JP6285392B2 - デュアル・プローブ・システムを備える聴覚検査装置 - Google Patents

デュアル・プローブ・システムを備える聴覚検査装置 Download PDF

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Description

本開示は、聴覚検査装置に関する。特に、本開示は、音響反射、音響反射閾値、ティンパノメトリ検査および/または耳音響放射検査などのさまざまな聴覚検査を行うために使用される聴覚検査装置に関する。
音響反射検査、音響反射閾値検査、ティンパノメトリ検査および/または耳音響放射検査などの聴覚検査を行うために、プローブは、外耳道に配置される必要がある。しかしながら、特定の聴覚検査は、さまざまなプローブを必要とし、またはプローブに対してさまざまな要件がある場合がある。例えば、スクリーニング型音響反射検査は、手持ち式プローブで行われる場合があり、これに対して、診断型音響反射検査(音響反射閾値検査としても知られている)は、ユーザの耳内にフィットし保持されるプローブを必要とする場合がある。
さらに、できるだけ便利で容易な検査を行うために、プローブはできるだけ単純であることが望ましい。したがって、全ての聴覚検査の技術的要件を満たすプローブは、例えば、適時なおよび/または容易でないフィッティングのために、いくつかの聴覚検査において使用するのに望ましくない可能性がある。例えば、ユーザの耳内にフィットし保持されるプローブは、スクリーニング型音響反射検査と診断型音響反射検査との両方のために使用することもできるが、手持ち式プローブを使用することの容易さ、およびほとんどの音響反射検査はスクリーニング型音響反射検査であることにより、手持ち式プローブを有することが望ましい。
これまで、この問題は、複数の装置を有する、例えば聴覚検査毎に1つの装置を有することによって、またはある構成では1つの聴覚検査に適し別の構成では別の聴覚検査に適した構成可能なプローブを採用することによって、対処されてきたであろう。しかしながら、複数の装置を有することは、費用が掛かり且つ場所を取りすぎ、構成可能なプローブは本質的に構成を必要とするため、不適切なほど時間が掛かる。
したがって、既知の解決策にもかかわらず、プローブに対してさまざまな要件を有するさまざまな聴覚検査、例えば、スクリーニング型音響反射検査および診断型音響反射検査を容易に実施する聴覚検査装置が求められている。
したがって、聴覚検査装置が提供される。聴覚検査装置は、処理ユニットと、第1のプローブ・コネクタと、第2のプローブ・コネクタと、ポンプ・モジュールとを備える。処理ユニットは、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成されている。第1のプローブ・コネクタは、第1の聴覚検査のために第1のプローブを接続するためのものである。第1のプローブ・コネクタは、処理ユニットに接続されており、第1の流体ポートを備える。第2のプローブ・コネクタは、第2の聴覚検査のために第2のプローブを接続するためのものである。第2のプローブ・コネクタは、処理ユニットに接続されており、第2の流体ポートを備える。ポンプ・モジュールは、第1の流体チャネルで第1の流体ポートに接続されており、第2の流体チャネルで第2の流体ポートに接続されている。ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の流体ポートと流体連通するように構成されており、第2の動作モードにおいて第2の流体ポートと流体連通するように構成されている。ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の聴覚検査を実施するときに第1の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されており、第2の動作モードにおいて第2の聴覚検査を実施するときに第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている。
また、聴覚検査システムが開示される。聴覚検査システムは、上記の聴覚検査装置のような聴覚検査装置と、第1のプローブと、第2のプローブとを備える。聴覚検査装置は、ポンプ・モジュールと、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットとを備える。第1のプローブは、第1の聴覚検査用に構成されている。第1のプローブは、処理ユニットに接続され、ポンプ・モジュールに接続される第1の流体ポートを備える。第2のプローブは、第2の聴覚検査用に構成されている。第2のプローブは、処理ユニットに接続され、ポンプ・モジュールに接続される第2の流体ポートを備える。
ポンプ・モジュールは、第1の流体チャネルで第1の流体ポートに接続されており、第2の流体チャネルで第2の流体ポートに接続されている。ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の流体ポートと流体連通可能に構成されており、第2の動作モードにおいて第2の流体ポートと流体連通可能に構成されている。ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の聴覚検査を実施するときに第1の流体チャネル内の圧力を変更し、第2の動作モードにおいて第2の聴覚検査を実施するときに第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている。
また、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された、上記の聴覚検査システムのような聴覚検査システム、および/または上記の聴覚検査装置のような聴覚検査装置を動作させるための方法が開示される。聴覚検査システムまたは聴覚検査装置は、第1の聴覚検査用に構成された第1のプローブ、または第1のプローブに接続するための第1のプローブ・コネクタを備える。第1のプローブは第1の流体ポートを備える。聴覚検査システムまたは聴覚検査装置は、第2の聴覚検査用に構成された第2のプローブ、または第1のプローブに接続するための第1のプローブ・コネクタを備え、第2のプローブは第2の流体ポートを備える。聴覚検査システムまたは聴覚検査装置は、第1の流体ポートおよび第2の流体ポートに接続されたポンプ・モジュールを備える。
前記方法は、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査の中から聴覚検査を選択するステップと、選択された聴覚検査が第1の聴覚検査である場合、第1の流体ポートと流体連通するようにポンプ・モジュールを構成するステップと、選択された聴覚検査が第2の聴覚検査である場合、第2の流体ポートと流体連通するようにポンプ・モジュールを構成するステップとを含む。
複数の聴覚検査の間での切り替えが容易であること、および複数の聴覚検査を実施するための単一の装置が提供され得ることが有利である。本開示のさらなる利点は、時間が掛かる厄介な検査プローブの構成が回避された、または少なくとも低減されたことである。
聴覚検査装置は、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットと、第1の聴覚検査のための第1のプローブを接続するための第1のプローブ・コネクタであって、処理ユニットに接続されており、第1の流体ポートを備える第1のプローブ・コネクタと、第2の聴覚検査のための第2のプローブを接続するための第2のプローブ・コネクタであって、処理ユニットに接続されており、第2の流体ポートを備える第2のプローブ・コネクタと、第1の流体チャネルで第1の流体ポートに接続されており、第2の流体チャネルで第2の流体ポートに接続されているポンプ・モジュールであって、第1の動作モードにおいて第1の流体ポートと流体連通可能に構成されており、第2の動作モードにおいて第2の流体ポートと流体連通可能に構成されており、第1の動作モードにおいて第1の聴覚検査を実施するときに第1の流体チャネル内の圧力を変更し、第2の動作モードにおいて第2の聴覚検査を実施するときに第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されているポンプ・モジュールとを備える。
