JP6293353B2 - 中継装置 - Google Patents
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Description
レイヤ2スイッチは、フレームの送信元MAC(Media Access Control)アドレスと、そのフレームを受信した通信ポートとを対応付けたアドレステーブルを有する。レイヤ2スイッチは、このアドレステーブルを参照することで、受信されたフレームに対して、転送及び登録の要否あるいは転送先の決定を行う。レイヤ2スイッチは、主に、以下の5つの処理を実効する際に、アドレステーブルへのアクセスを行う(例えば、特許文献1又は2を参照)。第1の処理は、フレーム送信時における送信先MACアドレス(以下、MAC DA:Destination Address)を検索する処理である。第2の処理は、フレーム受信時における送信元MACアドレス(以下、MAC SA:Source Address)を検索する処理である。第3の処理は、送信元MACアドレスを学習する処理である。第4の処理は、アドレスのクリア処理である。第5の処理は、フレームを一定時間受信しなかったアドレスを削除するエージング処理である。
また、本発明の第2の態様に係る中継装置は、フレームを送受信する複数の通信ポートと、前記複数の通信ポートに含まれる一つの通信ポート、及び、当該一つの通信ポートの接続先の通信アドレス、を対応付けたアドレス情報を含むアドレス管理情報を記憶する記憶部と、前記アドレス管理情報に基づいて、前記複数の通信ポートの各々で受信されたフレームの転送を行うスイッチング制御部と、前記アドレス管理情報の更新を伴う処理を要求する要求部と、前記要求部からの要求を受けて、前記アドレス管理情報にアクセスして、要求された処理を行うアクセス制御部と、を備え、前記アクセス制御部は、前記要求部から第1の要求を受けて、当該第1の要求に基づく第1の処理を行っている際に、前記要求部から第2の要求を受けた場合には、当該第2の要求に基づく第2の処理を、前記第1の処理と並行して行い、前記第1の処理は、前記要求部から指示された第1のアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除する第1のクリア処理であり、前記第2の処理は、前記要求部から指示された第2のアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除する第2のクリア処理であることを特徴とする。
図1は、実施の形態1による中継装置100の構成を概略的に示すブロック図である。
図示するように、中継装置100は、アドレステーブル記憶部110と、複数の通信ポート120A〜120D(以下、各々を特に区別する必要がない場合には、通信ポート120という)と、スイッチング制御部121と、フレーム識別部122と、送信先アドレス検索部としてのMAC DA検索部123と、送信元アドレス検索部としてのMAC SA検索部124と、アクセス制御部125と、要求部126とを備える。
これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号又はデータの入出力が可能なように接続されている。
図2は、アドレステーブル記憶部110に記憶されているアドレステーブルの一例を示す概略図である。
図示するように、アドレステーブル111は、エントリ112A〜112C(以下、各々を特に区別する必要がない場合には、エントリ112という)毎に、MACアドレス、通信ポート番号、VALID及びHITを含むアドレス情報を格納する。
MACアドレスは、対応するエントリ112に登録されている通信アドレスである。
通信ポート番号は、対応するエントリ112に格納されているMACアドレスに割り当てられている通信ポートを識別するための通信ポート識別情報である。
VALIDは、対応するエントリ112が有効であるか、又は、無効であるかを示す。例えば、VALIDの値が「1」であればそのエントリ112は有効であり、「0」であればそのエントリ112は無効である。無効にされたエントリ112は、削除されたことになる。
HITは、対応するエントリ112に対して、エージング時間内にMAC SAの検索が合致したか否かを示す。例えば、HITの値が「1」であれば合致したことを示し、「0」であれば合致していないことを示す。
スイッチング制御部121は、アドレステーブル111に基づいて、通信ポート120で受信されたフレームの転送を行う。
フレーム識別部122は、通信ポート120で受信されたフレームを解析して、送信先アドレスであるMAC DA及び送信元アドレスであるMAC SAを識別する。
MAC SA検索部124は、フレーム識別部122で識別されたMAC SAの検索を行う。例えば、MAC SA検索部124は、アドレステーブル記憶部110に記憶されているアドレステーブルにアクセスして、フレーム識別部122で識別されたMAC SAを検索するようアクセス制御部125に要求する。
ここで、アクセス制御部125は、要求部126から第1の要求を受けて、第1の要求に基づく第1の処理を行っている際に、要求部126から第2の要求を受けた場合には、第2の要求に基づく第2の処理を、第1の処理と並行して行う。
なお、MAC SAの検索で該当したエントリ112は、HITの値が「1」に上書きされる。そのため、エージング時間内にアクセスが一度でもあれば、常に、そのエントリ112のHITの値は、「1」になる。従って、HITの値が「0」のエントリ112は、長い間エントリ112にアクセスがないものと判断され、VALIDの値が「0」にされる。
図3のフローチャートは、通信ポート120がフレームを受信した場合に開始される。
ステップS11では、スイッチング制御部121は、送信対象のフレームの宛先及び送信経路を決定する。そのフレームは、宛先として決定された通信ポート120に向けて転送される。
一方、送信対象のフレームの情報(例えば、宛先情報)がアドレステーブル111に登録されていない場合(S10でNo)には、処理はステップS12に進む。
ステップS12では、スイッチング制御部121は、送信対象のフレームを、そのフレームを受信した通信ポート120以外の全ての通信ポート120に向けて転送する。
一方、MACアドレス及びポート番号が完全に一致するエントリ112が存在しない場合(S13でNo)には、処理はステップS15に進む。ステップS15では、MAC SA検索部124は、アクセス制御部125に、アドレステーブル111内のVALIDの値が「0」のエントリ112があるか否かを確認させる。そのようなエントリ112がある場合には、処理はステップS16に進み、そのようなエントリ112がない場合には、アドレス情報の登録を行わずに処理は終了する。
エージング制御部127は、フレームの情報(例えば、送信元情報)をメモリから削除するまでの時間を、エージング時間(例えば、10秒〜5分程度)として管理している。そのエージング時間が満了すると、エージング制御部127は、アクセス制御部125にエージング要求を行い、アクセス制御部125は、図4に示されているフローチャートを開始する。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112のHITの値が「1」であるか否かを判断する(S21)。読み出されたエントリ112のHITの値が「1」である場合(S21でYes)には、処理はステップS22に進み、読み出されたエントリ112のHITの値が「0」である場合(S21でNo)には、処理はステップS23に進む。
一方、ステップS23では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。例えば、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112のVALIDの値を「0」に更新する。そして、処理はステップS24に進む。
図5に示されているフローチャートは、アクセス制御部125が、クリア制御部128からクリア要求を受けた場合に開始される。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112であるか否かを判断する(S32)。読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリである場合(S32でYes)には、処理はステップS33に進み、読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112ではない場合(S32でNo)には、処理はステップS34に進む。
ステップS33では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。例えば、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112のVALIDの値を「0」に更新する。そして、処理はステップS37に進む。
一方、ステップS36では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。例えば、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112のVALIDの値を「0」に更新する。そして、処理はステップS37に進む。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112であるか否かを判断する(S40)。読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112である場合(S40でYes)には、処理はステップS41に進み、読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112ではない場合(S40でNo)には、処理はステップS42に進む。
ステップS41では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS42に進む。
ここでは、アドレステーブル111内に、エントリ#1からエントリ#256までのエントリ112が格納されているものとする。
アクセス制御部125は、クリア制御部128より通信ポート120Aのエントリ112に対するクリア要求を受けた場合、アドレステーブル111内のエントリ#1からエントリ112を一つずつ順次読み出し、読み出されたエントリ112に対して通信ポート120Aのエントリ112であるかを判断する。そして、アクセス制御部125は、通信ポート120Aのエントリ112を検出した場合には、そのエントリ112を削除する(VALIDに0を上書きする)。
従って、図6に示されているように、従来の技術では、クリア処理中にエージング要求があった場合でも、クリア処理とエージング処理とが別々に行われている。このため、それぞれの処理を行うために、負荷がかかり、時間が必要になる。
図7でも、アドレステーブル111内にはエントリ#1からエントリ#256までのエントリ112が格納されているものとする。
アクセス制御部125は、クリア制御部128より通信ポート120Aのエントリ112に対するクリア要求を受けた場合、アドレステーブル111内のエントリ#1からエントリ112を一つずつ順次読み出し、読み出されたエントリ112に対して、通信ポート120Aのエントリ112であるかを判断する。そして、アクセス制御部125は、通信ポート120Aのエントリ112を検出した場合には、そのエントリ112を削除する(VALIDに0を上書きする)。
そして、アクセス制御部125は、エントリ#256までクリア処理が完了した場合、クリア制御部128に通信ポート120Aのクリア処理の完了を通知する。ここで、エージング処理については、エントリ#101からエントリ#256までしか完了していないため、アクセス制御部125は、残りのエントリ#1からエントリ#100に対して、エントリ#1からエントリ112を一つずつ順次読み出し、読み出されたエントリ112に対してエージング処理を実施する。アクセス制御部125はエントリ#100までエージング処理が完了した場合、エージング制御部127にエージング処理の完了を通知する。
図8に示されているフローチャートは、アクセス制御部125が、エージング制御部127からエージング要求を受けた場合に開始される。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112であるか否かを判断する(S52)。読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112である場合(S52でYes)には、処理はステップS53に進み、読み出されたエントリ112が削除対象の通信ポート120のエントリ112ではない場合(S52でNo)には、処理はステップS54に進む。
ステップS53では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS57に進む。
一方、ステップS56では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS57に進む。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112のHITの値が「1」であるか否かを判断する(S60)。読み出されたエントリ112のHITの値が「1」である場合(S60でYes)には、処理はステップS61に進み、読み出されたエントリ112のHITの値が「0」である場合(S60でNo)には、処理はステップS62に進む。
一方、ステップS62では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS63に進む。
以上により、エージング処理が行われている際に、クリア要求があった場合にも、負荷を軽減し、処理時間を短縮することができる。
図9に示されているフローチャートは、アクセス制御部125が、クリア制御部128からクリア要求(第1のクリア要求)を受けた場合に開始される。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112が第1のクリア要求における削除対象の通信ポート120のエントリ112であるか否かを判断する(S72)。読み出されたエントリ112がそのようなエントリ112である場合(S72でYes)には、処理はステップS73に進み、読み出されたエントリ112がそのようなエントリ112ではない場合(S72でNo)には、処理はステップS74に進む。
ステップS73では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS76に進む。
ステップS75では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS76に進む。
そして、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112が第1のクリア要求における削除対象の通信ポート120のエントリ112であるか否かを判断する(S79)。読み出されたエントリ112がそのようなエントリ112である場合(S79でYes)には、処理はステップS80に進み、読み出されたエントリ112がそのようなエントリ112ではない場合(S79でNo)には、処理はステップS81に進む。
ステップS80では、アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112を無効にする。そして、処理はステップS81に進む。
