JP6282333B1 - 栽培設備及び栽培方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】藻の発生を防止することができ、且つ、栽培パネルをスムーズに移動させることができる栽培設備及び栽培方法を提供する。【解決手段】栽培設備(10)は、栽培パネル(5)を用いて植物を栽培する。栽培パネル(5)は、植物を挿着するための複数列の挿着孔(51)を有する。栽培設備(10)は、複数の樋(2)と、栽培棚(1)とを備える。樋(2)は、栽培パネル(5)が直接載置される。樋(2)は、複数列の挿着孔(51)に対応して並列に配置される。栽培棚(1)は、樋(2)を支持する。樋(2)の各々は、樋本体(21)と、摺動部材(22)とを含む。樋本体(21)は、上面が開口した溝形状を有する。摺動部材(22)は、樋本体(21)の上縁部(212b)上に接着される。【選択図】図5

Description

本開示は、栽培設備に関し、より詳細には植物を挿着するための複数列の挿着孔を有する栽培パネルを用いて植物を栽培する栽培設備に関する。また、本開示は、当該栽培設備を用いた栽培方法に関する。
従来、植物を栽培するための様々な設備が考案されている。例えば、特許文献1に記載されている栽培設備は、養液を貯留する複数の樋状部と、樋状部の間に配置された移動軽減手段とを備える。移動軽減手段は、複数の転動ローラを有する。植物を保持した栽培パネルは、転動ローラ上に載置され、転動ローラ上を摺動する。
特許文献2には、複数の樋状部材を備える栽培設備が記載されている。当該栽培設備において、各樋状部材は傾斜して設置され、その一端から他端に向かって養液が流される。複数の樋状部材上には、植物を保持した複数の栽培パネルが載置される。これらの栽培パネルは、樋状部材の一端側から新たな栽培パネルが押し込まれることにより、樋状部材上を摺動する。
特開2000−270698号公報 特開2014−82996号公報
特許文献1に記載の栽培設備では、転動ローラ上に栽培パネルが載置されているため、栽培パネルと樋状部の上縁との間に隙間が生じる。よって、植物を照らす照明装置等の光が当該隙間から樋状部に入る可能性がある。この場合、樋状部内の養液に光が当たり、藻が発生してしまう。また、上記隙間が生じることで、樋状部の内部の湿度環境を保つことができなくなるため、植物の成長に影響を与える。
特許文献2に記載の栽培設備では、樋状部材上に栽培パネルが直接載置されている。特許文献2には、複数の栽培パネルが隣接して配置され、光を遮断するため、藻の発生を防止することができると記載されている。しかしながら、栽培パネルの数が多くなり、栽培パネル全体としての重量が増加すると、樋状部材上において栽培パネルをスムーズに移動させることが困難になる。
本開示は、藻の発生を防止することができ、且つ、栽培パネルをスムーズに移動させることができる栽培設備及び栽培方法を提供することを目的とする。
本開示に係る栽培設備は、栽培パネルを用いて植物を栽培する。栽培パネルは、植物を挿着するための複数列の挿着孔を有する。栽培設備は、複数の樋と、栽培棚とを備える。複数の樋は、栽培パネルが直接載置される。複数の樋は、複数列の挿着孔に対応して並列に配置される。栽培棚は、複数の樋を支持する。樋の各々は、樋本体と、摺動部材とを含む。樋本体は、上面が開口した溝形状を有する。摺動部材は、樋本体の上縁部上に接着される。
本開示に係る栽培方法は、上記栽培設備を用いて植物を栽培する。栽培方法は、複数の栽培パネルを準備する工程と、複数の栽培パネルを栽培棚に順次投入して複数の樋上に直接載置する工程とを備える。載置する工程は、1つの栽培パネルで樋上の他の栽培パネルを押すことによって、樋上で他の栽培パネルを摺動させる。
本開示に係る栽培設備及び栽培方法によれば、藻の発生を防止することができ、且つ、栽培パネルをスムーズに移動させることができる。
図1は、実施形態に係る栽培設備の概略構成を示す正面図である。 図2は、図1に示す栽培設備の側面図である。 図3は、栽培パネルの平面図である。 図4は、図1に示す栽培設備において栽培棚のある段を上方から見た図である。 図5は、図1に示す栽培設備における樋の横断面図である。 図6は、図5に示す樋とは構成が異なる樋の横断面図である。 図7は、図1に示す栽培設備におけるジョイントの正面図である。 図8は、図7のVIII−VIII断面図である。 図9は、図8のIX−IX断面図である。 図10は、樋を構成するユニットへのジョイントの装着状態を示す図である。 図11は、図1に示す栽培設備における栽培棚の部分拡大図である。 図12は、図11に示す栽培棚の側面図である。
