JP6289317B2 - モデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置 - Google Patents

モデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置 Download PDF

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Description

本発明は、三次元測定装置の位置を変化させながら対象エリア内の構造物を測定して、対象エリアの三次元モデルを作成するためのモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置に関する。
三次元モデルは、実空間における構造物の位置、寸法、及び形状などをコンピュータ上のデータとして表したものである。三次元モデルは、位置、寸法、及び形状データに加えて色情報、構造物の材質情報などを付加することもできる。写真データは撮影物の奥行情報が失われてしまうが、三次元モデルは位置、寸法、及び形状が保持されているので対象物の状態を正確に保存できることが利点である。また、対象物を視点の位置や角度を変えて表示させることができるので、対象物の形状が把握しやすい利点もある。そのため、三次元モデルは多方面で利用されており、例えば、建物、街並み、遺跡、及び地形の保存資料や形状の把握に用いられている。もしくは、構造物に材質などの物理特性を追加して計算条件として使用できるように編集を行って、電波伝搬シミュレーションなどの物理シミュレーションの入力モデルに利用される。
三次元モデルは前述の通り多方面で有効に利用されているが、手作業による作成には非常にコストがかかる。第一に、三次元モデルを作成するためには構造物の位置、寸法、及び形状などを測定する必要があり、メジャーやレーザ測距計を用いた測定を行うためには人手による作業が多く必要となるからである。第二に、測定した寸法を一つ一つ手作業でCADソフトなどのモデル作成ソフトに入力する必要があり、これにも多くの作業が必要である。また、手作業で測定や入力作業を行う場合は、著しく手間がかかるので構造物の細かな形状を再現することは非常に困難である。
一方、三次元測定器を用いれば大量の測定点を素早く測定できるので、実空間をよく反映したモデルを短時間で作成することができる。構造物表面の三次元座標の集まりからなるデータは点群データと呼ばれ、三次元測定器は点群データを出力することができる。
レーザスキャナは、三次元測定器の一種で、出射したレーザが対象物で散乱して戻ってくるまでの時間から距離を測定している。レーザの方位角や仰角を変化させながら走査することで面的な測定が可能な製品が多い。測定距離が数百メートルに及ぶものもあり、遠距離まで測定できるので大規模な空間の三次元測定に使用されることが多い。
同じく三次元測定器の一種である深度センサは、測定レンジがレーザスキャナより短いものが多いが小型軽量で持ち運びがしやすく、位置や姿勢を自由に変化させられることが特徴であり、屋内の三次元測定での利用が多い。
どちらの方式であっても、三次元測定器は設置点から見通しできる領域しか測定ができない。すなわち、三次元モデル化の対象物(地形、建物、什器など)の陰にあたる部分は測定できず、測定漏れが生じる。測定漏れを防止するためには、設置位置や角度を変更しながら何回も測定を行う必要がある。
また、測定器の測定レンジに含まれる構造物しか測定されないので、測定レンジ外の構造物をモデル化するために、設置位置や角度を変更しながら何回も測定を行う必要がある。
上記の理由から、モデル化エリア全体をくまなくモデル化するためには複数回の測定が必要であり、これにより点群データが測定回数分得られる。しかしながら、それぞれの点群データは、測定位置を基準とした相対座標で表されているので、点群データの絶対座標を求めるためには、さらに測定器の絶対座標を知る必要がある。
測定器の絶対座標はメジャーを使って測定したり、エンコーダ付きの台車に載せておくなどの方法がある。しかしながら、これらの方法は、絶対座標の測定精度が悪いなどの問題がある。また、測定器に加えて別途測定手段が必要なためコストがかかってしまう。
測定器の絶対座標を算出する方法に、測定エリアにマーカを設置しておきマーカの位置が重なるように測定器の位置や姿勢を求める方法がある。この方法によれば、追加の測定手段を用いずに測定器の絶対座標を知ることができるが、測定エリアのいたるところに多数のマーカを設置する必要があり手間がかかってしまう。
