JP6293741B2 - Liobベースの毛切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザベースの毛切断装置であって、皮膚表面の上及び皮膚表面の近くの毛を、光ビームの焦点位置における前記毛のレーザ誘起光学破壊(LIOB)により切断するための、入力光ビームを提供するためのレーザ光源と、前記入射光ビームが該装置から出ることを可能とするための前記出射面からの作業距離における前記焦点位置に前記入射光ビームを合焦させるための光学要素と、を有する装置に関する。
斯かるレーザベースの毛切断装置は、例えば国際特許出願公開WO2011/010246として公開された国際特許出願に開示されている。該国際特許出願は、所定のパルス時間の間にレーザビームを生成するためのレーザ光源と、レーザビームを焦点へと合焦させるための光学系と、目標位置に該焦点を位置決めするためのレーザビーム操作器と、を有する、毛を短くするための斯かる装置を記載している。該焦点の寸法、及び生成されるレーザビームのパワーは、該焦点において、レーザビームが、毛組織についての特徴的な閾値を超えるパワー密度を持つようなものとされ、該閾値の上では、所定のパルス時間の間、毛組織においてレーザ誘起光学破壊(LIOB)現象が生じる。先細の端部を持つ光学刃が、皮膚のすぐ上の高さで切断される毛に向けて、皮膚表面に略水平な方向にレーザビームを導く。
一般に、レーザ誘起光学破壊(LIOB)は、焦点におけるレーザビームのパワー密度が、特定の媒体に特徴的な閾値を超えたときに、パルス状の該レーザビームの波長に対して透明又は半透明な該媒体において生じる。該閾値の下では、当該媒体は、該レーザビームの波長に対して、比較的低い線形吸収特性を持つ。
該閾値の上では、該媒体は、該レーザビームの波長に対して、大きな非線形吸収特性を持ち、このことは該媒体のイオン化及びプラズマの形成の結果である。当該LIOB現象は、キャビテーションや衝撃波の生成といった幾つかの力学的な影響に帰着し、LIOB現象の位置の周囲において該媒体を損傷させてしまう。
実験により、LIOB現象は、皮膚から伸びる毛を破壊し短くするために利用され得ることが分かった。毛組織は、約500nmと2000nmとの間の波長に対し、透明又は半透明である。当該範囲内の波長の各値に対して、焦点におけるレーザビームのパワー密度が、毛組織について特徴的な閾値を超えたときに、焦点の位置において毛組織においてLIOB現象が生じる。該閾値は、水性媒体及び組織について特徴的な閾値に近く、レーザビームのパルス時間に依存する。とりわけ、望ましいパワー密度(W/cm)の閾値は、パルス時間が増大すると減少する。有意な損傷即ち毛の初期破壊を引き起こすのに十分に効果的なLIOB現象の結果としての力学的効果を達成するためには、例えば10nsといったオーダーのパルス時間が十分であると考えられる。このパルス時間の値のためには、焦点におけるレーザビームのパワー密度の閾値は、2×1010W/cmのオーダーとなる。上述したパルス時間、及び例えばかなり大きな開口数を持つレンズによって得られるかなり小さな焦点サイズに対して、当該閾値は、数十mJの総パルスエネルギーだけで得られることができる。
国際特許出願公開WO2011/010546の装置を用いると、光学刃の出射面を通って該装置から出る、人間の毛を切断するのに十分なエネルギーを持つ入射ビームから、レーザ誘起光学破壊(LIOB)を生成することが可能であるが、LIOBの副産物(衝撃波、プラズマ、高い照度)が、出射面に破壊的な損傷を引き起こし得る。損傷した刃は、望ましい位置においてしっかりとした焦点を提供する該装置の能力に悪影響を及ぼし、シェービング工程の有効性を損ない、及び/又は、皮膚の炎症といった不都合な副作用の出現を増加させ得る。
本発明の目的は、LIOBにより引き起こされる出射面に対する損傷が低減させられた、皮膚トリートメントシステムを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、本目的は、レーザベースの毛切断装置であって、皮膚表面の上及び皮膚表面の近くの毛を、光ビームの焦点位置における前記毛のレーザ誘起光学破壊(LIOB)により切断するための、入力光ビームを提供するためのレーザ光源と、前記入射光ビームが前記装置から出ることを可能とするための外側の出射面を備えた、光学的に透明な出射窓と、前記出射面からの作業距離における前記焦点位置に前記入射光ビームを合焦させるための光学要素と、を有し、前記レーザ光源及び前記光学要素は、前記作業距離が、少なくとも
Figure 0006293741
となるように配置及び構成され、ここでNAは前記装置から出る前記入射光ビームの開口数であり、Eは前記入射光ビームのパルスエネルギー(J)であり、Fthreshは前記出射面のフルエンス閾値(J/m)であり、Mは前記入射光ビームのビーム品質であり、λは入射光ビームの波長(m)である装置を提供することにより達成される。
実験により、レーザビームの光強度及びLIOBにより引き起こされた衝撃波に起因する出射面の損傷は、出射面の材料の適切な選択により、かなりの程度、回避され得ることが分かった。驚くべきことに、プラズマ衝撃に起因する損傷を十分に低減させることが可能な出射面材料は、容易には利用可能ではない。種々の出射面材料、レーザビーム特性及び光学要素を用いた多くのLIOB実験により、本発明者は、最も重要なシステムパラメータと、プラズマ損傷を制限するために必要とされる最小限の作業距離と、の間の上述した関係を導出した。得られた結果の重要な結論は、望ましい作業距離が、従来用いられていたものよりもかなり大きくなるという点である。刃面と非常に近くにおいて毛を切断することが一般的であったが、新たに見出された関係は、関連するビームパラメータに応じて、少なくとも150μm、更に好適には200又は更には300μmの作業距離が利用されるべきであることを示している。
最小作業距離と他の動作パラメータとの間の、以上に示された関係において、フルエンス閾値は、損傷が生じる前に、入射光ビームの1つのパルスにより単位表面積(例えば1cm)に加えられるべきエネルギーの総量の尺度である。該閾値は、出射面の材料には、おおむね依存しないものである。フルエンス閾値は、パルス継続時間(パルスが短いとフルエンス閾値が高くなる)及びレーザ波長(波長が短いとフルエンス閾値が高くなる)に依存する。フルエンス閾値を決定するための標準的な式は、文献から知られている。
レーザビームのビーム品質は種々の方法で定義され得るが、基本的には、特定の状況(例えば制限されたビーム発散)の下で、どの程度しっかりとレーザビームが合焦させられているかの尺度である。ビーム品質を定量化する最も一般的な方法は、ビームパラメータ積(BPP)又はM因子である。BPPは、ビームウエスト位置におけるビーム半径と遠距離場ビーム発散角との積として定義される。M因子は、同じ波長を持つ回折が制限されたガウスビームについての対応する関により除算されたビームパラメータ積として定義される。理想的なビームについては、Mが1に近づく。本明細書において説明される殆どの例においては、Mは約1.2である。しかしながら、LIOBベースの毛切断のために、10以上ものM因子を持つビームも利用され得る。
本発明による毛切断装置の実施例においては、焦点位置に毛を位置決めするための力学的スペーサが備えられる。該スペーサの前面と出射面との間の距離が作業距離と等しい又は略等しい場合、該スペーサの前面に当たる毛が、レーザビームの焦点位置におけるLIOBにより切断されることとなる。
該スペーサは、出射面を有する光学刃の一体部分であっても良く、皮膚表面に略平行な方向に光ビームを導くように構成されても良い。代替としては、該力学的スペーサは、毛切断装置の使用の間、皮膚表面を伸長し、シェービング方向に対する光学刃の前方における毛を持ち上げるために利用される伸長要素の一体部分である。該装置が皮膚表面上を引っ張られると、該伸長要素が伸長し、皮膚を平滑化して、該伸長要素のすぐ後ろにある毛を持ち上げる。次いでスペーサ要素が、光学刃の出射面に対して適切な距離における直立位置に毛を保持して、レーザビームよって毛が切断されるようにする。勿論、該スペーサが光学刃の一体部分である場合又は完全に別個の特徴である場合にも、皮膚表面を伸長し毛を持ち上げるための力学的伸長要素が備えられても良い。
任意に、該出射面は、出射窓に配置された透明な保護層の外側面であり、該保護層は、出射窓自体よりもLIOB損傷に対する高い耐性を持つ。ここで透明とは、少なくともレーザビームの波長の光に対してかなり透明であることを意味する。耐損傷性の層は、出射面に過度に近い距離において依然として生じ得るいずれかのLIOB事象に対して保護を提供するため備えられる。保護層を用いる利点は、光学刃のような他の透明要素が、より安価な及び/又はガラスやプラスチックのようなより容易に成型可能な材料からつくられることができ、一方で、LIOBにより引き起こされる損傷に対して保護される必要がある出射面のために、より耐性の高い材料が利用されるという点にある。透明な保護層のための材料の適切な例は、サファイア、アルミナ、ダイヤモンド、スピネル、YAG、GaN又はカーバイドである。保護層が利用されない場合には、好適には出射窓自体が斯かる耐損傷性の材料からつくられる。
該保護層は、好適には出射窓に取り外し可能に固定される。該保護層が損傷を受けた場合には、損傷を受けていない新しい保護層によって交換されることができ、該損傷が該毛切断装置の動作に悪影響を与えないようにする。該保護層は、柔軟で透明なポリマーからつくられていても良い。ポリマーは、安価であり容易に成型可能である。該装置は更に、損傷を受けていない望ましい形状へとポリマーを成型し、該ポリマーが保護層として機能する出射面に成形されたポリマーを配置するための鋳型を有しても良い。該ポリマーは、保護層として利用された後、例えば該装置によって取り除かれくず入れに集められても良いし、又は再利用のため該鋳型に再び導かれても良い。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下に説明される実施例を参照しながら説明され明らかとなるであろう。
本発明によるレーザシェーバを模式的に示す。 皮膚表面上を通過する光学刃の近接図を示す。 皮膚表面上を通過する光学刃、伸長要素及びスペーサを示す。 一体化されたスペーサを備えた光学刃を示す。 一体化されたスペーサを備えた他の光学刃を示す。 保護層を備えた光学刃を示す。 交換可能で再利用可能な保護層を備えた光学刃を示す。 成型可能で交換可能な保護層を備えた光学刃を示す。
図1は、本発明によるレーザシェーバ10を模式的に示す。レーザシェーバ10は、十分に高いパワーを持つレーザビーム21を毛22のなかで合焦させることにより光学的に毛22を切断するために提供される。レーザビーム21は、レーザダイオードを有しても良いレーザ光源18により提供される。毛22のLIOB切断のため、例えば1064nmにおける発光を持つパルス状のNd:YAGレーザ又は1645nmにおける発光を持つEr:YAGレーザが利用される。光ビーム21は、透明な出射窓を介して、レーザシェーバ10から出る。当該レーザシェーバ10においては、該出射窓は、(装置10が動作状態であるときに)皮膚23に略平行な方向に光ビーム21を向ける、光学刃14として実施化される。光21は、光学刃14の出射面15において、装置10から出る。レンズ12、ミラー11、ピンホール13及び光学刃14のような光学要素が、パルス状のレーザビーム21を毛22において合焦させるために備えられる。光学要素11、12、13、14は、必要なときに焦点の正確な位置を適合させるための合焦装置(図示されていない)によって調節可能であっても良い。該合焦装置は、光学要素11、12、13、14を回転及び/又は変位させることにより、光ビーム21の正確な軌道及び焦点の位置を調節しても良い。
皮膚23又は毛22に到達する光の部分は、皮膚23又は毛22の組織において反射又は散乱させられ、出射面15を通って装置10に再び入る。図1のレーザシェーバ10は更に、光ビーム21が皮膚23又は毛22の組織において反射、散乱又はその他相互作用させられた後に、該光ビーム21を検出するための、検出ユニット16を有しても良い。検出ユニット16は、1つ以上の光ダイオードを有しても良く、所定の偏光方向を持つ光のみを検出するように構成されても良い。該検出ユニットはまた、異なる偏光成分を別個に測定するための複数のチャネルを有しても良い。斯かる検出ユニット16は通常、毛検出を実行するためレーザシェーバ10のなかに備えられる。光源18及び合焦装置は好適には、レーザビーム21を検出された毛にのみ向け、不必要なレーザパルス及びLIOB事象による皮膚23の炎症又は出射面15に対する損傷を低減させるために、検出ユニット16からの検出信号に依存して動作させられる。
本発明によれば、装置10の作業距離は、少なくとも
Figure 0006293741
であり、ここでNAは装置10から出る入射光ビーム21の開口数であり、Eは入射光ビーム21のパルスエネルギーであり、Fthreshは出射面15のフルエンス閾値であり、Mは入射光ビーム21のビーム品質であり、λは入射光ビーム21の波長である。
フルエンス閾値は、出射面15の材料には、おおむね依存しないものであり、損傷が生じる前に、入射光ビーム21の1つのパルスにより単位表面積(例えば1cm)に加えられるべきエネルギーの総量の尺度である。フルエンス閾値は、パルス継続時間(パルスが短いとフルエンス閾値が高くなる)及びレーザ波長(波長が短いとフルエンス閾値が高くなる)に依存する。フルエンス閾値を決定するための標準的な式は、文献から知られている。3つの異なる波長及び5つの異なるパルス継続時間について、以下の表にフルエンス閾値(J/cm)の例を示す。
Figure 0006293741
レーザビームのビーム品質(M)は、該レーザビームがどれだけよく合焦させられることができるかを記述する、単位のないパラメータである。理想的なビームについては、Mが1に近づく。本明細書において説明される殆どの例においては、Mは約1.2である。しかしながら、LIOBベースの毛切断のために、10以上ものM因子を持つビームも利用され得る。
以上の式における種々のパラメータに典型的な値(λ=800nm、E=10mJ、NA=0.5、優れたビーム品質(約1.2のM)及び50nsのパルス継続時間)を用いた場合、出射面15に対するLIOBにより引き起こされる損傷の量をかなり低減するためには、少なくとも150ミクロンの最小作業距離が必要とされる。出射面に対する損傷の更なる低減のためには、又は異なるパラメータ値が利用される場合には、200又は300ミクロンよりも大きな作業距離が必要となり得る。
10mJのパルスエネルギー、NA=0.8及び優れたビーム品質(約1.2のM)の典型的な入射光ビームについて、以下の表は、種々の波長(nm)及びパルス継続時間(ns)に対する最小作業距離(ミクロン)を略示す。
Figure 0006293741
同様の入射光ビームであるが、NA=0.5である入射光ビームについては、おおよその最小作業距離は、以下のとおりとなる。
Figure 0006293741
図2は、皮膚表面23の上を通過する光学刃14の近接図を示す。光ビーム21は、光学刃14の出射面15において装置10を出る。該光ビームは、皮膚表面23に略平行な方向に装置10から出て、光ビーム21の焦点は毛22のなかに位置する。「略平行」とは、光ビーム21が毛22のなか及び皮膚表面23の上に焦点を持つことを依然として可能とする、皮膚表面23に対する小さな角度をも含むものと理解されるべきである(例えば図5参照)。
焦点におけるレーザビーム21のパワー密度は、毛組織についてのLIOB閾値を超えるような値である。従って、LIOB事象25が毛組織のなかで起こり、これにより毛22を切断する。使用の間、装置10の光学刃14は、シェービング方向55に皮膚表面23の上を動かされ、それにより複数の毛22が連続して切断される。該装置の作業距離29、即ち出射面15とLIOB事象25が生じる焦点との間の距離は、LIOBにより引き起こされる出射面15に対する損傷を最小化する又は完全に回避するために、以上に示した式を満たす。
図3における近接図は、伸長要素31及びスペーサ41を更に有する実施例を示す。装置10が皮膚23の上を引かれると、伸長要素31が皮膚23を伸長させ平滑化し、これにより皮膚要素31のすぐ後ろの毛22を持ち上げる。次いで、スペーサ要素41が、光学刃14の出射面15に対して適切な距離において、より直立した位置で毛22を保持し、それにより毛22がレーザビーム21により切断されることができる。ここで「適切な」距離とは、少なくとも以上に示した式を満たす、装置10の作業距離29に対応する。光ビーム21の焦点が毛22に一致するように毛22を操作することに加え、スペーサ要素41は、LIOB事象25の損傷効果に対する幾分かの遮蔽を提供しても良い。伸長要素31及びスペーサ要素41は共に、典型的にはプラスチックからつくられるが、金属若しくはその他の材料又は材料の組み合わせが利用されても良い。スペーサ要素41は、伸長要素31、光学刃41又は装置筐体に装着されても良いし、又は伸長要素31、光学刃41又は装置筐体の一体部分であっても良い。装置10の作業距離29に又は該作業距離の近くに毛22を効果的に保持する限り、種々の形状が有用となり得る。
図4は、一体化したスペーサ41を備えた光学刃42を示す。光学刃42のスペーサ部分41は、光学刃42の残りの部分と同じ材料からつくられても良いし、そうでなくても良い。スペーサ部分41は、透明である又はLIOB耐性がある必要はない。
図5は、一体化したスペーサ41を備えた別の光学刃43を示す。本実施例においては、光ビーム21は、皮膚表面23に対して小さな角度をなす。このことは、皮膚表面23に近い位置において毛22が切断されるという利点を持つ。光学刃43のスペーサ部分41の機能は、前述の図におけるスペーサ要素及びスペーサ部分41の機能と同じである。ここでもまた、他の形状が等しく有用となり得る。スペーサ部分41が、装置10の作業距離29において又は該作業距離の近くにおいて毛22を効果的に保持することが重要なことである。
図6は、保護層61を備えた、ここでは光学刃14の形をとる、出射窓を示す。保護装置61は、少なくとも出射窓自体の耐LIOB損傷性よりも高い耐LIOB損傷性を持つ材料からつくられ、光ビーム21の波長の光に対して透明である。保護層61は、光ビーム21が装置10を出るときに通過する出射面15を有する。保護層61は、例えば合焦の問題又は予期しない反射のため、出射面から近すぎる距離において依然として起こり得るLIOB事象25における保護を提供するために備えられる。保護層61の使用の利点は、光学刃14のような他の透明な要素が、ガラス又はプラスチック等のような、より安価な及び/又はより容易に成型可能な材料からつくられることができ、その一方で、LIOBにより引き起こされる損傷に対する保護を必要とする出射面15については、より耐性の高い材料が利用されるという点である。
透明な保護層61のための材料の適切な例は、サファイア、アルミナ、ダイヤモンド、スピネル、YAG、GaN又はカーバイドである。保護層61は好適には、光学刃14に着脱可能に固定される。保護層61が損傷した場合、損傷を受けていない新しいものと交換されることができ、損傷が毛切断装置10の動作に悪影響を与えないこととなる。保護層の交換又は修理は、例えばシェーバ装置10がドッキングステーションのなかに配置されたときに実行されても良い。
保護層61は、柔軟で透明なポリマーからつくられても良い。ポリマーは、安価であり容易に成型可能である。ポリマー61がレーザ光の最小限の吸収しか呈さないことが重要であり、このことは、光ビーム21の波長に対して透明なポリマー61を選択することにより、及び/又は刃14を保護するポリマー61の薄い層を利用することにより、実現され得る。例えば、AF1600のようなフッ素化ポリマーは、1645nmであるEr:YAGレーザのレーザ波長を吸収しない。AF1600の更なる利点は、屈折率が水の屈折率と合致することである。保護層61が浸漬液(例えば水)の屈折率と近い屈折率を持つときには、光ビームが保護層61における損傷によって最小限にしか影響されなくなる。
ポリマーは好適には、LIOB衝撃波に耐えるのに十分に柔軟である。更に、ポリマー61が、プラズマの高い熱負荷に耐性があることが望ましい。適切なポリマー材料は、アクリレート、シリコーン、ポリカーボネート、パリレン又はポリイミドであり得る。ポリカーボネートの利点は、亀裂又は破壊に対して非常に耐性があることある。パリレン及びポリイミドは、高温に耐え得る。
図7は、成型可能で交換可能なポリマーの保護層71を備えた光学刃14を示す。図7における装置は、少なくとも一時的に保護層71として機能することが可能であり、LIOB損傷から光学刃14の出射面を遮断することが可能な、ポリマーのストリップ72を用いる。保護層71は、光学刃とLIOB形成25の位置との間に配置される。例えば一定のシェービング回数又はレーザパルスの数の後に遮蔽71に対する損傷が検出された場合、又はユーザが交換の手順を開始した場合に、ストリップ72の損傷していない新しい部分が保護層71の機能を引き継ぐように、該ストリップ72が移動させられる。代替としては、ストリップ72は、損傷した部分に再び光ビームが当たらないように、連続的に及び/又は絶え間なく移動させられる。装置10は更に、ポリマー72を損傷を受け得ていない形状へと成型し、該成型されたポリマーを、保護層17として機能する場所である光学刃14の出射面に配置するための、鋳型73を有する。当該鋳型73の使用は、ストリップ72の使用済み部分を再利用することを可能とし、新しい保護層の材料を供給する必要なく、新たな保護層71を提供することを可能とする。
図8は、図7の構成と同様の光学刃71の構成を示す。しかしながら、本実施例においては、ポリマーのストリップ72は再利用されない。鋳型73は、損傷を受けていない新たな保護層71を生成するための、再充填可能なポリマー槽81からのポリマーを利用する。ポリマーは、保護層71として利用された後、出射面から取り外され、例えばくず入れ82に集められる。
