JP6280140B2 - 複式のタンブラアセンブリを有するシリンダロックおよびキーの組合せたもの、および、キー - Google Patents

複式のタンブラアセンブリを有するシリンダロックおよびキーの組合せたもの、および、キー Download PDF

Info

Publication number
JP6280140B2
JP6280140B2 JP2015561308A JP2015561308A JP6280140B2 JP 6280140 B2 JP6280140 B2 JP 6280140B2 JP 2015561308 A JP2015561308 A JP 2015561308A JP 2015561308 A JP2015561308 A JP 2015561308A JP 6280140 B2 JP6280140 B2 JP 6280140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
tumbler assembly
pin
lock
outer pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015561308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016513765A (ja
Inventor
ウィデン ボー
ウィデン ボー
Original Assignee
ウィンロック アーゲー
ウィンロック アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウィンロック アーゲー, ウィンロック アーゲー filed Critical ウィンロック アーゲー
Publication of JP2016513765A publication Critical patent/JP2016513765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6280140B2 publication Critical patent/JP6280140B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/005Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in with changeable combinations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B19/00Keys; Accessories therefor
    • E05B19/0017Key profiles
    • E05B19/0023Key profiles characterized by variation of the contact surface between the key and the tumbler pins or plates
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0003Details
    • E05B27/0017Tumblers or pins
    • E05B27/0021Tumblers or pins having movable parts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0032Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in with both axially and radially arranged tumbler pins or balls
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0042Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in with additional key identifying function, e.g. with use of additional key operated rotor-blocking elements, not of split pin tumbler type
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0078Asymmetrical tumbler pins, e.g. with a key operating on a radial protrusion of a tumbler pin
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/10Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in operated by other surfaces of the key, e.g. openings receiving projections on the tumblers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B19/00Keys; Accessories therefor
    • E05B19/0017Key profiles
    • E05B19/0041Key profiles characterized by the cross-section of the key blade in a plane perpendicular to the longitudinal axis of the key
    • E05B19/0052Rectangular flat keys
    • E05B19/0058Rectangular flat keys with key bits on at least one wide side surface of the key
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0003Details
    • E05B2027/0025Details having means preventing rotation of the tumbler
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0057Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in with increased picking resistance

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、シリンダロックおよびキーの組合せたものに関し、細長いキーブレードを有するキーと、キースロットを有する回転可能なキープラグと、回転を防止するために前記キープラグを固定するための少なくとも1つの複式のタンブラアセンブリと、を有するロックとを含み、少なくとも1つの複式のタンブラアセンブリは、キープラグ内のチャンバ内で昇降動可能であるアウターピンと、アウターピン内の中央の円筒穴内で入れ子式に移動可能であるインナーピンと、を含み、アウターピンは、ロックのキースロットへの挿入のとき、キーブレードの第1のコード部分に係合するための少なくとも1つのキー接触用端部を備え、インナーピンは、キーブレードの第2のコード部分に係合するための少なくとも1つのキー接触用端部を備え、キーブレードの第1のコード部分および第2のコード部分が、キーブレードにおける特定のコードパターンであって、各タンブラアセンブリについて1つのコードパターンを定義し、各コードパターンが、関連付けられるタンブラアセンブリの第1のキー接触用端部および第2のキー接触用端部の位置および深さに対応する隣接するコード部分からなる。
また、本発明は、かかるロックおよびキーの組合せたもので使用するためのキーに関する。
先行技術では、アウターピンおよびインナーピンを有する入れ子式タンブラアセンブリを有する上記で参照された種類のシリンダロックおよびキーの組合せたものの多数の例がある。国際公開第98/5838号(MUL−T−LOCK)(特許文献1)に開示される一例では、各タンブラアセンブリが、プリンシプルピン(principle pin)と、それと共に選択可能な非同軸構成でプリンシプルピン内に嵌るように構成された複数の周辺ピンとを含む。そのような組合せたものは、各タンブラアセンブリ内の少なくとも3つのピンと、回転可能なキープラグを囲むロック内のばねおよび対応するピンなどの対応する数の補助構成要素とを有し、非常に複雑である(本文献で示されるタンブラ)。
他の例は、各入れ子式タンブラピンアセンブリが、インナーピンが中に摺動可能に取り付けられたアウターピンを含む英国特許出願第2453626号明細書(ASSA ABLOY Ltd.)(特許文献2)に開示される実施例である。アウターピンのキー接触用端部は、均一な端部表面を有する円筒形状を有するスリーブとして形成される。この端面は、正確に切削されたキーブレードとの摺動係合をもたらすように裁頭円錐形である。他方、インナーピンは、キーコードを形成するその軸線方向位置となる丸み端部または尖った端部分を有する。各タンブラアセンブリについて、キーブレードにおけるコードは、環状着座表面の軸線方向位置(アウターピンの円筒状端部に係合する)および中央ドーム状突出部(インナーピンの端部にコードを有するシートをもたらす)の軸線方向位置によって構成される。
国際公開第98/5838号(MUL−T−LOCK) 英国特許出願第2453626号明細書(ASSA ABLOY Ltd.) 国際公開第2007/018456号(WINLOC AG)
この背景に対して、本発明の目的は、ごくわずかなパーツを用いて比較的単純な構造を有し、それでもなお、非常に多数のコード組合せを与える入れ子式タンブラアセンブリを提供することである。
本発明によれば、アウターピンおよびインナーピンを有する少なくとも1つのタンブラアセンブリを有するシリンダロックおよびキーの組合せたものが提供される。アウターピンの少なくとも1つのキー接触用端部のコード位置は、前記複式のタンブラアセンブリの前記中心線上にその中心を有する円に沿った円周方向のコード化された位置に配置された軸線方向にずれた部分によって、定義される。
このようにすることで、各タンブラアセンブリごとに得られ得るコード数が、非常に多くなり、インナーピンの端部の軸線方向位置である第1の自由度、アウターピンの軸線方向にずれた部分の円周方向位置である第2の自由度、
アウターピンの軸線方向にずれた部分の軸線方向位置となる第3の自由度がある。さらに、アウターピンは、2つ以上の軸線方向にずれた部分を備えてもよい。そのような実施例では、タンブラアセンブリは、可能なコード組合せの数をさらに多くする少なくとも3つのキー接触用端部を備える。
多数のコードの組合せにもかかわらず、各タンブラアセンブリの構造は、比較的単純で製造が容易である。
また、本発明は、ロックおよびキーの組合せたものにおいて使用するためのキーを提供し、キーは、インナーピンのキー接触用端部を受けるように構成されたコード部分と、アウターピンの対応する軸線方向にずれた部分を受けるためにコードパターンの中心点から半径方向距離をおいて円周方向にコード化位置に配置された少なくとも1つのさらなるコード部分とを備える少なくとも1つのコードパターンを有する。
アウターピンにおける「軸線方向にずれた部分」は、軸線方向に突出するラグ、または、軸線方向に延在する凹部であり得る。
多数の適切な実施例が、以下の詳細な説明と、異なる実施例に関連する様々な従属請求項を含む添付の特許請求の範囲とから明らかになろう。
本発明は、図面を参照して以下でより詳細に説明される。
図1に2つのタンブラアセンブリが、図式的に示される状態で、本発明によるキーの斜視図である。 本発明によるキーの側面図である。 図1aのキーにおけるコードパターンの一部分を、拡大しで示す。 図1に示されるキーおよびタンブラアセンブリの上面図である。 図1に示されるキーおよびタンブラアセンブリを収容するキープラグを有するロックの断面図である。 コードパターンがキーブレードの端部に位置している、本発明によるキーの第2実施例の斜視図である。 図2に示されるキーおよびタンブラアセンブリの側面図である。 図2および図2aにおけるキーブレードの上面図である。 キーブレードの端部におけるコードパターンの一部分を拡大して示す。 図1および図2に示される種類の一つのタンブラアセンブリの側面図である。 図3に従うタンブラアセンブリの縦断面図である。 図3に示されるタンブラアセンブリの上面図である。 図3bにおける拡大した上面図である。 傾斜したインナーピンを有する変更した実施例の図3と同様の図である。 傾斜したインナーピンを有する変更した実施例の図3aと同様の図である。 傾斜したインナーピンを有する変更した実施例の図3bと同様の図である。 傾斜したインナーピンを有する変更した実施例の図3cと同様の図である。 インナーピンが非対称形の端部を有するさらなる実施例の同様の図である。 インナーピンが非対称形の端部を有するさらなる実施例の同様の図である。 インナーピンが非対称形の端部を有するさらなる実施例の同様の図である。 インナーピンが非対称形の端部を有するさらなる実施例の同様の図である。 図3に示されるものと同様のタンブラアセンブリと、タンブラアセンブリが配置される回転可能なキープラグを囲むロックハウジング(図示せず)内に配置されることとなる軸線方向に隣接するドライブピンアセンブリとを示す。 図6に示されるアセンブリの縦断面図である。 図6におけるアセンブリの上面図である。 図6におけるアセンブリの拡大した上面図である。 非対称形のキー接触用ラグを有するインナーピンを備えたタンブラアセンブリの変更した実施例の図6と同様の図である。 非対称形のキー接触用ラグを有するインナーピンを備えた、タンブラアセンブリの変更した実施例の図6aと同様の図である。 非対称形のキー接触用ラグを有するインナーピンを備えた、タンブラアセンブリの変更した実施例の図6bと同様の図である。 非対称形のキー接触用ラグを有するインナーピンを備えた、タンブラアセンブリの変更した実施例の図6cと同様の図である。 2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有する複数のタンブラアセンブリとを示す。 2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有する複数のタンブラアセンブリとを示す。 2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有する複数のタンブラアセンブリとを示す。 2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有する複数のタンブラアセンブリとを示す。 異なる実施例であって、2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有するタンブラアセンブリとを示す。 異なる実施例であって、2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有するタンブラアセンブリとを示す。 異なる実施例であって、2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有するタンブラアセンブリとを示す。 2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有するタンブラアセンブリとを示す。 2つの異なるコードパターンを有するキーブレードを有するキーと、キーにおける2つのコードパターンとそれぞれ協働する長い部分および短い部分を有するアウターピンをそれぞれ有するタンブラアセンブリとを示す。 薄いキーブレードおよび厚い(破線)キーブレードのそれぞれについての2つの変更した実施例を示す。 薄いキーブレードおよび厚い(破線)キーブレードのそれぞれについての2つの変更した実施例を示す。 薄いキーブレードおよび厚い(破線)キーブレードのそれぞれについての2つの変更した実施例を示す。 薄いキーブレードおよび厚い(破線)キーブレードのそれぞれについての2つの変更した実施例を示す。 薄いキーブレードおよび厚い(破線)キーブレードのそれぞれについての2つの変更した実施例を示す。 関連付けられるキーなしに、図8a、図8b、図8c、および図8dにおいて示されるものと同一である実施例であって、タンブラアセンブリのみを示す。 関連付けられるキーなしに、図8a、図8b、図8c、および図8dにおいて示されるものと同一である実施例であって、タンブラアセンブリのみを示す図である。 関連付けられるキーなしに、図8a、図8b、図8c、および図8dにおいて示されるものと同一である実施例であって、タンブラアセンブリのみを示す。 関連付けられるキーなしに、図8a、図8b、図8c、および図8dにおいて示されるものと同一である実施例であって、タンブラアセンブリのみを示す。 関連付けられるキーなしに、図8a、図8b、図8c、および図8dにおいて示されるものと同一である実施例であって、タンブラアセンブリのみを示す。 関連付けられるキーなしに、図8a、図8b、図8c、および図8dにおいて示されるものと同一である実施例であって、タンブラアセンブリのみを示す。 アウターピンが軸線方向に突出する2つのラグを備える、キーおよび関連付けられるタンブラアセンブリのさらなる実施例を示す。 アウターピンが軸線方向に突出する2つのラグを備える、キーおよび関連付けられるタンブラアセンブリのさらなる実施例を示す。 アウターピンが軸線方向に突出する2つのラグを備える、キーおよび関連付けられるタンブラアセンブリのさらなる実施例を示す。 アウターピンが軸線方向に突出する2つのラグを備える、キーおよび関連付けられるタンブラアセンブリのさらなる実施例を示す。 アウターピンが軸線方向に突出する2つのラグを備える、キーおよび関連付けられるタンブラアセンブリのさらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。 インナーピンがタンブラアセンブリの中心線から半径方向にオフセットした、さらなる実施例を示す。
図1、図1a、図1b、および図1cでは、キーブレード11を有するキー10が示される。図示される実施例において、キーブレード11は、細長く、全体として平坦である。明確には図示されないが、キーブレードは、通常、ロック内の対応する特殊な輪郭形状の鍵穴に嵌るように、特殊な輪郭形状のリブおよび溝を備える(図1d)。キーブレード11は、多数のコードパターン12を備え、それぞれのコードパターン12は、対応するタンブラアセンブリ50と組となる。
本発明によれば、新たな種類のタンブラアセンブリ50が使用される。通常、図1dに概略的に示されるように、ハウジング30を有する結合されるロックの回転可能なキープラグ20内のキースロット15に隣接する円筒穴の列内に配置されるタンブラアセンブリの列がある。ロック自体は、当業者には広く知られた一般的な種類のものであり得る。
新たな種類の複式のタンブラアセンブリ50は、アウターピン51と、アウターピン51内の軸孔51a内で入れ子式に移動可能であるインナーピン52とを備える。アウターピン51およびインナーピン52の両方は、キーブレード上の関連付けられるコードパターン12に係合する軸線方向に突出するキー接触用端部を有する。インナーピン52は、この実施例ではタンブラアセンブリの中心線Cに配置される尖った円錐状ラグ52bからなるキー接触用端部を有する。以下で明らかになるように、この尖ったラグ52bは、代替的に中心線Cに対して非対称に配置され得る。
アウターピン51は、その内部に孔51aを備える第1の部分、即ち、上部51cと、この実施例では軸線方向に突出するラグ51bからなる軸線方向にずれた端部を備える第2の部分、即ち、下部51dとから構成される。この軸線方向にずれた端部、即ち、突出ラグ51bは、この実施例ではキーブレード11における関連付けられるコードパターン12内の凹部12bからなる関連付けられるコード部分に係合するように、中心線Cから半径方向の距離で円周方向にコード化位置に配置される。
図1bでは、キー接触部分としての役割を果たす軸方向ラグ51b、52bを受けるように構成されたコード化位置が、概略的に示される。したがって、インナーピン52の円錐状ラグ52bは、この実施例では中心線C上に配置され、このキー接触部分について可能なコードの種類は、中心線上の軸線方向位置となる。通常、この軸線方向位置、即ち、深さは、2つ、3つ、または4つの異なる高さで画定され得る。
他方では、アウターピン51上の軸線方向に突出するラグ51bは、一点鎖線の円CLに沿っていずれかのコード化位置に位置決めされ得る。実用的な理由により、90°から30°までの相互の角度差に対応する4個から12個の可能な位置があるものとする。もちろん、ラグ51bの軸線方向長さ、即ち、深さも、また、2〜4つの異なるレベルにコード化され得る。これらのコード化の種類は、上述の通り、軸線方向深さの種類ならびに、角度位置を含む、コード化された凹部12aの様々な軸線方向の深さ、コード化された凹部12bの多数の種類に対応する。
アウターピン51における軸方向ラグ51bの正確な角度位置を保持するために、アウターピン51が、ロックのキープラグ内の関連付けられる孔内で角度位置または回転位置に維持されることがもちろん、重要である。これは、キープラグの孔に沿った関連付けられる溝内で案内される半径方向外方に突出する部材、即ち、フィン51fによって達成される。
以下でさらに説明されるように、タンブラアセンブリ50の正確な構造は、多数の方法で変更され得る。しかし、すべての実施例で、ラグ52bまたは凹部の位置が、軸線方向にコード化され、軸方向ラグ51b(または凹部)の位置が、円周方向に(12個以上の位置まで)および軸線方向にコード化され、軸線方向に突出するラグ52b(または軸線方向凹部)を有するインナーピンと、少なくとも1つの軸線方向に突出するラグ51b(または軸線方向凹部)を有するアウターピン51との組合せが、ある。したがって、1つのタンブラアセンブリ50についてのコード組合せの数は、非常に多く、例えば、各ラグまたは凹部に2つの軸線方向位置が存在する場合、48個、および、各ラグまたは凹部に3つの軸線方向位置が存在する場合、108個となる。
図2、図2a、図2b、および図2cから明らかになるように、キーブレードの1つまたは2つの側面ではなく、キーブレードの端部にコードパターンを配置することが可能である。この実施例では、タンブラアセンブリ50は、それらの中心線がキー10’の比較的平坦なキーブレード11’の中央の面内に延在する状態に向けられる。アウターピン51およびインナーピン52を有する各タンブラアセンブリ50は、前述の実施例におけるものとまさに同様に設計され、唯一の相違は、キーブレード11’が、タンブラアセンブリの寸法に対して薄い場合、キーブレード11’の端部における関連付けられるコードパターンが、キーブレード材料を部分的に外れる点である。この場合には、凹部12’bについての位置が減少する場合があり得る(図2c参照)が、各タンブラアセンブリ51、52についての可能なコード組合せの数は、まだ比較的多くなる。
図3、図3a、図3b、および図3cは、図1および図2に示されるタンブラアセンブリを個別に示す。図3では、その案内部材、即ち、フィン51fおよびその軸線方向に突出するラグ51bを有するアウターピン51が見やすい。インナーピンの唯一の見やすい部分は、下部のキー接触用端部、即ち、ラグ52bである。後者は、タンブラアセンブリの中心線C上に配置される。
図3aに示される縦断面図から、インナーピン52の上部の若干より幅広の部分が、アウターピン51の上部51c内の円筒穴51aにより案内されることが分かる。また、インナーピンおよびアウターピンは、共に軸線方向に移動可能であり、アウターピン51は、インナーピン52に対して下方にずらされ得ることが明らかである。したがって、軸線方向に突出するラグ51bおよび52bは、一緒に、または、相互に対して、軸線方向にずらされ得る。インナーピンおよびアウターピンの相互に係合する円筒面は、図1および図2に示されるように、軸線方向に直線であり得るものであり、または相対的に軸線方向の移動を制限するショルダを備え得ることが理解されよう。これらのショルダ51eおよび52eは、下方(図示されるように)または上方へのインナーピン52の相対的な軸線方向の移動を制限するように構成され得る。
また、軸線方向に突出するラグ51bおよび52bの相対位置が、図3bおよび図3cから明らかになる。インナーピン52の軸線方向に突出するラグ52bは、この場合には中心線C上に配置されるが、アウターピン51における軸線方向に突出するラグ51bは、コード化位置に配置され、その尖った端部が、円形線CLに沿って若干円周方向に位置決めされる。ラグ52bは、尖った端部、または、若干丸められた端部52bを有する円錐形であるが、ラグ51bは、尖った先端部、または、若干丸められた先端部51bの両側に徐々に傾斜する部分51bsを有する。本発明によれば、ラグ51bは、例えば、円形線CLに沿って多数の円周方向に明確に定義された位置のうちの1つで、コード化された位置に配置される。円周方向の位置は、1自由度に相当するが、ラグ51bおよび52bの軸線方向位置は、2つのさらなる自由度をもたらし、したがって、各タンブラアセンブリ50の非常に多数の可能なコードの組合せをもたらす。
図4、図4a、図4b、および図4cに示されるように、タンブラアセンブリ50’のインナーピン52’は、タンブラアセンブリの中心線Cに対して若干傾斜され得る。この場合には、アウターピン51’内の円筒穴51’は、もちろんこれに応じて傾斜される。傾斜角度は、中心線Cに対して20°以下であってもよい。それでもなお、前述の実施例におけるものと同一の方法でラグ51bおよび52bのコード位置を変更することが可能となる。
同様の効果が、図5、図5a、図5b、および図5cに示される実施例により実現可能である。この場合には、軸線方向に突出するラグ52’’bは、内円CL2に沿って非対称に配置されるが、アウターピン51’’における軸線方向に突出するラグ51’’bは、外円線CL1上のいずれかの位置に配置される。このようにすることで、コードの組合せの数は、さらに多くなる。
図6、図6a、図6b、および図6cでは、ロックのさらなる構成要素が示され、即ち、アウターピン、即ち、スリーブ61とインナーピン62とを有するドライブピンアセンブリ60が、アウターピン51およびインナーピン52を有するタンブラアセンブリ50と同一直線上に軸線方向に配置される。ドライブピンアセンブリ60は、ロックの周囲の固定ハウジング内の関連付けられる孔内に配置され(図示せず)、それによりタンブラアセンブリ50およびドライブピンアセンブリ60の当接する端面は、回転可能なキープラグと周囲のロックハウジングとの間のシェアライン(share line)に配置される。この実施例では、内側圧縮ばね72が、インナードライブピン62に作用するが、外側圧縮ばね71は、アウタードライブピン61に作用する。このようにすることで、通常、ドライブピンアセンブリ60は、回転を防止するためにキープラグをロックする位置に配置される。正確に切削されたキーが、キープラグの鍵穴に挿入された場合にのみ(図示せず)、挿入されたキーを回転させることによってキープラグを回転させることが可能になる。
図7、図7a、図7b、および図7cは、同様の実施例を示し、相違は、アウターピン51’’’が、インナーピン52’’’上の外周フランジ52’’’fを収容する拡大した円筒穴51’’’aを備える点である。また、インナーピン52’’’上の突出するラグ52’’’b(図7cを参照)は、図5、図5a、図5b、図5cと同様の方法で非対称であるか、または、半径方向にずらされる。
タンブラアセンブリ50’のさらなる実施例が、図8に示される。ここでは、その軸線方向に突出するラグ52bを有するインナーピン52は、図1および図2に示されるものと同様である。しかし、アウターピン151は、2つの向かい合う下部、即ち、1つの短い部分151s、および、1つのより長い部分151lを備える。それらの下端部に、これらの部品は、それぞれ、軸線方向に突出するラグ151sbおよび151lbを備える。より短いラグ151sbは、キーブレード111’の端部の上方のコード化された凹部12’’bと組となるが、より長いラグ151lbは、キーブレード11’’の関連付けられる側面の棚状部分に切削されたコード化された凹部120に係合する。インナーピン52上の中央ラグ52bは、キーブレード111’のエッジ上のコード凹部12’’aに係合する。
図8hから明らかなように、より短いラグ151sbは、様々な円周方向の位置、例えば、円形部分CLsにおける2つ、3つ、または4つの箇所に、配置され得るが、より長いラグ151lbは、円形部分CLlに沿って選択された位置に位置決めされ得る。この構造は、多数のコードの組合せに可能性をもたらす点が理解されよう。また、タンブラアセンブリとキーブレード11’’との間の係合は、図8a、図8b、図8c、図8d、図8e、図8fから明らかになる。図8dおよび図8eは、右および左にそれぞれ向けられたより長い突出するラグを備える2つの実施例を示す。図8fでは、アウターピン151のより長い部分が、2つの異なるより長いラグ151’lcおよび151’ldを備える第3の実施例である。この実施例では(図8f)、2つのラグは、国際公開第2007/018456号(WINLOC AG)(特許文献3)におけるものと同一の方法でコード化され得るものであり、より長いラグ151’lcおよび151’ldの一方もしくは他方または両方が、キーブレード111’の棚状部分におけるコード化された凹部120のうちの関連付けられる1つに係合することとなる。
図8i、図8k、図8l、図8m、および図8nでは、いくつかの変更した実施例が示される。
キーブレード111’’は、若干より薄くてもよい(図8iで分かるように背面側の破線部分を有さない)。その場合、アウターピン151’’は、1つの軸線方向に突出するラグ、即ち、長ラグ151’’lbのみを有する(図8kおよび図8lを比較せよ)。
他方では、キーブレードが厚い(前述の実施例におけるように)場合、背面側111’’aにもコード化された凹部120を有するコードパターンのための空間があり、長ラグ151’’lbは、図8mおよび図8nに示すように、キーブレード111’’の両側で分岐する。図8nの2つの長ラグ151’’lbが同一の長さを有することは、符合する点を指摘するものとする。通常、それらは、凹部120の特定の深さに依存する異なる長さのものである。
図9a、図9b、図9c、図9d、図9e、および図9fでは、タンブラアセンブリ50’および関連付けられるタンブラドライブアセンブリ60’、および、スプリングアセンブリ70’(図8から図8dに示される実施例)が、係合しているキーを伴わずにそれ自体で示される。
図10、図10a、図10b、図10c、および図10dに示される実施例では、キーブレード11およびコード化凹部12を有するキー10は、各コードパターン12が、中心に配置された凹部12aと、アウターピン51におけるラグ51b、51cをそれぞれ収容する2つの隣接する凹部12bおよび12cとを含むが、図1に示される実施例と同様である。中央の凹部12aは、インナーピン52における軸線方向に突出するラグ52bを受けるようになっており、このラグ52bは、中心線C上に配置される。3つのラグ51b、51c、および52bの位置は、図10dから最もよく明らかになる。この実施例では、2つのラグ51b、51cは、円形線CL上で相互に向かい合って配置される。しかし、これらの2つのラグは、円形線CLに沿って任意の2つの別個の点に位置決めされ得る(180°未満離れる)。これらの3つのラグ51b、51c、および52bについて非常に多数の可能なコード化された位置があることが理解されよう。
図11a、図11b、図11c、図11d、図11e、図11f、図11g、および図11hに示されるタンブラアセンブリ50は、アウターピン51上の1つのラグ51bおよびインナーピン52における他のラグ52bを有する、図5〜図5cに示されるものと類似する。しかし、この場合、インナーピン52は、軸線方向に突出するラグ52bを備える半径方向にオフセットしたフランジ52aを有する(図11eを参照)。オフセットしたフランジ52aに空間を作るために、アウターピン52の第2の部分、即ち、下部51dは、円周方向に部分的にのみ延在し、第1の部分、即ち、上部51cに軸線方向に隣接する自由空間を残す。
かかる構造により、インナーピン52における突出するラグ52bは、図11c、図11d、図11g、図11hから分かるように、中心線Cから同一の半径方向の距離で円形線CL上に配置され得る。したがって、ラグ51bおよび52bはそれぞれ、半円(円形線CLの半分)におけるいずれかの円周方向位置に配置されてもよい。この場合、コード化された凹部は、中心線C上にない。

Claims (16)

  1. シリンダロックおよびキーの組合せたものであって、
    細長いキーブレード(11)を有するキー(10、10’、10’’)と、
    キースロット(15)を有する回転可能なキープラグ(20)と、回転を防止するために前記キープラグを固定するための少なくとも1つの複式のタンブラアセンブリ(50)と、を有するロックとを含み、
    前記少なくとも1つの複式のタンブラアセンブリは、
    前記キープラグ内のチャンバ内で昇降動可能であるアウターピン(51)と、
    前記アウターピン内の中央の円筒穴(51a)内で入れ子式に移動可能であるインナーピン(52)と、を含み、
    前記アウターピンは、前記ロックの前記キースロットへの挿入のとき、前記キーブレードの第1のコード部分(12b)に係合するための突出ラグ(51b)からなる少なくとも1つのキー接触用端部(51b)を、前記複式のタンブラアセンブリ(50)の中心線(C)に中心を有する円(CL)に沿って前記円筒穴(51a)の周縁に一体に備え、
    前記インナーピン(52)は、前記キーブレードの第2のコード部分(12a)に係合するための少なくとも1つのキー接触用端部(52b)を備え、
    前記キーブレードの前記第1のコード部分(12b)および前記第2のコード部分(12a)が、前記キーブレードにおける特定のコードパターンであって、各タンブラアセンブリについて1つのコードパターン(12)を定義し、前記各コードパターンが、関連付けられるタンブラアセンブリ(50)の前記第1のキー接触用端部(51b)および前記第2のキー接触用端部(52b)の位置および深さに対応する隣接するコード部分(12b、12a)からなり、
    前記タンブラアセンブリの前記アウターピンは、前記複式のタンブラアセンブリの中心線(C)を画定する中心軸線に沿って延在する前記中央円筒穴(51a)を内側で画定する円筒状スリーブ部分により、形成された第1の部分、即ち、上部(51c)と、前記アウターピン(51)の第2の部分、即ち、下部で前記中心軸線に平行に軸線方向に該アウターピン(51)の第2の部分、即ち、下部から延びる前記突出ラグ(51b)からなる前記少なくとも1つのキー接触用端部(51b)を備える第2の部分、即ち、下部(51d)と、から構成され、
    前記タンブラアセンブリの前記インナーピン(52)の第1の部分、即ち、上部が、前記アウターピンの前記第1の部分、即ち、上部(51c)の前記中央の円筒穴(51a)内で、前記タンブラアセンブリの中心線に対し実質的に平行に軸線方向への案内された移動のために円筒で寸法設定され、前記インナーピンの第2の部分、即ち、下部が、軸線方向に突出するラグ(52b)からなる少なくとも1つの前記キー接触用端部(52b)備え、
    前記タンブラアセンブリ(50)の前記アウターピン(51)および前記インナーピン(52)の突出ラグ(51b)、および、ラグ(52b)は、前記タンブラアセンブリの前記中心線(C)に対して軸線方向および半径方向に明確に定義された複数のコード位置で相互に隣接して配置され、
    前記アウターピン(51)の前記突出ラグ(51b)の前記コード位置は、前記中心線から外方に所定距離で、前記タンブラアセンブリ(50)の前記中心線(C)に対し円周方向にコード化された位置により定義され、
    前記複式のタンブラアセンブリの突出ラグ(51b)およびラグ(52b)位置および深さが、前記インナーピン(52)のラグ(52b)軸線方向の位置、前記アウターピン(51)の突出ラグ(51b)の円周方向の位置、および、前記アウターピン(51)の突出ラグ(51b)の軸線方向の位置に相当する、3自由度を有するシリンダロックおよびキーの組合せたもの。
  2. 前記軸線方向にずれた部分(51b)は、突出ラグとして形成される請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  3. 前記インナーピン(52)は、前記タンブラアセンブリ(50)の前記中心線(C)に沿って延在する請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  4. 前記インナーピン(52)の前記キー接触用端部(52b)は、円錐状であり、前記タンブラアセンブリ(50)の前記中心線(C)上に軸線方向に突出する請求項3に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  5. 前記アウターピンの前記第2の部分、即ち、下部(51d)は、前記円周方向に部分的にのみ延在する円筒状壁部であって前記第1の部分、即ち、上部に軸線方向に隣接する自由空間を残す円筒状壁部からなり、前記インナーピン(52)の前記第2の部分、即ち、下部(52a)は、前記自由空間内に半径方向外方に延在される請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  6. 前記インナーピン(52)の前記キー接触用端部(52b)は、軸線方向に突出し、前記タンブラアセンブリの前記中心線(C)から半径方向に偏倚する請求項5に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  7. 前記インナーピン(52)は、前記中心線に沿って延在する前記第1の部分、即ち、上方円筒状部分と、軸線方向に突出するキー接触用端部(52b)を備え、半径方向に偏倚するフランジ(52a)を有する第2の部分、即ち、下部とから構成される請求項5または請求項6に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  8. 前記インナーピン(52’)は、前記タンブラアセンブリ(50)の中心線(C)に対して20°を超えない角度で配置される請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  9. 前記アウターピン(51)は、前記タンブラアセンブリが前記チャンバの前記中心線の回りに回転するのを防止する少なくとも1つの半径方向外方に突出する部材(51f)を備える請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  10. 前記アウターピン(51)および前記インナーピン(52)は、一緒に軸線方向に移動可能であり、前記アウターピン(51)および前記インナーピン(52)のうちの一方が、他方に対して限定された距離だけ移動可能である請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  11. 前記アウターピン(51)は、前記中心線からそれぞれ半径方向の距離で、異なる円周方向の位置に配置された関連付けられる軸線方向にずれた部分(51b、51c)を有する少なくとも2つの軸線方向に突出するキー接触用端部を有し、
    前記タンブラアセンブリは、少なくとも3つのキー接触用端部を備える請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  12. 前記インナーピン(52)は、前記キーブレード(111’)の端部に配置されたコード部分と協働するように構成され、前記アウターピン(151)は、前記キーブレードにおける側面の棚状部分の少なくとも1つのコード部分(120)と協働するように配置される請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  13. 前記アウターピン(151)は、前記キーブレード上の関連付けられるコード部分(12’’b、120)と協働するキー接触用ラグ(151sb、151lb)を、それぞれ、有する2つの向かい合う第2の部分、即ち、下部(151s、151l)を有する請求項12に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  14. 前記向かい合う第2の部分、即ち、下部は、前記キーブレードの下半分のコード部分(120)と協働する1つの比較的長い部分(151l)と、前記キーブレード(11’’)の上半分のコード部分(12’’b)と協働する1つの比較的短い部分(151s)とからなる請求項13に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  15. 前記比較的長い部分は、2つのキー接触用ラグ(151’ld、151’ld)を備え
    、前記2つのキー接触用ラグ(151’ld、151’ld)の最端部は、前記キープラグ(20)の長手方向に互いに離隔される請求項14に記載のロックおよびキーの組合せたもの。
  16. 請求項1に記載のロックおよびキーの組合せたものにおいて使用するためのキー(10)であって、
    細長キーブレード(11)を有する前記キーは、アウターピン(51)およびインナーピン(52)を有する複式のタンブラアセンブリ(50)における対応するキー接触用端部(52b、51b)を受けるように構成されたコード部分(12a、12b)を有する少なくとも1つのコードパターン(12)を備え、
    前記インナーピンは、前記アウターピン(51)内の中央の円筒穴(51a)内で入れ子式に移動可能であり、
    前記少なくとも1つのコードパターンにおける複数の前記コード部分は、前記インナーピン(52)の前記キー接触用端部を受けるように構成された第1のコード部分(12a)と、前記アウターピン(51)における対応するキー接触用端部(51b)を受けるために前記コードパターン(12)の中心から半径方向の距離で円周方向にコード化された位置に配置された少なくとも1つの第2のコード部分(12b)と、を含むキー(10)。
JP2015561308A 2013-03-20 2014-03-20 複式のタンブラアセンブリを有するシリンダロックおよびキーの組合せたもの、および、キー Expired - Fee Related JP6280140B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE1350346-1 2013-03-20
SE1350346A SE537246C2 (sv) 2013-03-20 2013-03-20 Cylinderlås- och nyckelkombination med dubbelt tillhållaraggregat i låset
PCT/SE2014/050337 WO2014148994A1 (en) 2013-03-20 2014-03-20 Cylinder lock and key combination with a dual tumbler assembly and a therefore

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016513765A JP2016513765A (ja) 2016-05-16
JP6280140B2 true JP6280140B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=51580520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015561308A Expired - Fee Related JP6280140B2 (ja) 2013-03-20 2014-03-20 複式のタンブラアセンブリを有するシリンダロックおよびキーの組合せたもの、および、キー

Country Status (21)

Country Link
US (1) US10422160B2 (ja)
EP (1) EP2976481B1 (ja)
JP (1) JP6280140B2 (ja)
KR (2) KR101880874B1 (ja)
CN (1) CN105051301B (ja)
AP (1) AP2015008701A0 (ja)
BR (1) BR112015021919A2 (ja)
CA (1) CA2902317C (ja)
CL (1) CL2015002800A1 (ja)
EA (1) EA033094B1 (ja)
HK (1) HK1216186A1 (ja)
IL (1) IL240490B (ja)
MX (1) MX2015011069A (ja)
MY (1) MY174270A (ja)
NZ (1) NZ710859A (ja)
PH (1) PH12015502006A1 (ja)
SA (1) SA515361209B1 (ja)
SE (1) SE537246C2 (ja)
SG (1) SG11201507201PA (ja)
WO (1) WO2014148994A1 (ja)
ZA (1) ZA201505851B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH710832A1 (de) * 2015-03-09 2016-09-15 Kaba Ag Programmierbarer Schliesszylinder.
FI128051B (fi) 2018-06-15 2019-08-30 Abloy Oy Lukko
BR112021010561A2 (pt) * 2018-11-29 2021-08-24 Rav Bariach (08) Industries Ltd. Conjuntos de pino de tambor excêntrico e usos dos mesmos em uma fechadura de cilindro
IL264518B2 (en) * 2019-01-29 2023-04-01 Mul T Lock Technologies Ltd A key combination element in a key raw and in a key
CH715834A1 (de) * 2019-02-12 2020-08-14 Dormakaba Schweiz Ag Programmierbarer Schliesszylinder.
IT202000003614A1 (it) * 2020-02-21 2021-08-21 Mottura Serrature Di Sicurezza S P A Serratura di sicurezza

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US917365A (en) * 1908-07-16 1909-04-06 Yale & Towne Mfg Co Pin-tumbler lock.
US1095500A (en) * 1913-08-15 1914-05-05 Christian Hansen Lock.
US1244304A (en) * 1917-03-27 1917-10-23 Eli Epstein Cylinder-lock.
US1257987A (en) * 1917-12-15 1918-03-05 Eli Epstein Cylinder-lock.
US3818732A (en) * 1973-03-07 1974-06-25 E Wiacek Cylinder lock construction
DE3119626C2 (de) 1981-05-16 1986-07-24 Fa. Wilhelm Karrenberg, 5620 Velbert Aus Flachzylinder und zugehörigen Flachschlüsseln bestehende Schließanlage
IL83071A (en) * 1987-07-03 1988-08-31 Mul T Lock Ltd Pin-tumbler lock
ATE88236T1 (de) * 1988-01-20 1993-04-15 Widen Innovation Ab Zylinderschloss und zuhaltung.
