JP6299597B2 - 漏洩検査装置、プログラム、及び制御方法 - Google Patents
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Description
<概要>
図1は、実施形態1に係る漏洩検査装置2000を表すブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。
例えば判断部2070は、部分判断部2080及び総合判断部2100を有する。部分判断部2080は、1つの部分検査周波数帯域に対応する検査信号について、その検査信号が漏洩を示すか否かを判断する。部分判断部2080は、総合判断部2100から、複数の部分検査周波数帯域のうち、いずれか1つを取得する。そして、部分判断部2080は、検査信号抽出部2060に対し、取得した部分検査周波数帯域を入力する。そして、部分判断部2080は、検査信号抽出部2060から、入力した部分検査周波数帯域に対応する検査信号を取得する。部分判断部2080は、取得した検査信号が配管の漏洩を示すか否かを判断する。
信号取得部2020は、配管の振動、又は配管から伝播する振動を示す信号を取得する。上記信号は、例えば配管の振動の大きさ、又は配下から伝播する振動の大きさを示す。また、上記信号は、アナログ信号であっても、デジタル信号であってもよい。信号取得部2020は、例えば配管の振動、又は配管から伝播する振動を計測する装置で実現される。配管の振動、又は配管から伝播する振動を計測する装置は、例えば振動センサである。例えば振動センサは、振動を電気信号に変換する圧電素子を有する。以下、配管の振動、又は配管から伝播する振動を計測する装置を振動計測装置と表記する。
検査信号抽出部2060は、例えばハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、又はバンドパスフィルタ、又はこれらの組み合わせで構成されるフィルタリング部を有する。検査信号抽出部2060は、上記フィルタリング部を用いて、信号取得部2020から取得した信号から、所定の周波数帯域の信号を抽出する。所定の周波数帯域は、判断部2070から取得する部分検査周波数帯域である。例えば判断部2070が部分判断部2080を有する場合、この所定の周波数帯域は、部分判断部2080から取得する部分検査周波数帯域である。
図2は、本実施形態の漏洩検査装置2000が行う総合判断処理の一例を示すフローチャートである。
漏洩検査装置2000は、例えば無線回線で通信可能に接続されている外部の装置に対して、検査結果を通知する。この場合、漏洩検査装置2000の構成は、例えば図3に示す構成となる。ここで、図3に示す漏洩検査装置2000を、変形例1の漏洩検査装置2000と表記する。
以上の構成により、本実施形態の漏洩検査装置2000は、検査対象の周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域それぞれに対応する検査信号について、漏洩を示すか否かの判断を順次行う。そして、必要判断数以上の検査信号が漏洩を示していない場合、検査結果を漏洩無しとする。漏洩検査装置2000は、必要判断数以上の部分検査周波数帯域それぞれの検査信号が漏洩を示さないと判断した場合、その時点でまだ検査されていない部分検査周波数帯域については処理を行う必要がない。そのため、本実施形態の漏洩検査装置2000によれば、漏洩検査に要する処理量が少なくなるため、漏洩検査装置2000の消費エネルギーが小さくなる。
<概要>
本実施形態の漏洩検査装置2000は、実施形態1の漏洩検査装置2000と同様に、図1で表される。本実施形態における漏洩検査装置2000の各機能構成部は、特に説明しない限り、実施形態1における同符号の各機能構成部と同じ機能を有する。
図4は、本実施形態の漏洩検査装置2000が行う反復処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の総合判断部2100は、総合判断処理を行う度に、総合判断処理を行う時間間隔である反復周期を短くしてもよい。総合判断部2100が、総合判断処理を行う度に反復周期を短くする漏洩検査装置2000を、変形例2の漏洩検査装置2000と表記する。
以上の構成により、本実施形態の漏洩検査装置2000は、総合判断部2100が、実施形態1で述べた総合判断処理を所定の回数繰り返す反復処理を行う。総合判断部2100は、反復処理において、総合判断処理の検査結果が許容回数以上漏洩無しとなった場合に、反復処理の結果を漏洩無しとして、反復処理を終了する。このように、一定時間おきに漏洩の有無を繰り返し判断することで、外乱によってある時間における総合判断処理で全ての部分検査周波数帯域の検査信号が漏洩を示した場合でも、異なる時間に行う総合判断処理で漏洩が無いことを正しく検出できる。したがって、本実施形態によれば、外乱等の影響で、誤って漏洩有りと判断されてしまう蓋然性を小さくすることができる。
図6は、本実施形態に係る漏洩検査装置2000を表すブロック図である。ここで、図6において、図1に同符号の機能構成部を有する機能構成部は、特に説明しない限り、図1に示す機能構成部と同じ機能を有する。そのため、これらの機能構成部の説明は省略する。
給電部2120は、信号取得部2020が処理を終了した場合に、信号取得部2020を実現するハードウエア(例:振動センサ)への給電を停止してもよい。この場合の本実施形態の漏洩検査装置2000を、変形例3の漏洩検査装置2000と表記する。給電部2120が信号取得部2020を実現するハードウエアへの給電を停止するタイミングは、例えば給電部2120が処理を終了したと同時、信号取得部2020が処理を終了した直後、又は給電部2120が処理を終了してからある程度の時間が経過した後などである。こうすることで、変形例3の漏洩検査装置2000は、信号取得部2020を実現するハードウエアの消費エネルギーを少なくすることができる。その結果、漏洩検査装置2000が消費する消費エネルギーがさらに少なくなる。
本実施形態の漏洩検査装置2000は、変形例1の漏洩検査装置2000が有する検査結果送信部2140をさらに有していてもよい。検査結果送信部2140をさらに有する本実施形態の漏洩検査装置2000を、変形例4の漏洩検査装置2000と表記する。変形例4の漏洩検査装置2000の構成は、例えば図9のブロック図で表される。
以上の構成により、実施形態3の漏洩検査装置2000は、総合判断部2100が検査結果とする漏洩の有無を決定した場合に、漏洩検査装置2000の各機能構成部を実現するハードウエアへの給電を停止する。こうすることで、漏洩検査装置2000の各機能構成部を実現するハードウエアが消費するエネルギーを少なくすることができる。
1. 信号を取得する信号取得手段と、
前記信号取得手段が取得した前記信号から、検査対象とする周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域の中のいずれかの部分検査周波数帯域の信号を検査信号として抽出する検査信号抽出手段と、
それぞれ異なる前記部分検査周波数帯域に対応する各前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを順次判断し、所定の数以上の前記検査信号が漏洩を示していない場合に漏洩が起こっていないと判断する判断手段と、
を有する漏洩検査装置。
2. 前記判断手段は、
1つの前記部分検査周波数帯域に対応する前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを判断する部分判断手段と、
前記部分判断手段が前記所定の数以上の前記検査信号について漏洩を示していないと判断するまで、複数の前記部分検査周波数帯域の中から1つを順次選択し、選択した前記部分検査周波数帯域について順次前記部分判断手段を動作させる総合判断処理を行う総合判断手段と、
を有する1.に記載の漏洩検査装置。
3. 前記総合判断手段は、前記部分判断手段に対して、含まれる周波数が低い前記部分検査周波数帯域から順に入力として与えることを特徴とする2.に記載の漏洩検査装置。
4. 前記総合判断手段は、所定周期で、所定の回数前記総合判断処理を繰り返し行い、該総合判断処理による検査結果が全て漏洩有りである場合に、当該総合判断手段の検査結果を漏洩有りとすることを特徴とする2.又は3.に記載の漏洩検査装置。
5. 前記総合判断手段は、前記所定周期を短くしながら、前記総合判断処理を繰り返すことを特徴とする4.に記載の漏洩検査装置。
6. 前記検査信号抽出手段は、抽出対象の前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど短い時間の信号を前記信号取得手段から取得すること、
を特徴とする1.乃至5.いずれか1つに記載の漏洩検査装置。
7. 前記信号取得手段は、アナログ信号を取得するアナログ信号取得手段、及び前記アナログ信号取得手段から取得した前記アナログ信号をデジタル信号に変換するデジタル変換手段を有し、
