JP6284449B2 - 収納装置 - Google Patents
収納装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6284449B2 JP6284449B2 JP2014140699A JP2014140699A JP6284449B2 JP 6284449 B2 JP6284449 B2 JP 6284449B2 JP 2014140699 A JP2014140699 A JP 2014140699A JP 2014140699 A JP2014140699 A JP 2014140699A JP 6284449 B2 JP6284449 B2 JP 6284449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing body
- shaft portion
- closed
- posture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 25
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000005381 potential energy Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
下部に設けられた軸部を介して車両内装部材に対して姿勢変位可能に取り付けられ、物品を収納可能な物品収納部を閉じた閉成姿勢と、この閉成姿勢から乗員室側に傾いて該物品収納部を乗員室側に臨ませる開放姿勢との間で開閉し得る開閉体を備え、該開閉体の開閉に際して開放姿勢側に向けて自重がかかるように構成された収納装置において、
前記車両内装部材に上下に延在するように設けられ、前記軸部を回転可能に保持すると共に、該軸部を上下に案内するガイドと、
前記軸部に設けられ、前記開閉体の開閉に伴って回動する前記軸部と共に回動するギアと、
前記車両内装部材に前記ガイドに沿って延在するよう配設され、前記ギアと噛み合うラックとを備え、
前記閉成姿勢から前記開放姿勢へ向けた前記開閉体の開放に伴って回動する前記ギアの前記ラックとの噛み合い位置が上昇することで前記軸部を上昇させると共に、開放姿勢から閉成姿勢へ向けた開閉体の閉成に伴って回動するギアのラックとの噛み合い位置が下降することで軸部を下降させるよう構成したことを要旨とする。
請求項1に係る発明では、閉成姿勢から開放姿勢に開放する開閉体の開放に伴い、ギアとラックとの噛み合い位置が上昇することで、ガイドに案内されて軸部が上昇される。すなわち、ガイドの下端を回転中心として開閉体を開放した場合よりも開閉体が全体的に上方に変位して開放することになり、開放した開閉体と乗員との干渉を回避できる。また、ギアとラックとからなる簡単な機構で、開閉体の開閉に伴って該開閉体を昇降させることができる。そして、開閉体の開放時に該開閉体の上昇に力が消費されるので、自重により開放方向に力が加わった開閉体の開放にブレーキをかけることができる。これにより、使用者の操作負担を軽減し、開閉体の操作性を向上し得る。
前記物品収納部の側面に前記軸部が設けられると共に、前記車両内装部材における該側面に重なる部位に前記ガイドおよび前記ラックが設けられたことを要旨とする。
請求項2に係る発明では、物品収納部に物品を収納することに伴う重心の変化を抑えることができ、開放時のブレーキ作用を適切に働かせることができる。
請求項3に係る発明では、ギアのラックとの噛み合いを干渉させて、開閉体が開放姿勢に至るときのブレーキ作用を強くすることができる。
次に、実施例に係る収納装置10の作用について説明する。図4に示すように、閉成姿勢にある開閉体22は、ガイド孔18の下端に軸部46が位置する。そして、ギア42の歯部42aおよびラック20の歯部20aは、互いの下端部で噛み合う。閉成姿勢において、開閉体22は、その重心Gが、軸部46よりも乗員室側である後方かつ上方に位置するよう設定される。このため、閉成姿勢にある開閉体22には、上部を後方へ傾ける方向、すなわち開放方向へ向けて自重がかかっている。なお、実施例の収納装置10では、開閉体22の重心Gが、ガイド孔18における軸部46の移動軌跡を示す直線C(軸部46の回転中心を通り対向部18bに平行な直線)と、前記直線B(ラック20とギア42との噛み合いの位置の軌跡を示す直線)との中心線D上に位置設定される。実施例では、閉成姿勢にある開閉体22は、リッド本体36がガイド孔18およびラック20に沿って延在している。
前述した実施例の構成に限定されず、以下のようにも変更可能である。
(1) ガイドは、前後方向に傾くことなく鉛直に延在してもよい。また、ガイドは、上方へ向かうにつれて乗員室側に傾斜することで、開閉体を乗員室側に傾けて開放する際に、簡単な構成で軸部を上昇させ得る。
(2) 実施例では、閉成姿勢にある開閉体に、開放方向へ自重がかかる場合を例に挙げたが、開閉体は、閉成姿勢では開放方向へ自重がかからず、開放途中で開放方向へ自重がかかる構成でもよい。
(3) 実施例では、開閉体が収納容器を備えていたが、収納容器が車両内装部材に設けられ、この容器の開口を開閉体で開閉する構成でもよい。
(4) 実施例では、下端から上端までガイドとラックとが平行に延在する例を挙げて説明したが、ガイドの下端部から上方に向けた途中位置までガイドとラックとが平行に延在し、ガイドの上端部においてガイドとラックとの間隔が狭くなるよう設定してもよい。具体的には、ガイドの上端部において、ラックをガイド側に近付くよう曲げたり、ガイドをラック側に近付くよう曲げることができる。これにより、ガイドのラックとの噛み合いを干渉させて、開閉体が開放姿勢に至るときのブレーキ作用を強くすることができる。また、ラックおよびギアにおける開閉体が開放姿勢に至るときに噛み合う歯部の厚みを、他の歯部の厚みと比べて大きくすることで、ギアおよびラックの噛み合い抵抗を大きくして、開放姿勢に至るときのブレーキ作用を強くしてもよい。
20 ラック,22 開閉体,24 収納容器(物品収納部),42 ギア,46 軸部
Claims (3)
- 下部に設けられた軸部を介して車両内装部材に対して姿勢変位可能に取り付けられ、物品を収納可能な物品収納部を閉じた閉成姿勢と、この閉成姿勢から乗員室側に傾いて該物品収納部を乗員室側に臨ませる開放姿勢との間で開閉し得る開閉体を備え、該開閉体の開閉に際して開放姿勢側に向けて自重がかかるように構成された収納装置において、
前記車両内装部材に上下に延在するように設けられ、前記軸部を回転可能に保持すると共に、該軸部を上下に案内するガイドと、
前記軸部に設けられ、前記開閉体の開閉に伴って回動する前記軸部と共に回動するギアと、
前記車両内装部材に前記ガイドに沿って延在するよう配設され、前記ギアと噛み合うラックとを備え、
