JP6280819B2 - 車いす用ハンドリム - Google Patents

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Description

本発明は、使用者が手で駆動輪を操作して自走することができる自走用車いすのハンドリムに関する。
従来から、使用者が手で持って駆動輪を回すためのハンドリムが、該駆動輪の外側に取り付けられている自走式の車いすはよく知られている。例えば、図7に示すように、円環状のハンドリム102には、取り付け部103が複数突設されており、該取り付け部103が駆動輪100のリム101に取り付けられることで該ハンドリム102が駆動輪100の外側に固定されている。
ところで、上記した一般的な構成にあっては、駆動輪100とハンドリム102との間に隙間Sが形成されるため、使用者が力を入れてハンドリム102を回動させたときに、取り付け部103が配されていない部位で該ハンドリム102が内向きに撓んでしまい、回動操作しにくいことがあった。なお、該ハンドリム102は、通常、折れたり割れたりすることを防止すべく比較的撓みやすいプラスチック材料で構成されていることが多く、特に上述した問題が起こりやすかった。
ここで、特許文献1及び特許文献2には、駆動輪のリムとハンドリムとを一体成形し、駆動輪とハンドリムとの間に隙間が形成されない構成とした車いす用ハンドリムが開示されている。かかる構成にあっては、ハンドリムと駆動輪との間に隙間が形成されないため、操作時に該ハンドリムが内側に撓みにくい構造となっている。
また、特許文献3から特許文献6には、駆動輪とハンドリムとの隙間をハンドリムから突設された部位で全周にわたって閉塞し、さらに摩擦抵抗の高い弾性材料を取り付けた構成も開示されている。さらにまた、特許文献7には、プッシュリム(ハンドリム)と駆動輪との間に生じる隙間を埋めるため、弾性材料を用いたインサート部材が介装される構成が開示されている。かかる構成にあっても、操作時にハンドリムが内側に撓んでしまうことが抑制されている。
特開平7−304302号公報 米国特許第7204503号明細書 米国特許出願公開第2012−0297923号明細書 米国特許第7303203号明細書 米国特許第6241268号明細書 米国特許第6276705号明細書 米国特許第7497456号明細書
しかしながら、上記した特許文献1及び特許文献2の構成にあっては、ハンドリム付き駆動輪を車いす専用に製造する必要があり、製造コストを抑えにくいという問題があった。また、上記した特許文献3及び特許文献4の構成にあっては、使用者がハンドリムを操作した際に、該ハンドリムに取り付けられた弾性部材が撓んだり歪んだりしてかえって操作性に悪影響を及ぼす場合があった。さらに、上記した特許文献5及び特許文献6の構成にあっては、継続的な長期使用により、ハンドリムの一部が磨耗して交換等を要する場合に、ハンドリム全体を新品に交換する必要があり、維持費が高くなってしまうという問題があった。さらにまた、上記した特許文献7の構成にあっては、ハンドリムの操作時にインサート部材がハンドリム又は駆動輪に対して周方向へ位置ずれしてしまうおそれがあった。
なお、プラスチック製のハンドリムに、ゴム製の滑り止め部材を接着剤で接着してハンドリムの操作性を向上させようとする構成もよく知られているが、異素材を接着剤で接着する構成は接着強度が一般的に低く、滑り止め部材の一部が少しでも剥離し始めるとすぐに部材全体がはがれ落ちてしまう、という問題があった。
そこで、本発明は、ハンドリムと駆動輪との間に介装部材を配置して該ハンドリムの撓みを防止すると共に、該介装部材が使用時に外れたり、歪んだりすることを防止できる車いす用のハンドリムを提供することを目的とする。
本発明は、車いすの駆動輪に取り付けられた車いす用ハンドリムであって、ハンドリム本体部材の駆動輪側の側面と、前記駆動輪のリム側面との間には撓み防止用介装部材が介装されており、該ハンドリム本体部材、及び該撓み防止用介装部材のうちいずれか一方の部材には他方の部材に向かって差し出された板部が該駆動輪の周方向に沿って周設されており、さらに該板部には該駆動輪の周方向を溝幅方向とする係合溝が設けられており、他方の部材には、該他方の部材側を基部として、前記係合溝の溝幅と略同一の幅を有する首部が該基部から該駆動輪の放射方向に沿って突設されており、さらに該首部の先端には該首部よりも幅広な頭部が設けられ、該係合溝に該首部が嵌入された係合状態で、該基部と該頭部とによって該係合溝周縁部が挟持されて該ハンドリム本体部材と該撓み防止用介装部材とが結合していることを特徴とする車いす用ハンドリムである。