IL90211A (en) * 1989-05-05 1991-11-21 Mul T Lock Ltd Cylinder lock
US5222383A (en) * 1992-05-08 1993-06-29 Tong-Lung Metal Industry Co., Ltd. Cylinder lock
DE59307712D1 (de) * 1993-05-20 1998-01-02 Gerd Dipl Ing Niederdrenk Verfahren zum Einstellen von Schlie permutationen an Schliesszylindern
US5966971A (en) * 1995-09-15 1999-10-19 Keller; Ernst Lock bolt
AT407548B (de) * 1996-01-10 2001-04-25 Kaba Gege Gmbh Schliesszylinder und bzw. oder flachschlüssel
TW303903U (en) * 1996-04-22 1997-04-21 xian-cai Liao Lock
IL118998A (en) 1996-08-02 2000-01-31 Mul T Lock Technologies Ltd Cylinder lock
DE19654136C2 (de) * 1996-12-23 1999-11-18 Schulte C E Gmbh Schließzylinder
US7086259B2 (en) * 2002-06-20 2006-08-08 Mul-T-Lock Technologies, Ltd. Pick resistant lock
CN2663605Y (zh) * 2003-08-13 2004-12-15 振勋工业有限公司 轴式锁芯及其钥匙改良
SE528842C2 (sv) * 2005-08-05 2007-02-27 Winloc Ag Lås- och nyckelsystem med förbättrade tillhållare i låset
DE202008000911U1 (de) * 2008-01-22 2008-03-27 D. la Porte Söhne GmbH Zylinderschloß mit Plättchenzuhaltungen und Schlüssel für das Schloß
US20090193862A1 (en) * 2008-02-05 2009-08-06 Talleres De Escoriaza, S.A. Lock with combination pins of non-circular section and eccentricity capable of being positioned in rotation and lock key with combination indentations difficult to reproduce fraudulently
GB2453626B (en) 2008-09-03 2009-08-26 Assa Abloy Ltd Keys for cylinder assemblies
AU2009289055B2 (en) * 2008-09-03 2014-10-09 Assa Abloy Australia Pty Limited Cylinder assemblies and keys for cylinder assemblie
SE0802056A2 (sv) * 2008-09-30 2010-07-20 Winloc Ag Lås- och nyckelkombination med ett stort antal koder
US8950226B2 (en) * 2011-10-12 2015-02-10 Moshe Dolev Cylinder lock assembly with non-rotating elements

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016513765A (ja) 2016-05-16
IL240490A0 (en) 2015-09-24
AP2015008701A0 (en) 2015-08-31
CL2015002800A1 (es) 2016-03-28
SA515361209B1 (ar) 2019-04-28
US10422160B2 (en) 2019-09-24
PH12015502006A1 (en) 2016-01-11
NZ710859A (en) 2016-05-27
SG11201507201PA (en) 2015-10-29
EA201591640A1 (ru) 2016-02-29
AU2014238501B2 (en) 2016-05-12
IL240490B (en) 2019-02-28
SE537246C2 (sv) 2015-03-17
KR20150136498A (ko) 2015-12-07
BR112015021919A2 (pt) 2017-07-18
EP2976481B1 (en) 2019-10-09
KR20170081738A (ko) 2017-07-12
EA033094B1 (ru) 2019-08-30
MX2015011069A (es) 2015-10-22
ZA201505851B (en) 2016-09-28
KR101880874B1 (ko) 2018-07-20
WO2014148994A1 (en) 2014-09-25
CA2902317A1 (en) 2014-09-25
AU2014238501A1 (en) 2015-09-17
CA2902317C (en) 2017-01-03
CN105051301B (zh) 2017-07-14
US20160017637A1 (en) 2016-01-21
EP2976481A1 (en) 2016-01-27
SE1350346A1 (sv) 2014-09-21
CN105051301A (zh) 2015-11-11
MY174270A (en) 2020-04-01
EP2976481A4 (en) 2016-12-21
KR101777936B1 (ko) 2017-09-26
WO2014148994A8 (en) 2015-10-15
HK1216186A1 (zh) 2016-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6280140B2 (ja) 複式のタンブラアセンブリを有するシリンダロックおよびキーの組合せたもの、および、キー
JP4048177B2 (ja) 安全性の高い錠とキーブレードの組み合わせ
JP5296891B2 (ja) シリンダロックのために形作られたキー
JP5777717B2 (ja) ダブルコードパターンを備えた錠および鍵
US4723427A (en) Symmetrical side bar lock and key therefor
US10087654B2 (en) Cylinder lock
EP3317479B1 (en) Break-in resistant lock cylinder
JP6608617B2 (ja) 雌型スナップボタン及びその製造方法
AU2014238501B9 (en) Cylinder lock and key combination with a dual tumbler assembly and a key therefore
JP2022520027A (ja) ブランクキーおよびキーにおけるキー組合せ要素
JP2016044438A (ja) シリンダー錠
CN204060181U (zh) 可变号锁芯
JP6343423B2 (ja) シリンダー錠の鍵及びその鍵材
JP6940922B2 (ja) 建具用ディスクタンブラー錠及び該建具用ディスクタンブラー錠用の鍵
JP2016061429A (ja) 内燃機関
JP4456446B2 (ja) キー
BG110072A (bg) Секретна ключалка с ключ
JP2013520585A (ja) 分割ウエハを有する車両ドア用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6280140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees