JP6284428B2 - 顕微鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡システムに関するものである。
顕微鏡によりスライドガラス上の標本の一部を高解像度に撮影した部分画像データを複数連結して標本全体の画像データを取得し、この画像データをPCのディスプレイ等に表示させて顕微鏡像として観察することができるバーチャルスライドが知られている。
顕微鏡において画像を撮影する場合、光源のムラや、光学系の不均一性、撮像素子等に起因して生じる明るさのムラであるシェーディングが発生する。シェーディングは光軸から遠ざかるにつれて暗くなるので、バーチャルスライドのように複数の部分画像データを連結する場合には、各部分画像データの境界部分において不自然な境界が生じたり、シェーディング自体が標本の模様のように見えてしまうことがある。
また、シェーディングは、標本の反射・散乱特性によって変化する性質を有することから、標本ごとに、当該標本の特性に合わせた補正を要する。
このため、シェーディングの補正値である補正ゲインを予め作成し、補正ゲインに基づいてシェーディング補正を行う顕微鏡システムがある。このような顕微鏡システムの例として、特許文献1には、標本上の所定の位置を視野中央で撮像した画像と、視野周辺で撮像した画像の明るさの変化に基づいて補正ゲインを取得し、取得した補正ゲインに基づいてシェーディング補正を行う装置が開示されている。
特開2013−257422号公報
しかしながら、特許文献1に開示された顕微鏡システムでは、補正ゲインを取得するために、標本の位置を光学系に対して相対的に移動させながら撮像を複数回繰り返す必要がある。このため、観察対象の標本を変える毎に補正ゲインをその都度取得することとなり、シェーディング補正に長時間を要してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、より簡便に良好なシェーディング補正を行うことを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、標本の光学像を撮像して画像を取得する顕微鏡と、該顕微鏡により取得した前記画像のシェーディグ補正を行うための補正ゲインを算出する補正ゲイン算出手段と、該補正ゲイン算出手段により算出した補正ゲインに、前記標本の特徴を示す標本情報、及び前記画像を取得した際の光学情報を対応付けて記憶する補正ゲイン記憶手段と、前記顕微鏡により取得した補正対象画像のシェーディング補正を行う際に適用する補正ゲインを選択する補正ゲイン選択手段と、前記補正ゲイン選択手段により選択された補正ゲインに基づいて前記補正対象画像のシェーディング補正を行う補正手段と、を備え、前記補正ゲイン記憶手段に、前記補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、前記補正ゲイン選択手段が、前記補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた複数の前記補正ゲインのうち、該補正ゲインの算出時の標本情報と補正対象画像の標本情報との類似度に基づいて、前記補正対象画像のシェーディング補正に適用する前記補正ゲインを選択する顕微鏡システムを備える顕微鏡システムを提供する。
本態様によれば、顕微鏡により標本の光学像を撮像して画像を取得する。取得した画像について、補正ゲイン算出手段によりシェーディング補正に用いる補正ゲインを算出し、算出した補正ゲインを、当該画像取得時の光学情報及び標本情報と対応付けて補正ゲイン記憶手段に記憶する。補正ゲイン記憶手段に、顕微鏡により取得した補正対象画像と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが記憶されている場合には、補正ゲイン選択手段が記憶された補正ゲインから、シェーディング補正に適用する補正ゲインを選択することができる。ここで、補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、これらの複数の補正ゲインから、補正ゲイン選択手段により、補正ゲインの算出時の標本情報と前記補正対象画像の標本情報との類似度に基づいて、補正対象画像のシェーディング補正に適用する補正ゲインを選択する。
したがって、顕微鏡により標本の光学像を撮像して補正対象画像を取得した際に、必ずしも、都度補正ゲインを算出する必要がなく、補正ゲイン記憶手段に記憶された補正ゲインを適用することができる。また、適用すべき補正ゲインの候補が複数ある場合において、最も適切な補正ゲインを選択することで、簡便かつ良好にシェーディング補正を行うことができる。
上記した発明において、前記顕微鏡が、前記標本を載せるステージと、前記標本の像を形成する光学系と、該光学系及び前記ステージの少なくとも一方を駆動することにより、前記標本と前記光学系とを相対的に移動させる駆動手段と、前記標本の所定視野範囲の画像である基準視野画像を撮像すると共に、前記駆動手段により前記標本の位置を前記光学系に対して相対的に移動させて、前記所定視野範囲内の所定領域を含み前記所定視野範囲と互いに異なる周辺視野範囲の画像である周辺視野画像を複数撮像する撮像手段と、を備え、前記補正ゲイン算出手段が、前記基準視野画像と前記周辺視野画像とに基づいて、前記基準視野画像の各画素の補正ゲインを算出することとしてもよい。
このようにすることで、画像の中心のシェーディングが問題とならない領域と複数の周辺視野画像とを撮像することで明るさの変化に基づく良好な補正ゲインを算出することができる。
上記した発明において、前記補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた複数の前記補正ゲインのうち、前記補正対象画像のシェーディング補正に適用すべき補正ゲインの候補を表示する表示手段を備えることとしてもよい。
このようにすることで、ユーザにシェーディング補正に適用する補正ゲインの候補を提示することができる。
本発明によれば、より簡便に良好なシェーディング補正を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る顕微鏡システムを示す全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る顕微鏡システムによるシェーディング補正についてのフローチャートである。 基準視野画像及び周辺視野画像の例を示す説明図である。 本発明の参考実施形態に係る顕微鏡システムによるシェーディング補正についてのフローチャートである。
本発明の一実施形態)
本発明の実施形態に係る顕微鏡システムについて、図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、顕微鏡システムは、標本Aの光学像を撮像して画像を取得する顕微鏡1、顕微鏡1を制御する制御部2、及び制御部2に接続され顕微鏡1により取得した画像に対して所定の処理を施す画像処理部として機能するコンピュータ(PC)3を備えている。
顕微鏡1では、光源7から出射した照明光がハーフミラー6を経由してステージ8に設置された標本Aを照明し、対物レンズ9及び図示しない結像レンズ(光学系)を介して撮像部10の撮像面において標本Aの光学像を結像し、この光学像を撮像部10が画像として取得する。
顕微鏡1のステージ8にはモータ11が設けられており、このモータ11を駆動機構制御部20により駆動することにより、ステージ8に載置された標本Aを対物レンズ9及び結像レンズからなる光学系に対して相対的に移動させる。
ステージ8は、駆動機構制御部20でモータ11を駆動させることにより対物レンズ9の光軸に対して直交する方向(例えばX方向,Y方向の2方向)に駆動され、この結果、標本Aと光学系、延いては撮像部10とを相対的に移動させることができる。標本Aと撮像部10とを相対的に移動させることで、光源7からの光を照明する位置及び撮像部10の撮像素子に結像させる像が移動する。
撮像部10はCCD、CMOS等の撮像素子を備えたデジタルカメラであり、結像した光学像を撮像し、デジタル画像として制御部2の撮像制御部21に出力する。撮像部10は、撮像制御部21により制御される。また、撮像制御部21は、後述するコンピュータ3からの指示に従って、撮像部10における露光時間やISO感度等の撮像条件を設定したり、撮像した画像の現像処理を行って現像処理後の画像をコンピュータ3に出力したりする。
制御部2は、撮像部10を制御する撮像制御部21とステージ8を制御する駆動機構制御部20とを備え、撮像制御部21により撮像部10を、駆動機構制御部20によりステージ8を夫々制御して所定の位置、所定枚数の画像を撮像する。より具体的には、制御部2は、撮像部10及びステージ8を制御して、補正対象画像となる基準視野画像を撮像すると共に、補正ゲインを算出する際には、基準視野画像の中心の所定領域が重複し、かつ、異なる視野範囲の画像である周辺視野画像を複数取得し、取得したこれらの画像を画像処理部4に出力する。
コンピュータ3は、演算部としてのCPU(中央処理部)を備え、撮像制御部21から入力された画像に対して所定の画像処理を行うと共に、コンピュータ3に接続された制御部2、モニタ23、キーボード24及びマウス25を統括的に制御する。コンピュータ3としては、汎用又は専用のコンピュータを適用することができ、CPUが、撮像部10によって取得された標本Aの画像に対して所定の処理を施す画像処理や、種々の制御プログラムを実行する。コンピュータ3は、CPUが所定のプログラムを展開して実行することによって実現される処理部としての画像処理部4と、画像処理部4に接続される補正ゲイン記憶部5とを備えている。
画像処理部4は、標本情報生成部15、補正ゲイン算出部16、補正ゲイン選択部17、及びシェーディング補正部18を備えている。
標本情報生成部15は、撮像部10により撮像した画像に係る標本の名称、当該画像の画素値のヒストグラム、画素値の分散など、画像の特徴を示す情報を標本情報として生成する。
補正ゲイン算出部16は、顕微鏡1により取得した画像のシェーディグ補正を行うための補正ゲインを算出する。補正ゲイン算出部16における補正ゲインの算出は、補正ゲイン記憶部5に、補正対象画像のシェーディング補正に適切な補正ゲインが存在しない場合や、コンピュータ3によって補正ゲインを改めて取得する旨の指示があった場合に行われる。
補正ゲイン算出部16は、算出した補正ゲインを、補正ゲインを算出した画像を取得した際の光学情報及び標本情報生成部15により生成された標本情報と対応付けて補正ゲイン記憶部5に記憶する。なお、光学情報には、その補正ゲインを算出した画像を取得した際の、顕微鏡1における検鏡法、光源の種類、対物レンズの種類、撮像部10にカメラアダプタなどが設けられている場合にはその倍率など、撮像の際の光学的条件に係る情報が含まれる。従って、補正ゲイン記憶部5には、補正ゲイン算出部16により補正ゲインが新たに算出される度に、算出された補正ゲインと共に、当該画像に係る光学情報及び標本情報生成部15により生成された当該画像の標本情報が夫々対応付けられて記憶される。記憶された補正ゲインは後述する補正ゲイン選択部17による補正ゲインの選択の際の候補となる。
補正ゲイン選択部17は、顕微鏡1により取得した補正対象画像のシェーディング補正を行う際に適用する補正ゲインを選択する。より具体的には、補正ゲイン選択部17は、補正ゲイン記憶部5に補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、これら複数の補正ゲインから、標本情報に基づいて、補正対象画像のシェーディング補正に適用する補正ゲインを選択する。本実施形態においては、標本情報として画像における画素値のヒストグラムを用いて、補正対象画像のシェーディング補正に適用する補正ゲインを選択する。
なお、「光学情報が共通する」とは、補正対象画像の光学情報と補正ゲイン記憶部に記憶された補正ゲインと対応付けられた光学情報の全てが一致する場合は勿論、例えば、検鏡法と対物レンズに係る情報だけが一致するなど、一部が一致する場合も含む。
シェーディング補正部18は、補正ゲイン選択部17によって選択された補正ゲインに従って、補正対象画像にシェーディング補正を施し、シェーディングが補正された画像を取得する。
以下、このように構成された顕微鏡システムによるシェーディング補正の流れについて、図2のフローチャートに従って説明する。
ステップS201において、撮像制御部21がコンピュータ3の指示に従って標本Aの光学像を撮像する旨の指示を撮像部10に行い、この指示を受けて撮像部10が、補正対象画像として図3(A)に示す基準視野画像を撮像し、撮像制御部21において現像処理を行って画像処理部4に出力する。
ステップS202において、コンピュータ3が、補正ゲイン記憶部5に補正対象画像を撮像した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられて記憶されている補正ゲイン、つまり補正対象画像と光学情報が共通する補正ゲインが存在するか否かを判定する。光学情報が共通する補正ゲインが存在する場合はステップS203に進み、ステップS203において、補正対象画像に対して新たに補正ゲインを算出するか否かを判定する。
ステップS202において、光学情報が共通する補正ゲインが存在しない場合や、ステップS203において、例えばユーザによる指示などコンピュータ3から補正ゲインを算出する旨の指示があった場合には、ステップS204において、補正対象画像に対する補正ゲインの算出を行う。一方、ステップS203において、コンピュータ3から補正ゲインを算出する旨の指示がなかった場合には、後述するステップS207に進む。
ステップS204では、補正ゲインの算出が例えば以下のように行われる。駆動機構制御部20により、ステージ8を駆動して標本Aと撮像部10とを相対的に移動させ、補正対象画像である基準視野画像とこの基準視野画像内の所定領域を重複させつつ視野範囲を異ならせて、複数の周辺視野画像を撮像する。周辺視野画像としては、例えば、基準視野画像と画像サイズの1/3程度ずらしながら4枚を撮像する構成とすることができる。
具体的には、図3(A)〜図3(E)中、基準視野画像301、周辺視野画像302,303,304,305とする。また図3(B)〜図3(E)において各周辺視野画像302,303,304,305に対して、基準視野画像301を破線で示した。
すなわち、基準視野画像301が撮像された後(図3(A))、ステージ8を基準視野画像の画像幅の3分の1だけ右(例えばY方向)に駆動して周辺視野画像302を撮像し(図3(B))、ステージ8を基準視野画像の画像高さの3分の1下(例えばX方向)かつ画像幅の3分の1だけ左に駆動して周辺視野画像303を撮像し(図3(C))、ステージ8を基準視野画像の画像高さの3分の1だけ下に駆動して周辺視野画像304を撮像し(図3(D))、最後にステージ8を基準視野画像の画像幅の3分の1だけ右かつ画像高さの3分の1だけ下に駆動して周辺視野画像305を撮像する(図3(E))。
なお、各周辺視野画像の撮像の順番は任意であり、基準視野画像301と周辺視野画像302〜305の相対的位置関係は逆でもよい。図中のWidthは画像幅、Heightは画像高さを示す。このようにして撮像された基準視野画像と周辺視野画像とに基づいて、視野中心ではシェーディングが殆どないことから、中心と周囲が重なる画像同士の明るさの比に基づいて補正ゲインを算出する。
続いて、ステップS205では、補正対象画像に対して標本情報を生成する。すなわち、標本情報生成部15により、補正対象画像に係る標本の名称の入力を受け付けると共に、補正対象画像の画素値のヒストグラムを生成する。補正対象画像が、RGBの要素を持つカラー画像の場合には、色毎にヒストグラムを算出する。なお、ヒストグラムは標本の特徴を示す標本情報として用いられるものであるため、ヒストグラムに代えて、例えば、補正対象画像の画素値の分散等、補正対象画像の特徴を示すものを用いることができる。
ステップS206では、先のステップで算出した補正対象画像の補正ゲインに対応付けて、顕微鏡1から入力された補正対象画像を撮像した際の光学情報及び標本情報を補正ゲイン記憶部5に記憶する。
ステップS207では、補正ゲイン記憶部5に、補正対象画像の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されているか否かを判定する。判定の結果、該当する補正ゲインが複数存在しない場合、すなわち、補正ゲイン記憶部5に該当する補正ゲインが1つ記憶されている場合には、当該補正ゲインを適用してステップS211において補正対象画像にシェーディング補正を行う。
一方、ステップS207における判定で、光学情報が共通する補正ゲインが複数存在すると判定された場合には、ステップS208に進み、補正対象画像のヒストグラムを生成する。なお、補正対象画像についてステップS205で標本情報を生成している場合には、ヒストグラムがすでに算出されているので、すでに算出されたヒストグラムをそのまま利用する。
ステップS209では、補正ゲイン選択部17により、ステップS208で算出した補正対象画像のヒストグラムと、補正ゲイン記憶部5に記憶されている光学情報が共通する複数の補正ゲインにかかるヒストグラムとを比較し、類似度を判定する。ヒストグラムの類似度の判定は、例えば、以下のように行われる。
補正対象画像のヒストグラムをHref、補正ゲイン記憶部に記憶された光学情報が共通する補正ゲインのヒストグラムをHとし、補正対象画像のヒストグラムHrefと補正ゲイン記憶部に記憶された光学情報が共通する補正ゲインのうちk番目の補正ゲインヒストグラムの類似度d(Href,H)を、以下の(1)式で表される交差法で求めることができる。
Figure 0006284428
ここで、iは画素値、Nは最大画素値、Href(i)及びH(i)は画素値iの画素数であり、d(Href,H)が最大となる補正ゲインのヒストグラムが最も補正対象画像のヒストグラムと類似していると判定することができる。従って、d(Href,H)が最大となる補正ゲインを、シェーディング補正に適用する補正ゲインの候補とする。
なお、類似度の算出はこれに限定されるものではなく、相関、カイ二乗、Bhattacharyya距離などの公知の手法を用いてもよい。
また、補正ゲイン選択部17は、補正対象画像と光学情報が共通する全ての補正ゲインの標本名をモニタ23に表示することで、ユーザに補正ゲインの選択肢を提示することができる。また、この表示の際に、ヒストグラムを比較した結果に基づいて、ヒストグラムの類似度が高い順に表示したり、ヒストグラムが最も類似する補正ゲインを推奨候補として表示したりすることができる。
ステップS211では、ステップS210によって選択された補正ゲインを適用して補正対象画像のシェーディング補正を行う。なお、表示された候補からユーザが選択し、キーボード24やマウス25等により入力された補正ゲインを選択することとしてもよい。
このように、本実施形態にかかる顕微鏡システムによれば、補正ゲイン記憶部5に、顕微鏡1により取得した補正対象画像と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが記憶されている場合には、補正ゲイン選択部17が記憶された補正ゲインから、シェーディング補正に適用する補正ゲインを選択することができる。特に、補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、これらの複数の補正ゲインから、補正ゲイン選択部17により、標本情報としてのヒストグラムの類似度が最も高いものを補正対象画像のシェーディング補正に適用する補正ゲインとして選択することができる。
したがって、顕微鏡により標本の光学像を撮像して補正対象画像を取得した際に、必ずしも、都度補正ゲインを算出する必要がなく、補正ゲイン記憶部5に記憶された補正ゲインを適用することができる。また、適用すべき補正ゲインの候補が複数ある場合において、最も適切な補正ゲインを選択することで、簡便かつ良好にシェーディング補正を行うことができる。
参考実施形態)
以下、本発明の参考実施形態について説明する。
本実施形態に係る顕微鏡システムは、補正ゲイン選択部17によって補正ゲイン記憶部に記憶された複数の補正ゲインからシェーディング補正に適用する補正ゲインを選択する際の場合の手法が、上述した本発明の一実施形態に係る顕微鏡システムと異なっている。
すなわち、本実施形態に係る顕微鏡システムにおいて、補正ゲイン選択部17は、補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、光学情報が共通する複数の補正ゲインによって補正対象画像のシェーディング補正を行い、その補正結果に基づいて補正対象画像のシェーディング補正に適用する補正ゲインを選択する。
本実施形態に係る顕微鏡システムは、上述した本発明の一実施形態と略同一の構成であるため、各構成についての説明を省略し、シェーディング補正の流れについて、図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS301において、コンピュータ3からの撮像指示を撮像制御部21を介して受信した撮像部10が、補正対象画像として図3(A)に示す基準視野画像を撮像し、撮像制御部21において現像処理を行って画像処理部4に出力する。
ステップS302において、コンピュータ3が、補正ゲイン記憶部5に補正対象画像と光学情報が共通する補正ゲインが記憶されているか否かを判定する。光学情報が共通する補正ゲインが存在する場合はステップS303に進み、ステップS303において、補正対象画像に対して新たに補正ゲインを算出するか否かを判定する。
ステップS302において、光学情報が共通する補正ゲインが存在しない場合や、ステップS303において、例えばユーザによる指示などコンピュータ3から補正ゲインを算出する旨の指示があった場合には、ステップS304において、補正対象画像に対する補正ゲインの算出を行う。一方、ステップS303において、コンピュータ3から補正ゲインを算出する旨の指示がなかった場合には、後述するステップS307に進む。補正ゲインの算出は上述した本発明の一実施形態における補正ゲインの算出と同様の手順で行われる。
続いて、ステップS305では、補正対象画像に対して標本情報を生成する。すなわち、標本情報生成部15により、補正対象画像に係る標本の名称の入力を受け付ける。
ステップS306では、先のステップで算出した補正対象画像の補正ゲインに対応付けて、顕微鏡1から入力された補正対象画像を撮像した際の光学情報及び標本情報を補正ゲイン記憶部5に記憶する。
ステップS307では、補正ゲイン記憶部5に、補正対象画像の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されているか否かを判定する。判定の結果、該当する補正ゲインが複数存在しない場合、すなわち、補正ゲイン記憶部5に該当する補正ゲインが1つ記憶されている場合には、当該補正ゲインを適用してステップS312において補正対象画像にシェーディング補正を行う。
一方、ステップS307における判定で、光学情報が共通する補正ゲインが複数存在すると判定された場合には、ステップS308に進み、光学情報が共通する全ての補正ゲインを用いて補正対象画像のシェーディング補正を行う。
ステップS309において、補正ゲイン選択部17はシェーディング補正後の各画像に対してローパスフィルタをかける。ローパスフィルタとしては、例えば以下の(2)式で表される平均フィルタを用いることができる。
Figure 0006284428
ここで、f(x、y)は座標(x、y)の平均フィルタ後の画素値、I(x,y)は座標(x、y)の画素値、M、Nはそれぞれx方向のフィルタサイズ、y方向のフィルタサイズである。フィルタサイズは画像サイズに対して十分大きな値を設定すればよく、例えばN=M=300を設定できる。なお、ローパスフィルタは平均フィルタに限定されるものではなく、ガウシアンフィルタやフーリエ変換後にローパスフィルタをかけてフーリエ逆変換をかける等の公知の手法を用いてもよい。
続いて、ステップS310において、補正ゲイン選択部17により、ローパスフィルタ処理後の各画像に対して対角のラインプロファイルの分散を算出し、ステップS311において当該分散が最も小さいものを、最終的にシェーディング補正に適用する補正ゲインの候補として選択する。
ステップS312で、補正ゲイン選択部17により選択された補正ゲインを適用して、補正対象画像のシェーディング補正を行う。
本実施の形態にかかる顕微鏡システムによれば、補正ゲイン記憶部5に、顕微鏡1により取得した補正対象画像と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが記憶されている場合には、補正ゲイン選択部17が記憶された補正ゲインから、シェーディング補正に適用する補正ゲインを選択することができる。特に、補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、これらの複数の補正ゲインから、補正ゲイン選択部17により、複数の補正ゲインによるシェーディング補正の結果に基づいて、つまり、シェーディング補正の結果に係る画像の各ラインプロファイルの分散値に基づいて、補正対象画像のシェーディング補正に適用する補正ゲインを選択することができる。
したがって、顕微鏡により標本の光学像を撮像して補正対象画像を取得した際に、必ずしも、都度補正ゲインを算出する必要がなく、補正ゲイン記憶部5に記憶された補正ゲインを適用することができる。また、適用すべき補正ゲインの候補が複数ある場合において、最も適切な補正ゲインを選択することで、簡便かつ良好にシェーディング補正を行うことができる。
1 顕微鏡
2 制御部
3 コンピュータ(PC)
4 画像処理部
15 標本情報生成部
16 補正ゲイン算出部
17 補正ゲイン選択部
18 シェーディング補正部
20 駆動機構制御部
21 撮像制御部

Claims (3)

  1. 標本の光学像を撮像して画像を取得する顕微鏡と、
    該顕微鏡により取得した前記画像のシェーディグ補正を行うための補正ゲインを算出する補正ゲイン算出手段と、
    該補正ゲイン算出手段により算出した補正ゲインに、前記標本の特徴を示す標本情報、及び前記画像を取得した際の光学情報を対応付けて記憶する補正ゲイン記憶手段と、
    前記顕微鏡により取得した補正対象画像のシェーディング補正を行う際に適用する補正ゲインを選択する補正ゲイン選択手段と、
    前記補正ゲイン選択手段により選択された補正ゲインに基づいて前記補正対象画像のシェーディング補正を行う補正手段と、を備え、
    前記補正ゲイン記憶手段に、前記補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた補正ゲインが複数記憶されている場合に、
    前記補正ゲイン選択手段が、前記補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた複数の前記補正ゲインのうち、該補正ゲインの算出時の標本情報と前記補正対象画像の標本情報との類似度に基づいて、前記補正対象画像のシェーディング補正に適用する前記補正ゲインを選択する顕微鏡システム。
  2. 前記顕微鏡が、
    前記標本を載せるステージと、
    前記標本の像を形成する光学系と、
    該光学系及び前記ステージの少なくとも一方を駆動することにより、前記標本と前記光学系とを相対的に移動させる駆動手段と、
    前記標本の所定視野範囲の画像である基準視野画像を撮像すると共に、前記駆動手段により前記標本の位置を前記光学系に対して相対的に移動させて、前記所定視野範囲内の所定領域を含み前記所定視野範囲と互いに異なる周辺視野範囲の画像である周辺視野画像を複数撮像する撮像手段と、を備え、
    前記補正ゲイン算出手段が、前記基準視野画像と前記周辺視野画像とに基づいて、前記基準視野画像の各画素の補正ゲインを算出する請求項1記載の顕微鏡システム。
  3. 前記補正対象画像を取得した際の光学情報と共通する光学情報に対応付けられた複数の前記補正ゲインのうち、前記補正対象画像のシェーディング補正に適用すべき補正ゲインの候補を表示する表示手段を備える請求項1又は請求項2記載の顕微鏡システム。
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