JP6280472B2 - 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
尚、ダイクストラ法において出発地に指定した駅から探索を開始する場合には、探索開始駅は出発地に指定した駅となり、探索終了駅は目的地に指定した駅となる。一方、目的地に指定した駅から探索を開始する場合には、探索開始駅は目的地に指定した駅となり、探索終了駅は出発地に指定した駅となる。
尚、ナビゲーションアプリは、上記ナビ機能の全てを必ずしも備えている必要はない。
また、リンクコストは、探索コストの算出対象となる経路に含まれるリンク毎に設定され、リンク長を基本にして、該リンクの道路属性や道路種別、道路幅、車線数、線路を走行する列車種別(地下鉄、在来線、特急等)等を考慮して算出される。
尚、特に本実施形態では、鉄道で移動する経路を探索する場合には、後述のように出発時刻からの時間(目的地に指定した駅から探索を行う場合には到着時刻からの時間)、より具体的には経路を構成する各ノード(駅)への到着時刻によって探索コストを示す。そして、到着時刻が早いほどコスト値が低い、即ち推奨経路として選択され易くなる。
また、本実施形態では特に『コスト』を、リストアップされた駅毎に複数(例えば3個)保存する。ここで、特に『列車』や『前駅』や『配列』は、駅毎に複数のコスト値の合計値を保存する場合において、出発駅からどの駅でどの出発時刻の列車に乗車した経路に対するコスト値の合計値であるかを特定する為のデータとなる。
尚、コストテーブル23を用いた経路探索の詳細については後述する。
図12に示すコストテーブル23が作成された場合において推奨経路を決定する際には、先ず目的駅Fのコストテーブル23に記憶されている到着時刻(コスト)の内、到着時刻(コスト)が最も早い到着時刻(コスト)に対応付けられた『前駅』と『配列』を参照する。その結果、参照された『前駅』と『配列』の組み合わせが『D−0』であることから、次は中間駅Dのコストテーブル23に記憶されている到着時刻(コスト)の内、最も上段の到着時刻(コスト)に対応付けられた『前駅』と『配列』を参照する。その結果、参照された『前駅』と『配列』の組み合わせが『A−0』であることから、次は出発駅Aのコストテーブル23に記憶されている到着時刻(コスト)の内、最も上段の到着時刻(コスト)に対応付けられた『前駅』と『配列』を参照する。ここで、出発駅Aはユーザが最初に乗車する駅であることから、そこで推奨経路が決定することとなる。即ち、出発駅Aにおいて9:20に列車Zに乗車し、中間駅Dでは列車を乗り換えることなくそのまま列車Zに乗車し、目的駅Fに9:55に到着する経路が推奨経路となる。
例えば、本実施形態では、出発地に指定された出発駅側から探索を行った場合の経路探索処理について説明しているが、目的地に指定された目的駅側、又は出発駅側と目的駅側の両方から探索を行っても良い。その場合であっても最終的には同一の推奨経路が探索されることとなる。尚、目的地駅側から探索を行う場合には、コストテーブル23の内、『コスト』は出発時刻からの時間ではなく、到着時刻からの時間によって示す。また、『乗車駅』は、最初に列車に乗車した駅ではなく、最終的に降車する駅となり、『乗車時刻』は、『乗車駅』で列車に乗車した時刻ではなく、『乗車駅』で最終的に降車する時刻となる。更に、図3のS17では、到着時刻(コスト)及び乗車駅が同じと判定された列車よりも対象列車の『乗車時刻』の方が早いか否かを判定し、早いと判定された場合にS18へと移行するように構成する。
開始ノードに相当する探索開始駅から終了ノードに相当する探索終了駅までの間を鉄道で移動する推奨経路をダイクストラ法により探索する経路探索システムであって、ダイクストラ法において前記探索開始駅から前記探索終了駅までの間に位置するノードに相当する中間駅及び前記探索終了駅に対して保存する前記探索開始駅からのコスト値の合計値を、前記中間駅及び前記探索終了駅の駅毎に複数保存し、前記中間駅及び前記探索終了駅に対して複数保存される前記コスト値の合計値に、該コスト値の合計値がどの列車に乗車した経路に対する前記コスト値の合計値であるかを特定する配列データを夫々付加することを特徴とする。
上記構成を有する経路探索システムによれば、ダイクストラ法により鉄道で移動する為の経路を探索する場合において、列車の追い越しや通過待ちを考慮したより適切な経路を探索することが可能となる。特に、中間駅や探索終了駅に対して複数保存されるコスト値の合計値毎に配列データを新たに付加することによって、コスト値を複数保存した場合であってもダイクストラ法のアルゴリズムを変えることなく最終的に最適な一の推奨経路を決定することが可能となる。
前記配列データは、前記探索開始駅からどの駅でどの出発時刻の列車に乗車した経路に対する前記コスト値の合計値であるかを特定するデータであることを特徴とする
上記構成を有する経路探索システムによれば、中間駅や探索終了駅に対して複数保存されるコスト値の合計値毎に配列データを新たに付加することによって、コスト値を複数保存した場合であってもダイクストラ法のアルゴリズムを変えることなく最終的に最適な一の推奨経路を決定することが可能となる。特に、停車する駅や発車時刻の異なる複数の列車が同一路線を走行する場合であっても、最適な一の推奨経路を決定することが可能となる。
前記中間駅及び前記探索終了駅に対して保存される前記コスト値の合計値は、駅毎に値が小さい順に所定数まで保存されることを特徴とする。
