JP6291063B2 - 歯科用インプラント - Google Patents

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Description

本発明は、人工歯牙に関連した歯科用インプラントに係り、より詳しくは、固定体(fixture)とアバットメント(abutment)が弾性結合される締結構造を持つ歯科用インプラントであって、固定体(fixture)と結合されるアバットメント(abutment)の下部締結軸部に切開溝によって形成された多数の弾性脚の中で、締結突起、締結溝または締結段部のような締結手段が設けられた弾性締結脚、締結突起または締結溝または締結段部のような締結手段が設けられていない非締結支持脚とが一緒に形成された下部締結軸部を持つか、あるいは複数の弾性締結脚の締結手段の垂直位置が互いに異なることによって所要の反り許容空間の大きさを減らすことができ、従来技術による製品に比べて小径の固定体(fixture)に締結されるアバットメント(abutment)の下部締結軸部に形成された弾性締結脚の厚さをより大きく確保するとか、あるいは弾性締結脚の一部区間に締結突起、締結溝または締結段部のような形態に形成される締結手段の大きさをもっと大きくして弾性締結脚の強度を大きく増大させて効果的な衝撃吸収機能及び耐久性を向上させるとか締結力を大きく高めて維持力を改善させ、従来の技術より小径の固定体を構成することができるので、薄い歯槽骨を持つ患者にも別の骨移植術の追加なしに容易にインプラント施術が行える歯科用インプラントに関する。
一般に、インプラントは喪失された自然歯牙の代替物そのものを言うとか、固定体を顎骨(歯槽骨)に植え込んで所定期間の間に顎骨と融合するようにした後、その上に締結部材と人工歯牙などの補綴物を固定することにより、歯牙の固有機能を回復させる歯科的な施術を言う。
一般的に使われるインプラントの場合には、歯槽骨に植え立てられる固定体(fixture)と、前記固定体の上部軸孔にアバットメントの締結部とが螺合方式で結合される。
しかし、このような従来のネジ式結合方式は、下部構造である固定体と上部構造であるアバットメントの結合が螺合にだけ寄り掛かるため、衝撃吸収機能が全くなくて、ネジの緩み、ネジの破切、補綴物の破切などの問題があった。
このような問題点を解消するために、大韓民国登録特許公報第10−0668368号の“歯科用インプラント”は、図1に示したように、上部に軸孔12が形成され、顎骨に植え立てられる固定体10と、前記軸孔12に挿入される形状記憶合金の締結脚22が下部に形成され、前記締結脚22を介して前記固定体10に連結され、飲食物を噛むことができるようにするアバットメント20とを含む歯科用インプラント1を提供している。
このような従来の歯科用インプラント1は、固定体10の締結溝14とアバットメント20の締結突起24が雄雌型に相補的に結合されることにより、ネジの緩み現象やネジの破裂現象を防止し、補綴物の美観を確保することができる効果を得ることができる。
しかし、このような従来の歯科用インプラント1、またはこのようにアバットメントの下部の弾性締結脚が固定体の軸孔の内部に挿入されるときに中心軸の方向に反ってから元の状態に戻りながら結合される弾性締結脚方式の歯科用インプラントにおいては、固定体10が植え立てられる歯槽骨(alveolar bone)の厚さが薄い患者の場合、薄い歯槽骨に植え立てられる固定体10の直径が小さくなる。このように固定体10の直径が小さくなれば、内部の軸孔12の内径が減少し、結果として前記軸孔12に挿入されるアバットメント20の下部締結軸の直径も小さくなる。
一方、このようなアバットメント20において、複数の弾性締結脚22を弾力的に固定体10の内部軸孔12に結合させるためには、図1に示したように、締結脚22の間に切開溝26を形成し、複数の締結脚22の締結突起24がそれぞれ固定体10の軸孔12の内部に挿入されて軸孔内側面に対応して形成された締結溝14に締結されるためには、締結脚22の反り許容空間Wを必ず設けなければならない。
ところで、前記のようにアバットメントの下部締結軸部の弾性締結脚に形成された締結突起のような締結手段は適切な締結力を確保するために最小限の大きさを確保しなければならなく、最小限の大きさが確保された締結手段が固定体(fixture)の軸孔内部に締結されるために挿入されるときにアバットメントの下部締結軸部の締結脚が反れるためには、締結脚の間に設けられた締結脚の反り許容空間Wは、締結突起のような締結手段が固定体(fixture)の軸孔内部に挿入されて締結されるように、充分に確保されなければならない。
しかし、このように前記アバットメント20の下部締結軸部の直径が小さくなった場合には、弾性締結脚の反りを収容しなければならない反り許容空間Wの幅が締結手段の幅の和2Tよりは大きくなければならない。よって、適切な締結力を確保するための締結手段の幅Tを持てば、締結脚22の間に必ず確保すべき最小限の反り許容空間Wの大きさも充分に確保しなければならないので、弾性締結脚22の厚さを所望の大きさに確保することができない問題点が発生する。
すなわち、切開溝26がなくては弾性締結脚22の反りができないため、切開溝26、つまり反り許容空間を一定の大きさに確保すれば、直径の小さい下部締結軸部においては相対的に弾性締結脚22の厚さを適切に確保することができない問題点が生じる。
このように、締結脚22が適切な厚さを確保しない場合は、図1に示したように、外部から横方向の外圧(P)がインプラントに加わる場合、アバットメント20から伸びた締結脚22の連結部品が構造的に脆弱になって亀裂kとなり、破損されるとか適切な維持力及び締結力を確保することができない状況がたびたび発生する。
このように、薄い歯槽骨に植え立てるための小径の固定体(fixture)に締結される限定された小径のアバットメントの下部締結軸部構造においては、従来の技術によっては、十分な大きさの締結手段を形成することができるように反り許容空間を確保し、側方向の外圧を充分に耐え、適切な締結力を有するほどに弾性締結脚22の厚さを充分に確保するように設計することができない問題点が発生した。
本発明の目的は前記のような従来の問題点を解消するためのもので、患者の歯茎骨(歯槽骨)の厚さが小さくて小径構造の固定体(fixture)のインプラントを施術しなければならない場合、小径の固定体を使っても従来の構造によって具現された製品よりアバットメントの下部締結軸部に形成される弾性締結脚の厚さを大きく確保するとか締結突起、締結溝または締結段部のような締結手段の大きさをより大きく形成することができるので、人工歯牙に加わる外圧に対してもアバットメントの下部締結軸部の弾性締結脚が堅固に支持されることができ、固定体上にアバットメントを強い弾性締結力で結合した状態で堅く維持することができ、よって大径の固定体を植え立てるために追加の骨移植術が不要であってインプラント施術が容易になり、施術後にはインプラント構造物の耐久性が大きく向上してインプラントの使用寿命を延ばすように改善された歯科用インプラントを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、上部に軸孔が形成され、内部にガイドホールが形成され、顎骨に植え立てられる固定体;及び前記固定体の軸孔に挿入されて前記固定体と弾性的に結合される下部締結軸と補綴物が装着される上部装着部からなるアバットメント;を含む歯科用インプラントであって、前記アバットメントの下部締結軸部に切開部によって複数の弾性脚が形成され、前記複数の弾性脚は、締結溝、締結突起または締結段部のような締結手段を備え、固定体の対応締結部に締結される弾性締結脚と前記締結手段を備えていない非締結支持脚との機能の相異なる二つの弾性脚を持つことを特徴とする。
好ましくは、前記アバットメントの下部締結軸部において、前記弾性締結脚と非締結支持脚はそれぞれ一つずつ形成されるとか複数ずつ形成されることができ、切開部を中心に隣り合って形成されることができ、前記非締結支持脚は前記弾性締結脚より短いとか、前記弾性締結脚と同一であるとか、あるいは前記弾性締結脚より長い長さに形成される。
