JP6295073B2 - たばこ加工産業におけるロッド形状の品物の搬送の際に生じる、遊離した微粒子の捕捉および導出のための装置および方法 - Google Patents

たばこ加工産業におけるロッド形状の品物の搬送の際に生じる、遊離した微粒子の捕捉および導出のための装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへの、たばこ加工産業におけるロッド形状の、粉末状または顆粒状の微粒子を含む品物の引渡しの際に、ロッド形状の品物を長手軸線方向の整向状態において移送する空気圧的な搬送導管を介して生じる(anfallender)、遊離した微粒子の、
捕捉および導出のために形成され且つ設置された装置であって、
この装置が、分離室を形成するケーシング、並びに、供給部材、および、ロッド形状の品物のための流出部材を備えており、
その際、この供給部材と流出部材との間に、前記分離室の内側において、ロッド形状の品物の案内のための案内流路を有する案内部材が、前記分離室を貫いて設けられており、および、この案内部材の案内流路が、開口部を介して、前記案内流路よりも大きな断面を有する前記分離室との結合状態にある様式の上記装置に関する。
更に、本発明は、
1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへの、たばこ加工産業におけるロッド形状の、粉末状または顆粒状の微粒子を含む品物の引渡しの際に、ロッド形状の品物を長手軸線方向の整向状態において移送する空気圧的な搬送導管を介して生じる、遊離した微粒子の、
捕捉および導出のための方法であって、
この方法が、以下の工程、即ち:
−微粒子の捕捉および導出のための、特に請求項1から12のいずれか一つに記載の装置の分離室内への、空気圧的な圧縮空気を用いての、ロッド形状の品物の流れ(Strom)の供給、
−遊離した微粒子を有する、空気圧的な圧縮空気の空気流動が、その案内流路内においてロッド形状の品物の流れが前記分離室を通って案内される、案内部材の該案内流路から方向転換され、これに対して、案内流路内におけるロッド形状の品物の流れが、更に分離室を通って搬送される(gefoerdert)というやり方での、
前記分離室の内側でのロッド形状の品物の流れから遊離した微粒子の分離、
−前記装置からのロッド形状の品物の流れの送出(Ausgeben)、
−これに対して、分離室内における遊離した微粒子が集積され、且つ分離されて導出される、
工程を有する様式の上記方法に関する。
このような装置および方法は、それぞれの様式の遊離した微粒子を、空気圧的な圧縮空気を用いて移送されたたばこ加工産業のロッド形状の品物の流れから、分離もしくは導出するために、たばこ加工産業内において使用される。それら品物に特にフィルターまたはフィルターロッドが設けられている、たばこ加工産業のロッド形状の品物の搬送の場合、1つの送出しステーションから、1つの空気圧的な搬送導管を介して、1つの受取りステーションへ、即ち、いわゆるロッド形状の品物の発射の際に、材料があちこちに解離され、もしくは、個別の微粒子がこれら品物からあちこちに解離され、且つ、遊離した微粒子として、この搬送導管の内側であちこちに飛翔する。
本来のフィルター基礎材料、いわゆるフィルタートウ、または他のフィルター原材料と並んで、付加的に、粉末状または顆粒状の微粒子、例えば、チャコール微粒子(Charcoalpartikel)を含んでいる、フィルターまたはフィルターロッドの例において、
このことは、個別のこれらチャコール微粒子、及び/または、フィルター材料の個別の繊維が、発射空気もしくは圧縮空気を用いての搬送に基づいて、これらフィルターまたはフィルターロッドから解離し、且つ、遊離して前記搬送導管の内側で移動される、ことを意味する。
搬送導管を通っての、圧縮空気を用いてのフィルターまたはフィルターロッドの発射によって、フィルターまたはフィルターロッドと並んで、同様に、遊離した微粒子が、この搬送導管を介して、前記受取りステーションへと搬送され、且つ、従ってこの受取りステーションの作動を阻害する。フィルターまたはフィルターロッドの搬送のための上記の例は、相応して、例えばたばこストックのようなたばこ製品の搬送として、並びに、他の粉末状または顆粒状の微粒子として理解されるべきである。
遊離した微粒子を、搬送導管から導くために、この搬送導管に、一種の堰を設けること、もしくは、この堰を、この搬送導管内へと一体にまとめることは公知である。
換言すれば、前記送出しステーションの後方、及び/または、前記受取りステーションの手前に、1つの装置が、ロッド形状の品物からの流れの搬送通路内において設けられており、この装置を用いて、遊離した微粒子が、ロッド形状の品物の流れから分離され、且つ導出される。
チャコールを含有するフィルターの例において同様にチャコール捕捉装置(Charcoalfalle)と称される、このような装置は、例えば特許文献1から公知である。この搬送装置は、1つの搬送導管を有しており、この搬送導管が、1つの部分において、ゲート部材(Torglied)を有しており、このゲート部材が、搬送導管からのロッド形状の品物の導出のために、開放され得る。このゲート部材は、この搬送導管の湾曲された部分内において設けられている。
