JP6284391B2 - 静電容量型入力装置 - Google Patents

静電容量型入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6284391B2
JP6284391B2 JP2014040891A JP2014040891A JP6284391B2 JP 6284391 B2 JP6284391 B2 JP 6284391B2 JP 2014040891 A JP2014040891 A JP 2014040891A JP 2014040891 A JP2014040891 A JP 2014040891A JP 6284391 B2 JP6284391 B2 JP 6284391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
detection
group
input device
electrode group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014040891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015166921A (ja
Inventor
宏 涌田
宏 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2014040891A priority Critical patent/JP6284391B2/ja
Priority to US14/595,004 priority patent/US9983741B2/en
Priority to CN201510092946.XA priority patent/CN104898905B/zh
Publication of JP2015166921A publication Critical patent/JP2015166921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6284391B2 publication Critical patent/JP6284391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/0416Control or interface arrangements specially adapted for digitisers
    • G06F3/04166Details of scanning methods, e.g. sampling time, grouping of sub areas or time sharing with display driving
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • G06F3/0446Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a grid-like structure of electrodes in at least two directions, e.g. using row and column electrodes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/041012.5D-digitiser, i.e. digitiser detecting the X/Y position of the input means, finger or stylus, also when it does not touch, but is proximate to the digitiser's interaction surface and also measures the distance of the input means within a short range in the Z direction, possibly with a separate measurement setup
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/94Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00 characterised by the way in which the control signal is generated
    • H03K2217/96Touch switches
    • H03K2217/9607Capacitive touch switches
    • H03K2217/960735Capacitive touch switches characterised by circuit details
    • H03K2217/960745Capacitive differential; e.g. comparison with reference capacitance
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/94Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00 characterised by the way in which the control signal is generated
    • H03K2217/96Touch switches
    • H03K2217/9607Capacitive touch switches
    • H03K2217/960755Constructional details of capacitive touch and proximity switches

Description

本発明は、複数の電極部を有する電極群の前方に位置する指や手などの操作体の位置を検知する静電容量型入力装置に関する。