図10でも、アドレステーブル111内にはエントリ#1からエントリ#256までのエントリ112が格納されているものとする。
アクセス制御部125は、クリア制御部128より通信ポート120Aのエントリ112に対する第1のクリア要求を受けた場合、アドレステーブル111よりエントリ#1からエントリ112を一つずつ順次読み出し、読み出されたエントリ112に対して、通信ポート120Aのエントリ112であるかを判断する。アクセス制御部125は、読み出されたエントリ112が通信ポート120Aのエントリ112である場合には、そのエントリ112を削除する(VALIDに「0」を上書きする)。
また、実施の形態1では、複数のクリア処理を並行して処理することにより、アドレステーブル111へのアクセス数を軽減させることができる。これにより、メモリを複数実装することなく高速なフレーム伝送が可能になり、メモリのコスト及び消費電力を低下させることができるという効果がある。
但し、中継装置100は、コンピュータシステム上にソフトウェア的に実現されるものに限定されない。例えば、スイッチング制御部121、フレーム識別部122、MAC DA検索部123、MAC SA検索部124、アクセス制御部125、エージング制御部127及びクリア制御部128の一部又は全部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよい。あるいは、これらの一部又は全部が、DSP(Digital Signal Processor)等によりソフトウェア的に実現されるものでもよい。
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、前述した実施の形態1のクリア処理とエージング処理の競合制御に加え、フレーム受信数に応じたエントリのエージング処理を実施する。
実施の形態2に係る中継装置200は、アドレステーブル記憶部210、MAC SA検索部224及びアクセス制御部225以外は、実施の形態1に係る中継装置100と同様に構成されている。以下、実施の形態1とは異なるアドレステーブル記憶部210、MAC SA検索部224及びアクセス制御部225について、主に説明する。
図示するように、アドレステーブル211は、エントリ212A〜212C(以下、各々を特に区別する必要がない場合には、エントリ212という)毎に、MACアドレス、通信ポート番号、VALID、HIT及びCOUNTを含むアドレス情報を格納する。
MACアドレス、通信ポート番号及びVALIDについては、実施の形態1と同様である。
COUNTは、対応するエントリ212のMACアドレスを送信元アドレスとするフレームの受信数を示すカウント情報である。
図12に示されているフローチャートにおいて、図3に示されているフローチャートと同様の処理については、図3と同様の符号を付して、詳細な説明を省略する。
図12のステップS10〜S13までの処理は、図3のステップS10〜S13までの処理と同様である。但し、ステップS13で、MACアドレス及びポート番号が完全に一致すると判断された場合(S13でYes)には、処理はステップS90に進む。
ステップS90では、MAC SA検索部224は、アクセス制御部225に、MACアドレス及びポート番号が一致したエントリ212を上書きさせ、VALIDを「1」に更新させるとともに、COUNTの値に「1」を加算させる。
エージング制御部127は、実施の形態1と同様に、エージング時間が満了すると、アクセス制御部225にエージング要求を行い、アクセス制御部225は、図13に示されているフローチャートを開始する。
そして、アクセス制御部225は、読み出されたエントリ212のCOUNTの値が「0」であるか否かを判断する(S101)。COUNTの値が「0」である場合(S101でYes)には、処理はステップS102に進み、COUNTの値が「1」以上である場合(S101でNo)には、処理はステップS105に進む。
ステップS103では、アクセス制御部225は、読み出されたエントリ212のHITの値を「0」に更新する。そして、処理はステップS111に進む。
ステップS104では、アクセス制御部225は、読み出されたエントリ212のHITの値から「1」を減算する。そして、処理はステップS111に進む。
ステップS106では、アクセス制御部225は、読み出されたエントリ212のHITの値に「1」を加算する。
ステップS108では、アクセス制御部225は、読み出されたエントリ212のHITの値を「1」に更新する。そして、処理はステップS110に進む。
一方、ステップS109では、アクセス制御部225は、読み出されたエントリ212のHITの値から「1」を減算する。そして、処理はステップS110に進む。
例えば、図5に示されているステップS34〜S36までの処理の代わりに、図13に示されているステップS101〜S112までの処理が行われてもよい。また、図8に示されているステップS54〜S56までの処理の代わりに、図13に示されているステップS101〜S112までの処理が行われてもよい。さらに、図8に示されているステップS60〜S62までの処理の代わりに、図13に示されているステップS101〜S112までの処理が行われてもよい。
Claims (6)
- フレームを送受信する複数の通信ポートと、
前記複数の通信ポートに含まれる一つの通信ポート、及び、当該一つの通信ポートの接続先の通信アドレス、を対応付けたアドレス情報を含むアドレス管理情報を記憶する記憶部と、
前記アドレス管理情報に基づいて、前記複数の通信ポートの各々で受信されたフレームの転送を行うスイッチング制御部と、
前記アドレス管理情報の更新を伴う処理を要求する要求部と、
前記要求部からの要求を受けて、前記アドレス管理情報にアクセスして、要求された処理を行うアクセス制御部と、を備え、
前記アクセス制御部は、前記要求部から第1の要求を受けて、当該第1の要求に基づく第1の処理を行っている際に、前記要求部から第2の要求を受けた場合には、当該第2の要求に基づく第2の処理を、前記第1の処理と並行して行い、
前記第1の処理は、前記要求部から指示されたアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除するクリア処理、及び、予め定められた時間アクセスされていないアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除するエージング処理の何れか一方であり、
前記第2の処理は、前記クリア処理及び前記エージング処理の何れか他方であること
を特徴とする中継装置。 - 前記アクセス制御部は、
前記アドレス管理情報に含まれるアドレス情報を一つずつ読み出し、読み出されたアドレス情報が前記要求部から指示された削除対象であるか否かを判断し、
前記読み出されたアドレス情報が前記削除対象ではない場合に、前記読み出されたアドレス情報が前記予め定められた時間アクセスされていないか否かを判断することで、前記クリア処理と前記エージング処理とを並行して行うこと
を特徴とする請求項1に記載の中継装置。 - 前記アクセス制御部は、前記エージング処理を行う際に、前記予め定められた時間としての第1の時間にアクセス回数が予め定められたしきい値以上となったアドレス情報については、当該第1の時間の次の前記予め定められた時間としての第2の時間にアクセスされていない場合でも削除を行わないこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の中継装置。 - フレームを送受信する複数の通信ポートと、
前記複数の通信ポートに含まれる一つの通信ポート、及び、当該一つの通信ポートの接続先の通信アドレス、を対応付けたアドレス情報を含むアドレス管理情報を記憶する記憶部と、
前記アドレス管理情報に基づいて、前記複数の通信ポートの各々で受信されたフレームの転送を行うスイッチング制御部と、
前記アドレス管理情報の更新を伴う処理を要求する要求部と、
前記要求部からの要求を受けて、前記アドレス管理情報にアクセスして、要求された処理を行うアクセス制御部と、を備え、
前記アクセス制御部は、前記要求部から第1の要求を受けて、当該第1の要求に基づく第1の処理を行っている際に、前記要求部から第2の要求を受けた場合には、当該第2の要求に基づく第2の処理を、前記第1の処理と並行して行い、
前記第1の処理は、前記要求部から指示された第1のアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除する第1のクリア処理であり、
前記第2の処理は、前記要求部から指示された第2のアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除する第2のクリア処理であること
を特徴とする中継装置。 - 前記アクセス制御部は、
前記アドレス管理情報に含まれるアドレス情報を一つずつ読み出し、読み出されたアドレス情報が前記第1のアドレス情報であるか否かを判断し、
前記読み出されたアドレス情報が前記第1のアドレス情報ではない場合に、前記読み出されたアドレス情報が前記第2のアドレス情報であるか否かを判断することで、前記第1のクリア処理と前記第2のクリア処理とを並行して行うこと
を特徴とする請求項4に記載の中継装置。 - フレームを送受信する複数の通信ポートと、
前記複数の通信ポートに含まれる一つの通信ポート、及び、当該一つの通信ポートの接続先の通信アドレス、を対応付けたアドレス情報を含むアドレス管理情報を記憶する記憶部と、
前記アドレス管理情報に基づいて、前記複数の通信ポートの各々で受信されたフレームの転送を行うスイッチング制御部と、
予め定められた時間アクセスされていないアドレス情報を前記アドレス管理情報から削除するエージング処理を要求する要求部と、
前記要求部からの要求を受けて、前記エージング処理を行うアクセス制御部と、を備え、
前記アクセス制御部は、前記エージング処理を行う際に、前記予め定められた時間としての第1の時間にアクセス回数が予め定められたしきい値以上となったアドレス情報については、当該第1の時間の次の前記予め定められた時間としての第2の時間にアクセスされていない場合でも削除を行わないこと
を特徴とする中継装置。
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