入力操作に迅速に対応することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、入力部10が載置される伝達部材30と、第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に伝達部材30を支持する筺体20と、伝達部材30と筺体20との間に配置され伝達部材30を第1の方向(Z1−Z2方向)の一方(Z1)側に付勢する付勢部材60と、を有し、伝達部材30が第1の方向(Z1−Z2方向)に往復移動可能に支持されており、接触検知部2は筺体20に支持され、入力部10に操作体500が接触することで伝達部材30が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ移動するのを検知するよう構成した。
これにより、第1の方向(Z1‐Z2方向)に往復移動可能な伝達部材30に入力部10が載置され、筺体20に支持された接触検知部2が、入力部10への操作体500の接触によって伝達部材30が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ移動するのを検知するので、接触操作を確実に検出することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、筺体20に支持され、一端が伝達部材30と接続される可動部42を有する振動体40を備え、可動部42は、伝達部材30と一体に第1の方向(Z1‐Z2方向)に沿って往復自在に移動することで入力部10に振動を与え、接触検知部2は、入力部10に操作体500が接触することによる伝達部材30が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側への移動を、伝達部材30とともに移動する可動部42の移動に基づいて検知するよう構成した。
これにより、伝達部材30とともに移動可能な可動部42を介して接触検知部2へ接触操作による押圧力Pを伝達するとともに、この可動部42の第1の方向(Z1‐Z2方向)に沿った往復移動に基づいて入力部10に振動を与える振動体40を備えたので、可動部42を用いて接触操作を検知することができる。また、接触操作を検出した場合に操作者に振動による操作感触を与えることができるため、別部品を用いる必要がなく、構造が簡易となる。
また、本実施形態の入力装置100では、振動体40の可動部42とともに移動する可動電極42dと、筺体20に支持され可動電極42dと対向して配置される基板50と、を備え、基板50の可動電極42dと向かい合う位置に固定電極50aが設けられ、接触検知部2は、固定電極50aと接続されて、可動電極42dと固定電極50aとの間に生じる静電容量Ctを検出するよう構成した。
これにより、入力部10に操作体500が接触することで伝達部材30が移動するのを、可動部42とともに移動する可動電極42dと、向かい合う位置に配置された固定電極50aとの間に発生する静電容量Ctの変化を用いて検出する。伝達部材30の移動によって生じる静電容量Ctの変化は非常に早く可動部42の移動に追従するため、遅滞なく接触操作を検出することができる。
また、本実施形態の入力装置100では、振動体40は、電磁ソレノイドアクチュエータであり、可動部42が振動体40の第1の方向(Z1‐Z2方向)に挿通され、可動電極42dは可動部42の他端(Z2)側に形成されている構成とした。
これにより、振動体40の可動部42の他端(Z2)側に可動電極42dが形成されているので、基板50を固定電極50aが可動電極42dと向かい合うように配置する簡易な構成で、可動部42の移動を静電容量Ctの変化で検出することができる。また、可動部42の動作のガイドとしてソレノイドアクチュエータが機能するため、静電容量Ctの変化が安定して発生することから、精度よく接触操作を検出することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る入力装置100を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、制御部3で使用する第1の閾値Th1や第2の閾値Th2等について具体的な数値を示さずに説明を行ったが、組込む機器や想定される使用状態に合わせ適宜値を設定して実施するのが望ましい。また、固定の値を設定せずに周囲温度や動作環境の変動等に応じて補正等を行うようして実施しても良い。
(2)本実施形態において、雑音除去処理や平滑化処理を行わない動作例で説明を行ったが、累積処理を併用した雑音処理や平滑化処理を行うように構成しても良い。
1 容量計測部
2 接触検知部
3 制御部
10 入力部
11 入力操作部
11a 検出電極
20 筺体
21 基部
21a 基底部
21b 内壁部
21c 外壁部
21d 外溝部
21e 第3の貫通孔
21f 突起部
22 天板部
22a 第4の貫通孔
22b 規制部
30 伝達部材
30a 上面部
30b 側壁部
30c 載置部
30d 第1の貫通孔
30e 第2の貫通孔
40 振動体
41 本体部
42 可動部
42a 可動軸部
42b ネジ部
42c 可動鉄心
42d 可動電極
50 基板
50a 固定電極
60 付勢部材
80 保持板
80a 孔
90 ナット部材
100 入力装置
AD 計測信号
BS ベース値
Ct 可動電極と固定電極の静電容量
D 距離
P 接触圧
Pth 接触閾値
St ステータス
Th0 オフタッチ閾値
Th1 第1の閾値
Th2 第2の閾値
ΔC 静電容量値の変化量


Claims (2)

  1. 複数の検出電極を有し、操作体が接触または近接による入力操作を行う入力部と、
    前記検出電極ごとに静電容量を計測し、計測した静電容量値を出力する容量計測部と、
    前記容量計測部から前記検出電極と関連付けて前記静電容量値を取得し、取得した前記静電容量値の変化量から操作体の位置を検出する制御部と、を有する入力装置であって、
    前記入力部に加わる操作体の接触圧から接触を検知する接触検知部を備え、
    前記制御部は、前記静電容量値の前記変化量が近接による操作を判断する第1の閾値を超えた際に、
    前記接触検知部の検出結果から、前記入力部への操作体の接触を検知した場合、接触操作が行われていると判断し、接触を検知しない場合、近接操作が行われていると判断し、
    前記入力部が載置される伝達部材と、第1の方向の一方側に前記伝達部材を支持する筺体と、前記伝達部材と前記筺体との間に配置され前記伝達部材を前記第1の方向の一方側に付勢する付勢部材と、電磁ソレノイドアクチュエータである振動体と、固定電極が設けられている基板と、を備え、
    前記振動体は、本体部と可動部とを有しており、前記本体部が前記筺体に支持され、前記可動部は前記第1の方向の一方側に前記伝達部材が接続され、前記第1の方向の他端側に可動電極が設けられ、前記可動部が前記伝達部材と一体に前記第1の方向に沿って往復自在に移動することで前記入力部に振動を与え、
    前記接触検知部は、前記固定電極と前記制御部に接続され、前記可動電極と前記固定電極との間に生じる静電容量を検出し、
    前記筺体は、内壁部と、前記内壁部を囲む外壁部と、が一体的に形成され、前記内壁部と前記外壁部との間に外溝部が形成され、
    前記伝達部材は、上面部と、その外周から延設された側壁部と、が形成され、前記側壁部が前記内壁部と前記外壁部とにガイドされて前記外溝部に挿入されている
    ことを特徴とする入力装置。
  2. 前記第1の閾値より大きい第2の閾値が設定され、
    前記制御部は、前記静電容量値の前記変化量が前記第2の閾値を超えた場合には前記入力部へ操作体が直接接触して操作を行っていると判断することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
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