特許文献1には、いわゆるホバー検知を可能としたタッチセンサの発明が開示されている。ホバー検知は、ホバリング検知とも呼ばれ、タッチセンサの操作面から離れた位置にある指や手の存在ならびにその位置を検知する検知動作を意味している。
特許文献1に記載されたタッチセンサは、複数並んでいるラインのうちの3つのラインを選択し、1つラインを検知ラインとしその両側に位置するラインを駆動ラインとする。検知動作は、検知ラインと一方の側に位置する駆動ラインとの間の静電容量と、検知ラインと他方の側に位置する駆動ラインとの間の静電容量の差を求めることで指などの接近状態を検出する。また、前記3つのラインの選択位置を順次切替えていくことで、接近している指の座標上の位置を検出するというものである。
特開2013−80290号公報
特許文献1に記載されたタッチセンサは、3つのラインで構成される検知ラインと駆動ラインの組み合わせを、複数のXラインと複数のYラインにおいて順番に切替える動作を行っている。
この構成では、操作面から指や手などを検知できる距離であるホバー検知可能距離を長くしようとすると、指や手と検知ラインとの間の静電容量と比較して、中央の検知ラインとその両側の駆動ラインとの静電結合を大きくしなくてはならなくなり、指や手の接近を検知するときのS/N比が劣化しやすくなる。また、検知ラインと駆動ラインの組み合わせを全てのXラインと全てYラインに順番に切替える動作を行っているため、ラインの切替え回数が多くなり、制御回路の負担が大きくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、回路負担を増加させることなく、指などの操作体の接近位置を高精度に検知できる静電容量型入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、第1の方向へ間隔を空けて配置され前記第1の方向と直交する第2の方向に連続する電極部を複数備えた第1の電極群と、いずれかの前記電極部に駆動電力を与える駆動回路と、いずれかの前記電極部からの出力を検知する検知回路とが設けられた静電容量型入力装置において、
前記第1の電極群を構成する電極部のうち互いに隣接する複数の電極部が、前記駆動電力が与えられる一群の駆動電極部として動作し、前記一群の駆動電極部の両側に、接地電位とされた接地電極部を挟んで位置する電極部が、出力を検知する検知電極部として動作するものとして設定され、
前記一群の駆動電極部を挟んで一方に位置する前記検知電極部と、他方に位置する前記検知電極部の出力の差または比から、前記第1の電極群に接近する操作体の第1の方向での位置が算出され、かつ、出力の和から、前記第1の電極群が設けられた面から操作体までの垂直距離が算出され、前記設定は、前記垂直距離が予め設定された距離よりも短くならない限り固定されていることを特徴とするものである。
本発明の静電容量型入力装置は、好ましくは隣接している複数の電極部を駆動電極として、その両側に位置する電極部を検知電極部とすることで、2つの検知電極部を適度な距離に保つことができ、操作体の接近状態や接近位置を良好なS/N比によって検知できるようになる。また、複数の2つの検知電極部からの出力の差や比によって接近位置を検知できるようにしているため、駆動電極部ならびに検知電極部を頻繁に切替える必要がなくなり、回路負担を低減できる。
前記接地電極部を設けることにより、操作体が第1の方向へ移動したときの移動位置の検知出力のリニアリティを向上できる。
本発明は、前記垂直距離に応じて表示画面の表示内容を変化させる制御を行うことが可能である。
本発明は、前記表示画面の前方に透光性の基板が設けられ、この基板に前記第1の電極群が設けられているものとして構成できる。
本発明は、前記垂直距離が予め設定された接近検知距離よりも短くなったときに、最初に設定された前記検知電極部前記第1の方向の距離よりも短い距離を空けて位置する電極部が、新たな前記検知電極部となるように切替えられることが好ましい。
上記切替え動作を行うことで、操作体の接近距離をさらに高精度に検知できるようになる。
本発明は、前記第2の方向へ間隔を空けて配置され前記第1の方向に連続する電極部を複数備えた第2の電極群が設けられ、前記第1の電極群を構成する電極部と前記第2の電極群を構成する電極部との間に静電容量が形成されており、
前記垂直距離が、前記接近検知距離よりもさらに短い予め設定された最短検知距離よりも短くなったときに、前記第1の電極群と前記第2の電極群の一方に順番に駆動電力を与え、他方から検知出力を得るタッチ検知モードに切替えられるものとして構成できる。
本発明は、複数の駆動電極部の両側に検知電極部を配置することで、電極群の前方に接近した操作体の接近状態と接近位置を高い精度で検知できるようになる。また2つの検知電極部の検知出力から接近位置を算出しているため、駆動電極部と検知電極部の選択位置を頻繁に切替える必要がなく、回路負担を軽減できる。
本発明の実施の形態の静電容量型入力装置の操作状態を示す斜視図、 本発明の実施の形態の静電容量型入力装置の回路ブロック図、 本発明の実施の形態の静電容量型入力装置の検知動作を示す説明図、 (A)は両側の検知電極部からの検知出力の差を示す線図、(B)は両側の検知電極部からの検知出力の和を示す線図、 (A)(B)(C)は、操作体の接近に伴う駆動電極部と検知電極部との切換え動作を説明する説明図、 検知動作のフローチャート、
(静電容量型入力装置の構造)
図1に示す表示入力装置1は、筐体2の内部にカラー液晶表示パネルなどの表示装置3が設けられ、その前方に透光性の静電容量型入力装置10が配置されている。
表示入力装置1が車載用として使用されるときは、表示装置3の表示画面3aに、カーナビゲーション情報、オーディオ情報、ラジオ受信情報、道路情報、エアーコンディショナーの設定情報、その他の自動車の運転や設備に関する情報が表示される。
図1と図2に示す静電容量型入力装置10は、X方向が第1の方向、Y方向が第2の方向、Z方向が前後方向(接近・離反方向)である。
静電容量型入力装置10には第1の電極群11と第2の電極群12が設けられている。図3には、第1の電極群11の断面が現れている。静電容量型入力装置10は、表示装置3の前方に透光性の基板13が配置されている。この基板13は、PETなどの樹脂シートあるいはアクリル板などで形成されている。基板13はX−Y平面と平行な表面を有しており、この表面に第1の電極群11と第2の電極群12が形成されている。第1の電極群11と第2の電極群12はITOなどの透光性の導電性材料で形成されている。
図1と図2に示すように、第1の電極群11を構成する複数の電極部は、X0,X1,X2,X3,・・・,Xnで示されている。第1の電極群11を構成している電極部は、第1の方向であるX方向へ一定のピッチで配列し、それぞれの電極部は第2の方向であるY方向へ連続して延びている。第2の電極群12を構成する複数の電極部は、Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynで示されている。第2の電極群12を構成している電極部は、第2の方向であるX方向へ一定のピッチで配列し、それぞれの電極部は第1の方向であるX方向へ連続して延びている。
第1の電極群11を構成する各電極部と第2の電極群12を構成する各電極部は、基板13の表面で交差しているが、交差部分で第1の電極群11を構成する各電極部と第2の電極群12を構成する各電極部とが互いに絶縁されている。
図3に示すように、第1の電極群11と第2の電極群12の前方は透光性のカバー部材14で覆われている。カバー部材14はアクリル板またはポリカーボネート板であり、その表面が操作面14aとなっている。
図1と図2に示す実施の形態では、第1の電極群11を構成する電極部X0,X1,X2,X3,・・・,Xnが、Y方向へ連続する帯形状であり、第2の電極群12を構成する電極部Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynが、X方向へ連続する帯形状である。ただし、第1の電極群11を構成する電極部として、四角形などの一定の面積を有する電極パターンがY方向に一定のピッチで列を成し、それぞれの列で前記電極パターンどうしが導通されているものであってもよい。同様に、第2の電極群12を構成する電極部として、四角形などの一定の面積を有する電極パターンがX方向に一定のピッチで列を成し、それぞれの列で前記電極パターンどうしが導通されているものであってもよい。
図2に示すように、静電容量型入力装置10は、切替え回路であるマルチプレクサ15と、駆動回路16ならびに検知回路17が設けられている。これら各回路は制御部18によって制御されている。
第1の電極群11を構成する電極部X0,X1,X2,X3,・・・,Xnと、第2の電極群12を構成する電極部Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynは、マルチプレクサ15で切替えられて駆動回路16または検知回路17に接続される。
(動作)
次に、静電容量型入力装置10の動作を説明する。
この静電容量型入力装置10は、接地電位に設定された操作体を操作面14aに接近させ、さらには操作面14aに接触させることによって、入力操作が行われる。以下の実施の形態では、人の指Fが操作体として使用されている。ただし、手の平なども操作体として使用することが可能であるし、人の手以外の金属体なども操作体として使用することが可能である。
静電容量型入力装置10の動作モードは、制御部18において、ホバー検知モードとタッチ検知モードとに切替えられる。ホバー検知モードは、図3に示す操作面14aから離れた位置で指Fを基板13に接近させて入力操作を行ったり、操作面14aから離れた位置で、指FをX−Y平面と平行に移動させて入力操作を行うモードを意味している。
タッチ検知モードは、指Fを操作面14aに接触させ、または操作面14aに例えば5mm以下の短い距離に接近させて、入力操作を行うモードを意味している。
(ホバー検知モード)
この静電容量型入力装置10は始動したときに初期モードが設定されてホバー検知が可能な状態に自動的に設定される。図3には、初期モードに設定されたときの第1の電極群の動作状態が示されている。
図3に示すように、初期モードでは、マルチプレクサ15の切替えにより、第1の方向であるX方向の図示左端に位置する電極部X0が検知電極部S1に設定され、X方向の図示右端に位置する電極部Xnも、検知電極部S2に設定される。左から3番目の電極部X2から右から三番目の電極部Xn−2までの複数の電極部は全て、マルチプレクサ15の切替えにより駆動電極部Dに設定される。そして、検知電極部S1に設定される電極部X0と、駆動電極部Dに設定される電極部X2との間に位置する電極部X1は、マルチプレクサ15によって接地電位に設定された接地電極部G1に設定される。また、検知電極部S2に設定される電極部Xnと、駆動電極部Dに設定される電極部Xn−2との間に位置する電極部Xn−1は、マルチプレクサ15によって接地電位に設定された接地電極部G2に設定される。
駆動回路16では、矩形波のパルス状の電圧が一定の間隔で現れる駆動電力が生成され、この駆動電力が、複数の駆動電極部Dに同時に与えられる。すなわち、複数の駆動電極部Dの全てに対して一定の周波数の前記駆動電力が同位相で与えられる。
図3に示すように、全ての駆動電極部Dにパルス状の電圧が印加されると、基板13の前方に電界領域Eが形成される。全ての駆動電極部Dと検知電極部S1との間に静電容量が形成され、全ての駆動電極部Dと検知電極部S2との間に静電容量が形成されているため、駆動電極部Dに与えられるパルス状の電圧の立ち上がり時と立下り時に、検知電極部S1とS2に瞬間的な検知電流が流れる。この検知電流が検知回路17に与えられる。
図3に示すように、指Fを操作面14aの前方へ対向させると、指Fと複数の駆動電極部Dとの間に比較的大きな静電容量が形成される。その結果、検知電極部S1,S2に流れる検知電流が変化する。駆動電極部Dにパルス状の駆動電力が与えられる度に検知電極部S1,S2で得られる検知電流は、検知回路17で電圧に変換され積分され増幅されさらにA/D変換されて、検知出力として制御部18に与えられる。
制御部18では、検知電極部S1からの検知出力Os1と検知電極部S2からの検知出力Os2の差(Os1−Os2)が求められる。この演算により、静電容量型入力装置10に接近している指Fの第1の方向(X方向)の座標位置を測定することができる。または、前記検知出力Os1と検知出力Os2との比から指Fの座標位置を検知することも可能である。
図4(A)に示す線図は、横軸に指FのX座標上の位置が示され、縦軸に出力差(Os1−Os2)が示されている。図4(A)はシミュレーション結果であるが、このシミュレーションの対象となる静電容量型入力装置10はX方向の寸法がほぼ70mmである。シミュレーションでは、第1の電極群の電極部の数nを8本とした。また駆動電圧は3.3Vとし、DC結合での静電容量を評価した。
図4(A)は、基板13の表面から指Fの下面までのZ方向の垂直距離Hが変化したときの線が示されており、(i)は垂直距離Hが40mm、(ii)は垂直距離Hが20mm、(iii)は垂直距離Hが5mmである。第1の電極群11を構成する電極部は薄く形成されているため、垂直距離Hは、電極部の表面から指Fの下面までの垂直距離とほぼ同じである。
図4(A)に示すように、垂直距離Hが40mm、20mm、5mmのいずれの距離であっても、指Fが第1の方向(X方向)へ移動したときの位置を、出力差(Os1−Os2)から判別できることが解る。この実施の形態では、図3に示すように、駆動電極部Dと検知電極部S1との間に接地電極部G1が配置され、駆動電極部Dと検知電極部S2との間に接地電極部G2が配置されている。そのため、複数の駆動電極部Dとそれぞれの検知電極部S1,S2との間の静電結合が過剰になるのを避けることができ、指FがX方向の左側部分や右側部分に移動したときの、出力差(Os1−Os2)のリニアリティを向上することが可能である。
また制御部18では、検知電極部S1からの検知出力Os1と検知電極部S2からの検知出力Os2から出力和(Os1+Os2)が求められる。この出力和(Os1+Os2)を算出することで、基板13の表面(電極部の表面)から指Fの下面までのZ方向の垂直距離Hを測定することができる。
図4(B)は、図4(A)と同じ条件下でのシミュレーション結果を示している。図4(B)の横軸は、指FのX座標上の位置を示し、縦軸は指がそれぞれの位置にあるときの出力和(Os1+Os2)を示している。図4(B)では図4(A)と同様に、(i)は垂直距離Hが40mm、(ii)は垂直距離Hが20mm、(iii)は垂直距離Hが5mmである。
図4(B)に示すように、垂直距離Hが40mmであると、指FがX方向のどの位置にあっても出力和(Os1+Os2)がほぼ一定である。垂直距離Hが20mmになると、指FがX方向の中央部分に至ったときの出力和(Os1+Os2)が低下し始め、垂直距離Hが5mmになると、指FがX方向の中央部に移動したときの出力和(Os1+Os2)がさらに低下する。
X方向の中央部において指Fを操作面14aに向けて接近させる操作を行う際に、指Fを前方に離れた位置から垂直距離Hが20mm付近まで接近させる過程では、垂直距離Hが短くなるにしたがって、出力和(Os1+Os2)が大きく なり、これにより垂直距離Hを測定することが可能である。ところが、指Fを操作面14aに向けてさらに接近させ、垂直距離Hが20mmよりも短くなると、操作面14aに接近するにしたがって出力和(Os1+Os2)が小さくなる逆転現象が発生する。そのため、指Fが操作面14aに接近しているのか遠ざかっているのかの判別がつかなくなる。
これは、静電容量型入力装置10のX方向の幅寸法が大きく、検知電極部S1,S2のX方向の間隔が広く設定されているため、検知電極部S1と検知電極部S2との中間部分で駆動電極部Dに指Fが接近したときの検知電極部S1,S2の検出感度が低下してしまうためである。
そこで、制御部18では、前記垂直距離Hが、予め設定されているしきい値である「接近検知距離」よりも短くなったときに、検知電極部S1と検知電極部S2のX方向の間隔を狭めるように電極部の設定を切替える制御が行われる。例えば、指FのX方向の対向位置が図5(A)に示す位置にあり、指Fまでの垂直距離Hが「接近検知距離」よりも短くなったと判断されると、マルチプレクサ15が制御される。そして、図5(B)に示すように、新たな電極部が検知電極部S1,S2に設定される。この検知電極部S1,S2は、図5(A)に示す初期モードよりも間隔が短く、且つ指Fが対向している座標位置を中心としてX方向の両側にほぼ同じ距離を空けて配置するように設定される。検知電極部S1,S2の切換えに伴って新たな検知電極部S1,S2の内側に位置する電極部が接地電極部G1,G2に設定され、接地電極部G1と接地電極部G2の間に位置する複数の電極部が駆動電極部Dに設定される。
なお、図5(B)において新たに前記駆動電極部Dや検知電極部S1,S2に設定された電極部以外の電極部、例えば検知電極部S1よりも左側に位置する電極部は、全て接地電位に設定される。
このように、指Fが操作面14aに接近したときに、検知電極部S1,S2の間隔を狭めることによって、指Fの垂直距離Hが20mm以下となり、さらには5mm以下になったとしても、指Fが操作面14aに接近するにしたがって、出力和(Os1+Os2)が増大するようになる。よって、指Fを操作面14aにほぼ接触する位置まで接近させる間に、出力和(Os1+Os2)によって前記垂直距離Hを正確に測定できるようになる。
検知電極部S1,S2のX方向の対向間隔を狭めるための切替え動作は、垂直距離Hが予め決められた「接近検知距離」よりも短くなったときに一度だけ行われてもよいし、垂直距離Hが短くなるにしたがって、検知電極部S1,S2のX方向の対向間隔が狭くなる切替え制御が複数段階で行われてもよい。
なお、図3と図5に示す実施の形態では、検知電極部S1,S2ならびに接地電極部G1,G2のそれぞれが1つの電極部で設定されているが、検知電極部S1,S2ならびに接地電極部G1,G2のそれぞれを、隣接する複数の電極部で設定することも可能である。