かかる構成にあっては、ハンドリム本体部材と駆動輪のリム側面との間に撓み防止用介装部材が介装され、該ハンドリム本体部材と該駆動輪との間に隙間が形成されないため、使用者が力を入れてハンドリムを回動操作した場合にもハンドリム本体部材が内側へ過剰に撓んでしまうことを好適に防止することができる。また、ハンドリム本体部材又は撓み防止用介装部材に形成された係合溝に前記首部が嵌入されて相互が係合しているため、使用者がハンドリムを回動操作した際に該撓み防止用介装部材がハンドリム本体部材に対して周方向に位置がずれてしまうことを抑制することができる。さらに、前記首部に形成された頭部によって該首部が該係合溝から抜け出てしまうことが防止されており、使用者が回動操作したときに該撓み防止用介装部材が該ハンドリム本体部材から浮き上がって歪んだり、あるいは外れてしまったりすることが好適に抑制されている。
また、前記ハンドリム本体部材には、前記撓み防止用介装部材が複数取り付けられていることが望ましい。
かかる構成にあっては、一つのハンドリムに複数の撓み防止用介装部材が当該駆動輪の周方向に沿って一列状に取り付けられることとなり、適宜、使用により劣化した部材のみを容易に交換することができるため、メンテナンスのコスト低減を図ることができる。また、サイズの異なる駆動輪に取り付けられるハンドリムに対しても同一の形状寸法である同一規格の撓み防止用介装部材を適用することができる。
さらに、前記撓み防止用介装部材は、弾性体によって構成されていることが望ましい。
かかる構成とすることによって、使用者がハンドリムの回動操作時に手に触れる部位を、摩擦抵抗の高いゴムや樹脂等の弾性材料で構成することが可能となるため、駆動輪の操作性が大幅に向上する利点がある。また、前記係合溝に前記首部が嵌入された係合状態で部材同士の接触による異音等の発生を効果的に防ぐこともできる。
また、前記撓み防止用介装部材は、前記基部から前記ハンドリム本体部材側に向かって延出形成されたハンドリム被覆部を有しており、該撓み防止用介装部材と該ハンドリム本体部材とが結合した状態で、前記ハンドリム被覆部が該ハンドリム本体部材の、駆動輪とは反対側の外表面に面接触して該外表面を被覆している構成としてもよい。
かかる構成にあっては、例えば前記撓み防止用介装部材を、使用者が操作時に手に触れたときにグリップ力が高まる材料で構成した場合、あるいは傷付きに対する保護機能が高い材料で構成した場合に、前記ハンドリム本体部材における外表面の所要部分について適切に被覆することが可能となる。
なお、前記一方の部材は前記ハンドリム本体部材であり、前記他方の部材は、前記撓み防止用介装部材であることが好ましい。
かかる構成とすることにより、各部材の構造が簡素化されて製造容易となる利点がある。
本発明の車いす用ハンドリムは、ハンドリム本体部材と駆動輪との間に撓み防止用介装部材を配置して該ハンドリム本体部材の撓みを好適に防止すると共に、該撓み防止用介装部材が使用時に位置ずれしたり、あるいは歪んだり外れたりしてしまうことを防止することができる効果がある。
車いす用ハンドリムの分解斜視図である。 車いす用ハンドリムの分解側面図である。 車いす用ハンドリムが取り付けられた駆動輪を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 撓み防止用介装部材7を示す外観斜視図である。 車いす用ハンドリムの取付構造を示し、(a)は組み付け前の状態を示す説明図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は組み付け状態を示す説明図、(d)は(c)のC−C線断面図である。 撓み防止用介装部材の他の例を示す説明図である。 従来の車いす用ハンドリムが取り付けられた駆動輪を示す斜視図である。
以下、本発明の車いす用ハンドリムを具体化した実施例を詳細に説明する。なお、駆動輪のタイヤや車軸、あるいはスポークは従来構成と同様であるため、説明は省略するものとする。
図1〜図3に示すように、本実施例の車いす用ハンドリム1(以下、適宜、ハンドリム1という。)は、車いすの駆動輪2の外側に固定されており、自走時に使用者が回動操作できる位置に配されている。以下に、該ハンドリム1の固定構造について説明する。
図1に示すように、前記駆動輪2のリム内周面3には、ハンドリム本体部材4を取り付けるための取り付け具5が駆動輪2の周方向に沿って間欠的に複数配設されている。
一方、円環形状のハンドリム本体部材4の正面側の側面であって、前記取り付け具5に対応する位置には、取り付け孔8が複数配設されている。さらに、該ハンドリム本体部材4の外周部であって、前記取り付け孔8に対応する位置には、駆動輪2に向かって差し出された取り付け突出部40が複数配設されている。