より好ましくは、前記弾性締結脚に形成された締結突起または締結溝のような締結手段は、固定体の軸孔内側面の円周方向全域にわたって前記締結手段に対応して環形に形成された締結溝または締結突起のような対応締結部に結合されることにより、締結方向に関係なく装着可能である。
本発明の他の実施例によれば、上部に軸孔が形成され、内部にガイドホールが形成され、顎骨に植え立てられる固定体;及び前記固定体の軸孔に挿入されて前記固定体と弾性的に結合される下部締結軸と補綴物が装着される上部装着部からなるアバットメント;を含む歯科用インプラントであって、前記アバットメントは、固定体の軸孔内側面に形成された対応締結部に結合される締結突起または締結溝のような締結手段を備えた弾性締結脚がただ一つだけ形成され、固定体の上端部位と接触する地点Kと固定体のガイドホールを全く満たす弾性締結脚が始まる地点まで反り許容空間なしに支持部が形成され、前記締結脚が反れるようにする切断部が前記締結脚に隣り合って形成されたことを特徴とする。
好ましくは、固定体に挿入される前記アバットメントは、固定体と結合されたとき、固定体の上端面と会う地点から弾性締結脚が始まる地点までの距離(支持部)が弾性締結脚の長さより長いことを特徴とする。
本発明のさらに他の実施例によれば、上部に軸孔が形成され、内部にガイドホールが形成され、顎骨に植え立てられる固定体;及び前記固定体の軸孔に挿入されて前記固定体と弾性的に結合される下部締結軸と補綴物が装着される上部装着部からなるアバットメント;を含む歯科用インプラントであって、前記アバットメントは固定体の軸孔内側面に形成された対応締結部に結合する複数の締結脚を含み、前記締結脚が反れるようする切開部が前記複数の締結脚の間に形成され、前記それぞれの締結脚に形成された締結突起は互いに異なる大きさに形成されたことを特徴とする。
本発明のさらに他の実施例によれば、上部に軸孔が形成され、内部にガイドホールが形成され、顎骨に植え立てられる固定体;及び前記固定体の軸孔に挿入されて前記固定体と弾性的に結合される下部締結軸と補綴物が装着される上部装着部からなるアバットメント;を含む歯科用インプラントであって、前記アバットメントは、固定体の軸孔内側面に形成された対応締結部に結合する複数の締結脚を含み、前記締結脚が反れるようにする切開部が前記複数の締結脚の間に形成され、前記それぞれの締結脚に形成された締結溝や締結突起からなる締結手段が上下に垂直方向への位置が異なることを特徴とする。
本発明によれば、患者の歯槽骨の厚さが小さくて直径の小さな構造の固定体とアバットメントのインプラントを施術しなければならない場合、従来の構造に比べて小径の固定体に挿入されるアバットメントに形成される締結脚の厚さを大きく確保するとか締結手段の大きさを増加させることができる構造である。
したがって、アバットメントの弾性締結脚の剛性を大きく確保することができるので、小径の歯科用インプラントに加わる外圧に対しても堅固に支持されることができ、さらに固定体上にアバットメントを強い弾性締結力で結合させることができ、小径のインプラントでも充分に構造的安全性を確保することができるので、薄い歯槽骨に無理に大径の固定体(fixture)を植え立てるために、複雑で、失敗率が高くて追加の費用が発生する歯槽骨移植術を施術しなくてもインプラントを植え立てることができ、インプラント施術が容易であり、施術後にはインプラント構造物の耐久性が大きく向上してインプラントの使用寿命を延ばすことができ、従来技術によっては植え立てることができなかった小さい歯槽骨部位にも易しく植え立てることができるインプラントを製造することができる効果を有する。
従来の技術による歯科用インプラントに必要な反り許容空間Wと締結脚の外力による脆弱な構造的な問題点を示して説明した側断面図である。 本発明によって、アバットメントの下部締結軸部に締結手段を持つ単一弾性締結脚とその対向側の単一弾性締結脚が固定体と結合するときに反れるように許される反り許容空間Wが確保された切断部を持つ歯科用インプラントを示す分解斜視図である。 (a)は、本発明による歯科用インプラントにおいて、一つの弾性締結脚の締結突起が固定体の軸孔の内側面に円周方向にかけて形成された対応締結溝に結合されることによって装着可能な構造を示す側断面図である。(b)は、本発明による歯科用インプラントにおいて、一つの弾性締結脚の締結溝が固定体の軸孔内部で円周方向にわたって形成された対応締結突起に結合されることにより、締結方向に関係なく装着可能な構造を示す側断面図である。 (a)は、本発明による歯科用インプラントにおいて、弾性締結脚の反対側に非締結支持脚を備え、弾性締結脚より短い長さに形成された構造を示す斜視図である。(b)は、(a)に示した歯科用インプラントを示す側断面図で、(a)に示した歯科用インプラントにおいて非締結支持脚の厚さ差を区分して示す側断面図である。 (a)は、本発明による歯科用インプラントにおいて、弾性締結脚の反対側に非締結支持脚を備え、締結脚と同一の長さに形成された構造を示す斜視図である。(b)は、(a)に示した歯科用インプラントを示す側断面図である。 (a)は、本発明による歯科用インプラントにおいて、複数の締結脚に設けられたそれぞれの締結突起が相異なる大きさに形成された構造を示す側断面図である。(b)は、本発明による歯科用インプラントにおいて、複数の締結脚に設けられたそれぞれの締結突起が相異なる大きさ及び高さに形成された構造を示す側断面図である。 本発明による歯科用インプラントにおいて、弾性締結脚の締結突起が固定体の締結溝に結合される構造を示す参照図である。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいてより詳細に説明する。
本発明による歯科用インプラント100は、図2に示したように、上部に軸孔112が形成され、内部にガイドホールが形成され、歯槽骨に植え立てられる固定体110、及び前記固定体110の軸孔112に挿入され、前記固定体110と弾性的に結合される下部締結軸122と補綴物(図示せず)が装着される上部装着部124からなるアバットメント120を含む。このような基本的な構造は従来の構造と同様である。
しかし、本発明は従来構造とは違い、前記アバットメント120は、固定体110の軸孔112の内部に結合する締結突起132または締結溝134を備えた弾性締結脚130が下部締結軸122にただ一つのみ形成され、前記締結脚130が反れるようにする切断部140または切断空間が前記締結脚130に隣接して形成された構造である。
このような本発明は、下部締結軸122の円周方向一部区間に部分的にただ一つだけの弾性締結脚130を備えるため、複数ないし多数の締結脚22が円周方向全域にわたって形成された従来の構造とは違うものである。
したがって、図1に示したような従来の構造において削除された一部の締結脚22、及びその締結脚22に形成された締結突起24などが占めた空間を確保して十分な反り許容空間を確保することで、本発明の締結脚130の厚さと締結手段の大きさをさらに拡大させることができるので、締結脚130の剛性を大幅に確保することができる。
このような本発明の締結脚130構造においては、図3aに示したように、例えば一つの締結脚130からなることができ、このような締結脚130に形成された締結突起132が固定体110の軸孔112の内側面に円周方向にかけて形成された締結溝144に結合されることで、締結方向に関係なく装着可能であるのはいうまでもない。
また、このような構造においては必須に前記下部締結軸122の締結脚130の上部側に支持部102が固定体110の軸孔112の内部に同軸上に挿入できるので、固定体110との結合が一層安定的になされ、外力に対して安定的に支持できる。
このような本発明の構造は、図3bに示したように、前記締結脚130の締結突起132の代わりに締結溝134が締結脚130に形成され、固定体110の軸孔112の内側面一部区間に円周方向にわたって締結突起142が形成されることにより、締結溝134と締結突起142が相互間の締結方向に関係なく装着可能に形成できる。
