JP3156865U - 漏水監視装置 - Google Patents

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知光 天野
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Abstract

【課題】漏水監視に係る消費電力を少なくすると共に、精度良く漏水を検知することができる漏水監視装置を提供する。【解決手段】この漏水監視装置は、水道管を伝播する特定帯域の音響振動を捕捉する振動検出手段42と、所定時間間隔で、振動検出手段42を駆動する検出駆動手段113と、複数日に亘って所定時間間隔で捕捉した音響振動が継続して所定の回数観察された場合に、水道管に「漏水有り」と判定する漏水判定手段115と、を備える。【選択図】図5

Description

本考案は、主として、水道本管からの引込み管および敷地内の給水管(個別水道管)における漏水の有無を監視する漏水監視装置に関するものである。
従来、この種の漏水監視装置として、水道管を伝播する音響振動のうち、漏水によって発生する特定帯域の振動が、継続して観察されるか否かにより漏水の有無を監視するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この漏水監視装置では、一般的に漏水は一定水量で停止することなく連続的であることに着目し、水道管を伝播する音響振動の途切れを検知して、漏水発生の有無を判定している。具体的には、毎日午前2時から5時の3時間において、3分間隔で計60回連続して事前に設定されたレベルの音響振動を捉えた場合に、その日の測定を中止し、翌日の同時刻まで待機する(待機モード)。そして、翌日も測定を行い、2日間連続して、計120回途切れることなく音響振動を捉えた場合に、漏水が発生していると判定している。なお、毎日午前2時からの3分間隔による測定において、音響振動の途切れがあった場合には、その時点で漏水の発生は無いものと判定し、測定を中止し、翌日まで待機モードとなる。
特許第3263044号公報
ところで、近年、生活サイクルの多様化により、たとえ深夜であっても水を使用する地域が多くなっている。このため、深夜の水使用が多い地域の漏水検知を行う場合、従来の漏水監視装置では、その使用水の影響により「漏水有り」の誤判定をする可能性が高くなるという問題がある。もっとも、従来の漏水監視装置において、水道管を伝わる振動の測定時間の範囲を広げ、測定回数を多くすれば誤判定は少なくなる。しかし、このようにすると、振動測定に係る消費電力が増し、規定のバッテリー電源等では、その交換が必要となったり、交換頻度が増すこととなり、長期間の常設型監視機器として問題となる。
本考案は、上記の問題に鑑み、漏水監視に係る消費電力を少なくすると共に、精度良く漏水を検知することができる漏水監視装置を提供することを課題としている。
本考案の漏水監視装置は、水道管を伝播する特定帯域の音響振動を捕捉する振動検出手段と、所定時間間隔で、振動検出手段を駆動する検出駆動手段と、複数日に亘って所定時間間隔で捕捉した音響振動が継続して所定の回数観察された場合に、水道管に「漏水有り」と判定する漏水判定手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、複数日に亘って所定時間間隔で水道管の振動測定を行い、その結果、特定帯域の音響振動が継続して所定の回数観察された場合に、「漏水有り」と判定する。通常、漏水以外の要因で発生する振動を、複数日に亘って連続して捕捉する可能性は低いと考えられる。つまり、特定帯域の音響振動を複数日に亘って連続して捕捉した場合、漏水の可能性が極めて高いと判断できる。このため、本考案のように漏水判定を行うことで、漏水検知の誤判定の可能性を低減でき、高い精度で漏水を検知することができる。
本考案の漏水監視装置において、所定時間間隔が5時間であり、所定の回数が24回であることが好ましい。