また、前記ハンドリム本体部材4の背面側(駆動輪側)には、駆動輪2の周方向に沿って円弧状に湾曲したほぼ扁平形状の撓み防止用介装部材7が一列状に複数取り付けられている。具体的に該撓み防止用介装部材7は、弾性材料(ゴム材料)からなり、前記ハンドリム本体部材4の各取り付け突出部40の間に、該ハンドリム本体部材4の周方向に沿って各々配置されている。なお、該撓み防止用介装部材7の取付構造については、本発明の要部にかかるため、後で詳述する。
そして、前記ハンドリム本体部材4に前記撓み防止用介装部材7が取り付けられた上で、該ハンドリム本体部材4の正面側から該取り付け孔8にボルト9が挿通され、図3に示すように、該ボルト9と、前記取り付け具5に配されたナット10とが螺合して、相互がねじ固定されている。これにより、ハンドリム本体部材4の取り付け突出部40の先端がリム側面6に当接すると共に、該リム側面6と、ハンドリム本体部材4における駆動輪2側の側面との間に、前記撓み防止用介装部材7が挟持された状態が確保される。なお、前記ハンドリム本体部材4の取り付け孔8には、該取り付け孔8の開口を被覆するように、安全対策用の反射板11が嵌め込まれている。
次に、図4等にしたがって、撓み防止用介装部材7の取付構造について詳述する。
図4又は図5(a)に示すように、前記撓み防止用介装部材7は、該撓み防止用介装部材7の内周面部を基部14とし、該基部14から放射方向に沿って中心向きに首部15が突設されている。さらに、該首部15の先端には、該首部15の外径よりも幅広な横幅tを有する頭部16が設けられている。なお、該首部15と頭部16との組を一組とする取り付け部は、一つの撓み防止用介装部材7ごとに5組配設されており、駆動輪2に装着された際に該駆動輪2の周方向に沿って該取り付け部が一列状に配置されている。
一方、図2等に示すように、前記ハンドリム本体部材4には、駆動輪2側に向かって板部12が該駆動輪2の周方向に沿って周設されている。さらに該板部12には、駆動輪2側に開口した係合溝13が該駆動輪2の周方向に沿って複数配設されている。さらに詳述すると、該係合溝13は、前記撓み防止用介装部材7の首部15の位置に対応して配置されている。また、各係合溝13は、駆動輪2の周方向を溝幅方向とし、その溝幅dは、前記首部15の幅と同じ寸法に設定されて該首部15が嵌入自在とされている。
次に、前記ハンドリム本体部材4に前記撓み防止用介装部材7を取り付ける手順を図5に従って説明する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、まず前記ハンドリム本体部材4と前記撓み防止用介装部材7とを対置させ、該撓み防止用介装部材7の各首部15を、各首部15に対応する係合溝13内にそれぞれ挿入し、図5(c)に示すように、該係合溝13内に該首部15を各々嵌入させる。ここで、首部15の幅と係合溝13の溝幅dはほぼ一致する寸法に定められているため、図5(d)に示すように、該係合溝13内に該首部15ががたつくことなく収容されることとなる。さらに、図5(c)に示すように、該係合溝13に該首部15が嵌入された係合状態で、前記基部14と前記頭部16とによって該係合溝13の周縁部が挟持されている。これにより、該撓み防止用介装部材7と該ハンドリム本体部材4とが互いに結合し、かつ、該撓み防止用介装部材7の一側面7aと前記駆動輪2のリム側面6とが当接して、該ハンドリム本体部材4と該駆動輪2との間に隙間なく介装される。なお、かかる状態において、撓み防止用介装部材7がほぼ全周にわたって隙間なく配設される。さらに、ハンドリム本体部材4の外周面と撓み防止用介装部材7の外周面とが、その境界で段差が生じないよう面一となるような形状寸法に設定されているため、ハンドリム1の操作時に使用者の指が引っかかってしまうことがない。
このように、前記撓み防止用介装部材7が、前記駆動輪2のリム側面6と前記ハンドリム本体部材4との間に介装された係合状態にあっては、全周にわたって該ハンドリム本体部材4と該駆動輪2との間に隙間が形成されないため、使用者が力を入れてハンドリム1を回動操作した場合にもハンドリム本体部材4が内側へ過剰に撓んでしまうことが好適に防止されている。また、ハンドリム本体部材4に形成された係合溝13に前記首部15が嵌入されて相互が係合しているため、使用者がハンドリム1を回動操作した際に該撓み防止用介装部材7がハンドリム本体部材4に対して位置規制され、周方向に位置がずれてしまうことが抑制されている。さらに、前記首部15に形成された頭部16によって該首部15が該係合溝13から抜け出てしまうことが防止されており、該撓み防止用介装部材7が該ハンドリム本体部材4から浮き上がって歪んだり、あるいは外れてしまったりすることが抑制されている。
また、撓み防止用介装部材7はゴム材料で構成されるため、滑り止め効果により、回動操作しやすい構成となっている。また、撓み防止用介装部材7を上記材料で構成したため、前記係合溝13に前記首部15が嵌入した係合状態でハンドリム本体部材4と撓み防止用介装部材7と間で異音等の発生が効果的に防止される。
なお、複数の撓み防止用介装部材7のうち少なくともいずれかが過度に磨耗してしまった場合は、上記した撓み防止用介装部材7の取付手順とは逆の手順に沿って該撓み防止用介装部材7をハンドリム本体部材4から取り外せばよい。ここで、撓み防止用介装部材7を交換する際には、所要の撓み防止用介装部材7のみを交換すればよく、全ての撓み防止用介装部材7を一度に交換する必要はないため、メンテナンス費用の低減を図ることができる。特に、撓み防止用介装部材7を摩擦抵抗の大きいエラストマー等の弾性材料によって構成した場合、偏磨耗や劣化が比較的早く進行するため、かかる構成において特に有用である。
また、図6に示すように、前記撓み防止用介装部材7は、前記基部14から前記ハンドリム本体部材4側に向かって延出形成されたハンドリム被覆部17を有していてもよい。該ハンドリム被覆部17は、該撓み防止用介装部材7と該ハンドリム本体部材4とが結合した状態で、該ハンドリム本体部材4の外表面に面接触して該ハンドリム本体部材4における駆動輪2とは反対側の外表面、具体的には該ハンドリム本体部材4の側周面及び内周面を被覆している。
かかる構成とすることにより、使用者が操作時に手に触れたときにグリップ力が高まるゴム材料によって、前記ハンドリム本体部材4をより一層広く覆うことが可能となる。
本発明は、上記実施例に限定されることはない。例えば、撓み防止用介装部材7に板部12と係合溝13を設け、ハンドリム本体部材4に、首部15と頭部16とを設けても構わない。
また、各部材に用いられる材料は特に限定されないが、駆動輪2のリムには強度、剛性の観点からステンレススチールやアルミ等の金属材料が採用されることが好ましい。また、ハンドリム本体部材4には、強度や手触りの良さから繊維強化プラスチックが採用されることが好ましい。また、前記撓み防止用介装部材7には、滑り防止等の観点からエラストマー等の弾性材料が用いられてもよい。
また、前記撓み防止用介装部材7は、一つのハンドリム1に対して4つ配置される構成である必要はなく、配設数が異なる構成であってもよい。また、該撓み防止用介装部材7と、ハンドリム本体部材4とを同一の色で着色したものとしてもよいし、異なるものとしてもよい。さらに、互いに色が異なる撓み防止用介装部材7を複数準備して、好みや状況に応じて所望の色の撓み防止用介装部材7を適宜選択可能としてもよい。また、使用者による操作性を向上させるべく、該撓み防止用介装部材7の表面に、凹凸形状や波形状が適宜施されていてもよい。
1 車いす用ハンドリム
2 駆動輪
3 リム内周面
4 ハンドリム本体部材
6 リム側面
7 撓み防止用介装部材
12 板部
13 係合溝
14 基部
15 首部
16 頭部
17 ハンドリム被覆部

Claims (4)

  1. 車いすの駆動輪に取り付けられた車いす用ハンドリムであって、
    ハンドリム本体部材の駆動輪側の側面と、前記駆動輪のリム側面との間には撓み防止用介装部材が介装されており、
    該ハンドリム本体部材、及び該撓み防止用介装部材のうちいずれか一方の部材には他方の部材に向かって差し出された板部が該駆動輪の周方向に沿って周設されており、さらに該板部には該駆動輪の周方向を溝幅方向とする係合溝が設けられており、
    他方の部材には、該他方の部材側を基部として、前記係合溝の溝幅と略同一の幅を有する首部が該基部から該駆動輪の放射方向に沿って突設されており、さらに該首部の先端には該首部よりも幅広な頭部が設けられ、該係合溝に該首部が嵌入された係合状態で、該基部と該頭部とによって該係合溝周縁部が挟持されて該ハンドリム本体部材と該撓み防止用介装部材とが結合している
    ことを特徴とする車いす用ハンドリム。
  2. 前記ハンドリム本体部材には、前記撓み防止用介装部材が複数取り付けられている
    請求項1に記載の車いす用ハンドリム。
  3. 前記撓み防止用介装部材は、弾性体によって構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の車いす用ハンドリム。
  4. 前記撓み防止用介装部材は、前記基部から前記ハンドリム本体部材側に向かって延出形成されたハンドリム被覆部を有しており、
    該撓み防止用介装部材と該ハンドリム本体部材とが結合した状態で、前記ハンドリム被覆部が該ハンドリム本体部材の、駆動輪とは反対側の外表面に面接触して該外表面を被覆している
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車いす用ハンドリム。
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