そして、固定体に全く締結されたとき、固定体の上端部位と接触する地点kから弾性締結脚が始まる地点までの支持部102の長さが弾性締結脚の長さより長い場合、アバットメントを固定体の軸孔の内部にもっと安定的で容易に挿入させることができる。
そして、本発明において、図4a及び図4bの左側に示したように、前記アバットメント120は、前記切開部140を中心に前記弾性締結脚130とその反対側の非締結支持脚150とを備えた構造になることができる。このような構造において、前記切開部140はその幅が従来の反り許容空間の幅より著しく小さなものであり、前記支持脚150は前記締結脚130より短い長さに形成されるものである。
このような本発明の構造においては、非締結支持脚150の外面に何らの締結手段132も形成されていないので、従来の構造において複数の弾性脚の間にもっと多く必要であった反り許容空間が減ることにより、前記弾性締結脚130の厚さをさらに大きく拡大させるとか締結手段の大きさを増やすことができ、弾性締結脚130の剛性及び締結力を大きく確保することができる。
他の方法で、前記非締結支持脚150はその厚さtが、図4bの右側に断面で示したように、弾性締結脚130の厚さTより薄い構造に形成されたものであることができる。そして、このような非締結支持脚150は前記締結脚130より短い長さに形成されたものである。
このような本発明の構造においては、非締結支持脚150に何らの締結突起132も形成されていないので、薄くなった弾性非締結支持脚150の厚さ、そして従来の構造において複数の弾性締結脚の間にもっと多く必要であった反り許容空間が減ることにより、弾性締結脚130の厚さTをさらに大きく拡大させるとか締結手段の大きさを増やすことができ、締結脚130の剛性及び締結力を一層大きく確保することができる。
また、本発明は、前記非締結支持脚150が、図5a及び図5bに示したように、前記弾性締結脚130と同じ長さに形成できる。
このような構造においても、本発明は、従来の構造においてもっと多く必要であった反り許容空間が減ることによって、締結脚130の厚さをさらに大きく拡大させることができ、締結脚130の剛性を大きく確保することができる。
このように、弾性締結脚130と弾性非締結支持脚150が形成されれば、アバットメント120の下部締結軸122が固定体110の軸孔112の内部にもっと安定した状態で挿入できるので、外力に対して一層安定的に抵抗することができる。
一方、本発明は前記とは異なる変形構造によって締結脚130の厚さを確保することができる。例えば、図6aに示したように、前記アバットメント120は、固定体110の軸孔112の内部で結合する複数の締結脚130a、130bと、前記締結脚130a、130bが反れるようにする切開部140が前記複数の締結脚130a、130bの間に形成され、前記それぞれの締結脚130a、130bに形成された締結突起132a、132bは互いに異なる大きさd1、d2に形成されたものである。
このような構造においては、締結脚130a、130bに形成された締結突起132a、132bのいずれか一方は従来のものより小さく形成することができ、その減少した締結突起の大きさの分だけ反り許容空間Wの大きさを減らすことができ、その減った大きさの分だけ、弾性締結脚の厚さを大きく拡大させることができる、したがって、このような構造においても締結脚130a、130bの剛性を増大させることができる。
また、前記複数の締結脚130a、130bは、図6bに示したように、互いに異なる長さに形成され、それぞれの締結突起132a、132bは上下に高さ差hを有する構造であることができる。このような構造も反り許容空間を減らすことができ、その減ったサイズの分だけ弾性締結脚の厚さを増大するとか締結手段の大きさを増大することができる。そして、このような構造においても、締結脚130a、130bに形成された締結突起132a、132bのいずれか一方は従来のものより小さく形成でき、その減少した厚さの分だけ締結脚130a、130bの厚さを大きく拡大させることができる。
一方、図7は本発明による歯科用インプラントにおいて、弾性締結脚の締結突起が固定体の締結溝に結合される構造を示す参照図である。
図7を参照すれば、アバットメント120の下部締結軸部122が固定体110の軸孔に結合されるに当たり、前記下部締結軸部122の弾性締結脚130に形成された締結突起132が固定体の軸孔内面に形成された締結溝144と噛み合って締結されるためには、下部締結軸部の外径より大きな外径を持って外側に突出するように形成されなければならない。したがって、アバットメントの下部締結軸部の締結突起132の部位が固定体の軸孔内部に挿入されるとき、弾性締結脚130に形成された締結突起132は内側方向に反りながら押し込まれ、前記締結突起132が噛み合う固定体の対応締結部、つまり締結溝144に到逹すれば、弾性締結脚そのものの弾性によって締結突起132が固定体の締結溝144と噛み合って堅固に締結される。
以上、本発明を図面を参照して特定の実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような特定の構造に限定されるものではない。当該分野で通常の知識を持った者であれば、以下の特許請求範囲に記載された本発明の技術思想及び権利範囲を逸脱しない範疇内で本発明を多様に修正または変更させることができるであろう。例えば、前記締結脚130は一つからなることができるのはもちろんのこと、上下方向に切開されて多数に分割されて構成されることも可能であろう。しかし、前記締結脚130が下部締結軸122の円周方向全域にわたって形成されないで一部にわたって形成されるとか、あるいは締結脚130の締結突起132または締結溝134が下部締結軸122の円周方向全域にわたって形成されないで円周方向への一部区間にわたって形成されるような修正または変形構造は全て本発明の権利範囲内に属するものであることを予め明かしておこうとする。一方、図示しなかったが、本発明は、アバットメントの下部締結軸部の特定部位に、アバットメントの回転防止のために多角形の形状をさらに備え、その多角形の形状と対応する形状を持つことで、前記アバットメントの下部締結軸部を収容するように固定体の軸孔内面を形成することもできるのはいうまでもない。また、図示しなかったが、本発明の弾性締結脚及び/または非締結支持脚はパイプ(管)形の脚を垂直方向に切断して形成することができるのはもちろんのこと、弾性締結脚及び非締結支持脚を成す脚の形状及び模様に制限されない。その結果、それぞれの機能、つまり弾性締結脚はアバットメントを固定体と弾性的に結合させる機能を、非締結支持脚は締結手段を備えないながらアバットメントを支持する機能をするものであれば、いずれも本発明の権利範囲の均等範囲内にあるものに解釈されるべきであろう。

Claims (3)

  1. 上部に軸孔が形成され、内部にガイドホールが形成され、顎骨に植え立てられる固定体;及び前記固定体の軸孔に挿入されて前記固定体と弾性的に結合される下部締結軸と補綴物が装着される上部装着部からなるアバットメント;を含む歯科用インプラントであって、
    前記アバットメントの下部締結軸部に切開部によって複数の弾性脚が形成され、前記複数の弾性脚は、締結溝、締結突起または締結段部のような締結手段を備え、固定体の対応締結部に締結される弾性締結脚と前記締結手段を備えていない非締結支持脚との機能の相異なる二つの弾性脚を持ち、
    前記非締結支持脚は前記弾性締結脚より短い長さに形成されていることを特徴とする、歯科用インプラント。
  2. 前記非締結支持脚は前記弾性締結脚より薄い厚さに形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用インプラント。
  3. 前記弾性締結脚に形成された締結突起または締結溝のような締結手段は固定体の軸孔内側面の円周方向全域にわたって対応して形成された締結溝または締結突起のような対応締結部に結合されることにより、締結方向に関係なく装着可能であることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用インプラント。
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