実施形態に係る栽培設備は、栽培パネルを用いて植物を栽培する。栽培パネルは、植物を挿着するための複数列の挿着孔を有する。栽培設備は、複数の樋と、栽培棚とを備える。複数の樋は、栽培パネルが直接載置される。複数の樋は、複数列の挿着孔に対応して並列に配置される。栽培棚は、複数の樋を支持する。樋の各々は、樋本体と、摺動部材とを含む。樋本体は、上面が開口した溝形状を有する。摺動部材は、樋本体の上縁部上に接着される(第1の構成)。
第1の構成によれば、栽培パネルは、複数の樋上に直接載置される。このため、栽培パネルと樋との間に隙間が生じず、樋内に光が入りにくくなる。よって、樋内を流れる養液中に藻が発生するのを防止することができる。
第1の構成によれば、各樋において、樋本体の上縁部上に摺動部材が設けられている。このため、栽培パネルが樋上に載置されたとき、当該栽培パネルには、樋本体が直接接触するのではなく、摺動部材が接触することになる。よって、栽培パネルと樋との間に発生する摩擦力を小さくすることができ、栽培パネルを樋上でスムーズに移動させることができる。
栽培棚は、一対のパネル支持部を有していてもよい。一対のパネル支持部は、栽培棚の幅方向に並んで樋上の栽培パネルの両側縁部を支持する。一対のパネル支持部は、栽培パネルを樋の長手方向に案内する(第2の構成)。
第2の構成によれば、パネル支持部が樋の長手方向に栽培パネルを案内する。このため、当該方向以外への栽培パネルの移動を規制することができ、栽培パネルの移動をスムーズに行うことができる。
パネル支持部の各々は、凹部を含んでいてもよい。凹部は、樋上の栽培パネルに対向する。凹部には、栽培パネルの側縁部が差し込まれる(第3の構成)。
第3の構成によれば、栽培パネルの側縁部がパネル支持部の凹部に差し込まれるため、栽培パネルの上下方向の移動が規制される。これにより、複数の栽培パネルを並べて移動させる場合に、隣り合う栽培パネル同士において乗上げが生じるのを抑制することができる。
凹部の上下方向の長さは、栽培パネルの厚みの2倍よりも小さくてもよい(第4の構成)。
樋の各々は、樋の長手方向に並ぶ複数のユニットに分割されていてもよい。この場合、栽培設備は、さらにジョイントを備える。ジョイントは、複数のユニットのうち隣り合う2つのユニットの境界部分に装着されて2つのユニットを接続する。ジョイントの上端は、2つのユニットの上端よりも低い位置に配置される(第5の構成)。
例えば樋の長さが長い場合、樋を複数部分に分割することが好ましい。そこで、第5の構成では、各樋を複数のユニットに分割し、ユニット同士をジョイントで接続している。ただし、ジョイントの上端は、各ユニットの上端よりも低い位置に配置される。このため、樋上における栽培パネルの移動がジョイントによって妨げられることがない。よって、樋を複数のユニットに分割した場合であっても、樋上において栽培パネルをスムーズに移動させることができる。
ジョイントは、外側部材を含んでいてもよい。外側部材は、境界部分の外表面側に配置される。外側部材は、下面に突起を有する。栽培設備は、さらに樋受を備えることができる。樋受は、栽培棚に固定される。樋受は、ジョイントを支持する。樋受は、樋の長手方向と交差するように配置される。樋受は、突起に接触してジョイントの移動を規制する(第6の構成)。
第6の構成によれば、ジョイントの突起が樋受に接触することにより、ジョイント及び樋のユニットの長手方向の移動が規制される。よって、ジョイントやユニットの移動に起因する周辺部材の破壊等を防止することができる。
実施形態に係る栽培方法は、上記栽培設備を用いて植物を栽培する。栽培方法は、複数の栽培パネルを準備する工程と、複数の栽培パネルを栽培棚に順次投入して複数の樋上に直接載置する工程とを備える。載置する工程は、1つの栽培パネルで樋上の他の栽培パネルを押すことによって、樋上で他の栽培パネルを摺動させる。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。図中同一及び相当する構成については同一の符号を付し、同じ説明を繰り返さない。説明の便宜上、各図において、構成を簡略化又は模式化して示したり、一部の構成を省略して示したりする場合がある。
[栽培設備の構成]