任意選択で、第1の聴覚検査はサブテストの第1のセットを含み、第2の聴覚検査はサブテストの第1のセットと第2のセットとを含む。
任意選択で、第1のプローブ・コネクタは、聴覚検査装置と第1のプローブとを電気的に接続するための1つまたは複数の第1の端子を備える。
任意選択で、処理ユニットは、1つまたは複数の制御信号に基づいて、行われるべき聴覚検査を選択するように構成されており、選択される聴覚検査は、第1の聴覚検査、第2の聴覚検査、または別の聴覚検査を含む。
任意選択で、聴覚検査装置は、ユーザ・インターフェースをさらに備え、ユーザ・インターフェースは、少なくとも第1のセレクタ位置および第2のセレクタ位置を持つセレクタを備え、セレクタは処理ユニットに接続され、1つまたは複数の制御信号は、少なくとも第1のセレクタ位置または第2のセレクタ位置を示すセレクタ信号を含む。
任意選択で、1つまたは複数の制御信号は、第1のプローブからの第1の電気プローブ信号を含む。
任意選択で、ポンプ・モジュールは、第1のポンプと第2のポンプとを備えており、第1のポンプは第1の流体ポートに接続され、第2のポンプは第2の流体ポートに接続される。
任意選択で、ポンプ・モジュールは、第1のポンプとコネクタ・モジュールとを備えており、コネクタ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1のポンプと第1の流体ポートとを接続するように構成されており、第2の動作モードにおいて第1のポンプと第2の流体ポートとを接続するように構成されている。
任意選択で、聴覚検査装置は、第1のプローブ・コネクタに接続される第1の音生成器をさらに含み、第1の音生成器は、第1のプローブが第1のプローブ・コネクタに接続されたときに、第1のプローブのための第1の一次テスト信号を生成するように構成されている。
任意選択で、第1の音生成器は、第1のプローブが第1のプローブ・コネクタに接続されたときに、第1のプローブのための第1の二次テスト信号を生成するように構成されている。
任意選択で、処理ユニットは、第1のプローブ・コネクタに対して第1のプローブの接続を検知するように構成されている。
任意選択で、処理ユニットは、第1のプローブを示す識別信号に基づいて、第1の聴覚検査を構成するように構成されている。
任意選択で、処理ユニットは、第1のプローブが選択されたことに応じて第1の動作モードを開始し、第2のプローブが選択されたことに応じて第2の動作モードを開始するように構成されている。
第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された聴覚検査システムを動作させるための方法であって、聴覚検査システムは、第1の聴覚検査用に構成された第1のプローブを備え、第1のプローブは第1の流体ポートを備え、聴覚検査システムは第2の聴覚検査用に構成された第2のプローブをさらに備え、第2のプローブは第2の流体ポートを備え、聴覚検査システムは第1の流体ポートおよび第2の流体ポートに接続されたポンプ・モジュールを備え、その方法は、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査から聴覚検査を選択するステップと、選択された聴覚検査が第1の聴覚検査である場合、第1の流体ポートと流体連通するようにポンプ・モジュールを構成するステップと、選択された聴覚検査が第2の聴覚検査である場合、第2の流体ポートと流体連通するようにポンプ・モジュールを構成するステップとを含む。
任意選択で、上記の方法は、聴覚検査システムの第1のプローブ・コネクタに第1のプローブを接続するステップと、聴覚検査システムの第2のプローブ・コネクタに第2のプローブを接続するステップと、をさらに含む。
聴覚検査システムは、ポンプ・モジュールと、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットとを備える聴覚検査装置と、第1の聴覚検査のために構成された第1のプローブであって、処理ユニットに接続されており、ポンプ・モジュールに接続される第1の流体ポートを備える第1のプローブと、第2の聴覚検査のために構成された第2のプローブであって、処理ユニットに接続されており、ポンプ・モジュールに接続される第2の流体ポートを備える第2のプローブとを備え、ポンプ・モジュールは、第1の流体チャネルで第1の流体ポートに接続され、第2の流体チャネルで第2の流体ポートに接続され、第1の動作モードにおいて第1の流体ポートと流体連通可能に構成され、第2の動作モードにおいて第2の流体ポートと流体連通可能に構成され、ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の聴覚検査を実施するときに第1の流体チャネル内の圧力を変更し、第2の動作モードにおいて第2の聴覚検査を実施するときに第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている。
任意選択で、第1のプローブは、第1の聴覚検査を示す第1の制御信号を生成するように構成されている。
他のさらなる態様および特徴は、以下の詳細な説明を読むことから明らかになるであろう。
上記および他の特徴および利点は、添付図面を参照して、その例示的な実施形態の以下の詳細な説明により、当業者に容易に明らかとなるであろう。
図1は、例示的な聴覚検査システムおよび例示的な検査装置を概略的に例示する図である。 図2は、例示的な聴覚検査システムおよび例示的な検査装置を概略的に例示する図である。 図3は、聴覚検査システムのための例示的な第1のプローブを概略的に例示する図である。 図4は、聴覚検査システムのための例示的な第2のプローブを概略的に例示する図である。 図5は、例示的なポンプ・モジュールを概略的に例示する図である。 図6は、例示的なポンプ・モジュールを概略的に例示する図である。 図7は、例示的な方法のフロー図を示す図である。
以下では図面を参照して、種々の特徴が説明される。図面は、一定の縮尺で描かれているとは限られず、同様の構造または機能の要素は、それらの図面を通して同一の参照番号によって表されることに注意されたい。図面は、特徴の説明を容易にすることのみを目的としていることに注意されたい。図面は、特許請求の範囲に記載された発明の網羅的な説明、または特許請求の範囲に記載された発明の範囲の限定を目的とするものではない。加えて、例示される特徴は、示される態様または利点の全てを必ずしも有していない。特定の特徴に関連して記載される態様または利点は、必ずしもその特徴に限定されず、そのように例示されておらずまたはそのように明確に記載されていなかったとしても、他の任意の特徴において実施されることがあり得る。
聴覚検査装置は、ハウジングを備えていてもよい。ハウジングは、ポンプ・モジュールおよび/または処理ユニットを包含していてもよい。ハウジングは、第1のプローブ・コネクタおよび/または第2のプローブ・コネクタのような1つまたは複数のプローブ・コネクタを備えていてもよい。1つまたは複数のプローブ・コネクタは、ポンプ・モジュールのようなハウジング内部の構成要素と、プローブのようなハウジング外部の別の構成要素との間の接続を提供するように、ハウジングの壁内に配置されていてもよい。