図3ならびに図4では、第1の電極群11を構成する電極部X0,X1,X2,X3,・・・,Xnに、検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dに設定されているが、この設定のときは、第2の電極群12を構成する電極部Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynが、全て接地電位に設定される。
ホバー検知モードでは、第1の電極群11と第2の電極群12とが時分割で交互に駆動される。すなわち、図3に示すように第1の電極群11に検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dが設定された後に、第2の電極群12の電極部Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynに、検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dが設定される。このときは、第1の電極群11を構成する電極部X0,X1,X2,X3,・・・,Xnの全てが接地電位に設定される。この第1の電極群11の設定と第2の電極群12の設定が交互に繰り返される。
第1の電極群11に検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dが設定されたときと、第2の電極群12に検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dが設定されたときのそれぞれにおいて、出力差(Os1−Os2)と出力和(Os1+Os2)が算出される。第1の電極群11と第2の電極群12のそれぞれから得られる出力差(Os1−Os2)によって、指Fの対向位置がX−Y座標上で特定できる。また、第1の電極群11と第2の電極群12のそれぞれから得られる出力和(Os1+Os2)の平均値を取ることで、指Fの垂直距離Hが算出される。
(タッチ検知モード)
前記初期モードの設定により、指Fの垂直距離Hを検知できるが、制御部18では、前記垂直距離Hが、予め設定されたしきい値である「最短検知距離」よりもさらに短くなったと判断されたときに、タッチ検知モードが設定される。前記最短接近距離は、例えば5mm以下または2mm以下に設定される。または、指Fが操作面14aに接触した後にタッチ検知モードが設定される。
タッチ検知モードは通常のタッチパネルの動作と同じであり、相互容量検出方式または自己容量検出方式で、指Fの接触位置が測定される。
静電容量型入力装置10では、第1の電極群11を構成する電極部X0,X1,X2,X3,・・・,Xnと第2の電極群12を構成する電極部Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynとの間に静電容量が形成されている。
相互容量検出方式では、第1の電極群11を構成する複数の電極部と第2の電極群12を構成する複数の電極部の一方の電極群が駆動電極として使用されて、駆動電極となる電極部に対して順番に矩形波の電圧が一定周期で印加される。他方の電極群を構成する電極部は検知電極として使用され、矩形波の立ち上がりと立下りのタイミングで、この検知電極に電流が流れる。このときの電流量は、電極部間の静電容量によって決められる。指Fが操作面14aに接近しまたは接触すると、指Fと電極部との間に大きな静電容量が形成されるため、駆動電極に電圧を印加したときに検知電極に流れる電流が変化する。どの電極部に電圧を印加しているかの情報と、検出された電流量とから、操作面14aのどの座標位置に指Fが接近しているのかまたは接触しているかを制御部18で判別することができる。
また、自己容量検出方式では、第1の電極群11を構成する電極部X0,X1,X2,X3,・・・,Xnと第2の電極群12を構成する電極部Y0,Y1,Y2,Y3,・・・,Ynが駆動電極と検知電極の双方の機能を備えて動作する。
(一連の入力操作)
次に、図1に示す表示入力装置1の動作と共に静電容量型入力装置10の一連の動作を説明する。図6に示すフローチャートでは、各動作ステップが「ST」の記号で示されている。
表示入力装置1に通電されると、初期メニュー画面などが表示装置3の画面に表示され、透光性の静電容量型入力装置10を透して画面を見ることができる。同時に静電容量型入力装置10に通電されると、図6でST1に示すように初期モードが設定される。初期モードでは、図3と図5(A)に示すように、第1の電極群11の左右両端の電極部X0,Xnが検知電極部S1,S2に設定され、その内側の電極部X1,Xn−1が接地電極部G1,G2に設定され、さらにその内側の全ての電極部X2〜Xn−2が駆動電極部Dに設定される。また、第2の電極群12においても同様にして検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dが設定される。
第1の電極群11が前記のように設定されるときに第2の電極群12の全ての電極部が接地電位に設定され、第2の電極群12が前記のように設定されるときに第1の電極群11の全ての電極部が接地電位に設定される。初期設定モードでは、第1の電極群11と第2の電極群12で、交互に検知電極部S1,S2と接地電極部G1,G2ならびに駆動電極部Dが設定される。
検知電極部S1からの検知出力Os1と検知電極部S2からの検知出力Os2は、検知回路17から制御部18に与えられ、制御部18にて出力差(Os1−Os2)と出力和(Os1+Os2)が求められる。
図6に示すST1からST7まではホバー検知モードが設定される。
図6に示すST2では、操作面14aの前方に指Fが接近したか否か監視される。これは、例えば、前記出力和(Os1+Os2)が所定値以上変化した否かを監視することによって行われる。ST2で指Fが接近していると判断されたときは、前記出力和(Os1+Os2)の値によって、基板13から指Fまでの垂直距離Hが算出される。
ST2で指Fが接近していると判断されると、制御部18では、出力差(Os1−Os2)が算出され、ST4では出力差によって、指FがX−Y座標のどの位置で操作面14aに対向しているかが測定される。