この構成によれば、5時間毎に振動測定を行い、24回継続して音響振動を捕捉した場合に「漏水有り」と判定する。例えば、0時から振動測定を開始した場合、翌日以降は測定する時間帯が1時間ずつシフトするため、5日間をかけて深夜を含めた全ての時間帯(0時から23時)で振動測定を行うこととなり、その全てにおいて音響振動を捕捉した場合に「漏水有り」と判定する。5日間連続となれば、全ての時間帯で漏水以外の振動を捕捉する可能性は極めて低くなるため、その全ての時間帯において振動を捕捉した場合にのみ「漏水有り」と判定することで、誤判定の可能性が極めて低くすることができる。
また、上述のように、5時間間隔で振動測定を行うことで、1日4回または5回の振動測定、つまり年間1,752回の振動測定を行うだけで良いため、この振動測定に係る消費電力を少なくすることができ、装置を長期間、常設稼動させることができる。
本考案の漏水監視装置において、「漏水有り」と判定した場合に、判定結果をランプ表示により報知する報知手段を、更に備えたことが好ましい。
この構成によれば、漏水を検知した場合、ランプ(LED)を点滅させる。これにより、調査員(検針員)は、ランプを目視するだけで、簡単に漏水の有無を確認することができる。
本考案の漏水監視装置において、敷地内に設置された水道メーターの継手部分に取り付けるための装置装着手段を、更に備えたことが好ましい。
この構成によれば、敷地内の給水管のみならず、水道本管からの引込み管に関しても、漏水の監視を行うことができる。
本考案の漏水監視装置において、水道メーターの検針サイクルに合わせて、監視状態をリセットするリセット手段を、更に備えたことが好ましい。
この構成によれば、漏水が発生し、その修理後の検針において、漏水発生の有無を誤認することを防止することができる。また、その漏水が修理前のものなのか、修理後に新たに発生したのかを見定めることができる。
本考案によれば、水道管の振動測定を複数日に亘って所定時間間隔で行い、特定の音響振動が継続して所定回数観察された場合にのみ「漏水有り」と判定する。したがって、例えば、スポット的に漏水によって生じる振動以外の同様のレベルの振動が発生したとしても「漏水有り」と判定することがなく、漏水検知の誤判定の可能性を低減でき、高い精度で漏水を検知することができる。
本考案に係る漏水監視装置の設置例を示す図である。 漏水監視装置の外観斜視図である。 漏水監視装置の断面図である。 漏水監視装置の断面図である。 漏水監視装置の回路構成を説明する図である。 振動測定スケジュールの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の一実施形態に係る漏水監視装置について説明する。この漏水監視装置は、主に水道本管から敷地内へ引き込むまでの給水管(水道管)および引き込んだ敷地内の給水管(水道管)について、漏水の有無を監視するものであり、水道メーター廻りに設置されるようになっている。
図1に示すように、道路1から敷地2に入ったところに、メーターボックス3に収容するようにして水道メーター4が設けられており、水道メーター4の上流側には、道路1に埋設された水道本管5から分岐した給水管である引込み管6が接続されている。また、水道メーター4の下流側には、敷地2内の建物等に水道水を供給する給水管7が接続されている。引込み管6には、元栓としての仕切弁8が介設されている。水道メーター4の上流側直近には逆止弁9が設けられており、水道メーター4と逆止弁9との間には、水道メーター4の継手部分10に装着するようにして、漏水監視装置11が設けられている。
特に図示しないが、給水管7の下流側には、建物に設備した各種の給水機器、水栓、衛生器具等が接続されている。人が出入りする居室内の漏水は、比較的発見し易いが、敷地2内に埋設されている給水管7やパイプシャフト内に配管される給水管7の漏水は、発見し難い。本実施形態の漏水監視装置11は、実質上、水道本管5の分岐部廻り、水道本管5からの引込み管6および引込み管6に直結されている給水管7等の、敷地廻りの水道管を監視するようになっている。
次に、図2ないし図4を参照して、漏水監視装置11の構成について説明する。図2ないし図4に示すように、漏水監視装置11は、円柱状の装置本体21と、装置本体21を上記の継手部分10に装着する装着機構(装置装着手段)22と、で構成されている。また、装置本体21は、円筒状の装置ケース31と、装置ケース31の上部に設けた蓋体32と、装置ケース31内に収容した監視回路部33および内蔵電源34と、を備えている。内蔵電源34は、例えばリチウム電池などであり、監視回路部33を動作させるための電力を供給する。監視回路部33は、主要部を構成する各種の電子部品を搭載した垂直基板41と、垂直基板41の下側に位置し、振動検出手段を構成する圧電素子モジュール42(所謂センサ)と、垂直基板41上において装置ケース31の中心軸上に配置した報知手段であるLEDランプ43と、を有している。
圧電素子モジュール42は、装置ケース31の底板51に設けた上向き突起52に当接する板状の圧電素子53と、圧電素子53を保持するバックプレート54と、バックプレート54を介して圧電素子53を上向き突起52に向って付勢する圧縮ばね55と、圧縮ばね55を受ける隔板56と、で構成されている。装置ケース31の底板51は、上記の継手部分10に接触しており、継手部分10から入力する音響振動が、底板51および上向き突起52を伝播し、圧電素子53により捕捉される。
蓋体32は、装置ケース31との間にヒンジ61を有すると共に、Oリング62を介在した状態で、装置ケース31の上部にスナップイン形式で装着されている。これにより、装置ケース31の上開口部が液密に閉止されている。また、蓋体32は、透光性の樹脂で構成され、その中心部にはレンズ部63が一定に形成されている。これにより、上記のLEDランプ43の視認性を良好なものとている。
装置ケース31の周面には、180°点対称位置に、リブ状に突出した一対のガイド部71(71a、71b)が形成されており、この一対のガイド部71間に渡すように装着機構22が設けられている。装着機構22は、一方のガイド部71aに掛け止めされた引張りばね81と、引張りばね81に連結したボールチェーン82とから成り、装置本体21を上記の継手部分10に載置しておいて、このボールチェーン82を継手部分10に潜らせて他方のガイド部71bに係止する。これにより、底板51を継手部分10に接触させた状態で、装置本体21が継手部分10に装着されるようになっている。なお、装置本体21の底板51の下面は、継手部分10との接触面積を大きくすべく、継手部分10(六角ナット)の上部と相補的形状に形成されている。
このように構成した漏水監視装置11を、水道メーター4の継手部分10に取り付けておけば、水道管を伝播してくる音響振動は、装置本体21の底板51を介して、圧電素子モジュール42に入力し、これに捕捉される。また、漏水が検出され、LEDランプ43が点滅すると、例えば水道メーター4の検針員が、これを認識する。これにより、検針員は、LEDランプ43を目視するだけで、簡単に漏水の有無を確認することができる。
次に、図5を参照して、監視回路部33の回路構成について説明する。監視回路部33は、処理する信号形態や信号処理機能に応じて、常時動作するデジタル回路部110と、このデジタル回路部110の制御によって断続的に動作するアナログ回路部100とに大きく分けられる。なお、本実施例において、アナログ回路部100およびデジタル回路部110は、それぞれ1チップのICで構成されているが、アナログ、デジタルの各信号処理系統の回路要素が1チップのIC内に組み込まれた構成とすることも可能である。もちろん、一部あるいは全ての回路要素を個別の素子で構成することも可能である。
アナログ回路部100は、水道管を伝わる音響振動を圧電素子モジュール42(センサ)により変換した微弱な電気信号(音響信号)の処理系統であり、増幅器101、周波数フィルタ102、整流回路103、および電圧比較器104により構成される。増幅器101は、圧電素子モジュール42から出力された音響信号を増幅する。周波数フィルタ102は、増幅信号中の高周波帯域等の通水音の判別には不用な周波数帯域の信号をカットする。整流回路103は、周波数フィルタ102を通過した音響信号を包絡線検波する。電圧比較器104は、整流回路103からの検波出力Vsと、所定の基準電圧値Vrと、を比較する。そして、Vs≧Vrである時は所定の電圧(Highレベル:H)信号のVoutが出力され、Vs<Vrである時はLowレベル(L)のVoutが出力される。なお、瞬間的な振動の発生や停止等は、漏水を検出する上での振動の発生や停止とは関係がないため、適宜な時定数を設定して瞬間的な音響信号の変化を無視するための付加回路を備えても良い。
デジタル回路部110は、所定のスケジュールに従って上記アナログ回路部100を制御すると共に、アナログ回路部100から出力されるVoutに基づいて水道管を伝わる振動の発生回数をカウントし、そのカウント値に基づいて漏水が発生しているか否か(漏水有り/漏水無し)を判定する。そして、その判定結果、「漏水有り」の場合、その旨をLEDランプ43を点滅させて報知する。
このデジタル回路部110は、クロック発生回路111、タイマ112、コントローラ113(検出駆動手段)、カウンタ114、および判定回路115(漏水判定手段)により構成される。タイマ112は、クロック発生回路111からのクロックパルスをカウントすることで時間を計測し、予め設定されている時間を計測すると所定のパルスを出力する。
コントローラ113は、タイマ112から出力される音響振動の測定開始を示すパルス(測定開始信号)によって、スイッチ120を間欠的に閉じる動作を行う。これにより、アナログ回路部100は、コントローラ113がスイッチ120を閉じる毎に電源が供給されて動作する。また、コントローラ113は、スイッチ120を閉じている動作に連動して、コントロール信号VcをHレベル(H)にセットする動作も行う。
本実施例では、アナログ回路部100は、5時間間隔で2秒間ずつ動作するように設定されている。つまり、タイマ112により5時間を計測するとコントローラ113に対して測定開始信号が出力され、コントローラ113はこの測定開始信号の入力をトリガーとしてスイッチ120を2秒間閉じ、その後、スイッチ120を開放する動作を行う。そして、この動作から4時間59分58秒経過後に、再度、タイマ112からの測定開始信号を入力し、スイッチ120を2秒間閉じるという動作を繰り返す。これにより、アナログ回路部100は、5時間間隔で2秒間ずつ水道管の音響信号を取得し、取得した音響信号に基づくVoutを出力する。
このアナログ回路部100から出力されたVoutと、コントローラ113によりセットされたVcとは、AND回路116を介してリセット信号Vresとしてタイマ112に出力される。タイマ112は、Vresを入力するとクロックパルスのカウントを開始し、所定時間分(本実施例では約2秒間分)のクロックパルス数を計数すると、カウンタ114に対して所定のパルスを出力する。この出力パルスは、Vresのレベルにより異なり、VresがHレベルの時は(VoutがHレベルでVcがHレベルの時は)、振動有り信号を示すパルスが出力される。そして、このパルスによりカウンタ114がインクリメントされる。一方、VresがLレベルの時は(VoutがLレベルでVcがHレベルの時は)、振動無し信号を示すパルスが出力される。そして、このパルスによりカウンタ114がゼロクリア(リセット)される。
すなわち、アナログ回路部100の2秒間の動作時間に水道管に伝わる振動が所定レベル以上を維持した場合(検波出力Vs≧基準電圧値Vrを維持した場合)、タイマ112が振動有り信号(パルス)を出力し、カウンタ114がインクリメントされることとなる。一方、振動が所定レベル未満を維持した場合(検波出力Vs<基準電圧値Vrを維持した場合)、タイマ112が振動無し信号(パルス)を出力し、カウンタ114がゼロクリアされることとなる。したがって、このカウンタ114の値(カウント値)は、振動有り信号が継続(連続)して出力された回数、つまり5時間間隔で測定した水道管の音響振動が、継続して所定レベル以上の振動であった回数を示すこととなる。
判定回路115は、上記カウンタ114のカウント値と、予め設定された所定値とを比較し、その結果により漏水の有無を判定する。この判定回路115では、所定値=カウント値であれば水道管に「漏水有り」と判定し、所定値>カウント値であれば「漏水無し」と判定する。そして、「漏水有り」と判定した場合、コントローラ113は、LEDランプ43を点滅することで、その旨を報知する。
本実施例では、上記の所定値を「24」に設定し、カウンタ値が「24」になった場合、つまり5時間間隔で測定した音響信号が24回継続して所定レベル以上であった場合(24回継続してHレベルのVresを受け付けた場合)に「漏水有り」と判定する。例えば、図6に示す振動測定スケジュールように、0時から5時間毎に振動測定を行う場合(図中の網掛け部分のタイミング)、翌日以降(2日目以降)は測定する時間帯が1時間ずつシフトするため、5日間をかけて深夜を含めた全ての時間帯(0時から23時)で、合計24回の振動測定を行うこととなる。そして、その全ての時間帯において所定レベル以上の音響振動を捕捉した場合に「漏水有り」と判定する。
以上のように、本実施例によれば、5日間に亘って5時間間隔(所定時間間隔)で水道管の振動測定を行い、その結果、所定レベル以上の音響振動(音響信号)が継続して24回観察された場合に、「漏水有り」と判定する。通常、漏水以外の要因で発生する振動を、5日間に亘って継続して捕捉する可能性は低いと考えられる。つまり、所定レベル以上の音響振動を5日間に亘って継続して捕捉した場合、漏水の可能性が極めて高いと判断できる。このため、本考案のように漏水判定を行うことで、漏水検知の誤判定の可能性を低減でき、高い精度で漏水を検知することができる。
また、本実施例のように、5時間間隔で振動測定を行うことで、1日4回または5回の振動測定、つまり年間1,752回の振動測定を行うだけで良く、この振動測定に係る消費電力を少なくすることができる。このため、長期間の電池交換を不要とし、装置11のメンテナスフリーを実現することができる。
なお、本装置は、自動リセット機能および手動リセット機能を有している。漏水発生によりLEDが点滅を開始し、メーター検針員によって、その点滅が視認されるまでは点滅し続ける必要があるが、漏水修理後も、本来、LEDが点滅してはならない状況で点滅を繰り返し、漏水発生の有無を誤認しないように、自動リセット機能は、メーター検針の作業サイクル(1回/1カ月,1回/2カ月等)に合わせて、該装置が自動的にリセットを行うようにプログラムされている。また、手動リセット機能は、漏水発生後に実施される漏水箇所(ピンポイント)の特定作業や漏水の修理作業の時期を考慮し、漏水修理従事者または漏水管理者によって、漏水修理後、簡易な操作(専用マグネット棒をLEDの下部側に当てる等)で、直ちに該装置がリセットを行えるようになっている。これらの機能により、検針日、修理日の照合によって、元々発生していた漏水か、新たに発生した漏水かを見定めることができる。さらに、不必要なLEDの点滅による電力消費を抑制することができる。
また、上述した実施例によらず、漏水監視装置11の形状、回路構成や処理工程等について、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
11…漏水監視装置 22…装着機構 33…監視回路部 42…圧電素子モジュール 43…LEDランプ 81…引張りばね 82…ボールチェーン 100…アナログ回路部 110…デジタル回路部 112…タイマ 113…コントローラ 114…カウンタ 115…判定回路

Claims (5)

  1. 水道管を伝播する特定帯域の音響振動を捕捉する振動検出手段と、
    所定時間間隔で、前記振動検出手段を駆動する検出駆動手段と、
    複数日に亘って前記所定時間間隔で捕捉した前記音響振動が継続して所定の回数観察された場合に、前記水道管に「漏水有り」と判定する漏水判定手段と、を備えたことを特徴とする漏水監視装置。
  2. 前記所定時間間隔が5時間であり、前記所定の回数が24回であることを特徴とする請求項1に記載の漏水監視装置。
  3. 「漏水有り」と判定した場合に、判定結果をランプ表示により報知する報知手段を、更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の漏水監視装置。
  4. 敷地内に設置された水道メーターの継手部分に取り付けるための装置装着手段を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の漏水監視装置。
  5. 前記水道メーターの検針サイクルに合わせて、監視状態をリセットするリセット手段を、更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の漏水監視装置。
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