聴覚検査装置および/またはシステムを動作させる方法は、プローブ・コネクタにプローブを接続するステップをさらに含んでもよい。例えば、聴覚検査装置および/またはシステムを動作させる方法は、第1のプローブ・コネクタに第1のプローブを接続するステップおよび/または第2のプローブ・コネクタに第2のプローブを接続するステップを含んでもよい。
1つまたは複数のプローブ・コネクタは、第1のプローブおよび/または第2のプローブのようなプローブの固定接続を提供してもよい。1つまたは複数のプローブ・コネクタは、第1のプローブおよび/または第2のプローブのようなプローブを取り外し可能に接続するように構成されてもよい。例示的な聴覚検査装置および/またはシステムにおいて、1つのプローブ、例えば第1のプローブは、第1のプローブ・コネクタと固定式に接続されてもよく、別のプローブ、例えば第2のプローブは、第2のプローブ・コネクタと取り外し可能に接続されてもよい。別の例示的な聴覚検査装置および/またはシステムにおいて、1つのプローブ、例えば第2のプローブは、第2のプローブ・コネクタと固定式に接続されてもよく、別のプローブ、例えば第1のプローブは、第1のプローブ・コネクタと取り外し可能に接続されてもよい。
処理ユニットは、メモリ・モジュールを備えていてもよい。処理ユニットは、中央処理ユニットを備えていてもよい。処理ユニットは、1つまたは複数の入力ポートを備えていてもよい。処理ユニットは、1つまたは複数の出力ポートを備えていてもよい。
処理ユニットは、一組の聴覚検査を実施するように構成されてもよい。一組の聴覚検査は、第1の聴覚検査、第2の聴覚検査、第3の聴覚検査、第4の聴覚検査および/または第5の聴覚検査を含んでもよい。第1の聴覚検査は、スクリーニング型音響反射検査を含んでもよい。第2の聴覚検査は、診断型音響反射検査を含んでもよい。
聴覚検査は、一組のサブテストを含んでもよい。第1の聴覚検査は、サブテストの第1のセット、例えば、ティンパノグラムを含んでもよい。第2の聴覚検査は、サブテストの第1のセットと第2のセット、例えば、診断型反射検査とを含んでもよい。例えば、第1の聴覚検査はティンパノグラムを含んでもよく、第2の聴覚検査はティンパノグラムと診断型反射検査とを含んでもよい。
プローブ・コネクタは、聴覚検査装置とプローブとを電気的に接続するための1つまたは複数の端子を備えていてもよい。例えば、第1のプローブ・コネクタは、聴覚検査装置と第1のプローブとを電気的に接続するための1つまたは複数の第1の端子を備えていてもよく、および/または、第2のプローブ・コネクタは、聴覚検査装置と第2のプローブとを電気的に接続するための1つまたは複数の第2の端子を備えていてもよい。
第1のプローブおよび/または第2のプローブのようなプローブは、スピーカおよび/またはマイクロホンを備えていてもよい。第1の端子および/または第2の端子のような端子は、マイクロホンからの電気信号を受信するための1つまたは複数のマイクロホン端子を含んでもよい。代替的にまたは付加的に、第1の端子および/または第2の端子のような端子は、スピーカに電気信号を提供するための1つまたは複数のスピーカ端子を含んでもよい。第1のプローブはスクリーニングプローブであってもよく、すなわち、スクリーニング型音響反射検査のようなスクリーニング型聴覚検査のために構成されてもよい。第2のプローブは、診断プローブであってもよく、すなわち、診断型音響反射検査のような診断型聴覚検査のために構成されてもよい。
処理ユニットは、1つまたは複数の制御信号に基づいて、行われるべき聴覚検査を選択するように構成されてもよい。制御信号は、第1の聴覚検査および/または第2の聴覚検査を示すものであってもよい。制御信号は、第1のプローブまたは第2のプローブのような、使用中のプローブを示すものであってもよい。
聴覚検査装置および/またはシステムは、ユーザ・インターフェースを備えていてもよい。ユーザ・インターフェースは、OLED(有機発光ダイオード)、LED(発光ダイオード)またはLCD(液晶ディスプレイ)のようなディスプレイを備えていてもよい。ユーザ・インターフェースは、少なくとも第1のセレクタ位置および第2のセレクタ位置を持つセレクタを備えていてもよい。セレクタは、処理ユニットに接続されてもよい。1つまたは複数の制御信号は、少なくとも第1のセレクタ位置および/または第2のセレクタ位置を示すセレクタ信号を含んでもよい。セレクタは、タッチ・ディスプレイであってもよい。
聴覚検査装置および/またはシステムは、第1のプローブおよび/または第2のプローブのようなプローブが外耳道内に挿入されているかどうかを検出するように構成されてもよい。第1のプローブおよび/または第2のプローブのようなプローブは、例えば226Hzおよび/または1,000Hzのような20〜1,500Hzの範囲のテスト音を送信してもよい。マイクロホンは、テスト音の反射を検出してもよい。検出された反射は、プローブが外耳道内に挿入されていることの指標として使用されてもよい。
それゆえ、1つまたは複数の制御信号は、プローブからの電気プローブ信号、例えば、マイクロホン信号を含んでもよい。例えば、1つまたは複数の制御信号は、第1のプローブからの第1の電気プローブ信号を含んでもよい。代替的にまたは付加的に、1つまたは複数の制御信号は、第2のプローブからの第2の電気プローブ信号を含んでもよい。
聴覚検査装置および/またはシステムは、第1または第2のプローブが選択されているかどうかを検出し、第1のプローブが選択されている場合は第1の動作モードを開始し、第2のプローブが選択されている場合は第2の動作モードを開始するように構成されてもよい。第1または第2のプローブの選択は、ユーザ・インターフェース、セレクタおよび/または外耳道内の第1または第2のプローブの挿入の検出を利用するなど、上述のように検出されてもよい。挿入の検出は、聴覚テスト信号および/または光度検出に基づいていてもよい。
ポンプ・モジュールは、第1のポンプおよび/または第2のポンプを備えていてもよい。第1のポンプは、第1の流体ポートに接続されてもよい。第2のポンプは、第2の流体ポートに接続されてもよい。
ポンプ・モジュールは、コネクタ・モジュールを備えていてもよい。コネクタ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1のポンプと第1の流体ポートとを接続するように構成されてもよい。コネクタ・モジュールは、第2の動作モードにおいて第1のポンプと第2の流体ポートとを接続するように構成されてもよい。
聴覚検査装置は、第1の音生成器および/または第2の音生成器を含む1つまたは複数の音生成器を備えていてもよい。1つまたは複数の音生成器は、第1のプローブ・コネクタおよび/または第2のプローブ・コネクタのようなプローブ・コネクタの1つまたは複数に接続されてもよく、また第1のプローブおよび/または第2のプローブのような1つまたは複数のプローブに接続されてもよい。1つまたは複数の音生成器は、1つまたは複数のプローブ・コネクタに接続された1つまたは複数のプローブのための一次テスト信号および/または二次テスト信号を生成するように構成されてもよい。例えば、第1の音生成器は第1のプローブ・コネクタに接続されてもよく、第1のプローブ・コネクタに接続された第1のプローブのための第1の一次テスト信号を生成するように構成されてもよい。代替的にまたは付加的に、第1の音生成器は、第1のプローブ・コネクタおよび第2のプローブ・コネクタに接続されてもよく、第1のプローブ・コネクタに接続された第1のプローブおよび第2のプローブ・コネクタに接続された第2のプローブのための第1の一次テスト信号を生成するように構成されてもよい。代替的にまたは付加的に、聴覚検査装置は、第2のプローブ・コネクタに接続された第2の音生成器を備えていてもよく、第2の音生成器は、第2のプローブ・コネクタに接続された第2のプローブのための第2の一次テスト信号を生成するように構成されてもよい。
第1の一次テスト信号および/または第2の一次テスト信号は、スピーカからの音響信号を発するためのスピーカ信号であってもよい。第1の一次テスト信号および/または第2の一次テスト信号は、例えば一次周波数約226Hzまたは約1,000Hzの一次周波数成分を含んでもよい。
第1の音生成器は、第1のプローブ・コネクタに接続された第1のプローブのための、および/または第2のプローブ・コネクタに接続された第2のプローブのための第1の二次テスト信号を生成するように構成されてもよい。第2の音生成器は、第2のプローブ・コネクタに接続された第2のプローブのための第2の二次テスト信号を生成するように構成されてもよい。
第1の二次テスト信号および/または第2の二次テスト信号は、スピーカからの音響信号を発するためのスピーカ信号であってもよい。第1の二次テスト信号および/または第2の二次テスト信号は、二次周波数の二次周波数成分を含んでもよい。二次周波数および一次周波数は、例えば約226Hzまたは約1,000Hzの、同一の周波数であってもよい。
処理ユニットは、プローブ・コネクタ、例えば第1のプローブ・コネクタおよび/または第2のプローブ・コネクタへの、プローブ、例えば第1のプローブおよび/または第2のプローブの接続を検出するように構成されてもよい。
処理ユニットは、プローブ、プローブID、または聴覚検査装置が各プローブ・コネクタに接続されたプローブで行われるべき検査を識別することを可能にする他の情報を示す、識別信号に基づく聴覚検査を構成するように構成されてもよい。例えば、処理ユニットは第1のプローブを示す識別信号、または第1のプローブ・コネクタに接続されたプローブを示すプローブIDに基づく第1の聴覚検査を構成するように構成されてもよい。代替的に、または組み合わせで、処理ユニットは第2のプローブを示す識別信号、または第2のプローブ・コネクタに接続されたプローブを示すプローブIDに基づく第2の聴覚検査を構成するように構成されてもよい。
例示的な聴覚検査装置および/またはシステムにおいて、第1のプローブは、スクリーニング型音響反射検査を含む第1の聴覚検査に適していてもよい。
接続されたプローブ、例えば、第1のプローブ・コネクタに接続された第1のプローブおよび/または第2のプローブ・コネクタに接続された第2のプローブは、聴覚検査装置に識別信号を送ることによって、処理ユニットに、プローブIDまたは検査型もしくはプローブ型を示す他の情報を示してもよい。例示的な聴覚検査装置またはシステムにおいて、聴覚検査装置は、例えばプローブがプローブ・コネクタ、ユーザ・インターフェースまたはメモリに接続されたときに、プローブからプローブIDを取得するように構成されてもよい。プローブIDは、プローブ型、検査型および/または プローブ・モデルを示すものであってもよい。聴覚検査装置は、取得されたプローブIDに基づく聴覚検査を適用するように構成されてもよい。したがって、処理ユニットは、スクリーニング型音響反射検査を含むように第1の聴覚検査を構成してもよい。
第1のプローブおよび/または第2のプローブのようなプローブは、前記制御信号を含む1つまたは複数の制御信号を生成するように構成されてもよい。例えば、第1のプローブは、第1の聴覚検査を示す第1の制御信号を生成するように構成されてもよい。代替的にまたは付加的に、第2のプローブは、第2の聴覚検査を示す第2の制御信号を生成するように構成されてもよい。
図1は、例示的な聴覚検査システム2を概略的に図示する。聴覚検査システム2は、例示的な聴覚検査装置4と、第1のプローブ10と、第2のプローブ14とを備える。聴覚検査装置4は、ハウジング6と、処理ユニット7と、ポンプ・モジュール16、16’と、任意選択のユーザ・インターフェース22と、任意選択の音生成器28とを備える。
処理ユニット7(聴覚検査装置)は、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成されている。例えば、第1の聴覚検査はスクリーニング型音響反射検査を含んでもよく、第2の聴覚検査は診断型音響反射検査を含んでもよい。
第1のプローブ10は、第1の聴覚検査用に構成されている。例えば、第1のプローブ10は、スクリーニング型音響反射検査に適した手持ち式プローブであってもよい。第1のプローブ10は処理ユニット7に接続されており、第1のプローブ10は第1の流体ポート24を備える。
第2のプローブ14は、第2の聴覚検査用に構成されている。例えば、第2のプローブ14は、診断型音響反射検査に適したイヤプラグ型プローブであってもよい。第2のプローブ14は、処理ユニット7に接続されており、第2のプローブ14は第2の流体ポート26を備える。
音生成器28は、第1のプローブ10および第2のプローブ14に接続されている。音生成器28は、第1のプローブ10および/または第2のプローブ14のためのテスト信号を生成するように構成されてもよい。
第1のプローブ10は、第1のマイクロホン40と第1のスピーカ42とを備える。第1のマイクロホン40は、聴覚検査装置4の処理ユニット7に接続されている。第1のスピーカ42は、音生成器28に接続されている。第1のスピーカ42は、音生成器28からの電気信号を受信し、それを外耳道内に送られる第1の音響出力信号に変換するように構成されている。第1のマイクロホン40は、外耳道内からの第1の音響入力信号、例えば、第1の音響出力信号の反射または部分反射を受信し、受信された第1の音響入力信号を、処理ユニット7に送信される電気信号に変換するように構成されている。
第2のプローブ14は、第2のマイクロホン44と第2のスピーカ46とを備える。第2のマイクロホン44は、聴覚検査装置4の処理ユニット7に接続されている。第2のスピーカ46は、音生成器28に接続されている。第2のスピーカ46は、音生成器28からの電気信号を受信し、それを外耳道内に送られる第2の音響出力信号に変換するように構成されている。第2のマイクロホン44は、外耳道内からの第2の音響入力信号、例えば、第2の音響出力信号の反射または部分反射を受信し、受信された第2の音響入力信号を処理ユニット7に送信される電気信号に変換するように構成されている。
図2は、例示的な聴覚検査システム2’を概略的に図示する。聴覚検査システム2’は、例示的な聴覚検査装置4’と、第1のプローブ10と、第2のプローブ14とを備える。聴覚検査装置4’は、ハウジング6と、処理ユニット7と、第1のプローブ・コネクタ8と、第2のプローブ・コネクタ12と、ポンプ・モジュール16、16’と、任意選択のユーザ・インターフェース22と、任意選択の音生成器28とを備える。
図1に関して説明したように、処理ユニット7は、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成されている。
第1のプローブ・コネクタ8は、第1のプローブ10を聴覚検査装置4’に接続するように構成されている。第1のプローブ10は、第1の聴覚検査用に構成されている。例えば、第1のプローブ10は、スクリーニング型音響反射検査に適した手持ち式プローブであってもよい。第1のプローブ・コネクタ8は処理ユニット7に接続されており、第1のプローブ・コネクタ8は第1の流体ポート24を備えている。第1のプローブ10が第1のプローブ・コネクタ8に接続されている場合、第1の流体ポート24および第1のプローブ10は、図示されるように流体連通している。例示的な聴覚検査装置4’において、第1のプローブ10は、第1のプローブ・コネクタ8に固定式に取り付けられている。別の例示的な聴覚検査装置4’において、第1のプローブ10は、第1のプローブ・コネクタ8に取り外し可能に取り付けられている。
第2のプローブ・コネクタ12は、聴覚検査装置4に第2のプローブ14を接続するために構成されている。第2のプローブ14は、第2の聴覚検査用に構成されている。例えば、第2のプローブ14は、診断型音響反射検査に適したイヤプラグ型プローブであってもよい。第2のプローブ・コネクタ12は処理ユニット7に接続されており、第2のプローブ・コネクタ12は第2の流体ポート26を備える。第2のプローブ14が第2のプローブ・コネクタ10に接続されている場合、第2の流体ポート26および第2のプローブ14は、図示されるように流体連通している。例示的な聴覚検査装置4’において、第2のプローブ14は、第2のプローブ・コネクタ12に固定式に取り付けられている。別の例示的な聴覚検査装置4’において、第2のプローブ14は、第2のプローブ・コネクタ12に取り外し可能に取り付けられている。
例示的な聴覚検査装置4’において、第1のプローブは第1のプローブ・コネクタ8に固定式に取り付けられており、第2のプローブ14は第2のプローブ・コネクタ12に取り外し可能に取り付けられている。代替的な例示的聴覚検査装置4’において、第1のプローブは第1のプローブ・コネクタ8に取り外し可能に取り付けられており、第2のプローブ14は第2のプローブ・コネクタ12に固定式に取り付けられている。
音生成器28は第1のプローブ・コネクタ8を介して第1のプローブ10に接続されており、音生成器28は第2のプローブ・コネクタ12を介して第2のプローブ14に接続されている。音生成器28は、第1のプローブ10および/または第2のプローブ14のためのテスト信号を生成するように構成されてもよい。
図1および図2のいずれかまたは両方の例に関して、ポンプ・モジュール16、16’ は第1の流体チャネル18で第1の流体ポート24に接続されており、ポンプ・モジュール16、16’は第2の流体チャネル20で第2の流体ポート26に接続されている。ポンプ・モジュール16、16’は、複数の動作モードで動作するように構成されてもよい。第1の動作モードで、ポンプ・モジュール16、16’は、第1の流体チャネル18を介して第1の流体ポート24と流体連通するように構成される。第2の動作モードで、ポンプ・モジュール16、16’は、第2の流体チャネル20を介して第2の流体ポート26と流体連通するように構成される。ポンプ・モジュール16、16’は、第1の聴覚検査を第1の動作モードで実施するときに、第1の流体チャネル18内の圧力を変更するように構成されている。ポンプ・モジュール16、16’はさらに、第2の聴覚検査を第2の動作モードで実施するときに、第2の流体チャネル20内の圧力を変更するように構成されている。
例示的な聴覚検査装置4、4’において、第1の流体チャネル18内の圧力を変更することは、第1の動作モードにおけるポンプ・モジュール16、16’が第2の流体ポート26と流体連通しないように、第2の流体チャネル20が閉鎖されることを含む。逆の場合も同様に、第2の流体チャネル20内の圧力を変更するとき、第2の動作モードにおけるポンプ・モジュール16、16’が第1の流体ポート24と流体連通しないように、第1の流体チャネル18が閉鎖されることを含む。流体チャネル18、20の開放および/または閉鎖は、例示的な装置4、4’においてポンプ・モジュール16、16’の内部で行われる。代替的に、第1および第2の流体チャネル18、20の開放および/または閉鎖は、ポンプ・モジュールの外部から、例えば、それぞれ第1および第2のプローブ・コネクタ8、12によって、またはそれぞれ第1および第2のプローブ10、14によって行われる。
ユーザ・インターフェース22は、処理ユニット7に接続されている。ユーザ・インターフェース22は、制御信号23を処理ユニット7に送信する。制御信号23は、装置4、4’のオペレータなどのユーザからのインタラクションの際に送信されてもよい。ユーザ・インターフェース22は、ディスプレイを備えていてもよい。ユーザ・インターフェース22は、タッチ・ディスプレイおよび1つまたは複数の押しボタンなどのセレクタを備えていてもよい。制御信号は、セレクタ位置を示すセレクタ信号を含んでもよい。処理ユニット7は、制御信号23に基づいて行われるべき聴覚検査を選択するように構成されてもよい。
図2の実施形態および図3の実施形態において、流体チャネル18、20または流体ポート24、26は、各プローブ10、14がユーザの耳に挿入されたときに、ユーザの外耳道と流体連通してもよい。
図2の実施形態および図3の実施形態において、第1のスピーカ42および第2のスピーカ44は、ハウジング6内に含まれ処理ユニット7に接続されてもよい。第1および第2のプローブは、これらの実施形態において、ハウジング内の各スピーカから各プローブ10、14に音が連通するのを可能にするために、管によって、第1および第2のスピーカのそれぞれに接続されてもよい。
図3は、聴覚検査システム2、2’のための例示的な第1のプローブ10を概略的に図示する。第1のプローブ10は、第1の聴覚検査、例えば、スクリーニング型音響反射検査に適する手持ち式プローブである。オペレータは、ユーザの外耳道と第1のプローブ10の先端との間に気密封止を作り出すために、ユーザの外耳道に向けて圧力を作用させながら、第1のプローブ10の先端をユーザの外耳道に配置してもよい。オペレータは、第1のプローブ10に接続された聴覚検査装置4、4’によって第1の聴覚検査が行われる間、ユーザの外耳道に向かう圧力を加え続けてもよい。
図4は、聴覚検査システム2、2’のための例示的な第2のプローブ14を概略的に図示する。第2のプローブ14は、第1の聴覚検査、例えば、診断型音響反射検査に適したイヤプラグ型プローブである。オペレータは、ユーザの外耳道と第2のプローブ14の先端との間に気密封止を作り出すために、ユーザの外耳道に向けて圧力を作用させることによって、第2のプローブ14の先端をユーザの外耳道内にフィットさせてもよい。オペレータはさらに、第2のプローブ14を手から放した後に気密封止が維持されていることを確かめてもよい。第2のプローブ14をユーザの外耳道に差し込んだ後、オペレータは、第2のプローブ14に触れることなく、第2の聴覚検査の実施を開始してもよい。
図5は、例示的なポンプ・モジュール16を概略的に図示する。ポンプ・モジュール16は、第1のポンプ50、第2のポンプ52、およびポンプ・モジュール制御ユニット54を備える。第1のポンプ50は、第1の流体チャネル18で第1の流体ポート24(図1〜図2)に接続されている。第2のポンプ52は、第2の流体チャネル20で第2の流体ポート26(図1〜図2)に接続されている。ポンプ・モジュール制御ユニット54は処理ユニット7(図1〜図2)に接続されており、そこからポンプ・モジュール制御ユニット54はポンプ・モジュール制御信号56を受信する。ポンプ・モジュール制御ユニット54は第1のポンプ50および第2のポンプ52に接続されている。ポンプ・モジュール制御ユニット54は、ポンプ・モジュール制御信号56に基づいて、第1のポンプ50および第2のポンプ52を制御する。例えば、第1の動作モードで、例えば第1の聴覚検査を行うとき、ポンプ・モジュール16は第1のポンプ50を利用することにより、第1の流体チャネル18内の圧力を変更するように構成されている。逆の場合も同様に、第2の動作モードで、例えば第2の聴覚検査を行うとき、ポンプ・モジュール16は第2のポンプ52を利用して、第2の流体チャネル20内の圧力を変更するように構成されている。ポンプ・モジュール制御ユニット54は、どの流体チャネルが圧力を変更するかを示すポンプ・モジュール制御信号56を受信し、ポンプ・モジュール制御ユニット54は、圧力が第1の流体チャネル18内で変更される場合は第1のポンプ50で、または圧力が第2の流体チャネル20内で変更される場合は第2のポンプ52で、圧力を変更する。ポンプ・モジュール16は、第1の流体チャネル18内および/または第2の流体チャネル20内の圧力を測定するための1つまたは複数の圧力センサ(図示せず)をさらに備えていてもよい。