例えば、垂直距離Hの算出は、制御部18に距離算出のためのテーブルまたは計算式が保持されており、出力和(Os1+Os2)をテーブルまたは計算式に当てはめることで求められる。同様に、X−Y座標の算出は、制御部18に位置算出のためのテーブルまたは計算式が保持されており、出力差(Os1−Os2)をテーブルまたは計算式に当てはめることで求められる。距離算出のためのテーブルまたは計算式は、図4(B)に示すような特性に基づいて決められ、座標算出のためのテーブルまたは計算式は、図4(A)に示すような特性に基づいて決められる。
図4(B)に示すように出力和(Os1+Os2)と垂直距離Hとの関係は、指Fが対向する座標位置に応じて変化するため、出力和(Os1+Os2)と垂直距離Hの相関関係を示すテーブルや計算式を座標位置に応じて変化するように設定しておく。そして、最初に出力差(Os1−Os2)から座標位置を求め、その座標位置に対応するテーブルや計算式に出力和(Os1+Os2)を当てはめて、垂直距離Hを求めてもよい。
ST3では、算出された垂直距離Hが、予め設定された第1のしきい値である「接近検知距離」よりも短くなるか否かが監視される。図4(B)に示すように、X−Y座標の中央部では、垂直距離Hがある値よりも長いときは、垂直距離Hが短くなるにしたがって出力和(Os1+Os2)が大きくなるが、垂直距離Hある値よりも短くなると、出力和(Os1+Os2)が低下する逆転現象が生じ、指Fが接近しているのか遠ざかっているのか判別できなくなる。よって、前記第1のしきい値である「接近検知距離」は、出力和が逆転する位置よりもやや遠い位置に設定される。例えば図4(B)の例では、「接近検知距離」が20mmに設定される。
ST3において、垂直距離Hが「接近検知距離」よりも短くなったと判断されたときは、ST5に移行し、制御部18で検知電極の設定が変更される。図5(B)に示すように垂直距離が「接近検知距離」よりも短い値H1になると、制御部18でマルチプレクサ15が制御され、検知電極部S1,S2の対向距離が短くなるように電極部が切替えられる。このとき、出力差(Os1−Os2)から指Fの対向座標位置が分かっているので、指Fの対向位置を中心としてX方向の両側とY方向の両側でほぼ等距離に検知電極部S1,S2が位置するように切替えられる。これに伴って接地電極部G1,G2の間隔も狭められる。
検知電極部S1,S2の間隔を狭めることで、図4(B)に示すような出力和(Os1+Os2)の逆転現象が解消され、垂直距離H1が短くなればなるほど出力和(Os1+Os2)が大きくなる。新たな検知電極S1,S2が設定された後もST6で出力差(Os1−Os2)が演算され、指Fの対向位置がX−Y座標上の位置として測定され続ける。
X−Y座標上での指Fの対向位置や、指Fまでの垂直距離H,H1は、制御部18から表示入力装置1の主制御部に与えられ、主制御部で表示装置3の表示内容が制御される。
例えば、指Fを操作面14aから離れた位置でX−Y方向に移動させると、移動先の指Fが対向する位置に表示されているメニュー表示がハイライトして選択される。いずれかのメニューがハイライトしているときにそのメニュー表示に指Fを接近させていくと、メニュー表示が拡大されたり、新たなメニューが現れるなどの表示の切替えが行われる。また指の細かな動きなどで選択されたメニューに対応するソフトウエアが起動するなどの制御が行われる。
ST7では、出力和(Os1+Os2)から算出される垂直距離H1が、予め設定されている第2のしきい値である「最短検知距離」よりも短くなるか否か判断される。第2のしきい値である「最短検知距離」は、操作面14aから前方への距離が5mm以下あるいは2mmとなるように設定される。または、は操作面14aからの距離がゼロであることが「最短検知距離」に設定される。
垂直距離が前記「最短検知距離」に至ったと判断されたらST8に移行して、静電容量型入力装置10がタッチ検知モードに設定される。
前述のようにタッチ検知モードでは、第1の電極群11の電極部X0〜Xnと第2の電極群12の電極部Y0〜Ynの全てが座標検出のための電極として使用され、一方の電極群の電極部に順番に駆動電力が与えられ、他方の電極群の電極部から検知出力が得られる。
タッチ検知モードでは、表示画面に表示されたメニュー表示に指Fが接触したときに、そのメニュー表示に対応するソフトウエアが起動するなどの制御が行われる。ST5において、検知電極部S1,S2の距離を狭める切替えが行われることにより、指Fが操作面14aにきわめて接近するまで、指Fの垂直距離を精度良く検知でき、指Fがさらに接近したらタッチ検知モードに移行するモード切替えをスムースに行うことが可能になる。
1 表示入力装置
2 筐体
3 表示装置
10 静電容量型入力装置
11 第1の電極群
12 第2の電極群
13 基板
14a 操作面
15 マルチプレクサ
16 駆動回路
17 検知回路
18 制御部
X0〜Xn 電極部
Y0〜Yn 電極部
D 駆動電極部
G1,G2 接地電極部
S1,S2 検知電極部

Claims (8)

  1. 第1の方向へ間隔を空けて配置され前記第1の方向と直交する第2の方向に連続する電極部を複数備えた第1の電極群と、いずれかの前記電極部に駆動電力を与える駆動回路と、いずれかの前記電極部からの出力を検知する検知回路とが設けられた静電容量型入力装置において、
    前記第1の電極群を構成する電極部のうち互いに隣接する複数の電極部が、前記駆動電力が与えられる一群の駆動電極部として動作し、前記一群の駆動電極部の両側に、接地電位とされた接地電極部を挟んで位置する電極部が、出力を検知する検知電極部として動作するものとして設定され、
    前記一群の駆動電極部を挟んで一方に位置する前記検知電極部と、他方に位置する前記検知電極部の出力の差または比から、前記第1の電極群に接近する操作体の第1の方向での位置が算出され、かつ、出力の和から、前記第1の電極群が設けられた面から操作体までの垂直距離が算出され、前記設定は、前記垂直距離が予め設定された距離よりも短くならない限り固定されていることを特徴とする静電容量型入力装置。
  2. 前記垂直距離に応じて表示画面の表示内容を変化させる制御が行われる請求項1記載の静電容量型入力装置。
  3. 前記表示画面の前方に透光性の基板が設けられ、この基板に前記第1の電極群が設けられている請求項2記載の静電容量型入力装置。
  4. 前記垂直距離が予め設定された接近検知距離よりも短くなったときに、最初に設定された前記検知電極部前記第1の方向の距離よりも短い距離を空けて位置する電極部が、新たな前記検知電極部となるように切替えられる請求項1ないし3のいずれかに記載の静電容量型入力装置。
  5. 最初に設定される前記検知電極部は、前記第1の電極群を構成する電極部のうち、前記第1の方向の両端に位置する電極部である請求項4記載の静電容量型入力装置。
  6. 新たに設定された前記検知電極部は、前記第1の方向において、操作体の位置からそれぞれ反対方向にほぼ同じ距離だけ離れている請求項4または5記載の静電容量型入力装置。
  7. 前記第2の方向へ間隔を空けて配置され前記第1の方向に連続する電極部を複数備えた第2の電極群が設けられ、前記第1の電極群を構成する電極部と前記第2の電極群を構成する電極部との間に静電容量が形成されており、
    前記垂直距離が、前記接近検知距離よりもさらに短い予め設定された最短検知距離よりも短くなったときに、前記第1の電極群と前記第2の電極群の一方に順番に駆動電力を与え、他方から検知出力を得るタッチ検知モードに切替えられる請求項4ないし6のいずれかに記載の静電容量型入力装置。
  8. 前記第1の電極群の前記駆動電極部、前記接地電極部、前記検知電極部と同様に、前記第2の電極群を構成する電極部が、駆動電極部、接地電極部、検知電極部に設定可能であり、
    前記タッチ検知モードに切替えるまでの制御では、
    前記第1の電極群に設定された前記駆動電極部に駆動電力を与える際に、前記第2の電極群を接地電位に設定して、前記第1の電極群に設定された前記検知電極部の出力を検知し、
    前記第2の電極群に設定された前記駆動電極部に駆動電力を与える際に、前記第1の電極群を接地電位に設定して、前記第2の電極群に設定された前記検知電極部の出力を検知する請求項7記載の静電容量型入力装置。
JP2014040891A 2014-03-03 2014-03-03 静電容量型入力装置 Active JP6284391B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040891A JP6284391B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 静電容量型入力装置
US14/595,004 US9983741B2 (en) 2014-03-03 2015-01-12 Capacitive input device
CN201510092946.XA CN104898905B (zh) 2014-03-03 2015-03-02 静电电容型输入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040891A JP6284391B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 静電容量型入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015166921A JP2015166921A (ja) 2015-09-24
JP6284391B2 true JP6284391B2 (ja) 2018-02-28

Family

ID=54006755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040891A Active JP6284391B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 静電容量型入力装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9983741B2 (ja)
JP (1) JP6284391B2 (ja)
CN (1) CN104898905B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015112444A1 (de) * 2015-07-30 2017-02-02 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Bedieneinrichtung für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Betrieb einer solchen Bedieneinrichtung
JP2017126196A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社東海理化電機製作所 操作装置
CN108628485B (zh) * 2017-03-16 2021-05-04 宏碁股份有限公司 具触控功能的电子装置及其操作方法
US11226699B2 (en) * 2017-10-13 2022-01-18 Tactual Labs Co. Minimal driving of transmitters to increase hover detection
TWI710940B (zh) 2018-12-17 2020-11-21 日商阿爾卑斯阿爾派股份有限公司 輸入裝置
US11662867B1 (en) * 2020-05-30 2023-05-30 Apple Inc. Hover detection on a touch sensor panel
JP2022100836A (ja) * 2020-12-24 2022-07-06 上海天馬微電子有限公司 検出装置及び表示ユニット
JP2023038129A (ja) 2021-09-06 2023-03-16 株式会社ジャパンディスプレイ 検出装置、及び検出装置の駆動方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6724324B1 (en) * 2000-08-21 2004-04-20 Delphi Technologies, Inc. Capacitive proximity sensor
US7679376B2 (en) * 2007-01-19 2010-03-16 Korea Institute Of Science And Technology Capacitive sensor for sensing tactile and proximity, and a sensing system using the same
US8054300B2 (en) * 2008-06-17 2011-11-08 Apple Inc. Capacitive sensor panel having dynamically reconfigurable sensor size and shape
US8058993B2 (en) * 2008-09-30 2011-11-15 Infineon Technologies Ag Capacitive detection systems and methods
KR101076234B1 (ko) * 2009-02-13 2011-10-26 주식회사 포인칩스 터치 스크린 입력장치
TWI407347B (zh) * 2009-10-09 2013-09-01 Egalax Empia Technology Inc 位置偵測的方法與裝置
JP5255547B2 (ja) * 2009-10-13 2013-08-07 アルプス電気株式会社 静電容量式タッチパッド入力装置
JP5545009B2 (ja) * 2010-04-28 2014-07-09 ソニー株式会社 センサ装置および情報表示装置
JP5625503B2 (ja) * 2010-06-03 2014-11-19 パナソニック株式会社 入力装置
JP2012022635A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Alps Electric Co Ltd 静電容量式近接センサ装置、及びそれを用いた静電容量式モーション検出装置
CN102576276B (zh) 2010-08-23 2017-05-10 谱瑞科技股份有限公司 电容扫描邻近侦测
US9851829B2 (en) * 2010-08-27 2017-12-26 Apple Inc. Signal processing for touch and hover sensing display device
CN103250350A (zh) * 2010-11-30 2013-08-14 瑟克公司 线性突出的单层电容传感器
JP2013080290A (ja) 2011-09-30 2013-05-02 Asahi Kasei Electronics Co Ltd タッチセンサの信号処理回路、およびタッチセンサ
CN103164061B (zh) * 2011-12-15 2016-06-29 晨星软件研发(深圳)有限公司 触控感测装置及触控感测设备以及其触控感测方法
US20150160819A1 (en) * 2013-12-06 2015-06-11 Microsoft Corporation Crane Gesture

Also Published As

Publication number Publication date
US20150248180A1 (en) 2015-09-03
CN104898905A (zh) 2015-09-09
CN104898905B (zh) 2018-03-02
US9983741B2 (en) 2018-05-29
JP2015166921A (ja) 2015-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6284391B2 (ja) 静電容量型入力装置
JP5106268B2 (ja) タッチパネル
JP5445438B2 (ja) 静電容量式タッチパネル
JP6076866B2 (ja) 静電容量型の入力装置
CN103782254A (zh) 带触感提示功能的触摸屏装置
CN105320379B (zh) 触摸式输入装置
KR20120028677A (ko) 터치 감지 장치 및 그의 접근 감지 방법
JP2010092275A5 (ja)
TW201301110A (zh) 顯示裝置
JP2009175784A (ja) タッチパネル装置
US20140327845A1 (en) Touch panel
JP2009265924A (ja) 座標入力装置
KR101540452B1 (ko) 복수의 접촉 입력을 감지할 수 있는 접촉 감지 패널 및 장치
WO2013128981A1 (ja) タッチセンサ付携帯型装置及び表示装置
EP2500804A2 (en) Touch screen panel apparatus with improved electrode structure
CN110045861B (zh) 电容检测电路和静电电容传感器设备
CN104516608A (zh) 触摸屏面板
KR20180015235A (ko) 정전 용량식 입력 장치
JP2017058718A (ja) 操作検出装置
KR20150062714A (ko) 터치스크린 장치
JP6565856B2 (ja) タッチ式入力装置
US20190272063A1 (en) Touch panel and touch panel device using same
KR20150087758A (ko) 무베젤 타입의 터치스크린 장치
KR20150125344A (ko) 터치패널
KR101572990B1 (ko) 복수의 접촉 입력을 감지하는 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6284391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350