JP6278275B2 - 送信装置、受信装置、送信方法および受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、送信方法および受信方法

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Description

本願は、インターネット等のベストエフォートネットワークを介し、映像、音声等の複数の実時間ストリームを多重して送信する送信装置、受信装置、送信方法および受信方法に関する。
近年、インターネット等のベストエフォートネットワークを介し、映像、音声等の複数の実時間ストリームを端末装置間で送受信する、テレビ会議等のシステムが普及してきている。
ベストエフォートネットワーク(Best Effort Network)では、環境の変化に応じて利用可能帯域が変動するため、各実時間ストリームの符号量を動的に変化させる必要がある。特許文献1には、より複雑な実時間ストリームに対して多くの符号量を割り当てる方式が開示されている。
また、ベストエフォートネットワークでは、環境が悪化した場合にパケット損失が発生する。このため、ベストエフォートネットワークでは、FEC(Forward Error Correction)により生成した冗長符号パケットにより、あるいは、パケットの再送により、損失したパケットを回復させる方式が採られている。FECを用いる場合は、多くの符号量を割り当てる程、多くの冗長符号パケットを生成することができるので、パケットの回復強度を高めることができる。
特開平11−177945号公報
ユーザには、重要な実時間ストリーム程、パケットの回復強度を高めたいとの要望がある。
しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザの意思に依らず、各実時間ストリームの符号量が割り当てられているため、ユーザにとって重要な実時間ストリームが十分に保護されない場合がある。
本発明の目的は、インターネット等のベストエフォートネットワークを介して情報の伝送を行う場合、重要な情報を強く保護することである。
本発明の一態様に係る送信装置は、パケット損失が発生するネットワークを介し、受信装置に複数の実時間ストリームを多重送信する送信装置であって、ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持する品質制御情報保持部と、前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定する回復強度指示部と、前記冗長符号強度に基づいて前記各実時間ストリームの冗長符号量をそれぞれ決定し、冗長符号パケットを生成する冗長符号化部と、を有する構成を採る。
本発明の一態様に係る送信方法は、パケット損失が発生するネットワークを介し、受信装置に複数の実時間ストリームを多重送信する送信装置の送信方法であって、ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持するステップと、前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定するステップと、前記冗長符号強度に基づいて前記各実時間ストリームの冗長符号量をそれぞれ決定し、冗長符号パケットを生成するステップと、を有する方法を採る。
本発明では、限られたリソース(帯域)において、ネットワークの状況が悪化した場合でも、重要な情報を保護することができる。
本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る送信装置の品質制御情報保持部が保持する情報の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る冗長符号パケットの生成の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る冗長符号強度の計算の流れを示すフロー図 パケット損失率と仮FEC強度との関係の一例を示す図 データ量、仮FEC強度と冗長符号パケットを生成する方向との関係の一例を示す図 データ量、仮FEC強度と横方向サイズとの関係の一例を示す図 データ量、仮FEC強度と縦方向サイズとの関係の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る再送バッファ量の計算の流れを示すフロー図 本発明の実施の形態1の効果を説明する図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る通信システムの構成の一例を示す図 本発明の実施の形態3に係る送信装置の品質制御情報保持部が保持する情報の一例を示す図 本発明の実施の形態3の効果を説明する図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<システム構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成の一例を示した図である。図1に示す通信システム100は、デュアルストリーミング(Dual-Streaming)により、独立した2つの映像を同時に送受信することができるシステムである。
図1に示すように、通信システム100は、データ生成装置101、102と、送信装置103と、受信装置104と、再生装置105、106と、ネットワーク107と、から主に構成される。
データ生成装置101は、カメラで撮像した話者の映像およびマイクで集音した話者の音声をデータに変換し、映像、音声のデータの実時間ストリームを送信装置103に出力する。データ生成装置102は、メモリに保存された資料映像データの実時間ストリームを送信装置103に出力する。
送信装置103は、データ生成装置101、102から出力された実時間ストリームを符号化してパケットを構成し、ネットワーク107を介して、受信装置104にパケットをそれぞれ送信する。また、送信装置103は、受信装置104の要求に従って、パケットの再送を行う。
受信装置104は、送信装置103から受信したパケットを復号し、映像、音声の実時間ストリームを再生装置105、106にそれぞれ出力する。また、受信装置104は、ネットワーク107を介して送信装置103に伝送品質情報を送信する。伝送品質情報とは、ネットワークの状況を示す情報であって、受信装置104に受信された実時間ストリームのパケット損失率あるいは伝送遅延に関する情報である。なお、パケット損失率あるいは伝送遅延に関する情報は、RFC3550の受信者レポート(RR)で規定されているパケット損失率、あるいは、ジッタの情報であってもよい。また、パケット損失率あるいは伝送遅延に関する情報は、受信装置104で特定の統計期間に集計されたパケット損失率、あるいは、伝送遅延の統計情報であってもよい。伝送遅延に関する情報は、送信装置103から受信装置104の方向へパケットを伝送する片方向伝送遅延の情報、あるいは、送信装置103と受信装置104との間の往復遅延時間の情報であってもよい。すなわち、伝送遅延に関する情報は、片方向伝送遅延の最大値、最小値、平均値、分散であってもよいし、往復遅延のそれら統計情報であってもよい。
再生装置105、106は、それぞれ、受信装置104から入力した映像、音声の実時間ストリームを基に、映像・音声を再生する。
なお、通信システム100では、ネットワーク107においてパケット損失が発生することがある。このような通信システム100では、パケット損失が発生した実時間ストリームを受信装置104で回復させずに復号し、再生装置105、106で再生させると、映像の乱れや音飛びが発生する。そこで、本実施の形態では、パケット損失による映像の乱れや音飛びを発生させないための機能を、送信装置103、受信装置104に導入する。
<送信装置の構成>
図2は、本実施の形態に係る送信装置103の構成を示すブロック図である。送信装置103は、符号化部201、202と、品質制御情報保持部203と、回復強度指示部204と、冗長符号化部205、206と、遅延量指示部207と、再送制御部208、209と、多重部210と、無線部211と、から主に構成される。
符号化部201は、データ生成装置101から出力された映像や音声のデータの実時間ストリームを符号化し、符号化後の実時間ストリームのパケットを冗長符号化部205に出力する。一方、符号化部202は、データ生成装置102から出力された資料映像のデータの実時間ストリームを符号化し、符号化後の実時間ストリームのパケットを冗長符号化部206に出力する。なお、映像データの符号化方式には、H264、MPEG4等がある。また、音声データの符号化方式には、AAC、G.722等がある。
品質制御情報保持部203は、ユーザによって設定される各実時間ストリームの伝送品質を制御する情報(以下、「品質制御情報」という)を保持する。図3は、品質制御情報の一例を示す。品質制御情報は、基準となる実時間ストリーム(話者の音声の実時間ストリーム)に対する、他の実時間ストリームの遅延時間の許容範囲を示す同期パラメータ、および、各実時間ストリームの保護の強度を示す保護強度等が挙げられる。
回復強度指示部204は、受信装置104からの伝送品質情報および品質制御情報保持部203が保持する品質制御情報に基づいて冗長符号強度を設定する。そして、回復強度指示部204は、冗長符号化部205、206および多重部210に冗長符号強度を出力する。なお、回復強度指示部204が実施する制御の詳細については、後述する。
冗長符号化部205、206は、それぞれ、回復強度指示部204から出力された冗長符号強度に基づいて、符号化部201、202から出力されたパケットに対して、FECにより冗長符号パケットを生成する。そして、冗長符号化部205、206は、それぞれ、符号化部201、202から出力されたパケットおよび冗長符号パケットを、再送制御部208、209および多重部210に出力する。なお、冗長符号化部205、206が実施する冗長符号パケットの生成例については後述する。
遅延量指示部207は、受信装置104からの伝送品質情報および品質制御情報保持部203が保持する品質制御情報に基づいて、各実時間ストリームのパケットの再送上限回数を決定する。そして、遅延量指示部207は、再送上限回数を、再送制御部208、209および多重部210に出力する。なお、遅延量指示部207が実施する制御の詳細については、後述する。
再送制御部208、209は、それぞれ、遅延量指示部207が決定した再送上限回数に従ってパケットを一定期間蓄積し、受信装置104からの再送要求に従って再送パケットを多重部210に出力する。
多重部210は、冗長符号化部205、206から出力されたパケットあるいは再送制御部208、209から出力された再送パケットを入力する。さらに、多重部210は、回復強度指示部204から出力された冗長符号強度、および、遅延量指示部207から出力された再送上限回数を入力する。そして、多重部210は、入力したパケットあるいは再送パケット、冗長符号強度、および、再送上限回数を多重し、無線部211に出力する。
無線部211は、多重部210から出力されたデータに対して、アップコンバート、増幅等の無線処理を行い、無線信号を、ネットワーク107を介して受信装置104に送信する。また、無線部211は、受信装置104から受信した無線信号に対してダウンコンバート、増幅等の無線処理を行う。そして、無線部211は、受信した伝送品質情報を回復強度指示部204および遅延量指示部207に出力し、再送要求を再送制御部208、209に出力する。
<受信装置の構成>
図4は、本実施の形態に係る受信装置104の構成を示すブロック図である。受信装置104は、無線部301と、分離部302と、保持期間指示部303、304と、バッファ部305、306と、冗長符号復号部307、308と、復号部309、310と、伝送品質情報生成部311と、から主に構成される。
無線部301は、送信装置103から受信した無線信号に対してダウンコンバート、増幅等の無線処理を行い、ベースバンドの信号を分離部302に出力する。また、無線部301は、バッファ部305、306から出力された再送要求および伝送品質情報生成部311から出力された伝送品質情報に対して、アップコンバート、増幅等の無線処理を行う。そして、無線部301は、無線処理された無線信号を、ネットワーク107を介して送信装置103に送信する。
分離部302は、無線部301から出力された信号を分離し、パケットをバッファ部305、306に出力し、再送上限回数を保持期間指示部303、304に出力し、冗長符号強度を冗長符号復号部307、308に出力する。
保持期間指示部303、304は、それぞれ、送信装置103から送信された再送上限回数に基づいて、パケットを保持する時間をバッファ部305、306に指示する。
バッファ部305、306は、それぞれ、保持期間指示部303、304に指示された時間、送信装置103から送信された実時間ストリームのパケットを保持する。また、バッファ部305、306は、パケット損失が発生した場合、再送上限回数に達するまで、再送要求を、無線部301を介して送信装置103に送信する。
冗長符号復号部307、308は、それぞれ、送信装置103から送信された冗長符号強度に応じてFECブロックの数だけ実時間ストリームのパケットを蓄積する。そして、冗長符号復号部307、308は、それぞれ、冗長符号パケットを用いて、ネットワーク107で損失したパケットを回復させる処理を実行し、復号部309、310に回復後の実時間ストリームを出力する。
復号部309、310は、それぞれ、実時間ストリームを復号し、再生装置105、106に出力する。
伝送品質情報生成部311は、バッファ部305、306に受信された実時間ストリームのパケット損失率、あるいは、伝送遅延に関する情報である伝送品質情報を生成し、無線部301に出力する。
<冗長符号パケットの生成例>
次に、冗長符号化部205、206が生成する冗長符号パケットの一例について、図5を用いて説明する。
図5は、縦方向および横方向の両方向に冗長符号パケットを生成する例を示している。この例では、DATA1乃至DATA6の6つのデータパケットからなり、縦方向が2、横方向が3のFECブロックに対して、FEC1乃至FEC6の6つの冗長符号パケットが生成されている(FEC:100%)。
この場合、送信装置103は、DATA1乃至DATA6、および、FEC1乃至FEC6の12のパケットを送信する。
また、図5では、通信路において、DATA2, DATA4, DATA5, DATA6, FEC2, FEC5の6つのパケットが損失した場合を示している。
この場合、受信装置104の冗長符号復号部307、308は、受信したパケットを用いて、損失したパケットを回復させる処理を行う。具体的には、冗長符号復号部307、308は、DATA1, DATA3, FEC1によりDATA2を、FEC3, FEC4, FEC6によりFEC5を、それぞれ回復させる。また、冗長符号復号部307、308は、DATA1, FEC3によりDATA4を、DATA2, FEC4によりDATA5を、DATA3, FEC5によりDATA6を、FEC1, FEC6によりFEC2を、それぞれ回復させる。
<冗長符号強度の計算例>
次に、送信装置103の回復強度指示部204の動作の詳細について、図6を用いて説明する。図6は、回復強度指示部204における冗長符号強度の計算の流れを示すフロー図である。
回復強度指示部204は、まず、最小FECブロックの数MinFBの初期値を決定する。例えば、最小FECブロックの数MinFBの初期値は「1」としてよい(ステップST501)。
次に、回復強度指示部204は、基準となる実時間ストリーム(iとする)を選択する(ステップST502)。基準となる実時間ストリームの選択方法としては、例えば、品質制御情報保持部203の同期パラメータの値が0のものを選択する方法が挙げられる。
次に、回復強度指示部204は、基準となる実時間ストリームiのFECブロックの数FB[i]と、冗長符号パケットの数PaR[i]を決定する(ステップST503)。具体的には、実時間ストリームiのFECブロックの数FB[i]と冗長符号パケットの数PaR[i]は、パケット損失率PLR[i]、冗長符号化を行う処理単位のデータ量D[i]および品質制御情報の保護強度ST[i]から決定する。ここで、データ量D[i]は、例えば、映像ストリームの場合、1ピクチャを構成するパケットのデータ量、あるいは、機器の特定の処理単位に収まるデータ量である。20ms単位で動作する装置において、10ms間隔で音声パケットを送信する場合、データ量D[i]は、2パケット分のデータ量となる。
次に、ステップST503の具体的な計算手順について説明する。まず、回復強度指示部204は、以下の式(1)により、保護強度ST[i]から回復率ReR[i]を決定する。なお、回復強度指示部204は、保護強度ST[i]と回復率ReR[i]とを対応付ける表を保持し、その表に基づいて回復率ReR[i]を決定してもよい。
ReR[i] = 1-10^(-ST[i]*α)・・・式(1)
ここで、式(1)において、^は、べき乗を示す符号であり、αは正の定数である。例えば、ST[i]=2、α=1の場合、回復率ReR[i]=1-10^(-2*1)=0.99、つまり、回復率ReR[i]は、99%となる。
そして、回復強度指示部204は、シミュレーションによって得られたパケット損失率PLR[i]、データ量D[i]から、回復率ReR[i]を満たす冗長符号パケットの数PaR[i]とFECブロックの数FB[i]を求める。
具体的には、回復強度指示部204は、FECブロックの縦方向のサイズ、横方向のサイズを図7、図8、図9、図10の表を用いて算出する。
まず、回復強度指示部204は、図7を用いてパケット損失率PLR[i]から仮FEC強度を算出する。
次に、回復強度指示部204は、図8を用いて、冗長符号パケットを生成する方向を決定する。図8において、VFECは縦方向のみ、LFECは横方向のみ、LVFECは縦方向および横方向の両方向を示す。
次に、回復強度指示部204は、図9、図10を用いて、それぞれ横方向、縦方向のサイズFBx[i]、FBy[i]の情報を取得する。なお、図8、図9、図10では、Y軸がデータ量D[i]、X軸が仮FEC強度をそれぞれ示す。例えば、データ量D[i]が「6」で仮FEC強度が「100」の場合、図9から横方向サイズFBx[i]は、「3」となる。また、図10から縦方向サイズFBy[i]は、「2」となる。
最後に、回復強度指示部204は、横方向サイズFBx[i]と縦方向サイズFBy[i]を乗算することによりFECブロックの数FB[i]を求める。先の例では、FECブロックの数FB[i]は「6」となる。
なお、図8、図9、図10において、データ量D[i]が上限を超える場合には、データ量D[i]を分割して適用し、冗長符号パケットの数PaR[i]およびFECブロックの数FB[i]を決定する。ただし、FECブロックFB[i]は、最小FECブロックMinFBより小さくならないように選択する。
なお、データ量D[i]の上限は、低遅延伝送を必要とする場合には小さく設定され、高耐性を発揮する場合には大きく設定されるようにしてもよい。また、再送可能な場合、回復率ReR[i]が小さく設定された上で、この表が用いられてもよい。例えば、1回の再送が可能である場合、回復率ReR[i]は、1-10^-4から1-10^-2と設定されてもよい。
次に、回復強度指示部204は、受信装置104でFECブロックを構成するためにパケットを蓄積させて、遅延させるための量である蓄積遅延量BT[i]を計算する(ステップST504)。蓄積遅延量BT[i]は、FECブロックの数FB[i]、実時間ストリームの送信レートSR[i]およびパケットサイズS[i]から、蓄積遅延量BT[i]=(FB[i]*S[i])/SR[i]により計算される。
次に、回復強度指示部204は、基準となる実時間ストリームi以外の実時間ストリームjについて、ステップST505からST510を繰り返し実行する。
具体的には、まず、回復強度指示部204は、ステップST503と同様に、実時間ストリームjについて、FECブロックの数FB[j]と冗長符号パケットの数PaR[j]を計算する(ステップST506)。
次に、回復強度指示部204は、ステップST504と同様に実時間ストリームjについて蓄積遅延量BT[j]を計算する(ステップST507)。
次に、回復強度指示部204は、基準となる実時間ストリームの蓄積遅延量BT[i]に対する、実時間ストリームの蓄積遅延量BT[j]との差分(絶対値)を求める。そして、回復強度指示部204は、求めた差分が同期パラメータの差|Syt[j]-Sty[i]|の範囲内に収まるか否かを判定する(ステップST508)。例えば、図3において、基準となる話者音声の実時間ストリームと、話者映像の実時間ストリームとの同期パラメータの差は、10msである。この場合、回復強度指示部204は、実時間ストリームiの蓄積遅延量BT[i]と、実時間ストリームjの蓄積遅延量BT[j]との差分が、10ms以内に収まっているか否かを判定する。
次に、BT[i]とBT[j]の差分が同期パラメータの差の範囲に収まっている場合(ステップST508でYES)、回復強度指示部204は、次の処理に遷移する(ステップST510)。一方、収まっていない場合(ステップST508でNO)、回復強度指示部204は、ステップST509に進む。
ステップST509において、回復強度指示部204は、最小FECブロックの数を増やし、ステップST502に進む。
<再送上限回数の計算例>
次に、送信装置103の遅延量指示部207の動作の詳細について図11を用いて説明する。図11は、遅延量指示部207における再送上限回数の計算の流れを示すフロー図である。
まず、遅延量指示部207は、各実時間ストリームについて、品質制御情報の保護強度ST[i]、ST[j]に応じて、再送上限回数を一時的に設定する(ステップST601からST603)。例えば、図3において、資料映像の実時間ストリームの保護強度ST[j]が最強の「10」であるため、遅延量指示部207は、再送上限回数を3回と設定する。
次に、遅延量指示部207は、送信装置103と受信装置104との間の往復遅延時間RTTに再送上限回数を乗算した値が、同期パラメータの差|Syt[j]-Sty[i]|の範囲内に収まるか否かを判定する(ステップST604)。
次に、往復遅延時間RTTに再送上限回数を乗算した値が同期パラメータの差の範囲に収まっている場合(ステップST604でYES)、遅延量指示部207は、処理を終了する。一方、収まっていない場合(ステップST604でNO)、遅延量指示部207は、再送上限回数を補正して処理を終了する(ステップST605)。
例えば、送信装置103と受信装置104との間の往復遅延時間RTTが100msの場合では、基準となる実時間ストリームに対する、資料映像の実時間ストリームの同期パラメータの差|Syt[i]-Syt[j]|が200msとなる。このため、往復遅延時間RTTが100msの場合では、再送上限回数を3回とすると、同期パラメータの差|Syt[j]-Sty[i]|の範囲を超えてしまう。そこで、遅延量指示部207は、往復遅延時間RTTに再送上限回数を乗算した値が同期パラメータの差の範囲に収まるように、資料映像の実時間ストリームの再送上限回数を2回に補正する。
<保護効果>
図12は、本発明の実施の形態1の保護効果を説明する図である。図12には、各実時間ストリーム701、702、703それぞれについて、冗長符号強度704、再送上限回数705が採用された場合の保護効果706が示されている。
本実施の形態において、資料映像703は、ユーザにとって会議の内容を理解するために非常に重要な情報である。したがって、図3において、資料映像703の実時間ストリームの保護強度は、最強の「10」に設定されている。また、資料映像703の実時間ストリームは、話者音声702の実時間ストリームに対して、200msの遅延が許容されている。
本実施の形態では、図12に示すように、これらの情報に従って、資料映像703の実時間ストリームの冗長符号強度を50%に設定し、再送上限回数を2回に設定する。この結果、資料映像703の実時間ストリームは、完全に乱れず伝送される。
また、本実施の形態において、話者映像702は、ユーザにとってそれ程重要な情報ではない。ただし、話者映像702は、話者音声701と同期して送信される必要がある情報である。したがって、図3において、話者映像702の実時間ストリームの保護強度は、資料映像703よりも低い「2」に設定されている。また、話者映像702の実時間ストリームは、話者音声701の実時間ストリームに対して、10msの遅延が許容されている。
本実施の形態では、図12に示すように、これらの情報に従って、話者映像の実時間ストリームの冗長符号強度を0%に設定し、再送上限回数を0回に設定する。この結果、話者映像702の実時間ストリームは、話者音声701の実時間ストリームと同期して送信される。なお、話者映像702の実時間ストリームは、割り当てられる符号量が少なく、再送が許容されないため乱れやすくなる。しかし、限られたリソース(帯域)において、本実施の形態では、重要ではない話者映像702の実時間ストリームの符号量を少なくすることにより、重要な他の実時間ストリームに符号量を多く割り当てることができる。
このように、本実施の形態では、インターネット等のベストエフォートネットワークを介して情報の伝送を行う場合、重要な情報に割り当てる符号量を多くし、重要な情報の再送上限回数を多くすることができる。これにより、本実施の形態では、重要な情報を強く保護することができる。また、本実施の形態では、複数の実時間ストリーム間の同期ずれ量も考慮しながら遅延時間を調整することができる。
なお、品質制御情報保持部203は、実時間ストリームの関連性に応じて、同期パラメータを設定してもよい。例えば、その一例は、カメラの映像の実時間ストリームとコンピュータ画面の映像の実時間ストリームとを切り替えて入力する場合である。このとき、カメラの映像の実時間ストリームを切り替えて入力する場合は、音声の実時間ストリームとの同期パラメータを近く設定するように動作させてもよい。
また、回復強度指示部204は、各実時間ストリームの伝送品質情報から利用可能な帯域を推定し、符号化部201,202から各実時間ストリームの複雑さに関する情報を取得する。この場合、回復強度指示部204は、各実時間ストリームの利用可能な帯域と各実時間ストリームの複雑さに関する情報を用いて、各実時間ストリームのFECブロックの数を決定してもよい。例えば、回復強度指示部204は、映像符号化時に量子化の量を決定するQPパラメータ(QP1,QP2)を利用して、複雑な映像により多くのFECブロックを、あるいは、より多くの冗長符号パケットを、割り当てるようにしてもよい。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、品質制御情報保持部、回復強度指示部および遅延量指示部を送信装置に配置する場合について説明した。実施の形態2では、これらを受信装置に配置する場合について説明する。
本実施の形態のシステム構成は、実施の形態1の説明に用いた図1に示したものと同一である。ただし、下記に示すように、本実施の形態では、送信装置、受信装置の内部構成が実施の形態1と異なる。
図13は、本実施の形態に係る送信装置803の構成を示すブロック図である。なお、図13において、図2と共通する構成要素には、図2と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図13に示す送信装置803は、図2に示した送信装置103に対して、品質制御情報保持部203、回復強度指示部204および遅延量指示部207を削除する構成を採る。
冗長符号化部205、206は、それぞれ、受信装置804から指示された冗長符号強度に基づいて、符号化部201、202から出力されたパケットに対して、FECにより冗長符号パケットを生成する。
再送制御部208、209は、それぞれ、受信装置804が決定した再送上限回数に従ってパケットを一定期間蓄積し、受信装置804からの再送要求に従って再送パケットを多重部210に出力する。
図14は、本実施の形態に係る受信装置804の構成を示すブロック図である。なお、図14において、図4と共通する構成要素には、図4と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図14に示す受信装置804は、図4に示した受信装置104に対して、品質制御情報保持部903、回復強度指示部904および遅延量指示部907を追加する構成を採る。
伝送品質情報生成部311は、伝送品質情報を生成し、回復強度指示部904および遅延量指示部907に出力する。
品質制御情報保持部903は、ユーザにより設定された品質制御情報を保持する。
回復強度指示部904は、伝送品質情報生成部311から出力された伝送品質情報および品質制御情報保持部903が保持する品質制御情報に基づいて、冗長符号強度を設定する。そして、復強度指示部904は、冗長符号復号部307、308および無線部301に冗長符号強度を出力する。
冗長符号復号部307、308は、それぞれ、回復強度指示部904から出力された冗長符号強度に応じてFECブロックの数だけ実時間ストリームのパケットを蓄積する。そして、冗長符号復号部307、308は、冗長符号パケットを用いて、ネットワーク107で損失したパケットを回復させる処理を実行する。
遅延量指示部907は、伝送品質情報生成部311から出力された伝送品質情報および品質制御情報保持部903が保持する品質制御情報に基づいて、各実時間ストリームのパケットの再送上限回数を決定する。そして、遅延量指示部907は、保持期間指示部303、304および無線部301に再送上限回数を出力する。
保持期間指示部303、304は、それぞれ、遅延量指示部907から出力された再送上限回数に基づいて、パケットの保持時間をバッファ部305、306に指示する。
無線部301は、バッファ部305、306から出力された再送要求、回復強度指示部904から出力された冗長符号強度を指示する情報および遅延量指示部907から出力された再送上限回数を入力する。無線部301は、入力した再送要求、冗長符号強度を指示する情報および再送上限回数に対して、アップコンバート、増幅等の無線処理を行い、無線信号を、ネットワーク107を介して送信装置803に送信する。
このように、本実施の形態では、受信装置側のユーザが、各実時間ストリームの品質を設定することができる。そして、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、限られたリソース(帯域)において、重要な実時間ストリームに符号量を多く割り当てることができるので、ネットワークの状況が悪化した場合でも、重要な情報を保護することができる。また、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、複数ストリーム間の同期ずれ量も考慮しながら遅延時間を調整することができる。
なお、本実施の形態では、回復強度指示部および遅延量指示部を送信装置に配置し、品質制御情報保持部を受信装置に配置することもできる。
また、実施の形態1、2で説明した構成要件は、いずれも双方向の通信を行う端末にも適用することができる。すなわち、実施の形態1、2では、それぞれの端末に送信装置の構成要件と受信装置の構成要件を導入し、双方の複数の実時間ストリームの伝送に対して同期ずれ量も考慮しながら遅延時間を調整することができる。このとき、実施の形態1、2では、実施の形態1の送信装置と実施の形態2の受信装置を一つの端末に導入する形態を採ることにより、品質制御情報保持部を片側の端末に配置することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、複数の実時間ストリームを扱うことができる多地点伝送装置(MCU:multi-point control unit)に、本発明を適用する場合について説明する。図15は、本実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示した図である。
データ生成装置1001は、カメラで撮像した第1観戦者の映像およびマイクで集音した第1観戦者の音声をデータに変換し、映像、音声のデータの実時間ストリームを生成し、送受信装置1003に出力する。データ生成装置1002は、カメラで撮像した第2観戦者の映像およびマイクで集音した第2観戦者の音声をデータに変換し、映像、音声のデータの実時間ストリームを生成し、送受信装置1004に出力する。
送受信装置1003は、データ生成装置1001から出力された実時間ストリームを符号化してパケットを構成し、ネットワーク1011を介してMCU1006にパケットを送信する。また、送受信装置1003は、MCU1006から受信したパケットを復号し、映像、音声の実時間ストリームを再生装置1007、1008に出力する。
送受信装置1004は、データ生成装置1002から出力された実時間ストリームを符号化してパケットを構成し、ネットワーク1011を介してMCU1006にパケットを送信する。また、送受信装置1004は、MCU1006から受信したパケットを復号し、映像、音声の実時間ストリームを再生装置1009、1010に出力する。
送信装置1005は、例えば、サッカーの試合の映像、音声をデータに変換し、映像、音声のデータの実時間ストリームを生成し、ネットワーク1011を介してMCU1006に送信する。
MCU1006は、送受信装置1003、送受信装置1004および送信装置1005から受信したパケットを復号し、第1観戦者および第2観戦者の映像データを分割画面で表示されるように合成する。そして、MCU1006は、合成した映像データの実時間ストリームを再び符号化してパケットを構成する。そして、MCU1006は、再び符号化したパケットを、ネットワーク1011を介して送受信装置1003および送受信装置1004にパケットを送信する。
再生装置1007、1009は、それぞれ、第1観戦者および第2観戦者の映像を分割画面で合成した映像の実時間ストリーム、および、第1観戦者および第2観戦者の音声の実時間ストリームを基に、映像・音声を再生する。再生装置1008、1010は、それぞれ、サッカーの試合の映像、音声の実時間ストリームを基に、映像・音声を再生する。
このように、通信システム1000は、観戦対象(サッカーの試合)の映像と音声を複数の地点で共有しながら、複数の観戦者の映像と音声をMCU1006で合成し、再配信する。これにより、通信システム1000は、観戦者同士の映像、音声と観戦対象の映像、音声を、ネットワーク1011を介して両方配信することができる。
このシステム構成において、MCU1006には、実施の形態1で説明した送信装置103の構成要件が導入されている。また、送受信装置1003、1004には、実施の形態1で説明した受信装置104の構成要件が導入されている。
MCU1006の品質制御情報保持部は、図16に示す、ユーザによって設定された品質制御情報を保持する。図16の例では、観戦者同士の映像(分割画面)については保護強度を弱く設定し(St=2)、観戦者同士の音声(Mix音声)の保護強度をやや強く設定している(St=5)。また、観戦対象の映像(サッカー映像)、音声(サッカー音声)の保護強度は、最強に設定している(St=10)。また、観戦者同士の映像(分割画面)と音声(Mix音声)の同期パラメータには、若干の同期ずれを許容するように設定される(Syt=10ms)。そして、観戦者同士の映像(分割画面)と観戦対象の映像(サッカー映像)、音声(サッカー音声)は、若干の同期ずれを許容する設定が行われている(Syt=200ms)。
図17は、本発明の実施の形態1の効果を説明する図である。図17には、各実時間ストリーム1201−1204それぞれについて、冗長符号強度1205、再送上限回数1206が採用された場合の保護効果1207が示されている。
本実施の形態では、図17に示すように、観戦対象の映像(サッカー映像)、音声(サッカー音声)には強い保護が行われるので、これらの実時間ストリームは、完全に乱れず伝送される。
また、観戦者同士の映像(分割画面)と音声(Mix音声)は、違和感がない程度の遅延差で再生される。したがって、本実施の形態では、観戦者同士の映像(分割画面)を保護する冗長符号を減らすことにより、より重要な観戦対象の映像、音声の情報にリソース(帯域)を多く割り当てることができる。
このように、本実施の形態は、インターネット等のベストエフォートネットワークを介して情報の伝送を行う場合、観戦対象と歓声のずれに違和感を生じることはない。また、本実施の形態は、より重要な観戦対象をより強く保護しながら観戦者同士の反応の様子を共有することができる。
本実施の形態の送信装置は、パケット損失が発生するネットワークを介し、受信装置に複数の実時間ストリームを多重送信する送信装置であって、ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持する品質制御情報保持部と、前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定する回復強度指示部と、前記冗長符号強度に基づいて前記各実時間ストリームの冗長符号量をそれぞれ決定し、冗長符号パケットを生成する冗長符号化部と、を有する。
また、本実施の形態の送信装置は、前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に再送上限回数を設定する遅延量指示部と、前記受信装置からの再送要求に従って、前記再送上限回数に達するまで前記各実時間ストリームのパケットを再送する再送制御部と、をさらに有する。
また、本実施の形態の送信装置は、前記品質制御情報は、前記実時間ストリームの保護強度、前記実時間ストリームの種別、前記実時間ストリームの優先度、および、前記実時間ストリーム間の関連度の少なくとも一つを含む。
また、本実施の形態の受信装置は、パケット損失が発生するネットワークを介し、送信装置から多重された複数の実時間ストリームを受信する受信装置であって、前記送信装置から、前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と、ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報とに応じて設定された冗長符号強度を受信する受信部と、前記冗長符号強度に基づいて、前記各実時間ストリームのパケットを蓄積し、冗長符号パケットを用いて、前記ネットワークで損失したパケットを回復させる処理を実行する冗長符号復号部と、前記伝送品質情報を生成して前記送信装置に送信する伝送品質情報生成部と、を有する。
また、本実施の形態の受信装置は、前記受信部は、前記送信装置が前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて設定した再送上限回数を受信し、前記再送上限回数に基づいて、パケットを保持する時間を設定する保持期間指示部と、前記設定された時間、前記送信装置から送信された実時間ストリームのパケットを保持し、パケット損失が発生した場合、前記再送上限回数に達するまで、前記送信装置に再送要求を送信するバッファ部と、をさらに有する。
また、本実施の形態の受信装置は、パケット損失が発生するネットワークを介し、送信装置から多重された複数の実時間ストリームを受信する受信装置であって、ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持する品質制御情報保持部と、前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報を生成する伝送品質情報生成部と、前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定し、前記送信装置に前記冗長符号強度を送信する回復強度指示部と、前記冗長符号強度に基づいて、前記各実時間ストリームのパケットを蓄積し、冗長符号パケットを用いて、前記ネットワークで損失したパケットを回復させる処理を実行する冗長符号復号部と、を有する。
また、本実施の形態の受信装置は、前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に再送上限回数を設定し、前記送信装置に前記再送上限回数を送信する遅延量指示部と、前記再送上限回数に基づいて、パケットを保持する時間を設定する保持期間指示部と、前記保持期間指示部に指示された時間、前記送信装置から送信された実時間ストリームのパケットを保持し、パケット損失が発生した場合、再送上限回数に達するまで、前記送信装置に再送要求を送信するバッファ部と、をさらに有する。
また、本実施の形態の受信装置は、前記品質制御情報は、前記実時間ストリームの保護強度、前記実時間ストリームの種別、前記実時間ストリームの優先度、および、前記実時間ストリーム間の関連度の少なくとも一つを含む。
また、本実施の形態の送信装置は、パケット損失が発生するネットワークを介し、受信装置に複数の実時間ストリームを多重送信する送信装置であって、前記受信装置が、前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と、ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報とに応じて設定した冗長符号強度を受信する受信部と、前記冗長符号強度に基づいて、前記各実時間ストリームの冗長符号量をそれぞれ決定し、冗長符号パケットを生成する冗長符号化部と、を有する。
また、本実施の形態の受信装置は、前記受信部は、前記受信装置が前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて設定した再送上限回数を受信し、前記受信装置からの再送要求に従って、前記再送上限回数に達するまで前記各実時間ストリームのパケットを再送する再送制御部、をさらに有する。
なお、上記各実施の形態では、品質制御情報として同期パラメータおよび保護強度を例として挙げたが、本発明はこれに限らない。例えば、各実施の形態では、実時間ストリームの種別、実時間ストリームの優先度、実時間ストリームの複雑度、実時間ストリーム間の関連度等、他の情報を用いることもできる。
2012年6月4日出願の特願2012−127319の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、インターネット等のベストエフォートネットワークで、複数の実時間ストリームを伝送するシステムの送信装置に適用するに好適である。
101、102、1001、1002 データ生成装置
103、803、1005 送信装置
104、804 受信装置
105、106、1007、1008、1009、1010 再生装置
201、202 符号化部
203、903 品質制御情報保持部
204、904 回復強度指示部
205、206 冗長符号化部
207、907 遅延量指示部
208、209 再送制御部
210 多重部
211、301 無線部
302 分離部
303、304 保持期間指示部
305、306 バッファ部
307、308 冗長符号復号部
309、310 復号部
311 伝送品質情報生成部
1003、1004 送受信装置
1006 MCU

Claims (8)

  1. パケット損失が発生するネットワークを介し、受信装置に複数の実時間ストリームを多重送信する送信装置であって、
    ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持する品質制御情報保持部と、
    前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定する回復強度指示部と、
    前記冗長符号強度に基づいて前記各実時間ストリームの冗長符号量をそれぞれ決定し、冗長符号パケットを生成する冗長符号化部と、
    を有し、
    前記品質制御情報は、前記複数の実時間ストリームのうち1つを基準実時間ストリームとした場合、前記基準実時間ストリームに対する他の実時間ストリームの遅延時間の許容範囲を示す同期パラメータを含み、
    前記回復強度指示部は、
    前記伝送品質情報から、前記受信装置でFEC(Forward Error Correction)ブロックを構成するためにパケットを蓄積させて遅延させる量である蓄積遅延量を前記基準実時間ストリーム及び前記他の実時間ストリームについてそれぞれ求めるとともに、
    前記基準実時間ストリームの蓄積遅延量に対する前記他の実時間ストリームの蓄積遅延量との差分が前記同期パラメータの範囲に収まるか否かを判定し、収まっていないと判定された場合は前記FECブロック数の最小値を増加させる、
    送信装置。
  2. 前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に再送上限回数を設定する遅延量指示部と、
    前記受信装置からの再送要求に従って、前記再送上限回数に達するまで前記各実時間ストリームのパケットを再送する再送制御部と、
    をさらに有する請求項1記載の送信装置。
  3. パケット損失が発生するネットワークを介し、送信装置から多重された複数の実時間ストリームを受信する受信装置であって、
    ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持する品質制御情報保持部と、
    前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報を生成する伝送品質情報生成部と、
    前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定し、前記送信装置に前記冗長符号強度を送信する回復強度指示部と、
    前記冗長符号強度に基づいて、前記各実時間ストリームのパケットを蓄積し、冗長符号パケットを用いて、前記ネットワークで損失したパケットを回復させる処理を実行する冗長符号復号部と、
    を有し、
    前記品質制御情報は、前記複数の実時間ストリームのうち1つを基準実時間ストリームとした場合、前記基準実時間ストリームに対する他の実時間ストリームの遅延時間の許容範囲を示す同期パラメータを含み、
    前記回復強度指示部は、
    前記伝送品質情報から、当該受信装置でFEC(Forward Error Correction)ブロックを構成するためにパケットを蓄積させて遅延させる量である蓄積遅延量を前記基準実時間ストリーム及び前記他の実時間ストリームについてそれぞれ求めるとともに、
    前記基準実時間ストリームの蓄積遅延量に対する前記他の実時間ストリームの蓄積遅延量との差分が前記同期パラメータの範囲に収まるか否かを判定し、収まっていないと判定された場合は前記FECブロック数の最小値を増加させる、
    受信装置。
  4. 前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に再送上限回数を設定し、前記送信装置に前記再送上限回数を送信する遅延量指示部と、
    前記再送上限回数に基づいて、パケットを保持する時間を設定する保持期間指示部と、
    前記保持期間指示部に指示された時間、前記送信装置から送信された実時間ストリームのパケットを保持し、パケット損失が発生した場合、再送上限回数に達するまで、前記送信装置に再送要求を送信するバッファ部と、
    をさらに有する請求項3記載の受信装置。
  5. パケット損失が発生するネットワークを介し、受信装置に複数の実時間ストリームを多重送信する送信装置の送信方法であって、
    ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持するステップと、
    前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定するステップと、
    前記冗長符号強度に基づいて前記各実時間ストリームの冗長符号量をそれぞれ決定し、冗長符号パケットを生成するステップと、
    を有し、
    前記品質制御情報は、前記複数の実時間ストリームのうち1つを基準実時間ストリームとした場合、前記基準実時間ストリームに対する他の実時間ストリームの遅延時間の許容範囲を示す同期パラメータを含み、
    前記冗長符号強度を設定するステップは、
    前記伝送品質情報から、前記受信装置でFEC(Forward Error Correction)ブロックを構成するためにパケットを蓄積させて遅延させる量である蓄積遅延量を前記基準実時間ストリーム及び前記他の実時間ストリームについてそれぞれ求めるとともに、
    前記基準実時間ストリームの蓄積遅延量に対する前記他の実時間ストリームの蓄積遅延量との差分が前記同期パラメータの範囲に収まるか否かを判定し、収まっていないと判定された場合は前記FECブロック数の最小値を増加させる、
    送信方法。
  6. 前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に再送上限回数を設定するステップと、
    前記受信装置からの再送要求に従って、前記再送上限回数に達するまで前記各実時間ストリームのパケットを再送するステップと、
    をさらに有する請求項5記載の送信方法。
  7. パケット損失が発生するネットワークを介し、送信装置から多重された複数の実時間ストリームを受信する受信装置の受信方法であって、
    ユーザが設定した、各実時間ストリームの伝送品質を制御するための品質制御情報を保持するステップと、
    前記ネットワークの状況を示す伝送品質情報を生成するステップと、
    前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に冗長符号強度を設定し、前記送信装置に前記冗長符号強度を送信するステップと、
    前記冗長符号強度に基づいて、前記各実時間ストリームのパケットを蓄積し、冗長符号パケットを用いて、前記ネットワークで損失したパケットを回復させる処理を実行するステップと、
    を有し、
    前記品質制御情報は、前記複数の実時間ストリームのうち1つを基準実時間ストリームとした場合、前記基準実時間ストリームに対する他の実時間ストリームの遅延時間の許容範囲を示す同期パラメータを含み、
    前記冗長符号強度を設定および送信するステップは、
    前記伝送品質情報から、当該受信装置でFEC(Forward Error Correction)ブロックを構成するためにパケットを蓄積させて遅延させる量である蓄積遅延量を前記基準実時間ストリーム及び前記他の実時間ストリームについてそれぞれ求めるとともに、
    前記基準実時間ストリームの蓄積遅延量に対する前記他の実時間ストリームの蓄積遅延量との差分が前記同期パラメータの範囲に収まるか否かを判定し、収まっていないと判定された場合は前記FECブロック数の最小値を増加させる、
    受信方法。
  8. 前記伝送品質情報と前記品質制御情報とに応じて、前記複数の実時間ストリーム毎に再送上限回数を設定し、前記送信装置に前記再送上限回数を送信するステップと、
    前記再送上限回数に基づいて、パケットを保持する時間を設定するステップと、
    前記パケットを保持する時間、前記送信装置から送信された実時間ストリームのパケットを保持し、パケット損失が発生した場合、再送上限回数に達するまで、前記送信装置に再送要求を送信するステップと、
    をさらに有する請求項7記載の受信方法。
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