図6は、例示的なポンプ・モジュール16’を概略的に図示する。ポンプ・モジュール16’は、第1のポンプ50と、ポンプ・モジュール制御ユニット54と、マニフォールドのようなコネクタ・モジュール58とを備える。第1のポンプ50はコネクタ・モジュール58の入力ポートに接続されており、およびコネクタ・モジュールの第1の出力ポートは、第1の流体チャネル18で第1の流体ポート24(図1〜図2)に接続されており、コネクタ・モジュール58の第2の出力ポートは、第2の流体チャネル20で第2の流体ポート26(図1〜図2)に接続されている。コネクタ・モジュール58は、第1のポンプ50が第1の流体チャネル18と流体連通するように入力ポートを第1の出力ポートに接続するように、または第1のポンプ50が第2の流体チャネル20と流体連通するように入力ポートを第2の出力ポートに接続するように、構成可能である。
ポンプ・モジュール制御ユニット54は、処理ユニット7(図1〜図2)に接続されており、そこからポンプ・モジュール制御ユニット54はポンプ・モジュール制御信号56を受信する。ポンプ・モジュール制御ユニット54は、第1のポンプ50およびコネクタ・モジュール58に接続されている。ポンプ・モジュール制御ユニット54は、ポンプ・モジュール制御信号56に基づいて、第1のポンプ50およびコネクタ・モジュール58を制御する。例えば、第1の動作モードで、例えば、第1の聴覚検査を行うときは、ポンプ・モジュール16’は、第1のポンプ50を利用し、コネクタ・モジュール58の入力ポートがコネクタ・モジュール58の第1の出力ポートと流体連通している第1の構成にコネクタ・モジュール58を構成することによって、第1の流体チャネル18内の圧力を変更するように構成されている。逆の場合も同様に、第2の動作モードで、例えば、第2の聴覚検査を行うときは、ポンプ・モジュール16’は、第1のポンプ50を利用し、コネクタ・モジュール58の入力ポートがコネクタ・モジュール58の第2の出力ポートと流体連通している第2の構成にコネクタ・モジュール58を構成することによって、第2の流体チャネル20内の圧力を変更する。ポンプ・モジュール制御ユニット54は、どの流体チャネルが圧力を変更するかを示すポンプ・モジュール制御信号56を受信し、ポンプ・モジュール制御ユニット54は、ポンプ・モジュール制御信号56に基づいて、第1のポンプ50およびコネクタ・モジュール58を制御する。ポンプ・モジュール16’は、第1の流体チャネル18内および/または第2の流体チャネル20内の圧力を測定するための1つまたは複数の圧力センサ(図示せず)をさらに備えていてもよい。
図7は、聴覚検査システム、例えば、図1−図6のそれぞれに関して説明された聴覚検査システム2、2’を動作させるための例示的な方法100のフロー図を示す。
方法100は、第1のプローブ・コネクタ8に第1のプローブ10を接続するステップ102と、第2のプローブ・コネクタ12に第2のプローブ14を接続するステップ104と、聴覚検査を選択するステップ106と、ポンプ・モジュール16、16’を構成するステップ108と、任意選択で聴覚検査を開始するステップ110とを含む。
第1のプローブ10を接続するステップ102および/または第2のプローブ14を接続するステップ104のうちの一方または両方は、省略されてもよい。例えば、第1のプローブを接続するステップ102および/または第2のプローブを接続するステップ104は、図1の例において図示されるように聴覚検査装置4’と第1および/または第2のプローブ10、14とが取り外しができない場合に、省略される。別の例示的な方法(図示せず)では、第1のプローブ10を接続するステップ102と第2のプローブ14を接続するステップ104は、入れ替えられる。
聴覚検査を選択するステップ106は、複数の聴覚検査または一組の聴覚検査の中から1つの聴覚検査を選択することを含んでもよい。例えば、選択するステップ106は、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査の中から1つの聴覚検査を選択することを含んでもよい。第1の聴覚検査は、スクリーニング型音響反射検査であってもよい。第2の聴覚検査は、診断型音響反射検査であってもよい。一実施形態において、聴覚検査の選択ステップ106は、例えば、プローブ・ホルダーから選択されたプローブの検出に基づいて、聴覚検査システム2、2’によって自動的に行われてもよい。
ポンプ・モジュール16、16’を構成するステップ108は、選択された聴覚検査が第1の聴覚検査である場合、ポンプ・モジュール16、16’を第1の流体ポート24と流体連通するように構成することを含み、ポンプ・モジュール16、16’を構成するステップ108は、選択された聴覚検査が第2の聴覚検査である場合、ポンプ・モジュール16、16’を第2の流体ポート26と流体連通するように構成することを含む。
例えば、選択106がスクリーニング型音響反射検査と診断型音響反射検査との間の選択である場合に、聴覚検査を選択するステップ106では、診断型音響反射検査であることが選択される。選択ステップ106は、さまざまな方法で、例えばタッチ・スクリーン、指定されたボタン/セレクタ・スイッチなどのユーザ・インターフェースによって、および/または第1または第2のプローブが選択されているかどうかを検出するための方法を使用して、行われてもよい。
方法100は、選択された聴覚検査に従ってポンプ・モジュール16、16’を構成するステップ108の後に、選択された聴覚検査を開始するステップ110を含む。
また、以下の項目のうちのいずれかによる、例示的な聴覚検査装置、方法およびシステムが開示される。
(項目1)
聴覚検査装置であって、
第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットと、
第1の聴覚検査のために第1のプローブを接続するための第1のプローブ・コネクタであって、処理ユニットに接続されており、第1の流体ポートを備える、第1のプローブ・コネクタと、
第2の聴覚検査のために第2のプローブを接続するための第2のプローブ・コネクタであって、処理ユニットに接続されており、第2の流体ポートを備える、第2のプローブ・コネクタと、
第1の流体チャネルで第1の流体ポートに接続され、第2の流体チャネルで第2の流体ポートに接続されたポンプ・モジュールを備えており、
ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の流体ポートと流体連通可能に構成されており、第2の動作モードにおいて第2の流体ポートと流体連通可能に構成されており、
ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の聴覚検査を実施するときに第1の流体チャネル内の圧力を変更し、第2の動作モードにおいて第2の聴覚検査を実施するときに第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている、聴覚検査装置。
(項目2)
第1の聴覚検査はサブテストの第1のセットを含み、第2の聴覚検査はサブテストの第1のセットとサブテストの第2のセットとを含む、項目1の聴覚検査装置。
(項目3)
第1のプローブ・コネクタは、聴覚検査装置と第1のプローブとを電気的に接続するための1つまたは複数の第1の端子を備える、項目1または2の聴覚検査装置。
(項目4)
処理ユニットは、1つまたは複数の制御信号に基づいて、行われるべき聴覚検査を選択するように構成されている、項目1から3のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目5)
聴覚検査装置は、ユーザ・インターフェースを備え、
ユーザ・インターフェースは、少なくとも第1のセレクタ位置および第2のセレクタ位置を持つセレクタを備え、
セレクタは、処理ユニットに接続されており、
1つまたは複数の制御信号は、少なくとも第1のセレクタ位置または第2のセレクタ位置を示すセレクタ信号を含む、項目4の聴覚検査装置。
(項目6)
1つまたは複数の制御信号は、第1のプローブからの第1の電気プローブ信号を含む、項目4または5の聴覚検査装置。
(項目7)
ポンプ・モジュールは、第1のポンプと第2のポンプとを備え、
第1のポンプは第1の流体ポートに接続され、
第2のポンプは第2の流体ポートに接続される、項目1から6のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目8)
ポンプ・モジュールは、第1のポンプとコネクタ・モジュールとを備え、
コネクタ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1のポンプと第1の流体ポートとを接続するように構成されており、第2の動作モードにおいて第1のポンプと第2の流体ポートとを接続するように構成されている、項目1から7のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目9)
聴覚検査装置は、第1のプローブ・コネクタに接続されており、第1のプローブ・コネクタに接続された第1のプローブのための第1の一次テスト信号を生成するように構成されている第1の音生成器を備える、項目1から8のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目10)
第1の音生成器は、第1のプローブ・コネクタに接続された第1のプローブのための第1の二次テスト信号を生成するように構成されている、項目9の聴覚検査装置。
(項目11)
処理ユニットは、第1のプローブ・コネクタに対するプローブの接続を検出するように構成されている、項目1から10のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目12)
処理ユニットは、第1のプローブを示す識別信号に基づいて、第1の聴覚検査を構成するように構成されている、項目1から11のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目13)
聴覚検査装置は、
第1または第2のプローブが選択されているかどうかを検出し、
第1のプローブが選択されている場合、第1の動作モードを開始し、
第2のプローブが選択されている場合、第2の動作モードを開始するように構成されている、項目1から12のいずれか一項の聴覚検査装置。
(項目14)
第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された聴覚検査システムを動作させるための方法であって、聴覚検査システムは、第1の聴覚検査のために構成された第1のプローブを備え、第1のプローブは第1の流体ポートを備え、聴覚検査システムは第2の聴覚検査用に構成された第2のプローブを備え、第2のプローブは第2の流体ポートを備え、聴覚検査システムは第1の流体ポートおよび第2の流体ポートに接続されたポンプ・モジュールを備え、その方法は、
第1の聴覚検査および第2の聴覚検査の中から聴覚検査を選択するステップと、
選択された聴覚検査が第1の聴覚検査である場合、第1の流体ポートと流体連通するようにポンプ・モジュールを構成するステップと、
選択された聴覚検査が第2の聴覚検査である場合、第2の流体ポートと流体連通するようにポンプ・モジュールを構成するステップを含む、方法。
(項目15)
聴覚検査システムの第1のプローブ・コネクタに第1のプローブを接続するステップと、
聴覚検査システムの第2のプローブ・コネクタに第2のプローブを接続するステップをさらに含む、項目14の方法。
(項目16)
聴覚検査システムであって、
ポンプ・モジュールと、第1の聴覚検査および第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットを備える聴覚検査装置と、
第1の聴覚検査用に構成された第1のプローブであって、処理ユニットに接続されており、ポンプ・モジュールに接続される第1の流体ポートを備える第1のプローブと、
第2の聴覚検査用に構成された第2のプローブであって、処理ユニットに接続されており、ポンプ・モジュールに接続される第2の流体ポートを備える第2のプローブを備え、
ポンプ・モジュールは、第1の流体チャネルで第1の流体ポートに接続されており、第2の流体チャネルで第2の流体ポートに接続されており、
ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の流体ポートと流体連通可能に構成されており、第2の動作モードにおいて第2の流体ポートと流体連通可能に構成されており、
ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて第1の聴覚検査を実施するときに第1の流体チャネル内の圧力を変更し、第2の動作モードにおいて第2の聴覚検査を実施するときに第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている、聴覚検査システム。
(項目17)
第1のプローブは、第1の聴覚検査を示す第1の制御信号を生成するように構成されている、項目16の聴覚検査システム。
特定の実施形態が示され、記載されてきたが、これは特許請求の範囲に記載された発明を限定することを意図するものではないことは理解されよう。よって、明細書および図面は、制限的な意味ではなく例示的な意味で考慮されるべきである。特許請求の範囲に記載された発明は、代替形態、変形形態、および均等形態を対象に含めることが意図される。
2、2’:聴覚検査システム
4、4’:聴覚検査装置
6:ハウジング
7:処理ユニット
8:第1のプローブ・コネクタ
10:第1のプローブ
12:第2のプローブ・コネクタ
14:第2のプローブ
16、16’:ポンプ・モジュール
18:第1の流体チャネル
20:第2の流体チャネル
22:ユーザ・インターフェース
23:制御信号
24:第1の流体ポート
26:第2の流体ポート
28:音生成器
40:第1のマイクロホン
42:第1のスピーカ
44:第2のマイクロホン
46:第2のスピーカ
50:第1のポンプ
52:第2のポンプ
54:ポンプ・モジュール制御ユニット
56:ポンプ・モジュール制御信号
58:コネクタ・モジュール
100:方法
102:(任意選択で)第1のプローブを接続するステップ
104:(任意選択で)第2のプローブを接続するステップ
106:聴覚検査を選択するステップ
108:ポンプ・モジュールを構成するステップ
110:聴覚検査を開始するステップ

Claims (17)

  1. 聴覚検査装置であって、
    第1の聴覚検査および前記第1の聴覚検査とは同一ではない第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットと、
    前記第1の聴覚検査のための第1のプローブを接続するための第1のプローブ・コネクタであって、前記処理ユニットに接続されており、第1の流体ポートを備える第1のプローブ・コネクタと、
    前記第2の聴覚検査のための第2のプローブを接続するための第2のプローブ・コネクタであって、前記処理ユニットに接続されており、第2の流体ポート備える第2のプローブ・コネクタと、
    第1の流体チャネルで前記第1の流体ポートに接続されており、第2の流体チャネルで前記第2の流体ポートに接続されたポンプ・モジュールを備えており、
    前記ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて前記第1の流体ポートと流体連通するように構成されており、第2の動作モードにおいて前記第2の流体ポートと流体連通するように構成されており、
    前記ポンプ・モジュールは、前記第1の動作モードにおいて前記第1の聴覚検査を実施するときに前記第1の流体チャネル内の圧力を変更し、前記第2の動作モードにおいて前記第2の聴覚検査を実施するときに前記第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている、聴覚検査装置。
  2. 前記第1の聴覚検査はサブテストの第1のセットを含み、
    前記第2の聴覚検査はサブテストの第1のセットとサブテストの第2のセットとを含む、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  3. 前記第1のプローブ・コネクタは、前記聴覚検査装置と前記第1のプローブとを電気的に接続するための1つまたは複数の第1の端子を備える、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  4. 前記処理ユニットは、1つまたは複数の制御信号に基づいて、行われるべき聴覚検査を選択するように構成されており、
    選択される前記聴覚検査は、前記第1の聴覚検査、前記第2の聴覚検査、または別の聴覚検査を含む、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  5. ユーザ・インターフェースをさらに備えており、
    前記ユーザ・インターフェースは、少なくとも第1のセレクタ位置および第2のセレクタ位置を持つセレクタを備えており、
    前記セレクタは、前記処理ユニットに接続されており、
    前記1つまたは複数の制御信号は、少なくとも前記第1のセレクタ位置または前記第2のセレクタ位置を示すセレクタ信号を含む、請求項4に記載の聴覚検査装置。
  6. 前記1つまたは複数の制御信号は、前記第1のプローブからの第1の電気プローブ信号を含む、請求項4に記載の聴覚検査装置。
  7. 前記ポンプ・モジュールは、第1のポンプと第2のポンプとを備えており、
    前記第1のポンプは、前記第1の流体ポートに接続されており、
    前記第2のポンプは、前記第2の流体ポートに接続されている、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  8. 前記ポンプ・モジュールは、第1のポンプとコネクタ・モジュールとを備えており、
    前記コネクタ・モジュールは、前記第1の動作モードにおいて前記第1のポンプと前記第1の流体ポートとを接続するように構成されており、
    前記コネクタ・モジュールは、前記第2の動作モードにおいて前記第1のポンプと前記第2の流体ポートとを接続するように構成されている、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  9. 前記第1のプローブ・コネクタに接続された第1の音生成器をさらに備えており、
    前記第1の音生成器は、前記第1のプローブ・コネクタに前記第1のプローブが接続されたときに、前記第1のプローブのための第1の一次テスト信号を生成するように構成されている、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  10. 前記第1の音生成器は、前記第1のプローブ・コネクタに前記第1のプローブが接続されたときに、前記第1のプローブのための第1の二次テスト信号を生成するように構成されている、請求項9に記載の聴覚検査装置。
  11. 前記処理ユニットは、前記第1のプローブ・コネクタに対する前記第1のプローブの接続を検出するように構成されている、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  12. 前記処理ユニットは、前記第1のプローブを示す識別信号に基づいて、前記第1の聴覚検査を構成するように構成されている、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  13. 前記処理ユニットは、
    前記第1のプローブが選択されたことに応じて前記第1の動作モードを開始し、
    前記第2のプローブが選択されたことに応じて前記第2の動作モードを開始するように構成されている、請求項1に記載の聴覚検査装置。
  14. 第1の聴覚検査および前記第1の聴覚検査とは同一ではない第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された聴覚検査システムを動作させるための方法であって、前記聴覚検査システムは前記第1の聴覚検査用に構成された第1のプローブを備えており、前記第1のプローブは第1の流体ポートを備えており、前記聴覚検査システムは前記第2の聴覚検査用に構成された第2のプローブをさらに備えており、前記第2のプローブは第2の流体ポートを備えており、前記聴覚検査システムは前記第1の流体ポートおよび前記第2の流体ポートに接続されたポンプ・モジュールを備えており、前記方法は、
    前記第1の聴覚検査および前記第2の聴覚検査から聴覚検査を選択するステップと、
    選択された前記聴覚検査が前記第1の聴覚検査である場合、前記ポンプ・モジュールを前記第1の流体ポートと流体連通するように構成するステップと、
    選択された前記聴覚検査が前記第2の聴覚検査である場合、前記ポンプ・モジュールを前記第2の流体ポートと流体連通するように構成するステップを含む方法。
  15. 前記聴覚検査システムの第1のプローブ・コネクタに前記第1のプローブを接続するステップと、
    前記聴覚検査システムの第2のプローブ・コネクタに前記第2のプローブを接続するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. ポンプ・モジュールと、第1の聴覚検査および前記第1の聴覚検査とは同一ではない第2の聴覚検査を含む一組の聴覚検査を実施するように構成された処理ユニットとを備える聴覚検査装置と、
    前記第1の聴覚検査用に構成された第1のプローブであって、前記処理ユニットに接続されており、前記ポンプ・モジュールに接続される第1の流体ポートを備える第1のプローブと、
    前記第2の聴覚検査用に構成された第2のプローブであって、前記処理ユニットに接続されており、前記ポンプ・モジュールに接続される第2の流体ポートを備える第2のプローブを備えており、
    前記ポンプ・モジュールは、第1の流体チャネルで前記第1の流体ポートに接続されており、第2の流体チャネルで前記第2の流体ポートに接続されており、
    前記ポンプ・モジュールは、第1の動作モードにおいて前記第1の流体ポートと流体連通するように構成されており、第2の動作モードにおいて前記第2の流体ポートと流体連通するように構成されており、
    前記ポンプ・モジュールは、前記第1の動作モードにおいて前記第1の聴覚検査を実施するときに前記第1の流体チャネル内の圧力を変更し、前記第2の動作モードにおいて前記第2の聴覚検査を実施するときに前記第2の流体チャネル内の圧力を変更するように構成されている、聴覚検査システム。
  17. 前記第1のプローブは、前記第1の聴覚検査を示す第1の制御信号を生成するように構成されている、請求項16に記載の聴覚検査システム。
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