測定器の絶対座標を算出する方法に、点群データに共通して含まれる構造物を検出して、これらが一致するように測定器の位置と姿勢を求める方法がある。この方法であれば三次元測定器だけを用いて絶対座標を算出でき、また、マーカ設置作業をする必要がないため簡便に測定を済ませられる。構造物検出による絶対座標算出の方法と課題について、以下に述べる。
N回の測定を行い、1〜Nまで計N個の点群データが得られたとする。i番目の点群データとi+1番目の点群データは共通の構造物を含んでいるとする。i番目とi+1番目の点群データに含まれる共通の構造物が一致するようにして、i番目の測定位置と姿勢を基準としたi+1番目の測定位置と姿勢を求める(これを相対変換と称す)。その逆にi+1番目の測定位置と姿勢を基準としたi番目の相対変換などを求めることができる。
これを繰り返し行えば、i+1とi+2間の相対変換やi+2とi+3間の相対変換などを順次求めることができる。
次に基準測定器Mの位置と姿勢を絶対座標系の原点位置と軸方向とする。ここでは、便宜上基準測定器をM=1とする。M+1,M+2,M+3の測定器の絶対座標は、相対変換を繰り返し使用することで求めることができる。
しかしながら、構造物を精度よく検出することは難しいため、相対変換は誤差を含む。絶対座標は相対変換を繰り返し使用して求めるため誤差が累積してしまう。
基準測定位置の近くで測定した点群データであれば、相対変換を数回適用すれば絶対座標が求まるため、絶対座標の誤差は少ない。しかしながら、測定エリア全体をくまなく測定する場合は、多数の点群データを測定するので、多くの相対変換を使用して絶対座標を求めなくてはならない。従って、座標誤差は無視できない大きさとなる。
図10は、従来の三次元モデル作成方法における絶対座標算出を実施するための測定手順を示している。ここでは、屋内におけるモデル化データ算出を例にして説明するが、この手順は屋外においてレーザスキャナを用いて行う場合にももちろん適用できる。
三次元測定器300は、モデル化対象エリアに存在する構造物群100の位置、寸法、三次元形状を測定する。モデル化対象エリアに存在する構造物群100は、壁、床、天井、窓及び什器(机、いす、パーティション)を含んでいる。三次元測定器300の測定データは、三次元測定器300を基準とした相対座標で表された点群データ300aである。三次元モデル作成装置400には点群データ300aが入力され、モデルデータが作成される。
測定者は、測定開始位置201から測定終了位置206まで測定経路202に沿って三次元測定器300を複数箇所に配置し測定作業を行う。最初の測定は、測定開始位置201に三次元測定器300を設置した状態で行い、最後の測定は、測定終了位置206に三次元測定器300を設置した状態で行うとする。三次元測定器300は、約30msで1回の測定が可能なものもあるので、人が歩く速さ程度ならば測定ごとに停止する必要はなく、移動しながらの測定が可能である。
図10では、i番目の測定の測定領域203、i+1番目の測定の測定領域204が示されている。i番目の測定の測定領域203と、i+1番目の測定の測定領域204の共通領域205に含まれる構造物は、両者で測定した点群データ300aに共通して含まれているので相対変換を求めるときに利用することができる。
測定経路500は、上記の絶対座標算出方法によって、測定開始位置201を基準測定位置として絶対座標を求め、各測定位置を線分で結んだものである。上記の通り、基準測定位置(測定開始位置201)の近くでは、実際の測定経路202における絶対座標との誤差は小さく、離れるにつれ大きくなってしまう。
例えば、特許文献1に示された三次元データ取得装置では、自由に位置や姿勢を変化させて連続的に撮像可能なカメラを用いて三次元モデルを作成する方法が示されている。この方法を用いれば構造物の陰にあたる領域についてもカメラを動かすことで容易に測定ができる。
特開2004−37396号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された三次元データの取得方法であっても、点群データに共通して含まれる構造物を検出して、これらが一致するように測定器の位置と姿勢を求める方法であるため、基準測定位置から離れるにつれて絶対座標誤差が累積してしまう。
そのため、多数の点群データの絶対座標を求めなくてはならない大規模な空間では、座標誤差が無視できないほど大きくなり実用上問題がある。例えば、図11(a)は、従来法によって12m×40mの屋内空間の三次元モデルを作成した結果を示している。全体的にゆがんでおり、部屋の概形が崩れてしまっている。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、精度の高いモデル化データを算出することのできるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置を得ることを目的とする。