前記閉成姿勢から前記開放姿勢へ向けた前記開閉体の開放に伴って回動する前記ギアの前記ラックとの噛み合い位置が上昇することで前記軸部を上昇させると共に、開放姿勢から閉成姿勢へ向けた開閉体の閉成に伴って回動するギアのラックとの噛み合い位置が下降することで軸部を下降させるよう構成した
ことを特徴とする収納装置。 - 前記開閉体は、前記物品収納部を備え、
前記物品収納部の側面に前記軸部が設けられると共に、前記車両内装部材における該側面に重なる部位に前記ガイドおよび前記ラックが設けられた請求項1記載の収納装置。 - 前記ガイドと前記ラックとは、前記開閉体の前記閉成姿勢で前記軸部が位置する該ガイドの下端部から上方に向けた途中位置まで互いに平行に延在する一方、開閉体の前記開放姿勢で軸部が位置する該ガイドの上端部において互いの間隔が狭くなるよう設定された請求項1または2記載の収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014140699A JP6284449B2 (ja) | 2014-07-08 | 2014-07-08 | 収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014140699A JP6284449B2 (ja) | 2014-07-08 | 2014-07-08 | 収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016016740A JP2016016740A (ja) | 2016-02-01 |
JP6284449B2 true JP6284449B2 (ja) | 2018-02-28 |
Family
ID=55232309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014140699A Active JP6284449B2 (ja) | 2014-07-08 | 2014-07-08 | 収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6284449B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11007946B2 (en) | 2018-09-10 | 2021-05-18 | Ford Global Technologies, Llc | Glove box assembly providing increased leg room when opened |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108859982B (zh) * | 2018-09-04 | 2023-11-14 | 安道拓(重庆)汽车部件有限公司 | 汽车座椅侧部收纳装置 |
CN113984120A (zh) * | 2021-10-27 | 2022-01-28 | 容春山 | 集生态环境检测、评估、预警于一体的设备 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290459A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Shigeru Co Ltd | 車両用インストルメントパネル |
JP2008044579A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Calsonic Kansei Corp | グローブボックスの開閉構造 |
-
2014
- 2014-07-08 JP JP2014140699A patent/JP6284449B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11007946B2 (en) | 2018-09-10 | 2021-05-18 | Ford Global Technologies, Llc | Glove box assembly providing increased leg room when opened |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016016740A (ja) | 2016-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5364420B2 (ja) | カップホルダ | |
US9868401B2 (en) | Lid attached storage device | |
JP5273855B2 (ja) | 開放防止構造を持つ車両用収納装置 | |
US8074832B2 (en) | Hinge structure for a console box lid | |
CN112055669B (zh) | 收纳箱 | |
US20060208506A1 (en) | Latching mechanism | |
JP5965166B2 (ja) | 収納装置 | |
JP6284449B2 (ja) | 収納装置 | |
JP5993136B2 (ja) | 車両用収納装置 | |
JP4650369B2 (ja) | 蓋付き装置 | |
JP5459167B2 (ja) | 車両用収納装置 | |
JP2016182840A (ja) | アッパーボックス開閉機構 | |
JP2016101769A (ja) | 車載用カップホルダ | |
JP5979094B2 (ja) | グラブボックス | |
JP2009083727A (ja) | 車両用収納ボックス | |
KR20110063206A (ko) | 차량의 트레이 | |
JP2008105490A (ja) | 開閉機構 | |
JP2013107556A (ja) | スライドドア構造 | |
KR20130106101A (ko) | 자동차의 수납박스 | |
KR20100069739A (ko) | 수납장치 | |
JP6791071B2 (ja) | 車載用収納装置 | |
JP5199853B2 (ja) | コンソールボックス構造 | |
JP2006015805A (ja) | 車両用収納物保持装置 | |
JP2016007864A (ja) | 両開き収納装置 | |
JP5741529B2 (ja) | 車両用収納部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6284449 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |