JP6280703B2 - 色彩デザイン評価装置、及び、色彩デザイン評価方法 - Google Patents

色彩デザイン評価装置、及び、色彩デザイン評価方法 Download PDF

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Description

この発明は、色彩デザイン評価装置及び色彩デザイン評価方法に関する。
色彩デザインは、鉄道駅や商業施設といった建築構造物の設計に際し、重要な要素の一つである。色彩の客観的な分類手法には、多くのものがあるが、色数が多かったり模様との組み合わせが複雑であったりする場合には、処理すべきデータ量が多く、建築構造物の利用者間や評価対象の建築構造物間での評価の統一性が保ち難い。そこで、従来、コンピュータを用いて撮影画像の色彩分析を行わせる技術がある。更に、特許文献1には、季節、天気や日照の影響を抑えるため、複数枚の撮影画像を一枚の画像に加工した後に色彩分析を行う技術について開示されている。
しかしながら、色彩デザインに係るイメージは、利用者の主観によるものであり、定量的な評価が難しいという問題がある。そこで、特許文献2には、予めアンケート結果に基づいて画像に係る特徴量と、様々なイメージを示す修飾語に係る主観パラメータとの相関関係を求めておき、評価対象の画像の種々の特徴量の大小に基づいて、当該画像に応じた修飾語を抽出する技術が開示されている。
特開2005−352747号公報 特開2001−195579号公報
しかしながら、建築構造物等の空間デザインにおいて、設計者のコンセプトと多くの利用者の感覚とに適合する色彩デザイン評価を行うには、未だ専門家の評価や助言が必要であり、時間や手間を要するという課題がある。
この発明の目的は、多くの利用者の感覚に適合する色彩デザイン評価を容易に行うことが可能な色彩デザイン評価装置及び色彩デザイン評価方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、
画像データを解析して当該画像の色彩情報に係る複数の特徴量を算出する特徴量算出手段と、複数人による評価に基づいて予め求められた、空間構造に対する印象評価に係る所定の評価用語を階層化する感性用語と、前記複数の特徴量との間の対応関係を用いて、前記解析が行なわれた画像データに係る空間構造の前記評価用語についての評価値を階層的に算出する評価値算出手段とを備えることを特徴とする色彩デザイン評価装置とした。
即ち、画像データから機械的に算出される色彩に係る特徴量と、利用者の主観に係る色彩デザイン評価との相関関係を、予め複数人による評価結果に基づいて求めておくことで、従来、専門家の知識や助言を必要としたり、大きなデータベースを保持したりしながら行われていた色彩デザイン評価を、容易、且つ、多くの利用者の感覚に対応させて取得することが出来る。
また、望ましくは、前記評価値算出手段は、前記感性用語に係る所定のイメージの度合を示す感性指標と一又は複数の前記特徴量との間の色彩イメージ相関に基づいて、前記解析が行われた画像データに係る空間構造の前記所定のイメージについての感性指標値を算出する感性値算出手段と、前記評価値に対応付けられた複数の前記感性指標値の重み付け計算により前記評価値を算出する感性評価換算手段とを有する。
即ち、評価対象画像から算出された特徴量を直接評価用語に結びつけるのではなく、特徴量を画像のイメージと結びつけ、更にイメージに係る用語と評価用語とを結びつける階層構造とするので、色彩デザインとの対応関係が明確になりづらい印象評価を、利用者の印象がより的確に反映されたものとすることが出来る。
また、望ましくは、前記特徴量算出手段は、前記空間構造全体の前記特徴量及び当該空間構造における複数の構造領域ごとの前記特徴量をそれぞれ算出し、前記評価値算出手段は、当該算出された特徴量及び前記複数の構造領域間での前記特徴量の差分を前記評価値の算出に用いるようにする。
従って、単に評価対象の空間構造全体での色彩パターンだけではなく、この空間構造における構造領域間の類似性や対比性を考慮して評価を行うことが出来るので、より的確に空間構造の色彩をデザインとして評価することが出来る。
また、望ましくは、前記複数の構造領域は、建築構造物における天井部、床部、及び、中央部の各領域であるようにする。
即ち、建築構造物を構造上且つデザイン上最も自然に区分される境界に従って分割されるので、評価対象の建築構造物に係る空間構造を更に的確且つバランス良く評価することが出来る。
また、望ましくは、ユーザの入力操作を受け付ける操作手段を備え、前記複数の構造領域は、ユーザによる当該操作手段への入力操作により定められるようにする。