この発明に係るモデル化データ算出方法は、実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを取得する点群データ取得ステップと、各測定位置で共通して測定されているモデル化対象物の一致する点群データの座標を用いて、隣接する測定位置間の相対変換を求める相対変換算出ステップと、測定経路上の接続箇所の相対変換から各測定位置の絶対座標を求め、絶対座標から測定位置間の変換補正量を算出する変換補正量算出ステップと、変換補正量を用いて点群データの絶対座標を求める点群データ絶対座標算出ステップとを備えたものである。
この発明のモデル化データ算出方法は、実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを用い、その接続箇所の相対変換に基づいて変換補正量を算出して点群データの絶対座標を補正するようにしたので、精度の高いモデル化データを得ることができる。
この発明の実施の形態1によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置を用いた三次元モデル作成のための測定方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるモデル化データ算出装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるモデル化データ算出方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置における変換補正量算出の説明図である。 この発明の実施の形態1による変換補正量算出ステップを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置を用いた三次元モデル作成のための測定方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態4によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置を用いた三次元モデル作成のための測定方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態4によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置における閉経路の算出を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるグラフの一例を示す説明図である。 従来の三次元モデル作成のための測定方法を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置を用いた三次元モデルを従来と比較して示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるモデル化データ算出方法及びモデル化データ算出装置を用いた三次元モデル作成のための測定方法を示す説明図である。なお、以降の実施の形態では、屋内における三次元モデル作成を例にして説明するが、屋外においてレーザスキャナを用いて実施する場合にも同様に適用可能である。
三次元測定器300は、構造物群100の位置、寸法、三次元形状を測定する装置である。構造物群100は、モデル化対象エリアに存在する壁、床、天井、窓及び什器(机、いす、パーティション)などのモデル化対象物群である。三次元測定器300の測定データは、測定器300を基準とした相対座標で表された点群データ300aである。三次元モデル作成装置400は、三次元測定器300から出力される点群データ300aが入力され、三次元モデルを作成する手段を具備している。
測定開始位置201は、測定者が最初の測定を行うときに三次元測定器300を設置する位置である。測定終了位置206aは、測定者が最後の測定を行うときに三次元測定器300を設置する位置である。測定経路202aは、測定を行うときに三次元測定器300を動かした軌跡である。すなわち、測定経路202aは実際の測定経路である。最初の測定範囲207は、三次元測定器300を測定開始位置201に設置したときの測定範囲、最後の測定範囲208は三次元測定器300を測定終了位置206aに設置したときの測定範囲である。共通領域205aは、最初の測定範囲207と、最後の測定範囲208の共通部分である。接続部分209は、点群データが前後の測定位置以外に共通領域205aを持っている、すなわち、測定経路が閉経路になっていることを示すものである。
本発明は、実空間において測定経路が少なくとも1か所で接続するような測定経路を用いる測定方法を特徴としているが、実施の形態1による測定方法では、最初の測定範囲207と最後の測定範囲208が共通領域205aを持つように測定されているので、始点と終点が1か所のみで接続されている測定経路となる。