前記デジタル変換手段は、前記検査信号抽出手段から前記部分検査周波数帯域を取得し、取得した前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど、高いサンプリング周波数で前記アナログ信号を前記デジタル信号に変換すること、
を特徴とする1.乃至6.いずれか1つに記載の漏洩検査装置。
8. 前記判断手段による検査結果を無線で送信する検査結果送信手段をさらに有する1.乃至7.いずれか1つに記載の漏洩検査装置。
9. 前記判断手段が検査結果とする漏洩の有無を決定した場合に、前記各手段のうち、いずれか1つ以上の前記手段への給電を停止する給電手段をさらに有する1.乃至8.いずれか1つに記載の漏洩検査装置。
10. 前記給電手段は、前記信号取得手段が処理を終了した場合に、前記信号取得手段への給電を停止する9.に記載の漏洩検査装置。
11. 前記判断手段によって決定された前記検査結果を無線で送信する検査結果送信手段をさらに有し、
前記給電手段は、前記検査結果送信手段が検査結果の送信を終了した場合に、前記検査結果送信手段への給電を停止する9.又は10.に記載の漏洩検査装置。
12. コンピュータに、漏洩検査装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、前記コンピュータに、
信号を取得する信号取得機能と、
前記信号取得機能が取得した前記信号から、検査対象とする周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域の中のいずれかの部分検査周波数帯域の信号を検査信号として抽出する検査信号抽出機能と、
それぞれ異なる前記部分検査周波数帯域に対応する各前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを順次判断し、所定の数以上の前記検査信号が漏洩を示していない場合に漏洩が起こっていないと判断する判断機能と、
を持たせるプログラム。
13. 前記判断機能は、
1つの前記部分検査周波数帯域に対応する前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを判断する部分判断機能と、
前記部分判断機能が前記所定の数以上の前記検査信号について漏洩を示していないと判断するまで、複数の前記部分検査周波数帯域の中から1つを順次選択し、選択した前記部分検査周波数帯域について順次前記部分判断機能を動作させる総合判断処理を行う総合判断機能と、
を有する12.に記載のプログラム。
14. 前記総合判断機能は、前記部分判断機能に対して、含まれる周波数が低い前記部分検査周波数帯域から順に入力として与えることを特徴とする13.に記載のプログラム。
15. 前記総合判断機能は、所定周期で、所定の回数前記総合判断処理を繰り返し行い、該総合判断処理による検査結果が全て漏洩有りである場合に、当該総合判断機能の検査結果を漏洩有りとすることを特徴とする13.又は14.に記載のプログラム。
16. 前記総合判断機能は、前記所定周期を短くしながら、前記総合判断処理を繰り返すことを特徴とする15.に記載のプログラム。
17. 前記検査信号抽出機能は、抽出対象の前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど短い時間の信号を前記信号取得機能から取得すること、
を特徴とする12.乃至16.いずれか1つに記載のプログラム。
18. 前記信号取得機能は、アナログ信号を取得するアナログ信号取得機能、及び前記アナログ信号取得機能から取得した前記アナログ信号を前記デジタル信号に変換するデジタル変換機能を有し、
前記デジタル変換機能は、前記検査信号抽出機能から前記部分検査周波数帯域を取得し、取得した前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど、高いサンプリング周波数で前記アナログ信号をデジタル信号に変換すること、
を特徴とする12.乃至17.いずれか1つに記載のプログラム。
19. 前記コンピュータに、前記判断機能による検査結果を無線で送信する検査結果送信機能をさらに持たせる12.乃至18.いずれか1つに記載のプログラム。
20. 前記コンピュータに、前記判断機能が検査結果とする漏洩の有無を決定した場合に、前記各機能のうち、いずれか1つ以上の前記機能への給電を停止する給電機能をさらに持たせる12.乃至19.いずれか1つに記載のプログラム。
21. 前記給電機能は、前記信号取得機能が処理を終了した場合に、前記信号取得機能への給電を停止する20.に記載のプログラム。
22. 前記コンピュータに、前記判断機能によって決定された前記検査結果を無線で送信する検査結果送信機能をさらに持たせ、
前記給電機能は、前記検査結果送信機能が検査結果の送信を終了した場合に、前記検査結果送信機能への給電を停止する20.又は21.に記載のプログラム。
23. 漏洩検査装置として動作するコンピュータによって実行される制御方法であって、
信号を取得する信号取得ステップと、
前記信号取得ステップが取得した前記信号から、検査対象とする周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域の中のいずれかの部分検査周波数帯域の信号を検査信号として抽出する検査信号抽出ステップと、
それぞれ異なる前記部分検査周波数帯域に対応する各前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを順次判断し、所定の数以上の前記検査信号が漏洩を示していない場合に漏洩が起こっていないと判断する判断ステップと、
を有する制御方法。
24. 前記判断ステップは、
1つの前記部分検査周波数帯域に対応する前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを判断する部分判断ステップと、
前記部分判断ステップが前記所定の数以上の前記検査信号について漏洩を示していないと判断するまで、複数の前記部分検査周波数帯域の中から1つを順次選択し、選択した前記部分検査周波数帯域について順次前記部分判断ステップを動作させる総合判断処理を行う総合判断ステップと、
を有する23.に記載の制御方法。
25. 前記総合判断ステップは、前記部分判断ステップに対して、含まれる周波数が低い前記部分検査周波数帯域から順に入力として与えることを特徴とする24.に記載の制御方法。
26. 前記総合判断ステップは、所定周期で、所定の回数前記総合判断処理を繰り返し行い、該総合判断処理による検査結果が全て漏洩有りである場合に、当該総合判断ステップの検査結果を漏洩有りとすることを特徴とする24.又は25.に記載の制御方法。
27. 前記総合判断ステップは、前記所定周期を短くしながら、前記総合判断処理を繰り返すことを特徴とする26.に記載の制御方法。
28. 前記検査信号抽出ステップは、抽出対象の前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど短い時間の信号を前記信号取得ステップから取得すること、
を特徴とする23.乃至27.いずれか1つに記載の制御方法。
29. 前記信号取得ステップは、アナログ信号を取得するアナログ信号取得ステップ、及び前記アナログ信号取得ステップから取得した前記アナログ信号をデジタル信号に変換するデジタル変換ステップを有し、
前記デジタル変換ステップは、前記検査信号抽出ステップから前記部分検査周波数帯域を取得し、取得した前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど、高いサンプリング周波数で前記アナログ信号を前記デジタル信号に変換すること、
を特徴とする23.乃至28.いずれか1つに記載の制御方法。
30. 前記判断ステップによる検査結果を無線で送信する検査結果送信ステップをさらに有する23.乃至29.いずれか1つに記載の制御方法。
31. 前記判断ステップが検査結果とする漏洩の有無を決定した場合に、前記各ステップのうちのいずれか1つ以上の前記ステップへの給電を停止する給電ステップをさらに有する23.乃至30.いずれか1つに記載の制御方法。
32. 前記給電ステップは、前記信号取得ステップが処理を終了した場合に、前記信号取得ステップへの給電を停止する31.に記載の制御方法。
33. 前記判断ステップで決定された前記検査結果を無線で送信する検査結果送信ステップをさらに有し
前記給電ステップは、前記検査結果送信ステップが検査結果の送信を終了した場合に、前記検査結果送信ステップへの給電を停止する31.又は32.に記載の制御方法。
Claims (13)
- 信号を取得する信号取得手段と、
前記信号取得手段が取得した前記信号から、検査対象とする周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域の中のいずれかの部分検査周波数帯域の信号を、検査信号として抽出する検査信号抽出手段と、
それぞれ異なる前記部分検査周波数帯域に対応する各前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを順次判断し、所定の数以上の前記検査信号が漏洩を示していない場合に、漏洩が起こっていないと判断し、かつ、未判断である前記各検査信号に対する漏洩を示すか否かの前記判断を終了する判断手段と、
を有する漏洩検査装置。 - 前記判断手段は、
1つの前記部分検査周波数帯域に対応する前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを判断する部分判断手段と、
前記部分判断手段が前記所定の数以上の前記検査信号について漏洩を示していないと判断するまで、複数の前記部分検査周波数帯域の中から1つを順次選択し、選択した前記部分検査周波数帯域について順次前記部分判断手段を動作させる総合判断処理を行う総合判断手段と、
を有する請求項1に記載の漏洩検査装置。 - 前記総合判断手段は、前記部分判断手段に対して、含まれる周波数が低い前記部分検査周波数帯域から順に入力として与えることを特徴とする請求項2に記載の漏洩検査装置。
- 前記総合判断手段は、所定周期で、所定の回数前記総合判断処理を繰り返し行い、該総合判断処理による検査結果が全て漏洩有りである場合に、当該総合判断手段の検査結果を漏洩有りとすることを特徴とする請求項2又は3に記載の漏洩検査装置。
- 前記総合判断手段は、前記所定周期を短くしながら、前記総合判断処理を繰り返すことを特徴とする請求項4に記載の漏洩検査装置。
- 前記検査信号抽出手段は、抽出対象の前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど短い時間の信号を前記信号取得手段から取得すること、
を特徴とする請求項1乃至5いずれか一項に記載の漏洩検査装置。 - 前記信号取得手段は、アナログ信号を取得するアナログ信号取得手段、及び前記アナログ信号取得手段から取得した前記アナログ信号をデジタル信号に変換するデジタル変換手段を有し、
前記デジタル変換手段は、前記検査信号抽出手段から前記部分検査周波数帯域を取得し、取得した前記部分検査周波数帯域に含まれる周波数が高いほど、高いサンプリング周波数で前記アナログ信号を前記デジタル信号に変換すること、
を特徴とする請求項1乃至6いずれか一項に記載の漏洩検査装置。 - 前記判断手段による検査結果を無線で送信する検査結果送信手段をさらに有する請求項1乃至7いずれか一項に記載の漏洩検査装置。
- 前記判断手段が検査結果とする漏洩の有無を決定した場合に、前記各手段のうち、いずれか1つ以上の前記手段への給電を停止する給電手段をさらに有する請求項1乃至8いずれか一項に記載の漏洩検査装置。
- 前記給電手段は、前記信号取得手段が処理を終了した場合に、前記信号取得手段への給電を停止する請求項9に記載の漏洩検査装置。
- 前記判断手段によって決定された前記検査結果を無線で送信する検査結果送信手段をさらに有し、
前記給電手段は、前記検査結果送信手段が検査結果の送信を終了した場合に、前記検査結果送信手段への給電を停止する請求項9又は10に記載の漏洩検査装置。 - コンピュータに、漏洩検査装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、前記コンピュータに、
信号を取得する信号取得機能と、
前記信号取得機能が取得した前記信号から、検査対象とする周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域の中のいずれかの部分検査周波数帯域の信号を検査信号として抽出する検査信号抽出機能と、
それぞれ異なる前記部分検査周波数帯域に対応する各前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを順次判断し、所定の数以上の前記検査信号が漏洩を示していない場合に、漏洩が起こっていないと判断し、かつ、未判断である前記各検査信号に対する漏洩を示すか否かの前記判断を終了する判断機能と、
を持たせるプログラム。 - 漏洩検査装置として動作するコンピュータによって実行される制御方法であって、
信号を取得する信号取得ステップと、
前記信号取得ステップが取得した前記信号から、検査対象とする周波数帯域を分割した複数の部分検査周波数帯域の中のいずれかの部分検査周波数帯域の信号を検査信号として抽出する検査信号抽出ステップと、
それぞれ異なる前記部分検査周波数帯域に対応する各前記検査信号について、該検査信号が漏洩を示すか否かを順次判断し、所定の数以上の前記検査信号が漏洩を示していない場合に、漏洩が起こっていないと判断し、かつ、未判断である前記各検査信号に対する漏洩を示すか否かの前記判断を終了する判断ステップと、
を有する制御方法。
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