このようにユーザが手動で複数の構造領域を分割可能とすることで、自動認識等では的確に区分しづらかったり、不要なところで分割されてしまったりするのを避けながら色彩デザインの評価を行うことが出来る。
また、望ましくは、前記画像データにおいて前記特徴量の算出に用いない除外領域を設定する評価除外領域設定手段を備える。
従って、評価対象の空間構造の画像中に含まれる広告や通行人といった不要な要素を除外して、より正確に空間構造の色彩デザインを評価することが出来る。
また、望ましくは、ユーザの入力操作を受け付ける操作手段を備え、前記評価除外領域設定手段は、ユーザによる当該操作手段への入力操作により前記除外領域を設定する。
このようにユーザが手動で評価から除外する対象を指定可能とすることで、除外対象を自動認識する複雑な処理を必要としない。また、空間構造のデザインコンセプトに沿った壁画、広告、及び/又は、電光掲示板やモニタのフレームなどを適宜除外しないように微調整することが出来る。
また、望ましくは、算出された前記所定の評価用語についての評価値と、当該評価値の計算式とに基づいて、前記評価値の改善に必要な前記特徴量の変化傾向を求める改善方向取得手段を備えることとする。
即ち、評価の結果だけではなく、当該評価値に係る評価用語と評価対象の画像に係る特徴量との相関関係に基づいて当該評価を更に向上させるために必要な改善点を求めることが出来るので、デザインコンセプトに従った空間構造の色彩デザイン設計をより効率良く進めることが出来る。
また、この発明は、画像データを解析して当該画像の色彩情報に係る複数の特徴量を算出する特徴量算出ステップと、複数人による評価結果に基づいて予め求められた、空間構造に対する印象評価に係る所定の評価用語を階層化する感性用語と、前記複数の特徴量との間の対応関係を用いて、前記解析が行なわれた画像データに係る空間構造の評価値を階層的に算出する評価値算出ステップとを含むことを特徴とする色彩デザイン評価方法とした。
即ち、画像データから機械的に算出される色彩に係る特徴量と、利用者の主観に係る色彩デザイン評価との相関関係を、予め複数人による評価結果に基づいて予め求めておき、当該相関関係に応じた色彩評価に係る評価対象画像の客観的な特徴量から評価用語についての定量的な評価値への換算を行うことで、容易且つ多くの利用者の感覚に対応させて色彩デザインに係る評価を取得することが出来る。
本発明に従うと、多くの利用者の感覚に適合する色彩デザイン評価を容易に行うことが可能になるという効果がある。
本発明の実施形態の色彩デザイン評価装置の構成を示すブロック図である。 色彩デザイン評価処理のCPUによる制御手順を示すフローチャートである。 評価対象ファイルの選択画面の具体例を示す図である。 領域設定処理の具体例を示す図である。 マスク処理の具体例を示す図である。 評価対象画像の解析処理により算出される特徴量の例を示す図表である。 評価対象画像の評価値を算出する際の評価用語と、評価用語にそれぞれ対応する感性用語とを示す図表である。 色彩デザイン評価処理における結果表示の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の色彩デザイン評価装置の内部構成を示すブロック図である。
この色彩デザイン評価装置1としては、一般的なコンピュータが用いられる。色彩デザイン評価装置1は、CPU(Central Processing Unit)11(特徴量算出手段、評価値算出手段、感性値算出手段、感性評価換算手段、評価除外領域設定手段、改善方向取得手段)と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、操作部14(操作手段)と、表示部15と、通信部16などを備えている。
CPU11は、種々の演算処理を行い、色彩デザイン評価装置1の全体動作を統括制御する。CPU11は、記憶部13に記憶された色彩デザイン評価プログラム13aを読み出して実行し、入力された画像データに基づいて色彩デザインの評価を行って結果を出力する。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM12は、DRAMやSRAMなどの揮発性メモリである。
記憶部13は、プログラムや各種設定データを記憶する。記憶部13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)が用いられる。或いは、記憶部13としては、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの書き換え可能な不揮発性メモリや、ROM(Read Only Memory)などが用いられ、又は、HDDと併用されても良い。ROMは、例えば、BIOS(Basic Input/Output System)を記憶するのに用いられる。