図1は、本実施形態に係る栽培設備10の概略構成を示す正面図である。図1に示すように、栽培設備10は、多段式の栽培棚1と、複数の樋2と、ジョイント3と、樋受4とを備える。栽培設備10は、1つの栽培棚1を備えていてもよいし、3つ以上の栽培棚1を備えていてもよい。
栽培棚1は、2列の支柱11を有する。各列の支柱11は、栽培棚1の長手方向において、所定間隔を開けて並んでいる。栽培棚1の幅方向において互いに隣り合う支柱11には、樋受4が取り付けられる。栽培棚1の上面及び長手方向の両側面は、閉じられていてもよい。
栽培棚1は、樋2を支持する。栽培棚1の各段には、複数の樋2が並列に配置されている。栽培棚1の各段において、複数の樋2の上方には、照明装置(図示略)が設けられる。以下、説明の便宜上、各段における複数の樋2を樋群20という。樋群20の各々には、栽培パネル5が載置される。
栽培棚1は、複数のパネル支持部12を有する。パネル支持部12は、栽培棚1の各段において、各支柱11の近傍に設けられている。すなわち、栽培棚1の幅方向に並ぶパネル支持部12の対が、栽培棚1の段ごとに設けられる。パネル支持部12の対によって、栽培パネル5の両側縁部が支持される。
図2は、栽培設備10の概略構成を示す側面図である。樋2(図1)の各々は、栽培棚1の長手方向に延びている。樋2は、栽培棚1の長手方向の一端から他端に向かって下方に傾斜している。
養液は、栽培棚1の長手方向の一端から他端に向かって樋2内を流れる。栽培パネル5(図1)も、栽培棚1の長手方向の一端から他端に向かって樋2上を移動する。以下、栽培棚1の長手方向の一端側を上流側、他端側を下流側ともいう。
ここで、栽培パネル5の詳細な構成について説明する。図3は、栽培パネル5の平面図である。図3に示すように、栽培パネル5は、平坦な板状をなす。すなわち、栽培パネル5の両面は、実質的に凹凸がない平らな面である。栽培パネル5の材質は、例えば、硬質塩化ビニルである。
栽培パネル5は、複数列の挿着孔51を有する。言い換えると、栽培パネル5は、一方向に並ぶ複数の挿着孔51で構成される列50を複数有する。挿着孔51の数は、全ての列50において同じでなくてもよい。また、隣り合う列50の各挿着孔51の位置がずれていてもよい。栽培パネル5において、複数の挿着孔51は千鳥状に配置されていてもよい。
図4は、栽培設備10において栽培棚1のある段を上方から見た図である。図4に示すように、樋群20上には、複数の栽培パネル5が載置される。栽培パネル5は、樋群20を構成する複数の樋2に跨がって、これらの樋2上に直接載置される。すなわち、栽培パネル5の下面は樋2の上縁の全体に接触する。栽培パネル5の下面は樋2の上縁との間には実質的に隙間が生じない。栽培パネル5は、栽培棚1の長手方向において、互いに接触又は隣接して並べられる。
樋2の各々は、その長手方向において複数のユニット2uに分割されている。隣り合うユニット2uの境界部分2bには、ジョイント3が装着されている。ユニット2u同士は、ジョイント3によって接続される。栽培棚1の長手方向に並ぶ複数のユニット2uのうち、下流端に配置されるユニット2uの端部には、エンドキャップ7が装着される。エンドキャップ7は、養液を注入又は排出するための管71を備える。以下、樋2及びジョイント3の詳細な構成について説明する。
図5は、樋2の横断面図である。すなわち、図5では、樋2を長手方向に垂直な平面で切断したときの断面を示す。ユニット2uは樋2を長手方向において分割したものであるから、図5はユニット2uの横断面図でもある。
図5に示すように、樋2は、樋本体21と、摺動部材22とを有する。
樋本体21は、溝形状を有する。樋本体21は、上面及び長手方向の両端面が開口している。樋本体21は、底部211と、一対の側壁部212とを有する。
一対の側壁部212は、底部211の両側縁部から上方に延びている。各側壁部212は、側壁本体部212aと、上縁部212bとを有する。側壁本体部212aは、底部211に連続して設けられている。上縁部212bは、側壁本体部212aの上縁に連続して設けられる。上縁部212bは、側壁本体部212aから両側方に突出している。上縁部212bの上面は、平坦な面である。
樋本体21は、互いに対向する一対の肩部213をさらに有する。各肩部213は、樋本体21の全長に亘って設けられている。肩部213は、鉛直部213aと、水平部213bとを含む。鉛直部213aは、底部211の内面(上面)から上方に延びている。水平部213bは、側壁部212の内面から鉛直部213aまで、実質的に水平に延びている。
