JP6279437B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、スーパーマーケット等の実店舗で販売している商品をWebサイトから受注して客に配送する、所謂ネットスーパーと呼ばれる販売方式が行われている。店舗では、ネットスーパーの注文商品を店舗内から収集するピッキング作業と、収集した商品を配送先(客)ごとに仕分けて荷詰めするパッキング作業とが行われる。
各作業では、作業ごとに発行された伝票が用いられる。例えば、ピッキング作業では、同一便の配送商品を店舗内から効率よく収集するため、カテゴリ別に商品を分けて出力したピッキング伝票が用いられることがある。また、パッキング作業では、配送先(客)ごとに注文商品のリストを出力したパッキング伝票が用いられることがある。尚、商品とともに客に渡すための配送伝票を、パッキング伝票と同様に利用する場合もある。
従来、これら伝票においては、注文順や商品コード順などの順に注文商品が表示されている。一方作業員としては、記載順に商品を詰めていく方が作業がし易い。従って、軽く柔らかい商品や壊れやすい商品の後に重い商品が表示されている場合、記載順に商品を詰めてしまうと柔らかい商品や壊れやすい商品が破損してしまう。そこで作業員は、破損しやすい商品を収集籠や出荷用ケースから一度取り出して、重い商品を下に詰めた後に、破損しやすい商品を詰め直さなければならない。このように従来、商品を破損しないように荷詰めする際の作業効率を向上させることが望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、商品を破損しないように荷詰めする際の作業効率向上を図ることができる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、注文読込手段と、パッキング伝票生成手段と、配送伝票生成手段と、伝票出力手段とを備える。注文読込手段は、ネットスーパーの注文データを読み込む。パッキング伝票生成手段は、商品の表示優先順を設定した記憶手段に基づいて、前記注文データに含まれる商品を、先に荷詰めする商品の表示を後から荷詰めする商品の表示より優先させて並べて、ネットスーパーのパッキング伝票の伝票データを生成する。配送伝票生成手段は、前記記憶手段に基づいて、前記注文データに含まれる商品を、後から荷詰めする商品の表示を先に荷詰めする商品の表示より優先させて並べて、配送先の客に渡す配送伝票の伝票データを生成する。伝票出力手段は、前記パッキング伝票生成手段が生成した前記伝票データ、および、前記配送伝票生成手段が生成した前記伝票データを出力する。
図1は、実施形態の販売システムの概略構成図である。 図2は、店舗サーバの機能構成を示すブロック図である。 図3は、商品マスタのデータ構成例を示す説明図である。 図4は、ネットスーパーサーバの構成を示すブロック図である。 図5は、注文管理ファイルのデータ構成例を示す模式図である。 図6は、部門コード1の優先順マスタのデータ構成例を示す図である。 図7は、部門コード2の優先順マスタのデータ構成例を示す図である。 図8は、ネットスーパーサーバが実行するパッキング伝票出力処理の手順例を示したフローチャートである。 図9は、注文順に商品が表示されている注文商品リスト例を示した説明図である。 図10は、部門コード1により表示順を並べ替えた商品リストを示す説明図である。 図11は、部門コード2により表示順を並べ替えた商品リストを示す説明図である。 図12は、重量情報により表示順を並べ替えた商品リストを示す説明図である。 図13は、パッキング伝票の印字構成例を示す図である。 図14は、配送伝票の印字構成例を示す図である。 図15は、ピッキング伝票の印字構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る情報処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態の販売システム1の概略構成図である。販売システム1は、店舗がネットスーパーサービスを提供するためのシステムである。販売システム1は、POS(Point Of Sales)システム7とネットスーパーサーバ11とがLAN3等の店舗内に設けられたネットワークで接続されて構成されている。
ネットスーパーサーバ11は、ネットスーパーサービスを提供するためのサーバ装置である。尚、ネットスーパーサービスとは、POSシステム7が設置された店舗内で販売されている商品を、インターネット上の販売サイトから受注して販売するサービスである。
POSシステム7は、店舗内の商品の売上登録や在庫管理等を行うためのシステムである。ネットスーパーサーバ11は、店舗サーバ4と連携して店舗内商品の在庫管理を行いながら、ネットスーパーでの受注や配送を管理する。
尚、販売システム1において、ネットスーパーサーバ11の機能の一部を複数の情報処理装置に分散させてもよい。また、店舗外に設けられたサーバ装置に、ネットスーパーサーバ11の少なくとも一部の機能を備えさせてもよい。
POSシステム7は、店舗サーバ4と店舗内に設けられた複数台のPOS端末2とを備えている。実店舗における売上登録処理については、従来一般的に行われている処理と同様の処理を行うので、ここでの記載は省略する。店舗サーバ4は、専用回線8を介して本部サーバ9と接続されている。本部サーバ9は、系列店舗の店舗サーバ4とデータ通信を行って、系列店舗における売上や在庫などを統括管理する。
図2は、店舗サーバ4の機能構成を示すブロック図である。店舗サーバ4は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるコンピュータ構成の制御部21を備えている。また、制御部21にはバス22及びI/O機器制御部24を介して、キーボード25、表示器26、プリンタ27、記憶装置20などが接続されている。記憶装置20としては、例えばHDD(Hard Disk Drive)を用いることができるが、SSD(Solid State Device)等その他の記憶装置を用いてもよい。制御部21は、通信I/F231及びLAN3を介してPOS端末2との間でデータ通信を行う。また、制御部21は、通信I/F232及び専用回線8を介して本部サーバ9とデータ通信を行う。記憶装置20は、制御部21が実行する各種プログラムの他、本部サーバ9からダウンロードした商品マスタ201を格納している。
図3は、商品マスタ201のデータ構成例を示す説明図である。商品マスタ201は、店舗で扱われている商品の商品情報を管理するためのマスタファイルである。図3に示すように、商品マスタ201には、各商品の部門コード(分類コード、商品カテゴリと呼ばれることもある)、商品コード、商品名、重量情報などの情報が格納される。図示しないが、商品価格等のその他の情報がさらに格納されてもよい。
図1に戻って、本部サーバ9はCPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部と、入力装置、表示装置等を備えたサーバ装置である。例えば本部サーバ9は、各店舗の店舗サーバ4から送信された売上データを管理する。また、本部サーバ9は、商品マスタ201の更新を行い、更新後の商品マスタ201を系列店舗の店舗サーバ4に送信する。
顧客端末10は、ネットスーパーの客(ユーザ)が操作するパーソナルコンピュータ(Personal computer:PC)や携帯電話等の情報処理装置である。顧客端末10はインターネット5を介してネットスーパーサーバ11が提供する販売サイトにアクセスし、商品の発注を行う。
次に、商品受注後から配送処理にかけての処理概要について、簡単に説明する。ネットスーパーサーバ11は販売サイトから受付けた注文に基づき、注文データを生成する。ネットスーパーサーバ11は注文データに基づきピッキング作業用のピッキング伝票を印字発行する。ピッキング作業者は、ピッキング伝票に含まれる注文商品リストに従い、店舗内から注文商品を収集する。尚、ピッキング作業では、複数配送先分の商品がまとめて収集されてもよいし、一配送先分の商品のみが収集される形態でもよい。
ネットスーパーサーバ11にはLAN3を介してパッキング装置12が接続されている。パッキング装置12は、パッキング作業者が携帯可能なハンディターミナル等である。パッキング作業とは、ピッキング作業で店舗内から収集された商品を、配送先(客)別の注文データと照合しながら配送先(客)毎の収容ケースに荷詰めする作業である。
ネットスーパーサーバ11は、注文データに基づいてパッキング作業用のパッキング伝票を印字発行する。また、ネットスーパーサーバ11は、注文データを用いて配送伝票を印字発行する。配送伝票とは、注文商品とともに配送先の客に渡される伝票のことである。
次に、本実施形態の情報処理装置であるネットスーパーサーバ11の機能構成について説明する。
図4は、ネットスーパーサーバ11の構成を示すブロック図である。図4に示すように、ネットスーパーサーバ11は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部50を備えている。制御部50には、バス32を介して通信I/F(Interface)331と通信I/F332とが接続されている。制御部50は、通信I/F331を介してLAN3に接続可能である。
また、制御部50には、I/O機器制御部34を介して、操作入力部35と、表示器36と、接続I/F37と、記憶装置38とが接続されている。操作入力部35は例えば、キーボードやマウス等により構成される。操作入力部35は、例えばCRTやLCD等の表示デバイスにより構成される。接続I/F37にはバスやインタフェースを介してプリンタ14が接続されている。
制御部50は、通信I/F331およびLAN3を介してパッキング装置12との間でデータ通信を行う。なお、パッキング装置12は中継装置13を介してLAN3に接続可能である。また、制御部50は、通信I/F332および専用回線8を介して本部サーバ9との間でデータ通信を行う。
記憶装置38は、例えばHDDやフラッシュメモリ等の記憶デバイスにより構成される。記憶装置38は、制御部50が実行する各種プログラムや当該プログラムの実行に係る各種設定情報を記憶している。また、記憶装置38は、注文管理ファイル381、優先順マスタ382等を記憶している。
図5は、注文管理ファイル381のデータ構成例を示す模式図である。注文管理ファイル381は、ネットスーパーサーバ11が生成した注文データを格納し管理するためのデータファイルである。図5に示すように、注文管理ファイル381には、便番号、箱番号、配送番号、商品コード、商品名、カテゴリIDなどを関連付けたレコードが格納される。便番号は、商品の配達を行う配達便を識別するための識別子である。便番号が同一の商品は同一の便で配達される。箱番号は、配達のために商品を収容する収容ケースを識別するための識別子である。
配送番号は、客がネットスーパーのWebサイトにおいて注文した取引を識別するための識別情報である。配送番号に対応する配送先の情報、顧客情報などは、注文管理ファイル381に含めてまとめて管理してもよいし、別のファイル(会員マスタ等)にて管理してもよい。カテゴリIDは、商品カテゴリ(部門)を識別するための識別子である。カテゴリIDとして、商品マスタ201における部門コードをそのまま流用してもよい。
次に、優先順マスタ382(図4参照)について説明する。優先順マスタ382は、伝票に出力される注文商品リスト内の商品の並び順、即ち商品の表示順を決定するために用いられる。優先順マスタ382には、各部門に属する商品の表示優先順が設定されている。また、商品の表示優先順は、先に荷詰めする商品後から荷詰めする商品の表示より優先するよう設定されている。
荷詰め作業では、商品を傷つけず傷みにくくするため、軽く柔らかい葉物野菜や、壊れやすい卵等の商品を収容ケース上部に配置し、重く硬い商品はケース下部に配置することが望ましい。また、重く硬い商品は配置等を気にせずパッキングできるが、荷詰めに注意を要する商品は、パッキング作業の最後に他の商品の配置などの状態を見てパッキングする必要がある。
一方、パッキング作業者は、パッキング伝票の注文商品リストの表示順に従い、リスト上側の商品から順にパッキングする方が作業効率を上げやすい。そこで優先順マスタ382には、重く硬い商品、破損しにくい商品など、先に荷詰めする商品の表示優先順を上位に上げて設定した。そして、軽く柔らかい商品、傷みやすい商品、或いは破損しやすい商品など、後から荷詰めした方が好ましい商品については、表示優先順を下位に下げて設定した。
次に、表示優先順の具体的な設定例について説明する。図4に示すように、優先順マスタ382は、大部門である部門コード1の優先順マスタ382aと、小部門である部門コード2の優先順マスタ382bとを備えている。
一般的に商品カテゴリは、大/小、あるいは大/中/小などと、階層的に商品を分類できるよう設定されている。そこで本実施形態では、このようなカテゴリ階層に準じて表示優先順を設定した。
図6は、大部門である部門コード1の優先順マスタ382aのデータ構成例を示す図である。図7は、小部門である部門コード2の優先順マスタ382bのデータ構成例を示す図である。図6、図7に示すように、優先順マスタ382には、各部門(カテゴリ)の商品を伝票にリスト出力する際の表示優先順が設定されている。
即ち、図6に示す優先順マスタ382aの例では、部門コード1が111である野菜、および、部門コード1が222である米、穀類の表示優先順を上位に設定している。一方、部門コード1が333である卵の表示優先順は、最下位として設定している。
また、図7に示す優先順マスタ382bの例では、部門コード2が111001である葉物野菜の表示優先順を下位に設定している。また、部門コード2が111002の根野菜の表示優先順を上位に設定している。
このように、優先順マスタ382はカテゴリ階層に準じて、商品の表示優先順を大部門から小部門にかけて段階的に判断できるよう設定している。
次に、本実施形態のネットスーパーサーバ11が実行するプログラムの機能構成について説明する。本実施形態のネットスーパーサーバ11で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のネットスーパーサーバ11で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のネットスーパーサーバ11で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、本実施形態のネットスーパーサーバ11で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態のネットスーパーサーバ11で実行されるプログラムは、図4に示すように、注文読込部51、優先順比較部52、伝票生成部53、伝票出力部54を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされる。そして、注文読込部51、優先順比較部52、伝票生成部53、伝票出力部54が主記憶装置上に生成されるようになっている。
注文読込部51は、パッキング伝票の発行対象とする配送番号が入力されると、注文管理ファイル381から当該配送番号の注文データを読み込む。
優先順比較部52は、優先順マスタ382、商品マスタ201に基づいて、配送商品の表示優先順を比較する。そして、伝票の注文商品リストにおける各商品の表示順を決定する。
伝票生成部53は、優先順比較部52が決定した表示順により商品リストを生成し、これを含めて各種伝票データを生成する。伝票としては、上述したように、ピッキング伝票、パッキング伝票、配送伝票、受領伝票などがある。データ形式は特に限定されないが、例えばプリンタ14にて印刷可能な印字データ、表示器36にて表示可能な表示データなどを生成する。
伝票出力部54は、操作入力部35を介して受付けた指示に応じて、伝票データの出力処理を制御する。例えば伝票発行の指示を受付けると、伝票出力部54は当該伝票の印字データをプリンタ14に出力する。プリンタ14は入力された印字データに基づいて伝票を印字発行する。
次に、ネットスーパーサーバ11が実行する伝票出力処理の手順例について、図8を用いて説明する。ここでは、パッキング伝票を発行する場合について説明する。図8は、ネットスーパーサーバ11が実行するパッキング伝票出力処理の手順例を示したフローチャートである。ここでは一例として、図9に示す配送商品を一収容ケースにパッキングする例について説明する。
図9は、注文順に商品が表示されている注文商品リスト例を示した説明図である。図9はあくまで注文データのデータ構成を説明するための図であり、注文管理ファイル381におけるデータ構成を抜粋したものではない。即ち、注文管理ファイル381には図5で示したように便番号、配送番号、商品コードなどが格納されるが、部門コードなど詳細な商品情報を含める必要はない。無論、このような商品情報を全て注文管理ファイル381に含めてもよいが、注文読込部51が適宜商品マスタ201に問い合わせてこれら情報を読み込めばよい。
まず、パッキング作業開始時にパッキング作業者は操作入力部35を介してパッキング伝票を発行する配送番号を指定する。注文読込部51は、指定された配送番号を受付ける(ステップS1)。そして、注文読込部51は、受付けた配送番号に対応する注文データを注文管理ファイル381からRAMに読み込む。また優先順比較部52は、注文商品の部門コード等の商品情報を商品マスタ201からRAMに読み込む(ステップS2)。例えばRAMには、図9に示すような注文データ及び商品情報が読み込まれる。
次に、優先順比較部52が商品表示の優先順を比較する。まず、優先順比較部52は、優先順マスタ382aを参照し、部門コード1の表示優先順の比較を行う(ステップS3)。図6のように表示優先順が設定されている場合、優先順比較部52は、部門コード1が111、222である商品の表示順を上位にし、商品表示順を図10に示すように並べ替える。
図10は、ステップS3での表示順並べ替えの結果を示した説明図である。表示優先順の欄には、ステップS3で優先順比較部52が参照した表示優先順として、図6に示した表示優先順を抽出して記してある。並べ替えの結果、部門コード1が111、222である商品は、部門コード1が333である商品よりも上位に表示される旨が設定される。そして、部門コード1が333である商品は、最下位に表示される旨が設定される。
次に、優先順比較部52は、優先順マスタ382bを参照して、部門コード2の表示優先順を比較する(ステップS4)。図7のように表示優先順が設定されている場合、優先順比較部52は、部門コード2が111002である商品の表示順を上位にし、商品表示順を図11に示すように並べ替える。
図11は、ステップS4での表示順並べ替えの結果を示した説明図である。表示優先順の欄には、ステップS4で優先順比較部52が参照した表示優先順として、図7に示した表示優先順を抽出して記してある。並べ替えの結果、部門コード2が111002の商品が、部門コード2が111001の商品よりも上位に表示される旨が設定される。
次に、優先順比較部52は、商品マスタ201を参照し、各商品の重量情報に基づいて表示優先順を比較する(ステップS5)。図3のように商品の重量情報が設定されている場合、優先順比較部52は、より重い商品の表示優先順を上位にし、商品表示順を図12に示すように並べ替える。
図12は、ステップS5での表示順並べ替え結果を示した説明図である。表示優先順の欄には、ステップS5で優先順比較部52が参照した表示優先順として、図3に示した各商品の重量情報を記してある。並べ替えの結果、重量情報が2kgであり最も重い商品の表示優先順が最上位に表示される旨が設定される。また、商品コード000001の商品は50gであり、商品コード000002の商品は120gである。そこで、優先順比較部52は図11における表示順を入れ替えて、50gの商品より120gの商品の表示優先順を上位として設定する。
そして、伝票生成部53は、以上のようにして並べ替えた商品表示順を適用して、パッキング伝票の表示データおよび印字データを生成する(ステップS6)。伝票出力部54は、生成された表示データを表示器36に出力する(ステップS7)。表示器36は表示データに基づき、パッキング伝票を表示器36に表示する。また、伝票出力部54は、生成された印字データをプリンタ14に出力する(ステップS7)。プリンタ14は入力された印字データに基づき、パッキング伝票を印字発行する。
図13は、パッキング伝票の印字構成例を示す図である。図13に示すように、パッキング伝票には、ネットスーパーサーバ11によって付番された配送番号81が記される。また、パッキング伝票には、配送番号がエンコードされた配送コード82が印刷される。領域A1は、配送先の顧客の会員情報を出力する領域である。
領域A3は、配送先および配送日時に関する配送情報が入力される。図13の例では、配送情報として、配送日を指定する情報、配送時間を指定する情報が出力されている。また、領域A3には、決済方法、領収金額など、決済に関する情報が出力されてもよい。また、領域A3には、パッキング担当者のサイン記入用或いは捺印用の領域が設けられている。
領域A4は、注文商品リストを表示するための領域である。即ち、領域A4には、注文データに含まれる各商品について、商品名、単価、数量などが出力される。図12のように商品表示順が決定された場合には、当該表示順と同じ表示順で領域A4に商品リストが出力される。
尚、伝票生成部53は、商品コードをエンコードしたバーコードを各商品に対応付けて印字する。尚、バーコードではなく、商品コードをエンコードした二次元コードなど、その他のコードシンボルを印字してもよい。なお、図示したように、各商品の行には、検品のチェックマークを記入する検品欄を設けてもよい。
図13に例示するように、パッキング伝票には重く傷みにくい商品が商品リストの上位に優先的に表示される。一方、壊れ易かったり傷み易かったりと、扱いに注意を要する商品は、商品リストの下位に表示される。パッキング作業者はこの表示順に従って商品を荷詰めすれば、重く傷みにくい商品をケース下側に先にパッキングできる。また、傷みやすい商品ほど後からパッキングできるので、先に詰めた商品のパッキング状態を見ながら詰めることができる。
このように本実施形態では、従来パッキング作業に手慣れた作業者がとってきたような好適なパッキング手順を、伝票の商品リストの表示順に反映させている。従って、伝票の表示順通りにパッキングしていけば、作業に不慣れな者でも商品を破損させないようなパッキング手順を踏むことができる。また、慣れ不慣れに関係無く、商品リストは上部から下部へと順を追ってチェックしていく方が作業効率は良い。本実施形態では、伝票の商品リストの表示順通りにパッキングしていけば、自ずと商品を破損しないように荷詰めをすることができる。従って本実施形態によれば、商品を破損しないようにパッキング作業する際の作業効率向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
<配送伝票への適用例>
例えば、本実施形態にかかる伝票データ生成方法を配送伝票に利用することにより、客が配達商品を確認する際の作業効率向上を図ることができる。図14を用いて配送伝票への適用例を説明する。
図14は、配送伝票の印字構成例を示す図である。配送された商品を客が確認する際には、収容ケースから商品を取り出しながら配送伝票と照らし合わせる作業となる。従って、配送伝票の商品表示順はパッキング伝票における表示順の逆順とする。即ち、ケース上側に収容されている商品ほど表示優先順を上位とし、ケース下側に収容されている商品ほど表示優先順を下位とする。これにより客は、収容ケースの上側から順に商品を取り出しながら、配送伝票に照らし合わせて配送商品の確認をすることができる。このように本実施形態の商品リスト生成方法を配送伝票に適用すれば、破損しないように荷詰めされた商品の確認作業を効率よく行うことができる。
<ピッキング伝票への適用例>
また、本実施形態にかかる伝票データ生成方法をピッキング伝票に利用し、ピッキング作業の効率向上を図ることも可能である。
図15は、ピッキング伝票の印字構成例を示す図である。なお、ピッキング作業については、店舗により商品収集方法が異なる。すなわち、同じ便番号で配送される商品について、カテゴリごとに複数配送先分の商品をまとめ、商品を収集する場合もある。また、小規模店舗などでは、複数客分の商品は混ぜずに、一配送先分の商品を収集する場合もある。このように商品収集方法が異なれば発行されるピッキング伝票も異なるが、いずれの場合においても収集ケースに商品を入れる際、商品が傷まないように配慮する必要がある。
そこで、パッキング伝票と同様の商品表示順で収集商品をリスト表示する。図15に示すように、ピッキング伝票には、先に収集して収集ケースの下側に詰めるべき商品が先に表示される。一方、後から収集して上側に詰めるべき商品は後に表示される。従って本実施形態のピッキング伝票を用いれば、表示順に商品をピッキングし、ピッキングした順に商品を収集ケースに入れていけば、途中で商品の上下を入れ替えずに商品を収集することができる。従って本実施形態によれば、ピッキング作業の効率向上を図ることができる。
<表示順比較に用いるパラメータ>
尚、各商品の表示優先順を設定する際に基準とする情報は、上述した例に限定されない。例えば、商品の硬さ、柔らかさに基づいて表示優先順を優先順マスタ382または商品マスタ201に設定してもよい。さらに、ビニール包装、箱包装、個包装など、包装の種類に基づいて表示優先順を判断してもよい。
また、表示優先順の設定方法についても上述した例に限定されない。「上位」「下位」「最下位」等と分類する代わりに、「1」、「2」、「99」などの値を用いて設定してもよい。また、表示優先順を1〜5、99などとより細分化し、段階的に設定してもよい。
<伝票データのその他の出力例>
また、上述では伝票データをネットスーパーサーバ11の表示器36に表示する例、および、伝票用紙に印字出力する例について説明したが、出力先はこれに限定されない。その他の例として、ピッキング作業者やパッキング作業者、配送担当者等が用いるタブレット端末やハンディ端末等に表示データを出力してもよい。
以上説明したとおり、本実施形態では、先に荷詰めする商品後から荷詰めする商品より優先的に表示した伝票が出力される。これにより、作業者は伝票の表示順通りに商品を荷詰めすればよい。従って本実施形態によれば、商品の荷詰めを効率的に行うことができる情報処理装置およびプログラムを提供することができる。
1…販売システム、2…POS端末、4…店舗サーバ、7…POSシステム、11…ネットスーパーサーバ、14…プリンタ、51…注文読込部、52…優先順比較部、53…伝票生成部、54…伝票出力部、201…商品マスタ、381…注文管理ファイル、382…優先順マスタ。
特開2014−052771号公報

Claims (5)

  1. ネットスーパーの注文データを読み込む注文読込手段と、
    商品の表示優先順を設定した記憶手段に基づいて、前記注文データに含まれる商品を、先に荷詰めする商品の表示を後から荷詰めする商品の表示より優先させて並べて、ネットスーパーのパッキング伝票の伝票データを生成するパッキング伝票生成手段と、
    前記記憶手段に基づいて、前記注文データに含まれる商品を、後から荷詰めする商品の表示を先に荷詰めする商品の表示より優先させて並べて、配送先の客に渡す配送伝票の伝票データを生成する配送伝票生成手段と、
    前記パッキング伝票生成手段が生成した前記伝票データ、および、前記配送伝票生成手段が生成した前記伝票データを出力する伝票出力手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記記憶手段は、破損しにくい商品を先に詰め、破損しやすい商品を後から詰めるとして商品の表示優先順を記憶し、
    前記パッキング伝票生成手段は、当該記憶手段に基づき、破損しにくい商品から破損しやすい商品の順に前記注文データに含まれる商品を並べて前記パッキング伝票の伝票データを生成し、
    前記配送伝票生成手段は、前記記憶手段に基づき、破損しやすい商品から破損しにくい商品の順に前記注文データに含まれる商品を並べて、前記配送伝票の伝票データを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段は、商品の重量を記憶し、
    前記パッキング伝票生成手段は、当該記憶手段に基づき、重量の大きい順に前記注文データに含まれる商品を並べて前記パッキング伝票の伝票データを生成し、
    前記配送伝票生成手段は、前記記憶手段に基づき、重量の小さい順に前記注文データに含まれる商品を並べて、前記配送伝票の伝票データを生成する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、商品の硬さに関する情報を記憶し、
    前記パッキング伝票生成手段は、当該記憶手段に基づき、硬めの商品から柔らかめの商品の順に前記注文データに含まれる商品を並べて前記パッキング伝票の伝票データを生成し、
    前記配送伝票生成手段は、前記記憶手段に基づき、柔らかめの商品から硬めの商品の順に前記注文データに含まれる商品を並べて、前記配送伝票の伝票データを生成する、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置において、コンピュータを、
    ネットスーパーの注文データを読み込む注文読込手段と、
    商品の表示優先順を設定した記憶手段に基づいて、前記注文データに含まれる商品を、先に荷詰めする商品の表示を後から荷詰めする商品の表示より優先させて並べて、ネットスーパーのパッキング伝票の伝票データを生成するパッキング伝票生成手段と、
    前記記憶手段に基づいて、前記注文データに含まれる商品を、後から荷詰めする商品の表示を先に荷詰めする商品の表示より優先させて並べて、配送先の客に渡す配送伝票の伝票データを生成する配送伝票生成手段と、
    前記パッキング伝票生成手段が生成した前記伝票データ、および、前記配送伝票生成手段が生成した前記伝票データを出力する伝票出力手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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