操作部14は、ユーザによる入力操作を受け付ける。操作部14は、例えば、キーボードやマウスなどを備える。これらキーボードやマウスに対して行われた操作は、所定の電気信号に変換されてCPU11に出力される。或いは、操作部14は、タッチセンサを備え、表示部15、又は、表示部15と別個に備える表示操作画面をタッチパネルとしてタッチ入力を検出する構成としても良い。
表示部15は、評価対象画像、当該画像の編集内容、操作メニュー、及び、色彩デザインの評価結果といった各種情報を表示させる表示画面を有する。表示部15の表示画面としては、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)が用いられる。
通信部16は、インターネットを介した通信ネットワークやローカル接続されたプリンタなどと通信接続するためのインターフェイスである。このインターフェイスとしては、LANカードやUSBポート、及び、これらのドライバなどが挙げられる。
次に、本実施形態の色彩デザイン評価に係る動作内容について説明する。
図2は、色彩デザイン評価処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
この色彩デザイン評価処理は、ユーザによる色彩デザイン評価プログラム13aのコマンド入力、例えば、マウスのクリック操作による当該プログラムの実行命令などにより開始される。
色彩デザイン評価処理が開始されると、先ず、CPU11は、評価対象の画像データを取得する(ステップS101)。CPU11は、ユーザの選択操作により選択された画像ファイルを読み出してRAM12に展開する。
CPU11は、展開された画像データを解析に用いられるデータフォーマットに変換する(ステップS102)。通常、画像データは、コンピュータ表示に適したRGB形式で記憶されている。CPU11は、このRGB形式のデータを視覚情報に係る解析に適したCIE 1976 L***色空間のデータに変換する。
CPU11は、画像データを複数の構造領域として分割する領域設定を行うか否かを判別する(ステップS103)。CPU11は、表示部15に領域設定の有無に係る選択画面を表示させ、ユーザによる入力操作が行われるまで待ち受ける。入力操作が行われて、その結果、領域設定を行わないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、CPU11の処理は、ステップS105に移行する。
領域設定を行うと判別された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU11は、入力操作に応じて画像データを領域A、B、Cの3領域データに分割する(ステップS104)。分割される各構造領域は、特には限られないが、ここでは、例えば、領域Aが建築構造物内部の天井部、領域Bが主に壁面からなる中央部(側面部)、領域Cが床部である。その後、CPU11の処理は、ステップS105に移行する。
ステップS105の処理に移行すると、CPU11は、画像の一部分を色彩デザイン評価の対象から外すマスク処理を行うか否かを判別する(ステップS105)。CPU11は、表示部15にマスクの有無に係る選択画面を表示させ、ユーザによる入力操作が行われるまで待ち受ける。入力操作が行われて、その結果、画像の一部分をマスクしないと判別された場合には(ステップS105で“NO”)、CPU11の処理は、ステップS107に移行する。画像の一部分をマスクすると判別された場合には(ステップS105で“YES”)、CPU11は、表示部15にマスク領域の設定画面を表示させ、ユーザの操作に応じてマスクする範囲を設定する(ステップS106)。それから、CPU11の処理は、ステップS107に移行する。
なお、CPU11は、最初からマスク領域の設定画面を表示させて、マスク領域の設定がなされないまま設定完了に係る入力操作が行われることでマスクを行わないと判別することとしても良い。
ステップS107の処理に移行すると、CPU11は、画像全体に対して、及びステップS104の処理で領域設定が行われた場合には分割された構造領域ごとにそれぞれ、色彩パターンの解析処理を行い、特徴量を算出する(ステップS107)。実行される解析処理としては、周知の解析手法、例えば、クラスター解析やフラクタル解析がある。これらの解析手法を用いて、色彩に係る特徴量、例えば、クラスター解析により求められる画像全体及び領域設定が行われた場合における各領域の明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)、色相の平均値や分散値、クラスター数や各クラスターのサイズ、各領域間での明度、彩度、色相の差分といった値や、フラクタル解析により求められる画像全体及び領域設定が行われた場合における各領域の明度、彩度、色相のフラクタル次元(複雑さ)や、これらの複雑さの領域間での差分といった値が取得される。