一対の肩部213の鉛直部213a間の距離は、一対の側壁部212間の距離よりも小さい。このため、樋本体21内では、一対の肩部213によって、樋本体21の全幅よりも狭い幅狭部214が形成される。養液は、幅狭部214を流れる。この幅狭部214により、樋2内を流れる養液の量を低減することができる。
樋本体21の上縁部212b上には、摺動部材22が接着される。摺動部材22は、例えば、結合材23によって上縁部212bの上面に固定される。摺動部材22は、上縁部212bの全長に亘って設けられる。
摺動部材22の材質は、例えば、4フッ化エチレン(PTFE)、ポリエチレン(PE)、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニリンサルファイド(PPS)、ポリスチレン(PS)、アクリル(MA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、モノマーキャスティングナイロン(MC)、ポリカーボネイト(PC)、塩化ビニル(PVC)、ポリフエリニンオキサイド(PPO)、又はポリウレタン(PUR)等である。
本実施形態において、摺動部材22は、横断面視で上方に凸の円弧状の上面221を有する。摺動部材22の横断面形状は、概ね半月状である。摺動部材22の横断面形状は、樋本体21の全長に亘って実質的に一定である。
図6は、図5に示す樋2とは構成が異なる樋2Aの横断面図である。樋2Aは、その上縁部212cの形状において樋2と異なる。図6では、結合材23が省略されている。
樋2Aの上縁部212cは、横断面視で上方に凸の円弧状の上面212dを有する。摺動部材22は、上縁部212cの上面212dに沿って接着される。上縁部212cの横断面形状は、概ね半月状である。上縁部212cの横断面形状は、樋本体21の全長に亘って実質的に一定である。
図7は、ジョイント3の正面図である。図7に示すように、ジョイント3は、外側部材31と、内側部材32とを有する。
外側部材31は、全体として溝形状を有する。外側部材31は、底部311と、一対の側壁部312と、突起313とを含む。
側壁部312の各々は、底部311の側縁部から上方に延びている。各側壁部312は、側壁本体部312aと、上縁部312bとを有する。側壁本体部312aは、底部311に連続して設けられている。上縁部312bは、側壁本体部312aの上縁に連続し、当該上縁の外表面から湾曲して上方に延びている。以下、説明の便宜上、ジョイント3については、上下方向に直交し且つ側壁312に沿う方向を前後方向という。
突起313は、底部311の下面に形成されている。突起313は、底部311の下面から下方に突出する。突起313は、ジョイント3の正面視で、底部311の中央部分に配置されている。突起313は、前後方向において底部311の一端から他端まで延びている。すなわち、突起313はリブ状である。ただし、突起313は、底部311の下方に延びる棒状等であってもよい。
内側部材32は、外側部材31の内側に配置される。内側部材32と外側部材31との間には、隙間が生じている。
内側部材32は、底部321と、一対の側壁部322と、一対の肩部323とを有する。側壁部322の各々は、外側部材31の側壁部312に沿って配置される。側壁部322は、肩部323を介して底部321の側縁部に接続されている。肩部323は、樋2の肩部213(図5)の形状に対応した形状を有する。
図8は、図7のVIII−VIII断面図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。図8及び図9に示すように、ジョイント3は、連結部33をさらに有する。連結部33は、外側部材31と内側部材32との間に配置される。連結部33は、外側部材31と内側部材32とを連結する。連結部33は、全体として略U字状をなし、外側部材31と内側部材32との隙間を前後方向に二分する。
図8に示すように、連結部33は、外側部材31の側壁部312と内側部材32の側壁部322とを連結する。連結部33は、側壁部312,322の前後方向の中央部同士を連結する。本実施形態では、内側部材32の側壁部322の前後方向の長さは、外側部材31の側壁部312の前後方向の長さよりも短い。
図9に示すように、連結部33は、外側部材31の底部311と内側部材32の底部321とを連結する。連結部33は、底部311,312の前後方向の中央部同士を連結する。本実施形態では、内側部材32の底部321の前後方向の長さは、外側部材31の底部311の前後方向の長さよりも短い。
このように構成されたジョイント3は、隣り合う2つのユニット2uの境界部分2b(図4)に装着される。図10は、ユニット2uに装着されたジョイント3を示す図である。ジョイント3がユニット2uに装着された状態で、ジョイント3の前後方向は、ユニット2u(樋2)の長手方向と一致する。
図10に示すように、ユニット2uは、ジョイント3の前後方向の一方側から、外側部材31と内側部材32との間の隙間に対して差し込まれる。ジョイント3の前後方向の他方側からは、外側部材31と内側部材32との間の隙間に対し、他のユニット2uが差し込まれる。外側部材31は、境界部分2b(図4)の外表面側に配置される。内側部材32は、境界部分2bの内表面側に配置される。これにより、ユニット2u同士が接続される。
ジョイント3の上端E3は、各ユニット2uの上端E2よりも低い位置に配置される。すなわち、ジョイント3は、ユニット2uに装着された際、ユニット2uよりも上方には突出しない。
上述した通り、複数のユニット2uから構成された樋2は、栽培棚1の各段において並列に配置され、樋群20を構成する。図11は、栽培棚1の部分拡大図である。図11に示すように、樋群20を構成する複数の樋2は、栽培パネル5の挿着孔51の列50に対応して配置される。本実施形態では、8つの列50に対応して、8本の樋2が並列に並べられている。各樋2の両端部に装着されたエンドキャップ7の管71(図4)には、養液を循環させるための配管8が接続されている。
栽培パネル5の各々は、複数の植物Xを保持する。より詳細には、栽培パネル5の各挿着孔51には、植物Xが植え付けられたポットYが挿着される。挿着孔51に挿着された植物Xの根は、対応する樋2内に配置される。
各栽培パネル5の両側縁部は、パネル支持部12によって支持される。各パネル支持部12は、凹部121を有する。凹部121は、樋2上の栽培パネル5に対向する。すなわち、凹部121は、栽培パネル5側に開口している。凹部121内に、栽培パネル5の側縁部が差し込まれる。凹部121の上下方向の長さは、1枚の栽培パネル5の厚みよりも大きい。凹部121の上下方向の長さ(間口)は、1枚の栽培パネル5の厚みの2倍以下であることが好ましい。
パネル支持部12は、栽培棚1の長手方向に延びている。パネル支持部12は、栽培棚1の幅方向に延びる樋受4上に載置される。パネル支持部12は、例えば、ボルト等によって樋受4に固定される。
樋群20は、共通の樋受4によって支持される。樋受4は、栽培棚1の幅方向に延びている。すなわち、樋受4は、樋2の長手方向に交差するように配置されている。樋受4は、樋受本体部41を有する。
樋受本体部41は、鉛直板状をなす。樋受本体部41は、栽培棚1の幅方向に延びている。樋受本体部41の両端部は、それぞれ支柱11に固定される。樋受本体部41は、樋群20を構成する樋2に対応して、複数の支持部411を有する。支持部411は、凹状をなす。本実施形態では、8本の樋2に対応して、樋受4ごとに8つの支持部411が設けられている。各支持部411内には、樋2が配置される。より詳細には、ジョイント3によって接続されたユニット2u(図4)が支持部411内に配置される。
1つの樋群20に対して設けられる樋受4の数は、例えば、当該樋群20を構成する樋2の分割数に応じて決定することができる。ある樋群20において各樋2に装着されるジョイント3の数がn個であれば、当該樋群20のために設けられる樋受4の数はn個以上とすることができる。
図12は、図11の側面図である。図12では、植物Xが省略されている。
図12に示すように、ジョイント3は、樋2の長手方向において樋受本体部41の一方側に配置され、樋受本体部41と対向する。樋受本体部41には、ジョイント3の突起313が接触する。より詳細には、突起313の前後方向の一端が樋受本体部41の一方面に接触する。ただし、突起313が常に樋受本体部41に接触している必要はない。ユニット2uに装着されたジョイント3が長手方向に移動したときに、突起313が樋受本体部41に接触してジョイント3の長手方向の移動を規制することができればよい。
[栽培方法]
次に、栽培設備10を用いて植物を栽培する方法を説明する。
