JP6287654B2 - 紫外線遮蔽性粉末の製造方法 - Google Patents
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Description
(2)狭い隙間にも成膜できる(トレンチコート)。
(3)ピンホールフリーである。
酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO 2 (3.6eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子と、二酸化チタンTiO 2 (3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO 2 (3.1eV)から選択されかつ上記微粒子を覆う被覆層と、二酸化ケイ素SiO 2 、酸化アルミニウムAl 2 O 3 から選択されかつ上記被覆層を覆う被覆処理層とで構成される紫外線遮蔽性粉末の製造方法において、
酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO2(3.6eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子表面に原子層堆積法(ALD法)を用いて二酸化チタンTiO2(3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選択された1層以上の原子層で構成される被覆層を成膜する工程と、
上記被覆層表面に原子層堆積法(ALD法)を用いて二酸化ケイ素SiO2、酸化アルミニウムAl2O3から選択された1層以上の原子層で構成される被覆処理層を成膜する工程、
を具備することを特徴とするものである。
二酸化チタンTiO2(3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子と、二酸化ケイ素SiO2、酸化アルミニウムAl2O3から選択されかつ上記微粒子を覆う被覆処理層とで構成され、上記被覆処理層が原子層堆積法(ALD法)により成膜された1層以上の原子層で構成されていることを特徴とし、
また、実施の形態に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)は、
酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO2(3.6eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子と、二酸化チタンTiO2(3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選択されかつ上記微粒子を覆う被覆層と、二酸化ケイ素SiO2、酸化アルミニウムAl2O3から選択されかつ上記被覆層を覆う被覆処理層とで構成され、上記被覆層と被覆処理層が原子層堆積法(ALD法)により成膜された1層以上の原子層でそれぞれ構成されていることを特徴とする。
参考例に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)の微粒子基材は、二酸化チタンTiO2(3.2eV:バンドギャップの数値を示す。以下同様)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子で構成され、また、実施の形態に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)の微粒子基材は、酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO2(3.6eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子で構成されている。上記微粒子基材の粒径が波長の1/2程度であるとMie散乱領域となり不透明感を有し、また、微粒子基材の粒径が波長の1/2より遙かに小さいとRayleigh散乱領域となり透明感を有する。上記微粒子基材の粒径については、本発明に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)の用途に応じて適宜選択すればよいが、一般的には透明感を有し、効果的に紫外線を遮蔽(カット)できる100nm以下が好ましい。
原子層堆積(Atomic Layer Deposition:ALD)法は、分子層(原子層)を構成する元素が含まれる原料ガスを真空装置内に交互に導入し、真空装置内に配置された被成膜体の最表面に吸着された分子と、次に導入される原料ガスとの反応により単原子(単分子)層ずつ堆積させる方法で、層の膜厚を原子層レベルで制御できる方法である。
B.被成膜体の最表面に第1反応ガスが化学吸着
C.被成膜体の最表面が第1反応ガスで飽和
D.真空装置から過剰な第1反応ガスおよび副生成物を排気
E.真空装置に第2反応ガス(反応ガス2)を導入
F.被成膜体の最表面に吸着していた第1反応ガスと第2反応ガスが反応
G.被成膜体の最表面が第2反応ガスで飽和
I.真空装置から過剰な第2反応ガスおよび副生成物を排気
2H2O+:O−Al(CH3)2 → :Al−O−Al(OH)2+2CH4
(ii)過剰水分子をパージ排気する。
(iii)酸化アルミニウムAl2O3膜の第2反応ガス(反応ガス2)であるTMA[Trimethyl Aluminum:Al(CH3)3]ガスを導入する。TMA分子がOH基と反応してCH4ガスが発生する。
(1層目の反応)
Al(CH3)3+:O−H → :O−Al(CH3)2+CH4
(1層目以降の反応)
Al(CH3)3+:Al−O−H → :Al−O−Al(CH3)2+CH4
(iv)過剰なTMAガスとCH4ガスをパージ排気する。
原子層堆積法の装置は真空成膜装置としては比較的簡単な構造であり、多くの装置メーカから市販されているが、基本的には、真空チャンバーに反応ガス導入機構が付属した装置である。
光の波長λ(nm)と光子エネルギーhν(eV)の間には、
hν=hc/λ=1239.8/λ……(式1)
の関係が成り立つことが知られている。
「Me」: Methyl
「Et」: Ethyl
「OMe」: Methoxy
「OEt」: Ethoxy
「acac」: Acetylaceto-nato
「thd」: 2, 2, 6, 6-Tetramethyl-3, 5-heptanedionate
「apo」: 2-Amino-Pent-2-en-4-onate
「dmg」: Dimethyl-glyoximato
(1)参考例に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)
図1に示すように、「微粒子基材」30に、UV−A(320〜400nm)波長域における紫外線遮蔽効果の高い二酸化チタンTiO2(3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選ばれた無機酸化物微粒子を適用し、上記「微粒子基材」30を覆う「被覆処理層」31に、シリカSiO2、酸化アルミニウムAl2O3から選ばれた皮膜材料が適用されて、参考例に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)は構成されている。
図2に示すように、「微粒子基材」50に、UV−B(280〜320nm)波長域における紫外線に対しても効果的な紫外線遮断効果を示す酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO2(3.6eV)から選ばれる1種以上を適用し、かつ、「微粒子基材」50を覆う「被覆層」51に、UV−A(320〜400nm)波長域における紫外線遮蔽効果の高い二酸化チタンTiO2(3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選ばれた皮膜材料が適用されると共に、該「被覆層」51を覆う「被覆処理層」52に、シリカSiO2、酸化アルミニウムAl2O3から選ばれた皮膜材料が適用されて、実施の形態に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)は構成されている。
図3に示す原子層堆積法の装置を用い、パウダートレイ101内に薄く敷き詰めた微粒子基材であるパウダー102の外表面に被覆層を成膜する方法について説明する。
図3に示す原子層堆積法の装置を用い、微粒子基材である「二酸化チタンTiO2」から成るパウダー102の外表面に被覆処理層を成膜して、参考例1に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)を製造した。
次に、得られた紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)の「UV−A波長域における遮蔽(カット)効果」(表では「UV−Aカット効果」と略称する)、および、「触媒活性の抑制効果」(表では「触媒活性抑制効果」と略称する)をそれぞれ測定した。
まず、得られた紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)をエタノールに分散させた後、UV−A波長域(320〜400nm)の光を透過する合成石英ガラス上に、乾燥後の厚さが約10μmとなるように上記分散液を塗布し、乾燥させた。
次に、得られた紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)の触媒活性の抑制効果を調べた。
微粒子基材として表2に示す「二酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化セリウム」「酸化ニッケル」および「酸化錫」のいずれかを適用し、被覆処理層として表2に示す「二酸化ケイ素(シリカSiO2)」または「酸化アルミニウム」を適用した点を除き参考例1と同様にして、参考例2〜6および比較例1〜4に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)を製造した。
図3に示す原子層堆積法の装置を用い、微粒子基材である「酸化ニッケル」から成るパウダー102外表面に「被覆層」(二酸化チタン)と「被覆処理層」(二酸化ケイ素)を順に成膜して、実施例7に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)を製造した。
微粒子基材として表3に示す「酸化ニッケル」「酸化錫」「二酸化チタン」「酸化亜鉛」および「酸化セリウム」のいずれかを適用し、被覆層として表3に示す「二酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化セリウム」および「酸化ニッケル」のいずれかを適用し、かつ、被覆処理層として表3に示す「二酸化ケイ素」または「酸化アルミニウム」を適用した点を除き実施例7と同様にして実施例8〜18および比較例5〜10に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)を製造した。
微粒子基材として表4に示す「二酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化セリウム」「酸化ニッケル」および「酸化錫」のいずれかを適用し、かつ、被覆層として表4に示す「二酸化チタン」「酸化亜鉛」および「酸化セリウム」のいずれかを適用すると共に、被覆処理層を設けていない点を除き参考例1若しくは実施例7と同様にして比較例11〜19に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)を製造した。
(1)表2に示す結果から、微粒子基材に、UV−A(320〜400nm)波長域の紫外線遮蔽効果が高い二酸化チタンTiO2、酸化亜鉛ZnO、および、酸化セリウムCeO2から選ばれた無機酸化物微粒子を用い、該微粒子基材表面が二酸化ケイ素SiO2または酸化アルミニウムAl2O3から選ばれた被覆処理層で覆われた参考例1〜6に係る紫外線遮蔽性粉末(紫外線カットパウダー)においては、「UV−A波長域における遮蔽(カット)効果」が全て「〇」の評価(波長350nmにおける透過率が10%以下50%未満)であり、かつ、「触媒活性の抑制効果」も全て「◎」の評価(アセトアルデヒドの自動酸化による分解率が10%未満)となっており、紫外線カットパウダーとしての特性が良好であることが確認される。
31 被覆処理層
50 微粒子基材(紫外線吸収微粒子)
51 被覆層
52 被覆処理層
100 真空チャンバー
101 パウダートレイ
102 パウダー
103 メインバルブ
104 真空ポンプ
105 加熱ヒータ
106 プラズマ源
107 バルブ
108 流量計
200 真空チャンバー
201 パウダーキャン
202 パウダー
203 メインバルブ
204 真空ポンプ
205 加熱ヒータ
206 加熱ヒータ
207 バルブ
208 流量計
209 フィルター
Claims (1)
- 酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO 2 (3.6eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子と、二酸化チタンTiO 2 (3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO 2 (3.1eV)から選択されかつ上記微粒子を覆う被覆層と、二酸化ケイ素SiO 2 、酸化アルミニウムAl 2 O 3 から選択されかつ上記被覆層を覆う被覆処理層とで構成される紫外線遮蔽性粉末の製造方法において、
酸化ニッケルNiO(3.6eV)、酸化錫SnO2(3.6eV)から選択された平均粒径10〜500nmの微粒子表面に原子層堆積法(ALD法)を用いて二酸化チタンTiO2(3.2eV)、酸化亜鉛ZnO(3.2eV)、酸化セリウムCeO2(3.1eV)から選択された1層以上の原子層で構成される被覆層を成膜する工程と、
上記被覆層表面に原子層堆積法(ALD法)を用いて二酸化ケイ素SiO2、酸化アルミニウムAl2O3から選択された1層以上の原子層で構成される被覆処理層を成膜する工程、
を具備することを特徴とする紫外線遮蔽性粒子の製造方法。
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