上記構成を有する経路探索システムによれば、推奨経路を構成し得る複数の候補がある場合であっても、より適切な候補を残してそれ以外の候補については除外できる。また、候補となる経路の数を所定数に制限することによって経路探索処理の処理負担が大きくなり過ぎることを防止できる。
同一の駅に対して保存対象となる前記コスト値の合計値が同値となる経路が複数ある場合には、前記探索開始駅の発車時刻が最も遅い経路のコスト値の合計値を保存し、その他の経路のコスト値の合計値は保存しないことを特徴とする。
上記構成を有する経路探索システムによれば、推奨経路を構成し得る複数の候補がある場合であっても、出来る限り遅い出発時刻で出発できる候補を優先して残すので、ユーザにとってより適切な推奨経路を選択することが可能となる。また、候補となる経路の数を制限することによって経路探索処理の処理負担が大きくなり過ぎることを防止できる。
前記中間駅及び前記探索終了駅に対して保存される前記コスト値の合計値は、該駅への到着時刻により示され、前記到着時刻が早い程、前記コスト値の合計値が小さいことを示すことを特徴とする。
上記構成を有する経路探索システムによれば、同じ駅に到着する経路であっても、より到着が早くなる列車に乗車する経路を優先して推奨経路に選択するので、ユーザにとってより適切な推奨経路を選択することが可能となる。
11 CPU
12 メモリ
21 通信端末ECU
22 地図情報
23 コストテーブル
Claims (7)
- 開始ノードに相当する探索開始駅から終了ノードに相当する探索終了駅までの間を鉄道で移動する推奨経路をダイクストラ法により探索する経路探索システムであって、
ダイクストラ法において前記探索開始駅から前記探索終了駅までの間に位置するノードに相当する中間駅及び前記探索終了駅に対して保存する前記探索開始駅からのコスト値の合計値を、前記中間駅及び前記探索終了駅の駅毎に複数保存し、
前記中間駅及び前記探索終了駅に対して複数保存される前記コスト値の合計値に、該コスト値の合計値がどの列車に乗車した経路に対する前記コスト値の合計値であるかを特定する配列データを夫々付加することを特徴とする経路探索システム。 - 前記配列データは、前記探索開始駅からどの駅でどの出発時刻の列車に乗車した経路に対する前記コスト値の合計値であるかを特定するデータであることを特徴とする請求項1に記載の経路探索システム。
- 前記中間駅及び前記探索終了駅に対して保存される前記コスト値の合計値は、駅毎に値が小さい順に所定数まで保存されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の経路探索システム。
- 同一の駅に対して保存対象となる前記コスト値の合計値が同値となる経路が複数ある場合には、前記探索開始駅の発車時刻が最も遅い経路のコスト値の合計値を保存し、その他の経路のコスト値の合計値は保存しないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の経路探索システム。
- 前記中間駅及び前記探索終了駅に対して保存される前記コスト値の合計値は、該駅への到着時刻により示され、
前記到着時刻が早い程、前記コスト値の合計値が小さいことを示すことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の経路探索システム。 - 開始ノードに相当する探索開始駅から終了ノードに相当する探索終了駅までの間を鉄道で移動する推奨経路をダイクストラ法により探索する経路探索方法であって、
コスト値保存手段が、ダイクストラ法において前記探索開始駅から前記探索終了駅までの間に位置するノードに相当する中間駅及び前記探索終了駅に対して保存する前記探索開始駅からのコスト値の合計値を、前記中間駅及び前記探索終了駅の駅毎に複数保存するステップと、
データ付加手段が、前記中間駅及び前記探索終了駅に対して複数保存される前記コスト値の合計値に、該コスト値の合計値がどの列車に乗車した経路に対する前記コスト値の合計値であるかを特定する配列データを夫々付加するステップと、を有することを特徴とする経路探索方法。 - 開始ノードに相当する探索開始駅から終了ノードに相当する探索終了駅までの間を鉄道で移動する推奨経路をダイクストラ法により探索させるコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
ダイクストラ法において前記探索開始駅から前記探索終了駅までの間に位置するノードに相当する中間駅及び前記探索終了駅に対して保存する前記探索開始駅からのコスト値の合計値を、前記中間駅及び前記探索終了駅の駅毎に複数保存するコスト値保存手段と、
前記中間駅及び前記探索終了駅に対して複数保存される前記コスト値の合計値に、該コスト値の合計値がどの列車に乗車した経路に対する前記コスト値の合計値であるかを特定する配列データを夫々付加するデータ付加手段と、
して機能させる為のコンピュータプログラム。
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JP2014178894A JP6280472B2 (ja) | 2014-09-03 | 2014-09-03 | 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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