まず、栽培パネル5を準備する。図11に示すように、栽培パネル5の挿着孔51に植物Xを保持させる。すなわち、挿着孔51の各々に、植物Xが植え付けられたポットYを挿着する。
次に、植物Xを保持した複数の栽培パネル5を樋群20上に直接載置する。各樋群20上では、複数の栽培パネル5が互いに接触又は隣接した状態で栽培棚1の長手方向に並べられる。各栽培パネル5は、樋群20上において、隣の栽培パネル5との間に実質的に間隔が空かないように配置される。
これらの栽培パネル5は、栽培棚1の上流側の端部から順次投入される。新たな栽培パネル5の投入時には、樋群20上の栽培パネル5を新たな栽培パネル5で押すことによって、樋群20上で栽培パネル5を摺動させる。栽培パネル5の投入は、スタッカクレーン等の投入装置を用いて行うことができる。
植物Xの大きさは、上流側から下流側に向かうにつれて大きくなっていることが好ましい。すなわち、樋群20上に並べられた栽培パネル5のうち、上流側の栽培パネル5が栽培初期の植物Xを保持しており、下流側の栽培パネル5が栽培後期の植物Xを保持していることが好ましい。
植物Xの栽培期間中、上流側から下流側に向かって各樋2内を養液が流れる。各樋2内を流れた養液は、下流側のエンドキャップ7の管71から排出される。排出された養液は、配管8を通って貯留タンク(図示略)に一旦回収された後、上流側のエンドキャップ7の管71から樋2内に再び注入される。
また、植物Xの栽培期間中、照明装置(図示略)によって、各樋群20上の栽培パネル5の植物Xが照らされる。照明装置の照射時間や照射間隔は、植物Xの種類等に応じて定められる。
収穫段階に至った植物Xは、栽培棚1の下流側の端部から栽培パネル5ごと取り出される。下流端の栽培パネル5の取出は、スタッカクレーン等の取出装置を用いて行うことができる。樋群20上には、取り出された栽培パネル5の分だけスペースが生じる。
この状態で、栽培棚1の上流側の端部から、植物Xを保持した新たな栽培パネル5を投入する。すなわち、樋群20上の栽培パネル5のうち上流端に配置された栽培パネル5を、新たな栽培パネル5で下流側に向かって押す。これにより、栽培パネル5が樋群20上を下流側にスライドする。すなわち、樋群20上において、栽培パネル5を玉突き移動させる。
なお、下流端の栽培パネル5を取り出す前に、新たな栽培パネル5を投入してもよい。この場合は、栽培パネル5の玉突き移動により、下流端の栽培パネル5が栽培棚1から押し出される。
[効果]
本実施形態に係る栽培設備10では、複数の栽培パネル5が樋群20上に直接載置されるため、栽培パネル5の下面と樋2との間に実質的に隙間が生じない。また、樋群20上で複数の栽培パネル5が間隔を空けずに並べられるため、照明装置(図示略)からの光が栽培パネル5によって遮断される。よって、樋2内の養液に光が当たるのを防止することができ、養液中に藻が発生するのを防止することができる。
本実施形態に係る栽培設備10では、各樋2において、樋本体21の上縁部212b上に摺動部材22が設けられている。このため、栽培パネル5を樋2上に載置したときには、摺動部材22が栽培パネル5に接触する。一方、樋本体21は栽培パネル5に直接接触しない。摺動部材22は、樋本体21と比較して、栽培パネル5との摩擦係数が小さい。よって、栽培パネル5と樋2との間に発生する摩擦力を小さくすることができ、栽培パネル5を樋2上でスムーズに玉突き移動させることができる。
図5に示す樋2では、摺動部材22が上方に凸の円弧状の上面221を有する。このため、摺動部材22の上面が平坦な場合と比較して、摺動部材22と栽培パネル5との接触面積を小さくすることができる。よって、摺動部材22と栽培パネル5との間に生じる摩擦力がより小さくなり、樋2上における栽培パネル5の摺動をよりスムーズに行うことができる。
図6に示す樋2Aでは、樋本体21の上縁部212cが上方に凸の円弧状の上面212dを有する。摺動部材22は、上縁部212cの上面212dに沿って変形する。このため、摺動部材22と栽培パネル5との接触面積をより小さくすることができる。よって、摺動部材22と栽培パネル5との間に生じる摩擦力がさらに小さくなり、樋2上における栽培パネル5の摺動をよりスムーズに行うことができる。