次に、CPU11は、色彩デザイン評価プログラム13aに組み込まれた計算式に基づき、これらの解析により得られた特徴量から色彩デザイン評価に係る所定の評価用語についての評価値を算出する(ステップS108)。具体的な評価の内容については後述する。
CPU11は、算出された評価値に基づく結果出力表示用のデータを作成する(ステップS109)。この結果出力としては、後述のように、予めフォーマットが定められており、選択された当該フォーマットに従って出力データが作成される。それから、CPU11は、当該作成された出力データを出力する(ステップS110)。そして、CPU11は、色彩デザイン評価処理を終了する。
次に、この色彩デザイン評価処理における各処理の内容について説明する。
図3は、評価対象画像ファイルの選択を行う画面の具体例を示す図である。
ここでは、ステップS101の処理において、評価対象とするファイルをリスト表示した選択画面が表示されて、ユーザにより一のファイルの選択操作と、押しボタン「開く」の押下操作とがなされることで、評価対象画像のファイルが選択される。ここでは、JPEG形式の画像ファイルが選択可能とされているが、色彩デザイン評価プログラム13aにより解析可能なファイルフォーマットを任意に選択可能とすることが出来る。
図4は、領域設定処理の具体例を示す図である。
本実施形態の色彩デザイン評価装置1では、単に画像全体についての色彩パターンに係る特徴量の算出を行うだけではなく、複数の構造領域、例えば、3領域A〜Cとしてそれぞれ天井部、中央部(側面部)、及び、床部に分割して各領域で個別に特徴量を算出し、これらの特徴量及び各領域の特徴量の間での対比により色彩デザイン評価を行うことが出来る。評価対象の画像は、これに限られるものではないが、天井部、中央部、及び、床部に単純に分割可能な構図で撮影又は形成されていることが好ましい。そして、ステップS104の処理において、ユーザの操作部14への操作、例えば、マウスにより設定したい領域の境界線上を順次クリックしていく操作により、領域間の境界を示す破線(s)、(t)が設定され、当該破線に基づいてこれら3領域を分割することが出来る。
このとき、具体的に設定を行わなくても、左右の両辺をそれぞれ上下方向に3分割するように境界線が設定された画像における上部の領域から順にそれぞれ天井部、中央部、床部として設定されることとしても良く、或いは、先に分割された部分が天井部、後に分割された残り部分のうち、画像端部側が床部、他方が中央部として設定されるようにしても良い。
また、このとき、CPU11は、画像の輪郭線検出を行い、設定された境界線を直近の輪郭線と重ねて修正する処理を行わせても良い。また、更に、立方体形状の空間のように簡単且つ明確な境界線が存在する空間構造の場合には、輪郭線検出によりユーザの操作を介することなく自動的に境界線を定めても良い。これらの場合における輪郭線検出には、従来周知の種々の手法を用いることが出来る。
図5は、マスク処理の具体例を示す図である。
本実施形態の色彩デザイン評価処理では、ステップS106の処理において、色彩デザイン評価に係る解析処理の対象から一部の画像領域を除外するためのマスク(除外領域)を設定することが可能となっている。図4に示した評価対象の画像において、画像に写りこんだ通行人(p1)、或いは、電光掲示板やモニタの表示(q1)といった当該建築構造物のデザインとは関係のないものが画像中に含まれる場合に、これらを除外して色彩デザイン評価を行うことが出来る。具体的には、図5に示すように、ユーザが操作部14の操作、例えば、マウスにより設定したい領域をクリック操作により設定して、黒塗りで示された閉領域(p2)、(q2)をそれぞれ設定することで、当該閉領域内部の画像データを解析対象から除外することが出来る。
このとき、マウスのクリック動作では、例えば、簡単な矩形領域の設定のみを行い、当該領域における輪郭線の検出処理を行って除外領域を設定することとすることが出来る。例えば、通行人(p1)の輪郭は、マウス操作で完全に設定され難い形状となっているが、輪郭線の検出処理によって適切に除外領域(p2)の輪郭線と一致させることとしても良い。一方で、このマスク領域は、厳密に設定される必要のあるものではないので、通行人(p1)を含む矩形領域をそのままマスクする設定としても良い。
その他の除外対象としては、例えば、柱や壁面に設けられたデジタルサイネージ画像、意図的に色彩デザインとのミスマッチを生じるように作成された注意書き及び季節限定の広告や、ガラス窓越しに見える外部の風景の中で特に景観に加わるものとして意図しないもの、例えば、工事現場或いは所定の大型車両及び緊急車両が挙げられる。
図6は、評価対象画像の解析処理により算出される特徴量の例を示す図表である。
上述したように、本実施形態の色彩デザイン評価装置1では、ステップS107の解析処理において、クラスター解析及びフラクタル解析を用いて評価対象の画像データから複数の特徴量が算出される。クラスター解析で算出される特徴量としては、例えば、画像中のクラスターの数、クラスターサイズの平均と分散、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)や色相(例えば、L*、a*、b*)の平均値と分散値がある。クラスター解析の手法は、適宜選択されるが、ここでは、例えば、k-means法や、統合後のクラスター数を固定しないMean-shift法が用いられる。これらの特徴量は、画像全体で(例えば、CT4〜CT8)、及び、当該画像に対して領域A、B、Cの3領域が設定された場合には、それぞれの領域で(例えば、領域Aについての特徴量CA8、CA9や、領域Bについての特徴量CB5、CB7〜CB9)求められ、また、領域間の差分(例えば、CD1〜CD3)が求められる。
一方、フラクタル解析で算出される特徴量としては、例えば、明度、彩度、及び、色相のそれぞれについての複雑性に係るフラクタル次元がある。これらの値は、画像全体で(例えば、FT1、FT2)、及び、当該画像に対して領域A、B、Cが設定された場合には、それぞれの領域で(例えば、領域Bについての特徴量FB1、FB2)求められ、また、領域間の差分(例えば、FD2〜FD4)が求められる。
また、これらの解析と共に、例えば、各画像中に出現する各色の頻度マップを作成することが出来る。一方で、予め、複数の評定者に対するアンケートにより、後述の評価用語に対応すると感じられる色の情報を取得し、各色の回答頻度に係る頻度マップを作成することが出来る。そして、これらの頻度マップの類似度を明度、彩度、色相についてそれぞれ求めることで、類似度(CT1〜CT3)が得られる。
更に、CIE 1976 L***色空間における重心位置の算出と平行して暖色系の色と寒色系の色といった分類に基づく偏りの度合を算出したり、単純な分散値の算出と共に所定の基準レベル以上の高彩度色或いは高明度色の出現率や目立ち方の度合(ここでは、例えば、領域Bについて高彩度の目立ち度をOB2とする)といった値を算出したりして用いることも出来る。
図7は、評価対象画像の評価値を算出する際の評価用語と、評価用語にそれぞれ対応する感性用語及び特徴量とを示す図表である。
本実施形態の色彩デザイン評価装置1では、ステップS108の処理において、予め設定された複数の評価用語についての評価値がそれぞれ算出される。これらの評価用語には、主観的印象に基づく修飾語のうち、特に、肯定的な価値評価に係る用語が好ましく選択される。ここでは、例えば、「上質な」、「先進的な」、「親しみやすい」、「すっきりした」、「楽しい」、「ほっとする」といった用語が選択されている。このような評価用語は、特定の色彩やその配置パターンに係る印象と直接的に結びつきづらい、即ち、相関(色彩印象相関)が一意に定まり難い場合がある。そこで、この色彩デザイン評価装置1では、これらの評価用語をより特定の色彩や配置パターンに係る印象と結びつきやすい感性用語の組み合わせにより表現し、これらの感性用語と上述の特徴量とを対応付けるように階層化することで評価値の算出を行う。
中位の修飾語としての感性用語は、予め、機械的に算出される上述の特徴量の組み合わせとの対応関係(色彩イメージ相関)がそれぞれ定められている。本実施形態の色彩デザイン評価装置1では、これらの感性用語には、建築構造物に対する色彩感覚として肯定的なものが選択される。ここでは、例えば、「洗練された」、「上品な」、「アクティブな」、「ワクワクする」などが選択されている。これらの感性用語と特徴量との関係は、多数の評定者に対し、種々のモデル画像、例えば、既存の建築構造物の写真や架空の建築構造物の図面などと、感性用語との対応関係に係るアンケートを実施することによって求められる。この対応関係としては、評定尺度、即ち、各感性用語がモデル画像の各々をどの程度適切に表していると感じるか(感性指標)について、複数ステップ、例えば、5ステップで評価されることにより、関連性の強さが得られる。
次いで、アンケートにより得られた各感性用語の対応度、即ち、評定者による選択比率と特徴量との相関関係のうち、特徴量同士での相関関係の影響を省く。また、色彩イメージの重複や欠損を避けるように、用いられる感性用語を適切に選択し、カバーされる色彩イメージの範囲をバランス良く分散させることが望ましい。
これらの処理により、各感性用語に係る評価値成分(感性指標値)と一又は複数の特徴量との間の相関を示す計算式が求められる。
上位の修飾語としての評価用語も、感性用語と同様に、予め特徴量の組み合わせとの対応関係がそれぞれ求められる。また、これらの評価用語と感性用語との言語同士に係る印象の関連性が別途アンケートによって取得される。本実施形態の評価用語の各評価値は、関連性の高い感性用語に係る評価値成分の重み付加算値と、これらの感性用語との相関を示す計算式に含まれない特徴量のうちで、特に当該評価用語と直接相関の高いものの重み付加算値との和により算出される。ここでは、例えば、評価用語「上質な」に相関がある感性用語として「洗練された」、「上品な」が選択され、また、同様に相関のある特徴量としてCT8が選択されている。従って、評価用語「上質な」に係る評価値は、感性用語「洗練された」、「上品な」に係る評価値成分と、特徴量CT8の値との重み付加算により求められる。
これら評価値を算出する際に用いられる重み付け量は、上述のモデル画像と、当該モデル画像で表された空間についての評価用語との対応関係に係るアンケートにおいてモデル画像ごとに複数取得された評価値(実測値)の代表値(例えば、平均値)と、重み付け量を変数として様々に変化させながら求められた予測値との相関関係が最適化されるように定められる。この相関関係は、重回帰分析を行うことで得ることが出来る。
なお、各評価用語と実際の画像データに係る実測値との相関をアンケートで尋ねる場合には、当該画像データがどのような目的の構造物のものであるか(例えば、駅の改札内、駅の自由通路、駅とオフィス街との連絡通路、ショッピングモール、駅に併設された商業施設など)を明示した上で行い、当該目的ごとに異なる評価値を得ることとしても良い。
図8は、色彩デザイン評価処理における結果表示の例を示す図である。
この色彩デザイン評価処理では、ステップS109、S110の処理における評価データの出力において、図8(a)に示すように、評価対象の画像データに対して求められた各評価値をテーブル表示させることが出来る。例えば、今回の色彩デザイン評価処理で評価の対象となったA駅中央口の各評価値として、100点満点で、それぞれ、評価用語「上質さ」の評価値が64、評価用語「先進的な」の評価値が58、評価用語「親しみやすい」の評価値が53、評価用語「すっきりした」の評価値が78、評価用語「楽しい」の評価値が50、評価用語「ほっとする」の評価値が49であることが表示されている。
また、図8(b)に示すように、テーブル表示の代わりにこれらの評価値をレーダーチャートで図示することが出来る。
また、この出力処理では、単に今回の評価結果を出力させるだけに限らず、過去に評価が行われた画像データに係る各評価値を一覧出力させることが出来る。また、出力先としては、表示部15に表示させる他、通信部16を介してプリンタに出力させたり、データファイル(例えば、CSV形式のテキストデータ、或いは、画像データを含むPDF形式のデータ)を作成して外部機器に転送させたりしても良い。また、解析が行われた結果に係るファイルは、解析履歴データとして記憶部13に記憶させておくことが出来る。
また、本実施形態の色彩デザイン評価処理では、単に評価値を表示させるだけではなく、目的とするデザインコンセプトに対して不足している特徴量を抽出してデザインコンセプトに近づけるための示唆を行うことが出来る。例えば、上述のA駅中央口のデザインコンセプトが「上質」及び「すっきりした」である場合に、評価用語「上質な」の評価値を更に上昇させるために必要な変更(変化傾向)として、これを構成する感性用語の一つである「上品な」に係る特徴量である「CT1」、「CT3」や、特徴量「CT8」を上昇させるべく、例えば、「全体として色のばらつきを抑えると良いでしょう」というような出力を行わせることが可能となっている。この場合の出力に係る用語としては、例えば、図6に示した「属性」に係る記述が用いられる。
また、この色彩デザイン評価処理の出力として、図8(c)に示すように、過去に評価された複数の画像データについて、評価用語ごとに評価値の高い順にランキング表示をさせることで、当該コンセプトワードに係る過去の画像データをユーザが容易に参照することが出来る。ここでは、評価用語「上質な」に係る評価値が高い順番に画像タイトルが表示され、例えば、タイトルに合わせて表示されたサムネイルをマウスでクリックすることで、大型サイズの画像データを表示させることが出来る。
また、この場合、評価値の高さや低さの主要因となっている特徴量があるような場合には、より詳細にこれら特徴量の傾向について出力することで、ユーザが今回の評価との差異を認識し易くすることが出来る。
以上のように、本実施形態の色彩デザイン評価装置1では、評価対象の空間構造が撮影された写真画像や描画された図面に係る画像のデータをクラスター解析やフラクタル解析などにより解析して色彩情報に係る複数の特徴量を算出する。これら複数の特徴量は、当該評価の基準となるコンセプトワードである評価用語との対応関係が予め複数の評定者に対するアンケートで求められており、当該対応関係を示す計算式に従って、空間構造の評価値が算出される。従って、利用者の主観に依存する色彩デザインの印象に係る評価を、専門家の評価に係る手間や時間を必要とせずに容易に得ることが出来る。
また、画像データに基づく特徴量の算出処理と、当該算出された特徴量を変数とした計算式による計算だけで容易に評価を得ることが出来るので、サイズの大きいデータベースなどを備えることなく、評価のためのプログラムを小型化することが出来る。
また、撮影画像やデザイン画を必要に応じて編集処理した画像データを用いて評価を行うことが出来るので、専門家に都合の良いタイミング等に合わせて現地へ足を運んでもらう必要がない。
また、比較的幅広い色彩に対応し得る評価用語についての評価値が感性用語を間に挟んで階層的に算出されることで、異なる感じ方に対応した同一の評価に柔軟に対応可能な評価値を算出することが出来る。
また、空間構造全体としての色彩に係る特徴量だけでなく、空間構造中の異なる領域について分割して各々特徴量を算出し、これらの特徴量と、領域間でのそれら特徴量の差分とを考慮して評価用語についての評価を行うので、空間構造のデザインをより適切に評価することが出来る。
特に、天井部、中央部、及び、床部を異なる領域として評価を行うので、建築構造物の色彩デザインをよりバランス良く評価することが出来る。
また、これらの複数の領域は、ユーザ操作により手動設定することが可能であるので、空間構造において画像認識技術では同定しづらい境界についても適切に分離することが出来る。
また、通行人や電光掲示板の表示内容といった空間構造デザインとは関係のない画像部分をマスクして評価対象から除外することが出来るので、評価の精度を高めることが出来る。また、画像の取得時に通行人を排したり、全く通行人がいなくなるタイミングまで待ち続けたりする必要がないので、労力を低減することが出来る。
また、このようなマスク領域を手動で設定することが出来るので、案内表示や壁面のイメージ画といった色彩デザインに含まれ得るものの判別処理に複雑な手間をかける必要が無い。
また、評価値を算出するための計算式と算出された特徴量及び評価値とに基づいて、当該評価値を上昇させるための改善点を抽出して出力させることが出来るので、ユーザがより有効に評価結果を利用することが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、評価用語や感性用語として、肯定的修飾語を評定尺度で示す場合について説明したが、肯定的修飾語と対称的な意味を有する否定的修飾語(反意語)と対にして、SD法に基づく評価により相関関係式を導出しても良い。また、上記実施の形態では、各評価成分の重み付加算値により評価値の算出を行ったが、その他、例えば、各評価成分による評価の相殺を考慮しても良い。
また、上記実施の形態では、天井部、中央部、及び、床部で3領域に分割して色彩デザインの評価を行うことを可能としたが、分割可能な領域数は、これに限られない。例えば、床部と半円柱上の天井/側面部とが繋がっているような場合などでは、2領域に分割しても良い。
また、上記実施の形態では、CIE 1976 L***色空間における表示に変換して画像解析を行ったが他の色彩表現による表示画像データに基づいて画像解析を行っても良い。
また、上記実施の形態では、感性用語と評価用語を階層化した評価値を算出したが、階層化せず、単純に評価用語と特徴量との相関関係に基づいて直接算出しても良い。
また、上記実施の形態では、撮影された写真画像に基づく評価を例に挙げて説明したが、新設の建築構造物のイメージ図を用いたり、画像編集ソフトを用いて写真画像の一部を編集した画像データを用いたりしても良い。
また、上記実施の形態では、出入口等の開口部を除いて閉鎖された建築構造物の内部空間構造について例を挙げて説明したが、天井のない吹き抜けの空間や、空間外部の大部分が視認可能なガラス張りの壁面構造を有する場合であっても、同様に本発明に係る色彩デザイン評価を行うことが出来る。この場合、空の色彩や外部の色彩は、各状況に応じてそれぞれ個別に評価対象としても良いし、最良な場合の画像データを用いたり、画像編集ソフトを用いて最良な場合の彩色に変更して評価を行ったりしても良い。
また、上記実施の形態では、色彩デザイン評価プログラム13aのコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDDや不揮発性メモリからなる記憶部13を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROMやUSBメモリ等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成や処理内容、手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 色彩デザイン評価装置
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
13a 色彩デザイン評価プログラム
14 操作部
15 表示部
16 通信部

Claims (9)

  1. 画像データを解析して当該画像の色彩情報に係る複数の特徴量を算出する特徴量算出手段と、
    複数人による評価に基づいて予め求められた、空間構造に対する印象評価に係る所定の評価用語を階層化する感性用語と、前記複数の特徴量との間の対応関係を用いて、前記解析が行なわれた画像データに係る空間構造の前記評価用語についての評価値を階層的に算出する評価値算出手段と
    を備えることを特徴とする色彩デザイン評価装置。
  2. 前記評価値算出手段は、
    前記感性用語に係る所定のイメージの度合を示す感性指標と一又は複数の前記特徴量との間の色彩イメージ相関に基づいて、前記解析が行われた画像データに係る空間構造の前記所定のイメージについての感性指標値を算出する感性値算出手段と、
    前記評価値に対応付けられた複数の前記感性指標値の重み付け計算により前記評価値を算出する感性評価換算手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の色彩デザイン評価装置。
  3. 前記特徴量算出手段は、前記空間構造全体の前記特徴量及び当該空間構造における複数の構造領域ごとの前記特徴量をそれぞれ算出し、
    前記評価値算出手段は、当該算出された特徴量及び前記複数の構造領域間での前記特徴量の差分を前記評価値の算出に用いることを特徴とする請求項1又は2記載の色彩デザイン評価装置。
  4. 前記複数の構造領域は、建築構造物における天井部、中央部、及び、床部の各領域であることを特徴とする請求項3記載の色彩デザイン評価装置。
  5. ユーザの入力操作を受け付ける操作手段を備え、
    前記複数の構造領域は、ユーザによる当該操作手段への入力操作により定められる
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の色彩デザイン評価装置。
  6. 前記画像データにおいて前記特徴量の算出に用いない除外領域を設定する評価除外領域設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の色彩デザイン評価装置。
  7. ユーザの入力操作を受け付ける操作手段を備え、
    前記評価除外領域設定手段は、ユーザによる当該操作手段への入力操作により前記除外領域を設定する
    ことを特徴とする請求項6記載の色彩デザイン評価装置。
  8. 出された前記所定の評価用語についての評価値と、当該評価値の計算式とに基づいて、前記評価値の改善に必要な前記特徴量の変化傾向を求める改善方向取得手段を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の色彩デザイン評価装置。
  9. 画像データを解析して当該画像の色彩情報に係る複数の特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    複数人による評価結果に基づいて予め求められた、空間構造に対する印象評価に係る所定の評価用語を階層化する感性用語と、前記複数の特徴量との間の対応関係を用いて、前記解析が行なわれた画像データに係る空間構造の評価値を階層的に算出する評価値算出ステップと
    を含むことを特徴とする色彩デザイン評価方法。
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