図2は、実施の形態1の三次元モデル作成装置400におけるモデル化データ算出装置を示す構成図である。図示のように、モデル化データ算出装置は、点群データ取得部401、相対変換算出部402、有効対応関係数算出部403、変換誤差算出部404、変換補正量算出部405、点群データ絶対座標算出部406を備えている。点群データ取得部401は、実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを取得する処理部である。相対変換算出部402は、各測定位置で共通して測定されているモデル化対象物の一致する点群データの座標を用いて、隣接する測定位置間の相対変換を求める処理部である。有効対応関係数算出部403は、相対変換算出部402から出力された相対変換に基づいて有効な対応関係の数を求める処理部である。変換誤差算出部404は、有効対応関係数算出部403で求めた有効対応関係数に基づいて変換誤差を求める処理部である。変換補正量算出部405は、経路情報407を入力し、測定経路上の接続箇所の相対変換から各測定位置の絶対座標を求め、この絶対座標から測定位置間の変換補正量を算出する処理部である。点群データ絶対座標算出部406は、変換補正量算出部405で求められた変換補正量を用いて点群データ300aの補正を行う処理部である。
次に、このように構成されたモデル化データ算出装置を用いたモデル化データ算出方法について図3のフローチャートに沿って説明する。
まず、三次元測定器300によって図1に示すような測定経路に沿った点群データ300aが取得され、これが三次元モデル作成装置400に与えられたとする。三次元モデル作成装置400では、点群データ取得部401がこれを取得し、相対変換算出部402が、点群データ300aに基づいて、共通する構造物が一致するように相対変換を求め、相対変換402aを出力する(ステップST101)。ここでは、共通する構造物を検出するために点群データの特徴点を計算している。特徴点は、頂点や色の濃淡などの特徴を有する点であり、例えば、DG Lowe,“Object recognition from local scale−invariant features”に示される方法によって求めることができる。特徴点を用いれば、例えば机の角を計算して、点群データに机が含まれていることを認識でき、双方に含まれる机の位置が一致するように相対変換を求める。
次に、有効対応関係数算出部403では、相対変換402aが入力され、有効な対応関係の数が求められ、有効対応関係数403aが出力される。有効対応関係数403aは、双方に共通する構造物の対応関係の数である。双方のデータに共通する構造物が少ないときには、相対変換の誤差は大きくなる可能性が高い。なぜなら、構造物の認識には誤検出が含まれるので、例えばいすが机と認識されてしまうということが生じている。誤検出の割合が少なければ、RANSAC(RANdom SAmple Consensus)法を用いれば誤検出した構造物を取り除くことができる。構造物の数が多ければ、誤検出の割合は統計的に一定の値に収束してゆくため、RACSAC法によりほぼ確実に誤検出を取り除くことができる。しかしながら、構造物の数が少なければ、誤検出の割合が多くなってしまうこともあり、RANSAC法によって誤検出を取り除くことが難しいので、例えばいすと机が一致するように相対変換を求めてしまい、相対変換の誤差が大きくなる。
次に、変換誤差算出部404では、有効対応関係数403aが入力され、変換誤差404aを求める。例えば、変換誤差は有効対応関係数403aに反比例しているとすればよい。
また、以上のステップST101〜ステップST103と並行して測定者は経路情報407を入力する(ステップST104)。この経路情報407は、接続部分209を有していること、すなわち、測定経路が1番目の測定位置とN番目の測定位置とで閉経路になっていることを示す情報である。
Figure 0006289317

Figure 0006289317

Figure 0006289317
なお、このステップST105の変換補正量算出ステップは、図4及び図5を用いて後述する。
次に、点群データ絶対座標算出部406では、変換補正量算出部405から出力された変換補正量405aを用いて点群データ300aの絶対座標を求め、点群データ絶対座標406aを出力する(ステップST106)。
Figure 0006289317

Figure 0006289317

Figure 0006289317
図4は、実施の形態1による三次元モデル作成のための点群データの補正量算出の方法を示している。図中、測定開始位置201及び接続部分209は、図1と同様の位置及び部分を示している。また、210bは、測定開始位置201から相対変換402aを適用して求めた測定終了位置の初期絶対座標である。初期絶対座標210aは、補正を行わずに相対変換402aを繰り返し適用して求めた測定位置の位置と姿勢を示している。ここで、相対変換402aは、線分両端の初期絶対座標210aの相対的な姿勢と位置の変化を示している。500は、初期絶対座標210aをつないで作成した測定経路である。絶対座標補正量501は、それぞれの初期絶対座標210aを補正する変換量である。絶対座標全体補正量502は、測定終了位置における初期絶対座標210bを測定位置絶対座標206bに補正する変換量である。測定位置絶対座標210cは、初期絶対座標210aを絶対座標補正量501を用いて補正した座標である。202bは、測定位置絶対座標210cをつないで作成した測定経路である。変換補正量405aは、測定位置絶対座標210cから算出した補正量である。
次に、図4と図5のフローチャートを用いて、変換補正量503を求める手順を説明する。初めに、相対変換402aを繰り返し使用して初期絶対座標210aを求める(初期絶対座標算出ステップ:ステップST105a)。初期絶対座標は、何の補正も行っていないので、測定開始位置201から離れるにつれて座標誤差が大きくなっている。この様子が初期絶対座標210aをつないで作成した測定経路500に示されている。
次に、初期絶対座標210aを補正するために、絶対座標全体補正量502を求める(全体補正量算出ステップ:ステップST105b)。これは以下の式に示される。
Figure 0006289317
ただし、δを絶対座標全体補正量502としている。すなわち、測定開始位置201の点群データと測定終了位置206a(図1参照)の点群データに含まれる共通領域205aの構造物が一致することにより、最初の測定開始位置201と最後の測定終了位置206aとの相対変換が求められる。この相対変換と、相対変換402aを繰り返し使用して求めた最後の測定位置の初期絶対座標210bとから絶対座標全体補正量502を求めることができる。
これを元に、変換誤差404aの逆数で重みづけを行い、絶対座標補正量501を求める(絶対座標算出ステップ:ステップST105c)。さらに、初期絶対座標210aに絶対座標補正量501を適用して補正された測定位置絶対座標210cを求める。測定位置絶対座標210cを用いれば、測定位置間の相対的な姿勢や位置がわかるので、変換補正量405aを求めることができる(測定位置間補正量算出ステップ:ステップST105d)。
図11(b)に、得られた点群データに本実施の形態の補正を適用した結果を示している。補正適用後は正確な三次元モデルが作成されており、図11(a)に示す従来法によって12m×40mの屋内空間の三次元モデルを作成した結果に対して、精度の高い三次元モデルが得られている。
以上説明したように、実施の形態1のモデル化データ算出方法によれば、実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを取得する点群データ取得ステップと、各測定位置で共通して測定されているモデル化対象物の一致する点群データの座標を用いて、隣接する測定位置間の相対変換を求める相対変換算出ステップと、測定経路上の接続箇所の相対変換から各測定位置の絶対座標を求め、絶対座標から測定位置間の変換補正量を算出する変換補正量算出ステップと、変換補正量を用いて点群データの絶対座標を求める点群データ絶対座標算出ステップとを備えたので、精度の高いモデル化データを得ることができる。
また、実施の形態1のモデル化データ算出方法によれば、変換補正量算出ステップは、相対変換を繰り返し適用して測定位置の初期絶対座標を求める初期絶対座標算出ステップと、相対変換を繰り返し適用して求めた測定経路上の接続箇所の初期絶対座標を補正する全体補正量を求める全体補正量算出ステップと、全体補正量から各測定位置の絶対座標を補正する絶対座標補正量を算出する絶対座標補正量算出ステップと、絶対座標補正量によって補正された各測定位置の絶対座標から各測定位置間の相対的な姿勢と位置の変化を示す補正量として変換補正量を求める測定位置間補正量算出ステップとを備えたので、複雑な構成を必要とせずに精度の高い変換補正量を得ることができる。
また、実施の形態1のモデル化データ算出装置によれば、実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを取得する点群データ取得部と、各測定位置で共通して測定されているモデル化対象物の一致する点群データの座標を用いて、隣接する測定位置間の相対変換を求める相対変換算出部と、測定経路上の接続箇所の相対変換から各測定位置の絶対座標を求め、絶対座標から測定位置間の変換補正量を算出する変換補正量算出部と、変換補正量を用いて点群データの絶対座標を求める点群データ絶対座標算出部とを備えたので、精度の高いモデル化データを得ることができる。
また、実施の形態1のモデル化データ算出装置によれば、変換補正量算出部は、相対変換を繰り返し適用して測定位置の初期絶対座標を求めると共に、相対変換を繰り返し適用して求めた測定経路上の接続箇所の初期絶対座標を補正する全体補正量を求め、かつ、全体補正量から各測定位置の絶対座標を補正する絶対座標補正量を算出すると共に、絶対座標補正量によって補正された各測定位置の絶対座標から各測定位置間の相対的な姿勢と位置の変化を示す補正量として変換補正量を求めるようにしたので、複雑な構成を必要とせずに精度の高い変換補正量を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、測定開始地点と終了地点が接続する測定経路において精度よく三次元モデルを作成したが、実施の形態2では、測定終了地点を接続する箇所が経路の途中の点群データの場合について説明する。
図6は、実施の形態2によるモデル化データ算出のための測定方法を示す説明図である。構造物群100及び三次元測定器300について実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。三次元モデル作成装置400aについては基本的な構成は実施の形態1の三次元モデル作成装置400と同様であるが、i番目の測定位置210からの点群データを用いて実施の形態1で説明した処理を行う点が異なっている。
実施の形態2では、測定終了地点が測定経路202aの途中であり、i番目の測定位置210の測定領域203と、測定終了位置206aにおける測定領域が共通領域211を持っている。i番目の測定位置を測定開始位置201に置き換えて、モデル化データ算出方法をi番目以降の点群データに実施すれば、該当区間において補正を行うことができる。
このように、実施の形態2では、測定終了地点を接続する箇所が経路の途中であっても、実施の形態1と同様に、精度の高いモデル化データを得ることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3では、測定経路が交差するような測定を行い、交差部分でi番目の測定位置の測定領域と、j番目の測定位置の測定領域とが共通領域211を持つようにする。i番目の測定位置を測定開始位置201に、j番目の測定位置を測定終了位置206aに置き換えて実施の形態1のモデル化データ算出方法をi番目〜j番目の点群データに実施すれば、該当区間において補正を行うことができる。なお、共通領域211、測定開始位置201及び測定終了位置206aは図6中の構成要素に対応するものである。
実施の形態4.
実施の形態1では、部屋の外周に沿って一周するように測定を行うようにしたため、部屋の中心付近の構造物の測定が不十分な場合がある。また、実施の形態2、3においても、接続部分209が一か所であるため、自由な経路で測定を行うことができないという制約がある。そこで、実施の形態4では、部屋中央部の測定が可能で、部屋全体をくまなくモデル化することのできる方法について説明する。
図7は、実施の形態4によるモデル化データ算出のための測定方法を示している。
実施の形態4では、まず、実施の形態1と同様に部屋の外周に沿って測定する。ここまでの測定方法は、実施の形態1と同様であるのでその説明は省略する。次に、実施の形態4では、追加測定開始位置230から、追加測定終了位置231まで追加の測定を行う。測定位置を結ぶ線分213は、点群データが前後の測定位置以外に共通領域を持っていることを示す。接続部分209は、点群データが前後の測定位置以外に共通領域を持っていることを示すものである。
図8は、実施の形態4において、図3の変換補正量を求めるステップST105における閉経路の算出方法を示している。実施の形態4では、測定経路が網目状となるため、閉経路に沿って元の位置に戻る経路が複数存在している。そのため、閉経路にそって元の位置に戻る経路が1つである実施の形態1−3の方法が直接適用できない。そこで図8に示すように経路算出を行う。
初めに、経路情報407からグラフを作成する(グラフ作成ステップ:ステップST201)。グラフの頂点は各点群データを、グラフの辺が点群データが共通する構造物を測定していることを示しており、辺には変換誤差を登録する。図9にグラフの一例を示す。図9において、頂点の番号は点群データを識別するためのIDを示し、グラフの辺の数値は変換誤差(グラフ上の距離)を示している。以下、図9のグラフを用いて説明を行う。