この湾曲された部分の領域内において、この搬送導管の内側に、長手方向に延在する仕切りが設けられており、この仕切りを用いて、ロッド形状の品物から落とされた、密着していない材料が、1つの開口部を介して、この搬送導管から除去される。
この解決策は、しかしながら、特に、跳ね上げ可能なゲート部材の理由で、送り作動の際に必要な封隙性に関して問題である。更に、この解決策は、大きな構造容積を誘起する。更に別の欠点は、ロッド形状の品物だけでなく、同様に遊離した微粒子もまた、この搬送導管を通って搬送するために、特に、搬送導管の曲がりくねった案内によって、高いエネルギー必要量が必要であることにある。
特許文献2から、請求項1の上位概念の特徴を有する、粉末状または顆粒状の品物を含むフィルターロッドの引渡しのための装置が公知である。
この公知の特許文献から装置は、移送導管の領域内において設けられた捕捉チャンバーを記載しており、この捕捉チャンバーが、この移送導管を囲繞している。この捕捉チャンバーは、吹付け空気接続部に接続された吹付け空気導管を有しており、この吹付け空気導管を用いて、吹付け空気が、半径方向に、この捕捉チャンバーおよび搬送導管内へと導入され得る。
ロッド形状の品物の流れがこの捕捉チャンバーを通過する際に、横方向空気流が、遊離した、前記ロッド形状の品物から剥離された微粒子を捕捉し、且つ、これら微粒子をこの捕捉チャンバーのチャンバー壁部に対して吹付け、ここで、これら微粒子が底部へと下降し、且つ、排出接続管を介して除去される。
前記捕捉および導出は、従って、品物の流れの搬送(Foerdern)のための空気圧的な圧縮空気に対して付加的な、エネルギーの導入によって行われ、従って、この公知の装置は、能動的なシステムに関わる問題である。
この公知の装置は、付加的なエネルギーの能動的な供給によって、比較的に高い作動コストと並んで、複雑な、且つ大きな構造空間を要求する構造を必要とすることの欠点を有している。その他の点では、前記ロッド形状の品物の流れが、前記横方向空気流によって、更に別の負荷及び/または偏位に曝される。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第43 38 369 A1号明細書 ヨーロッパ特許第1 038 452 B1号明細書
従って、本発明の根底をなす課題は、ロッド形状の品物の品質を損なうことが無いように大切に取り扱う、遊離した微粒子の捕捉および導出のための、簡単で且つコンパクトな装置を提供することである。
この課題は、冒頭に記載した様式の装置によって解決され、この装置が、遊離した微粒子の捕捉および導出に関して、付加的なエネルギー供給無しに、遊離した微粒子の誘導もしくは導出を可能にする分離システムとして形成されており、および、
ケーシングが、少なくとも1つの分離モジュールから形成されており、
その際、この、またはそれぞれの分離モジュールが、直線状に整向された、且つ、内側断面に関して一貫して一定の、1つの分離室部分を、まっすぐな、且つ基本的に断面一定の分離道程の形成のために有している。
消極的な分離システムとして、1つの分離システムが理解され、この分離システムが、エネルギー供給無しに、遊離した微粒子の誘導もしくは導出を可能にする。
換言すれば、この装置は、この装置が、能動的でないシステムとして形成されており、従って、ロッド形状の品物の搬送のための空気圧的な圧縮空気に対して付加的に、エネルギー入力がされなくてもよいことによって特徴付けられる。
この捕捉および導出は、専ら構造的な構成だけによって提供され、その理由で、本発明に従う装置の構造は、特に簡単で、且つ特にコンパクトである。
更なる利点は、本発明に従う構成によって、前記遊離した微粒子が、送出しユニットの近傍で、または、送出しユニット内において一体にまとめられた状態で、早期に捕捉され、且つ、圧力封隙的な搬送システムから導出され得ることにある。
合目的に、ケーシングは、少なくとも1つの分離モジュールから形成されており、その際、この、またはそれぞれの分離モジュールが、直線状に整向された、且つ、内側断面に関して一貫して一定の、1つの分離室部分を、まっすぐな、且つ基本的に断面一定の分離道程の形成のために有している。
この実施形態は、同様に、簡単な且つコンパクトな装置を誘起する。
有利には、ケーシングは、多数の分離モジュールから組み立てられており、これら分離モジュールが、作動状態において圧力封隙的なシステムを形成するために、解離可能に且つ封隙状態で互いに結合されている。
このケーシングのモジュール的な構造様式によって、一方では、特にコンパクトな構造様式が達成され得、他方また、分離道程の長さが、必要に応じて適合され得る。多数の分離モジュールから形成された前記ケーシングは、摩擦結合的な且つ形状的に係合するシステム(kraft−und formschluessiges System)を具現し、このシステムが、簡単な且つコンパクトな方法で、前記装置の圧力封隙性を保障する。
このケーシングの1つの変形において、このケーシングが、基本的に一体的に形成されて、別個の強固に結合された供給部材、及び/または流出部材(Abfuehrsegment)を有して構成される。このことによって、特に、洗浄可能性及び/またはメンテナンス可能性は、保障された状態に留まる。
それに加えて、解離可能な前記供給部材、及び/または流出部材は、サイズに合わせた部材(Formatteilen)の交換を、このケーシングの内側で許容する。
本発明の有利な更なる構成において、案内部材は、分離室の断面に関して、離心的に、および有利には、この分離室の中心軸線Aに対して平行に形成されている。
この案内部材の、および従って、前記分離室を通るロッド形状の品物の流れの搬送の、離心性によって、遊離した微粒子のために、有利な且つ予め与えられた流動方向もしくは落下方向が形成される。
有利には、この案内部材は、特に、水平方向に整向された装置の場合、この分離室の長手中心軸線Aに関して、上方へとずらされた状態で設けられており、従って、空気圧的な圧縮空気によって形成された、特に遊離した微粒子の流動が、下方へと整向される。
本発明の有利な実施形態は、供給部材と、ロッド形状の品物の搬送方向Fにおいて最も手前の分離モジュールとの間に、付加部材が設けられており、この付加部材が、ロッド形状の品物を収容する1つの案内流路、並びに、分離室の容積拡大のための1つの膨らみ部を有していることによって特徴付けられる。
いずれにせよ既に存在する容積拡大に対する補足において、搬送導管の断面に比してより大きな分離室の断面により条件付けられて、膨らみ部が、特に、分離室内における、ロッド形状の品物の流れの流入領域内において、付加的な容積拡大を生じさせ、
このことによって、一方では、遊離した微粒子の減速が増強され、従って、これら微粒子が、エネルギー取り去りによって、もはや流出部材に到達せず、むしろ、それより以前に下方へと落下し、他方また、微粒子の流動が下方へと導かれる。
換言すれば、この膨らみ部は、急激な容積変化、およびこれに伴う流動中断によって、装置内への流入の際に、遊離した微粒子の捕捉および導出を、特に品質を損なうことが無いように大切に取り扱う方法で支援する。
有利には、分離室に対する膨らみ部の結合が、作動状態において、専ら長手軸線方向だけにおいて存在するように、前記膨らみ部は、半径方向において、案内流路に対して閉鎖されている。
従って、空気流動は、遊離した微粒子を集積および導出するために、更に下方へと誘導される。
合目的な更なる構成は、案内部材には、ガイド部材が所属して設けられていることによって特徴付けられる。
このガイド部材は、同様に、空気流動を更に下方へと導くことの役目を果たす。
このガイド部材を用いて、搬送導管内において、基本的に、層流状の流動は、分離室の内側で、一方では、この分離室を通るロッド形状の品物の流れを阻害せず、他方では、遊離した微粒子を偏向することを誘起する、乱流状の流動へと変化される。換言すれば、このガイド部材は、分離室の内側で、不均一の圧力特性(Druckprofil)を生じさせ、このことが、遊離した微粒子の導出を支援する。
特に有利には、ガイド部材は、タービンの羽根形に形成されており、且つ、特に、分離道程の最初の3分の1の分離道程内において設けられている。
搬送方向に関して、分離室の手前の領域(vorderen Bereich)内における、このガイド部材の形成および配設によって、空気流動および従って遊離した微粒子は、流入が終わるとすぐに、分離室内へと偏向され、従って、如何なる遊離した微粒子も流出部分に到達しないことが保障される。
本発明の有利な実施形態は、案内部材が、モジュール的に、このケーシング内へと組み込まれていることによって特徴付けられる。
一体的に形成され、または、多数の部分片から組み立てられ得る、この案内部材は、従って、特に、洗浄の目的のために、及び/または、サイズの交換の際に、容易に取出し可能、もしくは交換可能であり、このことは、簡単な且つコンパクトな構造様式の際に、容易な取扱いを誘起する。
有利には、分離室は、取出し装置に接続されている。
この取出し装置を用いて、集積された遊離した微粒子は、分離室から除去される。この取出し装置は、場所を取らない方法で、1つの中央の(zentralen)導出領域を、遊離した微粒子のために形成する。
有利な更なる構成は、取出し装置が、少なくとも1つの捕捉容器、及び/または1つの堰を備えていることによって特徴付けられる。
この堰によって、簡単な方法で、遊離した微粒子の圧力損失の無い取出しが保証される。
捕捉容器を有する1つの実施形態の場合、有利には、それぞれの分離モジュールに、独自の捕捉容器が所属して設けられている。
更に別の選択的な実施形態において、分離室は、有利には、取出し装置の方向に、断面において、ホッパー形状に形成されている。
換言すれば、この分離室は、取出し装置の方向に、急傾斜の角度を、最適なばら積み堆積錐の形成のために有している。このことによって、取出し装置に対しての遊離した微粒子の集積および供給は、容易にされる。
合目的に、供給部材および流出部材は、接続手段を、ロッド形状の品物を搬送する搬送導管との圧力封隙的な結合のために有している。
この有利な実施形態でもって、本発明に従う装置は、特に簡単に、且つ特に圧力封隙的に、送出しステーションと受取りステーションとの間の搬送導管内へと、一体にまとめられ得る。