上述の実施例は本発明を限定するものではなく説明するものであって、当業者は添付する請求項の範囲から逸脱することなく多くの代替実施例を設計することが可能であろうことは留意されるべきである。請求項において、括弧に挟まれたいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。動詞「有する(comprise)」及びその語形変化の使用は、請求項に記載されたもの以外の要素又はステップの存在を除外するものではない。要素に先行する冠詞「1つの(a又はan)」は、複数の斯かる要素の存在を除外するものではない。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアによって、及び適切にプログラムされたコンピュータによって実装されても良い。幾つかの手段を列記した装置請求項において、これら手段の幾つかは同一のハードウェアのアイテムによって実施化されても良い。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。

Claims (12)

  1. レーザベースの毛切断装置であって、
    皮膚表面の上及び皮膚表面の近くの毛を、光ビームの焦点位置における前記毛のレーザ誘起光学破壊により切断するための、入射光ビームを提供するためのレーザ光源と、
    前記入射光ビームが前記装置から出ることを可能とするための外側の出射面を備えた、光学的に透明な出射窓と、
    前記出射面からの作業距離における前記焦点位置に前記入射光ビームを合焦させるための光学要素と、
    を有し、前記レーザ光源及び前記光学要素は、前記作業距離が、少なくとも
    Figure 0006293741
    となるように配置及び構成され、ここでNAは前記装置から出る前記入射光ビームの開口数であり、Eは前記入射光ビームのパルスエネルギー(J)であり、Fthreshは前記出射面のフルエンス閾値(J/m)であり、Mは前記入射光ビームのビーム品質であり、λは入射光ビームの波長(m)である装置。
  2. 前記焦点位置に前記毛を位置決めするための力学的なスペーサを更に有する、請求項1に記載のレーザベースの毛切断装置。
  3. 前記出射窓は、前記光ビームを前記皮膚表面に略平行な方向にガイドする、光学刃であり、前記力学的なスペーサは、前記光学刃の一体部分である、請求項2に記載のレーザベースの毛切断装置。
  4. 前記出射窓は、前記光ビームを前記皮膚表面に略平行な方向にガイドする、光学刃であり
    前記毛切断装置の使用の間、前記皮膚表面を伸長させ、シェービング方向に対して前記光学刃の前方にある前記毛を持ち上げるための、伸長要
    を更に有し、前記力学的なスペーサは、前記伸長要素の一体部分である、請求項2に記載のレーザベースの毛切断装置。
  5. 前記出射面は、サファイア、アルミナ、ダイヤモンド、スピネル、YAG、GaN又はカーバイドを有する、請求項1に記載のレーザベースの毛切断装置。
  6. 前記出射面は、前記出射窓に配置された透明な保護層の外側面であり、前記保護層は、前記出射窓よりもレーザ誘起光学破壊に対する高い耐性を持つ、請求項1に記載のレーザベースの毛切断装置。
  7. 前記保護層は、サファイア、アルミナ、ダイヤモンド、スピネル、YAG、GaN又はカーバイドを有する、請求項6に記載のレーザベースの毛切断装置。
  8. 前記保護層は、少なくとも50μmの厚さを持つ、請求項6に記載のレーザベースの毛切断装置。
  9. 前記保護層は、前記出射窓に着脱可能に固定された、請求項6に記載のレーザベースの毛切断装置。
  10. 前記保護層は、柔軟で透明なポリマーからつくられた、請求項6に記載のレーザベースの毛切断装置。
  11. 前記ポリマーを損傷していない形状へと成型し、前記ポリマーが前記保護層として機能する前記出射面において前記成型されたポリマーを配置するための鋳型を更に有する、請求項10に記載のレーザベースの毛切断装置。
  12. 前記出射面における前記配置された位置から使用済みの保護層を取り除くための手段を更に有する、請求項11に記載のレーザベースの毛切断装置。
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