次に、任意の頂点を基準点として選び、距離を0とし、これを頂点に登録する(ステップST202)。ここでは、基準点として頂点1を選択したとする。次に、距離が登録された頂点を検索し、距離が最小の頂点をvmin、最大の頂点をvmaxとする(ステップST203)。ここでは、頂点1以外に距離を登録していないとし、頂点1がvminかつvmaxであるとする。
次に、vminに隣接する頂点をすべて検索する(ステップST204)。図示例では頂点2と頂点4が隣接する頂点となる。また、頂点2の距離は1、頂点4の距離は3に仮決定する。
次に、検索頂点が距離登録頂点に含まれていないかを判断する(ステップST205)。距離登録頂点に検索頂点に含まれるとき、頂点の重複があるが、ここでは、すべて初めて検索した頂点であるとし、「重複無し」とし、ステップST207に移行する。
ステップST207では、計算した最短経路情報を頂点に登録し、また、すべての頂点を検索してvmin、vmaxを再評価し、更新する。図示例では頂点2,4の距離を1,3に確定する。
次に、ステップST205において頂点の重複がある場合について説明する。
例えば図示例で4度目の検索を行うとし、この状態で、vminが頂点3、vmaxが頂点5であるとする。これにより、ステップST204において、隣接する頂点5を検索する。ここで、頂点5は3度目で検索済みであるとし、既に距離が3+4=7として登録されているとする。従って、ステップST205では、頂点の重複ありとしてステップST206に移行する。
ステップST206では、前回検索した頂点5の距離7と、今回検索した頂点5の距離1+5+2=8を比較し、小さい方の7を保持し、交差フラグを立てる。次に、ステップST207ではvmin、vmaxを更新し、最短経路情報を登録する。検索済み頂点を検索された順に繋げたものが最短経路情報である。さらに、ステップST208において交差フラグが立った頂点5を含む閉経路を算出する。すなわち、頂点1−2−3−5−4−1を閉経路として算出する。このような処理をステップST209において隣接する頂点が無くなるまで行う。これにより、図示例では、頂点1−2−3−5−4−1の閉経路と、頂点1−2−6−7−9−8−5−4−1の閉経路を算出する。
なお、ステップST202〜ステップST209は、グラフの基準点となる頂点から2方向の隣接する頂点を、基準点からの辺の距離が小さい方の経路を辿っていき、2方向からの頂点が重複した場合にこの経路を基準点からの閉経路として算出し、この算出を全ての頂点に対して行うことでグラフ上の全ての閉経路を算出する経路算出ステップに相当する。
また、求めた複数の閉経路のそれぞれに対して変換補正量405aを求める方法及びステップST105以外の処理は図3に示した実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、実施の形態4のモデル化データ算出方法によれば、変換補正量算出ステップは、それぞれの測定位置で取得される点群データを頂点として各頂点を結ぶ辺に変換誤差を登録したグラフを作成するグラフ作成ステップと、グラフの基準点となる頂点から2方向の隣接する頂点を、基準点からの辺の距離が小さい方の経路を辿っていき、2方向からの頂点が重複した場合にこの経路を基準点からの閉経路として算出し、算出を全ての頂点に対して行うことでグラフ上の全ての閉経路を算出する経路算出ステップとを備え、算出した全ての閉経路に対して変換補正量を算出するようにしたので、測定経路がどのような経路であっても対応でき、さらに精度の高いモデル化データを得ることができる。
また、実施の形態4のモデル化データ算出装置によれば、変換補正量算出部は、それぞれの測定位置で取得される点群データを頂点として各頂点を結ぶ辺に変換誤差を登録したグラフを作成し、グラフの基準点となる頂点から2方向の隣接する頂点を、基準点からの辺の距離が小さい方の経路を辿っていき、2方向からの頂点が重複した場合にこの経路を基準点からの閉経路として算出し、算出を全ての頂点に対して行うことでグラフ上の全ての閉経路を算出し、算出した全ての閉経路に対して変換補正量を算出するようにしたので、測定経路がどのような経路であっても対応でき、さらに精度の高いモデル化データを得ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
100 構造物群、201 測定開始位置、202,202a 測定経路、203,204 測定領域、205,205a,211 共通領域、206,206a 測定終了位置、206b 測定位置絶対座標、207,208 測定範囲、209 接続部分、210 測定位置、210a,210b 初期絶対座標、210c 測定位置絶対座標、213 線分、300 三次元測定器、300a 点群データ、400,400a 三次元モデル作成装置、401 点群データ取得部、402 相対変換算出部、402a 相対変換、403 有効対応関係数算出部、403a 有効対応関係数、404 変換誤差算出部、404a変換誤差、405 変換補正量算出部、405a 変換補正量、406 点群データ絶対座標算出部、406a 点群データ絶対座標、407 経路情報、500 測定経路、501 絶対座標補正量、502 絶対座標全体補正量、503 変換補正量。

Claims (6)

  1. 実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを取得する点群データ取得ステップと、
    前記各測定位置で共通して測定されているモデル化対象物の一致する点群データの座標を用いて、前記隣接する測定位置間の相対変換を求める相対変換算出ステップと、
    前記測定経路上の接続箇所の相対変換から各測定位置の絶対座標を求め、当該絶対座標から前記測定位置間の変換補正量を算出する変換補正量算出ステップと、
    前記変換補正量を用いて前記点群データの絶対座標を求める点群データ絶対座標算出ステップとを備えたモデル化データ算出方法。
  2. 前記変換補正量算出ステップは、
    前記相対変換を繰り返し適用して前記測定位置の初期絶対座標を求める初期絶対座標算出ステップと、
    前記相対変換を繰り返し適用して求めた前記測定経路上の接続箇所の初期絶対座標を補正する全体補正量を求める全体補正量算出ステップと、
    前記全体補正量から前記各測定位置の絶対座標を補正する絶対座標補正量を算出する絶対座標補正量算出ステップと、
    前記絶対座標補正量によって補正された前記各測定位置の絶対座標から当該各測定位置間の相対的な姿勢と位置の変化を示す補正量として前記変換補正量を求める測定位置間補正量算出ステップとを備えたことを特徴とする請求項1記載のモデル化データ算出方法。
  3. 前記変換補正量算出ステップは、
    それぞれの測定位置で取得される点群データを頂点として各頂点を結ぶ辺に変換誤差を登録したグラフを作成するグラフ作成ステップと、
    前記グラフの基準点となる頂点から2方向の隣接する頂点を、前記基準点からの辺の距離が小さい方の経路を辿っていき、当該2方向からの頂点が重複した場合にこの経路を前記基準点からの閉経路として算出し、当該算出を全ての頂点に対して行うことで前記グラフ上の全ての閉経路を算出する経路算出ステップとを備え、
    前記算出した全ての閉経路に対して前記変換補正量を算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載のモデル化データ算出方法。
  4. 実空間において少なくとも1か所で接続する測定経路上の複数の測定位置でモデル化対象物の座標を示す点群データを取得する点群データ取得部と、
    前記各測定位置で共通して測定されているモデル化対象物の一致する点群データの座標を用いて、前記隣接する測定位置間の相対変換を求める相対変換算出部と、
    前記測定経路上の接続箇所の相対変換から各測定位置の絶対座標を求め、当該絶対座標から前記測定位置間の変換補正量を算出する変換補正量算出部と、
    前記変換補正量を用いて前記点群データの絶対座標を求める点群データ絶対座標算出部とを備えたモデル化データ算出装置。
  5. 前記変換補正量算出部は、
    前記相対変換を繰り返し適用して前記測定位置の初期絶対座標を求めると共に、
    前記相対変換を繰り返し適用して求めた前記測定経路上の接続箇所の初期絶対座標を補正する全体補正量を求め、
    かつ、
    前記全体補正量から前記各測定位置の絶対座標を補正する絶対座標補正量を算出すると共に、
    前記絶対座標補正量によって補正された前記各測定位置の絶対座標から当該各測定位置間の相対的な姿勢と位置の変化を示す補正量として前記変換補正量を求めることを特徴とする請求項4記載のモデル化データ算出装置。
  6. 前記変換補正量算出部は、
    それぞれの測定位置で取得される点群データを頂点として各頂点を結ぶ辺に変換誤差を登録したグラフを作成し、
    前記グラフの基準点となる頂点から2方向の隣接する頂点を、前記基準点からの辺の距離が小さい方の経路を辿っていき、当該2方向からの頂点が重複した場合にこの経路を前記基準点からの閉経路として算出し、当該算出を全ての頂点に対して行うことで前記グラフ上の全ての閉経路を算出し、
    当該算出した全ての閉経路に対して前記変換補正量を算出することを特徴とする請求項4または請求項5記載のモデル化データ算出装置。
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