前記課題は、同様に、冒頭に記載した様式の工程を有する方法によって、
遊離した微粒子が、ロッド形状の品物の流れから、前記装置内への流入の際に、案内流路と分離室の断面比率に起因した、急激な容積拡大によって、案内流路から導出されることによって解決される。
換言すれば、これら遊離した微粒子の分離は、消極的な方法において、即ち、付加的なエネルギー入力無しに行われる。逆に、空気流動から、容積拡大即ち膨張工程によって、これら遊離した微粒子がもはや前記装置の出口に到達しない程に多くのエネルギーが取り去られる。
有利には、ロッド形状の品物の流れは、分離室の断面に関して、この分離室の中心軸線Aに対して離心的に供給され、従って、空気圧的な圧縮空気の空気流動が下方へと誘導される。
下方へと偏位された空気流動でもって、同様に、これら遊離した微粒子は、案内流路から下方へと偏位され、従って、これら遊離した微粒子の転送が、この装置から有効に防止される。
前記方法は、この空気圧的な圧縮空気の空気流動が、前記分離室内への流入の際に、ガイド部材によって、この分離室の内側で、及び/または、この分離室の内側での膨らみ部の内側で、流動中断される場合、特に有利である。
これらガイド部材は、この空気流動を下方へと偏位する。これら膨らみ部は、分離室の更なる容積拡大を誘起する。
個別の方法の工程から与えられる利点は、既に、特に前記方法の実施に対して良好に適応される、本発明に従う装置との関連において説明されており、その理由で、ここで繰返しを回避するために、相応する章句を参照されたい。
更なる合目的な、及び/または有利な特徴および実施形態、並びに方法の工程は、従属請求項および明細書から与えられる。特に有利な実施形態並びに方法の原理を、添付された図面に基づいて、以下で詳細に説明する。
本発明に従う装置の第1の実施形態の概略的な側面図である。 図1に従う、断面II−IIにおける、前記装置の正面図である。 本発明に従う装置の更に別の実施形態の概略的な側面図である。 案内流路および膨らみ部を有する付加部材の概略的な透視図である。 案内部材の概略的な透視図である。 ガイド部材の無い、案内部材の個別のモジュールの透視図である。 ガイド部材を有する、案内部材の個別のモジュールの側面図である。 図7に従う、個別のモジュールの透視図である。
図内において図示された装置は、1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへのチャコール微粒子を含むフィルターの移送の際に生じる、遊離した微粒子の、捕捉および導出の役目を果たす。
本願発明は、しかしながら、フィルターの移送の際の、遊離した微粒子の捕捉および導出に限定されない。
むしろ、前記装置は、同様に、
1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへの、たばこ加工産業のロッド形状の品物−これら品物に、特に、例えば、包囲されたおよび包囲されていないフィルターロッド、たばこストック、たばこフィルター、およびその種の他の物が所属する−の移送の際に生じる、もしくは、これらロッド形状の品物から解離される、全ての他の遊離した微粒子、即ち、例えばたばこ繊維、フィルタートウ繊維、または他の添加物質を捕捉および導出することの目的のために、形成され且つ設置される。
以下で説明され、且つ図内において図示された装置10は、
1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへの、たばこ加工産業におけるロッド形状の、粉末状または顆粒状の微粒子を含む品物の引渡しの際に、ロッド形状の品物を長手軸線方向の整向状態において移送する空気圧的な搬送導管を介して生じる(anfallender)、遊離した微粒子の、捕捉および導出のために形成され且つ設置される。
この装置10は、分離室11を形成するケーシング12、並びに、ロッド形状の品物のための、供給部材13および流出部材14を備えている。この供給部材13と流出部材14との間に、前記分離室11の内側において、ロッド形状の品物の案内のための案内流路16を有する案内部材15が、前記分離室11を貫いて設けられている。
前記装置10に接続されるべき搬送導管とほぼ同じ内径を有する、この案内部材15の案内流路16は、開口部17を介して、前記案内流路16よりも大きな断面を有する前記分離室11との結合状態にある。
この搬送導管から案内流路16内への、および、この案内流路16からの、これら品物の移行を容易にするため、および、特に衝突エッジ部を回避するために、特に、入口側に、1つの供給補助体35および出口側に1つの排出補助体36が設けられている。
分離室11内への、有利には供給管体18を担持する供給部材13からの移行の際に、容積拡大が行われる。
図示されていない搬送導管の内径、並びに、案内部材15の、前記搬送導管に続く案内流路16の内径は、前記分離室11の内径もしくは断面よりも小さく、従って、
この分離室11は、
ロッド形状の品物の搬送のための空気圧的な圧縮空気によって形成された空気流がこの分離室11内への流入の際に速度の低減がされるような、1つの膨張室を具現している。換言すれば、この空気流は、この分離室11内において急に減速し、従って、同様に遊離した微粒子も、エネルギー取り去りによって、減速される。
前記案内流路16が、しかしながらロッド形状の品物が通り抜けるようには適合していないように寸法を設定されている、開口部17を有していることによって、前記空気流は、前記遊離した微粒子と共に、案内流路16から流出可能である。前記供給管体18および流出管体19は、有利には、搬送導管の内径に相応する内径を有している。前記したように、潜在的な衝突エッジ部は、供給補助体35および排出補助体36によって回避される。
前記装置10は、本発明に従い、この装置10が、遊離した微粒子の捕捉および導出に関して、消極的な分離システムとして形成されていることによって特徴付けられている。 1つの消極的な分離システムは、ロッド形状の品物の流れからの遊離した微粒子の分離、即ち、遊離した微粒子の捕捉およびこの遊離した微粒子の導出が、付加的な、外部のエネルギー供給無しに実施可能であることによって特徴付けられている。ロッド形状の品物の搬送のための空気圧的な圧縮空気によって、これら圧縮空気は、遊離した微粒子と共に、装置10内へと、もしくはより精確には分離室11内へと到達する。
この装置10は、本発明に従い、遊離した微粒子の導出が、専ら構造的な構成だけで、達成可能であるように形成されている。
以下に記載される特徴および更なる構成は、自体で見て、または、本願発明の有利な実施形態の互いの組み合わせにおいて具現するものである。
請求の範囲内において及び/または図の説明内においてまとめられたこれら特徴が、同様に独自に、更に別の前記された装置10を更に構成することが可能であることは、明確に指摘される。
ケーシング12は、少なくとも1つの分離モジュール20から形成されている。有利には、しかしながら、多数の分離モジュール20が、1つのケーシング12へと組み立てられている。
図示された実施形態において、6つの分離モジュール20が設けられている。これら分離モジュール20の数は、しかしながら、変化可能である。それぞれの分離モジュール20は、有利には円筒形の外套面Mを有している。内側で、それぞれの分離モジュール20は、搬送方向に見て、−有利には専ら−直線状に整向され、且つ断面に関して一貫して一定の、1つの分離室部分を、まっすぐな、且つ基本的に断面一定の分離道程を有する分離室11の形成のために有している。
有利には、同一に形成されている、これら解離可能に且つ封隙状態で互いに結合された分離モジュール20は、従って、作動状態において、1つの圧力封隙的なシステムを形成し、このシステムが、長手方向に関してほぼ適宜に変化可能であり、且つ特に拡大可能である。入口側および出口側で、装置10は、供給管体18および流出管体19でもって、それぞれに、圧力封隙的な搬送導管に接続可能である。
更に前記したように、ケーシング12は、同様に、1つの、一体的に形成された管体部分から形成されている。
特に装置10が垂直方向に整向された組み込み位置を有している場合、案内部材15は、分離室11の断面に関して、中央に(同心的に(zentrisch))形成されている。有利には、この案内部材15は、しかしながら、特に、水平方向に整向された組み込み位置の場合、この分離室11の断面に関して離心的に、および、有利には、この分離室の中心軸線Aに対して平行に形成されている。
上述のうちの後者の場合、この案内部材15は、有利には、この分離室11、もしくは円筒形のケーシング12の中心軸線Aの上側に存在する。実際上、この案内部材15の位置および姿勢は、この分離室11の内側で、同様に変化可能であり、且つ、選択的に、同様に傾斜された整向状態を有していることも可能である。
案内部材15は、更に前記で既に述べたように、唯一の案内部材15が供給部材13から流出部材14に至るまで延在しているようにして、一体的に形成された状態で形成されていることは可能である。
有利には、この案内部材15は、しかしながら、個別の案内部材セグメント21から形成されており、その際、それぞれの分離モジュール20に、1つの独自の案内部材セグメント21が所属して設けられている。これら案内部材セグメント21の長さは、搬送方向Fに見て、分離モジュール20の長さに相応している。これら案内部材セグメント21は、全て、同一に形成されている。有利には、これら案内部材セグメント21は、しかしながら、個々に形成されている。
前記案内部材15は、内方へと整向された案内リブ22を有しており、これら案内リブ22の案内面23が案内流路16を形成し、且つ、ロッド形状の品物を調心状態で(zentriert)案内する。
この案内部材15のリブ構造は、一方では、これらロッド形状の品物が、高い信頼性で、供給部材13から流出部材14に至るまで案内されることを保障する。他方では、このリブ構造は、空気流が、遊離した微粒子と共に、案内流路16から流出可能であることを保証する。
有利な実施形態において、供給部材13と、ロッド形状の品物の搬送方向Fにおいて最も手前の分離モジュール20との間に、付加部材24が設けられており、この付加部材が、ロッド形状の品物を収容する1つの案内流路25、並びに、分離室11の容積拡大のための1つの膨らみ部(Ausbuchtung)26を有している。
この案内流路25は、選択的に、同様に、案内部材15の収容のためにも形成され且つ設置されている。この付加部材24は、搬送方向F内における長さに関して、有利には、1つの分離モジュール20と全く同様に形成されており、且つ、同様に、円筒形の外套面Mを有している。
前記膨らみ部26は、半径方向において、案内流路25に対して閉鎖されている。換言すれば、この案内流路25と膨らみ部26との間に、分離壁27が存在する。実際上、この膨らみ部26は、案内流路25を、外周に関して、少なくとも部分的に包み込んでいる。換言すれば、この膨らみ部26は、専ら長手軸線方向だけにおいて開口されており、従って、分離モジュール20の隣接する分離室部分への結合(Verbindung)もしくは移行が、専ら長手軸線方向だけにおいて存在する。
案内部材15または個別の案内部材セグメント21が、ガイド部材28を有していることは可能である。これらガイド部材28は、案内部材15の全長にわたって延在していることは可能である。有利には、これらガイド部材28が、単に、前記案内部材15の長さの一部にわたってだけ延在され、もしくは、単に個別の案内部材セグメント21だけが、前記ガイド部材28を有している。
図示された実施形態において、6つの分離モジュール20が、6つの案内部材セグメント21を備えており、これら案内部材セグメント21の内、搬送方向Fにおいて最初の両方の案内部材セグメント21がガイド部材28を有している。有利にはタービンの羽根形に形成されたこれらガイド部材28は、従って、有利には、分離道程の最初の3分の1の分離道程内において設けられている。前記ガイド部材28の数および形状賦与形態、並びに、案内部材15の長さにわたってのこれらガイド部材の分配状態は、しかしながら、変化可能である。
この案内部材15は、強固に、ケーシング12と結合されている。有利には、この案内部材15及び/またはこれら案内部材セグメント21は、モジュール的に(modulartig)、このケーシング12内へと組み込まれている。
これらガイド部材28は、同様に、案内部材15に依存せずに、例えば、ケーシング12に設けられていることも可能である。
有利には、分離室11は、遊離した微粒子の取出しのための取出し装置29に接続されている。この分離室11に関するこの取出し装置29の位置は、自由に選択可能である。有利には、この取出し装置29は、特に前記分離室11の水平方向の整向の場合、底部において集積する遊離した微粒子を収容可能および導出可能とするために、この分離室11の底部領域内において設けられている。この取出し装置29は、図示された実施形態内において、少なくとも1つの捕捉容器30(例えば、図1を参照)、及び/または1つの堰(Schleuse)31(例えば、図3を参照)を備えている。
図1に従う実施形態の場合、それぞれの分離モジュール20には、1つの別個の捕捉容器30が所属して設けられている。これら捕捉容器30は、解離可能に且つ封隙状態でケーシング12に固定されている。
図3に従う実施形態の場合、分離室11に、1つの共通の堰31が所属して設けられている。この堰31を用いて、遊離した微粒子の圧力損失の無い取出しが、装置10の作動の間じゅう、保証される。捕捉容器30と堰31との組み合わせ、並びに、取出し装置29の他の実施形態は、しかしながら、同様に使用可能である。
有利には、分離室11は、取出し装置29の方向に、断面において、ホッパー形状に形成されている。この急傾斜なシュート角度を備える分離室断面形状の1つの例は、図2から見て取れる。
更に別の、明確に図示されていない実施形態において、前記分離室11の断面が、同様に他の形状、例えば、長円形状、水滴形状または三角形状を、および、延長具合(Verlaeufe)を有することは可能である。全くの例示として、一貫した円筒形のもしくは円形の(kreisformiger)断面が挙げられる。
供給部材13および流出部材14は、接続手段を、ロッド形状の品物を搬送する搬送導管との圧力封隙的な結合のために有している。
図示された実施形態において、これら接続手段は、供給管体18もしくは流出管体19によって形成されている。これら接続手段は、しかしながら同様に、いわゆる迅速閉鎖装置によって、または、他の適当な連結手段によって形成されていることは可能である。
これら接続手段を用いての結合は、従って、意義がある。何故ならば、装置10が、通常、送出しステーションと受取りステーションとから成る(図示されていない)設備の構成要素であるからであり、その際、送出しステーションと受取りステーションとは、搬送導管を介して互いに結合されている。
この装置10は、しかしながら同様に、送出しステーション内に一体にまとめられていることは可能である。有利な実施形態において、この装置10は、全部そろって固定されて(vollstaendig starr)形成されており、且つ、この装置10の全てのコンポーネント、即ち特に供給部材13、ケーシング12、流出部材14、案内部材15並びに取出し装置29が、作動状態において、不動に(unbewegbar)形成されている。
以下で、方法の原理を、図に基づいて詳しく説明する:
ロッド形状の品物の流れは、空気圧的な圧縮空気を用いて、1つの送出しステーションから、1つの搬送導管を介して、受取りステーションへと押しやられる。
これらロッド形状の品物のこの流れの搬送の間じゅう、この流れは、装置10によって導かれる。
ロッド形状の品物の流れ(Strom)は、空気圧的な圧縮空気を用いて、装置10の、特に請求項1から13のいずれか一つに記載の装置の、分離室11内へと供給される。 ロッド形状の品物の流れから遊離した微粒子の分離は、分離室11の内側で、遊離した微粒子を有する、空気圧的な圧縮空気の空気流動が、案内部材15の案内流路16から方向転換されるというやり方で行われる。この案内流路16の内において、ロッド形状の品物の流れが前記分離室11を通って案内される。前記遊離した微粒子を有する空気流動が、偏向もしくは方向転換されるのに対して、ロッド形状の品物の流れが、更に分離室11を通って搬送される。
前記ロッド形状の品物の流れは、前記装置10から送出される。
これに対して、分離室11内における遊離した微粒子は、集積され、且つ分離されて導出される。
本発明に従い、遊離した微粒子は、ロッド形状の品物の流れから、前記装置10内への流入の際に、専ら案内流路16と分離室11の断面比率に起因した急激な容積拡大だけによって、案内流路16から導出される。
この分離室11の断面が、明確に、案内流路16、および同様に、その搬送導管内においてロッド形状の品物の流れが装置10の搬送される該搬送導管の断面よりも大きいので、
その搬送導管内において、均一の圧力特性が支配的である該搬送導管とは対照的に、前記分離室11内において、不均一の圧力特性が支配的である。
簡単に表現すると、前記分離室11内において、遊離した微粒子がこの分離室11を通っての直線的な飛行の継続を阻止されることを誘起する、無秩序(Chaos)が支配的である。
有利には、ロッド形状の品物の流れは、分離室11の断面に関して、この分離室の中心軸線Aに対して離心的に供給され、従って、空気圧的な圧縮空気の空気流動が下方へと誘導される。
付加的に、この空気圧的な圧縮空気の空気流動は、前記分離室11内への流入の際に、ガイド部材28によって、この分離室11の内側で、及び/または、この分離室11の内側での膨らみ部26の内側で、流動中断され得る。換言すれば、搬送導管内において支配的である、層流状の流動は、乱流状の流動へと、分離室11の内側で変換される。
前記された工程の全体は、分離室11内への流入の際の空気流動から、エネルギーが取り去られるというやり方で、ロッド形状の品物の流れからの遊離した微粒子の消極的な分離を支援する。
10 装置
11 分離室
12 ケーシング
13 供給部材
14 流出部材
15 案内部材
16 案内流路
17 開口部
18 供給管体
19 流出管体
20 分離モジュール
21 案内部材セグメント
22 案内リブ
23 案内面
24 付加部材
25 案内流路
26 膨らみ部
27 分離壁
28 ガイド部材
29 取出し装置
30 捕捉容器
31 堰
35 供給補助体
36 排出補助体
A 中心軸線
F 搬送方向
M 外套面

Claims (15)

  1. 1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへの、たばこ加工産業におけるロッド形状の、粉末状または顆粒状の微粒子を含む、品物の引渡しの際に、ロッド形状の品物を長手軸線方向の整向状態において移送する空気圧的な搬送導管を介して生じる、遊離した微粒子の、
    捕捉および導出のために形成され且つ設置された装置(10)であって、
    この装置が、分離室(11)を形成するケーシング(12)、並びに、供給部材(13)、および、ロッド形状の品物のための流出部材(14)を備えており、
    その際、この供給部材(13)と流出部材(14)との間に、前記分離室(11)の内側において、ロッド形状の品物の案内のための案内流路(16)を有する案内部材(15)が、前記分離室(11)を貫いて設けられており、および、この案内部材(15)の案内流路(16)が、開口部(17)を介して、前記案内流路(16)よりも大きな断面を有する前記分離室(11)との結合状態にある様式の上記装置において、
    この装置(10)が、遊離した微粒子の捕捉および導出に関して、付加的なエネルギー供給無しに、遊離した微粒子の誘導もしくは導出を可能にする分離システムとして形成されていること、および、
    ケーシング(12)が、少なくとも1つの分離モジュール(20)から形成されており、
    その際、この、またはそれぞれの分離モジュール(20)が、直線状に整向された、且つ、内側断面に関して一貫して一定の、1つの分離室部分を、まっすぐな、且つ基本的に断面一定の分離道程の形成のために有していることを特徴とする装置。
  2. ケーシング(12)は、
    多数の分離モジュール(20)から組み立てられており、
    これら分離モジュールが、作動状態において圧力封隙的なシステムを形成するために、解離可能に且つ封隙状態で互いに結合されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 案内部材(15)は、分離室(11)の断面に関して、離心的に、および有利には、この分離室の中心軸線(A)に対して平行に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 供給部材(13)と、ロッド形状の品物の搬送方向(F)において最も手前の分離モジュール(20)との間に、付加部材(24)が設けられており、この付加部材が、ロッド形状の品物を収容する1つの案内流路(25)、並びに、分離室(11)の容積拡大のための1つの膨らみ部(26)を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の装置。
  5. 分離室(11)に対する膨らみ部(26)の結合が、作動状態において、専ら長手軸線方向だけにおいて存在するように、前記膨らみ部(26)は、半径方向において、案内流路(25)に対して閉鎖されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 案内部材(15)には、ガイド部材(28)が所属して設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の装置。
  7. ガイド部材(28)は、タービンの羽根形に形成されており、且つ、特に、分離道程の最初の3分の1の分離道程内において設けられていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 案内部材(15)は、モジュール的に、このケーシング(12)内へと組み込まれていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の装置。
  9. 分離室(11)は、取出し装置(29)に接続されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  10. 取出し装置(29)は、少なくとも1つの捕捉容器(30)、及び/または1つの堰(31)を備えていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 分離室(11)は、取出し装置(29)の方向に、断面において、ホッパー形状に形成されていることを特徴とする請求項9または10に記載の装置。
  12. 供給部材(13)および流出部材(14)は、接続手段を、ロッド形状の品物を搬送する搬送導管との圧力封隙的な結合のために有していることを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記載の装置。
  13. 1つの送出しステーションから1つの受取りステーションへの、たばこ加工産業におけるロッド形状の、粉末状または顆粒状の微粒子を含む品物の引渡しの際に、ロッド形状の品物を長手軸線方向の整向状態において移送する空気圧的な搬送導管を介して生じる、遊離した微粒子の、
    捕捉および導出のための方法であって、
    この方法が、以下の工程、即ち:
    −微粒子の捕捉および導出のための、特に請求項1から12のいずれか一つに記載の装置(10)の分離室(11)内への、空気圧的な圧縮空気を用いての、ロッド形状の品物の流れ(Strom)の供給、
    −遊離した微粒子を有する、空気圧的な圧縮空気の空気流動が、その案内流路内においてロッド形状の品物の流れが前記分離室(11)を通って案内される、案内部材(15)の該案内流路(16)から方向転換され、これに対して、案内流路(16)内におけるロッド形状の品物の流れが、更に分離室(11)を通って搬送される(gefoerdert)というやり方での、
    前記分離室(11)の内側でのロッド形状の品物の流れから遊離した微粒子の分離、
    −前記装置(10)からのロッド形状の品物の流れの送出、
    −これに対して、分離室(11)内における遊離した微粒子が集積され、且つ分離されて導出される、
    工程を有する様式の上記方法において、
    遊離した微粒子が、ロッド形状の品物の流れから、
    前記装置(10)内への流入の際に、
    案内流路(16)と分離室(11)の断面比率に起因した、急激な容積拡大によって、案内流路(16)から導出されることを特徴とする方法。
  14. ロッド形状の品物の流れは、分離室(11)の断面に関して、この分離室の中心軸線(A)に対して離心的に供給され、従って、空気圧的な圧縮空気の空気流動が下方へと誘導されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. この空気圧的な圧縮空気の空気流動は、前記分離室(11)内への流入の際に、ガイド部材(28)によって、この分離室(11)の内側で、及び/または、この分離室(11)の内側での膨らみ部(26)の内側で、流動中断されることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
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