本実施形態の栽培設備10では、各樋2が長さ方向において複数のユニット2uに分割されている。このため、樋2の全長を長くすることが可能である。ユニット2u同士を接続するジョイント3の上端は、各ユニット2uの上端よりも低い位置に配置される。このため、樋2上における栽培パネル5の移動がジョイント3によって妨げられることがない。よって、樋2を複数のユニット2uに分割した場合であっても、樋2上において栽培パネル5をスムーズに摺動させることができる。
本実施形態の栽培設備10において、樋受4は、樋2の長手方向と交差している。ジョイント3の突起313は、この樋受4に接触し得る。これにより、樋2の長手方向におけるジョイント3及びユニット2uの移動を規制することができる。よって、ジョイント3やユニット2uの移動によって配管8等の周辺部材が破壊されるのを防止することができる。
本実施形態の栽培設備10において、樋2上の各栽培パネル5は、パネル支持部12によって支持される。パネル支持部12は、樋2の長手方向、すなわち意図した進行方向に栽培パネル5を案内する。このため、当該進行方向以外への栽培パネル5の移動を規制することができ、栽培パネル5をスムーズに移動させることができる。
本実施形態の栽培設備10において、各栽培パネルの両側縁部は、パネル支持部12の横向きの凹部121に差し込まれる。この凹部121により、栽培パネル5の上下方向の移動が規制される。よって、複数の栽培パネル5を搬送するに際し、栽培パネル5同士に乗上げが生じるのを抑制することができる。
以上、実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10:栽培設備
1:栽培棚
12:パネル支持部
121:凹部
2:樋
2u:ユニット
21:樋本体
212b,212c:上縁部
212d:上面
22:摺動部材
221:上面
3:ジョイント
31:外側部材
313:突起
4:樋受
5:栽培パネル
51:挿着孔

Claims (5)

  1. 植物を挿着するための複数列の挿着孔を有する栽培パネルを用いて植物を栽培する栽培設備であって、
    前記栽培パネルが直接載置され、前記複数列の挿着孔に対応して並列に配置される複数の樋と、
    前記複数の樋を支持する栽培棚と、
    を備え、
    前記樋の各々は、
    上面が開口した溝形状を有する樋本体と、
    前記樋本体の上縁部上に接着される摺動部材と、
    を含
    前記栽培棚は、
    前記栽培棚の幅方向に並んで前記樋上の栽培パネルの両側縁部を支持し、前記栽培パネルを前記樋の長手方向に案内する一対のパネル支持部、
    を有し、
    前記樋の各々は、前記樋の長手方向に並ぶ複数のユニットに分割され、
    前記栽培設備は、さらに、
    前記複数のユニットのうち隣り合う2つのユニットの境界部分に装着されて前記2つのユニットを接続するジョイント、
    を備え、
    前記ジョイントの上端は、前記2つのユニットの上端よりも低い位置に配置される、栽培設備。
  2. 請求項に記載の栽培設備であって、
    前記パネル支持部の各々は、
    前記樋上の栽培パネルに対向し、前記栽培パネルの側縁部が差し込まれる凹部、
    を含む、栽培設備。
  3. 請求項に記載の栽培設備であって、
    前記凹部の上下方向の長さは、前記栽培パネルの厚みの2倍よりも小さい、栽培設備。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の栽培設備であって、
    前記ジョイントは、
    前記境界部分の外表面側に配置され、下面に突起を有する外側部材、
    を含み、
    前記栽培設備は、さらに、
    前記栽培棚に固定され、前記ジョイントを支持する樋受、
    を備え、
    前記樋受は、前記樋の長手方向と交差するように配置され、前記突起に接触して前記ジョイントの移動を規制する、栽培設備。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の栽培設備を用いて植物を栽培する栽培方法であって、
    複数の前記栽培パネルを準備する工程と、
    前記複数の栽培パネルを前記栽培棚に順次投入して前記複数の樋上に直接載置する工程と、
    を備え、
    前記載置する工程は、1つの栽培パネルで前記樋上の他の栽培パネルを押すことによって、前記樋上で前記他の栽培パネルを摺動させる、栽培方法。
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